JP2014237208A - 主軸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主軸を回転可能に支持する減衰付加軸受に供給する流体の流量を周期的に変動させるように制御することにより、減衰付加軸受の流体の発熱を抑制しながら主軸の振動を抑制する工作機械に使用される主軸装置を提供することを目的とする。
【解決手段】主軸装置1は、工具を保持し、回転駆動される主軸20と、流体が供給されることにより主軸20の振動を抑制する減衰付加軸受50と、減衰付加軸受50に流体を供給し、流体の流量Qを調整可能とする流体供給装置60と、流体供給装置60が供給する流体の流量Qを周期的に変動させる制御装置80と、を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、工作機械に使用される主軸装置に関する。
例えば、特許文献1には、複数の玉軸受および空気静圧軸受により主軸を支持する主軸装置が開示されている。この主軸装置においては、加工時のびびり振動をより効果的に抑制するために、空気静圧軸受が玉軸受よりも主軸の先端側(工具側)に配設されている。
特開2004−106091号公報
しかしながら、びびり振動をさらに効果的に抑制するために、液体を利用した減衰付加軸受を用いる場合は、粘性の高い流体を用いるため、流体のせん断抵抗が大きくなる。そして、主軸の回転によって流体が繰り返しせん断されることにより、流体が発熱する。これによって、主軸の熱変位が生じ、加工精度に影響を及ぼす。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、減衰付加軸受の流体の発熱を抑制しながら主軸の振動を抑制することができる主軸装置を提供することを目的とする。
(請求項1)本手段に係る主軸装置は、工具を保持し、回転駆動される主軸と、主軸を回転可能に支持する転がり軸受と、流体が供給されることにより主軸の振動を抑制する減衰付加軸受と、減衰付加軸受に前記流体を供給し、流体の流量を調整可能とする流体供給装置と、流体供給装置が供給する流体の流量を周期的に変動させる制御装置と、を備えている。
本手段によれば、制御装置は、流体供給装置が供給する流体の流量を周期的に変動させることによって、減衰付加軸受による減衰効果を発揮しつつ、流体の流量を少なくすることができる。流体の流量が少なくなれば、流体の圧力が小さくなる。これにより、流体のせん断抵抗が小さくなるため、流体の発熱を抑制することができる。さらに、流体の流量が少なくなれば、ドレイン等の流路面積を小さくすることができるため、減衰付加軸受の小型化が可能である。
(請求項2)好ましくは、制御装置は、流体の流量を周期的に変動させる際に、主軸の回転数に応じて所定時間における流体の量を変更する。
すなわち、制御装置は、主軸の回転数が大きくなると、所定時間における流体の量を多くするように制御する。これにより、流体が減衰付加軸受から短時間で排出される。よって、主軸の回転数が大きくなり、流体が繰り返しせん断されることにより、流体の発熱が大きくなる場合であっても、流体が短時間で減衰付加軸受から排出されるため、流体の発熱は抑制される。
(請求項3)また、制御装置は、工具による加工中の切削抵抗を検出する抵抗検出センサをさらに備え、制御装置は、流体の流量を周期的に変動させる際に、切削抵抗に応じて所定時間における流体の量を変更する。
すなわち、制御装置は、工具による加工中の切削抵抗が大きくなると、所定時間における流体の量を多くするように制御する。工具による加工中の切削抵抗が大きくなる場合は、主軸に大きな振動が発生する可能性がある。よって、大きな振動が発生する前に、所定時間における流体の量を変更し、減衰付加軸受による減衰効果を高めることで、主軸に大きな振動が発生することを抑制することができる。
(請求項4)また、主軸装置は、流体の流路を開状態または閉状態とする弁体を有するバルブをさらに備え、制御装置は、流体の流量を周期的に変動させる際に、弁体を作動することにより流路を開状態と閉状態とを交互に繰り返すように制御する。
制御装置は、所定時間における流体の量の変更をする場合は、弁体の作動させる位置および周期等を変更すれば良い。よって、所定時間における流体の量の変更を容易に行うことができる。
