JP2014232083A - 放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 - Google Patents
放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014232083A JP2014232083A JP2013114063A JP2013114063A JP2014232083A JP 2014232083 A JP2014232083 A JP 2014232083A JP 2013114063 A JP2013114063 A JP 2013114063A JP 2013114063 A JP2013114063 A JP 2013114063A JP 2014232083 A JP2014232083 A JP 2014232083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- radiation image
- phosphor
- panel
- scintillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
- G01T1/2018—Scintillation-photodiode combinations
- G01T1/20188—Auxiliary details, e.g. casings or cooling
- G01T1/20189—Damping or insulation against damage, e.g. caused by heat or pressure
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
- G01T1/202—Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
- G21K2004/06—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with a phosphor layer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Abstract
Description
ここで、従来技術による放射線画像変換パネルでは、シンチレータ層を構成する蛍光体の柱状結晶が、その根元部が互いにつながり合う態様で存在しており、例えば、図1(b)に示すように、支持体91に蛍光体の柱状結晶920が形成されてなる構造を有する放射線画像変換パネル90では、シンチレータ層92において、支持体91と接する各柱状結晶920の根元部が互いにつながりあっている構造を有している。ところが、このような放射線画像変換パネルでは、シンチレータパネルとして用いたときに膜厚方向に押圧が掛かったときにおける強度が依然として不充分であるという問題点がある。なお、特許文献1では、膜厚方向に押圧が掛かったときの強度についての検討は行われていない。
支持体と、該支持体上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該支持体と接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
放射線画像変換パネル。
ここで、本発明の第1の放射線画像検出器として、上記放射線画像変換パネルと、光電変換素子パネルとを有する放射線画像検出器が挙げられる。
光電変換素子パネルと、該光電変換素子パネル上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該光電変換素子パネルと接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
放射線画像検出器が挙げられる。
ここで、本明細書において、「光」なる語は、電磁波のうち、可視光線を中心に紫外領域から赤外領域にわたる波長領域の電磁波、より具体的には、300nmから800nmにかけての波長を有する電磁波を指す。また、「蛍光体」または「シンチレータ」なる語は、X線等の入射された放射線のエネルギーを吸収して、上記「光」を発光する蛍光体を指す。
また、本明細書において、「高さ」なる語は、膜厚方向の位置を表す概念として用いられる。
本発明に係る放射線画像変換パネルは、
支持体と、該支持体上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該支持体と接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
ことを特徴とする。
以下、各構成部分について順に説明する。
本発明の放射線画像変換パネル10において、支持体11は、シンチレータ層12を構成する柱状結晶120を形成させる土台として用いられるとともに、シンチレータ層12の構造を保持する役割を有する。
ここで、「可撓性を有する」とは、120℃での弾性率(E120)が、0.1〜300GPaであることをいう。
可撓性を有する高分子フィルムとしては、具体的には、ポリエチレンナフタレート(7GPa)、ポリエチレンテレフタレート(4GPa)、ポリカーボネート(2GPa)、ポリイミド(7GPa)、ポリエーテルイミド(3GPa)、アラミド(12GPa)、ポリスルホン(2GPa)、ポリエーテルスルホン(2GPa)等が挙げられる(カッコ内は弾性率を示す)。なお、弾性率の値は、同種の高分子フィルムでも変動しうるので、必ずしも弾性率が括弧内の値になるわけではないが、目安として一例を示したものである。上記高分子材料は、いずれも高い耐熱性を有し、蛍光体の蒸着に耐えうる点でも好ましい。なかでも、ポリイミドは特に耐熱性に優れ、CsI(ヨウ化セシウム)を原材料として気相法にて蛍光体(シンチレータ)の柱状結晶を形成する場合に好適である。
