JP2014234217A - ロール形ティッシュ容器、ロール形ティッシュ及びロール形ティッシュ製品 - Google Patents

ロール形ティッシュ容器、ロール形ティッシュ及びロール形ティッシュ製品 Download PDF

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Abstract

【課題】ロール形ティッシュを確実にかつ容易に取り出すことができるロール形ティッシュ容器を提供する。
【解決手段】有底容器11と蓋12とを接続して形成されかつロール形ティッシュ90を収容可能な筒状の容器本体10と、収容された前記ロール形ティッシュ90を載置するための上面を具備しかつ前記容器本体10の軸と同方向の回転軸Cの周りで回転自在に前記有底容器11の底壁11b上に設けられたターンテーブル42と、収容された前記ロール形ティッシュ90の径方向外側のティッシュ端部91aを前記容器本体10の外部に取り出すべく前記蓋12の上壁12aの周縁近傍に穿設された取出し口12cと、を備えたことを特徴とするロール形ティッシュ容器である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ティッシュ材を巻いて形成したロール形状のティッシュ(以下「ロール形ティッシュ」と称する)を収容するためのロール形ティッシュ容器、当該容器に収容するロール形ティッシュ、及び、当該容器にロール形ティッシュを収容したロール形ティッシュ製品に関する。
従来、不織布に水、エタノール等の所定の液体が含浸され除菌や清掃等に用いられるウェットティッシュが知られている。特に、ロール形状のウェットティッシュ(以下「ロール形ウェットティッシュ」と称する)は、一般的に、密閉可能な縦型の筒状容器に収容された形態で販売されている(例えば、特許文献1)。(ここで「縦型」とは容器の軸が鉛直に配置されることを意味する。)通常、筒状容器の蓋の中央に取出し口が形成されている。ロール形ウェットティッシュを円筒容器から取り出す場合、先ずそのロールの径方向内側のティッシュ端部を取出し口に通して筒状容器の外側から引き出す。このようなロール形ウェットティッシュには、所定の間隔で切離線(長手方向に対して垂直に形成された部分的な切れ目)が予め形成されている。ティッシュ端部を引き出したときの取出し口における摩擦抵抗力により切離線にてティッシュが切断されることで、所定の長さの1枚のティッシュ片が得られる。このとき、取出し口からは、次のティッシュ片の端部が僅かだけ露出した状態となっている。次回には、この僅かだけ露出したティッシュ端部を指で摘んで引き出すことになる。
特許文献1のような筒状容器に収容されたロール形ウェットティッシュは簡単に持ち運べるので、必要に応じて配置場所や使用場所を容易に変更できる。一方、特許文献2のように、ロール形ウェットティッシュの軸を水平方向にして収容するペーパーホルダーも知られているが、このようなペーパーホルダーは壁に固定する必要があるため使用場所が特定されるため、特許文献1の縦型筒状容器のように使用場所を容易に変更することはできない。
特開2005−53529号公報 特開2011−167335号公報
しかしながら、縦型の筒状容器に収容したロール形ウェットティッシュにも、次のような問題点がある。
まず、次回取り出し用に僅かに露出したティッシュ端部は摩擦抵抗力により取出し口に係止されているが、ティッシュ端部が短すぎたり、物体との接触や振動があったりといった何らかの原因でティッシュ端部が容器内に落ち込んでしまうことが頻繁に発生する。これは、例えば、収容されているロール形ウェットティッシュからの抵抗力が大きすぎてティッシュ端部が必要な長さだけ露出させられなかったり、そのような抵抗力により取出し口が引っ張られ損傷して開口が大きくなったりしていることに起因する。ティッシュ端部が落ち込んでしまった場合は、筒状容器の蓋を外して再度ティッシュ端部を取出し口に通す作業を行う必要がある。
筒状容器に収容されたロール形ウェットティッシュは、介護分野において多用されているが、ビニル手袋を装着した手で蓋を外してティッシュ端部の取り出し作業を行うことは煩雑であると同時に、容器内にある使用前のウェットティッシュが汚染される虞もある。
さらに、ロール形ウェットティッシュは、当然ながら、所定の液体を含浸させた状態の完成品として製造され、流通販売されている。特に、消毒や除菌のためにエタノールを含むものが多いが、高齢者や乳幼児などの皮膚が弱い利用者には刺激が強すぎて皮膚のトラブルを引き起こすことが多々ある。また、添加物である防腐剤や皮膚のための保湿剤等が、皮膚に合わない利用者もいる。
以上の現状に鑑み、本発明は、ロール形ティッシュの次回取り出し用のティッシュ端部が取出し口から容器内に落ち込むことがなく、確実にかつ容易に取り出すことができるロール形ティッシュ容器及びその製品を提供することを目的とする。
さらに本発明は、容器に収容した乾燥状態のロール形ティッシュに対して利用者が所望する液体を含浸させ濡れた状態としてから使用することが可能なロール形ティッシュ容器及びその製品を提供することを目的とする。
上記の目的と達成するために本発明は、以下の構成を提供する。なお、括弧内の数字は、後述する図面中の符号であり、参考のために付するものである。
本発明の一態様は、ロール形ティッシュ容器であって、有底容器(11)と蓋(12)とを接続して形成されかつロール形ティッシュ(90)を収容可能な筒状の容器本体(10)と、
収容された前記ロール形ティッシュ(90)を載置するための上面を具備しかつ前記容器本体(10)の軸と同方向の回転軸(C)の周りで回転自在に前記有底容器(11)の底壁(11b)上に設けられたターンテーブル(42)と、
収容された前記ロール形ティッシュ(90)の径方向外側のティッシュ端部(91a)を前記容器本体(10)の外部に取り出すべく前記蓋(12)の上壁(12a)の周縁近傍に穿設された取出し口(12c)と、を備えたことを特徴とする。
上記態様において、収容された前記ロール形ティッシュ(90)に含浸させる液体(W)を充填するための液体容器(32)と前記液体容器(32)内の液体(W)を吸引して噴射するためのポンプ(31)とを具備しかつ前記容器本体(10)内に設けられたスプレー容器(30)と、前記液体(W)を噴射するべく前記ポンプ(31)を前記容器本体(10)の外部から手動操作するためのポンプ操作部材(21)と、をさらに備えることが好適である。
上記態様において、前記スプレー容器(30)の前記液体容器(32)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)のロール軸の周囲の円筒空間内に配置され、前記スプレー容器(30)の前記ポンプ(31)の噴射口(31g)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)の上方に配置されることが、好適である。
上記態様において、前記ポンプ操作部材(21)は、前記蓋(12)の上壁(12a)の中央を貫通する棒状部(21b)と、前記棒状部(21b)の上端に形成された平板状の操作部(21c)と、前記棒状部(21c)の下端に形成され前記ポンプ(31)のピストン頂部(31a)に当接する押下面(21a)とを具備することが、好適である。
上記態様において、前記液体容器(32A)は、その外面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部(32c)又は環状凸部(32c’)を具備し、前記複数の凸部(32c)又は環状凸部(32c’)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)の径方向内側の面に対して当接可能であることが、好適である。
上記態様において、前記ターンテーブル(42)の下面は、回転中心である1点のみにて下方から支持されるとともに、前記ターンテーブル(42)の上面は、回転中心を含む所定の領域を上方から弾性的に押圧されていることが、好適である。
上記態様において、前記ターンテーブル(42A)の上面に形成された溝(42c)内に嵌め込まれかつ前記ロール形ティッシュ(90)の下面に接触可能な液体吸収材(51)を備え、前記液体吸収材(51)の少なくとも一端は、前記ターンテーブル(42)の周縁から前記有底容器(11)の底壁周縁(11c)まで垂れ下がることが、好適である。
本発明の別の態様は、上記のロール形ティッシュ容器に収容されるロール形ティッシュ(90A)であって、ティッシュ(91)を巻かれた円筒状のロール芯(92)を具備し、前記ロール芯(92)の内面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部(92a)又は環状凸部を具備し、前記複数の凸部(92a)又は環状凸部は、前記液体容器(32)の外面に対して当接可能であることを特徴とする。
本発明の第1の特徴(請求項1)によれば、ロール形ティッシュを小さい力で確実にかつ容易に取り出すことができ、また、次回取り出し用のティッシュ端部が取出し口から落ち込んでしまう問題を解消できる。
従来のロール形ティッシュ容器ではロール形ティッシュの径方向内側のティッシュ端部を蓋の上壁の中央の取出し口から引き出していたのに対し、本発明のロール形ティッシュ容器では、ロール形ティッシュの径方向外側のティッシュ端部を蓋の上壁の周縁近傍の取出し口から引き出すこととした。巻かれたティッシュを径方向外側のティッシュ端部から解していく場合、径方向内側のティッシュ端部から解していく場合に比べて抵抗が少なく、小さい力で解すことが可能である。さらに、本発明では、回転自在なターンテーブルの上にロール形ティッシュを載置したことにより、より小さい力でロール形ティッシュを解すことが可能となる。