本発明の第一実施形態における主軸装置の軸方向の断面図である。 図1に示す減衰付加軸受の拡大軸方向断面図である。 図1に示す流体供給装置におけるバルブの軸方向の断面図であり、電磁コイルが通電されていない状態を表している。 図1に示す流体供給装置におけるバルブの軸方向の断面図であり、電磁コイルが通電されている状態を表している。 図1に示す制御装置が実行する制御についてのタイムチャートであり、上段は主軸の回転数を、下段は制御装置が送信する制御信号を表している。 第一実施形態における主軸装置の作動を示すタイムチャートであり、上段は電磁コイルに供給される電流値および減衰付加軸受に供給される流体の流量を、下段は減衰付加軸受の減衰係数を表している。 第一実施形態および第二実施形態における流体の流量を周期内で変更する場合における制御装置が送信する制御信号の第一の変形例を表したタイムチャートであり、上段は制御信号および減衰付加軸受に供給される流量を、下段は減衰付加軸受の減衰係数を表している。 第一実施形態および第二実施形態における流体の流量を周期内で変更する場合における制御装置が送信する制御信号の第二の変形例を表したタイムチャートであり、上段は制御信号および減衰付加軸受に供給される流量を、下段は減衰付加軸受の減衰係数を表している。 第一実施形態および第二実施形態における制御装置が送信する制御信号の第三の変形例を表したタイムチャートである。
以下、本発明の主軸装置1を具体化した第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。主軸装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、主軸装置1は、ハウジング10、主軸20、モータ30、複数の転がり軸受41〜44、減衰付加軸受50、流体供給装置60、および制御装置80を備えている。
ハウジング10は、中空筒状に形成され、その中に主軸20を保持する。主軸20は、工具21を保持し、回転駆動されるものである。具体的には、主軸20は、先端側(図1の左側)に、工具21を保持し、モータ30によって回転駆動される。モータ30は、ハウジング10の筒内に配置されており、ハウジング10に固定されたステータ31および主軸20に固定されたロータ32を備えて構成されている。また、モータ30は、主軸20の回転数Rを検出する回転数センサ(図示せず)を備えている。本実施形態においては、回転数センサは、例えば磁気式エンコーダである。
転がり軸受41〜44は、ハウジング10に対して主軸20を回転可能に支持するものである。転がり軸受41〜43は、例えば玉軸受を適用し、モータ30よりも工具21側に配置される。一方、転がり軸受44は、例えば、ころ軸受を適用し、モータ30より工具21の反対側(後端側)に配置される。すなわち、転がり軸受41〜44は、モータ30を軸方向中央に挟むように配置される。
減衰付加軸受50は、流体が供給されることにより主軸20の振動を抑制するものである。減衰付加軸受50は、転がり軸受41〜44よりも工具21側に設けられている。減衰付加軸受50は、図2に示すように、減衰付加部51、流体供給路52、ドレイン53、エア供給環状溝54およびエア供給路55を備えている。なお、図2において、実線にて示す矢印は流体の流れる方向を表し、一点破線にて示す矢印はエアの流れる方向を表している。
減衰付加部51は、減衰付加軸受50の内周面と主軸20の外周面との周方向の環状の隙間により形成されている。減衰付加部51に流体が供給されることにより、主軸20の振動を抑制する減衰効果が発揮される。減衰効果は、減衰付加部51に供給される流体の流量Qに応じて変化する。具体的には、流体の流量Qが多くなると減衰効果が大きくなり、流量Qが少なくなると減衰効果は小さくなる。減衰効果の大きさを表す減衰係数Cは、隙間の大きさ等の流路の抵抗、粘性等の流体の特性および流体の流量Q等によって定まる。流体は、本実施形態において、例えば油である。
流体供給路52は、一端が流体供給装置60に接続されている。流体供給装置60から供給される流体が流体供給路52を介して導出口52aから減衰付加部51に導出される。導出口52aは、減衰付加軸受50の内周面の周方向に1つ以上配設されている。
ドレイン53は、減衰付加軸受50の内周面の周方向に環状に設けた凹部によって形成され、流体供給路52の導出口52aよりも工具21側に配設される環状溝53aおよび導出口52aよりも工具21の反対側に配設される環状溝53bを備えている。減衰付加部51から流体が環状溝53a,53bよりドレイン53に導入され、ドレイン53を介して流体を貯めておく図示しないタンクへ、流体が導出される。
エア供給環状溝54は、減衰付加軸受50の内周面の周方向に環状に設けた凹部によって形成され、環状溝53aよりも工具21側に配設されるエア環状溝54aおよび環状溝53bよりも工具21の反対側に配設されるエア環状溝54bによって構成されている。エア供給環状溝54は、図示しないエアポンプからエア供給路55を介して供給されたエアを減衰付加部51に導出するものである。導出されたエアは、流体が減衰付加部51から工具21側または軸受41〜44側へ流体が排出されることを防止するエアシールを構成する。
流体供給装置60は、減衰付加軸受50に流体を供給し、流体の流量Qを調整可能とするものである。図3Aに示すように、流体供給装置60はバルブ70およびポンプ(図示なし)を含んで構成されている。
バルブ70は、ボディ71、弁体72、図3Aの右側に弁体72を付勢するスプリング73およびソレノイド部74を備えている。ボディ71は中空筒状に形成され、その中に弁体72を軸方向に摺動可能に保持する。また、ボディ71は、タンクからポンプによって流体が供給される流路71a、ボディ71からタンクへ流体を排出する流路71bおよびボディ71から減衰付加軸受50へ流体を供給するために流体供給路52に接続されている流路71cを備えている。
弁体72は、軸状部材として形成され、流体の流路71b,71cを開状態または閉状態とするものである。弁体72は、流路71bを開状態または閉状態とするランド72a、流路71cを開状態または閉状態とするランド72bおよびランド72a,72bの両側面にランド72a,72bよりも外形が小さい軸部72cを備えている。
ソレノイド部74は、弁体72を作動するものであり、本実施形態においては、比例ソレノイドによって構成されている。ソレノイド部74は、通電により磁力を発生する電磁コイル74aおよびバルブ70の軸方向に摺動可能に保持されるプランジャ74bを含んで構成されている。プランジャ74bは、磁性体金属の軸状部材であり、プランジャ74bの端面74baがスプリング73の付勢力によって、弁体72の端面72dと当接する。
ここで、図3Aに示すバルブ70は、電磁コイル74aに通電がされていない状態を表している。この場合、スプリング73によって、弁体72およびプランジャ74bが図3Aの右側に付勢されるため、プランジャ74bの端面74bbがボディ71の端面71dに当接し、弁体72の位置Xが図3Aに示す第一位置X1にて固定される。このとき、ランド72aが流路71bを開状態とし、ランド72bが流路71cを閉状態とするため、流路71aと流路71bとが連通する。
また、図3Bに示すバルブ70は、電磁コイル74aに通電されている状態である。この場合、電磁コイル74aが発生する磁力による磁気吸引力によって、スプリング73の付勢力に抗って、プランジャ74bが図3Bの左側に移動する。これにより、弁体72も移動し、電磁コイル74aの磁気吸引力とスプリング73の付勢力とがつり合う位置で弁体72の位置Xが固定される。このとき、ランド72aが流路71bを閉状態とし、ランド72bが流路71cを開状態とするため、流路71aと流路71cとが連通する。
具体的には、ランド72bには、その外周面に溝72baが配設されており、溝72baを介して、流路71aと流路71cとが連通する。ここで、弁体72の移動量と流路71cの開口面積とが比例するように弁体72の位置Xおよび溝72baの形状が設定されている。よって、弁体72の位置Xを変更し、流路71cの開口面積を変更することにより、減衰付加軸受50への流体の流量Qを制御することができる。
ここで、弁体72の位置Xを変更するには、プランジャ74bの移動量を制御すれば良い。ここで、プランジャ74bの移動量は、電磁コイル74aの磁力に比例する。すなわち、プランジャ74bの移動量を制御するには、電磁コイル74aの磁力を制御すれば良い。また、電磁コイル74aの磁力を制御するには、磁力と電流値Iは比例するため、電磁コイル74aに供給する電流値Iを制御すれば良い。
よって、電磁コイル74aに供給する電流値Iを制御することによって、弁体72の位置Xを変えることができ、流路71cの開口面積を変更することができる。したがって、電磁コイル74aに供給する電流値Iによって、減衰付加軸受50への流体の流量Qを制御することができる。また、電流値Iと流量Qとは、比例するように設定されている。
制御装置80は、演算処理を実行するCPU部と、プログラムなどを保存するROMやRAMなどの記憶部と、情報を交換するための入出力部とを備えて構成されている。
制御装置80は、回転数センサおよび流体供給装置60と電気的に接続されている。回転数センサによって検出された主軸20の回転数Rは、検出信号として制御装置80に送信される。制御装置80は、回転センサからの検出信号に基づいて、流体の流量Qの値を設定し、その値を制御信号Sとして流体供給装置60に送信する。回転数Rの検出信号に対応する制御信号Sは予め設定されており、記憶部に記憶されている。回転数Rが大きくなると流量Qを多くするように制御信号Sが設定されている。
本実施形態においては図4に示すように、制御信号Sは、レベルLおよび時間Tから形成される矩形状の波形が周期Pにて間欠的に繰り返される信号である。ここで、レベルLは、電流値Iと比例するように設定されている。したがって、レベルLを変更することによって、電流値Iを変更できるため、流量Qを制御することができる。ここで、上述したように、電流値Iと流量Qとが比例するように設定されているため、レベルLと流量Qとは比例する。
また、具体的に、回転数Rが第一回転数R1の場合は、制御信号Sには、レベルLを第一レベルL1および時間Tを第一時間T1とする矩形状の波形を、周期Pを第一周期P1として間欠的に繰り返す第一制御信号S1が設定されている。
そして、例えば、回転数Rが変化し、第一回転数R1よりも大きい第二回転数R2となった場合は、制御信号Sには、第一時間T1および第一周期P1を変更せずに、レベルLを第一レベルL1よりも大きい第二レベルL2(例えば第一レベルL1の1.5倍の大きさ)に変更した波形を間欠的に繰り返す第二制御信号S2が設定されている。すなわち、回転数Rに基づいて波形のレベルLが変更されるように設定されており、波形のレベルLを変更することで流量Qを制御するように設定している。
上述したように、矩形状の波形が間欠的に繰り返される制御信号Sが流体供給装置60に送信されるため、制御装置80は、流体供給装置60が供給する流体の流量Qを周期的に変動させる。また、回転数Rに応じて制御信号Sの波形のレベルLを変更することにより流量Qを制御しているため、制御装置80は、流体の流量Qを周期的に変動させる際に、主軸20の回転数Rに応じて所定時間Tsにおける流体の量QTsを変更するものである。所定時間Tsは、予め設定されている周期Pのうち最も長い周期Pの時間である。本実施形態において設定されている周期Pは第一周期P1のみとしているため、本実施形態における第一所定時間Ts1は第一周期P1の時間と同じである。
次に、上述した主軸装置1における作動について図5に示すタイムチャートに沿って説明する。主軸装置1は、制御装置80に保存されたあらかじめ設定されたプログラム等にしたがって、ワークの切削加工等を行う。このとき、加工開始時(時刻t1)は、主軸20の回転数Rは第一回転数R1であり、制御装置80は、第一制御信号S1を流体供給装置60に送信している。
このとき、流体供給装置60は、第一制御信号S1に応じた電流を電磁コイル74aに供給する。すなわち、第一レベルL1に対応する電流値Iである第一電流値IL1を第一時間T1だけ供給した後、電流値Iを零とすることを第一周期P1にて繰り返す。
電磁コイル74aに第一電流値IL1にて電流が供給されると、図3Bに実線にて示すように、弁体72が第二位置X2まで移動する。このとき、流路71bが閉状態となり、流路71cが開状態となるため、流路71aと流路71cとが連通する。これにより、ポンプによってタンクから流路71aを介して供給された流体は、流路71cを介して流量Qが第一流量Q1にて減衰付加軸受50に供給される。このときの減衰係数Cは第一減衰係数C1となる。
そして、第一時間T1が経過したときに(時刻t2)、電流値Iは零となるため、弁体72にはスプリング73の付勢力のみが作用し、弁体72が図3Aに示す第一位置X1まで移動する。このとき、流路71bが開状態となるため、流路71bを介して流体はタンクへ回収される。また、流路71cが閉状態となるため、減衰付加軸受50に供給される流体の流量Qは零となる。
このとき、減衰付加軸受50に流体が供給されないため、流体がドレイン53から完全に排出されない。すなわち、流体の供給が停止された直後は、流体に残っている圧力により流体がドレイン53から排出される。しかし、一定量の流体が排出されて、流体の圧力が一定圧力まで下がると、管路抵抗等の影響により流体が排出されなくなり、減衰付加部51に流体が残る。これにより、減衰付加軸受50は減衰効果を発揮する。このときの減衰係数Cは第一減衰係数C1よりも小さい第二減衰係数C2となる。
そして、加工開始から第一周期P1が経過すると(時刻t3)、流体供給装置60に第一レベルL1の制御信号が送信される。よって、第一制御信号S1が流体供給装置60に送信されている間は、上述した作動を繰り返す。すなわち、第一電流値IL1が間欠的に電磁コイル74aに供給され、弁体72が第二位置X2および第一位置X1との間を交互に移動する。また、流量Qが第一流量Q1と零との間を、および、減衰係数Cが第一減衰係数C1および第二減衰係数C2との間を、周期Pを第一周期P1にて変動する。よって、制御装置80は、流体の流量Qを周期的に変動させる際に、弁体72を作動することにより流路を開状態と閉状態とを交互に繰り返すように制御する。なお、本実施形態における第一所定時間Ts1は第一周期P1の時間と同じであるため、第一制御信号S1での第一所定時間Ts1における流体の量QTs1は、式(1)に示すようになる。
[数1]
QTs1=Q1×T1 ・・・(1)
そして、回転数Rが第二回転数R2に変更されると、第二制御信号S2が流体供給装置60に送信される(時刻t4)。
このとき、流体供給装置60は、第二制御信号S2に応じた電流を電磁コイル74aに供給する。すなわち、第二レベルL2に対応する電流値Iである第二電流値IL2を第一時間T1だけ供給した後、電流値Iを零とすることを第一周期P1にて繰り返す。
電磁コイル74aに第二電流値IL2にて電流が供給されると、図3Bに点線にて示すように、弁体72が第三位置X3まで移動する。このとき、流路71bが閉状態となり、流路71cが開状態となるため、流路71aと流路71cとが連通する。但し、第二位置X2の場合に比べ、流路71cに対する溝72baの位置が異なるため、流路71cの開口面積が大きくなっている。これにより、流路71aを介して供給された流体は、第一流量Q1よりも大きい第二流量Q2にて減衰付加軸受50に供給される。このときの減衰係数Cは第一減衰係数C1よりも大きい第三減衰係数C3となる。
そして、第一時間T1が経過した後(時刻t5)、電流値Iは零となるため、弁体72が第一位置X1まで移動する。このとき、流路71bが開状態となるため、流路71bを介して流体はタンクへ回収される。また、流路71cが閉状態となるため、減衰付加軸受50に供給される流量Qは零となる。
このとき、上述したように、減衰付加部51には流体が残るため、減衰付加軸受50は減衰効果を発揮する。このときの減衰係数Cは第一減衰係数C1よりも小さく第二減衰係数C2よりも大きい第四減衰係数C4となる。
そして、回転数Rが第二回転数R2に変更されてから第一周期P1が経過すると(時刻t6)、流体供給装置60に第二レベルL2の信号が送信される。第二制御信号S2が流体供給装置60に送信されている間は、上述した作動を繰り返す。すなわち、第二電流値IL2が間欠的に電磁コイル74aに供給され、弁体72が第三位置X3および第一位置X1との間を交互に移動する。また、流量Qが第二流量Q2と零との間を、および、減衰係数Cが第三減衰係数C3と第四減衰係数C4との間を、周期Pを第一周期P1にて変動する。
また、本実施形態における第一所定時間Ts1は、第一周期P1と同じ時間であるため、第二制御信号S2での第一所定時間Ts1における流体の量QTs2は、式(2)に示すようになる。
[数2]
QTs2=Q2×T1 ・・・(2)
ここで、第二レベルL2が第一レベルL1に対して1.5倍であるため、第二流量Q2は第一流量Q1に対して1.5倍となる。よって、流体の量QTs2は流体の量QTs1に対して1.5倍となる。流体の量QTsが多くなると、流体の圧力が高まるため、流体が減衰付加軸受50から短時間で排出される。
本実施形態によれば、制御装置80は、流体供給装置60が供給する流体の流量Qを周期的に変動させることによって、減衰付加軸受50による減衰効果を発揮しつつ、流体の流量Qを少なくすることができる。流体の流量Qが少なくなれば、流体の圧力が小さくなる。これにより、流体のせん断抵抗が小さくなるため、流体の発熱を抑制することができる。さらに、流体の流量Qが少なくなれば、ドレイン53等の流路面積を小さくすることができるため、減衰付加軸受50の小型化が可能である。
また、制御装置80は、主軸20の回転数Rが大きくなると、所定時間Tsにおける流体の量QTsを多くするように制御する。これにより、流体が減衰付加軸受50から短時間で排出される。よって、主軸20の回転数Rが大きくなり、流体が繰り返しせん断されることにより、流体の発熱が大きくなる場合であっても、流体が短時間で減衰付加軸受50から排出されるため、流体の発熱は抑制される。
また、制御装置80は、流体の流量Qを周期的に変動させる際に、弁体72を作動することにより流路を開状態と閉状態とを交互に繰り返すように制御する。これにより、制御装置80は、所定時間Tsにおける流体の量QTsの変更をする場合は、弁体72の作動させる位置および周期P等を変更すれば良い。よって、所定時間Tsにおける流体の量QTsの変更を容易に行うことができる。
次に、本発明における第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態が有する主軸20の回転数Rを検出する回転数センサに代えて、工具による加工中の切削抵抗Fを検出する抵抗検出センサを備える点が異なる。また、第一実施形態においては、制御装置80が流体の流量Qを周期的に変動させる際に、主軸20の回転数Rに応じて所定時間Tsにおける流体の量QTsを変更している。これに代えて、第二実施形態においては、制御装置80が流体の流量Qを周期的に変動させる際に、切削抵抗Fに応じて所定時間Tsにおける流体の量QTsを変更している。
抵抗検出センサは、例えば、荷重センサ、変位センサ、送り軸の駆動モータの消費電力検出器、供給電流センサなどを適用できる。つまり、荷重センサにより切削抵抗Fそのものを直接検出することもできるし、変位センサやその他により間接的に切削抵抗Fを検出することもできる。
抵抗検出センサは、制御装置80に電気的に接続されている。抵抗検出センサが検出した切削抵抗Fは、検出信号として制御装置80に送信される。制御装置80は、切削抵抗センサからの検出信号に基づいて、流体の流量Qの値を設定し、その値を制御信号Sとして流体供給装置60に送信する。切削抵抗Fの検出信号に対応する制御信号Sの値は予め設定されており、記憶部に記憶されている。切削抵抗Fが大きくなると流量Qを多くするように制御信号Sの値が設定されている。
具体的には、切削抵抗Fが第一切削抵抗F1の場合は、制御装置80は、第一制御信号S1を送信する。また、切削抵抗Fが第一切削抵抗F1より大きい第二切削抵抗F2の場合は、制御装置80は、第二制御信号S2を送信する。第二実施形態における主軸装置1の作動は、上述した第一実施形態の作動と同様である。
本実施形態によれば、制御装置80は、工具による加工中の切削抵抗Fが大きくなると、所定時間Tsにおける流体の量QTsを多くするように制御する。工具による加工中の切削抵抗Fが大きくなる場合は、主軸20に大きな振動が発生する可能性がある。よって、大きな振動が発生する前に、流体の量QTsを変更し、減衰付加軸受50による減衰効果を高めることで、主軸20に大きな振動が発生することを抑制することができる。
なお、第一実施形態および第二実施形態において、制御装置80が、流体の流量Qを周期的に変動させる際に、所定時間Tsにおける流体の量QTsを変更するときは、制御信号Sの矩形状の波形のレベルLの値のみを変更している。これに代えて、制御信号Sの矩形状の波形の時間Tの値のみを変更するようにしても良い。
具体的には、図6に示すように、主軸20の回転数Rが第一回転数R1から第二回転数R2となったときに、制御信号Sが第一制御信号S1から第三制御信号S3に変更する。第三制御信号S3は、レベルLが第一レベルL1および時間Tが第一時間T1よりも長い第二時間T2(例えば第一時間T1の1.5倍の長さ)とする矩形状の波形を、周期Pを第一周期P1として間欠的に繰り返す制御信号Sである。これにより、第三制御信号S3が流体供給装置60に送信されている間は、第一電流値IL1が間欠的に電磁コイル74aに供給され、弁体72が第二位置X2および第一位置X1との間を交互に移動する。また、流量Qが第一流量Q1と零との間を、および、減衰係数Cが第一減衰係数C1と、第四減衰係数C4より小さく、第二減衰係数C2より大きい第五減衰係数C5との間を、周期Pを第一周期P1にて変動する。
また、本実施形態における第二所定時間Ts2は、周期Pは第一周期P1のみで設定されているため、第一周期P1と同じ時間である。よって、第三制御信号S3での第二所定時間Ts2における流体の量QTs3は、式(3)に示すようになる。
[数3]
QTs3=Q1×T2 ・・・(3)
ここで、第二時間T2は第一時間T1に対して1.5倍であるため、流体の量QTs3は流体の量QTs1に対して1.5倍となる。流体の量QTsが多くなると、本実施例の場合は、流体の圧力を保持する時間が長くなるため、流体が減衰付加軸受50から短時間で排出される。
また、第一実施形態および第二実施形態において、制御装置80が、流体の流量Qを周期的に変動させる際に、所定時間Tsにおける流体の量QTsを変更するときは、制御信号Sの矩形状の波形のレベルLの値のみを変更している。これに代えて、制御信号Sの周期Pの値のみを変更するようにしても良い。
具体的には、図7に示すように、主軸20の回転数Rが第一回転数R1から第二回転数R2となったときに、制御信号Sが第一制御信号S1から第四制御信号S4に変更する。第四制御信号S4は、レベルLが第一レベルL1および時間Tが第一時間T1とする矩形状の波形を、周期Pを第一周期P1よりも短い第二周期P2(例えば、第一周期P1の2分の1の長さ)として間欠的に繰り返す制御信号Sである。これにより、第四制御信号S4が流体供給装置60に送信されている間は、第一電流値IL1が間欠的に電磁コイル74aに供給され、弁体72が第二位置X2および第一位置X1との間を交互に移動する。また、流量Qが第一流量Q1と零との間を、および、減衰係数Cが第一減衰係数C1と、第一減衰係数C1より小さく、第四減衰係数C4より大きい第六減衰係数C6との間を、周期Pを第二周期P2にて変動する。
また、本実施形態における第三所定時間Ts3は、周期Pは第一周期P1が最も長い時間に設定されているため、第一周期P1と同じ時間である。よって、第四制御信号S4での第三所定時間Ts3における流体の量QTs4は、式(4)に示すようになる。
[数4]
QTs4=Q1×T1×2 ・・・(4)
したがって、流体の量QTs4は流体の量QTs1に対して2倍となる。流体の量QTsが多くなると、本実施例の場合は、流体の圧力を保持する時間が長くなるため、流体が減衰付加軸受50から短時間で排出される。
また、第一実施形態および第二実施形態において、制御信号Sは矩形状の波形を間欠的に繰り返す信号である。これに代えて、図8に示すように、制御信号Sの波形を正弦波とする信号としても良い。具体的には、回転数Rが第一回転数R1の場合の制御信号Sを、レベルLの上限を第一レベルL1および下限を零とし、周期Pを第一周期P1とする正弦波である第五制御信号S5としても良い。
また、第一実施形態および第二実施形態において、流量Qの調整は、バルブ70によって実施している。これに代えて、流量Qの調整を、ポンプの圧力を変更することによって実施するようにしても良い。
また、第一実施形態および第二実施形態において、バルブ70は、流体供給装置60が備えている。これに代えて、バルブ70は、流体供給装置60とは別の構成要素として、主軸装置1が備えるようにしても良い。
10…ハウジング、20…主軸、21…工具、30…モータ、50…減衰付加軸受、60…流体供給装置、70…バルブ、72…弁体、80…制御装置、F1…第一切削抵抗、F2…第二切削抵抗、Q1…第一流量、Q2…第二流量、R1…第一回転数、R2…第二回転数、S1…第一制御信号、S2…第二制御信号、S3…第三制御信号、S4…第四制御信号、S5…第五制御信号、Ts1…第一所定時間、Ts2…第二所定時間、Ts3…第三所定時間。

Claims (4)

  1. 工具を保持し、回転駆動される主軸と、
    前記主軸を回転可能に支持する転がり軸受と、
    流体が供給されることにより前記主軸の振動を抑制する減衰付加軸受と、
    前記減衰付加軸受に前記流体を供給し、前記流体の流量を調整可能とする流体供給装置と、
    前記流体供給装置が供給する前記流体の流量を周期的に変動させる制御装置と、を備えた主軸装置。
  2. 前記制御装置は、前記流体の流量を周期的に変動させる際に、前記主軸の回転数に応じて所定時間における前記流体の量を変更する、請求項1の主軸装置。
  3. 前記工具による加工中の切削抵抗を検出する抵抗検出センサをさらに備え、
    前記制御装置は、前記流体の流量を周期的に変動させる際に、前記切削抵抗に応じて前記所定時間における前記流体の量を変更する、請求項1または2の主軸装置。
  4. 前記流体の流路を開状態または閉状態とする弁体を有するバルブをさらに備え、
    前記制御装置は、前記流体の流量を周期的に変動させる際に、前記弁体を作動することにより前記流路を前記開状態と前記閉状態とを交互に繰り返すように制御する、請求項1〜3の何れか一項の主軸装置。
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