JP6321381B2 - 穿孔冶具、工具駆動装置及び被穿孔品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、穿孔冶具、工具駆動装置及び被穿孔品の製造方法に関する。
従来、航空機等の部品の穿孔が手持ち式のドリル駆動装置によって行われている(例えば、特許文献1参照)。手持ち式のドリル駆動装置によって、ワークの穿孔を行う場合には、ワークに対する工具軸の位置決めを行うための穿孔治具が使用される。
具体的には、ドリル駆動装置の先端に取付けられたブッシングチップと呼ばれる円筒状の部分が、穿孔治具に設けられたライナーブッシュに挿入される。そして、ブッシングチップによりドリルがガイドされる。これにより、ワークの表面に対してドリルを垂直にセットすることができる。
しかし、ドリルを回転させてワークに接触させると、ドリルには工具軸方向の穿孔反力が負荷される。そこで、穿孔反力に対抗できるように、ブッシングチップが止めねじによって穿孔治具に固定される。このため、ブッシングチップには、止めねじで穿孔治具に固定するための突起状の部分が設けられる。一方、ドリル駆動装置のユーザは、ブッシングチップの突起状の部分が止めねじで締付けることが可能な位置となるように、ドリル駆動装置の位置合わせを行っている。
特開2010−228049号公報
本発明は、より簡易な作業でワークを穿孔することが可能な穿孔冶具、工具駆動装置及び被穿孔品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る穿孔冶具は、ワンウェイベアリング板状又はブロック状の本体部とを有する。ワンウェイベアリングは、工具を回転させ、かつ前記工具に工具軸方向における送り動作を与える手持ち式の工具駆動装置の先端に設けられる円筒状の部材であって、前記工具を内部に通すことによってガイドする前記円筒状の部材を挿入するための貫通孔を有し、かつ前記貫通孔を形成する内筒が外筒に対して前記工具の回転方向のみに回転可能な軸受構造を有する。本体部は、前記ワンウェイベアリング前記外筒が締り嵌めとなるように圧入され、かつ被穿孔品に直接的又は間接的に接触させるための接触面を有し、穿孔時において前記被穿孔品側に固定されるように構成される前記ワンウェイベアリングは、前記工具を回転させた場合に前記工具の回転方向と逆方向に向かうトルクが前記円筒状の部材に負荷されることによって、穿孔時において前記円筒状の部材と前記内筒との間に摩擦力が生じるように構成される。
また、本発明の実施形態に係る工具駆動装置は、駆動機構とワンウェイベアリングとを有する。駆動機構は、工具を回転させ、かつ前記工具に工具軸方向における送り動作を与える。ワンウェイベアリングは、前記工具を貫通孔に通すことによってガイドする円筒状の部材であって、前記貫通孔を形成する内筒前記駆動機構側の非回転部分に固定される一方、外筒が前記内筒に対して前記工具の回転方向のみに回転可能な軸受構造を有する。前記ワンウェイベアリングは、前記ワンウェイベアリングを穿孔治具の貫通孔に挿入して前記工具を回転させた場合に前記工具の回転方向と逆方向に向かうトルクが前記内筒から前記外筒に負荷されることによって、穿孔時において前記外筒と前記穿孔治具の貫通孔との間に摩擦力が生じるように構成される。
また、本発明の実施形態に係る被穿孔品の製造方法は、前記穿孔冶具を用いて前記被穿孔品の穿孔を行うものである。
また、本発明の実施形態に係る被穿孔品の製造方法は、前記工具駆動装置を用いて前記被穿孔品の穿孔を行うものである。
本発明の実施形態に係る穿孔冶具、工具駆動装置及び被穿孔品の製造方法によれば、より簡易な作業でワークを穿孔することができる。
本発明の第1の実施形態に係る穿孔冶具の正面図。 図1に示すワンウェイベアリングの構造を示す図。 図1に示す穿孔冶具を用いてワークの穿孔を行う状態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る工具駆動装置の構成図。
本発明の実施形態に係る穿孔冶具、工具駆動装置及び被穿孔品の製造方法について添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る穿孔冶具の正面図である。
穿孔冶具1は、板状又はブロック状の本体部2にワンウェイベアリング3を圧入して構成される。ワンウェイベアリング3は、内面が外面に対して一方向のみに回転可能な軸受構造を有する部材である。従って、ワンウェイベアリング3は、外面側が締り嵌めとなるように本体部2に圧入される。
図2は図1に示すワンウェイベアリング3の構造を示す図である。
ワンウェイベアリング3は、内筒3Aと外筒3Bとの間に複数のころ3Cを、互いに間隔を空けて配置することによって構成することができる。各ころ3Cの移動は、時計回り方向又は反時計回り方向に伸縮するスプリング3Dによって制限される。更に、スプリング3Dが伸長した状態において、各ころ3Cが内筒3A、外筒3B又は他の障壁に接触するようにスプリング3Dの長さが決定される。そうすると、内筒3Aを時計回り又は反時計回りにのみ回転させることが可能なワンウェイベアリング3を構成することができる。
図2に示すワンウェイベアリング3は、時計回りのみに回転可能な構造を有している。例えば、図2(A)に示すように、内筒3Aに反時計回りのトルクを負荷すると、スプリング3Dの伸長によって各ころ3Cが壁面に接触する。この結果、ころ3Cの回転が抑制され、内筒3Aの回転がロックされる。逆に、図2(B)に示すように、内筒3Aに時計回りのトルクを負荷すると、スプリング3Dの収縮によってころ3Cが壁面から離れる。この結果、ころ3Cは自由に回転することが可能となり、内筒3Aは時計回りに自由回転することができる。
このような構造及び機能を有するワンウェイベアリング3は、ドリル、エンドミル又はリーマ等の工具の回転方向にのみ、内筒3Aが回転する向きで、本体部2に圧入される。通常は、工具の回転方向が時計回りである。このため、図1に示すように内筒3Aが時計回りに自由回転し、反時計回りには内筒3Aがロックする向きでワンウェイベアリング3が本体部2に圧入される。従って、工具の回転方向が反時計回りである特殊なケースでは、ワンウェイベアリング3の向きが、内筒3Aが時計回りにロックする向きとされる。
尚、ワンウェイベアリング3を本体部2に圧入する代わりに、本体部2に内面が一方向のみに回転可能な貫通孔を設けてもよい。但し、ワンウェイベアリング3を用いることが穿孔冶具1の製造容易化に繋がる。また、本体部2の材料よりも耐摩耗性が良好な材料で構成されるワンウェイベアリング3を用いれば、摩耗を防止することができる。加えて、ワンウェイベアリング3を用いれば、貫通孔の内面が摩耗した場合に、ワンウェイベアリング3を交換できる。このため、穿孔冶具1の寿命を延ばすことができる。
本体部2は、第1の接触面2A及び第2の接触面2Bを有する。第1の接触面2Aは、被穿孔品(ワーク)に直接的又は間接的に接触させるための面である。一方、第2の接触面2Bは、ドリル、エンドミル又はリーマ等の工具を回転させるための工具駆動装置の工具側における端部に直接的又は間接的に接触させるための面である。また、本体部2のワーク側には、切粉を排出するための空隙4を設けることが望ましい。
尚、本体部2を裏返してワークにセットできるようにしてもよい。その場合には、本体部2の両側に切粉を排出するための空隙4を設けるようにしてもよい。そうすると、ワンウェイベアリング3の内筒3Aがロックする方向を変えることができる。このため、ハンドツールで工具を正回転させる場合及び工具を逆回転させる場合のいずれにおいても穿孔冶具1を使用することが可能となる。この場合には、穿孔冶具1の使用状態に応じて本体部2の第1の接触面2Aと、第2の接触面2Bとが互いに入れ替ることになる。
このような構成を有する穿孔冶具1を用いると、手持ち式の工具駆動装置を使用して簡易に被穿孔品の製造を行うことが可能となる。
図3は図1に示す穿孔冶具を用いてワークの穿孔を行う状態を示す断面図である。
穿孔冶具1を用いてワークWの穿孔を行う場合には、図3に示すように、本体部2の第1の接触面2AをワークW側に接触させた状態で、本体部2がワークW側に固定される。本体部2の固定方法としては、クランプ等の任意の方法を用いることができる。本体部2をユーザが手でワークW側に押さえ付けるようにしてもよい。
一方、手持ち式の工具駆動装置5に工具Tが取付けられる。エア式の半自動穿孔機は、エアフィードドリルモータとも呼ばれる。典型的な工具駆動装置5は、駆動機構6にノーズピース7を設けて構成される。駆動機構6は、工具Tを回転させ、かつ工具Tに工具軸方向における送り動作を与える工具駆動装置5の構成要素である。また、ノーズピース7は、工具T及び駆動機構6の一部等を保護するケーシングである。
ノーズピース7のワークW側となる先端には、ブッシングチップ8が取付けられる。ブッシングチップ8は、工具Tを内部に通すことによってガイドする円筒状の部材である。図示された例では、ブッシングチップ8の構造が、円盤状の部材の一方の面に円筒状の部材を連結し、他方の面に端部に雄ねじが形成された円筒状の部材を連結した構造となっている。
ブッシングチップ8の雄ねじが形成された円筒状の部分は、円筒形状を有するノーズピース7の先端に挿入される。そして、ブッシングチップ8の雄ねじがノーズピース7に設けられた雌ねじに締付けられる。これにより、ブッシングチップ8をノーズピース7に同軸状に強固に固定することができる。
他方、ブッシングチップ8のワークW側となる円筒状の部分は、穿孔冶具1のワンウェイベアリング3に挿入される。そして、ブッシングチップ8の円盤状の部分が穿孔冶具1の本体部2に形成される第2の接触面2Bに当接される。これにより、ブッシングチップ8が同軸状にワンウェイベアリング3にセットされる。
ワンウェイベアリング3の回転軸は、本体部2の第1の接触面2AをワークW側に接触させることによって、ワークWの表面に対して垂直となっている。従って、ブッシングチップ8の中心軸及び工具軸を、ワークWの表面に対して垂直となるように位置決めすることができる。
そうすると、駆動機構6を駆動させ、工具Tを回転させながらワークWに向かって前進(フィード)させることができる。この際、回転中の工具Tは、ブッシングチップ8のワークW側となる円筒状の部分によってガイドされる。
このように、工具駆動装置5は、少なくとも工具Tの駆動機構6及び工具Tをガイドするための円筒状の部材を有している。
工具Tを前進させてワークWに接触させると、ワークW側から工具T側に向かう工具軸方向の穿孔反力Rが生じる。加えて、工具駆動装置5のノーズピース7及びブッシングチップ8には、駆動機構6から工具Tの回転方向と逆方向に向かう反時計回りの反トルクATが負荷される。この反時計回りの反トルクATは、更にブッシングチップ8からワンウェイベアリング3の内筒3Aに負荷される。
但し、反時計回りはワンウェイベアリング3の回転がロックする方向である。従って、ワンウェイベアリング3の内筒3Aは回転しない。その結果、ワンウェイベアリング3の内筒3Aとブッシングチップ8の外面との間には摩擦力Fが生じる。このため、ブッシングチップ8の回転もロックする。
そして、ワンウェイベアリング3とブッシングチップ8との間に生じたスラスト方向の摩擦力Fは、工具Tの穿孔反力Rに対抗する反力となる。つまり、ワンウェイベアリング3の内筒3Aは、ブッシングチップ8を挿入するための貫通孔を形成し、ワンウェイベアリング3は、軸受構造を有する穿孔反力対抗部材として機能する。
従って、ワンウェイベアリング3の内径は、工具Tを回転させた場合に、ブッシングチップ8と内面との間において工具Tの軸方向に一定の摩擦力Fが生じるようなサイズに決定される。尚、スラスト方向の摩擦力Fで十分に穿孔反力Rに対抗できない場合には、ユーザが手でスラスト方向の力を負荷するようにすればよい。
一方、ワンウェイベアリング3とブッシングチップ8との間に生じたラジアル方向の摩擦力によって、反時計回りの反トルクATがブッシングチップ8からワンウェイベアリング3を介して本体部2に伝達される。但し、本体部2は、ワークWに押し付けられているため、本体部2の第1の接触面2AとワークWとの間における摩擦力によって静止状態となる。つまり、本体部2は、ワンウェイベアリング3の外面側の、ワークWに対する移動を抑止する機能を担っている。
このように、ワークWの穿孔中には、穿孔冶具1によりラジアル方向及びスラスト方向の反力が生じる。このためワークWの穿孔作業を安定的に行うことができる。
つまり以上のような穿孔冶具1は、ワンウェイベアリング3を用いて穿孔中にブッシングチップ8との間に摩擦力Fを発生させ、摩擦力Fによって穿孔反力Rに対抗するようにしたものである。
(効果)
このため、穿孔冶具1によれば、従来必要であった止めねじ等の穿孔反力Rに対抗する部品が不要となる。従って、穿孔冶具1にブッシングチップ8を締付ける作業も不要となる。つまり、穿孔冶具1の構造、ブッシングチップ8の構造及び穿孔作業を、いずれも簡易にすることができる。
また、従来の穿孔冶具では、ブッシングチップを止めねじで穿孔冶具に固定するために、ブッシングチップの突起部分を止めねじの位置に合わせる必要があった。このため、工具駆動装置5の位置に制約があった。
これに対して、穿孔冶具1を用いれば、どの向きであってもブッシングチップ8を含む工具駆動装置5を穿孔冶具1にセットすることができる。このため、作業性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態に係る工具駆動装置の構成図である。
図2の実施形態は、ワンウェイベアリング10をブッシングチップ8に固定した点が第1の実施形態と相違する。第2の実施形態の他の点については第1の実施形態と実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
工具駆動装置5Aに取付けられるブッシングチップ8には、ワンウェイベアリング10の内面が固定される。換言すれば、ワンウェイベアリング10の内筒にブッシングチップ8の工具Tをガイドする円筒状の部分が圧入される。尚、工具駆動装置5Aの構造によっては、少なくとも工具駆動装置5Aの非回転部分にワンウェイベアリング10の内面が固定されればよい。
一方、穿孔冶具1Aには、ワンウェイベアリング10の外筒を挿入するための貫通孔が設けられる。穿孔冶具1Aの貫通孔の直径は、工具Tを回転させた場合に、反時計回りの反トルクATによりワンウェイベアリング10がロックすることによって穿孔冶具1Aの貫通孔の内面とワンウェイベアリング10の外筒との間に穿孔反力Rに対抗するスラスト方向における一定の摩擦力Fが生じるようなサイズとされる。
従って、工具駆動装置5Aでは、ワンウェイベアリング10が、穿孔中において外面が内面に対して一方向のみに回転可能な軸受構造を有する穿孔反力対抗部材として機能する。
つまり、工具駆動装置5Aは、ワンウェイベアリング10を用いて穿孔中に穿孔冶具1Aとの間に摩擦力Fを発生させ、摩擦力Fによって穿孔反力Rに対抗するようにしたものである。
このため、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。加えて、穿孔冶具1A側にワンウェイベアリング3が不要となる。このため、ワンウェイベアリングの必要数を低減させることができる。また、穿孔冶具1Aの構造を簡易にすることができる。
(他の実施形態)
以上、特定の実施形態について記載したが、記載された実施形態は一例に過ぎず、発明の範囲を限定するものではない。ここに記載された新規な方法及び装置は、様々な他の様式で具現化することができる。また、ここに記載された方法及び装置の様式において、発明の要旨から逸脱しない範囲で、種々の省略、置換及び変更を行うことができる。添付された請求の範囲及びその均等物は、発明の範囲及び要旨に包含されているものとして、そのような種々の様式及び変形例を含んでいる。
1、1A 穿孔冶具
2 本体部
2A 第1の接触面
2B 第2の接触面
3 ワンウェイベアリング
3A 内筒
3B 外筒
3C ころ
3D スプリング
4 空隙
5、5A 工具駆動装置
6 駆動機構
7 ノーズピース
8 ブッシングチップ
10 ワンウェイベアリング
T 工具
W ワーク
R 穿孔反力
F 摩擦力
AT 反トルク

Claims (5)

  1. 工具を回転させ、かつ前記工具に工具軸方向における送り動作を与える手持ち式の工具駆動装置の先端に設けられる円筒状の部材であって、前記工具を内部に通すことによってガイドする前記円筒状の部材を挿入するための貫通孔を有し、かつ前記貫通孔を形成する内筒が外筒に対して前記工具の回転方向のみに回転可能な軸受構造を有するワンウェイベアリングと、
    前記ワンウェイベアリング前記外筒が締り嵌めとなるように圧入され、かつ被穿孔品に直接的又は間接的に接触させるための接触面を有し、穿孔時において前記被穿孔品側に固定されるように構成された板状又はブロック状の本体部と、
    を有し、
    前記ワンウェイベアリングは、前記工具を回転させた場合に前記工具の回転方向と逆方向に向かうトルクが前記円筒状の部材に負荷されることによって、穿孔時において前記円筒状の部材と前記内筒との間に摩擦力が生じるように構成される穿孔冶具。
  2. 前記本体部の前記被穿孔品側に、切粉を排出するための空隙を設けた請求項記載の穿孔冶具。
  3. 工具を回転させ、かつ前記工具に工具軸方向における送り動作を与える駆動機構と、
    前記工具を貫通孔に通すことによってガイドする円筒状の部材であって、前記貫通孔を形成する内筒前記駆動機構側の非回転部分に固定される一方、外筒が前記内筒に対して前記工具の回転方向のみに回転可能な軸受構造を有するワンウェイベアリングと、
    を有し、
    前記ワンウェイベアリングは、前記ワンウェイベアリングを穿孔治具の貫通孔に挿入して前記工具を回転させた場合に前記工具の回転方向と逆方向に向かうトルクが前記内筒から前記外筒に負荷されることによって、穿孔時において前記外筒と前記穿孔治具の貫通孔との間に摩擦力が生じるように構成される工具駆動装置。
  4. 請求項1又は2記載の前記穿孔冶具を用いて前記被穿孔品の穿孔を行う被穿孔品の製造方法。
  5. 請求項3記載の前記工具駆動装置を用いて被穿孔品の穿孔を行う被穿孔品の製造方法。
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