また支持体11がバイオナノファイバーフィルムである場合は、バイオナノファイバーフィルムが、(i)軽い、(ii)鉄の5倍以上の強度がある(高強度)、(iii)熱で膨張しにくい(低熱膨張性)、(iv)フレキシブルである(可撓性に優れる)、(v)混ぜる、塗る、フィルム状にするなど様々な処理ができる、(vi)植物繊維が材料で燃やすことができるなど、既存のガラスやプラスチックでは得られない特性を有することから、支持体の特性や環境上のメリットが享受できる。
遮光性又は光反射性である支持体としては、各種金属板やアモルファスカーボン板などが挙げられ、金属板を支持体として使用する場合は、X線の透過性及び取扱性の観点から、厚みが0.2mm以上2.0mm以下のアルミニウム板が好ましい。
本発明に係る放射線画像変換パネル10において、シンチレータ層12は、外部から入射されたX線等の放射線のエネルギーを、可視光などの光に変換する役割を有している。
シンチレータ層12を構成する蛍光体材料としては、外部から入射してきたX線のエネルギーを効率よく光に変換でき、かつ、柱状結晶を形成可能な材料である限り特に限定はない。したがって、この条件を満たす限り、従来公知の種々の蛍光体を蛍光体材料として用いることができ、その中でも、ヨウ化セシウム(CsI)、硫酸化ガドリニウム(GOS)、タングステン酸カドミウム(CWO)、ケイ酸ガドリニウム(GSO)、ゲルマニウム酸ビスマス(BGO)、ケイ酸ルテチウム(LGO)、タングステン酸鉛(PWO)などを好適に用いることができる。なお、本発明において用いうる蛍光体材料は、CsIなどの瞬間発光の蛍光体に限られず、放射線画像変換パネルの用途によっては、臭化セシウム(CsBr)などの輝尽性蛍光体であってもよい。
ここで、本明細書において、賦活剤の相対含有量とは、蛍光体母体物質1モルを100モル%としたときの賦活剤のモル%で示される。
本発明において、シンチレータ層12は、1層からなっていてもよいし、2層以上からなっていてもよい。すなわち、シンチレータ層12は、蛍光体層121のみからなるものであってもよく、あるいは、下地層122と蛍光体層121とからなり、支持体11上に、下地層122と蛍光体層121とがこの順で積層されている構造を有するものであってもよい。シンチレータ層12が下地層122と蛍光体層121との2層を含む場合、これらの層は、蛍光体母材が同じである限り、同じ材質からなるものであってもよく、あるいは異なる材質からなるものであってもよい。すなわち、シンチレータ層12は、全体が蛍光体母材のみからなる1層であってもよく、全体が結晶体母材と賦活剤とを含む1層であってもよく、蛍光体母材のみからなる下地層122と、結晶体母材と賦活剤とを含む蛍光体層121とからなるものであってもよく、蛍光体母材と第1の賦活剤とを含む下地層122と、結晶体母材と第2の賦活剤とを含む蛍光体層121とからなるものであってもよい。
シンチレータ層12を構成する柱状結晶120の形状は、支持体11に対して垂直の方向、すなわち膜厚方向における厚さ位置ごとの断面積によって評価することができる。ただ、柱状結晶120の断面積は個々に異なる場合があることから、個々の柱状結晶120の断面積におけるばらつきの影響を最小にすべく、空隙率を通じて柱状結晶120の形状を評価することが好ましい。
本発明に係る放射線画像変換パネル10は、図2に示すように、上記支持体11および上記シンチレータ層12のほか、従来公知のシンチレータパネルと同様、反射層13や、図示しない保護層、耐湿保護膜などを更に有することができる。
本発明に係る放射線画像変換パネル10は、シンチレータパネルとして用いることができ、この場合、シンチレータ層12が存在する面に光電変換素子パネル20を組み合わせることにより、放射線画像検出器30として用いることができる。
反射層13は、真空蒸着、スパッタ蒸着、又はメッキにより基板上に直接付着することができるが、生産性の観点からスパッタ蒸着が好ましい。膜厚に関しては、付着方法によるが、真空蒸着の場合は50nm〜400nm、スパッタ蒸着の場合は20nm〜200nmが好ましい。
蛍光体による反射層13の腐食等を防止するため、反射層13とシンチレータ層12との間に保護層を形成してもよい。
本発明の放射線画像変換パネル10は、外周を覆うように耐湿保護膜を更に有していることが好ましい。耐湿保護膜は、パネル全体を防湿し、シンチレータ層12の劣化を抑制する役割を有する。
例えば、保護フィルムの場合、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を用いることができる。PETの他には、ポリエステルフィルム、ポリメタクリレートフィルム、ニトロセルロースフィルム、セルロースアセテートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム等を用いることができる。また、必要とされる防湿性にあわせて、これらフィルムに金属酸化物などを蒸着した蒸着フィルムを複数枚積層した構成とすることもできる。
保護フィルムの厚さは10〜100μmであることが好ましい。
光透過率(%)=(透過光/入射光)×100。
遮光層は、遮光性を有する材料を含む。
遮光層は、遮光性を有する材料として、アルミニウム、銀、白金、パラジウム、金、銅、鉄、ニッケル、クロム、コバルト、ステンレス等のうち1種または2種以上の元素を含む金属材料により形成されたものであることが、支持体の反射率を調製する観点より好ましい。中でも、遮光層に優れた遮光性、耐食性を付与できる観点から、アルミニウムもしくは銀を主成分とする金属材料が特に好ましい。また、遮蔽層は、1層の上記金属薄膜からなっていてもよいし、2層以上の上記金属薄膜からなっていてもよい。
光吸収性の顔料層は、光吸収性で、着色されていれば特に制限されず、例えば、顔料およびバインダー樹脂を含む層である。顔料層の顔料としては、従来公知の顔料も使用可能である。顔料は、より光散乱しやすい赤色の長波光成分を吸収するものの方がよく、青色の着色材が好ましい。そのような青色の着色材としては、例えば、ウルトラマリン青、プロシア青(フエローシアン化鉄)等が好ましい。また、有機青色顔料としては、フタロシアニン、アントラキノン、インジゴイド、カルボニウム等を用いることができる。これらの中でも、光吸収性の顔料層の放射線耐久性、紫外線耐久性などの観点から、フタロシアニンが好ましい。
上記光吸収層の厚さは、断裁性の観点から、1〜500μmが好ましい。
本発明に係る放射線画像変換パネル10は、本発明の目的を損なわない限り製造方法に特に制限はなく、シンチレータ層12を構成する蛍光体の柱状結晶を形成する際に、柱状結晶の根元部同士が互いに独立した態様で存在できるようにすることを除いては、基本的には従来公知のシンチレータパネルの製造方法と同様の方法とすることができる。
図6に示す通り、蒸着装置50は箱状の真空容器51を有しており、真空容器51の内部には蒸着源57が配されている。この蒸着源57は、加熱装置を備えた容器に収められた状態で置かれており、加熱装置を作動させることにより、蒸着源57の加熱が行われる。シンチレータ層12を形成する際には、蛍光体原料、あるいは蛍光体母材としての蛍光体と賦活剤とを含む混合物が加熱装置を備えた容器に充填され、加熱装置を作動させることで、上記蛍光体母材または混合物を蒸着源57として加熱・蒸発させることができるようになっている。ここで、蒸着源57は、図7に示すように複数存在していてもよい。ここで、図7においては、蒸着源57として、蒸着源57a,57b,57cの3つが備えられているが、シンチレータ層12を構成する材料毎にその個数を変えてもよい。各々の蒸発源は等間隔に配置してもよく、間隔を変えて配置してもよい。また、蒸着用基板53に垂直な中心線を中心とした円の半径は任意に定めることができる。この様に蒸発源配置を工夫することにより大面積の蒸着を面内均一に行うことが可能となる。すなわち、大面積の面内分布を満たす蒸着を行うことにより、前述した賦活剤濃度、結晶径、膜厚分布を満たすことが可能となり、1回の蒸着から1枚の多面取りの蒸着を基板でなく、複数の基板を同時にセットすることによる多面取りも可能となる。また、1枚の大きな基板に蒸着を行った後に、複数枚切り出すことにより、効率的な生産を行うことも可能となる。
真空容器51の内部であって蒸着源57の直上には、蒸着用基板53を保持するホルダ54が配されている。ここで、蒸着用基板53として、支持体11自体を用いてもよく、あるいは、支持体11に反射層13や保護層を形成させてなる積層体を用いてもよい。
本発明の放射線画像変換パネルは、種々の態様のX線画像撮影システムに応用することができる。その中でも特に好適な用途として、シンチレータパネルが挙げられ、後述するように、光電変換素子パネルと組み合わされて放射線画像検出器として用いることができる。
上記放射線画像変換パネルに関連して、本発明は、上述したシンチレータ層を有する2種類の放射線画像検出器をも提供する。
本発明で用いられる光電変換素子パネル20は、シンチレータ層(シンチレータ層12またはシンチレータ層12')で発生した発光光を、電気信号に変換して、外部に出力する役割を有しており、従来公知のものを用いることができる。
このように、本発明で用いうる光電変換素子パネル20として種々の構成のものを用いることができる。例えば、後述する本願実施例で用いられているように、ガラス基板上に複数のフォトダイオードと複数のTFT素子を形成してなる光電変換素子パネルを、光電変換素子パネル20として用いることができる。
本発明に係る第1の放射線画像検出器30は、上述した放射線画像変換パネル10と、光電変換素子パネル20とを有する。
本発明に係る第2の放射線画像検出器は、
光電変換素子パネルと、該光電変換素子パネル上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該光電変換素子パネルと接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
ことを特徴とする。
第2の放射線画像検出器40は、上記光電変換素子パネル20上にシンチレータ層12'を有している。ここで、光電変換素子パネル20が、基板と、画像信号出力層と、光電変換素子とがこの順で積層されてなる場合、シンチレータ層12'は、当該光電変換素子上に形成することができる。
本発明に係る第2の放射線画像検出器40は、図5に示すように、上記光電変換素子パネル20および上記シンチレータ層12のほか、従来公知の放射線画像検出器と同様、反射層13'や、図示しない中間樹脂層、耐湿保護膜などを更に有することができる。
本発明に係る第2の放射線画像検出器40は、シンチレータ層12'で発生した蛍光を効率よく光電変換素子パネル20に導くことができるよう、シンチレータ層12'において、光電変換素子パネル20とは反対側の面に反射層13'をさらに含むことが好ましい。ここで、第2の放射線画像変換パネル40において、反射層13'は、シンチレータ層12'を構成する蛍光体層121'で発せられた蛍光のうち、光電変換素子パネル20とは反対側方向に放射進行するものを反射しうる層である。
本発明の第2の放射線画像検出器40は、光電変換素子パネル20とシンチレータ層12'との間に、これらを隔てるための中間樹脂層を更に有することができる。
中間樹脂層の膜厚としては接着性の点で0.1μm以上が好ましく、保護層表面の平滑性確保の点で3.0μm以下が好ましい。より好ましくは保護層の厚さが0.2〜2.5μmの範囲である。
中間樹脂層作製に用いる溶剤としては、放射線画像変換パネル10を構成する上記保護層形成に用いられるものと同様のものを用いることができる。
本発明の第2の放射線画像検出器40は、外周を覆うように耐湿保護膜を更に有していることが好ましい。耐湿保護膜は、パネル全体を防湿し、シンチレータ層12'の劣化を抑制する役割を有する。
耐湿保護膜を構成する材質、膜厚、形成方法は、それぞれ、放射線画像変換パネル10を構成する耐湿保護膜のものと同様とすることができる。
本発明に係る第2の放射線画像検出器40は、本発明の目的を損なわない限り製造方法に特に制限はなく、シンチレータ層12'を構成する蛍光体の柱状結晶を形成する際に、柱状結晶の根元部同士が互いに独立した態様で存在できるようにすることを除いては、基本的には従来公知の放射線画像検出器の製造方法と同様の方法とすることができる。
[実施例1−1]
(支持体)
放射線画像変換パネルを構成する支持体として、厚さ125μmのポリイミドフィルム製支持体を採用した。
支持体へのシンチレータ層の形成を、図7に示す蒸着装置50を使用して次のように行った。本実施例では、シンチレータ層として、下地層を形成せず、蛍光体層のみを形成した。
(支持体)
放射線画像変換パネルを構成する支持体として、厚さ125μmのポリイミドフィルム製支持体を採用した。
支持体へのシンチレータ層の形成を、図7に示す蒸着装置を使用して次のように行った。本実施例では、シンチレータ層として、下地層および蛍光体層の両方を形成した。なお、本実施例において根元部は、下地層に位置している。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を50μmとしたことを除き、実施例1−2と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は5℃とし、下地層部分が3μm形成されるまで蒸着用基板53の温度を5℃に保ったことを除き、実施例1−2と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は5℃とし、下地層部分が3μm形成されるまで蒸着用基板53の温度を5℃に保ったことを除き、実施例1−3と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には150℃とし、その後、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例1−1と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は150℃とし、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例1−2と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を50μmとしたことを除き、実施例1−7と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を60μmとしたことを除き、実施例1−2と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
蛍光体層の形成にあたり、根元部の3μmを形成する際にも、根元部以外の部分を形成する際と同様に第1の抵抗加熱ルツボと第2の抵抗加熱ルツボの両方を加熱したことを除き、実施例1−1と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には150℃とし、その後、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を300℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例1−6と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には300℃としたことを除き、実施例1−1と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は80℃とし、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃に変化させたことを除き、実施例1−7と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
根元部の3μmが蒸着された後の蒸着用基板53の温度を320℃としたことを除き、実施例1−1と同様の方法および条件によりシンチレータパネルを得た。
(光電変換素子パネル)
ガラス基板上に複数のフォトダイオードと複数のTFT素子を形成することにより光電変換素子パネルを得た。
この光電変換素子パネルを、シンチレータ層形成に用いた。
図7に示す蒸着装置を用いたシンチレータ層の形成を、厚さ125μmのポリイミドフィルム製支持体に代えて、上記光電変換素子パネル上に行ったことを除き、実施例1−1と同様の方法および条件を適用し、放射線画像検出器を得た。
ここで、シンチレータ層の形成は、上記光電変換素子パネルの、光電変換素子が設けられた側に行った。
(光電変換素子パネル)
ガラス基板上に複数のフォトダイオードと複数のTFT素子を形成することにより光電変換素子パネルを得た。
この光電変換素子パネルを、シンチレータ層形成に用いた。
図7に示す蒸着装置を用いたシンチレータ層の形成を、厚さ125μmのポリイミドフィルム製支持体に代えて、上記光電変換素子パネル上に行ったことを除き、実施例1−2と同様の方法および条件を適用し、放射線画像検出器を得た。
ここで、シンチレータ層の形成は、上記光電変換素子パネルのうちの、光電変換素子が設けられた側に行った。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を50μmとしたことを除き、実施例3−2と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は5℃とし、下地層部分が3μm形成されるまで蒸着用基板53の温度を5℃に保ったことを除き、実施例3−2と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は5℃とし、下地層部分が3μm形成されるまで蒸着用基板53の温度を5℃に保ったことを除き、実施例3−3と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には150℃とし、その後、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例3−1と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は150℃とし、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例3−2と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を50μmとしたことを除き、実施例3−7と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、下地層部分の膜厚を60μmとしたことを除き、実施例3−2と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
蛍光体層の形成にあたり、根元部の3μmを形成する際にも、根元部以外の部分を形成する際と同様に第1の抵抗加熱ルツボと第2の抵抗加熱ルツボの両方を加熱したことを除き、実施例3−1と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には150℃とし、その後、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を300℃となるように蒸着用基板53の温度を変化させたことを除き、実施例3−6と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
蒸着用基板53の温度を、蒸着開始時には300℃としたことを除き、実施例3−1と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
下地層部分の形成に際して、蒸着開始時の蒸着用基板53の温度は80℃とし、徐々に昇温させて下地層部分が3μm形成された際の蒸着用基板53の温度を250℃に変化させたことを除き、実施例3−7と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
根元部の3μmが蒸着された後の蒸着用基板53の温度を320℃としたことを除き、実施例3−1と同様の方法および条件により放射線画像検出器を得た。
各実施例および比較例で得られたシンチレータパネルおよび放射線画像検出器につき、以下の項目で評価を行った。ここで、輝度及びMTFの評価は、実施例1−1〜1−9および2−1〜2−4、並びに、比較例1については、各シンチレータパネルを、PaxScan(Varian社製FPD:2520;以下、この項において「FPD」)にセットして放射線画像検出器として、以下のように行った。また、実施例3−1〜3−9および4−1〜4−4、並びに、比較例2については、そのまま放射線画像検出器として、以下のように行った。結果は、下記表1−1および1−2に示す。
各シンチレータパネルおよび各放射線画像検出器における平均結晶径は、以下のように求めた。
FPDに管電圧80kVpのX線を照射し、得られた画像データの平均シグナル値を発光量として輝度の評価を行った。表1−1および1−2では比較例1の発光量を輝度1.0とし、その1倍(同等)以上1.2倍未満のものを「○」、1.2倍以上のものを「◎」と評価した。
鉛製のMTFチャートを通して管電圧80kVpのX線をFPDの放射線入射面側に照射し、画像データを検出しハードディスクに記録した。その後、ハードディスク上の記録をコンピュータで分析して当該ハードディスクに記録されたX線像の変調伝達関数MTF(空間周波数1サイクル/mmにおけるMTF値)を鮮鋭性の指標とした。表中、MTF値が高いほど鮮鋭性に優れていることを示す。MTFはModulation Transfer Functionの略号を示す。
シンチレータパネルまたは放射線画像検出器を、プレス機を用いて、それぞれ1.5MPa、1.7MPa、2.0MPaで加圧し、その後SEMでシンチレータパネル表面、放射線画像検出器表面を観察して結晶の変形の有無を確認した。結晶の変形が認められなかった最大の圧力が、1.5MPa未満のものを「×」、1.5MPa以上1.7MPa未満のものを「△」、1.7MPa以上2MPa未満のものを「○」、2MPa以上のものを「◎」と評価した。
90 ・・・従来の放射線画像変換パネル
11,91 ・・・支持体
12,12',92 ・・・シンチレータ層
120,120',920 ・・・柱状結晶
121,121' ・・・蛍光体層
122,122' ・・・下地層
13,13' ・・・反射層
20 ・・・光電変換素子パネル
30 ・・・第1の放射線画像検出器
40 ・・・第2の放射線画像検出器
50 ・・・蒸着装置
51 ・・・真空容器
52 ・・・真空ポンプ
53 ・・・蒸着用基板
54 ・・・ホルダ
55 ・・・回転機構
56 ・・・回転軸
57,57a,57b,57c ・・・蒸着源
58 ・・・シャッター
Claims (15)
- 支持体と、該支持体上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該支持体と接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
放射線画像変換パネル。 - 前記支持体が存在する面を基準として、高さ1μmの位置における前記柱状結晶の平均結晶径aと高さ3μmの位置における前記柱状結晶の平均結晶径bとが、1≦(b/a)≦3の関係を満たし、かつ、結晶径bが3μm以下である請求項1に記載の放射線画像変換パネル。
- 前記シンチレータ層の最表部における前記柱状結晶の平均結晶径cが10μm以下であり、且つ、前記シンチレータ層の厚さが100〜1,000μmである請求項1または2に記載の放射線画像変換パネル。
- 前記シンチレータ層が下地層と蛍光体層とからなり、前記支持体上に、該下地層と該蛍光体層とがこの順で積層されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線画像変換パネル。
- 前記下地層の厚さが3〜50μmである請求項4に記載の放射線画像変換パネル。
- 前記シンチレータ層が、前記柱状結晶の結晶径が不連続に変化する箇所を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線画像変換パネル。
- 前記シンチレータ層が、気相堆積法により形成された柱状結晶からなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の放射線画像変換パネル。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線画像変換パネルと、光電変換素子パネルとを有する放射線画像検出器。
- 光電変換素子パネルと、該光電変換素子パネル上に形成されたシンチレータ層とを有し、
該シンチレータ層が、蛍光体を含有する柱状結晶を複数含み、且つ、
該複数の柱状結晶が、該光電変換素子パネルと接する根元部同士が互いに独立した態様で存在している
放射線画像検出器。 - 前記光電変換素子パネルが存在する面を基準として、高さ1μmの位置における前記柱状結晶の平均結晶径a'と高さ3μmの位置における前記柱状結晶の平均結晶径b'とが1≦(b'/a')≦3の関係を満たし、かつ、結晶径b'が3μm以下である請求項9に記載の放射線画像検出器。
- 前記シンチレータ層の最表部における前記柱状結晶の平均結晶径c'が10μm以下であり、且つ、前記シンチレータ層の厚さが100〜1,000μmである請求項9または10に記載の放射線画像検出器。
- 前記シンチレータ層が下地層と蛍光体層とからなり、前記光電変換素子パネル上に、該下地層と該蛍光体層とがこの順で積層されている、請求項9〜11のいずれか1項に記載の放射線画像検出器。
- 前記下地層の厚さが3〜50μmである請求項12に記載の放射線画像検出器。
- 前記シンチレータ層が、前記柱状結晶の結晶径が不連続に変化する箇所を有する請求項9〜13のいずれか1項に記載の放射線画像検出器。
- 前記シンチレータ層が、気相堆積法により形成された柱状結晶からなる請求項9〜14のいずれか1項に記載の放射線画像検出器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013114063A JP6221352B2 (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 |
CN201410227833.1A CN104217778B (zh) | 2013-05-30 | 2014-05-27 | 放射线图像转换面板和放射线图像检测器 |
US14/287,567 US9418768B2 (en) | 2013-05-30 | 2014-05-27 | Radiographic image conversion panel and radiographic image detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013114063A JP6221352B2 (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014232083A true JP2014232083A (ja) | 2014-12-11 |
JP6221352B2 JP6221352B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=51984043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013114063A Expired - Fee Related JP6221352B2 (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9418768B2 (ja) |
JP (1) | JP6221352B2 (ja) |
CN (1) | CN104217778B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017018527A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | コニカミノルタ株式会社 | 放射線検出器、および、放射線撮像システム |
JPWO2017110850A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2018-10-18 | 株式会社東芝 | セラミックシンチレータアレイ、x線検出器、およびx線検査装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6671839B2 (ja) * | 2014-10-07 | 2020-03-25 | キヤノン株式会社 | 放射線撮像装置及び撮像システム |
JP6507564B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2019-05-08 | コニカミノルタ株式会社 | シンチレータパネルおよび放射線検出器 |
JP2019023579A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | コニカミノルタ株式会社 | シンチレータ |
JP6433560B1 (ja) * | 2017-09-27 | 2018-12-05 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル及び放射線検出器 |
US11296277B2 (en) | 2018-10-16 | 2022-04-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Variable resistance memory device having an anti-oxidation layer and a method of manufacturing the same |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995004289A1 (en) * | 1993-08-03 | 1995-02-09 | Preciosa A.S. | Scintillation detector |
JP2003232893A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-22 | Konica Corp | 放射線画像変換パネル及びその製造方法 |
JP2008051793A (ja) * | 2006-03-02 | 2008-03-06 | Canon Inc | 放射線検出装置及びシンチレータパネル |
WO2008126758A1 (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | シンチレータプレート |
WO2010023970A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | コニカミノルタエムジー株式会社 | 放射線画像変換パネル及びその製造方法 |
JP2012141297A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-26 | Fujifilm Corp | 放射線撮像装置 |
JP2012251978A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Fujifilm Corp | 放射線検出装置 |
JP2014020781A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Sony Corp | 放射線検出器及びその製造方法 |
WO2014021415A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | 東レ株式会社 | シンチレータパネルおよびシンチレータパネルの製造方法 |
WO2014054422A1 (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-10 | 東レ株式会社 | シンチレータパネルおよびシンチレータパネルの製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3551851B2 (ja) | 1999-08-24 | 2004-08-11 | 松下電器産業株式会社 | X線蛍光体製作方法及びx線蛍光体形成用基板 |
JP2007240306A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Toshiba Corp | シンチレータパネルおよび平面検出器 |
WO2010032503A1 (ja) | 2008-09-18 | 2010-03-25 | コニカミノルタエムジー株式会社 | 放射線変換パネル |
JP2012159306A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Fujifilm Corp | 放射線画像変換パネル及び放射線画像検出装置 |
DE102011017789B3 (de) * | 2011-04-29 | 2012-04-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Leuchtstoffplatte |
DE102012210487B3 (de) * | 2012-06-21 | 2013-12-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Szintillatorplatte und Verfahren zur Herstellung einer Szintillatorplatte |
-
2013
- 2013-05-30 JP JP2013114063A patent/JP6221352B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2014
- 2014-05-27 US US14/287,567 patent/US9418768B2/en active Active
- 2014-05-27 CN CN201410227833.1A patent/CN104217778B/zh active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995004289A1 (en) * | 1993-08-03 | 1995-02-09 | Preciosa A.S. | Scintillation detector |
JP2003232893A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-22 | Konica Corp | 放射線画像変換パネル及びその製造方法 |
JP2008051793A (ja) * | 2006-03-02 | 2008-03-06 | Canon Inc | 放射線検出装置及びシンチレータパネル |
WO2008126758A1 (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | シンチレータプレート |
JP2013047696A (ja) * | 2007-04-05 | 2013-03-07 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 平板x線検出装置 |
WO2010023970A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | コニカミノルタエムジー株式会社 | 放射線画像変換パネル及びその製造方法 |
JP2012141297A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-26 | Fujifilm Corp | 放射線撮像装置 |
JP2012251978A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Fujifilm Corp | 放射線検出装置 |
JP2014020781A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Sony Corp | 放射線検出器及びその製造方法 |
WO2014021415A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | 東レ株式会社 | シンチレータパネルおよびシンチレータパネルの製造方法 |
WO2014054422A1 (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-10 | 東レ株式会社 | シンチレータパネルおよびシンチレータパネルの製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017018527A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | コニカミノルタ株式会社 | 放射線検出器、および、放射線撮像システム |
JPWO2017110850A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2018-10-18 | 株式会社東芝 | セラミックシンチレータアレイ、x線検出器、およびx線検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6221352B2 (ja) | 2017-11-01 |
CN104217778A (zh) | 2014-12-17 |
US9418768B2 (en) | 2016-08-16 |
CN104217778B (zh) | 2018-05-18 |
US20140353508A1 (en) | 2014-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6492422B2 (ja) | 放射線画像変換パネル | |
JP6221352B2 (ja) | 放射線画像変換パネル、および放射線画像検出器 | |
JP6528387B2 (ja) | シンチレータパネルおよび放射線検出器 | |
JP5050572B2 (ja) | 放射線画像検出器 | |
JP5720566B2 (ja) | シンチレータパネル、シンチレータパネルの製造方法、放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法 | |
JP6102599B2 (ja) | 放射線画像検出器 | |
JP6507564B2 (ja) | シンチレータパネルおよび放射線検出器 | |
US8461536B2 (en) | Radiation scintillator and radiation image detector | |
JP5862302B2 (ja) | 放射線画像変換パネルとそれを用いた放射線画像検出器 | |
JPWO2010103917A1 (ja) | 放射線検出装置 | |
JP2008209124A (ja) | シンチレータパネル | |
JP2016095189A (ja) | シンチレータパネル及び放射線検出器 | |
JP2015230175A (ja) | 放射線画像検出装置及びその製造方法 | |
JP6519195B2 (ja) | シンチレータパネル及び放射線検出器 | |
JP2018036197A (ja) | 放射線画像検出器 | |
WO2010032503A1 (ja) | 放射線変換パネル | |
JP2016085165A (ja) | シンチレータパネルおよび放射線検出器 | |
JP5577644B2 (ja) | 放射線画像検出装置およびその製造方法 | |
JP5267458B2 (ja) | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ | |
JP5493577B2 (ja) | 放射線画像検出装置 | |
JP2017122733A (ja) | X線検出器 | |
WO2010026789A1 (ja) | 放射線シンチレータおよび放射線画像検出器 | |
JP5136661B2 (ja) | 放射線画像検出器 | |
JP2008232781A (ja) | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ | |
JPWO2008102645A1 (ja) | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6221352 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |