JP4439936B2 - 卓球用ラケット - Google Patents
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Description
即ち、本発明の請求項1に係る卓球用ラケットは、平板状のブレードと、該ブレードのグリップ側基部に重合接着されるグリップ部材と、前記ブレードの打球面部の片面或いは、表裏両面に貼着されるラバーとから構成される卓球用ラケットにおいて、前記ブレードは、木質板層の層間に繊維強化樹脂層を介在積層して成る複合ブレードから成り、前記繊維強化樹脂層の少なくとも一部が、異方性を有する4軸織物で構成されていることを特徴とするものである。
図1は、本実施例の卓球用ラケットの正面及び、側面の外観説明図、図2は、本実施例の卓球用ラケットの構成説明図、図3は、図2のa部領域におけるブレードの構成説明図、図4は、本実施例で用いる異方性を有する4軸織物の拡大説明図を示す。
図5に示すように、ブレード4を構成する材料として、桐材からなる1枚の中芯木質板層7a(肉厚:3.5mm)と、アユース材からなる2枚の添芯木質板層7c(肉厚:0.8mm)及び、桧材からなる2枚の外部木質板層7b(肉厚:0.5mm)と、4軸織物9を用意した。
前記4軸織物9を、前記ブレード4のグリップ側基端部Pからブレード4の長手方向軸Sにおいて打球面部2側にブレード全長Lの0.42Lに相当する位置から1.00Lに相当する位置までの領域Bのみに配設し、且つ該4軸織物9の斜交糸12a、12bの一方がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設してなるものを形成した。
その他の構成は、上記実施例1と同様とした。
前記4軸織物9を、前記ブレード4のグリップ側基端部Pからブレード4の長手方向軸Sにおいて打球面部2側にブレード全長Lの0.08Lに相当する位置から0.40Lに相当する位置までの領域Aと、0.42Lに相当する位置から1.00Lに相当する位置までの領域Bに配設し、且つ前記領域Aに配設する4軸織物9は、該4軸織物9の経糸10がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設し、又、前記領域Bに配設する4軸織物9は、該4軸織物9の斜交糸12a、12bの一方がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設してなるものを形成した。
その他の構成は、上記実施例1と同様とした。
前記4軸織物9を、前記ブレード4のグリップ側基端部Pからブレード4の長手方向軸Sにおいて打球面部2側にブレード全長Lの0.08Lに相当する位置から0.40Lに相当する位置までの領域Aのみに配設し、且つ該4軸織物9の斜交糸12a、12bの一方がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設してなるものを形成した。
その他の構成は、上記実施例1と同様とした。
前記4軸織物9を、前記ブレード4のグリップ側基端部Pからブレード4の長手方向軸Sにおいて打球面部2側にブレード全長Lの0.42Lに相当する位置から1.00Lに相当する位置までの領域Bのみに配設し、且つ該4軸織物9の経糸10がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設してなるものを形成した。
その他の構成は、上記実施例1と同様とした。
前記4軸織物9を、前記ブレード4のグリップ側基端部Pからブレード4の長手方向軸Sにおいて打球面部2側にブレード全長Lの0.08Lに相当する位置から0.40Lに相当する位置までの領域Aと、0.42Lに相当する位置から1.00Lに相当する位置までの領域Bに配設し、且つ前記領域Aに配設する4軸織物9は、該4軸織物9の斜交糸12a、12bの一方がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設し、又、前記領域Bに配設する4軸織物9は、該4軸織物9の経糸10がブレード4の長手方向軸Sに対して平行な方向に向くように配設してなるものを形成した。
その他の構成は、上記実施例1と同様とした。
4軸織物として、経糸10と緯糸11と斜交糸12a、12bの全てを繊度が180の炭素繊維で構成した等方性を有する4軸織物を用意した。
これを実施例3と同様に、ブレード4の前記領域Aと、領域Bに相当する位置に配設してなるものを形成した。
2 打球面部
3 グリップ側基部
4 ブレード
5 グリップ部材
6 ラバー
7 木質板層
7a 中芯木質板層
7b 外部木質板層
7c 添芯木質板層
8 繊維強化樹脂層
9 4軸織物
10 経糸
11 緯糸
12a 斜交糸
12b 斜交糸
21 卓球用ラケット
22 ブレード
23 グリップ側基部
24 グリップ部材
25 打球面部
26 ラバー
27 繊維強化樹脂層
28a バイアス補強層
28b バイアス補強層
29 縦方向補強層
30 横方向補強層
31 2軸織物
32 経糸
33 緯糸
34 3軸織物
35a 斜交糸
35b 斜交糸
Claims (6)
- 平板状のブレードと、該ブレードのグリップ側基部に重合接着されるグリップ部材と、前記ブレードの打球面部の片面或いは、表裏両面に貼着されるラバーとから構成される卓球用ラケットにおいて、前記ブレードは、木質板層の層間に繊維強化樹脂層を介在積層して成る複合ブレードから成り、前記繊維強化樹脂層の少なくとも一部が、異方性を有する4軸織物で構成されていることを特徴とする卓球用ラケット。
- 前記4軸織物は、相互に直角に織られた経糸及び、緯糸と、これら経糸及び、緯糸に斜交して織られる二本の斜交糸とを有し、前記斜交糸が、前記経糸及び、緯糸とは種類の異なる低弾性率糸で構成されていることを特徴とする請求項1記載の卓球用ラケット。
- ブレードのグリップ側基端部Pからブレードの長手方向軸において打球面部側にブレード全長Lの0.08L〜0.40Lの領域に前記4軸織物が配設され、且つ該4軸織物の経糸又は、緯糸が前記ブレードの長手方向軸に対して平行又は、垂直な方向に向けられていることを特徴とする請求項1又は、2記載の卓球用ラケット。
- ブレードのグリップ側基端部Pからブレードの長手方向軸において打球面部側にブレード全長Lの0.42L〜1.00Lの領域に前記4軸織物が配設され、且つ該4軸織物の斜交糸が前記ブレードの長手方向軸に対して平行又は、垂直な方向に向けられていることを特徴とする請求項1、2又は、3記載の卓球用ラケット。
- ブレードのグリップ側基端部Pからブレードの長手方向軸において打球面部側にブレード全長Lの0.08L〜0.40Lの領域に前記4軸織物が配設され、且つ該4軸織物の斜交糸が前記ブレードの長手方向軸に対して平行又は、垂直な方向に向けられていることを特徴とする請求項1又は、2記載の卓球用ラケット。
- ブレードのグリップ側基端部Pからブレードの長手方向軸において打球面部側にブレード全長Lの0.42L〜1.00Lの領域に前記4軸織物が配設され、且つ該4軸織物の経糸又は、緯糸が前記ブレードの長手方向軸に対して平行又は、垂直な方向に向けられていることを特徴とする請求項1、2又は、5記載の卓球用ラケット。
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