このことは、本発明のロール形ティッシュ容器では取出し口に無理な負荷が掛からないことを意味する。これに対し、従来のように径方向内側からティッシュ端部を取り出す場合、ティッシュをロールから解すときの抵抗力が大きいために、取出し口がティッシュを介してロール形ティッシュの方に引っ張られ、取出し口が損傷して開口が拡がり、その結果、次回取り出し用のティッシュ端部が取出し口から落ち込み易くなっていた。
また、従来のように径方向内側からティッシュ端部を取り出す場合、ロール形ティッシュの最終段階に近づくにつれて、ロールの内側に大きな空洞が形成されて不安定な形状となり、円滑な取り出しができなくなることもあった。本発明のように径方向外側からティッシュ端部を取り出す場合は、ロール形ティッシュの最終段階に近づいてもロールの形状が安定に維持されるので、最後まで円滑に取り出すことができる。
またさらに本発明では、取出し口を蓋の上壁の周縁近傍に設けたことにより、ロール形ティッシュの径方向外側からの取り出しを円滑に行うことができる。
なお、本発明の第1の特徴は、製造され流通販売される製品において容器に収容されているロール形ティッシュが乾燥状態であっても液体含浸状態であっても適用可能である。
本発明の第2の特徴(請求項2)によれば、ロール形ティッシュ容器に乾燥状態のロール形ティッシュを収容し、容器内で任意の液体を噴射してロール形ティッシュに含浸させることができる。製造及び流通販売の段階ではロール形ティッシュは乾燥状態で密閉容器の中に収容されているので、この段階で汚染がされる虞はなく、防腐剤は不要である。
容器内のロール形ティッシュは、利用者が製品の包装を開封して使用を開始する際に初めて液体で含浸させられてウェットティッシュの状態となる。利用者は、ロール形ティッシュ容器内に装填されているスプレー容器を取り出し、その液体容器に、利用者の所望する液体(例えば好みのアロマオイルを添加した水など)、利用者の皮膚に適した液体(温泉水や天然水など)、又は利用者の皮膚の治療用の液体(例えば薬剤を溶かした水など)等を適宜充填した後、スプレー容器を再装填し、容器を密閉した後、ポンプ操作部材の操作部を押して容器内で液体を噴射させ、ロール形ティッシュに含浸させる。なお、介護等では、ポンプ操作を行う者と、実際にティッシュを皮膚に適用される者が異なる場合もある。
また、ロール形ティッシュのみでなく、液体も容易に詰め替えることができるので、多様な用途に使用できる。
図1は、本発明に係るロール形ティッシュ容器の一例の概略的な外観斜視図である。 図2は、図1に示したロール形ティッシュ容器の概略的な縦断面図であり、スプレーポンプのピストンが上昇した状態を示す図である。 図3は、図1に示したロール形ティッシュ容器の概略的な縦断面図であり、スプレーポンプのピストンを押し下げた状態を示す図である。 図4は、ポンプのピストン頂部とポンプ操作部材の当接部分の好適例を示した図である。 図5は、容器本体の下側の有底容器及びその底壁近傍の構成を示す図である。 図6は、ターンテーブルの別の構成例を示した図であり、(a)は部分的な拡大断面図であり(b)は(a)のB断面図である。 図7は、ロール形ティッシュの別の構成例を示した図であり、(a)はロール形ティッシュを収容した状態の部分的な拡大断面図であり、(b)はロール形ティッシュの平面図である。 図8は、スプレー容器の液体容器の別の構成例を示した図であり、(a)(b)はそれぞれ異なるタイプのロール形ティッシュと組み合わせた状態の部分的な拡大断面図であり、(c)は液体容器の平面図であり、(d)は液体容器のさらに別の構成例の平面図である。 図9は、上述したロール形ティッシュ製品において、スプレー容器に液体を充填する工程の一例を模式的に示した図である。
以下、一例を示した図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るロール形ティッシュ容器の一例を示した概略的な外観斜視図である。
ロール形ティッシュ容器1は、ロール形ティッシュ90を収容するための密閉された容器本体10を備え、その内部にも特徴的な構成を備えている。図1では、容器本体10の外観形状のみを示しており、内部の構成については一部のみを点線で示している。また、内部に収容したロール形ティッシュ90も点線で示し、使用時にティッシュ端部91aを取り出す様子を示している。通常は、図1に示すようにロール形ティッシュ容器1にロール形ティッシュ90を収容した状態の「ロール形ティッシュ製品」として製造され、流通販売される。本発明の基本形態においては、容器本体10に収容されたロール形ティッシュ90は、使用開始前には液体を含浸されておらず乾燥状態である。本明細書における「含浸」とは、液体をティッシュに対して噴霧状態で供給してティッシュの繊維の隙間に液体をしみ込ませ、ティッシュを濡れた状態とすることをいう。
ロール形ティッシュ容器1の容器本体10は、下側の有底容器11と上側の蓋12から構成される。有底容器11は底壁と側壁を有し上面が開口しており、蓋12は上壁12aと側壁12bを有し下面が開口している。これらを適宜の接続手段で接続固定すると、容器本体10の内部には密閉された縦型の筒状空間Sが形成される。容器本体10は、典型的には図示のような略円柱形であるが、略角柱形でもよい。容器本体10の材質は一般的にはプラスチックである。
有底容器11の底壁上には、ターンテーブル42が設けられている。ターンテーブル42の上面にロール形ティッシュ90が載置される。典型的には円形であるターンテーブル42は、その中心に位置する回転軸Cの周りで回転自在である。回転軸Cは、筒状空間Sの軸と同方向である。これにより、ターンテーブル42上に載置されたロール形ティッシュ90も回転自在となる。ロール形ティッシュ90を載置する際は、そのロール軸がターンテーブル42の回転軸Cと一致するように載置することが好ましい。
図1のロール形ティッシュ90は、ロール芯92と、ロール芯92上に巻かれたティッシュ材91とから構成されている。なお、別の例としてロール形ティッシュ90は、ロール芯92が無く、巻かれたティッシュ材91のみで構成されていてもよい。ティッシュ材91は、好適には、従来のウェットティッシュに使用されるティッシュ材と同様のものである。例えば、合繊繊維をシート状にした厚手で柔らかい風合いの難水溶性の不織布が好適である。
ロール形ティッシュ90は、図示のように径方向外側のティッシュ端部91aを外部に取り出される。このために、蓋12の上壁12aの周縁近傍に1つの取出し口12cが穿設されている。「周縁近傍」とは、上壁12aの中心と周縁を結ぶ線上において中心よりも周縁に近い位置を意味する。取出し口12cから外部に露出したティッシュ端部91aを引っ張ると、ティッシュ材91が上方に引き上げられ、ロール形ティッシュ90がターンテーブル42とともに回転する。ターンテーブル42に載置されているので、ロール形ティッシュ90は、全く抵抗なく回転することができる。
ティッシュ材91には、所定の間隔で切離線91bが予め形成されている。切離線91bの部分が取出し口12cから出た直後に、ティッシュ材91と取出し口12cの間の摩擦抵抗力により切離線91bの部分で切り離される。こうして、1枚の四角形のティッシュ片が得られるとともに、次回取り出し用のティッシュ端部91aが取出し口12cから僅かに露出した状態となる。使用しないときは、容器本体10の密閉性を保つために取出し口12cのカバー12dを閉じておく。
取出し口12cの開口形状は、図示のような十字形切り込みが一般的であるが、ティッシュ材91の取り出し、切り離し、及び次回の取り出し端部の保持が確実にできる形状であればこれに限られない。
容器本体10の蓋12の上壁12aの中央には、ポンプ操作部材21の一部が突出している。ポンプ操作部材21は、上壁12aの中央に嵌め込まれた筒状のガイド部材22を貫通しており、上下方向に動くことが可能である。ポンプ操作部材21の機能については、図2、図3において詳細に説明する。
図2及び図3は、図1に示したロール形ティッシュ容器1の概略的な縦断面図である。図2は、ロール形ティッシュ容器1の内部に設けたスプレー容器30のポンプのピストンが上昇した状態を示し、図3はピストンを押し下げた状態を示す。
本発明の基本形態では、ロール形ティッシュ容器1内に収容されたロール形ティッシュ90は乾燥状態であり、製品を初めて使用する際にロール形ティッシュ容器1内に装填されたスプレー容器30を用いて所望する液体をロール形ティッシュ90に噴射して液体を含浸させる。液体を含浸させることによりティッシュ材91が濡れた状態、いわゆるウェットティッシュの状態となる。
スプレー容器30は、ロール形ティッシュ90に含浸させる液体Wを充填するための液体容器32と、液体容器32内の液体Wを吸引してロール形ティッシュ90に噴射するためのポンプ31とから構成されている。好適例では、スプレー容器30の液体容器32は、ロール形ティッシュ90のロール軸の周囲に存在する円筒空間内に設置されている。一般的にロール形ティッシュ90では、ロール芯92の有無に関わらず、ロール軸の周囲にこのような円筒空間が形成されているので、液体容器32をこの円筒空間に挿入することで全体をコンパクトにすることができる。また、スプレー容器30は、ロール形ティッシュ90の中心軸を固定する役割も果たす。
スプレー容器30自体は、公知の一般的な液体噴射用スプレー容器でよく、図2及び図3では、その原理的構成の一例を示している。液体容器32の上面開口の接続固定部32aと、ポンプ31のシリンダ壁31jの上端部の接続固定部31nを適宜の接続手段で接続固定することで、液体容器32を密閉するとともに、液体容器32にポンプ31が装着される。
ポンプ31は、ピストンとシリンダから構成されている。ピストンは、シリンダの上部に突出しているピストン頂部31aと、シリンダの上壁を貫通してシリンダ内に延びるピストンロッド31bと、ピストンロッド31bの下端に形成されたピストンヘッド31cとを具備する。シリンダは、シリンダ壁31j内の空間がピストン室隔壁31kによって下側のピストン室31Lと上側の弾性材室31mに仕切られている。
ピストンヘッド31cは、ピストン室31L内を上下移動する。ピストンヘッド31cの下面には吐出バルブ孔31dが開口し、吐出バルブ球31eが装填されている。吐出バルブ孔31dは、ピストンロッド31bの内部に形成された液体の吐出流路31fと連通している。吐出流路31fのもう一方の端部は、ピストン頂部31aに設けられた噴射口31gに開口している。噴射口31gは、ロール形ティッシュ90よりも上方に位置するように配置されている。
ピストン室31Lの底面から下方に延びる吸引流路は、吸引バルブ孔31oに開口し、吸引バルブ球31pが装填されている。吸引バルブ孔31oの下方に吸引チューブ31rが接続され、その下端は液体容器32の底壁まで延びている。
弾性材室31m内には、典型的にはコイルバネである弾性材31qが収容されている。弾性材31qの下端はピストン室隔壁31kにより支持され、弾性材31qの上端はピストンロッド31bから突出した弾性材上端支持部31hにより支持されている。弾性材31qは、ピストンの復帰バネとして機能する。図2のピストンの上昇状態からピストンを押し下げて図3の状態になると弾性材31qが圧縮されるが、押し下げる力を解放すると弾性材31qの弾性復帰力により、ピストンは図2の上昇状態に戻る。
図2は、ピストンが上昇した直後の状態であり、吸引バルブ孔31oが開き、液体Wが吸引されてピストン室31L内に充填されている。吐出バルブ孔31dは閉じている。次に、ピストンを図3の状態まで押し下げると、その押し下げ過程においてピストン室31L内の液体Wは、開いた吐出バルブ孔31dを通り、吐出流路31fを経て噴射口31gから噴射される。これにより、液体Wが、ロール形ティッシュ90のティッシュ材91に浸透する。ロール形ティッシュ90は、ティッシュ材91が取り出される度に回転して位置が変わるので、噴射を適宜の回数繰り返すことによりティッシュ材91全体に液体Wを含浸させることができる。
ロール形ティッシュ容器1の内部に設けられたスプレー容器30のポンプ31のピストンは、外部から直接操作することができない。このためにポンプ操作部材21が設けられている。ポンプ操作部材21は、蓋12の上壁12aの中央を貫通する棒状部21bと、棒状部21bの上端に形成された平板状の操作部21cとを具備する。棒状部21bの下端には、ポンプ31のピストン頂部31aの上面31iに当接する押下面21aが形成されている。
ここで、図4を参照する。図4は、ポンプ31のピストン頂部31aとポンプ操作部材21の当接部分の好適例を示した図である。(a)はポンプ操作部材21の側面図、(b)はポンプ操作部材21の底面図、(c)はポンプ31の平面図、(d)はポンプ31の側面図である。
図4に示すように、ポンプ操作部材21の押下面21aは四角錐の凸面として形成され、一方、ポンプ頂部31aの上面31iは四角錐の凹面として形成されている。双方の四角錐の凸面と凹面は嵌合する。これにより、ポンプ押し下げ部材21とポンプ31のピストンの中心軸が一致し固定され、横方向にずれることがなく、押し下げる力を確実に伝達することができる。この例では、軸周りの回転も阻止されるので、より安定に押し下げ操作を行うことができる。なお、四角錐の凸面と凹面は、双方の部材の中心軸を一致させる形状の一例であり、これに限られない。
再び図2及び図3を参照する。図2のピストン最上位置の状態は、弾性材31qが最も長くなった状態である。好適例では、ピストン最上位置における弾性材31qが、完全な開放状態ではなく、所定の長さだけ圧縮された状態を保持している。すなわち、図2の状態においても、弾性材31qが所定の弾性復帰力を発揮するように設定されている。このような設定は、図示の例では、ピストン頂部31aの上限位置をガイド部材22の下端で規定することにより行っている。つまり、ピストン頂部31aは、ガイド部材22の下端で規定された位置より上方へは移動できない。これにより、弾性材31qの長さの上限が規定される。
そして、図2の状態で弾性材31qが発揮する弾性復帰力は、ピストン室隔壁31k、シリンダ壁31j、接合固定部31n、接合固定部32a、液体容器32を介して、液体容器支持部材43に伝達され、これを下方に押圧することとなる。液体容器支持部材43は、ターンテーブル42の上面中央に配置されている。従って、弾性材31qの弾性復帰力は、最終的にターンテーブル42の上面中央領域に対する押圧力として働くことになる。一方、ターンテーブル42の下面は、有底容器11の底壁11bの中央に配置されたターンテーブル支持部材41によって支持されている。
このように、ターンテーブル42の下面は、回転中心の1点(図6の拡大断面図の符号41a参照)のみで支持されているが、上面中央領域(回点軸Cを中心とする所定の範囲)を上方から押圧されることにより、ターンテーブル42は水平な姿勢を安定に保持することが可能となる。この機構は、構成が簡易である点で好ましい。
なお、図示の例ではターンテーブル42の上面中央領域に対する押圧力として、ピストンの復帰バネを利用したが、これに限られず多様な形態が可能である。
図5は、容器本体10の下側の有底容器11及びその底壁近傍の構成を示す図である。(a)は有底容器11の側面図、(b)は有底容器11の展開断面図、(c)は(a)のA断面図、(d)はターンテーブルの底面図である。
図5(a)に示すように、有底容器11の底壁11bはほぼ平坦であるが、載置した際の安定性を確保するために、底壁11bの周縁11cの部分を外側に突出させて脚部としての機能をもたせている。この結果として、有底容器11の内側では、周縁11cの部分が円周状の凹部となる。
図5(b)の展開断面図に示すように、有底容器11の内部には、底壁11b上にターンテーブル42が設けられる。底壁11bの中央に形成した凹部11dにターンテーブル支持部材41が載置される。ターンテーブル支持部材41の上部は底壁11bから突出し、ターンテーブル42の下面中央に形成した凹部42bに当接する。後述する図6(a)の拡大図を参照すると、ターンテーブル支持部材41の頂点41aは、ターンテーブル42の下面の回転中心である1点のみを支持している。さらに、ターンテーブル42の上面中央にも凹部42aが形成されており、液体容器支持部材43が載置される。上述した通り、液体容器支持部材43の下面は、ターンテーブル42の上面の回転中心を含む所定の領域に対して弾性的な押圧力を及ぼしている。図6(a)の拡大図に示すように、液体容器支持部材43の頂点43aもまた、液体容器32の底面32bに形成された凹部の中心である1点のみを支持することが好適である。これにより、回転軸Cを横方向にずらさずに安定させることができる。
図5(c)(d)に示すように、好適例におけるターンテーブル42hの周縁は円周状である。ターンテーブル42の周縁と有底容器11の内面との間には、回転の支障とならない程度に所定の間隙が設けられる。
図6は、ターンテーブルの別の構成例を示した図であり、(a)は部分的な拡大断面図であり、(b)は(a)のB断面図である。
ロール形ティッシュ(図示を省略)に液体Wを噴射したとき、容器本体内面に当たってそのまま降下した液体Wや余剰の液体Wがあると、有底容器11の底壁11bの周縁11cの窪みに溜まることになる。図6の構成例では、ターンテーブル42Aの上面に溝42cを穿設し、その中に液体吸収材51を嵌め込んでいる。溝42cに嵌め込まれた液体吸収材51の上面は、載置されるロール形ティッシュの下面に接触可能な程度に突出している。液体吸収材51はターンテーブル42Aの中央近傍から周縁まで延在し、その一端51aが周縁から垂れ下がり、底壁11bの周縁11cに溜まった液体Wの中に浸されている。
液体吸収材51は、例えば繊維を紐状に成形したものであり、毛細管現象により液体を良好に吸収し通過させることができる。よって液体吸収材51は、周縁11cに溜まった液体Wを吸収して、ターンテーブル42A上に戻すことができる。そして、液体吸収材51と接触しているロール形ティッシュに液体Wが移動する。この結果、液体Wを無駄なく利用することができる。なお、液体吸収材51の位置や数は、図示の例に限られない。
図7は、ロール形ティッシュの別の構成例を示した図であり、(a)はスプレー容器と組み合わせた状態の部分的な拡大断面図であり、(b)はロール形ティッシュの平面図である。
上述した構成例では、スプレー容器30の液体容器32は、ロール形ティッシュのロール軸の周囲の円筒空間内に配置される。このとき、ロール形ティッシュの径方向内側の面と液体容器32の外面の間の間隙が大きすぎると、液体容器及びロール形ティッシュの双方が定位置に固定されない虞がある。その対応策として、図7(a)(b)に示したロール形ティッシュ90Aは、ロール芯92の内面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部92aを形成されている。これらの凸部92aは、液体容器32の外面に当接可能である。凸部92aの突出高さは、液体容器32を円滑に出し入れできる程度に設定する。凸部92aの外面を滑らかな曲面とすることにより、ロール形ティッシュ90Aの回転において摩擦抵抗を生じないようにする。凸部92aの数は、3つ以上であればよい。また、図示しないが、複数の凸部92aに替えて全周に亘って形成した環状凸部でもよい。
図8は、スプレー容器の液体容器の別の構成例を示した図であり、(a)(b)はそれぞれ異なるタイプのロール形ティッシュと組み合わせた状態の部分的な拡大断面図であり、(c)は液体容器の平面図であり、(d)は液体容器のさらに別の構成例の平面図である。
図8に示した別構成の液体容器32Aは、図7に示したロール形ティッシュ90Aと同じ目的のものであり、液体容器とロール形ティッシュの双方を安定に配置するためのものである。図8(a)(b)(c)に示した液体容器32Aは、その外面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部32cを形成されている。図8(a)は、液体容器32Aを、ロール芯92を有するロール形ティッシュ90と組み合わせた例であり、図8(b)は、ロール芯の無いロール形ティッシュ90Bと組み合わせた例である。凸部32cの数は、3つ以上であればよい。また、複数の凸部32cに替えて、図8(d)に示すように全周に亘って環状凸部32c’を形成した液体容器32Bとしてもよい。
図9は、上述したロール形ティッシュ製品において、スプレー容器に液体を充填する工程の一例を模式的に示した図である。
ロール形ティッシュ製品を初めて使用する時、又は、使用中に液体を使い尽くして補充する時、ロール形ティッシュ容器を分解してスプレー容器を取り出し液体を充填する必要がある。
先ず、図9(a)に示すように、容器本体の有底容器11と蓋12を分離する。接続固定部11aと12eの接続手段は、例えば螺合又は凹凸嵌合など容易に着脱可能な周知のものである。次に、図9(b)に示すように、スプレー容器30を取り出す。さらに、図9(c)に示すようにスプレー容器30のポンプ31と液体容器32を分離する。接続固定部31nと32aの接続手段は、例えば、例えば螺合又は凹凸嵌合など容易に着脱可能な周知のものであるが、液体が漏出しないように密閉性を確保できるものとする。続いて、図9(d)に示すように、所望する液体Wを液体容器32に充填する。なお、再充填する場合、前回使用した液体と異なる液体を充填してもよい。その場合は、液体容器32を洗浄した後に新たな液体を充填する。液体を充填した後、上記と逆の工程を行ってロール形ティッシュ容器を組み立てる。
なお、ロール形ティッシュを使い尽くした場合も、容器を分解して詰め替え用のロール形ティッシュを再装填できることは、従来と同じである。
以上に例として説明した本発明によるロール形ティッシュ容器、ロール形ティッシュ及びロール形ティッシュ製品は、多様な変形形態とすることが可能である。
例えば、第1の特徴である、ロール形ティッシュの径方向外側のティッシュ端部から外部にティッシュ材を取り出す構成は、従来の予め液体を含浸させてあるロール形ウェットティッシュに対しても適用可能である。その場合、ロール形ティッシュの中心軸を固定するために、スプレー容器に替えて、適宜の円筒形芯材を配置し、その円筒形芯材の頭部を蓋の裏面に係合固定することが好適である。
例えば、第2の特徴である、ロール形ティッシュ容器の容器本体内で乾燥状態のロール形ティッシュに対して液体を噴射し含浸させる構成は、従来の蓋中央に取出し口を設けたロール形ティッシュ容器に対しても適用可能である。その場合、スプレー容器の配置箇所は、容器本体内の中央以外の箇所、例えば周縁部や上方部とすればよい。
1:ロール形ティッシュ容器
10:容器本体
11:有底容器、11a:接続固定部、11b:底壁、11c:周縁、11d:凹部
12:蓋、12a:上壁、12b:側壁、12c:取出し口、12d:カバー、12e:接続固定部
21:ポンプ操作部材、21a:押下面、21c:棒状部、21c:操作部
22:ガイド部材
30:スプレー容器
31:ポンプ、31a:ピストン頂部、31b:ピストンロッド、31c:ピストンヘッド、31d:吐出バルブ孔、31e:吐出バルブ球、31f:吐出流路、31g:噴射口、31h:弾性材上端支持部、31i:ピストン頂部上面、31j:シリンダ壁、31k:ピストン室隔壁、31L:ピストン室、31m:弾性材室、31n:接続固定部、31o:吸引バルブ孔、31p:吸引バルブ球、31q:弾性材、31r:吸引チューブ
32、32A:液体容器、32a:接続固定部、32b:底面、32c:凸部、32c’:環状凸部
40:回転支持部
41:ターンテーブル支持部材
42、42A:ターンテーブル、42a:凹部、42b:凹部、42c:溝
43:液体容器支持部材
51:液体吸収材、51a:端部
90、90A:ロール形ティッシュ
91:ティッシュ材、91a:ティッシュ端部、91b:切離線
92:ロール芯、92a:凸部
C:中心軸
S:筒状空間
W:液体

Claims (9)

  1. 有底容器(11)と蓋(12)とを接続して形成されかつロール形ティッシュ(90)を収容可能な筒状の容器本体(10)と、
    収容された前記ロール形ティッシュ(90)を載置するための上面を具備しかつ前記容器本体(10)の軸と同方向の回転軸(C)の周りで回転自在に前記有底容器(11)の底壁(11b)上に設けられたターンテーブル(42)と、
    収容された前記ロール形ティッシュ(90)の径方向外側のティッシュ端部(91a)を前記容器本体(10)の外部に取り出すべく前記蓋(12)の上壁(12a)の周縁近傍に穿設された取出し口(12c)と、を備えたことを特徴とする
    ロール形ティッシュ容器。
  2. 収容された前記ロール形ティッシュ(90)に含浸させる液体(W)を充填するための液体容器(32)と前記液体容器(32)内の液体(W)を吸引して噴射するためのポンプ(31)とを具備しかつ前記容器本体(10)内に設けられたスプレー容器(30)と、
    前記液体(W)を噴射するべく前記ポンプ(31)を前記容器本体(10)の外部から手動操作するためのポンプ操作部材(21)と、をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のロール形ティッシュ容器。
  3. 前記スプレー容器(30)の前記液体容器(32)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)のロール軸の周囲の円筒空間内に配置され、
    前記スプレー容器(30)の前記ポンプ(31)の噴射口(31g)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)の上方に配置されることを特徴とする
    請求項2に記載のロール形ティッシュ容器。
  4. 前記ポンプ操作部材(21)は、前記蓋(12)の上壁(12a)の中央を貫通する棒状部(21b)と、前記棒状部(21b)の上端に形成された平板状の操作部(21c)と、前記棒状部(21c)の下端に形成され前記ポンプ(31)のピストン頂部(31a)に当接する押下面(21a)とを具備することを特徴とする請求項2又は3に記載のロール形ティッシュ容器。
  5. 前記液体容器(32A)は、その外面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部(32c)又は環状凸部(32c’)を具備し、前記複数の凸部(32c)又は環状凸部(32c’)は、収容された前記ロール形ティッシュ(90)の径方向内側の面に対して当接可能であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のロール形ティッシュ容器。
  6. 前記ターンテーブル(42)の下面は、回転中心である1点のみにて下方から支持されるとともに、前記ターンテーブル(42)の上面は、回転中心を含む所定の領域を上方から弾性的に押圧されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロール形ティッシュ容器。
  7. 前記ターンテーブル(42A)の上面に形成された溝(42c)内に嵌め込まれかつ前記ロール形ティッシュ(90)の下面に接触可能な液体吸収材(51)を備え、前記液体吸収材(51)の少なくとも一端は、前記ターンテーブル(42)の周縁から前記有底容器(11)の底壁周縁(11c)まで垂れ下がることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載のロール形ティッシュ容器。
  8. 請求項3に記載のロール形ティッシュ容器に収容されるロール形ティッシュ(90A)であって、ティッシュ材(91)を巻かれた円筒状のロール芯(92)を具備し、前記ロール芯(92)の内面上に、周方向に均等に配置された複数の凸部(92a)又は環状凸部を具備し、前記複数の凸部(92a)又は環状凸部は、前記液体容器(32)の外面に対して当接可能であることを特徴とするロール形ティッシュ。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載のロール形ティッシュ容器と、前記ロール形ティッシュ容器内に収容されたロール形ティッシュと、を備えたロール形ティッシュ製品。
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