JP2014241093A - 情報処理システム、操作装置、情報表示方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、操作装置、情報表示方法及びプログラム Download PDF

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秀之 長岡
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Abstract

【課題】操作部に表示させる情報の価値を高めることができる情報処理システム、操作装置、情報表示方法及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】ユーザからの操作を受け付ける操作部と、操作部からの要求に基づき動作する本体部とを有する情報処理システムであって、操作部は、ユーザから操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、操作に応じた要求を本体部に対して行う操作受付手段と、表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、本体部から取得した本体部の状態情報に基づき、表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、表示部に表示された第1の画面より前面に表示する情報表示手段と、を有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、操作装置、情報表示方法及びプログラムに関する。
プリンタの使用状況に合わせユーザが作成したプリンタの設定に関するメッセージを視覚的にわかり易く伝えるプリンタは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
従来のプリンタは管理者がユーザに対して状況に応じてデバイスの設定可能な機能に関するコメントを効果的に通知するために、ネットワークに接続されたコメント格納サーバから設定項目に関するコメントを受信して表示していた。
操作部と本体部とを有する従来の情報処理システムでは、本体部にエラーが発生した時などに、ユーザへのコメントを操作部に表示させる場合がある。しかしながら、従来の情報処理システムはコメントの自由度が低く、操作部に表示させるコメントの価値を高めることが困難であった。
本発明の実施の形態は上記の点に鑑みなされたもので、操作部に表示させる情報の価値を高めることができる情報処理システム、操作装置、情報表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ユーザからの操作を受け付ける操作部と、前記操作部からの要求に基づき動作する本体部とを有する情報処理システムであって、前記操作部は、ユーザから前記操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、前記第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、前記操作に応じた要求を前記本体部に対して行う操作受付手段と、前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体部から取得した前記本体部の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する情報表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、操作部に表示させる情報の価値を高めることができる。
本実施形態に係る画像処理装置の一例の構成図である。 本実施形態に係る本体部コントローラの一例の構成図である。 本実施形態に係る操作部コントローラの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 アバターアプリの一例の機能ブロック図である。 アバター設定メニュー画面の一例のイメージ図である。 アバター一覧画面の一例のイメージ図である。 アバター機能設定画面の一例のイメージ図である。 機器状態取得設定画面の一例のイメージ図である。 トナー残量ゼロ検知設定画面の一例のイメージ図である。 ふきだし設定画面の一例のイメージ図である。 優先度設定画面の一例のイメージ図である。 黒トナー残量ゼロ検知設定画面の一例のイメージ図である。 任意メッセージ選択画面の一例のイメージ図である。 任意メッセージ設定画面の一例のイメージ図である。 表示時間設定画面の一例のイメージ図である。 表示曜日設定画面の一例のイメージ図である。 RSS情報選択画面の一例のイメージ図である。 RSS情報取得設定画面の一例のイメージ図である。 アバター一覧情報の一例の構成図である。 選択中アバター情報の一例の構成図である。 機器状態取得設定情報の一例の構成図である。 任意メッセージ設定情報の一例の構成図である。 RSS情報取得設定情報の一例の構成図である。 アバター及びコメントが表示された操作画面の一例のイメージ図である。 アバター表示処理の一例のフローチャートである。 コメント選択処理の一例のフローチャートである。 アバター操作処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では情報処理システム、情報処理装置の一例としての画像処理装置について説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る画像処理装置の一例の構成図である。
図1において、画像処理装置1はケーブル4によりデータ通信可能に接続された本体部2と操作部3とを備える。なお、本体部2と操作部3は、ケーブル4による有線接続に代えて、無線(赤外線を含む)接続としてもよい。
本体部2は、本体部コントローラ21と、スキャナデバイス22と、プロッタデバイス23とを有する。本体部コントローラ21は本体部2の制御動作を司る。スキャナデバイス22は原稿の読み取りを行う。プロッタデバイス23は用紙に印刷を行う。
なお、本体部2は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク5を介してPC(Personal Computer)等の端末装置6とデータ通信可能に接続できる。また、本体部2はネットワーク5に接続された無線アクセスポイント7を介してスマートフォン、タブレット等の端末装置8とデータ通信可能に接続できる。端末装置8はBluetooth(登録商標)等の近距離無線を利用して本体部2に直接にアクセスするようにしてもよい。
また、操作部3は、操作部コントローラ31と、ハードキー32と、液晶タッチパネル33とを有する。操作部コントローラ31は操作部3の制御動作を司る。ハードキー32はユーザからの操作を受け付ける。液晶タッチパネル33は画面表示および操作入力受付を行う。
なお、図示を省略しているが、操作部3はネットワーク5を介してPC等の端末装置6とデータ通信可能に接続できる。また、操作部3はネットワーク5に接続された無線アクセスポイント7を介して、端末装置8とデータ通信可能に接続できる。このように、本体部2及び操作部3は有線接続又は無線接続によりネットワーク5に接続できる。
図2は本実施形態に係る本体部コントローラの一例の構成図である。本体部2の本体部コントローラ21は、OS211と通信制御部212と通信I/F213とコピー制御部214とMIB情報管理部215とを有する。なお、本体部コントローラ21は画像処理装置1の機能によって印刷制御部や読取制御部を有する構成であってもよい。本実施形態に係る本体部コントローラ21は、コピー制御部214を有する構成を一例として示している。なお、図2は本実施形態の説明に不要な構成について省略している。
OS211は、本体部コントローラ21の基本ソフトウェアである。通信制御部212は通信I/F213を介して操作部3とのデータ通信を制御する機能を有している。通信制御部212は、外部から受信したデータをコピー制御部214に転送し、コピー制御部214、MIB情報管理部215からのデータを外部に送信する。
通信I/F213は例えばUSB(Universal Serial Bus)、シリアル、有線、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)、IrDA(Infrared Data Association)等の通信デバイスである。コピー制御部214は、スキャナデバイス22、プロッタデバイス23等を制御し、コピージョブの管理を行う機能を有している。また、コピー制御部214は通信制御部212を利用して後述の操作情報入出力部314に操作画面の表示依頼などを行う。MIB情報管理部215はMIB(Management Information Base)情報の管理を行う機能を有している。MIB情報には本体部2の状態を外部に知らせるために公開する機器状態情報が含まれている。
図3は本実施形態に係る操作部コントローラの一例の構成図である。操作部3の操作部コントローラ31は、OS311と通信制御部312と通信I/F313と操作情報入出力部314とアバターアプリ315とコピーアプリ316とを有する。なお、操作部コントローラ31は画像処理装置1の機能によってプリントアプリやスキャンアプリを有する構成であってもよい。本実施形態に係る操作部コントローラ31は、コピーアプリ316を有する構成を一例として示している。なお、図3は本実施形態の説明に不要な構成について省略している。
OS311は、操作部コントローラ31の基本ソフトウェアである。このように操作部コントローラ31は独立したOS311が搭載され、本体部2と独立に動作できる。OS311は例えばAndroid OS等を利用できる。
通信制御部312は通信I/F313を介して、本体部2とのデータ通信を制御する機能を有している。通信制御部312は、外部から受信したデータを操作情報入出力部314、アバターアプリ315、コピーアプリ316に転送する。また、通信制御部312は操作情報入出力部314、アバターアプリ315、コピーアプリ316からのデータを外部に送信する。また、通信I/F313は、USB、シリアル、有線、無線LAN、Bluetooth、IrDA等の通信デバイスである。
操作情報入出力部314は、液晶タッチパネル33によりユーザに対して画面を表示するとともに、ハードキー32、液晶タッチパネル33からユーザの操作を受け付ける機能を有している。
アバターアプリ315は操作情報入出力部314を利用して、液晶タッチパネル33の画面に後述のアバター及びコメントを表示する。また、コピーアプリ316はOS、基本ソフトウェアなどのファームウェア以外の動的に追加されるアプリケーションプログラムの一例である。
なお、本体部2と操作部3とは同一匡体内に設けてもよいし、別々の筐体内に設けるようにしてもよい。例えば本体部2の筐体と別の匡体内に設けられ、本体部2から分離可能な操作部3は無線接続にすることで、本体部2から分離したまま利用するというような利用形態が可能となる。
図4はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2の本体部コントローラ21及び図3の操作部コントローラ31は例えば図4のハードウェア構成のコンピュータ500にプログラムを実行させることにより実現される。
図4に示したコンピュータ500は、外部I/F503、RAM(Random Access Memory)504、ROM(Read Only Memory)505、CPU(Central Processing Unit)506、通信I/F507、及びHDD(Hard Disk Drive)508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
通信I/F507はコンピュータ500をネットワーク5に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介して、他のコンピュータ500とデータ通信を行うことができる。HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。
なお、格納されるプログラムやデータにはコンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションプログラムやサービスプログラムなどのソフトウェアがある。HDD508は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して、記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等がある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505には、コンピュータ500の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本体部コントローラ21及び操作部コントローラ31は例えば上記ハードウェア構成のコンピュータ500上でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。例えばアバターアプリ315は図5に示すような機能ブロックを実現する。
図5はアバターアプリの一例の機能ブロック図である。図5に示すように、アバターアプリ315は設定機能部601、情報管理部602、表示機能部603を実現する。設定機能部601はユーザから後述のアバターに関する設定を受け付ける。情報管理部602はユーザから受け付けたアバターに関する情報の管理を行う。情報管理部602は例えばデータベースにより実現できる。また、表示機能部603は後述のアバター及びコメントの表示を行う。
<処理の詳細>
本実施形態に係る画像処理装置1は、アバターアプリ315により後述のアバター設定処理、アバター表示処理を行う。
《アバター設定処理》
操作部3に後述のアバター及びコメントを表示させる準備のため、ユーザは本実施形態に係る操作部3を操作し、例えば図6に示すようなアバター設定メニュー画面1000を液晶タッチパネル33に表示させる。
図6はアバター設定メニュー画面の一例のイメージ図である。アバター設定メニュー画面1000は、全アバター表示、アバター選択、アバター登録、アバター削除からユーザが行いたい内容を選択させるものである。アバター設定メニュー画面1000は設定機能部601により表示される。ユーザは液晶タッチパネル33からアバター設定メニュー画面1000を操作できる。
アバター設定メニュー画面1000から全アバター表示が選択されると、設定機能部601は後述のアバター一覧画面を液晶タッチパネル33に表示させる。設定機能部601は情報管理部602が管理する後述のアバターに関する情報を用いて、アバター一覧画面を表示させる。
アバター選択が選択されると、設定機能部601は情報管理部602が管理する後述のアバターに関する情報を用いて、アバター選択画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。アバター選択画面は登録されているアバターから液晶タッチパネル33に表示させるアバターをユーザに選択させるものである。
アバター登録が選択されると、設定機能部601はアバター登録画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。アバター登録画面はアバターをユーザに登録させるものである。設定機能部601はユーザにより登録されたアバターを、情報管理部602が管理する後述のアバターに関する情報に設定する。
アバター削除が選択されると、設定機能部601はアバター削除画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。アバター削除画面は登録されているアバターから削除するアバターをユーザに選択させるものである。設定機能部601はユーザにより削除されたアバターに関する情報を、情報管理部602が管理するアバターに関する情報から削除する。
アバター設定メニュー画面1000から全アバター表示が選択されたときに表示されるアバター一覧画面1100は例えば図7に示すような画面になる。図7はアバター一覧画面の一例のイメージ図である。アバター一覧画面1100は登録されている全アバターを一覧で表示する画面である。図7のアバター一覧画面1100はアバターA、B及びCが表示されたイメージ図である。
アバター一覧画面1100からアバター(例えばアバターA)が選択されたときに表示されるアバター機能設定画面1200は例えば図8に示すような画面になる。図8はアバター機能設定画面の一例のイメージ図である。アバター機能設定画面1200は機器状態取得設定、任意メッセージ設定、RSS情報取得設定からユーザが行いたい内容を選択させるものである。
アバター機能設定画面1200から機器状態取得設定が選択されると、設定機能部601は後述の機器状態取得設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。アバター機能設定画面1200から任意メッセージ設定が選択されると、設定機能部601は後述の任意メッセージ選択画面を液晶タッチパネル33に表示させる。アバター機能設定画面1200からRSS情報取得設定が選択されると、設定機能部601は後述のRSS情報選択画面を液晶タッチパネル33に表示させる。
アバター機能設定画面1200から機器状態取得設定が選択されたときに表示される機器状態取得設定画面1300は例えば図9に示すような画面になる。図9は機器状態取得設定画面の一例のイメージ図である。機器状態取得設定画面1300は、機器IPアドレス、コミュニティ名、トナー残量ゼロ検知設定、トレー残数ゼロ検知設定からユーザが設定したい内容を選択させるものである。
機器状態取得設定画面1300から機器IPアドレスが選択されると、設定機能部601は機器状態情報を取得する機器のIPアドレスをユーザに設定させる機器IPアドレス設定画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。また、機器状態取得設定画面1300からコミュニティ名が選択されると、設定機能部601は機器状態情報を取得する機器のコミュニティ名をユーザに設定させるコミュニティ名設定画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。
機器状態取得設定画面1300からトナー残量ゼロ検知設定が選択されると、設定機能部601は後述のトナー残量ゼロ検知設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。機器状態取得設定画面1300からトレー残数ゼロ検知設定が選択されると、設定機能部601は後述のトレー残数ゼロ検知設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。
機器状態取得設定画面1300からトナー残量ゼロ検知設定が選択されたときに表示されるトナー残量ゼロ検知設定画面1400は例えば図10に示すような画面になる。図10はトナー残量ゼロ検知設定画面の一例のイメージ図である。トナー残量ゼロ検知設定画面1400は、ふきだし設定、優先度設定、黒トナー残量ゼロ検知設定、シアントナー残量ゼロ検知設定、マゼンダトナー残量ゼロ検知設定からユーザが設定したい内容を選択させるものである。
トナー残量ゼロ検知設定画面1400からふきだし設定が選択されると、設定機能部601は後述のふきだし設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。トナー残量ゼロ検知設定画面1400から優先度設定が選択されると、設定機能部601は後述の優先度設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。トナー残量ゼロ検知設定画面1400から黒トナー残量ゼロ検知設定が選択されると、設定機能部601は後述の黒トナー残量ゼロ検知設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。
トナー残量ゼロ検知設定画面1400からシアントナー残量ゼロ検知設定が選択されると、設定機能部601は、シアントナー残量ゼロ検知設定画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。トナー残量ゼロ検知設定画面1400からマゼンタトナー残量ゼロ検知設定が選択されると、設定機能部601は、マゼンタトナー残量ゼロ検知設定画面(図示せず)を液晶タッチパネル33に表示させる。
トナー残量ゼロ検知設定画面1400からふきだし設定が選択されたときに表示されるふきだし設定画面1500は例えば図11に示すような画面になる。図11はふきだし設定画面の一例のイメージ図である。ふきだし設定画面1500は、トナー残量ゼロ検知時にアバターと共に表示するふきだしをユーザに選択させるものである。
トナー残量ゼロ検知設定画面1400から優先度設定が選択されたときに表示される優先度設定画面1600は例えば図12に示すような画面になる。図12は優先度設定画面の一例のイメージ図である。優先度設定画面1600は、トナー残量ゼロ検知時に、アバターと共に表示するコメントの優先度をユーザに選択させるものである。図12の優先度設定画面1600は優先度としてHIGH(高)、MIDDLE(中)、LOW(低)の何れかをユーザに選択させる例を示している。
トナー残量ゼロ検知設定画面1400から黒トナー残量ゼロ検知設定が選択されたときに表示される黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700は例えば図13に示すような画面になる。図13は黒トナー残量ゼロ検知設定画面の一例のイメージ図である。黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700は、トナー残量ゼロ検知時に必要な有効無効、コメント、URLリンクをユーザに設定させるものである。
黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700から設定される有効無効は、黒トナー残量ゼロ検知時にアバターによるコメント表示を行うか否かを表す情報である。黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700から設定されるコメントは、黒トナー残量ゼロ検知時にふきだしに表示されるコメントの内容を表す情報である。黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700から設定されるURLリンクは、例えばコメントに合った接続先のURL(例えばトナーを注文できるホームページなど)である。
また、図8のアバター機能設定画面1200から任意メッセージ設定が選択されたときに表示される任意メッセージ選択画面1800は図14に示すような画面になる。図14は任意メッセージ選択画面の一例のイメージ図である。任意メッセージ選択画面1800は設定する任意メッセージをユーザに選択させるものである。
任意メッセージ選択画面1800から1つの任意メッセージが選択されると、設定機能部601は図15に示すような任意メッセージ設定画面1900を液晶タッチパネル33に表示させる。図15は任意メッセージ設定画面の一例のイメージ図である。
任意メッセージ設定画面1900は、有効無効、ふきだし、優先度、コメント、URLリンク、表示時間設定、表示曜日設定をユーザに設定させるものである。
任意メッセージ設定画面1900から設定される有効無効は、任意メッセージの表示を行うか否かを表す情報である。ふきだし設定は、図11と同様なふきだし設定画面を液晶タッチパネル33に表示して、任意メッセージの表示を行うふきだしをユーザに選択させるものである。優先度設定は、図12と同様な優先度設定画面を液晶タッチパネル33に表示して、任意メッセージの優先度をユーザに選択させるものである。コメントは、ふきだしに表示される任意メッセージの内容を表す情報である。URLリンクは、例えばコメントに合った接続先のURLである。
任意メッセージ設定画面1900から表示時間設定が選択されると、設定機能部601は後述の表示時間設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。また、任意メッセージ設定画面1900から表示曜日設定が選択されると、設定機能部601は後述の表示曜日設定画面を液晶タッチパネル33に表示させる。
任意メッセージ設定画面1900から表示時間設定が選択されたときに表示される表示時間設定画面2000は例えば図16に示すような画面になる。図16は表示時間設定画面の一例のイメージ図である。表示時間設定画面2000は、任意メッセージを表示したい時間帯を選択させるものである。表示時間設定画面2000は時間帯を選択させるものの他、時間を選択させるものや、時間帯又は時間を設定させるものであってもよい。
任意メッセージ設定画面1900から表示曜日設定が選択されたときに表示される表示曜日設定画面2100は例えば図17に示すような画面になる。図17は表示曜日設定画面の一例のイメージ図である。表示曜日設定画面2100は、任意メッセージを表示したい曜日を選択させるものである。
また、図8のアバター機能設定画面1200からRSS情報取得設定が選択されたときに表示されるRSS情報選択画面2200は図18に示すような画面になる。図18はRSS情報選択画面の一例のイメージ図である。RSS情報選択画面2200は設定するRSS情報をユーザに選択させるものである。
RSS情報選択画面2200から1つのRSS情報が選択されると、設定機能部601は図19に示すようなRSS情報取得設定画面2300を液晶タッチパネル33に表示させる。図19はRSS情報取得設定画面の一例のイメージ図である。RSS情報取得設定画面2300は、有効無効、URLリンク、ふきだし、優先度をユーザに設定させるものである。
RSS情報取得設定画面2300から設定される有効無効は、RSS情報の表示を行うか否かを表す情報である。URLリンクは、RSS情報の取得先のURLである。ふきだし設定は、図11と同様なふきだし設定画面を液晶タッチパネル33に表示して、RSS情報の表示を行うふきだしをユーザに選択させるものである。優先度設定は、図12と同様な優先度設定画面を液晶タッチパネル33に表示して、RSS情報の優先度をユーザに選択させるものである。
図6〜図19に示した画面を利用することで、設定機能部601はアバターに関する設定をユーザから受け付ける。設定機能部601がユーザから受け付けたアバターに関する設定は情報管理部602により、図20〜図24に示す情報として管理される。
図20はアバター一覧情報の一例の構成図である。図20に示すアバター一覧情報は例えば図6のアバター設定メニュー画面1000からアバター登録を選択することにより表示されるアバター登録画面(図示せず)から設定される。図20のアバター一覧情報はアバターを一意に識別するID、アバター名、アイコン画像などを項目として有する。
図21は選択中アバター情報の一例の構成図である。図21に示す選択中アバター情報は例えば図6のアバター設定メニュー画面1000からアバター選択を選択することにより表示されるアバター選択画面(図示せず)から設定される。図21の選択中アバター情報は選択したアバターを一意に識別する選択アバターIDなどを項目として有する。
図22は機器状態取得設定情報の一例の構成図である。図22に示す機器状態取得設定情報は例えば図7のアバター一覧画面1100から図8のアバター機能設定画面1200を介して遷移する図9の機器状態取得設定画面1300、図10のトナー残量ゼロ検知設定画面1400などから設定される。図22の機器状態取得設定情報はアバターを一意に識別するID、機器IPアドレス、コミュニティ名、ふきだし、優先度、有効無効、コメント、URLリンクなどを項目として有する。
図23は任意メッセージ設定情報の一例の構成図である。図23の任意メッセージ設定情報は例えば図7のアバター一覧画面1100から図8のアバター機能設定画面1200を介して遷移する図14の任意メッセージ選択画面1800、図15の任意メッセージ設定画面1900などから設定される。図23の機器状態取得設定情報はアバターを一意に識別するID、有効無効、ふきだし、優先度、コメント、URLリンク、表示時間、表示曜日などを項目として有する。
図24はRSS情報取得設定情報の一例の構成図である。図24のRSS情報取得設定情報は例えば図7のアバター一覧画面1100から図8のアバター機能設定画面1200を介して遷移する図18のRSS情報選択画面2200、図19のRSS情報取得設定画面2300などから設定される。図24のRSS情報取得設定情報はアバターを一意に識別するID、有効無効、ふきだし、優先度、コメント、URLリンクなどを項目として有する。
なお、本実施形態ではアバター設定処理を操作部3から行う例を説明したが、操作部3とアクセス可能な端末装置6から行うようにしてもよい。また、アバター設定処理はクラウドサービスに代表されるWebアプリやサーバ側のアプリが受け付け、操作部3に配信するようにしてもよい。
《アバター表示処理》
アバター設定処理が行われた操作部3は図20〜図24に示した情報を利用することにより、液晶タッチパネル33に表示される操作画面に、図25に示すようなアバター2501及びふきだし2502を表示する。ふきだし2502にはコメントが表示される。
図25はアバター及びコメントが表示された操作画面の一例のイメージ図である。操作画面に表示されるアバター2501は図20のアバター一覧情報及び図21の選択中アバター情報に基づくものとなる。
また、操作画面に表示されるアバター2501のふきだし2502及びふきだし2502に表示されるコメントは、図22の機器状態取得設定情報、図23の任意メッセージ設定情報、RSS情報取得設定情報に基づくものとなる。ふきだし2502にはアバター2501が話しているかのようにコメントが表示される。
ふきだし2501には、例えば画像処理装置1の状態をアバター2501が話すコメントの他、操作方法のガイダンスを話すコメント、操作のアドバイスを話すコメント、挨拶やねぎらいの言葉を話すコメントなどが表示される。また、ふきだし2501には、質問アンケートを話すコメントの他、任意メッセージやRSS情報などが表示される。
画像処理装置1の状態をアバター2501が話すコメントの例としては「紙切れが発生しています。トレー1に紙を補給してね!」等である。操作方法のガイダンスを話すコメントの例としては「両面で集約は、○○の後、○○をしたらできますよ。」等である。操作のアドバイスを話すコメントの例としては「○○のようにコピーを取るともっと効率的ですよ。」等である。挨拶やねぎらいの言葉を話すコメントの例としては大量コピー時に表示する「いつもお仕事たいへんですね。」や時間に応じて表示する「夜遅くまでお疲れ様」等である。
図26はアバター表示処理の一例のフローチャートである。例えばアバター表示処理は操作部3の起動時に開始される。ステップS10において、アバターアプリ315の表示機能部603は図20のアバター一覧情報、図21の選択中アバター情報に基づき、操作画面にアバター2501を表示する。
ステップS11において、表示機能部603は図22の機器状態取得設定情報、図23の任意メッセージ設定情報、図24のRSS情報取得設定情報を参照し、優先度に応じてふきだし2502及びコメントを操作画面に表示する。なお、ステップS11の詳細については後述する。
ステップS12において、表示機能部603はコメント更新のトリガがあるか否かを判定する。コメント更新のトリガとしては、液晶タッチパネル33へのユーザの操作、操作画面の更新、所定時間の経過、本体部2の機器状態(例えばエラー発生)等がある。
コメント更新のトリガがあれば、表示機能部603はステップS13に進み、ふきだし2502及びコメントを更新するコメント更新を行う。コメント更新により新たに表示されるふきだし2502及びコメントは、例えばステップS11と同様に決定することができる。なお、ステップS13の詳細については後述する。コメント更新のトリガが無ければ表示機能部603はステップS13の処理をスキップする。
ステップS14において、表示機能部603はアバター2501の表示を終了するか否かを判定する。アバター2501の表示を終了しないのであれば、表示機能部603はステップS12に戻り処理を続ける。アバター2501の表示を終了するのであれば、表示機能部603はステップS15においてアバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示を終了し、図26のフローチャートの処理を終了する。
ステップS11及びS13において表示又は更新されるふきだし2502及びコメントは例えば図27のフローチャートのように選択される。図27はコメント選択処理の一例のフローチャートである。
ステップS21において、表示機能部603はふきだし2502及びコメントの表示候補を選択する。ステップS21における表示候補の選択は、図22の機器状態取得設定情報、図23の任意メッセージ設定情報、図24のRSS情報取得設定情報から表示候補となり得るレコードを選択する処理となる。
例えば図22の機器状態取得設定情報から表示候補となり得るレコードを選択する場合は本体部2のMIB情報管理部215から取得した機器状態情報に基づき、その機器状態に合致するレコードが選択される。例えば機器状態情報が黒トナー残量ゼロを示しているときは、図13の黒トナー残量ゼロ検知設定画面1700から設定されたコメント等を含むレコードが表示候補となり得るレコードとして選択される。アバターアプリ315は所定時間毎に、本体部2のMIB情報管理部215から例えばポーリングにより機器状態情報を取得する。
また、図23の任意メッセージ設定情報から表示候補となり得るレコードを選択する場合は時間や曜日に基づき、表示時間や表示曜日が合致するレコードが選択される。図24のRSS情報取得設定情報から表示候補となり得るレコードを選択する場合は例えば更新のあったRSS情報に合致するレコードが選択される。
ステップS22において、表示機能部603はステップS21で選択した表示候補となり得る各レコードの優先度を参照し、優先度高の表示候補があるか判定する。優先度高の表示候補があれば、表示機能部603はステップS25において、優先度高の表示候補に基づくふきだし2502及びコメントを液晶タッチパネル33に表示する。
なお、優先度高の表示候補が複数ある場合、表示機能部603は1つのアバター2501に対し、複数のふきだし2502及びコメントを表示してもよいし、一つのふきだし2502及びコメントを順番に表示するようにしてもよい。
また、優先度高の表示候補が無ければ、表示機能部603はステップS23の処理に移行する。ステップS23において、表示機能部603はステップS21で選択した表示候補となり得る各レコードの優先度を参照し、優先度中の表示候補があるか判定する。優先度中の表示候補があれば、表示機能部603はステップS26において、優先度中の表示候補に基づくふきだし2502及びコメントを液晶タッチパネル33に表示する。
なお、優先度中の表示候補が複数ある場合、表示機能部603は1つのアバター2501に対し、複数のふきだし2502及びコメントを表示してもよいし、一つのふきだし2502及びコメントを順番に表示するようにしてもよい。
また、優先度中の表示候補が無ければ、表示機能部603はステップS24の処理に移行する。ステップS24において、表示機能部603はステップS21で選択した表示候補となり得る各レコードの優先度を参照し、優先度低の表示候補があるか判定する。優先度低の表示候補があれば、表示機能部603はステップS27において、優先度低の表示候補に基づくふきだし2502及びコメントを液晶タッチパネル33に表示する。
なお、優先度低の表示候補が複数ある場合、表示機能部603は1つのアバター2501に対し、複数のふきだし2502及びコメントを表示してもよいし、一つのふきだし2502及びコメントを順番に表示するようにしてもよい。
液晶タッチパネル33に表示されたアバター2501、ふきだし2502及びコメントはユーザの操作により自由に消せることが望ましい。そこで、表示機能部603はユーザからアバター2501、ふきだし2502及びコメントを消す操作をユーザから以下のように受け付ける。
例えば表示機能部603は、液晶タッチパネル33に表示されたアバター2501上でのユーザのピンチ操作(ピンチイン、ピンチアウト)に基づき、アバター2501、ふきだし2502及びコメントの透明度を変化させる。なお、ピンチインとは、液晶タッチパネル33の2点を指で押さえ、指を近づける操作である。ピンチインとは、液晶タッチパネル33の2点を指で押さえ、指を遠ざける操作である。例えば表示機能部603はピンチインで透明(透過)度を上げ、ピンチアウトで透明度を下げる。
また、表示機能部603はユーザからアバター2501、ふきだし2502及びコメントを拡大、縮小する操作をユーザから以下のように受け付ける。例えば表示機能部603は液晶タッチパネル33に表示されたアバター2501のふきだし2502上でのユーザのピンチ操作に基づき、アバター2501、ふきだし2502及びコメントを拡大・縮小させる。例えば表示機能部603はピンチインでアバター2501、ふきだし2502及びコメントを縮小し、ピンチアウトで拡大する。拡大・縮小する対象は、ふきだし2502及びコメントだけでもよい。
なお、透明に近づいたアバター2501、ふきだし2502及びコメントの液晶タッチパネル33上における位置は認識が難しいため、透明度が閾値を超えている間、表示機能部603はユーザのピンチ操作を全て透明度の変化として受け付けてもよい。
図28はアバター操作処理の一例のフローチャートである。ユーザによるピンチ操作を検知すると、表示機能部603は図28のフローチャートの処理を開始する。ステップS31において、表示機能部603はピンチ操作を検知した位置がアバター2501上(アバター2501のアイコン画像内)であるか判定する。
ピンチ操作を検知した位置がアバター2501上であれば、ステップS32において表示機能部603は、アバター2501、ふきだし2502及びコメントの透明度を変化させる透過処理を行う。ステップS33において、表示機能部603はステップS32の透過処理によりアバター2501、ふきだし2502及びコメントの透明度が閾値を超えているか否かを判定する。
透明度が閾値を超えていれば、表示機能部603はアバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示(表示レイヤー)を最背面にする。なお、アバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示を最背面にしても、ユーザのピンチ操作は表示機能部603により検知できるようにする。
アバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示が最背面になることで、アバターアプリ315以外のコピーアプリ316などのアプリケーションが作成する画面はアバター2501等に遮られることなく表示される。このように、アバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示を最背面にすることで、表示機能部603はユーザによるコピーアプリ316の操作の邪魔にならないようにしている。
つまり、アバター2501やふきだし2502の表示領域と重なっている為に他のアプリケーションが作成する画面(例えばアプリを選択するためのアイコン画像等)が表示されない可能性がある。また、他のアプリケーションを利用するために画面を選択操作する等のユーザ操作が受け付けられないと、ユーザにとってアバター2501やふきだし2502が表示されていることが操作の邪魔になってしまう可能性がある。
従って、ユーザは液晶タッチパネル33の任意の位置に対する操作により、その操作を他のアプリケーションに対する操作とするか、アバター2501又はふきだし2502に対する操作とするかを、自らの操作でコントロール出来る(切り替えられる)。
本実施形態において、アバター2501やふきだし2502の表示が最背面になったとしても、ピンチ操作に応じた処理を行う対象はアバター2501やふきだし2502である。一方、アバター2501やふきだし2502の表示が最背面になった場合のタッチ操作に応じた処理はアバター2501やふきだし2502ではない(例えば同じ位置に表示されていた他のアプリケーションに対する処理である)。
これは、例えば他のアプリケーションのアイコン画像が表示されていた場合に、ユーザはピンチ操作によって該当する他のアプリケーションのアイコン画像を拡大・縮小あるいは透過したいといった事を望まない場合が考えられるためである。
あるいは、一度、アバター2501やふきだし2502を最背面に表示した後に、アバター2501やふきだし2502を最前面に戻すことが出来なくなると、ユーザの利便性を損なう可能性があるためである。
従って、少なくともアバター2501やふきだし2502を最前面に表示するか最背面に表示するかを制御するための特定のユーザ操作についてはアバター2501やふきだし2502が最前面又は最背面の何れに表示されていても、有効になることが望ましい。つまり、最前面に表示されていても最背面に表示されていても、その操作位置がアバター2501やふきだし2502の表示位置にあれば、常にアバター2501やふきだし2502は操作の対象となるようにするのが望ましい。
なお、アバター2501やふきだし2502の表示を最前面とするか最背面とするかの制御に限らず、例えばアバター2501及びふきだし2502と、他のアプリケーションが作成する画面との前面背面の関係が切り替われる表示制御であればよい。少なくとも特定のユーザ操作(例えばタッチ操作)に応じた処理の対象が、操作位置に表示されているアバター2501やふきだし2502となるか、あるいは他のアプリケーションとなるかを切り替える表示制御であればよい。
また、透明度が閾値を超えていなければ、表示機能部603はアバター2501、ふきだし2502及びコメントの表示を最前面にする。したがって、ユーザは液晶タッチパネル33に表示されているアバター2501、ふきだし2502及びコメントを確認することができる。
一方、ステップS31において、ピンチ操作を検知した位置がアバター2501上でなければ、表示機能部603はピンチ操作を検知した位置がふきだし2502上(ふきだし2502の画像内)であるか判定する。
ピンチ操作を検知した位置がふきだし2502上であれば、ステップS36において表示機能部603は、アバター2501、ふきだし2502及びコメントを拡大・縮小する拡大・縮小処理を行う。なお、ステップS35において、ピンチ操作を検知した位置がふきだし2502上でなければ、表示機能部603は図28のフローチャートの処理を終了する。
本実施形態ではふきだし2502にコメントを表示する例について説明したが、画像処理装置1が提供する機能を呼び出すショートカットキーを表示してもよい。また、ふきだし2502がユーザによりタッチされたときに、アバターアプリ315はコメント内容に応じた設定要求(例えばTCO削減のコメントに応じて紙を節約できる設定要求)を本体部2に対して自動的に行うようにしてもよい。
さらに、アバターアプリ315の表示機能部603は、アバター2501をお勧めの機能のボタンの近くまで移動させる処理や、スワイプなどのユーザの操作により、ふきだし2502を消す処理など、を設けてもよい。スワイプとは、液晶タッチパネル33の1点に指を触れたまま、指を滑らせる操作である。
<まとめ>
本実施形態によれば、画像処理装置1の操作部3に、本体部2の機器状態情報、ユーザ間で共有したい任意メッセージ、インターネット等から取得できる情報などを、優先度に応じて表示させることができる。例えばトナー切れや紙切れ、故障などが本体部2で発生している場合、操作部3には機器状態情報に基づく対処方法などが表示される。
また、トナー切れや紙切れ、故障などが本体部2で発生していない場合、操作部3には任意メッセージ、インターネット等から取得できる情報などを表示できる。例えば、任意メッセージにあいさつやねぎらいの言葉を含ませれば、画像処理装置1をフレンドリーな機器とすることもできる。
このように、本実施形態によれば、ユーザから受け付けたアバター2501に関する設定に基づき、操作部3にアバター2501、ふきだし2502及びコメントを表示することで、操作部3に表示させる情報の価値を高めることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば画像処理装置1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもないことである。例えば設定機能部601、情報管理部602は、操作部3の外に設ける構成でもよい。設定機能部601、情報管理部602は、例えば操作部3から通信可能なサーバ等に設けてもよい。サーバ等は複数台でも良く、機能を分散して設けてもよい。
なお、特許請求の範囲に記載した第1の画面は例えばコピーアプリ316が液晶タッチパネル33(表示部)に表示する画面に相当する。操作受付手段は例えばコピーアプリ316に相当する。設定情報は設定機能部601を利用してユーザが設定し、情報管理部602により管理される図20〜図24に示した各種情報に相当する。本体部の状態情報は機器状態情報に相当する。情報表示手段はアバターアプリ315に相当する。
設定手段は設定機能部601に相当する。管理手段は情報管理部602に相当する。表示手段は表示機能部603に相当する。キャラクタはアバター2501に相当する。第1の操作はピンチ操作に相当する。情報に対するユーザの第1の操作は、ふきだし2502上でのユーザのピンチ操作に相当する。本体装置、操作装置は、それぞれ本体部2、操作部3に相当する。
1 画像処理装置
2 本体部
3 操作部
4 ケーブル
5 ネットワーク
6、8 端末装置
7 無線アクセスポイント
21 本体部コントローラ
22 スキャナデバイス
23 プロッタデバイス
31 操作部コントローラ
32 ハードキー
33 液晶タッチパネル
211、311 OS部
212、312 通信制御部
213、313 通信I/F
214 コピー制御部
215 MIB情報管理部
314 操作情報入出力部
315 アバターアプリ
316 コピーアプリ
500 コンピュータ
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM(Random Access Memory)
505 ROM(Read Only Memory)
506 CPU(Central Processing Unit)
507 通信I/F
508 HDD(Hard Disk Drive)
601 設定機能部
602 情報管理部
603 表示機能部
2501 アバター
2502 ふきだし
特開2010−143108号公報

Claims (11)

  1. ユーザからの操作を受け付ける操作部と、前記操作部からの要求に基づき動作する本体部とを有する情報処理システムであって、
    前記操作部は、
    ユーザから前記操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、前記第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、前記操作に応じた要求を前記本体部に対して行う操作受付手段と、
    前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体部から取得した前記本体部の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する情報表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報表示手段は、ユーザから前記設定情報の設定を受け付ける設定手段と、
    前記設定手段が受け付けた前記設定情報を管理する管理手段と、
    前記設定情報、及び、前記本体部の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記表示候補の情報として、前記本体部の状態に関する情報、ユーザにより設定された任意の情報、前記情報処理システムの外部から取得する情報、の少なくとも一つの情報に関する前記設定情報の設定を受け付けること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記設定手段は、前記表示候補の情報ごとの優先度を、ユーザから前記設定情報の設定として受け付け、
    前記表示手段は、前記表示候補の情報ごとの優先度に基づき、前記表示候補の情報から少なくとも一つの前記情報を選択すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記表示手段は、前記設定情報に含まれるキャラクタの情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記キャラクタの情報により指定された前記キャラクタの画像と共に、前記第1の画面より前面に表示すること
    を特徴とする請求項2又は3記載の情報処理システム。
  5. 前記表示手段は、前記第1の画面より前面に表示された前記キャラクタの画像に対するユーザの第1の操作を受け付けると、前記第1の画面より前面に表示されている前記キャラクタの画像の透明度を変化させると共に、前記キャラクタの画像と共に表示されている前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報の透明度も変化させること
    を特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記表示手段は、前記キャラクタの画像と共に表示した前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報に対するユーザの前記第1の操作を受け付けると、前記第1の画面より前面に表示されている前記キャラクタの画像と共に表示した前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報の大きさを変化させること
    を特徴とする請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記情報表示手段は、情報更新のトリガを検知すると、前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体部から取得した前記本体部の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から少なくとも一つの前記情報を選択し直し、前記第1の画面より前面に表示された前記情報を更新すること
    を特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 前記操作部は前記本体部から独立したオペレーティングシステムが搭載され、前記本体部と独立に動作すること
    を特徴とする請求項1乃至7何れか一項記載の情報処理システム。
  9. ユーザからの操作を受け付け、前記ユーザから受け付けた操作に基づき、本体装置を動作させるための要求を行う操作装置であって、
    ユーザから前記操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、前記第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、前記操作に応じた要求を前記本体装置に対して行う操作受付手段と、
    前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体装置から取得した前記本体装置の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する情報表示手段と、
    を有することを特徴とする操作装置。
  10. ユーザからの操作を受け付ける操作部と、前記操作部からの要求に基づき動作する本体部とを有する情報処理システムで実行される情報表示方法であって、
    ユーザから前記操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、前記第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、前記操作に応じた要求を前記本体部に対して行う操作受付ステップと、
    前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体部から取得した前記本体部の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する情報表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報表示方法。
  11. ユーザからの操作を受け付け、前記ユーザから受け付けた操作に基づき、本体装置を動作させるための要求を行う操作装置を、
    ユーザから前記操作を受け付ける第1の画面を表示部に表示し、前記第1の画面に対するユーザの操作を受け付けて、前記操作に応じた要求を前記本体装置に対して行う操作受付手段、
    前記表示部に表示する表示候補の情報に関する設定がされている設定情報、及び、前記本体装置から取得した前記本体装置の状態情報に基づき、前記表示候補の情報から選択した少なくとも一つの前記情報を、前記表示部に表示された前記第1の画面より前面に表示する情報表示手段、
    として機能させること、を特徴とするプログラム。
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