JP2014503961A - 電力コネクタアセンブリ - Google Patents

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Abstract

電力コネクタは空洞(310)と空洞内に延出したタブ(312)とを有するホルダ(302)を含む。空洞内には電力コンタクト(200)が積層状に収容されている。電力コンタクト(200)は第1の端部(206)と第2の端部(208)を有する。電力コンタクトは、第1の端部に、内部に電力端子を収容するように構成された第1のレセプタクル部分と、第2の端部に、内部に電力端子を収容するように構成された第2のレセプタクル部分とを有する。電力コンタクトは開口を有し、タブが開口内に収容されて空洞内でコンタクトを位置決めする。
【選択図】図3

Description

本書の主題は広く電気コネクタに関し、特に、電気コネクタにおけるコンタクトを保持するためのアセンブリに関する。
大電流を搬送する機能を有する電気コネクタは様々な用途で有用である。例えば、自動車では、このようなコネクタを配電センターにおいて使用し、コンポーネント同士間で電流を搬送したり、電気自動車又はハイブリッド自動車のバッテリパック、オルタネータ、インバータまたは電気モータなどの特定のコンポーネントに電流を伝送したりすることができる。
このようなシステムのコンポーネントとして、端子が延出した電力バスバーを含むことがある。これらコンポーネントは、通常、電力バスバーの端子と接続され且つコンポーネント同士間を通るワイヤの端部に対して終端させた個々のコネクタを有するワイヤハーネスを使用して相互接続される。しかし、個々のコネクタを個々の端子に結合させるには時間がかかる可能性がある。加えて、個々のコネクタをワイヤの端部に対して終端させるには時間とコストがかかる可能性がある。ワイヤハーネスを使用することに伴うこれらの問題を克服するために、コンポーネント同士間に電力コネクタを利用する少なくとも数個のシステムが知られており、これらのシステムでは、電力バスバーの端子が電力コネクタに差し込まれてコンポーネント同士間の電気接続を生じる。しかし、このようなシステムに不利益がないわけではない。例えば、電力コネクタを異なるコンポーネント同士間に接続しようとすると、2つのコンポーネントの端子同士間の角度的及び/位置的不一致によって、確実な電気接続を生じるプロセスを、困難で時間及び/コストのかかるものにしてしまいかねない。
その解決法は本書にて提供される、空洞と空洞内に延出するタブを有する電力コネクタによって提供される。電力コンタクトは積層状に空洞内に収容される。電力コンタクトは第1の端部と第2の端部を有する。電力コンタクトは、第1の端部に、内部に電力端子を収容するように構成された第1のレセプタクル部分と、第2の端部に、内部に電力端子を収容するように構成された第2のレセプタクル部分とを有する。電力コンタクトは開口を有し、タブがその開口に収容されて空洞内でコンタクトを位置決めする。
以下の添付の図面を参照して本発明の一例を記述する。
図1は一実施形態に従って形成された電力コネクタアセンブリを示す電力コネクタシステムを描いている。
図2は一実施形態に従う図1に示す電力コネクタアセンブリ内で使用される電力コンタクトの一つを描いている。
図3は一実施形態に従う電力コネクタのコンポーネントを示すよう電力コネクタが分解された状態の図1に示す電力コネクタアセンブリの正面を示す斜視図である。
図4は一実施形態に従う積層状態の電力コンタクトと結合する電力端子を有する電力コネクタの平面断面図である。
図5は一実施形態に従う電力コネクタスロットに挿入された電力端子の角度オフセットを描く、電力コネクタのカバーが取り除かれた状態の電力コネクタの側面図である。
図6は電力コネクタに挿入された電力端子の垂直方向オフセットと可変挿入深さを描く、カバーを取り外した状態の電力コネクタの側面断面図である。
図7は一実施形態に従う電力コネクタスロットに挿入された電力端子のねじり角度オフセットを描く、カバーを取り外した状態の電力コネクタの側面を示す斜視図である。
図8は一実施形態に従う図3に示す電力コネクタと使用するためのロケーターバネを描いている。
図9は一実施形態に従う図3に示す電力コネクタアセンブリ用の他の電力コネクタの分解図である。
図10は一実施形態に従う異なる方向に設置された電力端子を有する更に他の電力コネクタを描いている。
図11は図10に示す電力コネクタの分解斜視図である。
図12は一実施形態に従って形成された電力コネクタアセンブリを示す他の電力コネクタシステムを描いている。
図13は図12に示す電力コネクタアセンブリの分解図である。
図14は電力コネクタアセンブリの電力コンタクトと結合したケーブルアセンブリの電力端子を示すために電力コネクタアセンブリのハウジングの一部を取り除いた状態の電力コネクタアセンブリの部分断面図である。
図15はヘッダアセンブリと結合した図12に示す電力コネクタアセンブリの横断面図である。
以下の詳細な記述では、本書の一部を形成し、本発明が実施される可能性のある特定の実施形態を一例として示す添付の図面が参照される。これらの実施形態は、本書では“実施例”とも呼ばれるが、当業者が本発明を実施するのに十分に詳細に記述されている。当然のことながら、これらの実施形態を組み合わせてもよく、他の実施形態を利用してもよく、本発明の範囲から逸脱することなく構造的、論理的、及び電気的変更を行ってもよい。従って、以下の詳細な記述は、制限的意味で捉えられるべきではなく、本発明の範囲は添付の請求項及びその等価物によって定義される。以下の記述では、類似の数字又は参照番号は本書を通して類似の部分又は要素を参照するのに使用される。本書において、“1つの(a)”又は“1つの(an)”という用語は、特許文書では一般的なことであるが、1又は1以上を含むように使用されている。本書では、“又は(or)”という用語は、特に指示しない限り、非排他的な又は(or)を示すために使用されている。
図1は、一実施形態に従って形成された電力コネクタシステム100を描いている。電力コネクタ100は、第1の電力デバイス104と第2の電力デバイス106を相互接続するために使用される電力コネクタアセンブリ102を含む。例示的実施形態では、電力コネクタアセンブリ102は第1の電力デバイス104と第2の電力デバイス106との間で高電圧及び大電流を伝導する機能を有する両端大電流コネクタアセンブリを構成する。
第1と第2の電力デバイス104と106は、任意の種類の電子デバイス又は電源デバイスであってもよい。ある特定の用途において、電力コネクタシステム100は、電気自動車又はハイブリッド自動車において利用される。電力コネクタアセンブリ102は、第1の電力デバイス104で表されたインバータと、第2の電力デバイス106で表された電気モータとを相互接続するために利用される。電力コネクタアセンブリ102は、電気自動車又はハイブリッド自動車内のその他の種類のデバイスを相互接続するために利用されてもよい。電力コネクタアセンブリ102は、他の種類の車両、装置において、又は他の実施形態では他の用途において利用されてもよい。
第1の電力デバイス104は、電力バスバー108に結合された複数の電力端子110を含む。電力バスバー108内には電力端子110が幾つ設けられてもよい。例示的実施形態では、電力端子110はブレード端子である。電力端子110は、平面であって互いに平行に延出する互いに逆向きの両面112と114を有する。任意ではあるが、各電力端子110の側面112は同一平面上にあり、各電力端子110の側面114は同一平面上にある。電力端子110はハウジング116内に保持されてもよい。ハウジング116は、特定の実施形態又は用途によって、任意の形状又は大きさを有することができる。ハウジング116は電力コネクタアセンブリ102を少なくとも部分的に収容するような大きさ及び形状にしてもよい。
第2の電力デバイス106は電力バスバー118に結合された複数の電力端子120を含む。電力バスバー118内には電力端子120が幾つ設けられてもよい。例示的実施形態では、電力端子120はブレード端子である。電力端子120は、平面であって互いに平行に延出する互いに逆向きの両面122と124を有する。任意ではあるが、各電力端子120の側面122は同一平面上にあり、各電力端子120の側面124は同一平面上にある。電力端子120はハウジング126内に保持されてもよい。ハウジング126は、特定の実施形態又は用途によって、任意の形状又は大きさを有することができる。ハウジング126は電力コネクタアセンブリ102を少なくとも部分的に収容するような大きさ及び形状にしてもよい。
電力コネクタアセンブリ102は、第1の側面132と第2の側面134との間に延出するハウジング130を含む。ハウジング130は、第1と第2の側面132と134との間に延出る複数のチャンバ136を内部に含む。チャンバ136は、1つのチャンバを含め、幾つ設けられてもよい。
電力コネクタアセンブリ102は、対応するチャンバ136内に個別に保持された複数の電力コネクタ140を含む。任意ではあるが、電力コネクタ140は全て同一のものとして形成される。電力コネクタ140は、第1と第2の電力デバイス104と106の対応する電力端子110と120と電気的に接続されるように構成されている。電力コネクタ140は、第1と第2の電力デバイス104と106を電気的に接続する。例示的実施形態では、ハウジング130は、第1の側面132に、電力コネクタ140へのアクセスを提供するスロット142を、第2の側面134に、電力コネクタ140の反対側へのアクセスを提供する類似のスロット(図示せず)を含む。電力端子110は、電力コネクタ140と結合するために第1の側面132のスロット142を通って挿入される。電力端子120は、電力コネクタ140と結合するために第2の側面134のスロット142を通って挿入される。
各電力コネクタ140は、対応する電力端子110と電力端子120と係合するように構成された複数の電力コンタクト200を含む。電力コンタクト200は、電力端子110と120との間で高電圧及び大電流を伝達する。例示的実施形態では、各電力コンタクト200は、電力端子110の両側面112,114と係合し、各電力コンタクト200は、電力端子120の両側面122と124と係合する。
図2は、一実施形態に従う電力コネクタシステム100内で使用される電力コンタクト200のうちの一つを描いている。電力コンタクト200は単一のワンピース構造を有するコンタクト本体202を含む。電力コンタクト200は、第1の端部206と第2の端部208との間を延出し、それらの間に中間部分204を有する。任意ではあるが、電力コンタクト200は、互いに同一である上部部分209と下部部分211を画定する電力コンタクト200の長手軸210に関して対称でもよい。上部部分209と下部部分211はワンピースのコンタクト本体202の一部として互いに一体的に形成される。
コンタクト本体202は、第1の端部206に第1のレセプタクル部分212を含む。第1のレセプタクル部分212は、第1の端部206と中間部分204との間に延出する。第1のレセプタクル部分212は、対応する電力端子110(図1に示す)を内部に収容するように構成されている。第1のレセプタクル部分212は、上部アーム214と下部アーム216によって画定され、これらアームは間にギャップ218を有している。電力端子110は、上部アーム214と下部アーム216との間のギャップ218内に収容される。上部アーム214と下部アーム216は中間部分204から外側に向かって延出している。任意ではあるが、上部アーム214と下部アーム216は互いに向かって延出し、結合接点220に収束するようにしてもよい。結合接点220は、上部アーム214と下部アーム216の電力端子110と係合する部分である。上部アーム214と下部アーム216の先端部は、互いから離れるように結合接点220から外側に向かって拡開し、電力端子110を収容するための導入部分504を形成する。導入部分504は、電力端子110と結合するとき衝突するのを防止する。導入部分504は、結合接点220から外側に向かって拡開している上部アーム214と下部アーム216の先端部によって画定される。導入部分504は、長手軸210からの電力端子110の角度オフセットに対応する。
例示的実施形態では、上部アーム214と下部アーム216は電力端子110と結合したとき撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム214と下部アーム216は、電力コンタクト200と電力端子110との間の良好な電気接続を確実に行うために電力端子110の側面112と114(図1に示す)に対して付勢されたバネとしてもよい。
コンタクト本体202は、第2の端部208に第2のレセプタクル部分222を含む。第2のレセプタクル部分222は、第2の端部208と中間部分204との間に延出する。第2のレセプタクル部分222は、対応する電力端子120(図1に示す)を内部に収容するように構成されている。第2のレセプタクル部分222は、上部アーム224と下部アーム226によって画定され、これらのアームは間にギャップ228を有している。電力端子120は、上部アーム224と下部アーム226との間のギャップ228内に収容される。上部アーム224と下部アーム226は中間部分204から外側に向かって延出している。任意ではあるが、上部アーム224と下部アーム226は互いに向かって延出し、結合接点230に収束してもよい。結合接点230は、上部アーム224と下部アーム226の電力端子120と係合する部分である。上部アーム224と下部アーム226の先端部は、互いから離れるように結合接点230から外側に向かって拡開し、電力端子110[NTC1]と結合するとき衝突するのを防止する導入部分506を形成する。導入部分506は、結合接点230から外側に向かって拡開し、長手軸210から結合接点への電力端子120の角度オフセットに対応する。
例示的実施形態では、上部アーム224と下部アーム226は電力端子120と結合したとき撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム224と下部アーム226は、電力コンタクト200と電力端子120との間の良好な電気接続を確実に行うために電力端子120の側面122と124(図1に示す)に対して付勢されたバネであってもよい。
例示的実施形態では、中間部分204は、アーム214、216、224、226と共に、単一のコンタクト本体202の一体部を形成する。単一構造として形成されたコンタクト本体202を有することによって効率的に高電圧電力が電力コンタクト200を通って伝達される。
結合接点220、230は、各アーム214、216、224、226と対応する電力端子110、120との間の1つの接触点を画定するように湾曲している。結合接点220、230の湾曲特性は、導入部分504、506と共に、対応するレセプタクル部分212、222内の電力端子110、120の角度オフセットを許容する。電力コンタクト200の積層構造は、電力コンタクト200が互いに対して可動であるため、電力端子110、120の角度オフセットを許容する。レセプタクル部分212、222は、電力端子110、120を内部に収容するように構成された叉状の接触部を含む。アーム214、216は第1のレセプタクル部分212の叉状接触部を画定し、アーム224、226は第2のレセプタクル部分222の叉状接触部を画定する。アーム214、216、224、226の拡開量は、レセプタクル部分212、222へのより大きな窓を画定するように制御されてもよく、それによってギャップ218、228に対する電力端子110、120のオフセットへの対応に寄与することもできる。この拡開によって、ギャップ218、228内への導入部が生じる。
コンタクト本体202は中間部分204に開口240を含む。例示的実施形態では、開口240は、コンタクト本体202の垂直方向中心線242からオフセットしている。開口240は、コンタクト軸210を横断する方向に細長くなっている。複数の電力コンタクト200は互いに積み重ねて積層構造を形成し、幾つかの電力コンタクト200は他の電力コンタクト200に対して反転させてもよい。例えば、隣り合う電力コンタクト200を反転させて、電力コンタクト200が一つおきに180°回転させた状態になるようにしてもよい。開口240のオフセットによって、中心線242の両側に交互に開口240を配置させることによって、前記積層構造内において電力コンタクト200がジグザグに配列された状態が生じる。図示の実施形態では、開口240がコンタクト本体202の全ての縁部から離れるようにして中間部分204に設けられている。開口240は、その上下が長手軸210に垂直な方向に細長い。開口240は楕円形である。他の実施形態ではその他の形状も可能である。加えて、他の実施形態では開口240は他の場所に位置決めされてもよい。例えば、開口240は、コンタクト本体202の縁部のうちの一つに沿って位置決めされてもよい。他の実施形態では、複数の開口240が設けられてもよい。開口240はコンタクト本体202の縁部に沿って設けられてもよい。或いは、開口240は中間部分204内に設けられてもよい。
電力コンタクト200は、コスト効率の良いスタンピング加工を用いて製造されてもよい。例示的実施形態では、前記積層内の各電力コンタクト200が互いに同一であり、それによって製造プロセスを簡易化してもよい。電力コンタクト200はギャップ218と228を生じるようにスタンピングによって製造され、ギャップ218と228は、スタンピングプロセスによって厳密に制御することができる。また、アーム214、216、224、226は曲げ応力を生じることなく作製される。この低応力によって、電力コンタクト200の製造において相対的に低コストの高導電性材料を使用することができるようになる。例えば、高導電材料としては、銅又は銅合金が挙げられる。或いは、電力コンタクト200は、曲げ加工を含むその他の加工を用いて製造されてもよい。任意ではあるが、電力コンタクト200は銀めっき等の導電性材料でめっきされてもよい。電力コンタクト200は、結合接点220と230のみなど、選択的にめっきされてもよい。
図3は、一実施形態に従う電力コネクタ140のコンポーネントを見せるように電力コネクタ140のうちの一つを分解した状態の、電力コネクタアセンブリ102の正面の斜視図[NTC2]である。電力コネクタ140は、第1の端部324と第2の端部326を有するホルダ302を含む。ホルダ302は、電力コンタクト積層体322として積層構造の複数の電力コンタクト200を保持する。電力コンタクト200は、第1のレセプタクル部分212(図2に示す)を互いに対して整列させて同一の電力端子110(図1に示す)を収容し、第2のレセプタクル部分222を互いに対して整列させて同一の電力端子120(図1に示す)を収容するように、積層される。少なくとも数個の第1の端部206は他の第1の端部206からオフセットされ、少なくとも数個の第2の端部208はその他の第2の端部208からオフセットされる。
ホルダ302は、ツーピース構造であり、ベース304とカバー306を有する。電力コンタクト200はベース304上に装着され、カバー306がベース304に取付けられて電力コンタクト積層体322を被覆する。カバー306はベース304から延出したラッチ308によってベース304に取付けられ、対応するロック機構(図示せず)がカバー306上に設けられる。
ホルダ302は、第1の端部324から第2の端部326へ延出するベース304とカバー306との間に空洞310を画定する。電力コンタクト積層体322は空洞310内に収容される。例示的実施形態では、ベース304は空洞310内に延出するタブ312を含む。電力コンタクト200はタブ312上に装着される。図示の実施形態ではタブ312は円筒形である。電力コンタクト200はタブ312上に装着され、コンタクト軸210を横断する方向にタブ312上で浮動することができる。例えば、電力コンタクト200は、タブ312が細長い開口240内に収容されるようにベース304に結合されてもよい。電力コンタクト200は、タブ312上を上下移動することが出来るようにしてもよい。例示的実施形態では、積層体322内の隣り合う電力コンタクト200が互いに対して反転され(180°回転され)、タブ312上に装着される。開口340がオフセットされているため、電力コンタクト200は積層体322内でジグザグ状に配列される。例えば、このジグザグ配列は長手方向又は垂直方向にすることが出来る。積層体322内の電力コンタクト200の数を増減させて、電力コネクタ140の電流搬送能力を増減することができる。例えば、電力コネクタ140の電流搬送能力を増加するために、積層体322に更なる電力コンタクト200を追加してもよい。逆に、電力コネクタ140の電流搬送能力を減少するために、いくつかの電力コンタクト200を積層体322から取り去ってもよい。
図示の実施形態では、積層体322内に8つの電力コンタクト200が設けられ、電力端子110と120(図1に示す)の各側面112、114、122、124上に8つの独立した接点を提供する。例示的実施形態では、積層状の電力コンタクトは、複数の接点を提供し、電力端子110と120の導電性と等しい又はそれ以上の導電性を有する。
ホルダ302は、電力コネクタ140の第1の端部324にスロット314を含む。また、ホルダ302は、電力コネクタ140の第2の端部326にスロット316を含む。電力コネクタの両側にあるスロット314、316は空洞310へのアクセスを提供する。スロット314、316は、電力コンタクト200へのアクセスを提供する。電力端子110と120は、電力コンタクト200と結合するために、夫々、スロット314、316に挿入される。任意ではあるが、スロット314、316は、電力端子110、120の大きさに対して大きめにし、電力コネクタ140に対して電力端子110,120のオフセットに対応させてもよい。例えば、スロット314、316が大きめの幅を有するようにし、電力端子110、120の左右方向オフセットに対応させてもよい。スロット314、316が大きめの高さを有するようにし、電力端子110、120の上下方向又は角度オフセットに対応させてもよい。
ホルダ302はカバー306及び/又はベース304の側面に沿ってロックフィンガー318を含む。ロックフィンガー318は電力コネクタアセンブリハウジング130内に電力コネクタ140を保持する。組立中、ホルダ302は、ベース304のタブ312上に積層体322を装着し、次にベース304及びカバー306を結合することによって組立てられる。次に、ホルダ302は、第2の端部134を介してハウジング130のチャンバ136内に装着される。ロックフィンガー318は、チャンバ136内で対応するロック機構(図示せず)と係合してチャンバ136内に電力コネクタ140を保持する。任意ではあるが、チャンバ136内で電力コネクタ140を案内するためにチャンバ136内にガイドレール320を設けてもよい。ジグザグ状に配列された電力コンタクト積層体322は電力端子110、120に対して低い連結力を必要とし、低い摩耗率と高い連結耐久性を有する。電力コンタクト積層体322は耐衝撃振動電力供給部を提供し、それにより、電力コネクタアセンブリ102は過酷な環境において動作できるようになる。
図4は、一実施形態に従う電力端子110、120が電力コンタクト200の積層体322と結合した状態の電力コネクタ140の平面断面図である。電力コンタクト200は、隣り合う電力コンタクト200同士が長手方向にオフセット距離404だけオフセットするように、積層体322内にジグザグに配列されている。電力コンタクト200をジグザグに配列させることによって、結合接点220、230(図2に示す)をジグザグに配列することによる全体的な嵌合力が減少し、従って、電力コンタクト200と電力端子110,120との間の結合摩擦が減少する。
電力コンタクト200は電力端子110、120の幅406と比較して狭い幅410を有する。積層体322は個々の電力コンタクト200の幅410の合計に等しい積層幅408を有する。例示的実施形態では、積層幅408は、電力端子110、120の幅406未満である。このように、積層体322は、電力端子110、120の互いに対する相対的に大きな横方向オフセットに対応することが出来る。積層体322は、スロット314、316(図3に示す)内及びレセプタクル部分212、222(図2に示す)内の電力端子110、120の横方向(例えば、左右方向)移動に対応することが出来る。例えば、電力コネクタアセンブリ102(図1に示す)が第1及び/又は第2の電力デバイス104、106(図1に示す)に対してオフセットすると、電力端子110、120は、スロット314、316の片側又は他方の側に向かって移動させることが出来る。電力端子幅406と比較して相対的に狭い積層体幅408によって、積層体322が電力端子110、120と完全に電気的に接触することができるようにしたまま、電力端子110、120を積層体322に対して移動できるようになる。
図5は、カバー306(図3に示す)を取り外した状態の電力コネクタアセンブリ102の側面図である。図5は、パワーコネクタ140のスロット314、316に挿入された電力端子110、120の垂直方向角度オフセットを描いている。電力コンタクト200は電力端子110、120の様々な角度オフセット502、508を許容するように構成されている。例えば、第1及び/又は第2の電力デバイス104、106(図1に示す)が電力コネクタアセンブリ102(図1に示す)と角度を付けて結合すると、電力コンタクト200は、長手軸210から測定されるそのような電力端子110、120の角度オフセット502,508を許容する。
電力コンタクト200は、第1と第2の端部206、208に、レセプタクル部分212、222内に電力端子110、120を進入させるための空間を提供する導入部分504、506を有する。導入部分504、506は、夫々結合接点220、230から外側に向かって拡開され、結合接点から遠位の長手軸210からの電力端子110、120の角度オフセット502、508を許容する。加えて、上部アーム214、224及び下部アーム216、226は、結合接点220、230で、反対のアームから離れる方向に角度を付けられ、アーム同士間のギャップ218、228をより大きくしている。大きなギャップ218、228は、更に、結合接点220、230に近位の長手軸210からの電力端子110、120の角度オフセット502、508を許容する。大きなギャップ218、228は、端子110、120に、導入部分504、506を介して結合接点220、230を介するギャップ218、228への屈曲した進路を提供することによって角度オフセット502、508を許容する。電力コンタクト200は、電力コンタクト200のビーム応力をほとんど変化させることなく大きな端子ブレードのピッチ傾きに耐える叉形状を有している。結合接点220、230の湾曲した形状は、電力端子110、120との電気的接触を維持しながら角度オフセット502、508を許容する。
図6は、カバー306(図3に示す)を取り外した状態の、電力コネクタ140の側面図である。図6は、電力コネクタ140に挿入された電力端子110、120の垂直方向オフセットと可変挿入深さ602、604を描いている。電力コンタクト200は、電力端子110、120の可変挿入深さ602、604に対応するように構成されている。電力コンタクト200は電力端子110、120の大きな垂直方向オフセット606(例えば上下方向)に耐えることが出来る。図6は、第1のスロット314の上部の電力端子110と第2のスロット316の底部の電力端子120を描いている。電力コンタクト200は、電力コンタクト200が空洞310内で回転可能にするタブ312を軸として枢動される。電力コンタクト200が傾き及び角度オフセットに耐える能力、及び電力コンタクト200がタブ312を中心に回転する能力によって、電力コネクタアセンブリ102は、電力端子110と120の相対的に大きな垂直方向オフセット606に耐えることができるようになる。
レセプタクル部分212,222は、雌型嵌合部を形成し、ギャップ218、228内に開口している。ギャップ218、228は結合接点220、230から中間部分204までに測定される長さ608、610を有する。ギャップ218、228の長さ608、610によって、電力コンタクト200は、レセプタクル部分212、222内への電力端子110、120の挿入深さ604、602の大きな変化を許容することができる。このように、電力コンタクト200が電力端子110、120と結合できるようにしたまま、第1と第2の電力デバイス104、106(図1に示す)に対する電力コネクタアセンブリ102の位置を変化させてもよい。
図7はカバー306(図3に示す)を取り外した状態の電力コネクタアセンブリ102の側面斜視図である。図7は電力コネクタ140のベース304に挿入された電力端子110と120の更に他の角度オフセットを描いている。図7は電力端子110と120のブレードねじれ傾きを描いており、電力端子110と120はスロット314と316(図3に示す)の中心平面704に対するねじれ角702に屈曲されている。電力コンタクト200は、電力端子110と120のブレードねじれを許容するように電力コンタクト200を空洞310内で回転可能にするタブ312を中心に枢動されている。例示的実施形態では、開口240は楕円形であり、積層体322の各電力コンタクト200がタブ312を中心に個別に回転し且つタブ312上を横方向に移動できるようにする。電力コンタクト200の回転能力によって、電力コンタクト積層体322が大きなブレードねじれ傾きに耐えられるようになる。開口240を細長くすることによって、電力コンタクト200がタブ312上を上下に浮動できるようになる。電力コンタクト200の幾つかを空洞310内を上方に移動させる一方、電力コンタクト200の幾つかを空洞310内を下方に移動させてブレードねじれを許容してもよい。
図8はカバー306(図3に示す)を取り外した状態の電力コネクタ140の側面を示す斜視図である。図8は空洞310内に装着されたロケーターバネ802を描いている。一実施形態では、ロケーターバネ802の端部を折り曲げてフィンガー804を形成している。フィンガー804は、例えば結合接点220と230付近で、電力コンタクト積層体322の電力コンタクト200と係合する。ロケーターバネ802は電力コンタクト200と係合して空洞310内で電力コンタクト200を中立位置に保持する。電力コンタクト200が中立位置から移動すると、例えば、電力端子110、120(図1に示す)がオフセット位置で(例えば、垂直方向オフセット、角度オフセット、ねじれオフセットなど)電力コネクタ140内に装着されると、ロケーターバネ802は電力コンタクト200を中立位置に向かって押圧しやすくなっている。ロケーターバネ802によって、電力コンタクト積層体322は電力端子110、120の挿入前に中心に配置させた状態を維持することができる。例示的実施形態では、ロケーターバネ802は、低曲げ剛性及び引張剛性を有して、電力コネクタ140が電力端子110、120の傾き及び/又はオフセットを許容することができるようにしてもよい。
図9は電力コネクタアセンブリ102用の一実施形態に従って形成された他の電力コネクタ900の分解図である。電力コネクタ900は電力コネクタ140(図1に示す)の代わりに使用することができる。電力コネクタ900は、第1の端部922と第2の端部924を有するホルダ902を含む。ホルダ902は電力コンタクト積層体920として積層構造された状態の複数の電力コンタクト926を含む。ホルダ902は、ツーピース構造であり、ベース904とカバー906を有する。電力コンタクト926はベース904上に装着され、カバー906はベース904に取付けられて電力コンタクト積層体920を被覆する。カバー906は、ベース904から延出したラッチ908とカバー906上の対応するロック機構910(例えばキャッチ)を使用してベース904に取付けられる。
ホルダ902は、ベース904とカバー906との間に空洞912を画定する。電力コンタクト積層体920は空洞912内に収容される。例示的実施形態では、ベース904は空洞912内に延出するタブ914を含む。電力コンタクト926はタブ914上に装着される。例えば、電力コンタクト926は、タブ914が電力コンタクト926の開口956に収容されるように、ベース904に結合させてもよい。他の実施形態では、開口956はオフセットしていてもよく、積層体920内の隣り合う電力コンタクト926を互いに対して反転させ(180°回転させ)、タブ914上に装着する。このオフセットと、交互に電力コンタクト926を反転させることによって、電力コンタクト926が積層体920内にジグザグ状に配列させることができるようになる。積層体920における電力コンタクト926の数を増減して電力コネクタの電流搬送能力を増減させることができる。
ホルダ902は、電力コネクタ900の第1の端部922にスロット916を含む。ホルダ902は、電力コネクタ900の第2の端部924にもスロット918を含む。電力コネクタの両端のスロット916、918は空洞912へのアクセスを提供する。スロット916、918は、電力コンタクト926へのアクセスを提供する。電力端子110、120(図1に示す)は、電力コンタクト926と結合するために、夫々、スロット916、918に挿入される。
電力コンタクト926は単一のワンピース構造体である。電力コンタクト926は、第1の端部930と第2の端部932との間に延出し、それら端部同士間に中間部分928を有している。任意ではあるが、電力コンタクト926は、互いに同一である上部部分と下部部分を画定する電力コンタクト926の長手軸934に関して対称でもよい。
電力コンタクト926は第1の端部930に第1のレセプタクル部分936を含む。第1のレセプタクル部分936は第1の端部930と中間部分928との間に延出している。第1のレセプタクル部分936は内部に対応する電力端子110を収容するように構成されている。第1のレセプタクル部分936は上部アーム938と下部アーム940によって画定され、それらアーム同士間にギャップ942を有している。電力端子110は上部アーム938と下部アーム940との間のギャップ942に収容される。上部アーム938と下部アーム940は中間部分928から外側に向かって延出している。任意ではあるが、上部アーム938と下部アーム940は互いに向かって延出し、結合接点944に収束するようにしてもよい。結合接点944は上部アーム938と下部アーム940の電力端子110と係合する部分である。上部アーム938と下部アーム940の先端部は互いから離れるように結合接点944から外側に向かって拡開し、電力端子110と結合するときに衝突するのを防止する導入部分を画定するようにしてもよい。導入部分は結合接点944から外側に向かって拡開し、長手軸934から結合接点までの電力端子110の角度オフセットを許容する。
例示的実施形態では、上部アーム938と下部アーム940は電力端子110と係合すると撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム938と下部アーム940は、電力コンタクト926と電力端子110との間で良好な電気的接続を確実に行うように電力端子110の側面112と114(図1に示す)に対して付勢されたバネとしてもよい。
電力コンタクト926は第2の端部932に第2のレセプタクル部分946を含む。第2のレセプタクル部分946は第2の端部932と中間部分928との間に延出している。第2のレセプタクル部分946は内部に対応する電力端子120を収容するように構成されている。第2のレセプタクル部分946は上部アーム948と下部アーム950によって画定され、それらのアーム同士間にギャップ952を有している。電力端子120は上部アーム948と下部アーム950との間のギャップ952に収容される。上部アーム948と下部アーム950は中間部分928から外側に向かって延出している。任意ではあるが、上部アーム948と下部アーム950は互いに向かって延出し、結合接点954に収束するようにしてもよい。結合接点954は上部アーム948と下部アーム950の電力端子120と係合する部分である。上部アーム948と下部アーム950の先端部は互いから離れるように結合接点954から外側に向かって拡開し、電力端子110[NTC3]と結合するときに衝突するのを防止する導入部分を画定するようにしてもよい。導入部分は結合接点954から外側に向かって拡開し、長手軸934から結合接点までの電力端子120の角度オフセットに対応する。
例示的実施形態では、上部アーム948と下部アーム950は電力端子120と係合すると撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム948と下部アーム950は、電力コンタクト926と電力端子120との間で良好な電気的接続を確実に行うように電力端子120の側面122と124(図1に示す)に対して付勢されたバネとしてもよい。
例示的実施形態では、中間部分928及びアーム938、940、948、950は、単一の電力コンタクト926の一体部である。単一構造として形成された電力コンタクト926を有することによって効率的に高電圧電力が電力コンタクト926を通って伝達される。
結合接点944、954は各アーム938、940、948、950と対応する電力端子110、120との間に1つの接点を画定するように湾曲している。結合接点944と954の湾曲特性は対応するレセプタクル部分936又は946内の電力端子110、120の角度オフセットを許容する。アーム938、940、948、950の拡開量は、レセプタクル936、946へのより大きな窓を画定するように制御されてもよく、それによってギャップ942、952に対する電力端子110、120のオフセットの許容に寄与することもできる。この拡開によって、ギャップ942、952内への導入部が生じる。
電力コンタクト926は中間部分928の縁部に開口956を含む。任意ではあるが、開口956は、電力コンタクト926の中心線958からオフセットしていてもよい。複数の電力コンタクト926が積層構造に共に積層される際、隣接する電力コンタクト926は互いに反転されてもよい。開口956のオフセットによって、中心線958の両側に交互に開口956を移動させることによって積層構造内の電力コンタクト926がジグザグに配列された状態が生じる。図示の実施形態では、開口956は、ギャップ942、952の近位端に、例えば中間部分928の個所に設けられている。
図10は電力コネクタアセンブリ102用の一実施形態に従って形成された更に他の電力コネクタ1000を描いている。電力コネクタ1000は電力コネクタ140(図1に示す)代わりに使用することができる。電力コネクタ1000は第1の端部1022と第2の端部1024を有するホルダ1002を含む。ホルダ1002は積層状の複数の電力コンタクト1102(図11に示す)を保持する。ホルダ1002はツーピース構造であり、ベース1004とカバー1006を有する。電力コンタクト1102はベース1004上に装着され、カバー1006はベース1004に取付けられて電力コンタクト積層体を被覆する。カバー1006は、ラッチ1008と対応するキャッチ1010を使用してベース1004に取付けられる。
ホルダ1002は第1の端部1022から第2の端部1024まで延出するベース1004とカバー1006との間に空洞1012を画定する。組み立てられると、ホルダ1002は電力コネクタ1000の第1の端部1022にスロット1014を含む。組み立てられると、ホルダ1002は電力コネクタ1000の第2の端部1024にもスロット1016を含む。電力コネクタ1000の両端のスロット1014、1016は空洞1012へのアクセスを提供する。スロット1014、1016は電力コンタクト1102へのアクセスを提供する。電力端子1018、1020は電力コンタクト(図示せず)と結合するために、夫々、スロット1014、1016に挿入される。任意ではあるが、スロット1014、1016を電力端子1018、1020の大きさに対して大きめにし、電力コネクタ1000に対する電力端子1018、1020のオフセットを許容するようにしてもよい。
例示的実施形態では、電力コネクタ1000のスロット1014は開口した側面1026、1028を有する。開口側面1026、1028によって電力コネクタ1000が異なる角度又は方向から電力端子1018を収容することができるようになる。例えば、電力端子1018は長手軸1030に垂直なスロット1014に挿入させてもよい。或いは、電力端子1018は、長手軸1030に平行なスロット1014に挿入させてもよい。例示的実施形態では、スロット1016は開口した側面1032、1034を有する。開口側面1032、1034によって電力端子1020を異なる方向からスロット1016に収容することができるようになる。例えば、電力端子1020は、長手軸1030に平行なスロット1016に挿入させてもよい。或いは、電力端子1020は長手軸1030に垂直なスロット1016に挿入させてもよい。
図11は電力コネクタ1000の分解斜視図である。電力コネクタ1000内には電力コンタクト1102が保持される。各電力コンタクト1102は、単一のワンピース構造を有し、第1の端部1106と第2の端部1108との間の間に延出し、それらの端部同士間に中間部分1104を有している。任意ではあるが、電力コンタクト1102は、互いに同一である上部部分と下部部分を画定する長手軸1110に関して対称となるようにしてもよい。
電力コンタクト1102は第1の端部1106に第1のレセプタクル部分1112を含む。第1のレセプタクル部分1112は第1の端部1106と中間部分1104との間に延出している。第1のレセプタクル部分1112は内部に対応する電力端子1018(図10に示す)を収容するように構成されている。第1のレセプタクル部分1112は上部アーム1114と下部アーム1116によって画定され、これらのアーム同士間にギャップ1118を有している。電力端子1018は上部アーム1114と下部アーム1116との間のギャップ1118に収容される。結合接点1120は、上部アーム1114と下部アーム1116の電力端子1018と係合する部分である。上部アーム1114と下部アーム1116の先端部は互いに向かって収束し且つ結合接点1120を画定する突起を含む。これらの突起は、電力端子1018と結合するとき衝突するのを防止する導入部分を画定するように湾曲している。
例示的実施形態では、上部アーム1114と下部アーム1116は電力端子1018と係合すると撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム1114と下部アーム1116は電力コンタクト1102と電力端子1018との間の良好な電気接続を確実に行うために電力端子1018の側面1036、1038(図10に示す)に対して付勢されたバネとしてもよい。
電力コンタクト1102は第2の端部1108に第2のレセプタクル部分1122を含む。第2のレセプタクル部分1122は第2の端部1108と中間部分1104との間に延出している。第2のレセプタクル部分1122は内部に対応する電力端子1020(図10に示す)を収容するように構成されている。第2のレセプタクル部分1122は上部アーム1124と下部アーム1126によって画定され、これらのアーム同士間にギャップ1128を有している。電力端子1020は上部と下部アーム1124、1126との間のギャップ1128に収容される。上部アーム1124と下部アーム1126は中間部分1104から外側に向かって延出している。任意ではあるが、上部アーム1124と下部アーム1126は、互いに向かって延出し、結合接点1130に収束するようにしてもよい。結合接点1130は、上部アーム1124と下部アーム1126の電力端子1020と係合する部分である。上部アーム1124と下部アーム1126の先端部は互いに向かって収束して結合接点1130を形成する突起を含む。これらの突起は、電力端子1020と結合するとき衝突するのを防止する導入部分を画定するように湾曲している。
例示的実施形態では、上部アーム1124と下部アーム1126は電力端子1020と係合すると撓むように構成されたバネビームを構成する。上部アーム1124と下部アーム1126は電力コンタクト1102と電力端子1020との間の良好な電気接続を確実に行うために電力端子1020の側面に対して付勢されたバネとしてもよい。
例示的実施形態では、中間部分1104は、アーム1114、1116、1124、1126と共に、単一の電力コンタクト本体1102の一体部を形成する。単一構造として形成された電力コンタクト1102を有することによって効率的に高電圧電力が電力コンタクト1102を通って伝達される。
結合接点1120と1130は、各アーム1114、1116、1124、1126と対応する電力端子1018、1020との間の1つの接触点を画定するように湾曲している。結合接点1120、1130の湾曲特性は対応するレセプタクル部分1112、1122内の電力端子1018、1020の角度オフセットを許容する。
電力コンタクト1102は中間部分1104の上縁部と底縁部に沿って開口1134を含む。例示的実施形態では、開口1134は電力コンタクト1102の中心線1136からオフセットしている。複数の電力コンタクト1102を積層状に積み重ねた場合、隣り合う電力コンタクト1102は互いに対して反転させるようにしてもよい。開口1134のオフセットによって、中心線1136の両側に交互に開口1134を配置させることによって、積層構造内で電力コンタクト1102がジグザグ状に配列された状態が生じる。
例示的実施形態では、ホルダ1002はベース1004とカバー1006から空洞1012内へ延出したタブ1140を含む。電力コンタクト1102はタブ1140が開口1134に収容されるように空洞1012内に装着される。例示的実施形態では、積層体1138内の隣り合う電力コンタクト1102を互いに対して反転させ(180°回転させ)、タブ1140上に装着する。開口1134がオフセットしているため、電力コンタクト1102は積層体内でジグザグ状に配列される。積層体1138内の電力コンタクト1102の数を増減させて、電力コネクタの電流搬送能力を増減することができる。
図12は一実施形態に従う他の電力コネクタシステム1200を描いている。電力コネクタシステム1200は電力コネクタアセンブリ1202と、ケーブルアセンブリ1204としての第1の電力デバイスと、ヘッダアセンブリ1206としての第2の電力デバイスとを含む。ケーブルアセンブリ1204はケーブル1212の端部に対して終端した電力端子1210を含む。電力端子1210は、実施形態によっては電力バスバーの一部として互いにバス接続させてもよい。ケーブルブロック1214はケーブル1212を保持する。ヘッダアセンブリ1206は、ヘッダハウジング1222によって保持された電力端子1220を含む。電力端子1210は、実施形態によっては電力バスバーの一部として互いにバス接続させてもよい。ヘッダアセンブリ1206は車両の配電モジュール上に取付けられてもよい。
電力コネクタアセンブリ1202はケーブルアセンブリ1204とヘッダアセンブリ1206を相互接続する。図示の実施形態では、電力コネクタアセンブリ1202は直角のプラグを構成する。他の実施形態では電力コネクタアセンブリ1202が他の形状を有していてもよい。例示的実施形態では、電力コネクタアセンブリ1202はケーブルアセンブリ1204とヘッダアセンブリ1206との間で高電圧及び大電流を伝導する機能を有する両端大電流コネクタアセンブリを構成する。電力コネクタアセンブリ1202は電力端子1210及び/又は電力端子1220の角度及び/又は位置ずれを許容する。電力コネクタアセンブリ1202によってコネクタ内の直角方向への方向転換が可能になる。第2の電力デバイスは配電モジュール上に取付けられたヘッダコネクタとしてもよい。ヘッダは1つ以上の電力端子を含む…。
電力コネクタアセンブリ1202は電力コネクタ1240を保持するハウジング1230を含む。ハウジング1230は第1の側面1232と第2の側面1234との間に延出している。第1と第2の側面1232、1234は互いに対して直角を向くように配置されている。ハウジング1230は電力コネクタ1240を収容するチャンバ1236を含む。他の実施形態では、ハウジング1230は対応する電力コネクタ1240を収容する複数のチャンバ1236を内部に含んでもよい。
図13は電力コネクタアセンブリ1202の分解図である。電力コネクタアセンブリ1202はハウジング1230内に保持された電力コネクタ1240を含む。
電力コネクタ1240は複数のサブコネクタ1302、1304を含む。各サブコネクタ1302、1304は電力コンタクト積層体1306を保持する。電力コンタクト積層体1306は複数の電力コンタクト1308を含む。各サブコネクタ1302、1304は電力コンタクト1308と結合する1つの電力端子1210(図12に示す)と1つの電力端子1220(図12に示す)を内部に収容することができる。
電力コンタクト1308は上述した電力コンタクトと類似である。電力コンタクト1308は第1と第2の端部1310、1312との間に伸び、第1と第2のレセプタクル部分1314、1316を有する。電力コンタクト1308は開口1318を含む。
電力コネクタ1240は異なる電力コンタクト積層体1306に電力コンタクト1308の群を保持するホルダ1400を含む。電力コネクタ1240は、ホルダ1400を保持するハウジング1402と、ハウジング1402及び/又はホルダ1400の一部を包囲するシールド1404とを含む。シールド1404は電力コンタクト1308の周囲を電気的に遮蔽する。シールド1404は電力コンタクト1308と電気的に絶縁している。
電力コンタクト積層体1306は上述と同様の方法で組み立てられる。電力コンタクト1308は、ホルダ1400の空洞1414内で対応するタブ1412上に装着される。開口1318はタブ1412上に装着される。開口1318は細長くなっており、電力コンタクト1308が空洞1414内で浮動できるようにしている。図示の実施形態では、ホルダ1400は2つの空洞1414を含み、各空洞1414が、電力コンタクト1308の異なる積層体1306を収容するタブ1412を有する。空洞1414は幾つ設けられてもよい。電力コンタクト1308は、電力コンタクト1308が端子1210、1220のオフセット(例えば垂直方向オフセット、角度オフセット、ブレードねじれ等)を許容できるように、ホルダ1400によって回転可能に保持されてもよい。電力コンタクト1308を回転させ、ねじり、又は傾かせて、電力端子1210、1220の角度又は位置オフセットを許容してもよい。
電力コンタクト1308は、そのアーム1422から、アーム1422同士間に画定されたギャップすなわちレセプタクル1424内に延出した突起1420を有する。突起1420は、電力端子1210と1220と係合するための結合接点1426を画定する。図示の実施形態では、電力コンタクト1308の一方の端部の突起1420には電力コンタクト1308の先端部から内側に向かって段差が設けられているが、電力コンタクト1308の反対側の端部の突起1420はほぼ先端に設けられ、内側に段差は設けられていない。例示的な実施形態では、幾つかの電力コンタクト1308、例えば隣り合う電力コンタクト1308が、ジグザグ状に配列された、電力端子1210及び/又は1220とのシーケンシャル結合を画定する結合接点1426を有するように、電力コンタクト1308は反転位置で(例えば180°回転させて)ホルダ1400内に装着される。
図14は、ハウジング1230の一部を取り除いて電力コンタクト1308と結合した電力端子1210を示す、電力コネクタアセンブリ1202の断面図である。図15はヘッダアセンブリ1206と結合した電力コネクタアセンブリ1202の横断面図である。図15は電力コンタクト1308と希有号した電力端子1220を描いている。
当然のことながら、上記の記述は、実例を示すことを意図しており、制限するものではない。例えば、上記の実施形態(及び/又はそれらの態様)は、互いに組み合わせて用いてもよい。加えて、特定の状況や材料を本発明の範囲から逸脱することなく本発明の教示に適応させるように、多くの修正を行ってもよい。本書に記載された寸法、材料の種類、様々なコンポーネントの方位、及び様々なコンポーネントの数及び位置は、特定の実施形態のパラメータを定義することを意図しており、決して制限的なものではなく、例示的な実施形態に過ぎない。本発明の精神及び特許請求の範囲内の多くのその他の実施形態及び変形は、上記の記述を検討することによって当業者には明らかになる。本発明の範囲は、従って、添付の請求項とともにそれら請求項に認められた等価物の全範囲を参照して決定されるべきである。添付の請求項では、“含む(including)”及び“において(in which)”という用語は、夫々、“含む(comprising)”及び“において(wherein)”という用語に相当する平易な英語として使用される。更に、以下の請求項において、“第1”、“第2”及び“第3”等の用語は、単に符号として使用されており、それらの物体に数に関する要求を課すことを意図していない。更に、以下の請求項の制限事項は、ミーンズ・プラス・ファンクション形式では書かれておらず、これらの請求項の制限事項が“ための手段(means for)”というフレーズを明示的に使用しそのフレーズに続けて更なる構造を有さない機能を記載しない限り、35U.S.C.§112第6項に基づいて解釈されることを意図しない。

Claims (10)

  1. 空洞(310)と前記空洞(310)内に延出するタブ(312)を有するホルダ(302)と、
    前記空洞(310)内に積層状に収容された電力コンタクト(200)と、を備え、前記電力コンタクト(200)は第1の端部(206)と第2の端部(208)を有し、前記電力コンタクト(200)は前記第1の端部(206)の内部に電力端子(110)を収容するように構成された第1のレセプタクル部分(212)を有し、前記電力コンタクト(200)は前記第2の端部(208)に内部に電力端子(120)を収容するように構成された第2のレセプタクル部分(222)を有し、前記各電力コンタクト(200)が開口(240)を有し、そこで、前記タブ(312)が前記開口(240)内に収容されて前記空洞(310)内に前記コンタクト(200)を位置決めすることを特徴とする電力コネクタ(100)。
  2. 前記電力コンタクト(200)が空洞(310)内を可動であり、電力コンタクト(220)が前記タブ(312)を中心に枢動することを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  3. 前記第1のレセプタクル部分(212)が内部に前記電力端子(110)を収容するように構成された叉状接触部を含み、第2のレセプタクル部分(222)が内部に前記電力端子(120)を収容するように構成された叉状接触部を含むことを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  4. 電力コンタクト(200)が電力コンタクト(200)の、前記第1の端部(206)と前記第2の端部(208)との間に中間部分(204)を含み、前記第1のレセプタクル部分(212)が前記中間部分(204)から延出する上部アーム(214)と前記中間部分(204)から延出する下部アーム(216)とを含み、内部に前記電力端子(110)を収容する前記第1のレセプタクル部分(212)の前記上部アーム(214)と前記下部アーム(216)との間にギャップ(218)が形成され、第2のレセプタクル部分(222)が中間部分(204)から延出する上部アーム(224)と中間部分(204)から延出する下部アーム(226)を含み、内部に前記電力端子(120)を収容する前記第2のレセプタクル部分(222)の上部アーム(224)と下部アーム(226)との間にギャップ(228)が形成されていることを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  5. 前記電力コンタクト(200)が上部アーム(214、224)と、下部アーム(216、226)と、前記第1の端部(206)と前記第2の端部(208)との間の中間部分(204)とを含み、前記電力コンタクト(200)において前記上部アーム(214、224)と、前記下部アーム(216、226)と、前記第1のレセプタクル部分(212)と、前記第2のレセプタクル部分(222)と、前記中間部分(204)とは、単一のワンピース構造であることを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  6. 前記第1のレセプタクル部分(212)が前記電力端子(110)の両面に対して付勢されるように構成された対向アーム(214、216)を含み、前記第2のレセプタクル部分(222)が前記電力端子(120)の両面に対して付勢されるように構成された対向アーム(224、226)を含むことを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  7. 前記第1のレセプタクル部分(212)が互いに同一の前記電力端子(110)を収容するように互いに位置合わせされ、前記第2のレセプタクル部分(222)が互いに同一の前記電力端子(120)を収容するように互いに位置合わせされるように、電力コンタクト(200)が積層されたことを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  8. 少なくとも数個の前記第1の端部(206)が他の前記第1の端部(206)からオフセットしているように、且つ少なくとも数個の前記第2の端部(208)が他の前記第2の端部(208)からオフセットしているように、電力コンタクト(200)がジグザグ状に配列されたことを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  9. 前記開口(240)が対応する前記電力コンタクト(200)の中心線からオフセットし、隣接する前記電力コンタクト(200)の前記第1の端部(206)が互いにジグザグ状に配列されるように且つ隣接する前記電力コンタクト(200)の前記第2の端部(208)が互いにジグザグ状に配列されるように隣り合う前記電力コンタクト(200)が向きを反転させて前記空洞(310)に収容されていることを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
  10. 前記タブ(312)が円筒形であり、前記電力コンタクト(200)が前記第1の端部(206)と前記第2の端部(208)との間を長手軸(210)に沿って延出し、前記開口(240)が前記長手軸(210)を横断する方向に細長くなっており、前記電力コンタクト(200)が、前記タブ(312)上に装着され、前記長手軸(210)を横断する方向に前記タブ(312)上を浮動することができることを特徴とする請求項1の電力コネクタ(100)。
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