JP2014239000A - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】定電圧素子が高温に加熱されることを防止し、安定した放電火花を発生させることができるスパークプラグを提供すること。
【解決手段】スパークプラグ1は、中心電極6と、絶縁碍子4と、ハウジング5と、接地電極51と、ステム7とを有している。ハウジング5は、絶縁碍子4の基端側の一部を露出させつつ挿通保持している。接地電極51は、中心電極6との間に火花放電ギャップ10を形成している。ステム7は、絶縁碍子4の内側に挿通保持されたステム本体72と、ステム本体72の基端側端部に配され絶縁碍子4の基端から突出したターミナル71とを備えている。絶縁碍子4のハウジング5よりも基端側には、定電圧素子2と、定電圧素子2とターミナル71とを電気的に接続するステム側接続部材31と、定電圧素子2とハウジング5とを電気的に接続するアース側接続部材32とが配されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグに関する。
自動車等の内燃機関には、着火手段としてスパークプラグが用いられている。スパークプラグは、中心電極を内側に挿通保持する絶縁碍子と、絶縁碍子の先端側を内側に挿通保持するハウジングと、ハウジングに接合されて中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを有している。
スパークプラグにおいては、点火コイルから高電圧を印加することにより、中心電極と接地電極との間において、火花放電ギャップの絶縁を破壊し放電火花を発生させる。
このようなスパークプラグとしては、特許文献1に示されたものがある。特許文献1のスパークプラグは、絶縁碍子に内蔵された定電圧素子を有している。この定電圧素子は、一定電圧以上で抵抗値が減少するという特性を有するものであり、アバランシェダイオードや、バリスタ等が用いられている。定電圧素子は、ハウジングの内側に設けられると共に、点火プラグの2次側とハウジングとに並列接続されている。この定電圧素子を備えることにより、定電圧素子における設定電圧以上の電圧が火花放電ギャップに印加されることを防止し、放電電圧のばらつき低減を図っている。
特公平6−80313号公報
しかしながら、特許文献1のスパークプラグには、以下の問題点がある。
スパークプラグは、その先端側が内燃機関における燃焼室内に配されるため、燃焼時に生じる熱によって加熱され高温になる。また、ハウジングは、比較的熱伝導の高い金属によって形成されているため、スパークプラグ先端側の熱を伝達しやすい。そのため、スパークプラグ先端側が加熱された際には、熱がハウジングに伝達され、スパークプラグの先端からハウジングが配された範囲においては、高温になりやすい。それゆえ、ハウジングの内側に配された定電圧素子が加熱され、耐熱温度以上の高温にさらされるおそれがある。これにより、定電圧素子における設定電圧の変化や損傷が発生し、機能を果たさなくなるといった不具合が生じることがある。この場合、安定した放電火花の発生を阻害することとなるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、定電圧素子が高温に加熱されることを防止し、安定した放電火花を発生することのできるスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、中心電極と、
該中心電極を内側に挿通保持する絶縁碍子と、
該絶縁碍子の基端側の一部を露出させつつ、該絶縁碍子を内側に挿通保持するハウジングと、
該ハウジングに接合されて上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極と、
上記絶縁碍子の内側に挿通保持されたステム本体と、該ステム本体の基端側端部に配され上記絶縁碍子の基端から突出したターミナルとを備えると共に、上記中心電極と電気的に接続されたステムとを有しており、
上記絶縁碍子の上記ハウジングよりも基端側に、設定電圧以上の電圧が上記火花放電ギャップに印加されることを防止する放電電圧低減手段が配されていることを特徴とする内燃機関用スパークプラグにある。
上記スパークプラグにおいては、上記絶縁碍子の上記ハウジングよりも基端側の位置に放電電圧低減手段が配されている。そのため、上記定電圧素子が加熱され高温になることを防止することができる。
すなわち、上記スパークプラグの先端側は、内燃機関の燃焼室内に配されるため、燃料の燃焼により生じる熱を受けて高温となる。また、上記ハウジングは、比較的熱伝導性の高い金属によって形成されることから、上記ハウジングに熱が伝達され、上記スパークプラグの先端から上記ハウジングが配された範囲は、高温にさらされることとなる。
一方、上記スパークプラグにおける上記絶縁碍子は、セラミック等によって形成される。つまり、上記絶縁碍子は、金属と比べて熱伝導率の低い材料で形成されている。また、上記絶縁碍子の基端側は、上記ハウジングに覆われることなく露出している。したがって、上記絶縁碍子には、上記スパークプラグの先端側及び上記ハウジングからの熱が伝わりにくく、上記絶縁碍子の基端側において露出した部位は、上記ハウジングよりも先端側の温度に比べて低温となる。
上記スパークプラグにおいては、上記絶縁碍子における上記ハウジングから露出し低温である部位に上記放電電圧低減手段を配するものである。そのため、該放電電圧低減手段が高温に熱せられることを防止することができる。したがって、上記放電電圧低減手段における、熱に起因した不具合の発生を防止することができる。これにより、上記放電電圧低減手段が確実に機能し、上記スパークプラグにおける放電火花を安定して発生させることができる。
以上のごとく、上記スパークプラグによれば、放電電圧低減手段が高温に加熱されることを防止し、安定した放電火花を発生させることができる。
実施例1における、スパークプラグの部分断面図。 図1における、II-II矢視断面図。 実施例1における、絶縁碍子の部分断面図。 図3における、IV矢視図。 実施例1における、スパークプラグの等価回路図。 実施例2における、スパークプラグの部分断面図。 図6における、VII-VII矢視断面図。 実施例2における、絶縁碍子の部分断面図。 実施例3における、スパークプラグの部分断面図。 図9における、部分拡大図。 実施例4における、スパークプラグの部分拡大断面図。
上記スパークプラグにおいて、上記放電電圧低減手段は、定電圧素子を用いることが好ましい。この場合には、上記定電圧素子によって、シンプルな構成で、かつ容易に上記放電電圧低減手段を構成することができる。
また、上記定電圧素子にかかる熱を低下させることにより、該定電圧素子における設定電圧値の変化度合いを抑えることができる。これにより、上記スパークプラグによって、容易に安定した放電火花を発生させることができる。
上記定電圧素子としては、例えば、ツェナーダイオード、アバランシェダイオード等の各種ダイオードや、バリスタ等を用いることができる。
また、上記スパークプラグは、上記定電圧素子と上記ステムとを電気的に接続するステム側接続部材と、上記定電圧素子と上記ハウジングとを電気的に接続するアース側接続部材とが配されていることが好ましい。この場合には、上記定電圧素子を、上記火花放電ギャップに対して、容易かつ確実に並列接続することができる。
また、上記絶縁碍子の外周側面には、径方向内側に向かって窪むと共に、上記絶縁碍子の軸方向に沿うように素子配置溝が形成されており、該素子配置溝の内側に上記定電圧素子、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材が、上記絶縁碍子の外周側面よりも径方向内側に納まるよう配置されていてもよい。この場合には、上記スパークプラグに点火コイルを接続する際に、上記定電圧素子、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材と点火コイルとが接触することを防止できる。これにより、上記定電圧素子、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材を上記絶縁碍子に、確実に固定することができる。尚、点火コイルとの接触が生じない範囲においては、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材の一部が、前記絶縁碍子の外周側面よりも径方向外側に配置されていてもよい。
また、上記素子配置溝は、上記定電圧素子を配置する素子配置部と、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材をそれぞれ配置する一対の接続配置部とを有しており、少なくとも一方の上記接続配置部における上記絶縁碍子の軸方向と直交する断面積は、上記素子配置部における上記軸方向と直交する断面積よりも小さくてもよい。この場合には、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材と上記ステムとの間に配される上記絶縁碍子の厚さを確保しやすい。そのため、上記ステム側接続部材及び上記アース側接続部材と上記ステムとの間における電気的絶縁性を確実に確保することができる。
上記絶縁碍子には、上記絶縁碍子の内部において上記軸方向に沿って形成された素子配置孔と、上記ハウジングと隣り合う位置において上記絶縁碍子の外周側面と上記素子配置孔とを連通する挿通孔が形成されており、該素子配置孔の内側に上記定電圧素子が収容されると共に、上記挿通孔に挿通された上記アース側接続部材と上記ハウジングとが電気的に接続されていてもよい。この場合には、上記定電圧素子を上記絶縁碍子内に、容易かつ確実に保持することができる。また、上記絶縁碍子の外周側面に対して加工を施す範囲が小さいため、整った表面形状を得ることができる。
(実施例1)
上記内燃機関用のスパークプラグにかかる実施例について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すごとく、スパークプラグ1は、中心電極6と、中心電極6を内側に挿通保持する絶縁碍子4と、絶縁碍子4を内側に挿通保持するハウジング5と、ハウジング5に接合された接地電極51と、中心電極と電気的に接続されたステム7とを有している。
図1に示すごとく、ハウジング5は、絶縁碍子4の基端側の一部を露出させつつ挿通保持している。
接地電極51は、中心電極6との間に火花放電ギャップ10を形成している。
ステム7は、絶縁碍子4の内側に挿通保持されたステム本体72と、ステム本体72の基端側端部に配され絶縁碍子4の基端から突出したターミナル71とを備えている。
図1に示すごとく、絶縁碍子4のハウジング5よりも基端側には、設定電圧以上の電圧が火花放電ギャップ10に印加されることを防止する放電電圧低減手段20が配されている。
以下、さらに詳細に説明する。
図1に示すごとく、本例のスパークプラグ1は、内燃機関であるガスエンジンにおいて、混合気への着火をするためのものである。軸方向において、スパークプラグ1の一端は、点火コイル(図示略)と接続され、反対側の他端は、燃焼室内に配される。尚、本例においては、図1に示すごとく、軸方向における点火コイルと接続される側を基端側とし、燃焼室内に配される側を先端側として説明する。
図1に示すごとく、スパークプラグ1は、筒状の絶縁碍子4と、絶縁碍子4を内側に保持する筒状のハウジング5と、中心電極6の先端部が突出するように絶縁碍子4の内側に保持された中心電極6と、ハウジング5と接続された接地電極51とを備えている。
図1に示すごとく、中心電極6は略円柱状に形成されたニッケル合金からなる電極母材61と、電極母材61の先端に溶接された放電チップ62とを有している。
放電チップ62は、絶縁碍子4の先端から露出するように配されており、電極母材61と同一の直径を有する略円柱状をなしている。放電チップ62の材料には、イリジウム、白金、ロジウム等の貴金属又はその合金等が用いられる。なお、放電チップ62は、必ずしも貴金属である必要がなく、例えば、タングステン、レニウム、タンタル、ニオブ又はその合金からなる高融点の材料であってもよい。
図1に示すごとく、中心電極6の基端側に接続されたステム7は、絶縁碍子4の内側に挿通保持されるステム本体72と、ステム本体72の基端側において絶縁碍子4から露出したターミナル71とを有している。本例においては、ステム本体72とターミナル71とを一つの部材で形成してあるが、これに限るものではなく、ステム本体72とターミナル71とを別部材によって形成してもよい。
中心電極6とステム本体72とは、ガラスシールによって、互いに溶着されると共に絶縁碍子4の内面に溶着固定されている。
図1に示すごとく、ハウジング5は、略円筒形状に形成されており、その内側に絶縁碍子4を挿通保持している。
ハウジング5は、絶縁碍子4における基端側を露出させると共に、絶縁碍子4の先端側を覆っている。また、ハウジング5の外周側面には、内燃機関のシリンダヘッド(図示略)と螺号するためのネジ山が形成されておりハウジング5の先端面には、接地電極51が配されている。
図1に示すごとく、接地電極51は、ハウジング5の先端面の一部から、先端側に延びる延設部511と、延設部511の先端から径方向内側に向かって、軸方向と直角に屈曲した対向部512とを有している。対向部512の先端近傍は、中心電極6の先端と軸方向において対向している。
図1に示すごとく、絶縁碍子4は、アルミナを略円筒形状に形成してなり、その内側に中心電極6とステム7とを保持できるように形成されている。絶縁碍子4は、基端側において円筒状に形成された基端円筒部41と、基端円筒部41の先端側に形成された大径部42と、大径部42の先端側に形成された小径部43と、小径部43の先端側に形成されたテーパ部44とを有している。本例においては、絶縁碍子4の外周側における、大径部42から先端側にハウジング5が配されており、基端円筒部41は、ハウジン5から露出している。
図1〜図4に示すごとく、基端円筒部42の外周側面には、径方向内側に向かって窪むと共に、絶縁碍子4の軸方向に沿うように素子配置溝45が形成されている。素子配置溝45は、放電電圧低減手段20を構成する定電圧素子2を配置する素子配置部47と、定電圧素子2とステム7とを接続するステム側接続部材31及び定電圧素子2とハウジング5とをアース側接続部材32をそれぞれ配置する一対の接続配置部48とを有している。
図2〜図4に示すごとく、素子配置部47は、絶縁碍子4の外周側面の法線方向と直交する平面と平行で、かつ外周側面よりも径方向内側の位置に形成された素子配置面471と、素子配置面471における周方向両端から外周側に立設した一対の側方面472とを有している。
本例において、一対の側方面472は、素子配置面471から垂直に立設しており、その立設高さは、定電圧素子2における厚さ寸法よりも大きく設定してある。また、一対の側方面472の間の距離は、定電圧素子2における幅方向寸法よりも大きく設定されている。尚、本例においては、素子配置面471とステム7との間に配される絶縁碍子4の厚さtは、1mmに設定してある。したがって、本例においては、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁碍子4の最小厚さが1mmとなる。
図3及び図4に示すごとく、接続配置部48は、ステム側接続部材31を配置するターミナル側配置部481と、アース側接続部材32を配置するアース側配置部482とを有している。
アース側配置部482は、絶縁碍子4の外周側面の法線方向と直交する平面と平行で、かつ外周側面よりも径方向内側の位置に形成された接続配置面483と、接続配置面483における周方向両端から外周側に立設した一対の接続側方面484とを有している。
本例において、一対の接続側方面484は、接続配置面483から垂直に立設しており、その立設高さは、アース側接続部材32における厚さ寸法よりも大きく設定してある。また、一対の接続側方面484の間の距離は、アース側接続部材32における幅方向寸法よりも大きく設定されている。また、アース側配置部482における絶縁碍子4の軸方向と直交する断面積は、素子配置部47における軸方向と直交する断面積よりも小さい。
図3及び図4に示すごとく、ターミナル側配置部481は、素子配置部47を基端側に延長して形成されており、素子配置部47と同一の断面形状を有している。
図1及び図2に示すごとく、放電電圧低減手段20は、素子配置溝45に配された定電圧素子2によって構成されている。本例において、定電圧素子2は、2つ設けてあり、各定電圧素子は、ツェナーダイオードからなる。2つの定電圧素子2は、直列に接続してあり、各定電圧素子2は、角柱状をなしている。定電圧素子2は、長手方向が軸方向となるよう素子配置溝45の素子配置面471上に配されており、素子配置面471の法線方向と軸方向とに直交する幅方向の幅寸法が、素子配置面471の法線方向における厚さ寸法よりも大きく設定されている。
図1に示すごとく、一対の定電圧素子は、アノードが基端側を向くと共にカソードが先端側を向くように配されており、先端側に配された定電圧素子2のアノードと、基端側に配された定電圧素子2のカソードとが接続されている。
図1に示すごとく、基端側の定電圧素子2におけるアノードには、ステム側接続部材31が接続されており、先端側の定電圧素子2におけるカソードにはアース側接続部材32が接続されている。
ステム側接続部材31及びアース側接続部材32は、軸方向と直交する断面が長方形をなしており、断面の長手方向が幅方向となるように配されている。
図1に示すごとく、ステム側接続部材31は、定電圧素子2とステム7のターミナル71とを接続しており、定電圧素子2の電極から素子配置面471に沿うように、基端側に延びている。ステム側接続部材31とターミナル71とは、スポット溶接によって接合されている。尚、本例においては、ステム側接続部材31の基端側端部をターミナル71に接続したが、ステム本体72に接続してもよい。
アース側接続部材32は、定電圧素子2とハウジング5とを接続しており、定電圧素子2の電極から素子配置面471に沿って配されたのち、接続配置面483に沿うように先端側に延びている。アース側接続部材32とハウジング5とは、スポット溶接によって接合されている
図1及び図2に示すごとく、絶縁碍子4において、定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32が配された素子配置溝45には、熱伝導性部材49が配されている。本例において、熱伝導性部材49は、熱伝導率が約1.0W/mKの高熱伝導性樹脂からなり、素子配置溝45を埋めるよう定電圧素子2の周囲に充填されている。素子配置溝45に充填された熱伝導性部材49は、絶縁碍子4の外周側面と略同一の外周面を形成している。
尚、本例においては、熱伝導性部材49を高熱伝導性樹脂によって形成したが、これに限るものではなく、空気よりも熱伝導率が高い種々の材料によって形成することができる。具体的には、樹脂、ガラス、セラミックス等における、熱伝導率が0.2W/mK以上の材料であることが好ましい。この場合には、熱伝導性部材49における放熱性を確実に確保することができる。また、より好ましくは、熱伝導性部材49を形成する材料の熱伝導率が、0.3W/mK〜50W/mKの範囲内にあることが好ましい。この場合には、成形性及び入手性のよい材料を用いることができる。
図5に示すごとく、本例のスパークプラグ1の内部には、定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32によって、中心電極6と設置電極51とを電気的に接続する定電圧用経路Lが形成されている。
図5に示すごとく、点火コイル8においては、一次コイル82の電圧変化に伴って、二次コイル81に高電圧が誘起される。この高電圧は、2次コイル81と接続されたスパークプラグ1の中心電極6と設置電極51との間の火花放電ギャップ10に印加される。
スパークプラグ1において、定電圧用経路Lにかかる電圧が、定電圧素子2における降伏電圧以下の場合、定電圧素子2にはほとんど電流が流れない。一方、定電圧用経路Lにかかる電圧が、定電圧素子2における降伏電圧を超える場合、定電圧素子2に電流が流れる。これにより、降伏電圧を超える電圧がスパークプラグ1に印加された場合においても、火花放電ギャップ10に過大な電圧が印加されることを防止できる。
次に、本例の作用効果について説明する。
スパークプラグ1においては、絶縁碍子4のハウジング5よりも基端側の位置に定電圧素子2が配されている。そのため、放電電圧低減手段20である定電圧素子2が加熱され高温になることを防止することができる。
すなわち、スパークプラグ1の先端側は、内燃機関の燃焼室内に配されるため、燃料の燃焼により生じる熱を受けて高温となる。ハウジング5は、比較的熱伝導性の高い金属によって形成されるており、ハウジング5に熱が伝達することで、スパークプラグ1の先端からハウジング5が配された範囲は、高温にさらされることとなる。
一方、スパークプラグ1における絶縁碍子4は、セラミック等によって形成される。つまり、絶縁碍子4は、金属と比べて熱伝導率の低い材料で形成されている。また、絶縁碍子4の基端側は、ハウジング5に覆われることなく露出している。したがって、絶縁碍子4には、スパークプラグ1の先端側及びハウジング5からの熱が伝わりにくく、絶縁碍子4の基端側において露出した部位は、ハウジング5よりも先端側の温度に比べて低温となる。
スパークプラグ1においては、絶縁碍子4におけるハウジング5から露出し低温である部位に定電圧素子2を配するものである。そのため、定電圧素子2が高温に熱せられることを防止することができる。したがって、定電圧素子2における、熱に起因した不具合の発生を防止することができる。これにより、定電圧素子2が確実に機能し、スパークプラグ1における放電火花を安定して発生させることができる。
また、放電電圧低減手段20に、定電圧素子2を用いている。そのため、定電圧素子2によって、シンプルな構成で、かつ容易に放電電圧低減手段20を構成することができる。尚、本例においては、定電圧素子2としてツェナーダイオードを用いたが、これに限るものではなく、例えば、アバランシェダイオードや、バリスタ等を用いることもできる。
また、定電圧素子2とステム7とを電気的に接続するステム側接続部材31と、定電圧素子2とハウジング5とを電気的に接続するアース側接続部材32とが配されている。そのため、定電圧素子2を、火花放電ギャップ10に対して、容易かつ確実に並列接続することができる。
また、絶縁碍子4の外周側面には、径方向内側に向かって窪むと共に、絶縁碍子4の軸方向に沿うように素子配置溝45が形成されており、素子配置溝45の内側に定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32が、絶縁碍子4の外周側面よりも径方向内側に納まるよう配置されている。そのため、スパークプラグ1に点火コイルを接続する際に、定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32と点火コイルとが接触することを防止できる。これにより、定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32を絶縁碍子4に、容易かつ確実に固定することができる。また、点火コイルとの接触が生じない範囲においては、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32の一部が、絶縁碍子4の外周側面よりも径方向外側に配置されていてもよい。
また、素子配置溝45は、定電圧素子2を配置する素子配置部47と、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32をそれぞれ配置する一対の接続配置部48とを有しており、少なくとも一方の接続配置部48における絶縁碍子4の軸方向と直交する断面積は、素子配置部47における軸方向と直交する断面積よりも小さい。そのため、接続配置部48に配されたステム側接続部材31及びアース側接続部材32とステム7との間に配される絶縁碍子4の厚さを確保しやすい。ステム側接続部材31及びアース側接続部材32とステム7との間における電気的絶縁性をより確実に確保することができる。
また、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁碍子4の厚さを、1mm以上に設定してある。スパークプラグ1においては、アースに接続されるハウジング5と定電圧素子2とを繋ぐアース側接続部材32において、電圧ストレスが最大となる。そのため、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁碍子4の厚さを確保することにより、アース側接続部材32とステム7との間の電気的絶縁を確実に維持することができる。
また、アース側接続部材32は、軸方向と直交する断面において、径方向の厚さ寸法が、外周側面の接線方向における幅寸法に比べて小さい。そのため、アース側接続部材32の厚さを小さくし、アース側接続部材32とステム7との間における距離を確保することができる。これにより、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁碍子4の厚さを確保し、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁破壊を確実に防止することができる。
また、定電圧素子2と絶縁碍子4との間に配された空気よりも熱伝導率の高い熱伝導性部材49を有している。そのため、定電圧素子2に生じた熱を、熱伝導性部材49を通じて効率よく放熱することができる。
以上のごとく、本例のスパークプラグ1によれば、定電圧素子2が高温に加熱されることを防止し、安定した放電火花を発生させることができる。
(実施例2)
本例は、実施例1におけるスパークプラグ1の構造を一部変更した例である。
図6及び図8に示すごとく、本例のスパークプラグ1における絶縁碍子4は、絶縁碍子4の内部において軸方向に沿って形成された素子配置孔46と、絶縁碍子4の外周側面と素子配置孔46とを連通する挿通孔461とを有している。
図7に示すごとく、素子配置孔46において、軸方向と直交する平面における断面は、長方形状をなしており、長手方向が径方向と直交している。素子配置孔46における径方向内側の内周面には、定電圧素子2及びステム側接続部材31が収容配置されている。
挿通孔461は、素子配置孔46における先端側端部から、外周側面におけるハウジング5と隣り合う位置に貫通しており、その内側には、ハウジング5と接続されたアース側接続部材32が挿通配置されている。
図6及び図7に示すごとく、素子配置孔46及び挿通孔461の内側には、定電圧素子2、ステム側接続部材31及びアース側接続部材32と、素子配置孔46及び挿通孔461との間における空隙を埋めるように、熱伝導性部材49が充填されている。
尚、本例又は本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例のスパークプラグ1における絶縁碍子4には、絶縁碍子4の内部において軸方向に沿って形成された素子配置孔46と、ハウジング5と隣り合う位置において絶縁碍子4の外周側面と素子配置孔46とを連通する挿通孔461が形成されており、素子配置孔46の内側に定電圧素子2が収容されると共に、挿通孔461に挿通されたアース側接続部材32とハウジング5とが電気的に接続されている。そのため、定電圧素子2を絶縁碍子4内に、容易かつ確実に保持することができる。また、絶縁碍子4の外周側面に対して加工を施す範囲が小さいため、整った表面形状を得ることができる。
また、本例においても、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、実施例1におけるスパークプラグ1の構造を変更した例である。
図9及び図10に示すごとく、本例のスパークプラグ1の絶縁碍子4における素子配置溝45は、素子配置面471が軸方向に対して傾斜した傾斜面からなる。素子配置面471は、基端側から先端側に向かうにつれて、径方向外側に広がるように傾斜している。つまり、素子配置面471に配された定電圧素子2は、端側から先端側に向かうにつれて、径方向内側に配されたステム7との間の距離を拡大するように傾斜して配置される。
図10に示すごとく、先端側に配された定電圧素子2は、その先端側でかつ外周側に配された角部に外周傾斜面24が形成されている。この外周傾斜面24は、定電圧素子2におけるモールド樹脂部を絶縁碍子4における外周側面の形状とあわせるように整形されている。
尚、本例又は本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例のスパークプラグ1の定電圧素子2は、基端側から先端側に向かうにつれて、ステム7との間の距離を拡大するように傾斜して配置されている。そのため、アース側接続部材32とステム7との間の距離を容易に確保することができる。これにより、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁碍子4の厚さを確保し、アース側接続部材32とステム7との間における絶縁破壊を確実に防止することができる。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、実施例1におけるスパークプラグ1の構造を変更した例である。
図11に示すごとく、本例のスパークプラグ1における素子配置溝45は、素子配置面471と側方面472との間の角度θが120°となるように設定されている。
図11に示すごとく、定電圧素子2はダイオード素子を樹脂モールドした素子本体部21と、素子本体部21を搭載した基板部23とを有している。基板部23は、アルミニウム合金によって形成されており、基板部23と素子配置面471とが当接するように配されている。本例においては、基板部23をアルミニウム合金によって形成したが、これに限るものではなく、種々の材料によって形成することができる。基板部23を形成する材料としては、熱伝導率が5W/mK〜450W/mKの金属であることが好ましい。具体的には、銅、炭素鋼、アルミ等があげられる。この場合には、比較的入手性の高い材料を用いて、確実に放熱性を向上することができる。
尚、本例又は本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
また、定電圧素子2は、素子本体部21と、素子本体部21を搭載した金属からなる基板部23とを有しており、基板部23において絶縁碍子4と接触していてもよい。この場合には、定電圧素子2に生じた熱を、基板部23を通じ絶縁碍子4へと効率よく放熱することができる。
本例のスパークプラグ1の絶縁碍子4は、絶縁碍子4の外周側面の法線方向と直交する平面と平行で、かつ外周側面よりも径方向内側の位置に形成された素子配置面471と、素子配置面471における周方向両端から外周側に立設した側方面472とを有しており、素子配置面471と側方面472との間の角度θが90°≦θ≦120°に設定されている。そのため、定電圧素子2の熱を効率よく、かつ安定して放熱することができる。
1 内燃機関用のスパークプラグ
10 火花放電ギャップ
2 定電圧素子
31 ステム側接続部材
32 アース側接続部材
4 絶縁碍子
5 ハウジング
51 接地電極
6 中心電極
7 ステム

Claims (12)

  1. 中心電極(6)と、
    該中心電極(6)を内側に挿通保持する絶縁碍子(4)と、
    該絶縁碍子(4)の基端側の一部を露出させつつ、該絶縁碍子(4)を内側に挿通保持するハウジング(5)と、
    該ハウジング(5)に接合されて上記中心電極(6)との間に火花放電ギャップ(10)を形成する接地電極(51)と、
    上記絶縁碍子(4)の内側に挿通保持されたステム本体(72)と、該ステム本体(72)の基端側端部に配され上記絶縁碍子(4)の基端から突出したターミナル(71)とを備えると共に、上記中心電極(6)と電気的に接続されたステム(7)とを有しており、
    上記絶縁碍子(4)の上記ハウジング(5)よりも基端側に、設定電圧以上の電圧が上記火花放電ギャップ(10)に印加されることを防止する放電電圧低減手段(20)が配されていることを特徴とする内燃機関用スパークプラグ(1)。
  2. 上記放電電圧低減手段(20)は定電圧素子(2)であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  3. 上記定電圧素子(2)と上記ステム(7)とを電気的に接続するステム側接続部材(31)と、上記定電圧素子(2)と上記ハウジング(5)とを電気的に接続するアース側接続部材(32)とが配されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  4. 上記絶縁碍子(4)の外周側面には、径方向内側に向かって窪むと共に、上記絶縁碍子(4)の軸方向に沿うように素子配置溝(45)が形成されており、該素子配置溝(45)の内側に上記定電圧素子(2)、上記ステム側接続部材(31)及び上記アース側接続部材(32)が、上記絶縁碍子(4)の外周側面よりも径方向内側に納まるよう配置されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  5. 上記素子配置溝(45)は、上記定電圧素子(2)を配置する素子配置部(47)と、上記ステム側接続部材(31)及び上記アース側接続部材(32)をそれぞれ配置する一対の接続配置部(48)とを有しており、少なくとも一方の上記接続配置部(48)における上記絶縁碍子(4)の軸方向と直交する断面積は、上記素子配置部(47)における上記軸方向と直交する断面積よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  6. 上記絶縁碍子(4)には、上記絶縁碍子(4)の内部において上記軸方向に沿って形成された素子配置孔(46)と、上記ハウジング(5)と隣り合う位置において上記絶縁碍子(4)の外周側面と上記素子配置孔(46)とを連通する挿通孔(461)が形成されており、該素子配置孔(46)の内側に上記定電圧素子(2)が収容されると共に、上記挿通孔(461)に挿通された上記アース側接続部材(32)と上記ハウジング(5)とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  7. 上記アース側接続部材(32)と上記ステム(7)との間における上記絶縁碍子(4)の厚さを、1mm以上に設定してあることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  8. 上記定電圧素子(2)は、基端側から先端側に向かうにつれて、上記ステム(7)との間の距離を拡大するように傾斜して配置されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  9. 上記アース側接続部材(32)は、上記軸方向と直交する断面において、径方向の厚さ寸法が、外周側面の接線方向における幅寸法に比べて小さいことを特徴とする請求項3〜8のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  10. 上記定電圧素子(2)と上記絶縁碍子(4)との間に配された空気よりも熱伝導率の高い熱伝導性部材(49)を有していることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  11. 上記定電圧素子(2)は、素子本体部(21)と、該素子本体部(21)を搭載した金属からなる基板部(23)とを有しており、該基板部(23)において上記絶縁碍子(4)と接触していることを特徴とする請求項3〜10のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  12. 上記絶縁碍子(4)は、該絶縁碍子(4)の外周側面の法線方向と直交する平面と平行で、かつ上記外周側面よりも径方向内側の位置に形成された素子配置面(471)と、該素子配置面(471)における周方向両端から外周側に立設した側方面(472)とを有しており、上記素子配置面(471)と上記側方面(472)との間の角度θが90°≦θ≦120°に設定されていることを特徴とする請求項3〜11のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
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