JP2014234633A - 屋根上物品取付具 - Google Patents

屋根上物品取付具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014234633A
JP2014234633A JP2013116682A JP2013116682A JP2014234633A JP 2014234633 A JP2014234633 A JP 2014234633A JP 2013116682 A JP2013116682 A JP 2013116682A JP 2013116682 A JP2013116682 A JP 2013116682A JP 2014234633 A JP2014234633 A JP 2014234633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
locking
pressing plate
sandwiching
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013116682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5640115B1 (ja
Inventor
充智 岩田
Mitsunori Iwata
充智 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Inc filed Critical Otis Inc
Priority to JP2013116682A priority Critical patent/JP5640115B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5640115B1 publication Critical patent/JP5640115B1/ja
Publication of JP2014234633A publication Critical patent/JP2014234633A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】ボルト、ナットを使用することなく迅速かつ強固に屋根上に固定できる屋根上物品取付具を提供する。
【解決手段】挟着具本体10は、脚部11と、挟着板部12と、台座部13とを備えて略コ字形状とされ、挟着板部12は、外側に向けて開口し、内面に凹凸12aaを形成した凹溝部12aと、係止孔12baを有し、外側側方に突出した固定片12bとを備え、押圧板体20は、挟着具本体10の凹溝部12aに対向し得る、内面に凹凸21aを形成した凹溝部21と、固定片12bが挿通される挿通孔22とを備え、挟着具本体10の凹溝部12aと、押圧板体20の凹溝部21との間にボルト体Bを配し、固定片12bを押圧板体20の挿通孔22に挿通させた状態で、固定片12bの係止孔12baに係止体30を嵌挿することで押圧板体20を押圧してボルト体Bを挟着する構造となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根上に突出したボルト体を挟着して固定される構造とした屋根上物品取付具に関する。
折板屋根の上面に、たとえばテレビアンテナや空調機器、太陽電池パネル、遮熱シート等の各種機器・部材類(屋根上物品)を配設することが実施されており、従来には、各種機器・部材類を屋根上に取り付けるための種々の屋根上物品取付具が提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載された屋根は、山部と谷部とが交互に連続してなる折板屋根における山部の頂部で、隣接する屋根材同士を重ねてなる重合部をボルト体とナットの螺着によって連結、固定する重ね式連結構造となっている。そして、その折板屋根に取り付けられる屋根上物品取付具は、屋根材の重合部を折板屋根の下方より貫通して屋根上に突出した、屋根材連結のためのボルト体の軸部を、先端が相対向する挟着片で挟着することで設置できるようになっている。
具体的には、これらの屋根上物品取付具は、略門形に形成され、その両脚片を横方向に貫通する緊締用ボルトおよび緊締用ナットで両脚片を緊締して、両脚片のそれぞれの下端から対向するように延びた両挟着片がボルト体を挟着する構造となっている。挟着片の先端がボルト体の軸部に係止されるので、屋根上物品取付具は容易に外れることなく屋根上にしっかりと固定される。
特開2013−11068号公報 特開2013−11067号公報
しかしながら、特許文献1の屋根上物品取付具は、2部材よりなる挟着具本体を用いた構成であるため、現場での取付作業は面倒である。また、2部材をボルト、ナットで仮締めした状態で出荷すれば現場の作業を効率よく行えるが、輸送時にボルト、ナットが緩んで両挟着具本体が分離するおそれがあるし、きつく締めておけば現場で緩めなくてはならず、手間がかかる。
また、特許文献2の屋根上物品取付具は、1部材よりなる挟着具本体を用いた構成であるため、取り扱いはしやすいが、一体化された脚片を締め付ける作業には力を要する。
