JP2014081249A - 車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法 - Google Patents

車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定範囲に対し、3次元的な変形情報を簡単に取得することができる車体合成試験装置を提供する。
【解決手段】この剛性試験装置10は、車体5及び/又はその部品に荷重を与える荷重負荷手段3と、異なる方向から車体の画像を取得する2台以上のカメラを備えたステレオカメラ(7A〜7C)と、ステレオカメラ(7A〜7C)で取得された画像から3次元画像データを生成し、3次元画像データに基づいて車体5及び/又はその部品の変位量の測定を行う制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の車体やその部品の剛性を測定する車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法に関する。
自動車の車体や部品の開発にあたっては、部品を車体に取り付けた状態で、自動車全体の車体剛性試験を行い、車体や部品の変形状態や、その応力集中部分を特定することが重要である。そのため、このような剛性試験においては、車体や部品の剛性に関する詳細情報の取得が望まれている。
従来の剛性測定方法は、例えば、特許文献1に開示されている。
図4は、従来の車体剛性試験装置の全体構成を示す斜視図である。また、図5は、従来の車体剛性試験装置における荷重位置の配置を示す図である。
図4に示すように、従来の車体剛性試験装置10は、車体5が、3箇所の支持部材2によってテストベッド1に固定されている。具体的には、支持部材2は、車体5の前方バンパーの幅方向中心と、後輪のリアサスペンション取付部2箇所の計3箇所に設けられている。
車体5の前輪のフロントサスペンション取付部には、アクチュエータ3が設けられている。図4の例では、右側前輪のフロントサスペンション取付部に設けられたアクチュエータ3から上方に荷重を負荷し、左側前輪のフロントサスペンション取付部に設けられたアクチュエータ3から下方に荷重を負荷することで、車体5に捻るような力を与えている。
車体5のサイドシル部には、車体5の前後方向に並ぶ複数の変位計4が設けられている。サイドシル部に点線で示された矢印は、それぞれの変位計4によって計測される測定箇所である。
なお、支持部材2によって固定されている場所を固定点とし、アクチュエータ3が設置されている場所を荷重入力点とすると、固定点と荷重入力点の配置は、図5に示すようになる。
このように構成された車体剛性試験装置では、アクチュエータ3によって車体5に荷重を負荷しながら、車体5の変位をそれぞれの変位計4によって測定していく。
特開2006−292737号公報
しかしながら、このように構成された車体剛性試験装置では、変位計4が設置された位置の変位情報しか取得することができず、広範囲において変形情報を得ることはできない。そのため、自動車の車体のような大型の試験体を評価する場合には、試験体の測定範囲を複数のセクションに分割しなければならない。
また、従来の車体剛性試験装置では、変位計4は、1次元的な方向(鉛直方向)しか変位を測定することができず、3次元的な変形情報を得ることはできなかった。そのため、部材の変形や応力集中について詳細に調査するためには、さらに車体全体の数値モデルを準備し、変位量の解析を行う必要がある。しかしながら、1次元的変位量のみから解析を行う場合では、いくつもパラメータを設定しなければならない。また、誤ったパラメータを設定をすると、正しい部材の変形や応力集中を把握することができず、実際の車体全体の剛性を正確に調べることができない。
本発明は、上記のような問題点に対してなされたものであり、実際の車体やその部品の剛性試験を行う車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法において、比較的広範囲における試験体の3次元的な変形情報を、簡単に取得することができる車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法を提供することを目的とする。
上記のような問題を解決するために、本発明は、以下のような特徴を有している。
[1]車体及び/又はその部品に荷重を与える荷重負荷手段と、
異なる方向から前記車体の画像を取得する2台以上のカメラを備えたステレオカメラと、
前記ステレオカメラで取得された画像から3次元画像データを生成し、前記3次元画像データに基づいて前記車体及び/又はその部品の変位量の測定を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする車体剛性試験装置。
[2]前記制御手段は、前記荷重負荷手段によって負荷する荷重と、前記ステレオカメラの撮映タイミングとを同期させて制御することを特徴とする[1]に記載の車体剛性試験装置。
[3]前記制御手段は、前記3次元画像データと、前記荷重負荷手段より前記車体及び/又はその部品に負荷された荷重に関する情報とを対応付けて記憶することを特徴とする[1]又は[2]に記載の車体剛性試験装置。
[4]前記車体、その部品、又は、その周辺の任意の位置の3次元位置情報を取得するデジタイザを備え、
前記制御手段は、前記任意の位置の前記3次元位置情報を用いて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する[1]乃至[3]のうちいずれかに記載の車体剛性試験装置。
[5]前記デジタイザは、多関節アームに取り付けられ、
前記多関節アームに、さらに前記2台以上のカメラが設置され、前記ステレオカメラの前記3次元位置情報を前記デジタイザによって測定し、
前記ステレオカメラの前記3次元位置情報に基づいて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する[4]に記載の車体剛性試験装置。
[6]前記制御手段は、
前記ステレオカメラによって撮映される撮影範囲において、少なくとも3箇所以上に設けられた基準マーカーの3次元位置情報を用いて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する[1]乃至[3]のうちいずれかに記載の車体剛性試験装置。
[7]車体及び/又はその部品に荷重を与え、
異なる方向から前記車体の画像を2台以上のカメラを有するステレオカメラで撮映し、
前記ステレオカメラで取得された画像から3次元画像データを生成し、
前記3次元画像データに基づいて前記車体及び/又はその部品の変位量の測定を行うことを特徴とする車体剛性試験方法。
[8]前記車体及び/又はその部品に負荷する荷重と、前記ステレオカメラの撮映タイミングとを同期させて制御することを特徴とする[7]に記載の車体剛性試験方法。
本発明に係る車体剛性試験装置及び車体剛性試験方法では、実際の車体の剛性試験を行う車体剛性試験装置において、比較的広範囲における試験体の3次元的な変形情報を、簡単に取得することができる。
本発明の実施の形態1に係る車体剛性試験装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る車体剛性試験装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る車体剛性試験装置によって計測することができる車体の一部を示す図である。 従来の車体剛性試験装置の全体構成を示す斜視図である。 従来の車体剛性試験装置の全体構成を示す図であり、図4の車体の平面図である。
以下、添付した図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る車体剛性試験装置の全体構成を示す概略図である。本発明の実施の形態1に係る車体剛性試験装置10は、テストベッド1、支持部材2、アクチュエータ3、制御手段12、ステレオカメラ7A、7B、7C、デジタイザ6を備えている。また、制御手段12は、アクチュエータ制御手段8、データ処理手段9、ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11からなる。
テストベッド1には、車体5が載置される。車体5は、3箇所の支持部材2によってテストベッド1に固定されている。具体的には、支持部材2は、車体5の前方のバンパーの幅方向中心と、左右の後輪のリアサスペンション取付部に計3箇所設けられている。
車体5の前輪のフロントサスペンション取付部には、アクチュエータ3が設けられている。アクチュエータ3は、車体5の左右にそれぞれ異なる荷重を与えることで、車体5に対して、捻じるような負荷を与えることができる。
なお、支持部材2が設けられている場所を固定点とし、アクチュエータ3が設けられている場所を荷重入力点として示す。荷重入力点から、車体5に荷重を与え、この荷重による変位量をステレオカメラ7A、7B、7Cの3次元画像データから計測する。なお、支持部材2やアクチュエータ3の配置は、図1に限られるものではなく、任意の位置に配置することができる。
ステレオカメラ7A、7B、7Cは、それぞれ2台のカメラを備えている。2台のカメラは、車体5やその部品に対して、異なる方向からその画像を撮影する。ステレオカメラ7A、7B、7Cは、多関節アームに設置され、車体5やその部品の画像を任意の方向から撮映することができる。
ステレオカメラ7A、7B、7Cの撮映タイミングは、データ処理手段9が、ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11を用いて制御している。ステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮映された画像は、ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11に出力される。
なお、ステレオカメラは、任意の位置に、任意の数だけ設けることができる。図1の例では、3つのステレオカメラ7A、7B、7Cが設けられている。ステレオカメラ7Aは、車体5の左側に設置され、ステレオカメラ7Bは、車体5の後方に設置され、ステレオカメラ7Cは、車体5の右側に設置されている。3つのステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮映された画像を合成することにより、車体5の剛性を3次元的に測定することができる。
なお、カメラの解像度や記録速度は、アクチュエータ3の可動範囲、アクチュエータ3の作動速度、応力等の解析に求められる測定範囲及び分解能によって任意に決定すればよい。例えば、解像度が10Mピクセル、記録速度が5.0fps程度のカメラを利用すれば、広範囲の画像データを記録することができる。
デジタイザ6は、車体5やその部品、車体や部品の周辺や、ステレオカメラ7A〜7Cの位置など、測定の基準点の3次元位置を検出する。デジタイザ6は、多関節アームに、位置検出部が設けられることにより構成されている。デジタイザ6によって検出された基準点の3次元位置は、データ処理手段9に出力される。なお、デジタイザ6は、非接触式又は接触式のいずれの形式でも良い。
制御手段12は、演算装置により構成することができる。データ処理手段9は、アクチュエータ制御手段8と、ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11を制御することで、アクチュエータ制御手段8によって負荷する荷重と、カメラの撮映タイミングを同期させて制御している。
アクチュエータ制御手段8は、アクチュエータ3を制御し、車体5に負荷する荷重を調整する。アクチュエータ制御手段8は、荷重を開始した時間、時間に対応付けられた荷重、荷重を負荷した時間、荷重を除去した時間といった荷重に関する情報を記録し、データ処理手段9に出力する。
ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11は、ステレオカメラ7A、7B、7Cの位置や、撮映条件等を制御すると共に、2台1組のカメラを有するステレオカメラ7A、7B、7Cのそれぞれの画像データによって取得された画像データを記録する。なお、画像データは、撮映された時間や、撮映を開始してから経過した時間等の時間情報が対応付けられている。ステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮影された画像は、時間情報と共に、データ処理手段9に出力される。
データ処理手段9は、ステレオカメラ7A、7B、7Cによって取得された画像データから、ステレオマッチング法により車体5の奥行き方向の情報を取得し、3次元画像データを生成する。
具体的には、データ処理手段9は、ステレオカメラ7Aの2台のカメラにより得られた1対の画像の中から、決められた大きさの画像を切り出す。そして、左右の切り出した画像のパターン比較を行って、3次元座標に変換された点群データを定義する。これにより、2台のカメラによって得られた画像データから、3次元画像データを生成する。データ処理手段9は、生成した3次元画像データに、前述した撮影時間、撮影開始からの経過時間等の時間情報を対応付けて記憶する。なお、データ処理手段9は、ステレオカメラ7B、7Cについても同様の処理を行う。
ここで、自動車の車体や部品の表面は、一般的に単調な塗装が施されており、撮映画像のパターン認識が難しい。そのため、ペイントスプレーなどを用いて、測定対象の部材にランダムな模様を付すことが好ましい。
次に、データ処理手段9は、アクチュエータ制御手段8から、荷重を開始した時間、荷重を負荷した時間、荷重を除去した時間や、時間に対応付けられた荷重等といった荷重に関する情報を取得する。データ処理手段9は、得られた3つの3次元画像データの時間情報と、アクチュエータ制御手段8から入力される荷重に関する時間情報を参照することによって、3次元画像データと荷重に関する情報の時間情報を対応付ける。
一方、データ処理手段9には、デジタイザ6によって計測された基準点の3次元位置(空間座標)が入力されている。データ処理手段9は、生成した点群データ(3次元画像データ)の空間座標に、任意の基準点の3次元位置を重畳することにより、3つの3次元画像データに、基準点に基づいた空間座標を与える。
ここで、点群データ(3次元画像データ)と、荷重の負荷状況は、時間情報が対応付けられている。そのため、3次元画像データと荷重の負荷状況の時間情報を参照することにより、点群データの変位を追跡することができる。これにより、点群データの動的な変位を解析することができる。
ここで、複数のステレオカメラ7A、7B、7Cによって生成された3次元画像データは、基準点の3次元位置に基づいた同一の空間座標が与えられている。そのため、車体5全体といった比較的広い範囲の剛性を計測する場合には、複数のステレオカメラ7A、7B、7Cによって生成された同じ座標系の3次元画像データを合成することで、車体5の3次元画像データを取得することができる。
次に、車体剛性試験装置10の動作について説明する。
アクチュエータ制御手段8は、アクチュエータ3を制御し、車体5やその部品に荷重を負荷する。このとき、アクチュエータ制御手段8は、荷重開始の時間、時間に対応付けられた荷重、荷重を除去した時間等の荷重に関する情報をデータ処理手段9に出力する。
デジタイザ6は、車体5やその周辺で基準点となる任意の点の3次元位置を検出し、データ処理手段9に出力する。
ステレオカメラ7A、7B、7Cによって、荷重前後の測定対象の画像を撮映する。ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11は、ステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮映された画像を記録する。ステレオカメラ制御/画像データ記録手段11は、ステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮映された画像を、データ処理手段9に出力する。
データ処理手段9は、ステレオカメラ7A、7B、7Cの左右のカメラにより得られた1対の画像の中から、決められた大きさの画像を抽出し、左右の画像のパターン比較を行って、3次元座標に変換された点群データを定義し、3次元画像データを生成する。
データ処理手段9は、生成した3次元画像データの空間座標を、デジタイザ6によって検出された基準点の空間位置を基準とした空間座標に変換する。
データ処理手段9は、3次元画像データの時間情報と、アクチュエータ制御手段8から入力される時間情報を参照することで、3次元画像データと荷重に関する情報を対応付ける。
これにより、3次元画像データと荷重情報が対応付けられ、測定範囲に含まれる車体5や部品の変形を、動的に追跡することができる。
このように、本実施の形態1に係る車体剛性試験装置10によれば、ステレオカメラ7A、7B、7Cによって、測定したい任意の範囲を撮映するだけで、計測範囲を容易に広げることができる。
また、本実施の形態1に係る車体剛性試験装置10によれば、ステレオカメラ7A、7B、7Cによって撮映された画像データから3次元画像データを生成することで、変形情報を3次元画像データとして取得することができる。
また、本実施の形態1に係る車体剛性試験装置10によれば、生成した点群データの空間座標を、デジタイザ6によって計測された基準点の空間座標に基づいた空間座標に変換することで、複数のステレオカメラによって取得された画像から生成された3次元画像データを、簡単に合成することができる。
さらに、本実施の形態1に係る車体剛性試験装置10によれば、測定結果として3次元画像データが得られるため、3次元画像データをコンピュータに入力すれば、さらにコンピュータによる応力等の数値解析を行うことができる。なお、本車体剛性試験装置10から得られる測定結果は、実際の車体を用いて得られた実験結果であるため、数値解析だけで車体の剛性解析を行うよりも、解析精度を高めることができる。
さらに、本実施の形態1に係る車体剛性試験装置10によれば、制御手段12によって、変形情報を示す3次元画像データと、荷重に関する情報とを対応付けることができるため、アクチュエータ3の負荷状況と変位データを同期させて記録することができる。そのため、荷重の負荷に応じた各点の動きを追跡することが容易となり、剛性解析に要する作業負担を軽減することができる。
なお、ステレオカメラ7A、7B、7Cは、それぞれ2台のカメラを備えているとして説明したが、2台以上のカメラを設置してもよい。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2に係る車体剛性試験装置13について説明する。図2は、本発明の実施の形態2に係る車体剛性試験装置13の全体構成を示す概略図である。この車体剛性試験装置13の特徴は、デジタイザ6とステレオカメラ7が一体化されている点にある。デジタイザ6は、ステレオカメラ7の2台のカメラの間に設けられている。なお、他の構成については、実施の形態1と同様であるため、同一符号を付すことによりその説明を省略する。
このように構成された車体剛性試験装置13では、デジタイザ6とステレオカメラ7が一体化されているため、検出部の省スペース化を図ることができる。そのため、例えば、図3に示すような、車内の一部を評価したい場合、一体化されたデジタイザ6とステレオカメラ7を評価部に向けることで、容易に剛性を評価することができる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態1及び2では、デジタイザ6によって基準点の3次元位置を計測し、この基準点の3次元位置に基づいて、生成された3次元画像データに空間座標を与えていたが、剛性の解析対象となる部位が特定の限られた部分である場合には、1つのカメラで取得される撮映範囲に、少なくとも3箇所以上の基準マーカーを設け、各基準マーカーに予め定義された3次元位置座標を使用して、測定された点群データの各点に3次元座標を与えるように構成することもできる。なお、基準マーカーは、同一形状で、車体5とのコントラストが明確となるものを用いるとよい。
1 テストベッド
2 支持部材
3 アクチュエータ
4 変位計
5 車体
6 デジタイザ
7A、7B、7C ステレオカメラ
8 アクチュエータ制御装置
9 データ処理手段
10、13 車体剛性試験装置
11 ステレオカメラ制御/画像データ記録手段
12 制御手段

Claims (8)

  1. 車体及び/又はその部品に荷重を与える荷重負荷手段と、
    異なる方向から前記車体の画像を取得する2台以上のカメラを備えたステレオカメラと、
    前記ステレオカメラで取得された画像から3次元画像データを生成し、前記3次元画像データに基づいて前記車体及び/又はその部品の変位量の測定を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする車体剛性試験装置。
  2. 前記制御手段は、前記荷重負荷手段によって負荷する荷重と、前記ステレオカメラの撮映タイミングとを同期させて制御することを特徴とする請求項1に記載の車体剛性試験装置。
  3. 前記制御手段は、前記3次元画像データと、前記荷重負荷手段より前記車体及び/又はその部品に負荷された荷重に関する情報とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の車体剛性試験装置。
  4. 前記車体、その部品、又は、その周辺の任意の位置の3次元位置情報を取得するデジタイザを備え、
    前記制御手段は、前記任意の位置の前記3次元位置情報を用いて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する請求項1乃至3のうちいずれかに記載の車体剛性試験装置。
  5. 前記デジタイザは、多関節アームに取り付けられ、
    前記多関節アームに、さらに前記2台以上のカメラが設置され、前記ステレオカメラの前記3次元位置情報を前記デジタイザによって測定し、
    前記ステレオカメラの前記3次元位置情報に基づいて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する請求項4に記載の車体剛性試験装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記ステレオカメラによって撮映される撮影範囲において、少なくとも3箇所以上に設けられた基準マーカーの3次元位置情報を用いて、前記3次元画像データの点群データに、3次元座標情報を付与する請求項1乃至3のうちいずれかに記載の車体剛性試験装置。
  7. 車体及び/又はその部品に荷重を与え、
    異なる方向から前記車体の画像を2台以上のカメラを有するステレオカメラで撮映し、
    前記ステレオカメラで取得された画像から3次元画像データを生成し、
    前記3次元画像データに基づいて前記車体及び/又はその部品の変位量の測定を行うことを特徴とする車体剛性試験方法。
  8. 前記車体及び/又はその部品に負荷する荷重と、前記ステレオカメラの撮映タイミングとを同期させて制御することを特徴とする請求項7に記載の車体剛性試験方法。
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