JP2014237625A - 徐放性フェロモン製剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】一旦枝等に取り付け固定されれば、抜け落ちる可能性が極めて低減され、細い枝から太い枝に対して不都合なく迅速に取り付けることのできる徐放性フェロモン製剤を提供する。【解決手段】1つの高分子製シートを折り返して形成されるそれぞれ貫通する係止孔を有する、対向する第1シート部及び第2シート部と、前記第1シート部及び第2シート部に挟まれた折り返し部と、前記第1シート部及び第2シート部の少なくとも一部に担持されたフェロモン物質と、前記折り返し部の一端から前記第1シート部及び第2シート部の各係止孔の他端に延びる切込みとを備える徐放性フェロモン製剤であって、前記切込みを通って前記係止孔に棒状物を係止させ、該棒状物に固定することができる徐放性フェロモン製剤を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、徐放性フェロモン製剤、特に害虫防除に使用されるフェロモン物質を長期間一定の速度で徐々に放出することができ、樹木等に容易に取り付けることができるフェロモン製剤に関する。
害虫防除に有効なフェロモン物質を容器中に封入し、これを圃場等の所定の場所に長期間安定的に設置して、内蔵するフェロモンを徐々に継続的に放散させるようにした、フェロモン製剤に対する需要が増大し、多くの提案が出されている。
樹木等に容易に取り付けられる袋状フェロモン製剤として、高分子製袋の少なくとも一方の縁部に、先端に係止孔を備えた切り込みを有するものが提案されている(特許文献1〜2)。
実開平2-69902号公報 実開平2-69903号公報
しかし、単に切り込みの先に係止孔を設けたものでは、葉や枝別れなどの突起部のない枝では風や散水時の水圧などにより容易に枝先から抜け落ちるという問題があった。また、このような抜け落ちによる落下を防止するために、係止孔の孔径に合致した大きさの枝を選ばなければならなかった。
本発明は、一旦枝等に取り付け固定されれば、抜け落ちる可能性が極めて低減され、細い枝から太い枝に対して不都合なく迅速に取り付けることのできる徐放性フェロモン製剤を提供する。
本発明は、1つの高分子製シートを折り返して形成されるそれぞれ貫通する係止孔を有する、対向する第1シート部及び第2シート部と、前記第1シート部及び第2シート部に挟まれた折り返し部と、前記第1シート部及び第2シート部の少なくとも一部に担持された性フェロモン物質と、前記折り返し部の一端から前記第1シート部及び第2シート部の各係止孔の他端に延びる切込みとを備える徐放性フェロモン製剤であって、前記切込みを通って前記係止孔に棒状物を係止させ、該棒状物に固定することができる徐放性フェロモン製剤を提供する。
本発明の徐放性フェロモン製剤によれば、二つの係止孔を利用できるため、葉や枝別れなどの突起部のない樹木の枝に取り付け固定した場合でも、風雨や、植物栽培に際しての水圧、風圧等に曝されて、当初の配置位置からずれる可能性や抜け落ちる可能性が極めて低減される。当初の配置位置は均一な放出濃度を得るために選択されており、当初の配置位置からずれると、フェロモン製剤の偏りを生じ、均一な放出濃度が妨げられることとなるため、当初の配置位置からずれの可能性の低減は重要である。また、簡易な形状であるため、細い枝から太い枝に対して迅速に取り付け可能である。
高分子製シートを一つ折にした徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 図1の徐放性フェロモン製剤の展開図を示す。 折り返し部が一つの面である徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 折り返し部が二つの面である徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 折り返し部が曲面である徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 高分子製シートの両端が接合された徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 折り返し部が切欠き部を有する徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 折り返し部が切欠き部を有し、切込みが折れ線である徐放性フェロモン製剤の一例を示す 係止孔の周囲に係止孔内に向かう突起部を有する徐放性フェロモン製剤の一例を示す。 突起部が括れを有する徐放性フェロモン製剤の一例の展開図を示す。 図10の徐放性フェロモン製剤内の性フェロモン物質の配置範囲の一例を示す。 Z8−ドデセニルアセテートの放出速度の時間的変化を示すグラフである。
1つの高分子製シートを折り返して形成されるそれぞれ貫通する係止孔を有する、対向する第1シート部及び第2シート部と、前記第1シート部及び第2シート部に挟まれた折り返し部と、前記第1シート部及び第2シート部の少なくとも一部に担持された性フェロモン物質と、前記折り返し部の一端から前記第1シート部及び第2シート部の各係止孔の他端に延びる切込みとを備える徐放性フェロモン製剤は、種々の形態を取ることができる。例えば、図1に示す高分子製シートを一つ折にした徐放性フェロモン製剤10が挙げられる。図2は、徐放性フェロモン製剤10の展開図を示す。徐放性フェロモン製剤10は、1つの高分子製シートを真ん中で折り曲げて得られたものであり、折り曲げた箇所が、対向する第1シート部1及び第2シート部2を挟む折り返し部3となる。第1シート部1及び第2シート部2は、それぞれ貫通する係止孔7、8を有し、折り返し部3の一端から第1シート部1及び第2シート部2の各係止孔の他端に延びる切込み4と5を備える。徐放性フェロモン製剤10を枝等の棒状物に固定する場合は、切込み4、5を通って係止孔7、8に棒状物を係止させることができる。
徐放性フェロモン製剤の全体形状は、図1は長方形の高分子製シートを折り返したものを示しているが、これに限定されず、円形、楕円形、多角形等の任意の形状のシートを折り返してもよく、シートの角部のみを円形にしたものでもよい。折り返し部から左右対称となる全体形状、すなわち一対のシート部は、高分子製シートの作製において好ましいが、固定用棒状物を係止孔に係止できるものであれば一対のシート部でなくてもよい。
徐放性フェロモン製剤の全体の大きさは、放出する性フェロモン物質の量を担持できるものであればよいが、好ましくは縦30〜100mm、横50〜300mmである。
係止孔の形状は、図1は円形を示しているが、これに限定されず、楕円、半円、三角形、四角形、菱形、台形等の多角形のほか、星形、扇形、任意に選択することができる。折り返し部から左右対称となる係止孔の形状、すなわち一対の係止孔は、係止孔の作製において好ましいが、棒状物を係止孔に係止できるものであれば一対の係止孔でなくてもよい。
係止孔の大きさは、樹木の枝等の固定される棒状物の大きさを考慮して選択することができ、係止孔が円の場合は、好ましくは直径8〜30mm、係止孔が円ではない場合はこの円を内部に含有できる大きさである。
係止孔の設置位置は、樹木の枝等の棒状物を切込みに通して係止孔に係止させる容易さを考慮すると、折り返し部から同じ距離で折り返し部から左右対称となる位置、すなわち一対の係止孔となる位置が好ましい。折り返し部からの係止孔の設置位置は、特に限定されないが、樹木の枝等の棒状物へ固定する際の摩擦抵抗及び樹木の枝等の棒状物に固定された際の落下、抜け落ち等の不具合を考慮すると、好ましくは5〜30mmである。
折り返し部から係止孔に延びる切込みは、図1と図2に示すような折り返し部の一端から係止孔の他端を結ぶ1つの直線のほか、折れ線、曲線又はそれらの組合せであってもよい。
切込みの長さ及び設置位置は、折り返し部から係止孔に到達できる長さで位置であればよいが、第1シート部と第2シート部において一対の係止孔を用いる場合は、一対の切込みとすることが切込みの作製において好ましい。
フェロモン物質は、高分子製シートに練り込んでおくこともできるが、シートから係止孔を切り抜く加工方法では、切り抜いた部分のフェロモン物質が無駄になる。高分子製シートは、好ましくは2枚の高分子フィルムを張り合わせたシートであり、2枚の高分子フィルムの間の一部又は全部に形成した袋状のスペースに性フェロモン物質を収納することができる。例えば、係止孔となる部分を避けて1枚目の高分子シート上の所望の部分にフェロモン物質を配置し、その上に2枚目の高分子シートを重ねて、前記所望の部分の周囲を熱又は超音波によって接合させることでフェロモン物質を収納できる。または、係止孔となる部分を避けて一枚の高分子製フィルム上の片側半分の所望の部分にフェロモン物質を配置し、当該フィルムを二つ折りして残りの半分を重ね合わせて、前記所望の部分の周囲を熱又は超音波によって接合させることでフェロモン物質を収納できる。
フェロモン物質の配置は、好ましくはフェロモン物質を浸漬した不織布を配置すると容易に行うことができる。フェロモン物質を浸漬した不織布の使用は、フェロモン物質の偏りを防ぎ均一に配置する点からも好ましい。不織布は、フェロモン物質を保持できるものであれば特に限定されないが、好ましくは、コットン等の天然繊維及び生分解樹脂が挙げられる。生分解樹脂としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フマル酸及びマレイン酸の中から選ばれる少なくとも一種類のジカルボン酸と、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオールの中から選ばれる少なくとも一種類のポリオールとの縮合重合体のほか、乳酸、ヒドロキシ吉草酸、ヒドロキシカプロン酸及びヒドロキシカプリン酸の中から選ばれる少なくとも一種類の縮合重合体又はε−カプロラクトンを開環重合させたポリカプロラクトン等の脂肪族ポリエステル系の熱可塑性プラスチックが挙げられる。
図2は、2枚の高分子フィルムを張り合わせたシートにおけるフェロモン物質の存在領域Sを例示する。図2では、フェロモン物質の存在領域Sの各半分の中央に係止孔が設けられているが、これに限定されるものでない。例えば、より多くのフェロモン物質を担持する場合には、短冊状の上部に係止孔を設け、中央部から下部に形成された袋状のスペース又は該スペースに配置された不織布にフェロモン物質を収納又は担持してもよい。
固定用棒状物は、徐放性フェロモン製剤の切込みを通って係止孔に係止でき、徐放性フェロモン製剤を固定できるものであれば特に限定されないが、一般的には樹木の枝等である。
徐放性フェロモン製剤は、図1と図2の徐放性フェロモン製剤10以外にも種々の形態を有することができ、例えば、折り返し部3が線3sとなる図1の徐放性フェロモン製剤10を一つ折型とすれば、折り返し部が一つの平面3aである図3の二つ折り型徐放性フェロモン製剤20、折り返し部3が二つの平面3eと3fである図4の三つ折り型徐放性フェロモン製剤30、折り返し部3が曲面3rである図5のU字型徐放性フェロモン製剤40が挙げられる。また、折り返し部3が曲面3rであり、一つの高分子製シートの両端が接合された図6のループ型徐放性フェロモン製剤50を用いることもできる。以下、図1と同様な機能を有する要素には同じ符号を付して説明する。
図3の二つ折り型徐放性フェロモン製剤20は、一つの面である折り返し部3aを有し、両係止孔を結ぶ方向における折り返し部3a自体の長さ分だけ切込み6aを有する。図4の三つ折り型徐放性フェロモン製剤30は、折り返し部が線ではなく二つの面である折り返し部3eと3fを有し、両係止孔を結ぶ方向における折り返し部3eと3f自体の長さ分だけ切込み6eと6fを有する。
図5のU字型徐放性フェロモン製剤40は、第1シート部と第2シート部の折り返し部に隣接する部分が曲面となる以外は図1と同様となる。図6のループ型徐放性フェロモン製剤50は、図5のU字型徐放性フェロモン製剤40の第1シート部1と第2シート部2を結合させた接合部9を有するものである。接合部9は、例えば、第1シート部1と第2シート部2を接着剤にて接着し、あるいは熱融着してもよい。
切込みは、好ましくは、折り返し部において折り返し部の長手方向(二つの係止部の中心を結ぶ方向に垂直な方向)に幅w、折り返し部から二つの係止部に延びる切込み方向への深さdを有する切欠き部を有する。固定用棒状物の切込みへの導入箇所に開口部となる切欠き部を形成することにより、切込みを通って係止孔に棒状物を係止させることが容易になる。図7は、切欠き部11を有する徐放性フェロモン製剤60を示す。折り返し部の長手方向の幅wは、固定する樹木の枝等の棒状物の直径より若干大きいものが、当該枝を係止部に容易に係止できる点において好ましいが、あまり大きくなると棒状物から徐放性フェロモン製剤が離脱しやすくなるため、好ましくは3〜15mmであり、このときの深さdは4〜20mmが好ましい。
図7に示す切欠き部は、展開図ではwとdを対角線とする菱形となるが、これに限定されず、展開図において円(wとdは直径に相当)、楕円(wとdは長径と短径に相当)、四角形(wとdは対角線に相当)等であってもよい。
図8は、切欠き部11を有し、折り返し部の一端から係止部の他端を結ぶ切込みが折れ線4a、4b、5a、5bである徐放性フェロモン製剤70を示す。
係止孔の周囲は、折り返し部の一端から第1シート部及び第2シート部の各係止孔の他端に延びる切込みに関して、当該他端を除く一部に、好ましくは、係止孔の内側に突出する1つ以上の突起部を備える。固定用棒状物を係止孔に係止させる際、突起部は棒状物にからまり棒状物への固定をより強固にすることができる。突起部は、突起部形成用の高分子材料を係止孔周囲に接合してもよいが、高分子製シートから突起部を有する係止孔を打ち抜き、突起部と係止孔を一体化させることが加工の面からは好ましい。図9は、突起部12を設けた徐放性フェロモン製剤80を示す。
突起部の数は、特に限定されないが、加工の容易さと棒状物を保持する力を考慮すると、好ましくは一つの係止孔につき3〜16個である。突起部が、係止孔内に突出する長さは、棒状物を係止孔に係止させることを妨げない長さであればよいが、長すぎると強度的問題が生じるため、好ましくは1〜6mmであり、このとき突起部の係止孔の周方向における幅は、好ましくは1〜8mmである。突起部の突起部の数や形状は、二つの係止孔において同じであっても異なってもよいが、二つの係止孔が同じ数と形状の突起部を有し、突起部を含めて一対の係止孔とすることが加工の面から好ましい。
前記突起部は、好ましくは括れ(くびれ)を有する。括れは、中ほど又はふもとが他のところに比べて細くなっている部分であり、係止孔の周囲を胴体とすると、括れである頸部と、それに続く頭部から突起部は構成される。すなわち、突起部の中ほど又はふもとの係止孔周方向の長さを、突起部の先端部の係止孔周方向の長さよりも短くするものである。突起部13と括れ14を有し、高分子製シートを一つ折にした徐放性フェロモン製剤90を作製する際に、折り曲げる前の展開図を図10に示す。三つの突起部13a〜13cと、それぞれの括れ14a〜cを示す。括れを設けることにより、突起部のふもとにおける応力の集中を防ぐことが可能となり、突起部のふもとにおける亀裂の発生を防止できる。図11は、図10の徐放性フェロモン製剤90内のフェロモン物質の配置範囲Sの一例を示す。
括れを有する場合の突起部は、係止孔内に突出する長さは、好ましくは3〜6mmであり、このとき突起部の頭部における係止孔の周方向への幅は、好ましくは3〜12mmであり、突起部の頸部における係止孔の周方向への幅は、好ましくは2〜10mmである。一つの係止孔に存在する突起部の一部又は全部が括れを有してもよく、二つの係止孔のうち一方又は両方の突起部が括れを有しても良いが、二つの係止孔が同じ形状の突起部を有し、突起部及び括れを含めて一対の係止孔とすることが加工の面から好ましい。
本発明は、徐放性フェロモン製剤の形状に着目し、樹木の枝等の棒状物に迅速に固定でき、固定後は風雨に対しても抜き落ちる可能性の低い徐放性フェロモン製剤を提供する。従って、フェロモン物質の種類や使用量、及び高分子製シートに用いる高分子の種類は、従来と同様とすることができる。
フェロモン物質として、例えば、官能基の炭素数を含めて、炭素数10〜18の脂肪族直鎖状アルコール、炭素数12〜20の脂肪族直鎖状アセテート、炭素数12〜20の脂肪族直鎖状アルデヒド及び炭素数10〜23の脂肪族直鎖状ケトンが挙げられるが、これらに限定されない。フェロモン物質は、入手の容易さから合成フェロモン物質が使用される。フェロモン物質は、一種類のフェロモン物質であっても、二種類以上のフェロモン物質の組合せであってもよく、一種類の害虫を対象とするものであっても二種類以上の害虫を対象とするものであってよい。
合成フェロモン物質に、抗酸化剤、紫外線吸収剤等の安定剤や着色剤を混合して用いることもできる。
高分子製シートを形成する高分子材料は、従来と同様なものを用いることができ、例えば、フェロモン物質が高分子材料中を透過して表面からフェロモン物質を放出させることができる高分子材料が好ましく、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル及びその共重合体等が挙げられ、必要に応じて可塑剤、安定剤、各種加工助剤を加えてもよい。
2枚の高分子製フィルムの張り合わせを用いる場合は、例えば、2枚の高分子製フィルムをラミネート加工してもよい。フェロモン物質を練り込んだ1枚のシートや2枚の高分子製フィルムの張り合わせを用いる場合において、このシートの厚さやフィルムの合計の厚さは、製剤としての強度を考慮すると好ましくは50〜600μmである。
本発明の徐放性フェロモン製剤は、係止孔の周囲や切欠き部等を補強しておいてもよい。補強は、例えば、高分子製シートを構成する高分子材料と同種類の高分子材料を補強材として使用し補強箇所を厚くする方法、高分子製シートを構成する高分子材料と異なる種類で強度が高い高分子材料を補強材として接合して補強箇所を厚くし、あるいは補強箇所を補強材で置き換える方法、金属等の補強材を補強箇所に挿入する方法等が挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づき説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
<実施例1>
ポリブチレンサクシネートとポリブチレンアジペートの共重合体樹脂(商品名:ビオノーレ、昭和電工社製)を用いて厚さ0.30mmのフィルムを押し出し成形した。このフィルムから図10に示す縦37mm、横71.3mmの楕円形状のフィルムを打ち抜いた。この場合、係止孔内に突出する長さは3.8mm、突起部の頭部における係止孔の周方向への幅は7.6mmであり、突起部の頸部における係止孔の周方向への幅は5.2mmであった。また、折り返し部の切欠き部の幅wは11mmであり、深さdは13mであった。次に、コットンリンター製の不織布(商品名:ベンコット、旭化成社製)を図11に示す形状に打ち抜いた。
不織布にナシヒメシンクイの性フェロモンであるZ8−ドデセニルアセテートを200mg含浸させた後、上記フィルム2枚の間に不織布を挟み込み、縁部分を熱シールし、縦37mm、横71.3mmの徐放性フェロモン製剤を得た。
この徐放性フェロモン製剤のフェロモンの放出速度を25℃、風速0.7m/秒の条件下で測定した結果を図12に示す。図12に示すように長期間にわたり均一な速度でフェロモン物質が徐放化された。
<実施例2>
ポリブチレンサクシネートとポリブチレンアジペートの共重合体樹脂(商品名:ビオノーレ、昭和電工社製)を用いて厚さ0.35mmのフィルムを押し出し成形した。このフィルムから実施例1と同様に、図10に示す形状のフィルムを打ち抜いた。また、コットンリンター製の不織布(商品名:ベンコット、旭化成社製)を図11に示す形状に打ち抜いた。不織布にナシヒメシンクイの性フェロモンであるZ8−ドデセニルアセテートを200mg含浸させた後、上記フィルム2枚の間に不織布を挟み込み、縁部分を熱シールし徐放性フェロモン製剤を得た。
この徐放性フェロモン製剤2500個を5haのリンゴ圃場に均等に配置されるようにリンゴの樹木の枝に取り付けた。取り付け作業は容易に行われ、50分/ha/人の作業効率であった。この徐放性フェロモン製剤は、容易に果樹の枝に取り付けることが可能であり、5か月以上当初の配置位置からずれることなく均等に配置され、果樹園に放置しても落下することは無かった。
<比較例1>
直径0.9mmのアルミ線を平行併設された内径1.20mm、肉厚0.55mm、長さ200mmの高密度ポリエチレン製のチューブに、ナシヒメシンクイの性フェロモンであるZ8−ドデセニルアセテート200mgを充填し両端を封印して徐放性フェロモン製剤を得た。
この徐放性フェロモン製剤2500個を5haのリンゴ圃場に均等に配置されるようにリンゴの樹木の枝に結び付けるようにして取り付けた。取り付け作業には150分/ha/人の労力が掛かった。また、5か月後の徐放性フェロモン製剤の配置位置は、当初の配置位置からずれてしまい、均等に配置されていなかった。
10、20、30、40、50、60、70、80、90 徐放性フェロモン製剤
1 第1シート部
2 第2シート部
3、3a、3e、3f、3r、3s 折り返し部
4、4a、4b、5、5a、5b、6、6a、6e、6f 切込み
7、8 係止孔
9 接合部
11 切欠き部
12、12a、12b、12c、12d、12e 突出部
13、13a、13b、13c 突起部
14、14a、14b、14c 括れ部
S フェロモン物質存在領域

Claims (7)

  1. 1つの高分子製シートを折り返して形成されるそれぞれ貫通する係止孔を有する、対向する第1シート部及び第2シート部と、
    前記第1シート部及び第2シート部に挟まれた折り返し部と、
    前記第1シート部及び第2シート部の少なくとも一部に担持されたフェロモン物質と、
    前記折り返し部の一端から前記第1シート部及び第2シート部の各係止孔の他端に延びる切込みと
    を備える徐放性フェロモン製剤であって、前記切込みを通って前記係止孔に棒状物を係止させ、該棒状物に固定することができる徐放性フェロモン製剤。
  2. 前記切込みが、前記折り返し部において該折り返し部の長手方向に幅を有する切欠き部を有し、該切欠き部から延びる切込みを通って前記係止孔に前記棒状物を係止させることを容易にする請求項1に記載の徐放性フェロモン製剤。
  3. 前記1つの高分子製シートが、2枚の高分子製フィルムを張り合わせたシートであり、前記フェロモン物質が前記2枚の高分子製フィルム間に存在する請求項1又は請求項2に記載の徐放性フェロモン製剤。
  4. 前記2枚の高分子製フィルム間にさらに不織布を備え、前記フェロモン物質が該不織布に浸漬されている請求項3に記載の徐放性フェロモン製剤。
  5. 前記係止孔の周囲で、前記切込みが延びた他端を除く一部に、該係止孔内に向けて突出する1つ以上の突起部を備える請求項1〜4のいずれかに記載の徐放性フェロモン製剤。
  6. 前記突起部が、括れを有する請求項5に記載の徐放性フェロモン製剤。
  7. 前記切込みが、前記折り返し部の一端から前記係止部の他端を結ぶ1つの直線でなく、折れ線、曲線又はそれらの組合せである請求項1〜6のいずれかに記載の徐放性フェロモン製剤。
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