JP2014235129A - ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置 - Google Patents

ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014235129A
JP2014235129A JP2013118205A JP2013118205A JP2014235129A JP 2014235129 A JP2014235129 A JP 2014235129A JP 2013118205 A JP2013118205 A JP 2013118205A JP 2013118205 A JP2013118205 A JP 2013118205A JP 2014235129 A JP2014235129 A JP 2014235129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
tip
data
displacement sensor
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013118205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6064794B2 (ja
Inventor
和宏 田子
Kazuhiro Tago
和宏 田子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013118205A priority Critical patent/JP6064794B2/ja
Publication of JP2014235129A publication Critical patent/JP2014235129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6064794B2 publication Critical patent/JP6064794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】ワイパブレードの先端部の倒れ形状を定量的に且つ安定して把握することができるワイパブレードの倒れ形状計測方法を提供する。【解決手段】車両の室内側にガラス面と対向するように複数のレーザ変位センサを配置して、ガラス面上で作動しているワイパブレードの先端部までの距離をガラス越しに連続して測定する。上記レーザ変位センサによる測定データに基づいてワイパブレードの先端部の三次元の形状データを生成し、この三次元の形状データからワイパブレードの先端部の二次元の形状データを抽出し、ワイパブレードの先端部の倒れ角を算出する。【選択図】図8

Description

本発明は、車両のフロントガラスやリアガラス上にて摺動して雨水等を払拭・除去するためのワイパブレードの倒れ形状を計測する方法および装置に関する。
自動車等のワイパブレード(ワイパラバーまたはブレードラバーとも称される。)のうちガラスと直接接触することになる先端部(リップ部)の倒れ形状の解析に際しては、ワイパブレードの長手方向での端面を高速度カメラにて撮影し、撮影した画像に基づいて解析することが行われている。なお、ワイパブレードの倒れ形状の解析技術ではないものの、類似技術としてワイパブレードの断面形状の最適化のための設計方法が特許文献1に記載されている。
特開2004−243917号公報
上記のような高速度カメラで撮影した画像に基づく解析では、(a)ワイパブレードの動的な先端部の倒れ形状を計測することができない、(b)倒れ形状を解析する作業は手作業に依存するところが大きく、解析精度に限界があるとともに効率が悪い、(c)ワイパブレードの先端部の倒れ形状を精度良く計測することができない、等の問題がある。
より詳しくは、上記(a)については、高速度カメラでの撮影で作動時のワイパブレードの先端部の形状を把握しようとする場合、ワイパブレードの長手方向での端面の形状を把握できるにすぎない。そのため、例えばワイパ作動時の代表的な不具合現象であるジャダーや拭き残し等を解析しようとしても、ワイパブレードの長手方向の特定位置での先端部の倒れ形状を直接的に計測することができない。
また、上記(b)については、高速度カメラにて撮影した画像を用いて解析をしようとする場合、解析ツールソフト等が確立されていないため、例えばワイパブレードの先端部の倒れ角(ワイパブレードの先端部とガラス面とのなす角度)を求める場合には、分度器等を使用して手作業で実施せざるを得ない。そのため、作業者個々によるばらつきが発生しやすく、作業効率の低下とともに解析精度の向上に限界がある。
さらに、上記(c)については、高速度カメラでの撮影では、ワイパブレードの形状を鮮明に映し出すために、ワイパブレードの長手方向での端面に白色塗料を塗り、その部分に照明光を当てて撮影している。この場合において、ワイパブレードが可動部であり、しかもその先端部は往動と復動とで向きが逆となる撓み変形を繰り返すことになるため、撮影中に塗料が剥がれてしまい、ワイパブレードの断面形状を鮮明に映し出すことができないことがある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ワイパブレードの先端部の倒れ形状を定量的に且つ安定して把握することができるようにしたワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置を提供するものである。
本発明に係るワイパブレードの倒れ形状計測方法では、車両の室内側にガラス面と対向するように非接触式の変位センサを配置して、ガラス面上で作動しているワイパブレードの先端部までの距離をガラス越しに連続して測定する工程と、上記変位センサによる測定データに基づいてワイパブレードの先端部の三次元の形状データを生成する工程と、上記三次元の形状データからワイパブレードの先端部の二次元の形状データを抽出し、ワイパブレードの先端部の倒れ角を算出する工程と、を含むものとした。なお、上記非接触式の変位センサとしては例えばレーザ変位センサ(レーザ変位計)を用いるものとする。
本発明によれば、ワイパブレードの長手方向の任意の位置でそのワイパブレードの先端部の倒れ形状を的確に計測または把握することが可能となり、特に作動時に不具合現象が発生している部分の倒れ形状をピンポイントで計測または把握することが可能できる。そのため、ワイパブレードの先端部の倒れ形状を定量的に且つ安定して計測または把握することができ、効率的にも優れたものとなる。
本発明を実施するためのワイパブレード倒れ形状計測システムの概略説明図。 図1にフロントガラス回りの側面図。 ワイパブレードの断面形状を示す説明図。 ワイパブレードへの校正用治具の装着状態を示す説明図。 ワイパブレードと校正用治具の関係を示す斜視図。 ワイパブレードと校正用治具の測定データの説明図。 図6の要部拡大図。 図1のCAD端末での処理手順を示すフローチャート。 図8での処理を模式的に示した説明図。 同じく図8での処理を模式的に示した説明図。 ワイパブレードの加速度を算出するための説明図。 図8の処理での3Dデータの一例を説明図。
図1〜12は本発明に係るワイパブレードの倒れ形状計測方法を実施すための具体的な形態を示し、特に図1,2は計測システム全体の概略を示している。
図1,2に示すシステムでは、自動車のフロントガラスGについて2組のワイパアーム1A,1Bおよびワイパブレード2で必要なワイパパターンP1,P2を形成するいわゆるタンデムタイプのワイパ装置の例を示している。そして、周知のように車体から突出しているワイパシャフト3にワイパアーム1A,1Bが連結されているとともに、そのワイパアーム1A,1Bの先端に図示しないプライマリレバーやセカンダリレバーおよびバッキング等を介してワイパラバー2がそれぞれに装着されている。なお、図1では、便宜上、一方のワイパアーム1Aについてクローズ位置にある状態とオープン位置にある状態とを重ねて描いてある。また、図1,2の符号4はステアリングホイールを示す。
ワイパブレード2は、図3に示すように、大別して、セカンダリレバーへの取付基部として機能する略矩形厚肉形状のヘッド部5と、このヘッド部5に対し極細状のネック部6を介して連結された先端部としての断面略三角形状のリップ部7とからなり、リップ部7の先端のエッジ部8がフロントガラスGに弾接するようになっている。そして、払拭方向に向かってフロントガラスGとリップ部7とのなす角度であるところの接触角または倒れ角θは例えば30〜50°程度が適正とされている。なお、図3ではワイパブレード2そのものの断面形状のみを示し、そのワイパブレード2を支えているプライマリレバーやセカンダリレバーおよびバッキング等は図示省略してある。
自動車の室内側であって且つ例えば作動角αの一方のワイパブレード1Aによる払拭面積範囲P1内に相当する位置に、非接触式の変位センサとして三つのレーザ変位センサ9をフロントガラスG側に向けて等距離で並べて配置してある。これらの三つのレーザ変位センサ9は該当するワイパブレード2の長手方向に沿って直列に配置するものとし、該当するワイパブレード2の長手方向の両端部に相当する位置と長手方向のほぼ中央部に相当する位置にそれぞれ配置してある。なお、レーザ変位センサ9としては微細測定タイプあるいはスポットタイプと称されるタイプのものが望ましい。また、レーザ変位センサ9の数は特に限定されるものではない。
それぞれのレーザ変位センサ9はコントローラ10を経由して例えばパーソナルコンピュータをもって構成されたデータ収集装置11に接続されている。そして、後述するように、それぞれのレーザ変位センサ9の検出出力(ワイパブレード2のリップ部7の変位量データ)はデータ収集装置11に取り込まれた上で、例えばcsvファイルの形式で出力される。このcsvファイル形式のデータは解析ソフトウエアである所定のワイパブレード倒れ角検証ツールが予めインストールされている3D解析のためのCAD端末12に取り込まれることになる。
本実施の形態では、三つのレーザ変位センサ9によりフロントガラスGを通してワイパブレード2のリップ部7までの距離を連続して測定し、後述するように所定のツールソフトを使用してデータ処理を施すことによりそのリップ部7の倒れ形状を特定し、さらには図3に示したリップ部7の倒れ角θを算出することになる。
ここで、図3のほか図4,5に示すように、ワイパブレード2のうち各レーザ変位センサ9によって検出可能な位置にはブロック状の校正用治具13を予めそれぞれに装着してある。なお、この校正用治具13はワイパブレード2に対して直接取り付けられるものではなく、先に述べたように図示省略してあるセカンダリレバーやバッキングを介して装着される。校正用治具13は、ワイパブレード2が等速度で移動するものではないため、基準距離と速度(加速度)測定のために使用される。
校正用治具13はワイパブレード2をその幅方向で跨ぐように略矩形アーチ形状をなしていて、ワイパブレード2をはさんでその幅方向(払拭・反払拭方向)の両側に跨り且つ当該幅方向の両側のうち一方側から他方側に向かって所定角度で傾斜する傾斜面13aを有しているとともに、この傾斜面13aのうち一方側または他方側のエッジ部に段差部として矩形状の切欠部14を形成してある。この切欠部14は、ワイパの作動方向(払拭方向)とワイパブレード2におけるリップ部7の倒れ方向を識別するのと同時に、左右のワイパブレード2同士がラップするタイミングを識別するために使用される。なお、校正用治具13の各部の寸法は既知である。
図1,2および3,4に示すように、ワイパ装置が連続して作動している状態、すなわちワイパブレード2が往復動を繰り返している状態において、室内側に配置した三つのレーザ変位センサ9によりフロントガラスGを通してワイパブレード2までの距離を連続して測定すする。この場合において、ワイパブレード2には、傾斜面13aおよび切欠部14を有する校正用治具13を予め装着してあるので、校正用治具13までの距離も同時に測定される。
これらの各レーザ変位センサ9の測定データは図1のコントローラ10を経由してデータ収集装置11に一旦取り込まれて蓄積される。そして、データ収集装置11に蓄積された測定データは例えば所定の通信手段あるいは大容量記録媒体を介して例えばcsvファイルの形式で出力され、データ収集装置11から出力された測定データは上位のCAD端末12に取り込まれることになる。CAD端末12側では、データ変換のための専用のツールソフト(ソフトウエア)を使用してワイパブレード2の断面形状が特定できるデータへと変換することになる。
概略的には、データ収集装置11に収集された測定データには、図3に示すワイパブレード2の断面形状に関するデータのほか、校正用治具13の断面形状に関するデータが含まれている。これらのデータを時系列的に変換・整理すると図6のような波形となり、この波形のなかには領域aに示すように図3のワイパブレード2におけるリップ部7の側面の形状のほか、領域bに示すように図3の校正用治具13の傾斜面13aの形状が含まれていることになる。そこで、図6の波形のなかから領域aのワイパブレード2におけるリップ部7の側面の形状のみを抽出すすれば図7のようになり、後述するようにリップ部7の倒れ形状ひいては図3の倒れ角θを特定することが可能となる。なお、図6ではリップ部7および傾斜面13aの位置関係が図3に対して反転している。
図8は上記CAD端末12での処理手順を示していて、ステップS1で上記レーザ変位センサ9ごとの測定データに関する設定ファイルを読み込んだならば、続くステップS2では、いずれかのレーザ変位センサ9のデータファイルに基づいて、図9の(A)に示すように校正用治具13の傾斜面13aの形状データを含むワイパブレード2におけるリップ部7の形状データのみを抽出する。この場合において、図9の(A)のように抽出した形状データには、図6と同様に図9(B)に示すように領域aおよびb、すなわちワイパブレード2におけるリップ部7の側面の断面形状データのほか、校正用治具13の傾斜面13aの形状データが含まれていることになる。
続くステップS3では、ステップS2で抽出した形状データから図10に示すように図9の(B)の領域aのみの形状データ、すなわちワイパブレード2におけるリップ部7の側面の断面形状データのみを抽出する。
ステップS4では、ワイパブレード2に予め装着されている校正用治具13の既知の寸法データ等に基づいて速度を計算し、ワイパブレード2のうち治具装着部位に相当する部分の加速度を求める。
なお、ワイパブレード2が等速度で移動していないため、基準距離と速度(加速度)の測定のために校正用治具13を併用していることは先に述べた通りである。また、ワイパブレード2の作動方向とリップ部7の倒れ方向を識別するために、校正用治具13には切欠部14を予め形成してある。さらに、図1,4の左右のワイパブレード2同士が一時的にラップすることがあり、レーザ変位センサ9の設置位置によっては双方のワイパブレード2を検出してしまうこともあるが、校正用治具13の装着の有無によって測定対象となるワイパブレード2を特定することができる。これによって、校正用治具13が装着されていないワイパブレード2のデータ取得を排除することができる。
具体的には、図11に示すように、ワイパブレード2に予め装着してある校正用治具13の傾斜面13aの寸法と各レーザ変位センサ9によるサンプリング周期(測定点数)とが判明しているので、これらの情報から、図11に示すように校正用治具13の傾斜面13aのうち速度S1として低位側の速度(初速)と速度S2として高位側の速度(終速)とを算出する。そして、速度S1と速度S2に基づいて、ワイパブレード2部分、すなわち校正用治具13の低位側の部分と高位側の部分とに挟まれたワイパブレード2の加速度S3を算出する。
ステップS5では、X軸の設定とともに、三次元の形状データとして図12のような3Dデータを作成する。3Dデータの作成にあたっては、レーザ変位センサ9で測定した変位量データのうちワイパブレード2までの距離が正しく測定できている部分だけのデータを抽出して別ファイルとし、これを図12のY軸データとする。X軸データの作成にあたっては、レーザ変位センサ9で測定した変位量データのうちワイパブレード2までの距離が正しく測定できている部分だけのデータを抽出して別ファイルとした上で、先に算出した加速度S3を1サンプリング周期当たりの移動距離に変換し、これをX軸のスケールに反映して図12のX軸データとする。さらに、Z軸データとして図12のように全てのデータ欄に「0」を入力することでこれをZ軸データとして追加し、以上をもって図12の3Dデータを作成する。
この場合において、並行してワイパブレード2の払拭開始方向での校正用治具13の切欠部14の有無をチェックし、切欠部14の有無情報とINIファイルの情報とを突き合わせて払拭方向、すなわち図3,11のようなワイパブレード2におけるリップ部7の倒れ方向の判断を行う。
つまり、先に述べた測定データのファイル形式であるcsvファイルのフォームはX軸が時間軸であるので、先の加速度S3を1サンプリング周期当たりの移動距離に変換することは、校正用治具13の既知の寸法データを使用してX軸を距離軸に変換することにほかならない。その際の補正として、上記のようにワイパブレード2の速度S1,S2と傾きを考慮するものとする。こうすることにより、測定データを連続データとして表示することによりワイパブレードの形状として捉えることができる。
ステップS6では、図12の3Dデータを例えばspGaugeまたはS−vision等のソフトウエアで読み込み、3D−CADシステムのもとで図10のようにワイパブレード2のリップ部7の倒れ角θを算出する。すなわち、図12の3Dデータに基づくX−Z軸形状波形から倒れ角θを抽出する。そして、ステップS7では算出した倒れ角θと図10の断面形状をファイルとして指定されてフォルダに保存する。
以上のような一連の処理は、それぞれのレーザ変位センサ9の測定データごとに実行する。
ここで、レーザ変位センサ9による測定データの収集は図1のデータ収集装置11で行われ、図8の処理が同じく図1のCAD端末12で行われる。この場合において、データ収集装置11およびCAD端末12での処理を共通の一台の大型コンピュータ等の情報処理装置で処理することもできる。
このように本実施の形態によれば、ワイパブレード2の長手方向の任意の位置でそのワイパブレード2の先端のリップ部7の倒れ形状を的確に計測または把握することが可能となり、特に作動時に不具合現象が発生している部分の倒れ形状をピンポイントで計測または把握することができるようになる。そのため、ワイパブレード2のリップ部7の倒れ形状を定量的に且つ安定して計測または把握することができ、効率的にも優れたものとなり、特にワイパブレード2のスキールノイズやびびり音、さらには反転音の発生を解析する上できわめて有効である。なお、スキールノイズとは、例えば1000Hz付近の高周波数の音であり、キュッキュ音あるいはキュー音とも呼ばれているものである。びびり音は100Hz以下の低周波数の音であり、ブー音とも呼ばれている。反転音はワイパ反転時の例えば500Hz以下の衝撃音である。
2…ワイパブレード
7…リップ部(先端部)
9…レーザ変位センサ(非接触式の変位センサ)
11…データ収集装置
12…CAD端末
13…校正用治具
13a…傾斜面
14…切欠部
G…フロントガラス

Claims (5)

  1. 車両の室内側にガラス面と対向するように非接触式の変位センサを配置して、ガラス面上で作動しているワイパブレードの先端部までの距離をガラス越しに連続して測定する工程と、
    上記変位センサによる測定データに基づいてワイパブレードの先端部の三次元の形状データを生成する工程と、
    上記三次元の形状データからワイパブレードの先端部の二次元の形状データを抽出し、ワイパブレードの先端部の倒れ角を算出する工程と、
    を含むことを特徴とするワイパブレードの倒れ形状計測方法。
  2. 上記ワイパブレードの先端部とともに変位センサにて測定可能な校正用治具をワイパブレードに装着してある状態で、変位センサによるワイパブレードの先端部までの距離の測定を行うことを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの倒れ形状計測方法。
  3. 上記ワイパブレードの長手方向の複数箇所に相当する位置に変位センサおよび校正用治具を個別に配置して、変位センサによるワイパブレードの先端部までの距離の測定を行うことを特徴とする請求項2に記載のワイパブレードの倒れ形状計測方法。
  4. 上記校正用治具は、ワイパブレードをはさんでその幅方向の両側に跨り且つ当該幅方向の両側のうち一方側から他方側に向かって傾斜する傾斜面を有しているとともに、この傾斜面のうち一方側または他方側の端部に段差部を形成してあることを特徴とする請求項3に記載のワイパブレードの倒れ形状計測方法。
  5. 車両の室内側にガラス面と対向するように配置されて、ガラス面上で作動しているワイパブレードの先端部までの距離をガラス越しに連続して測定する非接触式の変位センサと、
    上記変位センサによる測定データに基づいてワイパブレードの先端部の三次元の形状データを生成するデータ生成手段と、
    上記三次元の形状データからワイパブレードの先端部の二次元の形状データを抽出し、ワイパブレードの先端部の倒れ角を算出する倒れ角算出手段と、
    を備えたことを特徴とするワイパブレードの倒れ形状計測装置。
JP2013118205A 2013-06-04 2013-06-04 ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置 Expired - Fee Related JP6064794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013118205A JP6064794B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013118205A JP6064794B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014235129A true JP2014235129A (ja) 2014-12-15
JP6064794B2 JP6064794B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=52137937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013118205A Expired - Fee Related JP6064794B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6064794B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106769573A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 贵阳万江航空机电有限公司 一种雨刮器刮臂刮片间隙检测方法及装置
JP2019109772A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 株式会社ダイヘン 移動体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044391A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Murata Mach Ltd 原稿オフセット量検出装置
JP2004243917A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The ワイパブレードの設計方法およびワイパブレード
JP2006064385A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Ricoh Co Ltd 形状計測装置および形状計測方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044391A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Murata Mach Ltd 原稿オフセット量検出装置
JP2004243917A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The ワイパブレードの設計方法およびワイパブレード
JP2006064385A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Ricoh Co Ltd 形状計測装置および形状計測方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106769573A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 贵阳万江航空机电有限公司 一种雨刮器刮臂刮片间隙检测方法及装置
JP2019109772A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 株式会社ダイヘン 移動体
JP7054340B2 (ja) 2017-12-19 2022-04-13 株式会社ダイヘン 移動体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6064794B2 (ja) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5274782B2 (ja) 表面性状測定装置、表面性状測定方法及び表面性状測定プログラム
JP4635657B2 (ja) 画像処理によるトロリ線摩耗測定装置
US7534077B2 (en) Finishing machine
KR101937902B1 (ko) 시트의 굽힘각 측정 장치 및 방법
JP4452651B2 (ja) 逐次3点法における零点誤差補正方法及び零点誤差補正装置
JP2010531451A (ja) 座標測定機における動的変形による測定誤差の補正
JP2008256462A (ja) 形状データの画像表示方法
JP2016534364A (ja) 測定方法
KR20070049046A (ko) 형상 인식 장치 및 덴트 평가 장치
CN105393080A (zh) 架空线测定装置及架空线测定方法
JP6198701B2 (ja) 形状計測装置及び形状計測方法
JP2014081249A (ja) 車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法
WO2011104608A2 (en) Bead inspection method, and bead inspection apparatus
JP6064794B2 (ja) ワイパブレードの倒れ形状計測方法および装置
CN104102173A (zh) 数控装置
JP2007058508A (ja) 形状測定に基づく構造解析システム及び解析方法
JP2006201164A (ja) 加工された構成要素の検査方法およびシステム
JP2020089963A (ja) ロボットシステムおよび座標変換方法
JP5481397B2 (ja) 3次元座標計測装置
TW200949472A (en) On-board two-dimension contour detection method and system
US10274301B2 (en) Contour meter and method for measuring the contour of a workpiece having tangentially adjoining contour geometries
JP2014036969A (ja) 加工機におけるワーク板厚検出装置および方法
KR100994741B1 (ko) 3차원 측정기를 이용하여 측정 대상의 곡률에 따라 측정 간격을 자동으로 조절하여 미지의 곡선을 측정하는 방법
JP6202875B2 (ja) 画像測定装置及びその制御用プログラム
JP2016024067A (ja) 計測方法および計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161205

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6064794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees