JP2014231620A - 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔 - Google Patents

電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔 Download PDF

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Abstract

【課題】静電容量を増大し得る電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を提供する。【解決手段】アルミニウム純度を99.9%以上、Mgを10ppm〜100ppmの範囲内、Pbを0.5ppm〜5ppmの範囲内、CaまたはSrの何れか1種以上を含有させ、Caを60ppm〜160ppmの範囲内、Srを40ppm〜120ppmの範囲内、Feを5ppm〜60ppmの範囲内、Siを5ppm〜80ppmの範囲内、Cuを15ppm〜80ppmの範囲内、Mnを0.5ppm〜10ppmの範囲内、Crを0.5ppm〜10ppmの範囲内、Znを1ppm〜30ppmの範囲内、Gaを1ppm〜50ppmの範囲内、Tiを0.2ppm〜5ppmの範囲内、Vを0.2ppm〜5ppmの範囲内、Zrを0.2ppm〜5ppmの範囲内の電解コンデンサ電極用アルミニウム箔とする。【選択図】なし

Description

本発明は、電解コンデンサ電極用アルミニウム箔に関する。
アルミニウム電解コンデンサ用電極材として一般に用いられるAl箔には、その実効面積を拡大して単位面積当たりの静電容量を増大するため、通常、電気化学的あるいは化学的なエッチング処理が施される。
しかし、箔を単にエッチング処理するのみでは十分な静電容量が得られない。このため、一般的には、箔圧延後の最終焼鈍工程において、立方体方位を多く有する集合組織にして箔のエッチング特性を向上させるべく450℃程度以上の高温加熱処理を施したり、あるいはさらにエッチピットを均一かつ高密度に分布させるべく、箔の合金組成の面からも種々の微量元素の添加が提案されている。
このような用途に対し、例えば、特許文献1ではアルミニウムの純度が99.9%以上であり、かつ、Caを1〜50ppm含有する電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が、特許文献2では、Pb:0.1〜5ppm、Mg:1〜5ppmを含有し、且つ表面の酸化皮膜厚さと酸化皮膜中の水和率とPb、Mg含有量との間に一定の関係を有することを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が、特許文献3では、アルミニウムの純度が99.9%以上であり、Mg:10〜100ppmおよび、Pb:0.1〜5ppmを含有することを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が、また、特許文献4には、アルミニウムの純度が99.9%以上であり、Mg:50〜500ppmを含有し、あるいは更にHCl+H2SO4を含む水溶液中でエッチングすることを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が、特許文献5ではアルミニウムの純度が99.9%以上であり、かつ、Srを0.05〜30ppm含有する電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が、特許文献6ではアルミニウムの純度が99.98%以上であり、箔の表面から0.1μm深さの間に於いてSrの含有量が0.001〜0.05ppm未満、Snの含有量が1〜500ppm、Pbの含有量が10〜500ppm、Sn/Pbの含有量比が0.3〜10であることを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム合金箔が提案されている。
特開昭63−90117号公報 特開平7−150279号公報 特開平9−213585号公報 特開平7−235457号公報 特開昭57−66617号公報 特開2009−84658号公報
しかながら、上述の微量元素を添加したアルミニウム箔は、昨今の電解コンデンサの高静電容量化の要求に対して十分な満足を得るものではなかった。
本願発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、静電容量を増大し得る電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の提供を目的とする。
上記課題を解決すべく、本願発明者らは鋭意研究の結果、アルミニウム箔組成においてMgとCaまたはSrを共存させることによってエッチングによる拡面率を増大させ得ることを見出し、さらに各種微量元素の添加により相乗的に高静電容量のアルミニウム箔が得られることを見出した。すなわち本願発明は以下に関する。
(1)アルミニウム純度が99.9%以上であり、Mgを10ppm〜100ppmの範囲内で含有し、Pbを0.5ppm〜5ppmの範囲内で含有し、CaまたはSrの何れか1種以上を含有し、前記Caの含有量が60ppm〜160ppmの範囲内であり、前記Srの含有量が40ppm〜120ppmの範囲内であることを特徴とする電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔。
(2)Feを5ppm〜60ppmの範囲内で含有し、Siを5ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Cuを15ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Mnを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Crを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Znを1ppm〜30ppmの範囲内で含有し、Gaを1ppm〜50ppmの範囲内で含有し、Tiを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Vを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Zrを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Bを0.1ppm〜5ppmの範囲内で含有することを特徴とする(1)に記載の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔。
本発明に係る電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔は、エッチピットの密度を高めるとともに深さを大きくし、かつ均一に分散させ、エッチング処理により極めて大きな拡面率を得ることができる。従って、大きな静電容量を有し電気的特性に優れた電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を提供可能とする効果を有する。
本願発明の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔は、アルミニウム純度が99.9%以上であり、Mgを10ppm〜100ppmの範囲内で含有し、Pbを0.5ppm〜5ppmの範囲内で含有し、CaまたはSrの何れか1種以上を含有し、前記Caの含有量が60ppm〜160ppmの範囲内であり、前記Srの含有量が40ppm〜120ppmの範囲内であることを特徴とする。
以下、本願発明を詳細に説明する。
(アルミニウム純度)
本願発明の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔では、アルミニウム純度を99.9%以上とする。アルミニウム純度に99.9%以上を必要とするのは、99.9%未満の純度では、エッチング時にエッチピットの成長が多くの不純物の存在によって阻害され、本発明範囲のMgおよびその他の微量元素の存在によってもなお均一な深いトンネル状のエッチピットを形成できず、従って静電容量の高いアルミニウム箔を得ることができないからである。
本願発明の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔では、アルミニウム純度を好ましくは99.98%以上とする。
(Mg含有量)
アルミニウム箔中のMgは、エッチング時にピットを高密度かつ均一に分布させるために必要な元素である。即ち、一般にエッチング初期には、箔表面に存在する凹凸や油、ロールコーティングなどの付着物、あるいはそれらが変質したものから発生する不均一な局部溶解ピットが発生し、これによりエッチピット密度の不均一性(疎・密)を生じ、これが著しい場合には表面がクレーター状に溶解する。このエッチピット密度の不均一性はエッチング終了後も残り、静電容量低下の原因となっている。
このような不具合点を防止するために、これら表面に存在するエッチピットの不均一要因を制御する試みが行われているが、本願発明者らは、この点について鋭意研究の結果、Mgがエッチピットの局部性をなくすとともに、高密度に形成させる効果を有することを見出した。
本願発明の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔では、Mgを10ppm〜100ppmの範囲内、より好ましくは20ppm〜60ppmの範囲内とする。Mgの含有量が100ppmを越えると最終焼鈍後の(100)結晶面の占有率が低下するため、高静電容量箔を得ることができない。なお、(100)結晶面の占有率が95%以上であるとき静電容量の増大を図ることができるが、Mg含有量が上記範囲内であれば95%以上を達成できる。
(Pb含有量)
Pbはエッチング初期の局部溶解性を抑止して、エッチピットの均一分布に寄与する。Pbの含有量は0.5ppm未満では前記効果に乏しく、5ppmを越えると表面溶解が生じるおそれがある。そのため、Pbの含有量は0.5ppm〜5ppmの範囲内、好ましくは0.6ppm〜3ppmの範囲内とする。また、エッチング初期に効果を発揮する元素であるから、箔の表層部に高濃度に存在していることが好ましい。
(Ca含有量)
CaはMgと共存させることで酸化膜の溶解性を制御し、エッチピットの均一発生を向上させる。Caの含有量が60ppm未満ではその効果がなく、160ppmを超えると酸化膜がエッチング初期に部分的に溶解するためエッチピット発生が不均一となり、静電容量は低下する。そのため、Caの含有量は60ppm〜160ppmの範囲内、好ましくは80ppm〜120ppmの範囲内とする。
(Sr含有量)
SrはMgと共存させることで酸化膜の溶解性を制御し、エッチピットの均一発生を向上させる。Srが40ppm未満ではその効果がなく、120ppmを超えると酸化膜がエッチング初期に部分的に溶解するためエッチピット発生が不均一となり、静電容量は低下する。そのため、Srの含有量は40ppm〜120ppmの範囲内、好ましくは50ppm〜100ppmの範囲内とする。
本願発明の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔は、さらに、Feを5ppm〜60ppmの範囲内で含有し、Siを5ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Cuを15ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Mnを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Crを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Znを1ppm〜30ppmの範囲内で含有し、Gaを1ppm〜50ppmの範囲内で含有し、Tiを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Vを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Zrを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Bを0.1ppm〜5ppmの範囲内で含有することを特徴とする。
これらの添加元素は、下記に詳述するように、それぞれに箔のエッチング特性の向上に寄与し、上述のMgおよびPbとともに相乗的に静電容量の増大を図ることができる。なお、これらの微量元素はそれぞれ単独で添加しても良いし、また任意の2種以上を添加しても良いし、全てを同時に添加しても、それぞれの作用に応じた相乗的効果が得られる。
(Fe、Si含有量)
Fe、Siは、マトリックス中でAlとの化合物を形成しやすく、これらの元素の分散状態を制御することにより、Mgの濃度分布を均一にすることができ、ひいてはエッチピット分布を均一にすることができる。このような効果においてFe、Siは均等物であり、少なくとも1種を含有すれば良い。しかし、含有量が多すぎると、エッチング時の過溶解の原因となり静電容量が低下する。そのため、Feの含有量は5ppm〜60ppmの範囲内とするのが好ましく、最も好ましくは、10ppm〜30ppmの範囲内とする。また、Siの含有量は5ppm〜80ppmの範囲内とするのが好ましく、最も好ましくは、15ppm〜40ppmの範囲内とする。
(Cu含有量)
Cuは、Alマトリックス中に固溶することにより、箔の溶解性を増してエッピットの成長を促進して深いエッチピットを形成し、静電容量を増大させる。Cu含有量は、15ppm未満では前記効果が乏しく、また80ppmを越えると局部溶解性が強まり、エッチピットの均一分布を妨げる。そのため、Cuの含有量は好ましくは15ppm〜80ppmの範囲内、より好ましくは30ppm〜70ppmの範囲内とする。
(Mn含有量)
Mnは、マトリックス中でAlとの化合物を形成しやすく、これらの元素の分散状態を制御することにより、箔の溶解性を増してエッピットの成長を促進して深いエッチピットを形成し、静電容量を増大させる。Mnの含有量は、0.5ppm未満では前記効果が乏しく、また10ppmを越えると局部溶解性が強まり、エッチピットの均一分布を妨げる。そのため、Mnの含有量は好ましくは0.5ppm〜10ppmの範囲内、より好ましくは2ppm〜8ppmの範囲内とする。
(Cr含有量)
Crは、マトリックス中でAlとの化合物を形成しやすく、これらの元素の分散状態を制御することにより、箔の溶解性を増してエッピットの成長を促進して深いエッチピットを形成し、静電容量を増大させる。Crの含有量は、0.5ppm未満では前記効果が乏しく、また10ppmを越えると局部溶解性が強まり、エッチピットの均一分布を妨げる。そのため、Crの含有量は好ましくは0.5ppm〜10ppmの範囲内、より好ましくは2ppm〜8ppmの範囲内とする。
(Zn含有量)
Znは、Alマトリックス中に固溶することにより、箔の溶解性を増してエッチピットの成長を促進し、静電容量を増大させる。Znの含有量は1ppm未満では前記効果が乏しく、また50ppmを越えると局部溶解性が強まり、エッチピットの均一分布を妨げる。そのため、Znの含有量は好ましくは1ppm〜30ppmの範囲内、より好ましくは、8ppm〜20ppmの範囲内とする。
(Ga含有量)
Gaは、結晶粒界または亜粒界に偏析しやすく、単独ではエッチピットの不均一分布をもたらす元素であるが、Mgが亜粒界のサイズを細くするため、Mg存在下ではエッチピットの均一分散性を高める効果がある。Gaの含有量は、1ppm未満では前記効果に乏しく、50ppmを越えると局部溶解性が強まり、エッチピットの均一分布を妨げる。そのため、Gaの含有量は好ましくは1ppm〜50ppmの範囲内、より好ましくは8ppm〜20ppmの範囲内とする。
(Ti、V、Zr含有量)
Ti、V、Zrは、微量でAlマトリックス中に固溶することにより、箔の溶解性を増してエッチピットの成長を促進し、静電容量を増大させる。しかしながら含有量が多くなると粒界偏析しやすくエッチピットの不均一発生の原因となるため、Tiの含有量は0.2ppm〜5ppmの範囲内、Vは0.2ppm〜5ppmの範囲内、Zrは0.2〜5ppmの範囲内とするのが好ましい。
(B含有量)
Bは、最終焼鈍時に箔表面に濃化し、エッチング初期のエッチピット発生に寄与するが、過剰に存在するとエッチング初期のエッチピット発生が不均一になるため、Bの含有量は0.1ppm〜5ppmの範囲内とするのが好ましい。
以下に、本発明を実施例により説明する。なお、本発明は、ここに記述する実施例に発明の範囲を限定するものではなく、また本発明の趣旨に適合しうる範囲で適宜変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術範囲に含まれる。
まず、表1に示す各種組成のアルミニウム鋳塊を面削した後、熱間圧延、冷間圧延(中間焼鈍を含む)を施し、さらに最終焼鈍を行い、最終的に厚さが110μmのアルミニウム箔を作製した。
次に、各アルミニウム箔について、以下の条件でエッチングを実施したのち、得られたアルミニウム箔を5%ホウ酸液中で270Vに化成したときの静電容量を測定した。その結果を、比較例12の静電容量、耐折強度を100%としたときの相対比較にて表1に示す。
(エッチング条件)
前処理 なし
一次エッチング 液組成:5%HCl+10%HSO、液温:75℃
電流密度:直流20A/dm、時間:80秒
二次エッチング 液組成:5%HCl、液温:75℃、
電流密度:直流5A/dm 、時間:10分
(化成条件)
EIAJ RC−2364Aによる
ホウ酸100g/リットル + ホウ酸アンモニウム 0.9g/リットル
270V化成
(静電容量測定条件)
EIAJ RC−2364Aによる
印加電圧:0.5V
周波数:120Hz
(耐折強度測定条件)
EIAJ RC−2364Aによる
表1におけるエッチング特性のうち、静電容量は本発明において最も重要な特性であり、その値が大きいほど特性が高いと言える。本発明では比較例12の100%を超えることが発明の要件と言える。次に耐折強度については、電解コンデンサの製造過程での箔破断を防ぐ重要な特性である。但し、この耐折強度は一定の値を確保していれば良く必要以上に高めることは過剰品質となる。本発明では、比較例12の98%を確保していれば十分である。
表1の結果から、本発明範囲のMgおよびPbを含有し、さらにCaまたはSrの1種以上を含有する本発明実施品は、本発明範囲を逸脱する比較品に較べて静電容量を増大し得ることを確認し得た。さらに、Mg,PbとCaまたはSrの1種以上の含有に加えて、さらにFe、Si、Cu、Mn、Cr、Zn、Ga、Ti、V、Zr、Bの微量元素を含有するものについても相乗効果が認められ、エッチング特性が向上し、静電容量を増大し得ることが確認できた。
Figure 2014231620

Claims (2)

  1. アルミニウム純度が99.9%以上であり、Mgを10ppm〜100ppmの範囲内で含有し、Pbを0.5ppm〜5ppmの範囲内で含有し、CaまたはSrの何れか1種以上を含有し、前記Caの含有量が60ppm〜160ppmの範囲内であり、前記Srの含有量が40ppm〜120ppmの範囲内であることを特徴とする電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔。
  2. Feを5ppm〜60ppmの範囲内で含有し、Siを5ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Cuを15ppm〜80ppmの範囲内で含有し、Mnを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Crを0.5ppm〜10ppmの範囲内で含有し、Znを1ppm〜30ppmの範囲内で含有し、Gaを1ppm〜50ppmの範囲内で含有し、Tiを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Vを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Zrを0.2ppm〜5ppmの範囲内で含有し、Bを0.1ppm〜5ppmの範囲内で含有することを特徴とする請求項1に記載の電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔。
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