JP2014239389A - 撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラム - Google Patents

撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影禁止すべき場所での撮影を禁止することを可能な撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】撮影現場に予め配置したRFIDタグ52やバーコード等から得られる撮影許可(または禁止)条件による撮影制御機能や、撮影当事者に異常事態が生じた場合に当事者が押す緊急釦34や危機センサ36による撮影制御機能、当方の監視センタ16からの強制制御による撮影制御機能等を有し、これらの信号を撮影制御部32が判断してシャッタ制御部30に対して制御信号を送信することにより撮影制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラムに係り、特に、撮影することによって得られる画像情報を送信可能な撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラムに関する。
近年、ライブ映像を、インターネットや携帯電話等の通信手段を利用して配信する技術が急速に進展を続けている。
例えば、特許文献1では、所定周期監視領域を撮影した画像を取得する画像取得部と、画像を記憶する記憶部と、公衆通信網を介して監視センタと通信し、監視センタからの第1伝送方式及び第2伝送方式の画像伝送要求に対して、画像を記憶部から読み出して監視センタへ送信する通信送信部と、を有して、通信制御部が、第1伝送方式を指定する画像伝送要求に対して、画像の取得時刻の順に画像を順次送信し、第2伝送方式を指定する画像伝送要求に対して、先行して送信した画像に引き続いて監視センタへ画像の伝送時間に応じて間引き処理した画像を送信することが記載されている。
また、撮影者が撮影するカメラに関する技術では、撮影者が移動しながら撮影した場合に、撮影装置の位置または撮影方向が変化することにより、画像揺れが発生し、見難い画像となってしまうため、特許文献2に記載の技術などが提案されている。
特許文献2では、入力される動画像の各時刻でのパラメータ値を求めるパラメータ抽出手段と、パラメータ抽出手段で求めた各時刻でのパラメータ値を統計処理し各時刻での理想パラメータ値を計算する理想パラメータ計算手段と、新旧の画像を保持する画像メモリと、パラメータ抽出手段で求められた実際のパラメータ値と理想パラメータ計算手段で計算された理想パラメータ値に基づき補正量を計算し、その補正量に基づいて画像メモリに保持された画像を変換する画像変換手段とから構成される動画像処理装置において、パラメータ抽出手段で抽出されたパラメータが、理想パラメータ計算手段に入力される毎に、理想パラメータ計算手段において、新規理想パラメータを求める計算を行うことにより、移動撮影時の画像揺れを防止することが提案されている。
特開2010−171633号公報 特開2010−10798号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、固定された監視カメラの画像を公衆通信網を介して監視センタへ送信するようにしているが、警備員70やロボット等の移動体にカメラを設けて、特許文献2に記載の技術のように、移動しながら撮影することまでは想定されていない。
移動しながら撮影する場合を想定すると、撮影が好ましくない場所での撮影を禁止することが望ましいが、撮影場所等に応じて撮影の可否を自動的に判断するためには、工夫が必要である。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、撮影場所毎に規定される撮影条件で自動的に撮影を制御することが可能な撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、撮影指示に応じて撮影を行って撮影画像情報を生成する撮影手段と、予め定めた撮影場所への移動を検出して、検出した撮影場所に応じて予め定めた撮影可否を表す撮影情報又は検出した撮影場所の位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記撮影情報又は前記位置情報に基づいて、撮影可否を判断し、当該判断結果に応じて前記撮影手段による撮影を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、撮影手段では、撮影指示に応じて撮影を行って撮影画像情報が生成される。
取得手段では、予め定めた撮影場所への移動が検出され、該撮影場所に応じて予め定めた撮影可否を表す撮影情報または該撮影場所の位置情報が取得される。例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)等の無線通信を利用して、撮影場所へ移動した場合にRFIDタグ等から撮影情報や撮影場所の位置情報を取得することが可能である。或いは、バーコード等から撮影情報や撮影場所の位置情報を取得したり、GPS(Global Positioning System)衛星等から位置情報を取得することも可能である。
そして、制御手段では、取得された撮影情報又は位置情報に基づいて、撮影可否が判断され、該判断結果に応じて撮影手段による撮影が制御される。すなわち、取得手段によって取得された情報から撮影可否が判断され、撮影可能な場合には撮影を行うように撮影手段による撮影を制御し、撮影が不可能な場合には撮影禁止するように撮影手段による撮影が制御される。従って、撮影場所毎に規定される撮影条件で自動的に撮影を制御することができる。
制御手段は、例えば、請求項2に記載の発明のように、取得手段が撮影情報を取得する場合には、取得手段によって取得された撮影情報の撮影可否に応じて撮影可否を判断して撮影手段による撮影を制御し、取得手段が位置情報を取得する場合には、取得手段によって取得された位置情報に対応して予め定めた撮影可否に応じて撮影可否を判断して撮影手段による撮影を制御する。
なお、請求項3に記載の発明のように、要求に応じて、撮影手段の撮影によって生成される撮影画像情報のうち全画素の動画を抽出、又は一部の画素を切り出して抽出する抽出手段を更に備えるようにしてもよい。これによって、予め定めた監視センタ等へ撮影画像情報を送信する際に、通信要求に応じた容量で撮影画像情報を送信することが可能となる。この場合、請求項4に記載の発明のように、抽出手段によって抽出された全画素の動画から静止画を生成する生成手段を更に備えるようにしてもよい。
また、請求項5に記載の発明のように、撮影手段による撮影開始を指示するための撮影開始指示手段と、撮影者の生態情報を測定して予め定めた緊急事態を検出する緊急検出手段と、を更に備え、制御手段が、撮影開始指示手段よって撮影開始が指示された場合、及び緊急検出手段によって緊急事態が検出された場合の少なくとも一方の場合に、撮影手段による撮影を開始するように撮影手段を更に制御するようにしてもよい。これによって緊急事態の場合に手動または自動で撮影手段による撮影を開始することができ、緊急時の様子を撮影することができる。
なお、撮影手段は、請求項6に記載の発明のように、撮影開始の所定時間前からの撮影画像情報を予め定めた監視センタへパケット送信した後に、所定のフレームレートでライブ送信するように更に制御するようにしてもよい。
また、制御手段は、請求項7に記載の発明のように、撮影者の頭部または肩部へ配置するようにしてもよい。これにより、撮影者が見た様子を撮影することが可能となる。
また、本発明は、請求項8に記載の発明のように、撮影手段の撮影方向を変更させるための変更手段を更に備えるようにしてもよい。すなわち、変更手段によって撮影手段の撮影方向を変更することが可能となるので、撮影対象を的確に撮影することができる。
さらに、請求項9に記載の発明のように、たすき部分の背面側が分割され、分割部分が切り離し可能な固定手段によって固定されたたすき状ベルトを更に備え、撮影手段、取得手段、及び制御手段をたすき状ベルトに設けるようにしてもよい。
一方、本発明は、請求項10に記載の発明のように、請求項1〜7の何れか1項に記載の撮影制御装置と、前記撮影制御装置と通信接続され、前記撮影手段の撮影によって得られる撮影画像情報を前記撮影制御装置から受信可能とされると共に、前記撮影制御装置を遠隔操作可能な監視センタと、を備えた遠方監視システムとしてもよいし、請求項11に記載の発明のように、コンピュータを、請求項1〜7の何れか1項に記載の撮影制御装置における前記取得手段及び前記制御手段として機能させるための撮影制御プログラムとしてよい。
本発明によれば、撮影場所毎に規定される撮影条件で自動的に撮影を制御することが可能な撮影制御装置、遠方監視システム、及び撮影制御プログラムを提供することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態に係る撮影制御装置を含む遠方監視システムの概略構成を示すブロック図である。 カメラ本体及び通信・制御装置を備えたたすき状ベルトの一例を示す図である。 通信・制御装置で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。 緊急応答処理の流れの一例を示すフローチャートである。 撮影制御の流れの一例を示すフローチャートである。 通信・制御装置によって行われる報告処理の流れの一例を示すフローチャートである。 通信・制御装置によって行われる方向同期処理の流れの一例を示すフローチャートである。 遠方監視システムによる撮影から監視センタへの撮影画像の送信までの稼働例を示す模式図である。 (A)は、たすき状ベルトのたすき部分に設けたスライド機構の正面図であり、(B)は、たすき状ベルトに設けたスライド機構及び固定手段の側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る撮影制御装置を含む遠方監視システムの概略構成を示すブロック図である。
遠方監視システム10は、カメラ本体12、通信・制御装置14、及び監視センタ16を備えている。
カメラ本体12及び通信・制御装置14は、警備員やロボット等の移動体に設け、撮影画像を監視センタ16へ送信するものである。なお、カメラ本体12及び通信・制御装置14は、バッテリ58によって駆動される。
本実施の形態では、警備員がカメラ本体12及び通信・制御装置14を携帯する例を一例として示す。具体的には、図2に示すように、たすき状ベルト60にカメラ本体12及び通信・制御装置14が設けられており、ウエアラブルな構成とされている。図2の例では、カメラ本体12がたすき状ベルト60の警備員70の肩に対応する部分に設けられ、通信・制御装置14がベルト部分やベルトのバックル部分等に設けられている。また、マイク62、照明64、及びスピーカ66等も設けられており、たすき状ベルト60の上部から順に設けられ、マイク62やスピーカ66は音声通信時に利用される。なお、各配置は図2に示す配置に限るものではない。例えば、カメラ本体12は、帽子やヘルメットなどに設けて警備員70の頭部に配置するようにしてもよい。カメラ本体12を肩部や頭部に設けることにより、警備員70の見た様子を撮影することができ、ターゲットとするものを安定的に捉えることができると共に、背後を含めた撮影が可能となる。
カメラ本体12は、本実施の形態では、全方位撮影が可能とされている。例えば、図2の点線Aで示すように、カメラの撮影方向を図2の上側とし、撮影方向に円錐形又は半球状の鏡12Aを設けることにより、360度の全方位を撮影することができる。或いは、点線Bで示すように、魚眼レンズ12Bを用いても、360度の全方位を撮影することができる。なお、本実施の形態では、全方位が撮影なカメラ本体12を適用するが、一方向を撮影する一般的なカメラを適用するようにしてもよい。或いは、複数方向が撮影可能なカメラを適用するようにしてもよいし、複数のカメラを配置するようにしてもよい。或いは、カメラをスライドさせるようにしてもよい。
また、カメラ本体12の構成は、図1に示すように、撮影部18、シャッタ部20、位置・姿勢検出制御部22、及び常時上書き記憶部24を備えている。
撮影部18は、CCDセンサ等の撮像素子によって撮影が行われ、撮像素子に光電変換されることによって得られる撮影画像を表す撮影画像情報が生成される。
また、撮影状撮影画像が様々な方向を示すと、遠隔地にある監視センタ16で画像を認識する際に、どの方向の撮影画像かが分かり難くいため、カメラの姿勢を制御する必要がある。そこで、本実施の形態の撮影部18には、撮影姿勢や撮影方向等を検出する磁気センサ等により構成されたジャイロコンパス26が設けられている。すなわち、ジャイロコンパス26によって警備員70の移動による撮影位置や姿勢が検出され、検出結果が位置・姿勢検出制御部22へ出力される。
位置・姿勢検出制御部22は、ジャイロコンパス26の検出結果に基づいて、撮影時の位置・姿勢に関する位置・姿勢情報を生成する。生成された位置・姿勢情報は、撮影部18へ出力され、撮影画像情報に付加情報として付加される。
シャッタ部20は、撮像素子によって撮影を指示するシャッタ28と、シャッタ28による撮影指示や、外部からの撮影指示により撮影部の撮影を制御するシャッタ制御部30を備えている。シャッタ制御部30によって撮影部18が制御されることにより、静止画や動画の撮影の開始や停止が制御される。
常時上書き記憶部24は、撮影部18の撮影によって得られる撮影画像情報が順次記憶される。常時上書き記憶部24は、記憶容量がなくなると、順次上書き記憶される。
また、通信・制御装置14は、撮影制御部32、緊急釦34、危機センサ36、場所情報取得部38、動画記憶部40、画像切出し制御部42、報告画像記憶部44、通信制御部46、及び画像・音声通信部48を備えている。
撮影制御部32は、撮影開始指示や撮影停止指示をシャッタ部20へ出力することによってカメラ本体12の撮影を制御する。撮影制御部32には、緊急釦34及び危機センサ36が接続されており、緊急釦34が操作された場合には、撮影開始指示をシャッタ部20へ出力することによって撮影部18による撮影が開始可能とされている。
また、危機センサ36は、警備員70が危険な状況に陥った場合、監視センタ16側にその旨を通報し、状況視認、救出、応援等の対応を行う上でリアルタイム画像を通知するために、警備員70の体温、脈拍、血圧等の生態反応を測定することで予め定めた緊急事態を検出(例えば、予め定めた閾値以上か否かを検出)し、検出結果を撮影制御部32へ出力するようになっている。撮影制御部32は、危機センサ36の検出結果に基づいて、警備員70に異常事態が発生しているか否かを判定し、異常事態が発生している場合に、撮影開始指示をシャッタ部20へ出力することにより撮影部18による撮影が開始可能とされている。これにより異常事態時の画像を撮影することが可能となる。なお、危機センサ36等の検出結果を用いて、警備員70の作業環境におけるストレスの管理が可能となるため、労務環境の適正化や人事考課の参考とするようにしてもよい。
場所情報取得部38は、本実施の形態では、GPS(Global Positioning System)衛星54からの位置情報を取得するGPS信号受信部50、及びRFID(Radio Frequency IDentification)等の無線通信を利用して予め定めた場所等に設けられたRFIDタグ52等から情報を受信するRFID情報受信部52を備えている。場所情報取得部38は、GPS信号が受信できる場合にはGPS信号を受信することにより警備員70の位置を特定し、GPS信号を受信できない場合には、RFID情報を受信することによりRFIDタグ52等から位置情報を取得し、位置情報を撮影制御部32へ出力する。撮影制御部32は、場所情報取得部38から得られる位置情報から撮影禁止領域か否かを判定して、撮影禁止領域の場合には、シャッタ部20へ撮影停止指示を出力することにより撮影を停止するようになっている。なお、本実施の形態のRFID情報受信部52では、RFIDタグ56等から位置情報を受信するが、RFIDタグ52に位置情報ではなく、撮影禁止などの撮影可否を表す撮影情報を記憶しておき、RFID情報受信部52がRFIDタグ52から撮影情報を受信するようにしてもよい。また、本実施の形態では、場所情報取得部38は、GPS信号受信部50及びRFID情報受信部52を共に備えるが、何れか一方のみでもよい。さらに、位置情報の取得は、これら以外の方法で取得するようにしてもよい。例えば、撮影場所に予め設けたバーコード等によって位置情報を取得するようにしてもよい。或いは、バーコード等によって撮影情報を取得するようにしてもよい。
動画記憶部40には、常時上書き記憶部24に一旦記憶された全素の撮影画像情報が所定のフレームレートで動画として記憶される。
画像切出し制御部42は、動画記憶部40に記憶された動画の撮影画像情報から撮影制御部32の指示に応じた画像を切出す処理を行う。例えば、動画の各フレーム画像から画像を切出してコマ落とし処理を行ったり、撮影制御部32からの指示に応じた方向の画像を切出す処理等を行う。
報告画像記憶部44は、常時上書き記憶部24に記憶された撮影画像情報や、動画記憶部40に記憶された撮影画像情報、画像切出し制御部42によって切り出された撮影画像情報を取得して、報告指示番号や、日時・位置、姿勢情報等を付加情報として付加して、報告画像として記憶する。
通信制御部46は、監視センタ16からの要求に応じて、報告画像記憶部44に記憶された報告用の撮影画像情報や、撮影部18により撮影することによって得られるリアルタイムの撮影画像情報等を監視センタ16へ送信する制御を行う。
画像・音声通信部48は、監視センタ16に対して音声及び画像の双方向通信を行う。通信方法としては、例えば、携帯電話回線網や無線通信網等を利用して監視センタ16と通信を行う。具体的には、画像・音声通信部48は、監視センタ16からの撮影指示や報告指示等の各種指示を受信して、撮影制御部32や画像切出し制御部42へ各種指示を送信する。そして、通信制御部46から出力される報告用の撮影画像情報や、各種指示に対する応答信号等を監視センタ16へ送信したり、警備員70との音声通話を制御する。
このように構成された本システムは、日常的・一般的環境において静止画・動画撮影を行うため、社会秩序を乱すような利用がされないように、一定の条件下で撮影が許可または禁止され、画像自体もメモリに記録保存後、予め決めた手順に従って可視化されるように構成されている。
ここでは、撮影画像情報の受信先の内容は示していないが、監視センタ16側ではタイムスタンプの付与や、審査機構等による開示判断等が行われる。
また、本システムにおける撮影制御機能(撮影許可または禁止)の一例としては、撮影現場に予め配置したRFIDタグ52やバーコード等から得られる撮影許可(または禁止)条件による撮影制御機能や、撮影当事者に異常事態が生じた場合に当事者が押す緊急釦34や危機センサ36による撮影制御機能、当方の監視センタ16からの強制制御による撮影制御機能等があり、これらの信号を撮影制御部32が判断してシャッタ制御部30に対して制御信号を送信することにより撮影制御を行うようになっている。
また、本実施の形態のカメラ本体12による撮影は、ぶれ防止やターゲット追尾目的から、撮影画素の全てを記憶するのではなく、全画素から必要領域を切出して記憶され、撮影によって得られる撮影画像情報から間引かれた精度となっている。
加えて、動画送信を行う場合には、通信速度や容量の関係からスムーズな動画を維持するためには、フレームレートや画素数を減らすよう制限せざるを得ない。そこで、本実施の形態では、撮影画像情報を常時上書き記憶部24に全画素の動画として記憶し、要求条件に応じて、全画素動画を動画記憶部40を記憶し、静止画(各フレーム)からコマ落とし動画を切り出して報告画像記憶部44に記憶する。画像切出し条件としては、遠隔地の監視センタ16からの制御、現場に配置されたRFIDタグ56等に記憶された制御条件、緊急信号等を撮影制御部32が判断し、画像切出し制御部42において制御する。
画像切出し制御部42では、予め定めた報告要件に適応するフレームレートに基づいて、リアルタイム画像送信時にはコマ落とし動画か静止画を送信し、通信条件に余裕がある時点で全画素(高精細)な動画を送信する。勿論、送信を行わずに、拠点等でダウンロードして報告等に使用するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本実施の形態に係る遠方監視システム10で行われる具体的な処理例について説明する。
図3は、通信・制御装置14で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図3の処理は、例えば、警備員70によって撮影開始が指示、または監視センタ16によって撮影開始が指示された場合に開始する。
まず、ステップ100では、シャッタ制御部30に撮影指示を行うことにより撮影部18による撮影が開始されてステップ102へ移行する。
ステップ102では、撮影部18の撮影によって得られる撮影画像情報が撮影情報常時上書き記憶部24に記憶されてステップ104へ移行する。
ステップ104では、緊急応答要求があるか否か撮影制御部32によって判定される。該判定は、例えば、緊急釦34が操作されたか否か、危機センサ36の検出結果が異常事態を表す結果か否か、監視センタ16によって緊急応答要求が行われたか否かを判定し、何れかの判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、何れの判定も否定された場合にはステップ108へ移行する。
ステップ106では、緊急応答処理が行われてステップ108へ移行する。なお、緊急応答処理の詳細については後述する。
ステップ108では、撮影禁止または撮影制御を行う必要があるか否か判定される。該判定は、本実施の形態では、場所情報取得部38によって取得された情報に基づいて判定し、例えば、GPS信号受信部50によって受信した信号、またはRFID情報受信部52によって得られる位置情報等が、撮影禁止や撮影制御(フレームレート減等)を行う領域であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ110では、撮影禁止領域か否か撮影制御部32によって判定され、該判定が肯定された場合にはステップ112へ移行し、否定された場合にはステップ118へ移行する。
ステップ112では、シャッタ制御部30に対して撮影停止指示を行うことにより、撮影部18による撮影が停止されてステップ114へ移行する。
ステップ114では、撮影禁止領域外へ移動したか否か判定される。該判定は、場所情報取得部38によって取得された情報から撮影禁止領域外へ移動したか否か等を判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ116へ移行する。
ステップ116では、シャッタ制御部30に対して撮影再開指示を行うことにより、撮影部18による撮影が再開されてステップ120へ移行する。
一方、ステップ118では、撮影制御が行われてステップ120へ移行する。なお、撮影制御の詳細については後述する。
ステップ120では、撮影終了か否か判定される。該判定は、例えば、撮影終了を指示する操作が行われたか否か、或いは、監視センタ16から撮影終了要求を受信したか否か等を判定し、該判定が否定された場合にはステップ104に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合には一連の処理を終了する。
続いて、上述の緊急応答処理の詳細な流れについて説明する。図4は、緊急応答処理の流れの一例を示すフローチャートである。
緊急応答処理へ移行すると、ステップ200では、画像切出し制御部42に対して画像切り出し指示が行われてステップ202へ移行する。
ステップ202では、常時上書きが一旦停止されてステップ204へ移行する。なお、当該ステップを省略して、常時上書きを一旦停止せずに、常時上書き記憶部24に対する書き込みと読み出しを時分割処理等を行うことにより後述の処理を行うようにしてもよい。
ステップ204では、常時上書き記憶部24より予め指定された時間分の直近の撮影画像情報が画像切出し制御部42によって切り出されて報告画像記憶部44に記憶されてステップ206へ移行する。
ステップ206では、切り出された撮影画像が監視センタ16へブロック送信されてステップ208へ移行する。これによって、緊急事態の前後の撮影画像を監視センタ16で確認することが可能となる。
ステップ208では、常時上書きが再開されてステップ210へ移行する。なお、ステップ202を省略する場合には当該ステップも省略する。
ステップ210では、予め指定されたフレームレートで画像が画像切出し制御部42によって切り出されてステップ212へ移行する。フレームレートは、監視センタ16との通信速度や通信容量に応じて、リアルタイム再生が可能なフレームレートを予め指定するものとする。
ステップ212では、監視センタ16へコマ落としライブ通信が行われてステップ214へ移行する。すなわち、撮影部18の撮影画像が監視センタ16へ送信され、監視センタ16ではライブ映像が再生可能となる。
ステップ214では、撮影終了か否か判定される。該判定は、例えば、撮影終了を指示する操作が行われたか否か、或いは、監視センタ16から撮影終了要求を受信したか否か等を判定し、該判定が否定された場合にはステップ216へ移行し、肯定された場合には一連の処理を終了する。
ステップ216では、通常撮影再開が指示されたか否か判定される。該判定は、例えば、緊急事態が解消されて通常撮影再開を指示する操作が行われたか否か、或いは、監視センタ16から通常撮影再開の要求を受信したか否か等を判定し、該判定が否定された場合にはステップ212へ戻ってライブ通信が継続され、判定が肯定された場合には当該処理がリターンされて、上述のステップ108へ移行する。
続いて、上述の撮影制御の詳細な流れについて説明する。図5は、撮影制御の流れの一例を示すフローチャートである。
撮影制御へ移行するとステップ300では、画像切出し条件が取得される。画像切出し条件は、例えば、場所情報取得部38によって取得された位置情報に応じた画像切出し条件を取得する。本実施の形態では、場所毎に全画素の撮影画像が必要か、コマ落とし画像でよいかを予め定めておくことにより、位置情報に応じた切出し条件を取得する。
ステップ302では、画像切出し条件がコマ落とし画像か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ304へ移行し、否定された場合には、本実施の形態では全画素の撮影画像の画像切出し条件であるものとしてステップ308へ移行する。
ステップ304では、予め指定されたフレームレートで画像切出し制御部42によって撮影画像が切り出されてステップ306へ移行し、切り出された撮影画像情報が報告画像記憶部44に記憶されてステップ310へ移行する。
一方、ステップ308では、全画素の動画が報告画像記憶部44に記憶されてステップ310へ移行する。
ステップ310では、撮影制御終了か否か判定される。該判定は、例えば、撮影制御終了を指示する操作が行われたか否か、或いは、監視センタ16から撮影制御終了要求を受信したか否か等を判定し、該判定が否定された場合にはステップ300に戻って上述の処理が繰り返され、判定が否定された場合には撮影制御がリターンされて上述のステップ120へ移行する。
なお、上述の撮影制御では、撮影画像を記憶するまでの処理として説明したが、監視センタ16へ記憶した撮影画像を送信するようにしてもよい。
次に、上述の撮影制御等で報告画像記憶部44に記憶された撮影画像や、動画記憶部40に記憶された撮影画像を監視センタ16からの要求に応じて報告する際に通信・制御装置14によって行われる報告処理の一例について説明する。図6は、通信・制御装置14によって行われる報告処理の流れの一例を示すフローチャートである。
監視センタ16から画像・音声通信部48を介して報告要求を受信すると、ステップ400では、報告要求が解析されてステップ402へ移行する。
ステップ402では、報告要求から報告画像切出し条件が抽出されてステップ404へ移行する。
ステップ404では、報告画像切出し条件がコマ落とし画像か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ406へ移行し、否定された場合には、本実施の形態では全画素の撮影画像の画像切出し条件であるものとしてステップ410へ移行する。
ステップ406では、予め指定されたフレームレートで画像切出し制御部42によって撮影画像が切り出されてステップ408へ移行し、切り出された撮影画像情報が報告画像記憶部44に記憶されてステップ412へ移行する。
一方、ステップ410では、全画素の動画が報告画像記憶部44に記憶されてステップ412へ移行する。
ステップ412では、報告画像記憶部44に記憶された報告用画像情報が監視センタ16へ送信されて一連の報告処理を終了する。
ところで、本実施の形態では、上述のステップ212のように、監視センタ16へリアルタイム画像を送信することが可能であるが、全方位カメラによって撮影された撮影画像を監視センタ16へ送信した場合には、監視センタ16でターゲットが確認し難い。そこで、本実施の形態では、監視センタ16からの指示された方向或いは撮影対象の画像を切り出して送信すること(方向同期処理)が可能とされている。
ここで、通信・制御装置14によって行われる方向同期処理の具体的な処理の流れについて説明する。図7は、通信・制御装置14によって行われる方向同期処理の流れの一例を示すフローチャートである。
監視センタ16から方向同期処理が指示されると、ステップ500では、撮影画像中の1フレームが注目フレームに設定されてステップ502へ移行する。
ステップ502では、撮影画像情報に付加された撮影付加情報に基づいて指定された方向の画像或いは指定された撮影対象の画像が、画像切出し制御部42によって切り出されてステップ504へ移行する。
ステップ504では、切り出された画像が報告画像記憶部44に記憶またはそのまま監視センタ16へ送信されてステップ506へ移行する。
ステップ506では、方向または対象が変更されたか否か判定される。該判定は、監視センタ16から監視対象の方向または監視対象の変更の指示が行われたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ508へ移行し、否定された場合にはステップ510へ移行する。
ステップ508では、指定方向情報を受信したか否か判定される。該判定は、監視センタ16から変更された監視対象の方向を表す情報や、変更された監視対象を表す情報を受信したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ510へ移行する。
ステップ510では、次のフレーム画像なし、または撮影終了か否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ512へ移行して、次のフレームが注目フレーム設定されてステップ502に戻って上述の処理が繰り返され、ステップ510の判定が肯定されたところで一連の方向同期処理を終了する。
次に、本実施の形態に係る遠方監視システム10の具体的な稼働例について説明する。図8は、遠方監視システム10による撮影から監視センタ16への撮影画像の送信までの稼働例を示す模式図である。
図8の例では、まず、警備準備を行って警備を開始する。そして、手動による指示、または、RFIDタグ56やGPS衛星54からの信号を場所情報取得部50が取得することで撮影制御部32によって撮影部18による撮影開始が制御される。
撮影を開始する際には、手動で設定、RFIDタグ56等から得られる撮影条件、或いは、場所に予め関連付けた撮影条件(フレームレート等)で撮影するように撮影部18が撮影制御部32によって制御される。これによって撮影部18による撮影が、指定されたフレームレート等の撮影条件で行われて常時上書き記憶部24に順次記憶される。
ここで、警備員70が他の場所に移動して、他のRFIDタグ56からRFID情報受信部52が撮影条件等を受信すると撮影条件が変更される。図8の例では、フレームレートが変更されて撮影が行われる。
続いて、警備員70がさらに他の場所に移動して、他のRFIDタグ56からRFID情報受信部52が撮影条件等を受信すると、撮影条件が再度変更される。図8の例では、全画素動画撮影に変更されて常時上書き記憶部24に記憶される。
さらに、警備員70が移動して、他のRFIDタグ56からRFID情報受信部52が撮影条件等を受信すると、撮影条件が再度変更される。図8の例では、コマ落とし撮影に変更される。すなわち、画像切出し制御部42によってコマ落としが行われてフレームレートが低下される。
そして、緊急釦34が操作されたり、危機センサ36によって警備員の異常事態の発生が検出されると、上述の緊急応答処理が行われて、常時上書き記憶部24より予め指定された時間分の直近の撮影画像情報が画像切出し制御部42によって切り出されてブロック送信される。図8の例では、30秒前からの撮影動画がパケット通信されて監視センタ16へ送信される。続いて、予め定めたフレームレートで監視センタ16にライブ画像が送信される。このとき音声については双方向通信が行われ、警備員70と監視センタ16巻で音声通話が可能とされ、状況報告等が行われる。このように緊急通信時には、直近の指定された時間分の撮影画像情報がパケット通信されるので、監視センタ16で緊急時の様子を確認することができる。そして、パケット通信後にフレームレートを低下させる等によってライブ通信を行うことで、通信速度や容量の制限を超えることなく、映像を監視センタ16へ確実に送信することができる。また、これにより、通信網占有時間を極力小さくすることができ、通信コストの削減や通信網の渋滞減少を図ることが可能となる。
その後、手動操作、或いは、RFIDタグ56等の情報による通常撮影指示、或いは監視センタ16からの指示により通常撮影に戻ると、通常撮影が再開される。そして、同様に、手動操作、或いは、RFIDタグ56等の情報による撮影終了指示、或いは監視センタ16からの指示により撮影終了が指示されると撮影制御部32によって撮影部18による撮影が終了される。
ここで、図8の撮影条件変更、全画素動画撮影、コマ落とし撮影のように、撮影条件を変更する情報をRFIDタグ56等から受信するように、撮影禁止領域の情報等を場所情報取得部50が取得する場合には、撮影部18による撮影を停止するように、撮影制御部32によって制御され、撮影禁止領域での撮影を確実に禁止することができる。或いは、撮影禁止領域ではなく、逆に撮影許可領域の情報を取得したときのみ撮影部18による撮影を開始するように撮影制御部32が制御することによっても、同様に、撮影してはいけないような場所での撮影を確実に禁止することができる。従って、監視センタ16からの指示、場所毎に予め定めた条件や撮影者の緊急性に基づく許可条件等により、撮影・撮影画像の蓄積・送信機能を制御し、かつ証拠要件を備えたシステムを提供することができる。これにより、映像撮影・配信技術の発展と社会秩序の整合を図ることができる。
なお、上記の実施の形態では、警備員70による警備時の撮影を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、他の用途で撮影する場合に適用するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、たすき状ベルト60の警備員70の肩に対応する部分にカメラ本体12を設けるようにしたが、カメラ本体12は、移動可能なように設けるようにしてもよい。例えば、図9(A)、(B)に示すように、スライド機構72をたすき状ベルト60の肩部分に設けて、カメラ本体12が肩の上から胸側に、図9(A)、(B)の点線矢印で示すように移動可能に構成してもよい。魚眼レンズ12Bにより全方位撮影可能なカメラ本体12を適用する場合は、スライド機構72によってカメラ本体12をスライドすることにより、魚眼レンズ12Bの方向が上方向と警備員70の前方方向に切換可能となる。従って、レンズが上向きの場合には全方位を撮影し、レンズが前方方向の場合には、前方を撮影することが可能となり、撮影対象を的確に撮影することができる。なお、カメラ本体12の撮影方向を切り換える手段としては、図9(A)、(B)に示すスライド機構72の他に、マジックテープ(登録商標)等によりカメラ本体12をたすき状ベルト60に対して着脱可能にするための固定手段をたすき状ベルト60とカメラ本体12とに設けることにより、たすき状ベルト60へのカメラ本体12の固定位置を変更可能なように構成してもよい。カメラ本体12が着脱可能となることでカメラ本体12を一般のカメラのようにも使用することが可能となる。また、スライド機構72は、たすき状ベルト60ではなく、防止やヘルメット等に設けるようにしてもよい。
また、たすき状ベルト60は、図9(B)に示すように、たすき部を捕まえられた状態で、たすき部を切り離す機構を設けるようにしてもよい。例えば、図9(B)の点線で囲った部分に示すように、たすき状ベルト60のたすき部分の背面を分割してマジックテープ(登録商標)やボタン等の固定手段74により分割部分を接続することにより、たすき部を捕まえられた状態でたすき部を切り離すことが可能となる。これにより不審者にたすき部を捕まえられたときに、固定手段74により、たすき部が分割されることで、逃げることができる。
また、上記の実施の形態における、上述した通信・制御装置14で行われる各処理は、通信・制御装置14に予め記憶するようにしてもよいし、監視センタ16から取得するようにしてもよい。例えば、建物の入り口等で通信制御部46が監視センタ16からダウンロードして撮影制御部32にインストールするようにしてもよい。これにより、警備等の契約条件が急に変わった場合や、緊急警備体制などに対応することが可能となる。
10 遠方監視システム
12 カメラ本体
14 通信・制御装置
16 監視センタ
18 撮影部
20 シャッタ部
24 常時上書き記憶部
30 シャッタ制御部
32 撮影制御部
34 緊急釦
36 危機センサ
38 場所情報取得部
40 動画記憶部
42 画像切出し制御部
44 報告画像記憶部
46 通信制御部
48 画像・音声通信部
50 GPS信号受信部
52 RFID情報受信部
54 GPS衛星
56 RFIDタグ
72 スライド機構
74 固定手段

Claims (11)

  1. 撮影指示に応じて撮影を行って撮影画像情報を生成する撮影手段と、
    予め定めた撮影場所への移動を検出して、検出した撮影場所に応じて予め定めた撮影可否を表す撮影情報又は検出した撮影場所の位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記撮影情報又は前記位置情報に基づいて、撮影可否を判断し、当該判断結果に応じて前記撮影手段による撮影を制御する制御手段と、
    を備えた撮影制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記取得手段が前記撮影情報を取得する場合、前記取得手段によって取得された前記撮影情報の撮影可否に応じて撮影可否を判断して前記撮影手段による撮影を制御し、前記取得手段が前記位置情報を取得する場合、前記取得手段によって取得された前記位置情報に対応して予め定めた撮影可否に応じて撮影可否を判断して前記撮影手段による撮影を制御する請求項1に記載の撮影制御装置。
  3. 要求に応じて、前記撮影手段の撮影によって生成される撮影画像情報のうち全画素の動画を抽出、又は一部の画素を切り出して抽出する抽出手段を更に備えた請求項1又は請求項2に記載の撮影制御装置。
  4. 前記抽出手段によって抽出された全画素の動画から静止画を生成する生成手段を更に備えた請求項3に記載の撮影制御装置。
  5. 前記撮影手段による撮影開始を指示するための撮影開始指示手段と、撮影者の生態情報を測定して予め定めた緊急事態を検出する緊急検出手段と、を更に備え、
    前記制御手段が、前記撮影開始指示手段よって撮影開始が指示された場合、及び前記緊急検出手段によって前記緊急事態が検出された場合の少なくとも一方の場合に、前記撮影手段による撮影を開始するように前記撮影手段を更に制御する請求項1〜4の何れか1項に記載の撮影制御装置。
  6. 前記制御手段は、撮影開始の所定時間前からの撮影画像情報を予め定めた監視センタへパケット送信した後に、所定のフレームレートでライブ送信するように更に制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の撮影制御装置。
  7. 前記撮影手段は、撮影者の頭部または肩部へ配置する請求項1〜6の何れか1項に記載の撮影制御装置。
  8. 前記撮影手段の撮影方向を変更させるための変更手段を更に備えた請求項7に記載の撮影制御装置。
  9. たすき部分の背面側が分割され、分割部分が切り離し可能な固定手段によって固定されたたすき状ベルトを更に備え、
    前記撮影手段、前記取得手段、及び前記制御手段を前記たすき状ベルトに設けた請求項1〜6の何れか1項に記載の撮影制御装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の撮影制御装置と、
    前記撮影制御装置と通信接続され、前記撮影手段の撮影によって得られる撮影画像情報を前記撮影制御装置から受信可能とされると共に、前記撮影制御装置を遠隔操作可能な監視センタと、
    を備えた遠方監視システム。
  11. コンピュータを、請求項1〜6の何れか1項に記載の撮影制御装置における前記取得手段及び前記制御手段として機能させるための撮影制御プログラム。
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