このように、ボルト、ナットを用いて屋根上に固定する屋根上物品取付具では上記のように種々の問題があり、ボルト、ナットを使用せずに、迅速かつ強固に屋根上に固定できる屋根上物品取付具が求められていた。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、ボルト、ナットを使用することなく迅速かつ強固に屋根上に固定できる屋根上物品取付具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の屋根上物品取付具は、屋根上に突出したボルト体を、挟着具本体と押圧板体とで挟着するとともに、係止体で押圧板体を押圧することによって挟着して屋根に固定される構造とした屋根上物品取付具であって、挟着具本体は、屋根面に添設される脚部と、屋根上に起立する挟着板部と、屋根上物品を固定する台座部とを備えて略コ字形状とされ、挟着板部は、外側に向けて開口し、内面に凹凸を形成した凹溝部と、係止孔を有し、外側側方に突出した固定片とを備えており、押圧板体は、挟着具本体の凹溝部に対向し得る、内面に凹凸を形成した凹溝部と、固定片が挿通される挿通孔とを備えており、挟着具本体の凹溝部と、押圧板体の凹溝部との間にボルト体を配し、挟着具本体の固定片を押圧板体の挿通孔に挿通させた状態で、固定片の係止孔に係止体を嵌挿することで押圧板体を押圧してボルト体を挟着する構造としたことを特徴とする。
請求項2に記載の屋根上物品取付具は、係止体は挿通孔への挿入先端を細くしたくさび形状とされることを特徴とする。
請求項3に記載の屋根上物品取付具は、凹溝部の内面同士を突き合わせて形成される開口が、突き合わせ方向の径を短径とした略楕円形状であることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に記載の屋根上物品取付具によれば、上述の構成となっているため、屋根上物品取付具自身をボルト、ナットを使用することなく迅速かつ強固に屋根上に固定できる。また、緊締作業など力を要する作業をする必要がないため作業を迅速に効率的に実施でき、凹溝部同士がボルト体を挟着する構造であるため屋根上への強固な固定を実現できる。
請求項2に記載の屋根上物品取付具によれば、係止孔に嵌挿する係止体がくさび形状であるため、ボルト体の径の大小の誤差や係止孔の成形誤差を吸収して、屋根上物品取付具をしっかりと固定することができる。
請求項3に記載の屋根上物品取付具によれば、凹溝部の内面同士を突き合わせて形成される開口が、突き合わせ方向の径を短径とした略楕円形状であるので、種々の径のボルト体に屋根上物品取付具を固定することができる。
本発明の一実施形態に係る屋根上物品取付具の分解斜視図である。 (a)は凹溝部同士の突合せ状態を示した部分拡大横断面図、(b)は径大なボルト体を挟着した状態の部分拡大横断面図である。 (a)〜(c)は屋根上物品取付具の屋根への取付手順を示す、図1のA−A線に対応した縦断面図である。 (a)、(b)は係止体の装着手順を示す、図1のB−B線に対応した拡大縦断面図である。 屋根上物品取付具の取付対象である屋根(折板屋根)の部分斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る屋根上物品取付具の取付状態を示す縦断面図である(図1のA−A線に対応)。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1に示した屋根上物品取付具1が取り付けられる屋根としては、図5に示した折板屋根Yが挙げられる。また、屋根の素材としては、金属や合成樹脂、セメント系等のものが適用できる。
図例として示した折板屋根Yは、山部Y1と谷部Y2とが交互に連続する屋根であって、複数の折板屋根材を側端縁の山部Y1の頂部Y1aで重合し、その重合部でボルト体BとナットC1の螺着によって連結した重ね式連結構造となっている。
このナットC1は、図例においては、その下方の山状の座金C2とともに座金部Cを構成している。座金C2は、ボルト孔からの水の浸入を防止するための防水パッキン(不図示)を覆っている。なお、座金部Cは、図例のような座金C2を含まず螺着用のナットC1のみで構成してもよい。
また、折板屋根Yの裏側には、折板屋根Yと同様の折板形状をなす、ボルト止めのための支持金具Y3(図6にのみ図示)が取り付けられている。折板屋根Yはこの支持金具Y3に支持される。なお、屋根上物品取付具1を取り付けるためのボルト体Bの取付位置は、隣接する折板屋根材の重合部に限らず、他の頂部Y1aに支持金具Y3を用いてボルト体Bを取り付けてもよい。
この屋根上物品取付具1は、挟着具本体10、押圧板体20およびそれらをボルト体Bに固定するための係止体30を有してなる。挟着具本体10および押圧板体20のそれぞれは、上下方向の凹溝部12a、21を有しており、凹溝部12a、21間でボルト体Bを挟着する構成となっている。なお、本実施形態では、挟着具本体10と押圧板体20とを折板屋根Yの頂部Y1aに沿って並置する例を示した。
挟着具本体10は、折板屋根Yの頂部Y1aの上面に添設される一対の脚部11、11と、脚部11、11の端部より折曲され頂部Y1a上に起立する挟着板部12と、屋根上物品を設置する脚部11、11に平行な台座部13とを備えて略コ字形状とされている。
挟着板部12の上部の外側の側面には、外側に向けて開口し、内面に凹凸12aaを形成した凹溝部12aが形成されている。その凹溝部12aの両側の平板部には、平板部の切り起こしによって外側側方に突出した一対の固定片12b、12bが形成されている。固定片12b、12bは、後述する係止体30が装着される係止孔12ba、12baを有している。
挟着板部12の下部は、その中央が切り欠かれており、下部の両端には、脚部11、11につながる起立脚片12c、12cが形成されている。屋根上物品取付具1を屋根上に設置した際には、この切り欠き空間にナットC1(図5参照)と座金C2(図5参照)とを含む座金部C(図5参照)の全体が配される。
押圧板体20は、その幅方向の中央に、挟着具本体10の凹溝部12aに対向し得る凹溝部21が形成されており、その両側には、挟着具本体10の固定片12b、12bが挿通される挿通孔22、22が形成されている。
挟着板部12の凹溝部12aと押圧板体20の凹溝部21との突き合わせによって両端が開口された筒状体が形成され(図2(a)、(b)参照)、凹溝部12a、21の内面同士を突き合わせることで、ボルト体Bを挟着できるようになっている(図1参照)。
また、凹溝部12a、21同士を突き合わせた状態では、挟着具本体10の固定片12bが押圧板体20の挿通孔22を挿通し、突出した状態にある。
それぞれの凹溝部12a、21は、挟着板部12と押圧板体20とを隙間なく突き合わせた場合の突き合わせ方向の径(両凹溝部12a、21の溝底間の距離)が、溝幅寸法よりも小さくなるように形成されている。つまり、両凹溝部12a、21を突き合わせてできた筒状体の横断面は略楕円形状となっている(図2(a)参照)。
いずれの凹溝部12a、21の内面には、凹溝部12a、21のほぼ全長にわたりねじ溝よりなる凹凸12aa、21aが形成されている。凹凸としてはねじ溝に限らず、種々のものが適用でき、複数の略平行な細溝や同様の突条でもよく、梨地状の凹部、凸部などでもよい。凹溝部12a、21間にはボルト体Bが挟着されるので、細溝や突条はボルト体Bのねじ山に沿って横方向に形成するほうが望ましい。
このように、ボルト体Bを凹溝部12a、21間に挟み込んだ状態で、挟着具本体10と押圧板体20とを、後述する係止体30で係止、固定することで、ボルト体Bを挟着保持することができる。
このような両凹溝部12a、21によれば、ボルト体Bの軸部B1をしっかりと挟着することができる。また、溝幅寸法を溝底間の長さよりやや大きくしたことにより、図2(b)のような径大なボルト体Bも挟着することができる。
また、凹凸12aa、21aが形成された両凹溝部12a、21でボルト体Bを挟着する構成であるため、屋根上物品取付具1のボルト体Bからのずれや外れが発生しにくく、屋根上物品取付具1を安定的に屋根上に設置することができる。さらに、凹凸12aa、21aをボルト体Bの軸部B1に接触させて摩擦力でしっかりと固定できる構成であるため、軸部B1が錆びて螺合ができないボルト体Bに対しても取り付けることができる。
この屋根上物品取付具1は、挟着具本体10と押圧板体20とを上記のようにボルト体Bに固定するために、係止体30が用いられる。
係止体30は、帯状の板片を折曲してなるコ字状体であり、一対の係止片部31、31と、それらを連結した連結部32とより構成されている。係止片部31、31は、固定片12b、12bの係止孔12ba、12baに嵌挿するもので、挿入先端を細くしたくさび形状となっている。
このような屋根上物品取付具1は、たとえば図3(a)〜(c)(図1におけるA−A線断面図)に示した手順で折板屋根Yに取り付ければよい。また、図4(a)、(b)(図1におけるB−B線断面図)には、この取付手順における係止体30による挟着具本体10と押圧板体20の固定構造を図示した。なお、図4(a)、(b)ではボルト体Bおよび座金部Cの図示を省略した。
まず、挟着具本体10と押圧板体20とを、ボルト体Bの軸部B1に対して両側より近づけるようにして挟み込む(図3(a)、(b)参照)。ついで、係止体30の係止片部31、31を、押圧板体20の外側に突出した固定片12bの係止孔12baに嵌挿し、装着する(図3(b)、(c)および図4(a)、(b)参照)。
図4(a)、(b)を参照しながら、係止体30の嵌挿および係止についてさらに詳細に説明する。
係止体30の係止片部31が、押圧板体20の外側に突出した固定片12bの係止孔12baに遊挿状態にあるときは、挟着具本体10の挟着板部12と、押圧板体20との間には隙間16が空いていてもよく、係止孔12baの先端側の一部のみが押圧板体20の外側に表れた状態にある(図4(a)参照)。
そして、係止片部31をさらに押し下げていき、係止片部31が係止孔12baに徐々に挿通していくと、それにともない係止孔12baが外側に表れてきて、隙間16も徐々に小さくなる。押圧板体20がボルト体B(挟着板部12)に対しこれ以上押圧できないところまで押圧されると、同時に係止片部31の押し下げもそれ以上できなくなり、係止孔12baのほとんどが外側に表れる(図4(b)参照)。
こうして係止体30をしっかりと挿着することで、両部材によってボルト体Bの軸部B1は押圧され、軸部B1のねじ溝と凹溝部12a、21の凹凸12aa、21aとが絡み合って、屋根上物品取付具1はしっかりと固定される。
このようにして、屋根上物品取付具1はボルト体Bに固定される。係止体30が係止した状態では、図4(b)のように固定片12bの係止孔12baのほとんどが押圧板体20の外側に表れた状態となるが、径大なボルト体Bを挟み込む場合には、係止孔12baの一部は外側に表れずに係止状態となる。なお、係止片部31が抜け出ないように、係止片部31の傾斜辺に鋸刃状の凹凸を設けてもよい。
また、図4(b)に2点鎖線で示したように、係止体30の連結部32の高さ位置が挟着具本体10の台座部13の高さ位置と同一になるように調整したものを用いてもよい。このようにすれば、連結部32を屋根上物品の載置する台座部の補助板として利用できる。なお、図例のように、連結部32の幅寸法を大きくすればさらに台座部の補助板として使い勝手がよくなる。
また、固定片12bには丸穴の係止孔を等間隔に複数設けて、かすがい形状の係止体で、ボルト体Bの径によって、丸穴の係止孔を選択的に嵌挿して係止するようにしてもよい。
なお、以上に示した係止体30は一対の係止片部31、31を連結部32を介して一体化したものであるが、固定片12b、12b(係止孔12ba、12ba)ごとに別体としてもよい。
以上のように、本屋根上物品取付具1は、係止体30を係止孔12baに嵌挿することで、挟着具本体10と押圧板体20とをボルト体Bに固定する構造となっているため、ボルト、ナットを使用することなく、屋根上物品取付具1を迅速かつ強固に屋根上に固定することができる。また、緊締作業など、力を要する作業の必要が発生しないため作業を迅速かつ効率的に実施でき、また、凹溝部12a、21同士がボルト体Bを挟着する構造であるため屋根上への強固な固定を実現できる。係止体30をたとえば金槌などで上部を叩いて押し下げればよく、面倒な作業はほとんど発生しない。
また、係止体30の係止片部31はくさび形状であるため、ボルト体Bの軸部B1の径の大小の誤差や係止孔12baの成形誤差を吸収して、挟着具本体10と押圧板体20とをボルト体Bにしっかりと固定することができる。
また、上述の実施形態では係止体30が一対の係止片部31、31を一体に設けた構造となっているため、部材を少なくでき、よって部材管理や取り扱いはしやすい。また、係止片部31、31間の距離が係止孔12ba、12ba間の寸法に対応して形成されているので、屋根上での作業も迅速に行える。特に、係止片部31、31間を連結した連結部32を台座部13と同様の平板に形成すれば、連結部32を台座部13の補助板としても利用できる。
以上の実施形態では、挟着具本体10と押圧板体20とを頂部Y1aに沿って並置する例を示したが、図6に示すように、頂部Y1aに直交する方向に挟着具本体10と押圧板体20とを並置するようにしてもよい。
また、図6に示した屋根上物品取付具1は、押圧板体20および係止体30については、図1に示したものと同構成、同形状とされるが、挟着具本体10は、脚部11を折板屋根Yの頂部Y1aに設置した際に頂部Y1aの端部に係合し得る足片11aを、脚部11の先端側にさらに備た構成となっている。
このように脚部11が足片11aを備えているので、屋根上物品取付具1を屋根上に設置した後に発生する回転ずれなどのずれを防止できる。
1 屋根上物品取付具
10 挟着具本体
11 脚部
11a 足片
12 挟着板部
12a 凹溝部
12aa 凹凸
12b 固定片
12ba 係止孔
13 台座部
20 押圧板体
21 凹溝部
21a 凹凸
22 挿通孔
30 係止体
31 係止片部
Y 折板屋根
Y1 山部
Y1a 頂部
B ボルト体
B1 軸部
上記目的を達成するために、請求項1に記載の屋根上物品取付具は、屋根上に突出したボルト体を、挟着具本体と押圧板体とで挟着するとともに、係止体で押圧板体を押圧することによって挟着して屋根に固定される構造とした屋根上物品取付具であって、ボルト体は屋根上において、座金を介してナットで螺着されるようになっており、係止体は、一対の係止片部を連結部で連結したコ字状体に形成されてなり、挟着具本体は、屋根面に添設される脚部と、屋根上に起立する挟着板部と、屋根上物品を固定する台座部とを備えて略コ字形状とされ、挟着板部は、外側に向けて開口し、内面に凹凸を形成した凹溝部と、該凹溝部の両側に、それぞれに係止孔を有し、外側側方に突出した一対の固定片とを備えており、押圧板体は、挟着具本体の凹溝部に対向し得る、内面に凹凸を形成した凹溝部と、固定片が挿通される挿通孔とを備えており、挟着板部の下部の中央には切り欠き空間が形成され、下部の両端には脚部の上方につながる起立脚片が形成されており、切り欠き空間には、ボルト体に螺着したナットと、その下方の座金とが配されるようになっており、押圧板体は、挟着具本体の凹溝部に対向し得る、内面に凹凸を形成した凹溝部と、固定片が挿通される挿通孔とを備えており、挟着具本体の凹溝部と、押圧板体の凹溝部との間にボルト体を配し、挟着具本体の固定片を押圧板体の挿通孔に挿通させた状態で、固定片の係止孔に係止体の係止片部を嵌挿することで押圧板体を押圧してボルト体を挟着する構造としたことを特徴とする。
請求項2に記載の屋根上物品取付具は、係止体の係止片部は挿通孔への挿入先端を細くしたくさび形状とされることを特徴とする。
請求項2に記載の屋根上物品取付具によれば、係止孔に嵌挿する係止体の係止片部がくさび形状であるため、ボルト体の径の大小の誤差や係止孔の成形誤差を吸収して、屋根上物品取付具をしっかりと固定することができる。
1 屋根上物品取付具
10 挟着具本体
11 脚部
11a 足片
12 挟着板部
12a 凹溝部
12aa 凹凸
12b 固定片
12ba 係止孔
12c 起立脚片
13 台座部
20 押圧板体
21 凹溝部
21a 凹凸
22 挿通孔
30 係止体
31 係止片部
Y 折板屋根
Y1 山部
Y1a 頂部
B ボルト体
B1 軸部
C1 ナット
C2 座金

Claims (3)

  1. 屋根上に突出したボルト体を、挟着具本体と押圧板体とで挟着するとともに、係止体で前記押圧板体を押圧することによって屋根に固定される構造とした屋根上物品取付具であって、
    前記挟着具本体は、屋根面に添設される脚部と、屋根上に起立する挟着板部と、屋根上物品を固定する台座部とを備えて略コ字形状とされ、前記挟着板部は、外側に向けて開口し、内面に凹凸を形成した凹溝部と、係止孔を有し、外側側方に突出した固定片とを備えており、
    前記押圧板体は、前記挟着具本体の凹溝部に対向し得る、内面に凹凸を形成した凹溝部と、前記固定片が挿通される挿通孔とを備えており、
    前記挟着具本体の凹溝部と、前記押圧板体の凹溝部との間に前記ボルト体を配し、前記挟着具本体の前記固定片を前記押圧板体の前記挿通孔に挿通させた状態で、前記固定片の前記係止孔に前記係止体を嵌挿することで前記押圧板体を押圧して前記ボルト体を挟着する構造としたことを特徴とする屋根上物品取付具。
  2. 請求項1において、
    前記係止体は、前記挿通孔への挿入先端を細くしたくさび形状とされることを特徴とする屋根上物品取付具。
  3. 請求項1または2において、
    前記凹溝部の内面同士を突き合わせて形成される開口が、突き合わせ方向の径を短径とした略楕円形状であることを特徴とする屋根上物品取付具。
JP2013116682A 2013-06-03 2013-06-03 屋根上物品取付具 Expired - Fee Related JP5640115B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116682A JP5640115B1 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 屋根上物品取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116682A JP5640115B1 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 屋根上物品取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5640115B1 JP5640115B1 (ja) 2014-12-10
JP2014234633A true JP2014234633A (ja) 2014-12-15

Family

ID=52137546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013116682A Expired - Fee Related JP5640115B1 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 屋根上物品取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5640115B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096895A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 京楽産業.株式会社 遊技機

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131438U (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 三晃金属工業株式会社 雪止取付金具
JP3086456U (ja) * 2001-12-05 2002-06-21 株式会社アイリス 面ファスナー構成体
JP3089456U (ja) * 2002-04-22 2002-10-25 合資会社檜書店 見 台
JP2007294860A (ja) * 2006-03-30 2007-11-08 Tdk Corp Ptc素子
JP2007297860A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Sanko Metal Ind Co Ltd 外囲体用取付具
JP2011111746A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Otis:Kk 屋根上取付具
JP2011144564A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Meishin Kogyo Kk 焼酎タンク用の梯子
JP2011184193A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Nippon Steel Corp ベルトコンベヤの柵取付装置及びベルトコンベヤの安全柵
JP2011231533A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Yuko Maintenance Co Ltd 鋼管結合装置
JP2012246607A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Otis:Kk 屋根上取付具

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131438U (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 三晃金属工業株式会社 雪止取付金具
JP3086456U (ja) * 2001-12-05 2002-06-21 株式会社アイリス 面ファスナー構成体
JP3089456U (ja) * 2002-04-22 2002-10-25 合資会社檜書店 見 台
JP2007294860A (ja) * 2006-03-30 2007-11-08 Tdk Corp Ptc素子
JP2007297860A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Sanko Metal Ind Co Ltd 外囲体用取付具
JP2011111746A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Otis:Kk 屋根上取付具
JP2011144564A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Meishin Kogyo Kk 焼酎タンク用の梯子
JP2011184193A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Nippon Steel Corp ベルトコンベヤの柵取付装置及びベルトコンベヤの安全柵
JP2011231533A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Yuko Maintenance Co Ltd 鋼管結合装置
JP2012246607A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Otis:Kk 屋根上取付具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096895A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 京楽産業.株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5640115B1 (ja) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5640115B1 (ja) 屋根上物品取付具
JP5703242B2 (ja) 屋根上取付具
JP5606959B2 (ja) 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP5520579B2 (ja) 屋根上取付具
JP2012007295A (ja) 屋根上取付具
JP2010255303A (ja) 屋根上取付具
JP2011174233A (ja) 屋根上取付具
JP5768018B2 (ja) 屋根上物品取付具
JP5294484B2 (ja) 屋根上取付具
JP5640114B1 (ja) 屋根上物品取付具
JP5588791B2 (ja) 屋根上取付具
JP5520544B2 (ja) 屋根上取付具
JP5671086B2 (ja) 屋根上物品取付具
JP5128557B2 (ja) 屋根用設置物取付金具
JP5222887B2 (ja) 屋根上取付具
JP5294485B2 (ja) 屋根上取付具
TWM579711U (zh) Combined clamp holder
JP5606958B2 (ja) 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP5124515B2 (ja) 屋根上取付具およびその取付構造
JP2013011068A (ja) 屋根上取付具
JP5111574B2 (ja) 屋根上取付具
JP5681666B2 (ja) 屋根上取付具
JP5703252B2 (ja) 屋根上物品取付具およびその取付構造
JP6014717B1 (ja) 屋根上取付具
JP5895083B1 (ja) 屋根上取付具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141027

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees