JP2007333071A - 流体制御装置 - Google Patents

流体制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007333071A
JP2007333071A JP2006165105A JP2006165105A JP2007333071A JP 2007333071 A JP2007333071 A JP 2007333071A JP 2006165105 A JP2006165105 A JP 2006165105A JP 2006165105 A JP2006165105 A JP 2006165105A JP 2007333071 A JP2007333071 A JP 2007333071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
fluid
input
spool
feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006165105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4654984B2 (ja
Inventor
Kentaro Kumakura
健太郎 熊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006165105A priority Critical patent/JP4654984B2/ja
Publication of JP2007333071A publication Critical patent/JP2007333071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654984B2 publication Critical patent/JP4654984B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

【課題】流体制御性の製品間ばらつきを抑制する流体制御装置の提供。
【解決手段】ポート形成部材30は、流体が入力される入力ポート32と、入力ポート32への入力流体を出力する出力ポート33と、ポート形成部材30及びスプール31間の摺動クリアランスを通じて入力ポート32から分配される流体を取出する取出ポート36と、出力ポート33からの出力流体が入力される第一フィードバックポート37と、取出ポート36からの取出流体が入力される第二フィードバックポート38とを形成する。第二フィードバックポート38への入力流体の圧力によるスラスト力は、第一フィードバックポート37への入力流体の圧力によるスラスト力とソレノイド2によるスラスト力とは反対方向にスプール31に作用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体制御装置に関する。
従来、ソレノイドによるスラスト力、出力流体のフィードバック圧によるスラスト力及び弾性部材によるスラスト力をスプール弁のスプールに作用させ、それら力の釣合位置にスプールを移動させることで出力流体を制御する流体制御装置が知られている。例えば特許文献1に開示の流体制御装置では、弾性部材によるスラスト力をソレノイドによるスラスト力とフィードバック圧によるスラスト力とは反対方向にスプールに作用させることで、スプールを所望の位置に移動させている。
特許第2841891号公報
しかし、特許文献1に開示の流体制御装置では、ソレノイドによるスラスト力とフィードバック圧によるスラスト力との和に対して弾性部材によるスラスト力が釣り合うようになっているため、弾性部材により大きな荷重を発生する必要がある。故にスプールは、弾性部材が係合する比較的小面積の部分で弾性部材の大きな荷重を受けなければならないため、当該部分の加工精度の製品間ばらつきがスプール位置の制御性、ひいては出力流体の制御性を左右することになる。また、特許文献1に開示のようにコイルスプリングが弾性部材として用いられる場合、スプールのラジアル方向に働く偏心力がコイルスプリングの倒れ具合等により増大するおそれがある。こうした偏心力は、スプールとそれを摺動支持する部材との間において摺動抵抗を変化させるため、出力流体の制御性に製品間ばらつきを生む要因となっている。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、流体制御性の製品間ばらつきを抑制する流体制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、ポート形成部材及びスプール間の摺動クリアランスを通じて入力ポートから分配された流体は、取出ポートから取出されて第二フィードバックポートに入力される。ここで、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力は、入力ポートへの入力流体を出力する出力ポートから第一フィードバックポートに入力される流体の圧力によるスラスト力並びにソレノイドによるスラスト力とは反対方向にスプールに作用する。これにより、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力を、従来装置の弾性部材によるスラスト力に代えてスプール移動に利用できるので、弾性部材を用いる必要がない。したがって、請求項1に記載の発明によれば、従来装置の弾性部材に起因する問題を解消して、出力ポートからの出力流体の制御性に製品間ばらつきが生じることを抑制できる。
請求項2に記載の発明によると、フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力とソレノイドによるスラスト力と同一方向である第一方向にスプールが移動するほど、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力は増大する。また逆に、フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力とソレノイドによるスラスト力とは反対方向である第二方向にスプールが移動するほど、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力は減少する。このように請求項2に記載の発明は、従来装置の弾性部材と略同等の機能を第二フィードバックポートへの入力流体により発揮できるので、従来装置の代替品としてそのまま利用可能である。
請求項3に記載の発明によると、取出ポートを挟んで入力ポートとは反対側に設けられる大気開放のドレンポートと、入力及び取出ポート間でスプールを摺動支持する入力側支持部と、取出及びドレンポート間でスプールを摺動支持するドレン側支持部とが形成される。このような構成下、スプールが第一方向に移動するほど、入力側支持部によるスプールの支持長さが短くなる一方、ドレン側支持部によるスプールの支持長さが長くなる。これにより、第一方向への移動時には、取出ポートから取出されて第二フィードバックポートに入力される流体圧力が増大するので、当該圧力によってスプールに作用するスラスト力も増大する。またこれに対し、スプールが第二方向に移動するほど、入力側支持部によるスプール支持長さが長くなる一方、ドレン側支持部によるスプール支持長さが短くなるので、第二方向への移動時には、第一方向への移動時とは逆の原理によって第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力が減少する。このような請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明を比較的簡素な構成により実現できる。
請求項4に記載の発明によれば、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力はスプールの端部に作用するので、スプールに対する当該圧力の作用面積を確保し易い。故に、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力が作用するスプールの端部について、要求される加工精度を下げることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、スプールは、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力が作用するランドを端部に有するので、スプールに対する当該圧力の作用面積を大きく確保できる。したがって、第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力を増大できるのみならず、ランドについての要求加工精度を十分に下げることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による流体制御装置1を示している。流体制御装置1はソレノイド2及びスプール弁4を備え、それらの協働により、車両用自動変速機の油圧制御装置等に供給する作動油を制御する。
(ソレノイド2)
ソレノイド2は、コアステータ10、プランジャ16及びコイル20等から構成されている。コアステータ10は鉄等の磁性材により筒状に形成されており、収容部11及び吸引部12を有している。収容部11はプランジャ16を内周側に収容している。吸引部12は収容部11よりもスプール弁4側に設けられており、プランジャ16を吸引する磁気吸引力をプランジャ16との間に発生する。プランジャ16は鉄等の磁性材により柱状に形成されており、収容部11内に同心的に配置されてスラスト方向に往復摺動可能となっている。コイル20は収容部11の外周側に巻装されており、外部電源(図示しない)からの電力供給を受ける。電力供給によりコイル20が通電されるときには、コアステータ10及びプランジャ16を通過する磁束が発生し、吸引部12とプランジャ16との間に磁気吸引力が働く。ここで磁気吸引力は、コイル20への通電電流が大きいほど、増大する。磁気吸引力の発生により本実施形態のプランジャ16は、スプール弁4側(L方向)へと移動する。
(スプール弁4)
スプール弁4は、スリーブ30及びスプール31等から構成されている。スリーブ30は筒状に形成され、コアステータ10と同軸上に配置されている。スリーブ30はスプール31を内周側に収容している。スリーブ30は、それをラジアル方向に貫通する流体ポートとして、入力ポート32、出力ポート33、第一ドレンポート34、第二ドレンポート35、取出ポート36、第一フィードバックポート37及び第二フィードバックポート38を形成している。
入力ポート32には、ポンプ39側から作動油が入力される。出力ポート33は入力ポート32よりもソレノイド2から遠い側に設けられ、入力ポート32への入力作動油をスリーブ30の外部の供給対象側に出力する。
第一ドレンポート34は出力ポート33よりもソレノイド2から遠い側に設けられ、ポンプ39のオイルパン40に連通することで大気開放されている。第二ドレンポート35は入力ポート32よりもソレノイド2に近い側に設けられ、オイルパン40に連通することで大気開放されている。取出ポート36は入力ポート32と第二ドレンポート35との間に設けられ、入力ポート32から分配されて第二ドレンポート35側に向かう作動油を取出する。
第一フィードバックポート37は第二ドレンポート35よりもソレノイド2に近い側に設けられ、スリーブ30の外部で出力ポート33に連通している。これにより、出力ポート33から出力された作動油は、その一部が第一フィードバックポート37に入力される。第二フィードバックポート38は第一ドレンポート34よりもソレノイド2から遠い側に設けられ、スリーブ30の外部で取出ポート36に連通している。これにより、取出ポート36から取出された作動油は第二フィードバックポート38に入力される。
スプール31は串形に形成されており、スリーブ30内に同心的に配置されてスラスト方向に往復摺動可能となっている。スプール31のソレノイド2側の端部31aは、プランジャ16のスプール弁4側の端部に当接している。故に、ソレノイド2の電磁駆動によりプランジャ16からスプール31に働く力は、スプール31をソレノイド2とは反対側(L方向)に押圧するスラスト力となる。
スプール31は、プランジャ16と当接する一端部31a側から他端部31b側に向かって順に第一ランド41、第二ランド42,第三ランド43及び第四ランド44を有している。図2に示すように第一ランド41は、スリーブ30がポート35よりもソレノイド2に近い側に形成する第一支持部51により摺動支持される。第二ランド42は、スリーブ30がポート35,36間に形成する第二支持部52及び上記第一支持部51により摺動支持される。第三ランド43は、スリーブ30がポート32,36間に形成する第三支持部53により摺動支持される。第四ランド44はスプール31の端部31bを構成しており、スリーブ30がポート32,34間及びポート34,38間にそれぞれ形成する第四支持部54及び第五支持部55により摺動支持される。
出力ポート33から出力される作動油の油圧は、第四支持部54による第四ランド44のスラスト方向の支持長さ(即ち、シール長さ)Aと、第四支持部54による第三ランド43のスラスト方向の支持長さ(シール長さ)Dとに応じて変化する。具体的に本実施形態では、支持長さAが短くなるほど、第四支持部54と第四ランド44との間の摺動クリアランスを通じて出力ポート33から第一ドレンポート34側に分配される作動油が増大する。このとき支持長さDが長くなるので、第四支持部54と第三ランド43との間の摺動クリアランスを通じて入力ポート32から出力ポート33側に抜ける作動油が減少する。こうした作動油流れの増減により出力ポート33からの出力油圧が減少する。また逆の原理により、支持長さAが長くなると同時に支持長さDが短くなるほど、出力ポート33からの出力油圧が増大する。
出力ポート33から出力された作動油の油圧は、第一フィードバックポート37に入力されてランド41,42に作用する。ここで、ソレノイド2から遠い側の第二ランド42は、ソレノイド2に近い側の第一ランド41よりも受圧面積が大きいので、第一フィードバックポート37への入力油圧によりスプール31に働く力は、スプール31をソレノイド2とは反対側(L方向)に押圧するスラスト力となる。
取出ポート36から取出されて第二フィードバックポート38に入力される作動油の油圧は、第三支持部53による第三ランド43のスラスト方向の支持長さ(シール長さ)Bと、第二支持部52による第二ランド42のスラスト方向の支持長さ(シール長さ)Cとに応じて変化する。具体的に本実施形態では、支持長さBが短くなるほど、第三支持部53と第三ランド43との間の摺動クリアランスを通じて入力ポート32から取出ポート36側に分配される作動油が増大する。このとき、支持長さCは長くなるので、第二支持部52と第二ランド42との間の摺動クリアランスを通じて取出ポート36側から第二ドレンポート35側に抜ける作動油が減少する。こうした作動油流れの増減により、取出ポート36から第二フィードバックポート38への入力油圧が増大する。また逆の原理により、支持長さBが長くなると同時に支持長さCが短くなるほど、取出ポート36から第二フィードバックポート38への入力油圧が減少する。
取出ポート36から第二フィードバックポート38に入力された作動油の油圧は、スプール31において端部31bの第四ランド44のみに作用する。故に、第二フィードバックポート38への入力油圧によりスプール31に働く力は、スプール31をソレノイド2側(R方向)に押圧するスラスト力となる。即ち、第二フィードバックポート38への入力油圧によるスラスト力は、第一フィードバックポート37への入力油圧によるスラスト力とソレノイド2の電磁駆動によるスラスト力とは反対方向にスプール31に作用する。
(全体作動)
上述した構成によりスプール31は、第一フィードバックポート37への入力油圧によるスラスト力とソレノイド2の電磁駆動によるスラスト力との和に対して、第二フィードバックポート38への入力油圧によるスラスト力が釣り合う位置に移動する。
具体的には、コイル20への通電電流の増大によりプランジャ16が図1,2のL方向に移動するときには、プランジャ16により押圧駆動されるスプール30もまた、当該L方向に移動する。この移動に伴って、第四支持部54による第四ランド44の支持長さAが短くなると同時に、第四支持部54による第三ランド43の支持長さDが長くなるので、出力ポート33からの出力油圧が減少する。それと同時に、第三支持部53による第三ランド43の支持長さBは短くなる一方、第二支持部52による第二ランド42の支持長さCは長くなるので、図3に示すように第二フィードバックポート38への入力油圧がL方向への移動ストロークに対して線形増大する。したがって、第二フィードバックポート38への入力油圧によるスラスト力もまた、図4に示すようにL方向への移動ストロークに対して線形増大する。尚、図3,4における初期値P0,F0は、スプール31が図1,2のR方向の移動端に達した状態において支持長さCが0にならないことによって発生する。
これに対し、コイル20への通電電流の減少によりプランジャ16が図1,2のR方向に移動するときには、第二フィードバックポート38への入力油圧により押圧されるスプール30もまた、当該R方向に移動する。この移動に伴って、第四支持部54による第四ランド44の支持長さAが長くなると同時に、第四支持部54による第三ランド43の支持長さDが短くなるので、出力ポート33からの出力油圧が増大する。それと同時に、第三支持部53による第三ランド43の支持長さBは長くなる一方、第二支持部52による第二ランド42の支持長さCは短くなるので、第二フィードバックポート38への入力油圧がR方向への移動ストロークに対して線形減少する。したがって、第二フィードバックポート38への入力油圧によるスラスト力もまた、R方向への移動ストロークに対して線形減少する。
このように本実施形態によると、第二フィードバックポート38への入力油圧を利用して、従来装置の弾性部材と同等の機能を果たすことができる。故に、コイルスプリング等といった弾性部材を用いる必要がないので、部品点数を削減できるのみならず、スプール31のラジアル方向に働く偏心力を低減してスプール31の円滑な移動を実現できる。しかも、第二フィードバックポート38への入力油圧は、スプール31の端部31bに設けられた第四ランド44に作用するので、その作用面積を大きく確保できる。故に、第四ランド44の加工精度が比較的ラフであっても、スプール31の移動に与える影響を少なくできる。これらのことから本実施形態によれば、スプール31の位置制御性、ひいては出力ポート33からの出力制御性について、製品間ばらつきが生じることを抑制できる。
以上説明した本実施形態では、スリーブ30が特許請求の範囲に記載の「ポート形成部材」に相当する。また、図1,2のL方向が特許請求の範囲に記載の「第一方向」に相当し、図1,2のR方向が特許請求の範囲に記載の「第二方向」に相当する。さらに、第二ドレンポート35が特許請求の範囲に記載の「ドレンポート」に相当し、第三支持部53が特許請求の範囲に記載の「入力側支持部」に相当し、第二支持部52が特許請求の範囲に記載の「ドレン側支持部」に相当する。またさらに、第四ランド44が特許請求の範囲に記載の「ランド」に相当する。
さて、ここまで本発明の一実施形態について説明してきたが、本発明は当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
例えば、第二フィードバックポート38への入力油圧を受ける第五ランドを第四ランド44の第三ランド43とは反対側に設けて、当該第五ランドの受圧面積を第四ランド44よりも小さくすることにより、上述の実施形態と同様な作動を実現してもよい。この場合、第五ランドの第四ランド44とは反対側に少なくとも一つのランドをさらに追加してもよい。
本発明の一実施形態による流体制御装置の構成を示す断面模式図である。 図1の要部を拡大して示す断面模式図である。 本発明の一実施形態による流体制御装置の特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態による流体制御装置の特性を示すグラフである。
符号の説明
1 流体制御装置、2 ソレノイド、4 スプール弁、16 プランジャ、20 コイル、30 スリーブ、31 スプール(ポート形成部材)、31b 端部、32 入力ポート(流体ポート)、33 出力ポート(流体ポート)、34 第一ドレンポート(流体ポート)、35 第二ドレンポート(流体ポート、ドレンポート)、36 取出ポート(流体ポート)、37 第一フィードバックポート(流体ポート)、38 第二フィードバックポート(流体ポート)、39 ポンプ、40 オイルパン、41 第一ランド、42 第二ランド、43 第三ランド、44 第四ランド(ランド)、51 第一支持部、52 第二支持部(ドレン側支持部)、53 第三支持部(入力側支持部)、54 第四支持部、55 第五支持部

Claims (5)

  1. 複数の流体ポートを形成するポート形成部材と、前記ポート形成部材内をスラスト方向に往復摺動することにより前記流体ポートの流通流体を制御するスプールと、前記スプールを電磁駆動するソレノイドとを備えた流体制御装置において、
    前記ポート形成部材は、流体が入力される入力ポートと、前記入力ポートへの入力流体を出力する出力ポートと、前記ポート形成部材及び前記スプール間の摺動クリアランスを通じて前記入力ポートから分配される流体を取出する取出ポートと、前記出力ポートからの出力流体が入力される第一フィードバックポートと、前記取出ポートからの取出流体が入力される第二フィードバックポートとを、前記流体ポートとして形成し、
    前記第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力は、前記第一フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力と前記ソレノイドによるスラスト力とは反対方向に前記スプールに作用することを特徴とする流体制御装置。
  2. 前記フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力と前記ソレノイドによるスラスト力と同一方向である第一方向に前記スプールが移動するほど、前記第二フィードバックポートへの入力流体の圧力は増大し、
    前記フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力と前記ソレノイドによるスラスト力とは反対方向である第二方向に前記スプールが移動するほど、前記第二フィードバックポートへの入力流体の圧力は減少することを特徴とする請求項1に記載の流体制御装置。
  3. 前記ポート形成部材は、前記取出ポートを挟んで前記入力ポートとは反対側に設けられ大気に開放される前記流体ポートとしてのドレンポートと、前記入力ポート及び前記取出ポート間において前記スプールを摺動支持する入力側支持部と、前記取出ポート及び前記ドレンポート間において前記スプールを摺動支持するドレン側支持部とを形成し、
    前記スプールが前記第一方向に移動するほど、前記入力側支持部による前記スプールの支持長さが短くなる一方、前記ドレン側支持部による前記スプールの支持長さが長くなり、
    前記スプールが前記第二方向に移動するほど、前記入力側支持部による前記スプールの支持長さが長くなる一方、前記ドレン側支持部による前記スプールの支持長さが短くなることを特徴とする請求項2に記載の流体制御装置。
  4. 前記第二フィードバックポートへの入力流体の圧力によるスラスト力は、前記スプールの端部に作用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体制御装置。
  5. 前記スプールは、前記第二フィードバックポートへの入力流体の圧力が作用するランドを前記端部に有することを特徴とする請求項4に記載の流体制御装置。
JP2006165105A 2006-06-14 2006-06-14 流体制御装置 Expired - Fee Related JP4654984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165105A JP4654984B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 流体制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165105A JP4654984B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 流体制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007333071A true JP2007333071A (ja) 2007-12-27
JP4654984B2 JP4654984B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38932737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006165105A Expired - Fee Related JP4654984B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 流体制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4654984B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160119325A (ko) * 2015-04-02 2016-10-13 명화공업주식회사 밸브 조립체 및 이를 구비한 가변오일펌프 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636281U (ja) * 1986-07-01 1988-01-16
JPH11210919A (ja) * 1998-01-27 1999-08-06 Denso Corp スプール弁型油圧制御弁
JP2001132865A (ja) * 1999-10-07 2001-05-18 Eaton Corp ソレノイド作動式圧力制御弁およびその制御方法
JP2004360889A (ja) * 2003-05-30 2004-12-24 Borgwarner Inc ソレノイド制御弁

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636281U (ja) * 1986-07-01 1988-01-16
JPH11210919A (ja) * 1998-01-27 1999-08-06 Denso Corp スプール弁型油圧制御弁
JP2001132865A (ja) * 1999-10-07 2001-05-18 Eaton Corp ソレノイド作動式圧力制御弁およびその制御方法
JP2004360889A (ja) * 2003-05-30 2004-12-24 Borgwarner Inc ソレノイド制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160119325A (ko) * 2015-04-02 2016-10-13 명화공업주식회사 밸브 조립체 및 이를 구비한 가변오일펌프 시스템
KR101691061B1 (ko) 2015-04-02 2016-12-30 명화공업주식회사 밸브 조립체 및 이를 구비한 가변오일펌프 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4654984B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615286B2 (ja) ソレノイドバルブ
KR20150036559A (ko) 직접 작용식 솔레노이드 작동기
US9733651B2 (en) Proportional pressure-regulating valve
JP5453918B2 (ja) 流量制御弁
JP5907330B2 (ja) 電磁弁
JP6286307B2 (ja) 方向制御弁
JP2012241740A (ja) ソレノイドバルブおよび油圧制御装置
JP7065828B2 (ja) 電磁比例弁
JP4654984B2 (ja) 流体制御装置
CN102597538A (zh) 控制方案
US20060272494A1 (en) Linear motor having a magnetically biased neutral position
JP6335693B2 (ja) ソレノイドバルブ
EP3196899A1 (en) Solenoid and solenoid valve
JP2007092768A (ja) スプールバルブ
JP2011163433A (ja) 電磁比例絞り弁
JP5644487B2 (ja) 油圧制御弁
JP2006336497A (ja) 超磁歪式油圧発生装置及び該装置を備えた超磁歪式油圧ポンプシステム
JP6452802B2 (ja) リニアアクチュエータ及び当該リニアアクチュエータを動作させる方法
JP2013038233A (ja) 電磁駆動装置及び電磁弁
JP2006046627A (ja) 電磁弁
JP2017133663A (ja) 電磁切換弁
JP4775356B2 (ja) リニアソレノイド
JP2023008038A (ja) 方向切換弁
JP2010223238A (ja) リニアソレノイド駆動装置
JP2023128319A (ja) 電磁駆動ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4654984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees