JP2014510313A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 光ファイバコネクタ内で光ファイバを支持するためのフェルールを作製する方法において、
   縦長開溝である１つまたは複数の溝が表面に設けられた前記フェルールの本体を、ブランクから形成する工程を含み、
   それぞれの前記溝は光ファイバをクランプすることによって前記溝内に前記光ファイバを確実に保持するための寸法につくられ、
   前記形成する工程は、それぞれが縦長開口を有する１本または複数本の概ねＵ字形のチャネルを形成するために、前記ブランクを型打ちする工程を含むことを特徴とする方法。
2. 前記形成する工程において、複数本の前記概ねＵ字形のチャネルが形成され、前記本体の表面に複数の前記溝が設けられることを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記形成する工程が、前記概ねＵ字形のチャネルの前記縦長開口の少なくとも一区画を狭める工程をさらに含むことを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 前記狭める工程が、前記概ねＵ字形のチャネルの前記開口に隣接する材料を前記開口に向けて内側に押し込んで前記開口の前記区画を狭めるように、前記材料を型打ちする工程を含むことを特徴とする請求項３に記載の方法。
5. 前記狭める工程が、材料を前記開口に向けて流し込んで前記開口の前記区画を狭めるために前記開口の前記区画の対向する縁をスポット溶融する工程を含むことを特徴とする請求項３に記載の方法。
6. 前記溝が、前記溝内に前記光ファイバを確実に保持して前記溝に対する前記光ファイバの動きを防止するための寸法及び形状につくられることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
7. 前記溝が、前記溝に対する前記光ファイバの動きを可能にするための前記光ファイバとの間のいかなるクリアランスも無しに、前記溝内に前記光ファイバを確実に保持することを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. 前記溝が、エポキシ樹脂または補助体を必要とせずに、前記溝内に前記光ファイバを確実に保持することを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. 前記縦長開口が、前記開口の少なくとも一区画に沿って対向する縁に形成された、２つの対向するリップによって定められる幅を有し、前記幅が前記光ファイバの直径より小さく、よって前記光ファイバが締り嵌めによって前記溝内に確実に保持されることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
10. 前記縦長開口が、前記開口の少なくとも一区画に沿って対向する縁に形成された、２つの対向するリップによって定められる幅を有し、前記幅が前記リップを含む同じ断面内の前記溝の最大幅より小さいことを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
11. 前記溝が断面において半円形の底を有することを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
12. 前記縦長開口の前記幅が前記溝の全長に沿って一様であることを特徴とする請求項９に記載の方法。
13. 前記リップが前記縦長開口の全体に沿って縦方向に延びることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
14. 前記溝が底及び前記底から延びる対向する側壁を有する、断面プロファイルを前記溝が有し、前記側壁が垂直線より内向きに傾けられることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
15. 前記対向する側壁が、前記溝の前記縦長開口の幅を定める、対向するリップで終端し、前記幅が同じ断面プロファイル内の前記溝の最大幅より小さいことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
16. 前記フェルールが、前記本体の前記表面に複数本のピン溝をさらに有し、それぞれの前記ピン溝が縦長開口を有し、それぞれの前記ピン溝は位置合せピンをクランプすることによって前記ピン溝内に前記位置合わせピンを確実に保持するための寸法及び形状につくられることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
17. 請求項１から１６いずれか１項に記載の方法により作製されたフェルール。
18. 光ファイバコネクタにおいて、
    請求項１７に記載のフェルール、及び
    前記フェルールを支持するハウジング
    を有することを特徴とする光ファイバコネクタ。
19. 光ファイバコネクタ内で光ファイバを支持するためのフェルールを作製する方法において、
    縦長開溝である１つまたは複数の溝が表面に設けられた前記フェルールの本体を形成するように、ブランクを型打ちする工程を含み、
    それぞれの前記溝は光ファイバをクランプすることによって前記溝内に前記光ファイバを確実に保持するための寸法につくられることを特徴とする方法。
20. 前記型打ちする工程において、前記本体の表面に複数の前記溝が設けられることを特徴とする請求項１９記載の方法。
21. 前記型打ちする工程は、それぞれが縦長開口を有する１本または複数本の概ねＵ字形のチャネルを形成するように、前記ブランクを型打ちする工程を含むことを特徴とする請求項１９記載の方法。
22. 前記型打ちする工程において、複数本の前記概ねＵ字形のチャネルが形成され、前記本体の表面に複数の前記溝が設けられることを特徴とする請求項２１記載の方法。
23. 前記概ねＵ字形のチャネルの前記縦長開口の少なくとも一区画を狭める工程をさらに含むことを特徴とする請求項２１または２２に記載の方法。
24. 前記狭める工程が、前記概ねＵ字形のチャネルの前記開口に隣接する材料を前記開口に向けて内側に押し込んで前記開口の前記区画を狭めるように、前記材料を型打ちする工程を含むことを特徴とする請求２３に記載の方法。
25. 前記狭める工程が、材料を前記開口に向けて流し込んで前記開口の前記区画を狭めるために前記開口の前記区画の対向する縁をスポット溶融する工程を含むことを特徴とする請求項２３に記載の方法。
26. 光ファイバコネクタ内で光ファイバを支持するためのフェルールにおいて、
    本体、及び
    前記本体の表面を型打ちすることにより形成された縦長開溝である１つまたは複数の溝、
    を有し、
    それぞれの前記溝が縦長開口を有し、
    それぞれの前記溝は光ファイバをクランプすることによって前記溝内に前記光ファイバを確実に保持するための寸法につくられる、
    ことを特徴とするフェルール。
27. 複数の前記溝を有することを特徴とする請求項２６記載のフェルール。