JP3086456U - 面ファスナー構成体 - Google Patents

面ファスナー構成体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッグ、時計等の各種バンド等に用いる面ファ
スナーで、一方が突起で他方が凹部を有し相互に係合す
る面ファスナー。 【解決手段】基体の一面側に複数の茸状係止頭部3aを
碁盤目状に配置し、一体成形されたポリウレタン樹脂の
雄ファスナー3を、シリコーンゴムのバンド1aに取り
付ける。この状態の雄ファスナー3の茸状係止頭部3a
を、底部が止り穴9になっているシリコーンゴムのバン
ド1bである雌ファスナー4に接合する。ファスナー構
成を低コストで、簡素に薄くでき、装飾化が可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、袋物、洋服、ワッペン、バッグ、時計等の各種バンド等に用いる面 ファスナーに関する。更に詳しくは、一方が突起で他方が凹部を有して相互に係 合される面ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
面ファスナーは、一方の面をループ状にし他方の面にJ字状のフックを形成し た構造、あるいは両方の面をループ状にした構造等多数が提案されている。特に 両方の面をループ状にする構成のものは、図9に示すような構成で、多数のルー プ状の繊維部材20同志が絡み合い接合されるものである。又図10に示すよう に一方の面がフック30を備えたものも知られている。これらは、衣類、おむつ 等の比較的対象が柔らかいものの止具として使用されている。ループ状にしたフ ァスナーやフック状のファスナーは、対象となる衣類等に縫着あるいは接着等に より取り付けられる。また、フック状のものは、押圧止具を介して例えばボタン として使用される場合もある。
【0003】 更に、図11に示すように頭部が傘状のもので複数の樹脂製突子40を備えた 同一形状のものを対向させ、押圧し雄雌同体のファスナーとして使用される形式 のものも公知である。更に、凸部と凹部の筋条部を有して接合させるファスナー 構成も公知である。このように、形状の違いはあるものの樹脂を一体成形してな る対面形式のものは前述のとおり公知である(特開平7−79811号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のファスナーは凸側を主とした成形品が多く、凹側はこの凸側 を引っかけるタイプとしたものが多い。凸部形状に合わせて凹側を成形し雌ファ スナーとするケースは限られていた。特に時計のバンド、バッグの留め具、ズボ ン等のベルト等において、ループ状形式のものはあまり使用されていない。これ は、ファスナーとして柔軟性が大きいことから少し力を加えただけで外れてしま うので、長手方向の力に耐えなければならないバンドやベルト等の対象には不向 きである。
【0005】 前述のように樹脂製突子を備えた同一形状のものを相互に接着させるケースは 、樹脂製突子部分の厚みがあるので、接合部分はどうしても厚い構成にならざる をえず、用途が限定されていた。この構成も樹脂製突子相互に隙間があるので、 使用中にずれたり外れたりするおそれもあり、バンドやベルト等の対象には不向 きである。また、突子を有する成形品を皮革製品等のバンド、ベルトや合成樹脂 製の弾性体バンド等に開けられた通し穴に挿入する接合方法は、バンド等自体が 通し穴を有するため強度的に弱く切れやすい上、突子を有する成形品が抜けやす い等の欠点を有していた。
【0006】 このため、バンド等が合成樹脂製であっても突子部分は金属にし、確実に接合 する方法が一般的である。腕時計を例にとっても、バンドに一列に間隔をおいて 開けられた穴の一つに突子を差込み止める形態のものが主流である。しかし、最 近は、汎用性があり無駄のない新しい感性の商品が望まれており、さらにファッ ション性があり、ワンタッチで接合、取り外しができる上、簡素で低コストの商 品開発が求められていた。本考案は、このような社会的背景及び技術背景にもと づいてなされたものであり、下記目的を達成する。
【0007】 本考案の目的は、接合性を高め、ファッション性があり、薄いファスナー構成 とした面ファスナー構成体を提供することにある。 本考案の他の目的は、構成が簡素で低コストの構成とした面ファスナー構成体 提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の面ファスナー構成体は、基体の一面側に 複数の茸状係止頭部を規則的に一定間隔でかつ一面に配置し合成樹脂で一体成形 された雄ファスナーと、この雄ファスナーの前記茸状係止頭部が係合する複数の 係合穴を有するゴム状弾性体で一体成形された雌ファスナーとで構成されている 。雌ファスナーの強度を維持し、構成体としては雄雌両ファスナーを相互に直接 接合させて薄いファスナー構成を実現している。
【0009】 また、前記雄ファスナーは、ポリウレタン樹脂により一体成形されたものが良 い。ポリウレタン樹脂は、強い力に耐え柔軟性があり、金属と異なり、身体に関 わる対象物には柔和な感触を与える好適な材料である。前記茸状係止頭部を規則 的に一定間隔でかつ一面にとは、碁盤目状、千鳥状等に配置したものを意味する 。
【0010】 更に、前記雄ファスナーは、シリコーンゴムに接合された状態で前記雌ファス ナーの前記係合穴に係合されてもよい。接合されるファスナー構成体が、環状を 形成して重ねられた状態であると、雌ファスナーと同一部材で接合することで統 一感が生じる。又雌ファスナーに比しやや硬い雄ファスナーを、同じ材質の柔ら かい材質のものを介して接合するので使用感がよい。
【0011】 更に、前記雌ファスナーは、シリコーンゴムにより一体成形したものでも良い 。シリコーンゴムは、柔軟性があり屈曲、弾性変形に耐え、伸縮性があり、耐水 、耐油、耐熱性に富んだ材料である。また、透明のシリコーンゴムはデザインを 施す可能性があり、ファッション性に富むファスナーとすることができる。 更に、前記雌ファスナーの前記係合穴は、底部を有する止り穴であってもよい 。前記係合穴は、貫通孔でないので、ファスナーの強度を保持することができる 。
【0012】 更に、前記雌ファスナーの前記係合穴の形状は、前記雄ファスナーの前記茸状 係止頭部と類似、又は同一形状になっていてもよい。接合状態のときは、雄、雌 型両ファスナー部材は密着した状態にできるので、接合力が強化される。 更に、前記雌ファスナーは、前記係合穴側の面に複数の突起部を有していても よい。面ファスナー構成体を対象物に取り付けたとき滑り止めの効果がある。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図1から 図4は、本考案の面ファスナー構成体を腕時計のバンド1に適用した例を示した ものである。このバンド1は、人の腕に取り付けられるとき環状をなし、腕時計 本体2を挟みピン軸を介して取り付けられ、このバンド1は実質的に2つのバン ド1a、1bから構成されている。
【0014】 図1は、腕時計本体2に本考案で構成されるバンド1を取り付けた表面の状態 、即ち文字盤側を示し、雄ファスナー3がバンド1a端部に設けられている。図 2は、腕時計本体2に本考案で構成されるバンド1を取り付けた裏面の状態を示 し、雌ファスナー4がバンド1b端部に一体的に設けられている。図3は、2つ のバンド1a、1bが対をなし環状に接合された状態を示している。実際は人の 手首に取り付けられバンド1の長さが調整された後、2つの面ファスナーを接合 し、止め輪5で2つのバンド1a,1bを挟持状態にする。一般的に以上のよう な構成で腕時計本体2を腕にバンド1を介して取り付けるが、本考案はファスナ ー構成を改良したものである。本実施の形態はそれの適用例として、腕時計のバ ンド1を改善したものとしている。
【0015】 次にその詳細を図4に従い説明する。図4は、図3における接合部分の断面を 示したもので、腕時計部分との関係を合わせて模式的示した説明図である。バン ド1aには、成形された雄ファスナー3が取り付けられている。バンド1aはシ リコーンゴム製で、屈曲自在で伸縮性のある柔らかい合成樹脂のものである。バ ンド1aの端部は内部が凹み部6となっていてえぐられた形状をなしており、こ の凹み部6に雄ファスナー3がはまり込んでいる。このはめ込みは、バンド1a の弾性変形を利用しバンドのA面の穴7から強制的にはめ込んでいる。他の方法 として、このバンド1aを2枚構成にし雄ファスナー3を挟む状態ではめ込んで もよい。
【0016】 又B面側は、雄ファスナー3の茸状係止頭部3aが個々に挿入する穴8が設け られていて(図5参照)、茸状係止頭部3aはそれぞれこの穴8を貫通してB面 側に張り出す。雄ファスナー3のはめ込まれた後は、シリコーンゴムの弾性力で 保持するが、もし外れるおそれがあれば接着剤を塗布してはめ込んでもよい。バ ンド1aに対する雄ファスナー3の取り付けは、この方法に限定されるものでは なく、例えば接着、融着、縫製等によってもよい。
【0017】 はめ込まれる雄ファスナー3は、図6に示すように、複数の茸状係止頭部3a を碁盤目状に配置された四角形状のポリウレタン樹脂製のものである。形状は、 腕時計の場合、10mm角以内の小さいものである。従って、雄ファスナー3の 小さい接合面積で接合状態を保持し、取り付け取り外しに耐えられるので、ファ スナー構成をコンパクトなものにすることができる。この雄ファスナー3はシリ コーンゴムに比しやや硬い可塑性樹脂である。この雄ファスナー3は金属製のも のでもよいが、本実施の形態においては、馴染み性と製作の容易さから合成樹脂 としている。実施の形態では茸状係止頭部3aの配置形態を碁盤目状としたが、 千鳥状であってもよい。
【0018】 一方、雌ファスナー4側は、図7に示すように、バンド1bそのものが雌ファ スナー4を構成している。即ち、雌ファスナー4は、バンド1bに雄ファスナー 3の茸状係止頭部3aに対応する穴が複数個設けられたもので、底のある止り穴 9となっている。止り穴9を貫通孔とせず止り穴9にしたことで、貫通孔と比べ バンド1bの強度を高めることとなった。この止まり穴9は強度が保証できれば 貫通孔でもよい。また、バンド1bの裏側の面Cはフラットな面であるので、そ のままでもよく、この面Cにデザインを施してもよい。
【0019】 さらにこの止り穴9の底部を膨らみのある穴としたことで、茸状係止頭部3a がはまり込んだとき、段差のある茸状係止頭部3aの首部3bをバンド1bの弾 性力で挟み付け、外れにくい構成としている。本実施の形態では、茸状係止頭部 3aの形状と同じ形状の穴空間を構成している。従ってこの場合は、図4に示す ように、雄ファスナー3と雌ファスナー4とは、弾性力をもって全面で密着接合 する状態となる。
【0020】 この接合は、中間部品を必要とせず、図に示すようにバンド1aとバンド1b が直接密着された構成で、最小限の重ね厚さとしている。従って、いわゆるマジ ックテープ(登録商標)と称するものにみられるような接合厚さは全くない。こ の接合構成により、バンド厚さ方向に対しては、茸状係止頭部3aの密着で外れ ることはないが、めくれ等の防止のため止め輪5を設け、両バンド1a,1bを 狭持している。又、バンド長さ方向に対しても、同様に小さい寸法の雄ファスナ ー3ではあるが、破損することなく強度は保持されている。
【0021】 また、雌ファスナー4には、手首に接触するバンド1a,1b面に複数の突起 10を設けている。この突起10は、半球状の小さなもので、碁盤目状または千 鳥状にバンド1bの裏面に設けられている。腕時計を手首に付けたとき、この突 起10が手首に柔らかくくい込み、汗等で腕時計が滑るのを防止している。衣服 の場合に腰を締めるベルト等に適用すれば、衣服側の摩擦力を高めベルトが腰か らずれ落ちるのを防止する。また、この両ファスナーを取り外すときは、両ファ スナーとも柔らかい合成樹脂同志であるので、弾性力に抗して両ファスナーを傷 めずに外すことができる。従来のように、雌側のバンドの穴に金属製の留め金を 穴の位置を確認しながら挿入したり外したりするような煩わしさは解消される。
【0022】 雄ファスナー3用及び雌ファスナー4として使用されるバンド1a,1bは、 シリコーンゴム製であるが、この合成樹脂は、本例ではミラブルシリコーン樹脂 を使用していて、これに加硫剤を加えてロール等の混練機で練った後に金型成形 又は押し出し成形で製造されるものである。ミラブルシリコーン樹脂は、用途に より色々種類があるが、本考案の雌ファスナー4に適用されるミラブルシリコー ン樹脂の製品例として、GE東芝シリコーン株式会社製、製品名:TSE260 −7Uを用いたものである。この技術資料によれば、強い力に耐えられるもので 、ダイヤフラム、ブーツ、ガスケット、Oリング、哺乳用乳首等に応用される材 質のものであって、比重が1.18、可塑度は320、線収縮率は4.3%で、 加工方法は圧縮成形、射出成形、トランスファー成形等により行われる。更に、 物理特性、耐熱性変化、電気特性は次に示す表1〜3のようになっている。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】 本考案の雌ファスナー4は、このミラブルシリコーン樹脂に耐熱性をよくする ため加硫剤を加えられている。その加硫剤は、種々のものが知られているが本例 では次のものを使用した。GE東芝シリコーン株式会社製で製品名:TC−8を 用いた。この技術資料によれば、含有率性状:50%ペースト、加硫剤成分:2 ,5ジメチル、2,5ジターシャリー、ブチルパーオキシヘキサン、圧縮成形条 件:160〜180℃、温度時間:5〜15minである。又、加硫条件は、1 次加硫で170℃、10min、2次加硫で200℃、4minである。
【0027】 このような構成になる加硫剤の加えられたミラブルシリコーン樹脂は、使用温 度が変わっても弾性が変わらず、耐水、耐油、耐寒、耐熱性等に優れた性質を有 する。このミラブルシリコーン樹脂に対しては、RTVシリコーン樹脂を合わせ て使用すると文字、模様等種々のデザインを簡単に付加することができる。即ち 、ワッペン等にみられるような形状を変えたり、ロゴを自由に表現し、色を付け たり、凹凸にするようなことが可能である。
【0028】 これは、型にRTVシリコーン樹脂を流し込む凹部を設け、予めRTVシリコ ーン樹脂を流し込み、その後にミラブルシリコーン樹脂で成形することで実現で きる。又その逆であってもよい。更に、バンドの表面層を透明のシリコーン樹脂 とし、内部に着色されたワッペン等を封入したものにすればソフトで、立体感が あり、装飾的なバンドとなる。また、ミラブルシリコーン樹脂が乳白色半透明で あれば、バンドが透明感を持ち、さわやかな心地よい意匠の構成が可能であり、 ファッション性の豊かなバンドができる。
【0029】 次に、このファスナーの成形方法について説明する。図8は、雌ファスナー4 を成形する金型を示している。上金型11に真鍮製の雌ファスナー4用の金型1 2が取り付けられている。予め混練機によってシリコーン樹脂コンパウンド及び 加硫剤等を練り合わせた未硬化のミラブルシリコーン樹脂のシート13を作成し 、下金型14の凹部14aに所定の形状に合わせて設置する。次に、下金型14 を所定温度(例えば160〜180℃)で加熱する。加熱は公知の加熱装置によ って調整しながら加熱すればよい。
【0030】 続いて上金型11により所定圧力(例えば2トン〜5トン)で所定時間(例え ば 5〜15分)プレスする。このプレスは上金型11と下金型14との相対移 動で、図示しない油圧シリンダーにより行われる。雌ファスナー4用の金型12 が軟化したミラブルシリコーン樹脂のシート13にくい込み成形する。プレス後 は、硬化したミラブルシリコーン樹脂は弾性体であるので、型を開いた後に雌フ ァスナー4用の金型12を強制的に剥ぎ取るような状態で脱型され、図7に示す バンド1bと一体になった雌ファスナー4となる。
【0031】 一方、雄ファスナー3については、公知の手段を利用し、圧縮成形又は射出成 形で成形を行う。首部については、例えば水溶性材料で型を形成しておき、脱型 するときは水又は温水に浸漬して振動を加え、この型を取り除くような方法であ ってもよい。
【0032】 以上本考案を時計バンドに適用した実施の形態で説明してきたが、本考案の具 体的構成はこの実施の形態に限定されないことはいうまでもない。例えば、帽子 のサイズ調整用、ブレスレット、靴、サンダル、ブック閉じ、名札、ワッペン、 キーホルダー、カバン、財布等の留め具、医療具の留め具、ズボン等服飾関連の 付属品としてベルト、その他日用品等あらゆるものの取り付け取り外し機能を有 する商品に適用可能である。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の面ファスナー構成体は、雄ファスナーと雌ファ スナーを直接接合させる構成としたので、薄いファスナー構成で接合性の高いフ ァスナーとなった。また、部品が少なく簡素な構成となり、ファッション性があ り、大量生産も可能で低コストのファスナーとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の面ファスナー構成体を適用し
た腕時計の表面を示す外観図である。
【図2】図2は、本考案の面ファスナー構成体を適用し
た腕時計の裏面を示す外観図である。
【図3】図3は、本考案の面ファスナー構成体を適用し
た腕時計のバンドを接合した状態を示す外観図である。
【図4】図4は、腕時計のバンドを接合した状態を示す
断面図である。
【図5】図5は、雄ファスナーを取り付けるバンドの部
分断面図である。
【図6】図6は、雄ファスナーの外観図である。
【図7】図7は、雌ファスナーの断面図である。
【図8】図8は、雌ファスナー成形用金型の断面図であ
る。
【図9】図9は、従来のループ状面ファスナーを示す説
明図である。
【図10】図10は、従来のフック状面ファスナーを示
す説明図である。
【図11】図11は、従来の樹脂製突子の面ファスナー
を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a,1b…バンド 2… 腕時計本体 3…雄ファスナー 4…雌ファスナー 5…止め輪 11… 上金型 12…金型 13… シート 14…下金型

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体の一面側に複数の茸状係止頭部を規則
    的に一定間隔でかつ一面に配置し硬質材で一体成形され
    た雄ファスナーと、 この雄ファスナーの前記茸状係止頭部が係合する複数の
    係合穴を有する前記硬質材より柔らかいゴム状弾性体で
    一体成形された雌ファスナーとからなる面ファスナー構
    成体
  2. 【請求項2】請求項1に記載の面ファスナー構成体にお
    いて、 前記雄ファスナーは、ポリウレタン樹脂で構成されてい
    ることを特徴とする面ファスナー構成体。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の面ファスナー構成
    体において、 前記雄ファスナーは、シリコーンゴムに接合された状態
    で前記雌ファスナーの前記係合穴に係合されることを特
    徴とする面ファスナー構成体。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の面ファスナー構成
    体において、 前記雌ファスナーは、シリコーンゴムにより一体成形さ
    れていることを特徴とする面ファスナー構成体。
  5. 【請求項5】請求項1又は4に記載の面ファスナー構成
    体において、 前記雌ファスナーの前記係合穴は、底部を有する止り穴
    であることを特徴とする面ファスナー構成体。
  6. 【請求項6】請求項1又は4に記載の面ファスナー構成
    体において、 前記雌ファスナーの係合穴の形状は、前記雄ファスナー
    の前記茸状係止頭部と同じ形状になっていることを特徴
    とする面ファスナー構成体。
  7. 【請求項7】請求項1、4、5、6、から選択される1
    記載の面ファスナー構成体において、 前記雌ファスナーは、前記係合穴側の面に複数の突起部
    を有することを特徴とする面ファスナー構成体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055126A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Yoshiyuki Nakajima ウエストマッサージ器
JP2010068928A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Morito Co Ltd 面ファスナ
JP2014234633A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社オーティス 屋根上物品取付具

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