JP2014231483A - 皮膚外用貼付剤 - Google Patents

皮膚外用貼付剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2014231483A
JP2014231483A JP2013111613A JP2013111613A JP2014231483A JP 2014231483 A JP2014231483 A JP 2014231483A JP 2013111613 A JP2013111613 A JP 2013111613A JP 2013111613 A JP2013111613 A JP 2013111613A JP 2014231483 A JP2014231483 A JP 2014231483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soluble polymer
skin
external
polymer sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013111613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6234068B2 (ja
Inventor
俊男 吉岡
Toshio Yoshioka
俊男 吉岡
亜矢 岡本
Aya Okamoto
亜矢 岡本
尾本 晉
Susumu Omoto
晉 尾本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiei Co Ltd
Original Assignee
Nichiei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiei Co Ltd filed Critical Nichiei Co Ltd
Priority to JP2013111613A priority Critical patent/JP6234068B2/ja
Publication of JP2014231483A publication Critical patent/JP2014231483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6234068B2 publication Critical patent/JP6234068B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】水溶性高分子シートを構成に含む皮膚外用貼付剤の取扱い性を向上させる技術を提供する。特に、支持体(基材)なしで皮膚に貼り付けることができる皮膚外用貼付剤の取扱い性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤において、前記水溶性高分子シートは、プルランを主体とする水溶性高分子を含有し、前記水溶性高分子シートの水分含有量は、10重量%以下であることを特徴とする、皮膚外用貼付剤。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料等の皮膚外用剤として用いられる、水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤に関する。
化粧品や医薬の剤形として、組成物中の有効成分を皮膚上に滞留させたり、真皮に送達したりすることを目的として、パック等の貼付剤が開発されている。
従来、このような貼付剤は、不織布等からなる支持体(基材)の表面にゲル等を塗工したものが一般的であった。このような貼付剤は、ゲルと支持体を一体のものとして皮膚に貼り付け、一定時間経過後に剥離して用いられるものがほとんどであった。
近年では、新しい貼付剤の形態として、例えば、合成樹脂フィルムからなる基材の表面に有効成分を保持した水溶性フィルムを形成し、これを皮膚に貼り付けた後、水を加えて、水溶性フィルムを溶解させ、その後に合成樹脂フィルムを剥離する形態のもの、水ゲルからなる基材の表面に有効成分を保持した水溶性フィルムを形成し、これを皮膚に貼り付けた後、水ゲルからの水分移行によって水溶性フィルムが溶解した後に水ゲルを剥離する形態のもの等が開発されている(特許文献1)。
また、支持体(基材)を必要としない貼付剤の形態として、キトサン、魚由来コラーゲンおよびセリシンからなる群から選ばれる1種以上の天然高分子を含む組成物から形成される水溶性高分子シートからなり、その水溶性高分子シートを水で溶かしてその水溶性高分子を皮膚に付着させて皮膚平滑性を向上させる等の機能を利用するシート状化粧料が知られている(特許文献2)。
特開2009−221391号公報 特開2008−69119号公報
特許文献2に記載されるような水溶性高分子シートは、皮膚への貼付時に支持体を使用せず、皮膚表面上で、溶解させるものであるため、有効成分を保持する水溶性高分子が皮膚へ密着しやすく、有効成分の皮膚への移行や真皮への送達が効率的に行えるという利点がある。
しかしながら、このような水溶性高分子シートは、皮膚の目的の箇所に貼り付ける際に、取扱いが容易でないという問題がある。
具体的には、水溶性高分子シートを、目的とする顔の一部に貼り付けようとして、手で取り扱う際に、水溶性高分子シートが、よれたり、丸まってしまったりし、シート同士が付着してしまう、シート形状が崩れてしまう等の問題がある。
このような問題は、特に、皮膚への貼り付け時に、支持体(基材)を必要としないタイプの貼付剤を提供する際に重大である。
また、水溶性高分子シートを収納袋(例えばアルミニウム蒸着フィルム製)に収納する場合には、収納袋の内表面に、水溶性高分子シートがくっついてしまい、収納袋から上手く取り出せない等の問題がある。
また、皮膚に貼り付けた後、水を加えると水溶性高分子シートが皮膚上で溶解し、シート成分が皮膚上に広がる貼付剤を提供しようとする際に、シートの溶解性を向上させようとすると、シートを薄くせざるを得ず、上述した取扱いの困難性、特に、よれたり、丸まったりすることによるシート同士の付着、形状の崩れが顕著となる。
実際に、特許文献2に記載されるように、支持体(基材)を必要としないタイプの貼付剤が提案されているものの、上記のような取扱い性についての種々の問題が解決されていないことから、十分に実用的であるとはいえないのが現状である。
そこで、本発明は、水溶性高分子シートを構成に含む皮膚外用貼付剤の取扱い性を向上させる技術を提供することを課題とする。特に、本発明は、支持体(基材)なしで皮膚に貼り付けることができる皮膚外用貼付剤の取扱い性を向上させる技術を提供することを課題とする。
本発明者は、プルランを主体とする水溶性高分子を含有し、水分含有量が10重量%以下である水溶性高分子シートは、よれたり丸まったりし難く、取り扱い性が非常に高いことを見出した。
また、本発明者は、前記水溶性高分子シートは、収納袋等の容器に収容した場合であっても、シート表面が容器表面に付着し、取り出しにくい等の不都合が無いことを見出した。
また、本発明者は、前記水溶性高分子シートは、肌に貼りつけた後に、水を添加することにより容易に溶解し、皮膚上に薄く伸ばすことができることを見出した。
本発明者は、これらの知見から、以下の発明を完成させた。
前記課題を解決する本発明は、支持体無しで使用される、水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤であって、前記水溶性高分子シートは、プルランを主体とする水溶性高分子を含有し、前記水溶性高分子シートの水分含有量は、10重量%以下であることを特徴とする、皮膚外用貼付剤である。
水溶性高分子シートを構成する水溶性高分子として、プルランを主に用い、また、水溶性高分子シートの水分含有率を10重量%以下とすることによって、水溶性高分子シートのよれや丸まりを防ぐことができ、水溶性高分子シートの取り扱い性を向上させることができる。
前記水溶性高分子の好ましい形態では、プルランが前記水溶性高分子の総量の50重量%以上である。このような組成にすることによって、上記水溶性高分子シートの取り扱い性及び水への溶解性が向上する。
前記水溶性高分子は、プルラン以外に化粧料成分として通常用いられている水溶性高分子をさらに含んでいても良い。該化粧料成分として通常用いられている水溶性高分子としては、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンが好ましく挙げられる。この場合、前記水溶性高分子の好ましい形態では、プルランと、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上との重量比が、1:1〜30:1である。水溶性高分子をこのような組成にすることで、上記水溶性高分子シートの取り扱い性及び水への溶解性が向上する。
前記水溶性高分子シートは、保湿剤として多価アルコールを含んでいても良い。
前記水溶性高分子シートに多価アルコールを含有させることにより、該水溶性高分子シートが反り返ったりすることを防ぐことができる。
前記水溶性高分子シートは、油分を含んでいても良い。この場合の油分の含有量としては、好ましくは0〜35重量%である。油分としては、化粧料に用いられるものであれば特に制限されない。
前記高分子シートに油分を含有させることにより、該水溶性高分子シートにしわが生じることを防ぐことができる。
本発明の皮膚外用貼付剤は、肌の目的とする部位に貼りつけた後に、水を添加することにより、溶解し、皮膚上に薄く伸ばすことができる。
本発明の好ましい形態では、前記水溶性高分子シートの少なくとも一面が、剥離可能なシール材で被覆されている。シール材の好ましい形態では、その水溶性高分子シートとの接触面に弱粘着剤が塗工されている。
前記水溶性高分子シートの少なくとも一面を剥離可能なシール材で被覆することにより、水溶性高分子シートの強度が増し、収納、保管がしやすくなる。
また、前記シール材には、該シール材を分断するスリットが設けられていることが好ましい。該スリットを設けることにより、前記水溶性高分子シート該シール材を容易に剥離させることができる。
上記課題を解決する本発明は、プルランを主体とする水溶性高分子0.1〜10重量%と水70〜99重量%とを含む皮膚外用組成物を、樹脂フィルム上に塗工する、塗工工程と、塗工した皮膚外用組成物を、水分量が10重量%以下になるまで乾燥させ、樹脂フィルム上に水溶性高分子シートを形成する、シート形成過程と、を有することを特徴とする、皮膚外用貼付剤の製造方法である。
このような製造方法によれば、取扱い性に優れる皮膚外用貼付剤を容易に製造することができる。
上記の製造方法では、好ましくは、前記皮膚外用組成物は、プルラン0.1〜10重量%と、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上0.1〜4重量%を含む。
上記の製造方法では、好ましくは、前記皮膚外用組成物は、多価アルコールから選ばれる保湿剤0〜10重量%と、油分0〜5重量%とを含む。
上記の製造方法では、好ましくは、前記シート形成過程の後に、前記水溶性高分子シートの樹脂フィルム接触面と反対側の面を、剥離可能なシール材で被覆する、被覆工程と、シール材で被覆した水溶性高分子シートを所定の形状に切断する、切断工程と、を有する。
この製造方法によれば、シール材で被覆された水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤を容易に製造することができる。
前記シール材には、好ましくは、弱粘着剤が塗工されている。該シール材の弱粘着剤が塗工されている面を、前記水溶性高分子シートの樹脂フィルム接触面と反対側の面に、貼りつけることにより、容易に水溶性高分子シートを被覆することができる。
本発明の皮膚外用貼付剤は、よれや丸まりが生じにくく、取扱い性に優れるものである。また、本発明の皮膚外用貼付剤の好ましい形態では、これを目的とする皮膚の部分に貼り付け、水を加えた場合には容易に水に溶解し、皮膚上に薄く伸ばすことができる。
すなわち、好ましい形態では、本発明の皮膚外用貼付剤は、目的とする皮膚の部分に貼り付け、少量の水を加えることにより容易に溶解するにも関わらず、貼り付け前のよれや丸まりを引き起こさない、実用性に極めて優れたものである。
また、本発明の皮膚外用貼付剤は、例えば収納袋等の容器に収容した場合も、容器内表面にくっつきにくく、使用時に取り出すのが容易である。
また、本発明の皮膚外用貼付剤は、保存時の水溶性高分子シートの伸びや縮み等の変形度合いが小さく、形状安定性に優れるものである。
ところで、本発明者は、水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤であって、前記水溶性高分子シートの表面が、IOB値0.8〜3.2の液状組成物でぬれていることを特徴とする、支持体を必要としない皮膚外用貼付剤を開発し、別に特許出願を行っている。かかる皮膚外用貼付剤は、シートの表面がぬれているため、使用時に若干違和感がある場合もある。
本発明の皮膚外用貼付剤は、上記発明のように水溶性高分子シートの表面を液状組成物で濡らさずとも、シートのよれや丸まりが生じにくく、取扱い性に優れ、使用時の違和感を生じさせない。
また、本発明の皮膚外用貼付剤の製造方法によれば、上記のような取扱い性に優れる皮膚外用貼付剤を容易に製造することができる。
本発明の皮膚外用貼付剤の平面図である。 図1に示す皮膚外用貼付剤のA−A線に沿った断面図である。 本発明の皮膚外用貼付剤の製造方法の概略工程図である。なお図3(a)に示されているB−B線は図3(b)〜(e)では省略している。 図3のB−B線に沿った断面図である。
本発明の皮膚外用貼付剤について、図1、図2を参照しながら説明する。
皮膚外用貼付剤1は、水溶性高分子シート2と、その一面を被覆するシール材3からなる。
皮膚外用貼付剤1を構成する水溶性高分子シート2は、水の存在により、水溶性高分子のネットワークが破壊される性質を持つシートである。本発明において、「シート」とは、皮膚に貼り付けることができる程度に扁平な形状であり、柔軟性のあるものをいう。
上記の水溶性高分子シート2は、水溶性高分子を含有する。水溶性高分子シート2における、水溶性高分子の含有量は好ましくは15〜99重量%である。水溶性高分子は、そのネットワークに他の成分を保持し、シート形状を維持する機能を有する。
上記水溶性高分子シート2を構成する水溶性高分子はプルランを主体とする。ここで、「主体とする」とは、水溶性高分子において、プルランの占める割合が最も大きいことを意味する。水溶性高分子におけるプルランの含有量は、好ましくは50重量%以上、さらに好ましくは50〜95重量%、より好ましくは50〜80重量%である。
また、プルランと、化粧料の成分として用いられ得る他の水溶性高分子とを組み合わせることもできる。このような水溶性高分子として、カラギーナン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、寒天等を挙げることができる。上記水溶性高分子は塩を形成していても良く、塩を用いる場合も本発明の範囲に含まれる。
これらのうち、プルランと組み合わせるのに特に好ましい水溶性高分子として、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、カラギーナンが挙げられる。これらは、1種を用いることもできるし、または2種以上を組み合わせて用いることもできる。
プルランと、他の水溶性高分子を組み合わせる場合、これらの重量比は、好ましくは、1:1〜30:1、さらに好ましくは1:1〜10:1、より好ましくは1:1〜4:1である。
水溶性高分子シート2は、多価アルコールから選ばれる保湿剤を含有することが好ましい。この場合の水溶性高分子シートにおける保湿剤の含有量は、好ましくは0〜80重量%である。多価アルコールとして、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコール等を用いることができる。また、グリセリン又はジグリセリンのポリエチレングリコール及び/又はポリプロピレングリコール付加物、ポリエチレングリコールなどを用いることもできる。これらは、1種を用いることもできるし、または2種以上を組み合わせて用いることもできる。
ポリエチレングリコールの分子量としては、好ましくは100〜1000、より好ましくは200〜600が挙げられる。例えば、ポリエチレングリコール300及び400を好ましく用いることができる。
多価アルコールから選ばれる保湿剤は、水溶性高分子シートに柔軟性を与え、取扱い性の向上に寄与する。
水溶性高分子シート2における水溶性高分子と保湿剤との重量比は、好ましくは1:0〜1:4である。
水溶性高分子シート2は、油分を含んでいても良い。油分としては、化粧料に用いられるものであれば特に制限されない。この場合の水溶性高分子シートにおける油分の含有量は、好ましくは0〜35重量%、より好ましくは2〜35重量%である。油分としては、化粧料に用いられるものであれば特に制限されない。
例えば、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素油等を用いることができる。
本発明の好ましい形態では、水溶性高分子シートに含有される油分は、高級脂肪酸、高級アルコール、固体油脂、ロウ類である。
高級脂肪酸は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチンサン、ステアリン酸、ベヘニン酸である。
高級アルコールは、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールである。
合成エステル油は、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ-2-エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
液体油脂は、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、米油、米胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が挙げられる。
固体油脂は、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油、硬化パーム油、硬化マカデミアナッツ油、硬化ホホバ油等が挙げられる。
ロウ類としては、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
水溶性高分子シート2における保湿剤と油分との重量比は、好ましくは40:1〜0:1、さらに好ましくは3:1〜1:3、より好ましくは2:1〜1:2である。
水溶性高分子シート2における水溶性高分子と油分との重量比は、好ましくは40:1〜1:3、さらに好ましくは10:1〜2:3、より好ましくは3:2〜1:1である。
また、水溶性高分子シート2における水の含有量は、10重量%以下、より好ましくは7重量%以下、さらに好ましくは5重量%以下である。含有量の下限値は、好ましくは0.01重量%、より好ましくは0.1重量%である。
このような範囲の水の含有量とすることで、取扱い性と溶解性の両立がしやすくなる。
水溶性高分子シート2は、その他、例えば、皮膚の状態を改善するための各種成分を含有していても良い。
また、前記水溶性高分子シート2の厚みは、好ましくは0.005〜0.2mm、さらに好ましくは0.01〜0.1mm、より好ましくは0.02〜0.1mm程度である。
水溶性高分子シートの形状は、円形、角型、ハート型等、任意に決定することができる。また、水溶性高分子シート一つあたりの面積は任意に設定できるが、上述した厚さのシートとする場合には、好ましくは0.5cm2〜10cm2、さらに好ましくは0.5〜8cm2、より好ましくは0.5〜6cm2である。この程度の面積とすることにより、取扱い性を格段に向上させることが可能となる。
また、水溶性高分子シート2の重量は、好ましくは0.001〜1g、さらに好ましくは0.001〜0.5g、より好ましくは0.001〜0.4gである。
シール材3は、水溶性高分子シート2の一面を被覆する。シール材3は、樹脂、紙、布、不織布等で形成される。シール材3は、その水溶性高分子シート2との接触面に弱粘着剤の層(図示しない)を有することにより、水溶性高分子シート2に貼り付けられている。
水溶性高分子シート2をシール材3で被覆することにより、水溶性高分子シート2を使用する際に取扱いやすくなる。
さらに、シール材3には、当該シール材3を分断するためのスリット4が設けられていることが好ましい。ここでいう「分断」とは、完全にシール材が2以上に分かれる場合のほか、一部が分かれる場合も含む。このスリット4を設けることにより、皮膚外用貼付け剤1の使用時に、水溶性高分子シート2からシール材3を剥離しやすくなる。
本実施形態の皮膚外用貼付剤は、使用時に、シール材3から水溶性高分子シート2を剥離して、水溶性高分子シート2を皮膚に貼り付けて使用される。この一連の作業の際には、水溶性高分子シート2が丸まったり、よれたりしない。
また、水溶性高分子シート2の表面は濡れていないことが好ましい。本発明によれば、このような形態とした場合でも、水溶性高分子シート2が丸まったり、よれたりせずに、良好な取扱い性を実現することができる。
本発明の皮膚外用貼付剤は、化粧料、医薬等として提供することができる。特に、皮膚上で水(化粧水を含む)を加えることにより溶解する化粧料として使用することが好ましい。これにより保湿パックとしての機能と、化粧水(ローション)としての機能を併せ持つ化粧料を提供することができる。
上述した本発明の皮膚外用貼付剤1は、保管、流通のために、プラスチック製の容器に収納することができる。容器としては、トレー型、袋型が好ましく用いられる。
上述した本発明の皮膚外用貼付剤1は、例えば、以下に示す方法にて製造することができる。製造方法の概要を図3及び図4に示す。
まず初めに、水溶性高分子シートの成分を水に分散し、OPPフィルムなどの樹脂フィルム上に塗工する。この水溶性高分子シートの成分を水に分散したものは、最終的に皮膚に適用しようとする皮膚外用組成物の組成を有するものにほぼ相当する。本発明において、上記水溶性高分子シートの成分を水に分散したものを皮膚外用組成物という。
前記皮膚外用組成物における水溶性高分子の含有量は、好ましくは0.1〜10重量%である。
また、水溶性高分子中ではプルランは必須成分であり、該皮膚外用組成物中のプルランの割合は、0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜7重量%、より好ましくは0.3〜6重量%である。
他の水溶性高分子の配合量は、好ましくは0.1〜4重量%、さらに好ましくは0.1〜3.5重量%、より好ましくは0.1〜3重量%である。
また、プルランと他の高分子の重量比は、好ましくは1:1〜30:1、さらに好ましくは1:1〜10:1、より好ましくは1:1〜4:1である。
水溶性高分子の含有量は、シートの厚み、水への溶解のし易さ、使用性を考慮して適宜調節することができる。
前記皮膚外用組成物における保湿剤の含有量は、好ましくは0〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜8重量%である。また、本発明の構成をとることにより、水溶性高分子シートに保湿剤を多量に含有しても、シートの取扱い性に問題が生じない。
前記皮膚外用組成物における油分の含有量は、好ましくは0〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは1〜4重量%である。本発明の構成をとることにより、水溶性高分子シートに油分を多量に含有しても、シートの取扱い性に問題が生じない。
すなわち、皮膚外用組成物の好ましい形態としては、水溶性高分子0.1〜10重量%と、保湿剤0〜10重量%と、油分0〜5重量%と、水70〜99重量%とを含む形態が挙げられる。
皮膚外用組成物の調製方法は特に制限されないが、処方に油分を含む場合には、以下のように行うことが好ましい。
まず、水溶性高分子シート2の成分のうち、水溶性高分子のみを水に分散する(液A)。続いて、この水溶性高分子を分散した水(液A)に、保湿剤を加えて混合する(液B)。
他方、油分は、加温しながら前記水溶性高分子を分散した水(液A)に別途、混合し、乳化する(液C)。こうして得られた乳化物(液C)と、前記で得られた水溶性高分子と保湿剤とを分散した水(液B)とを、撹拌混合する。また、粉体、香料、防腐剤などの添加剤は、この後に添加することが好ましい。
このようにして調製した皮膚外用組成物を、樹脂フィルム上5に塗工し、水分量が10重量%以下、好ましくは7重量%以下、さらに好ましくは5重量%以下となるまで乾燥させる。この乾燥させたものが、上述した水溶性高分子シート2に相当する。
このようにして得られた水溶性高分子シート2は、樹脂フィルム5に積層された形態となる(図3(a)、図4(a))。
続いて、図3(b)及び図4(b)に示すように、水溶性高分子シート2の、樹脂フィルム上5との接触面と反対面に、弱粘着剤が塗工されているシール材3を貼り付ける。このシール材3には、あらかじめ所定の形状の切断線61、62が印刷されている(図3(b))。
本実施形態では、シール材3に円形の切断線61が印刷されているが、その形状は特に制限されない。
そして、シール材3に印刷された切断線62に沿って切り込みをいれ、シール材3にスリット4を形成する(図3(c)、図4(c))。このスリット4の深さは、シール材3の深さとし、水溶性高分子シート2を切断しないように設定する。このような切断方法は、ハーフカットと呼ばれる。本実施形態では、シール材3に印刷された切断線62は波型であるが、その形状は特に制限されない。
続いて、前述したシール材3に印刷された切断線61に沿って、水溶性高分子シート2及びシール材3を切断し、切り込み7を形成する(図3(d)、図4(d))。
次に、図3(e)及び図4(e)に示すように、水溶性高分子シート2の切り込み7で囲まれた部分を残し、外側の余剰部分を取り除く。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例において、%は重量による表示である。
<水溶性高分子シートの作成>
水溶性高分子シートの乾燥後の組成が表1に示すようになるように、以下の製法により水溶性高分子シートを作成した。
表1に示す成分のうち水溶性高分子を水に添加し、80℃まで加温しながら混合することにより、溶解(分散)させた(液A)。続いて、保湿剤を含有するサンプルについては、これに、保湿剤を加えて70℃とし、液Bとした。他方、液Aに油分を加えて液Cとした。そして液Bと液Cをホモミキサーにて撹拌混合し、皮膚外用組成物を得た。なお、上記工程において水分含有量を調整することにより、最終的に前記皮膚外用組成物の水分含有量が70〜99重量%になるようにした。
このようにして得られた皮膚外用組成物を、表面加工処理したポリプロピレンフィルム(OPPフィルム、東洋紡P2161OP♯60ポリプロピレンフィルム、4cm×6cm)に、OPPフィルム1m2あたり10〜5000gの量で塗工した後、熱交換器にて乾燥させた。乾燥は、水溶性高分子シートの水分量が5重量%以下となるまで行った。水溶性高分子シートの厚みは、0.005〜0.2mmの間であった(表1下段参照)。
その後、水溶性高分子シートに、紙に弱粘着剤が塗工されているシール材を貼り付け、図1に示すようにシール材にスリットを設けた後、直径2cmの円形にカットし、円形部分の外側の余剰部分を取り除いた。このようにして、実施例1〜12の皮膚外用貼付剤を作成した。
また水溶性高分子シートの乾燥後の組成が表2に示すようになるように、実施例と同様の製法により比較例1〜12の皮膚外用貼付剤を作成した。なお、比較例2、4、5、7、10及び11については、シートの形成ができなかったため、皮膚外用貼付剤を作成できなかった。
Figure 2014231483
Figure 2014231483
上記で作成した実施例1〜12及び比較例1〜12の皮膚外用貼付剤について、(1)組成物の混合のし易さ、(2)塗工してシートになるか、(3)シート同士の付着性、丸まり度合、(4)水に対する溶解性の点から、以下の評価基準に従って評価を行った。なお実施例1〜12及び比較例1〜12の皮膚外用剤は、それぞれ10サンプルについて評価をした。その評価結果(スコア)を平均した結果を、実施例については表3、比較例については表4に示す。
(1)組成物の混合のし易さ
4:容易に混合できる
3:若干時間が掛かるが混合できる
2:かなりだまだまが出来不均一
1:混合できない
(2)塗工してシートになるか
4:容易にシート化できる
3:若干塗工しづらいがシート化できる
2:だまだまがありシート化ができない
1:全くシート化ができない
(3)シート同士の付着性、丸まり度合い
4:シート同士が付着しないおよび丸まらない
3:シート同士が若干付着するが容易に剥がれる。また、丸まり難い
2:シート同士がやや付着しやすい。また、丸まり易く元に広げにくい
1:シート同士が付着しやすい。また、丸まり易く元に広げられない
(4)水に対する溶解性
4:容易に溶解する
3:若干時間が掛かるが溶解する
2:一部溶け残りがある
1:殆んど溶けない
Figure 2014231483
Figure 2014231483
評価の結果、実施例の皮膚外用貼付剤については、(1)組成物の混合のし易さ、(2)塗工してシートになるか、(3)シート同士の付着性、丸まり度合、(4)水に対する溶解性、の評価の何れにおいても高いスコアが得られた。
一方、比較例の皮膚外用貼付剤については、(1)組成物の混合のし易さ、(2)塗工してシートになるか、(3)シート同士の付着性、丸まり度合、(4)水に対する溶解性の評価の何れにおいても、実施例に対して低い評価結果となった。なお、比較例2、4、5、7、10及び11については、シートの形成ができなかったため、(3)シート同士の付着性、丸まり度合及び(4)水に対する溶解性について評価できなかった。
この結果は、水溶性高分子シートに含まれる水溶性高分子をプルランを主体とすることが、組成物の混合のし易さ、塗工してシートになるか、シート同士の付着性、丸まり度合、水に対する溶解性、に重要であることを示している。
1 皮膚外用貼付剤
2 水溶性高分子シート
3 シール材
4 スリット
5 樹脂フィルム

Claims (13)

  1. 支持体無しで使用される、水溶性高分子シートからなる皮膚外用貼付剤であって、
    前記水溶性高分子シートは、プルランを主体とする水溶性高分子を含有し、
    前記水溶性高分子シートの水分含有量は、10重量%以下であることを特徴とする、皮膚外用貼付剤。
  2. プルランの含有量は、前記水溶性高分子の総量の50重量%以上であることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用貼付剤。
  3. 前記水溶性高分子は、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の皮膚外用貼付剤。
  4. プルランと、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上との重量比が、1:1〜30:1であることを特徴とする、請求項3に記載の皮膚外用貼付剤。
  5. 前記水溶性高分子シートは、多価アルコールから選ばれる保湿剤を含有することを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の皮膚外用貼付剤。
  6. 前記水溶性高分子シートは、油分を含有することを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の皮膚外用貼付剤。
  7. 水を添加することにより溶解して使用されることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の皮膚外用貼付剤。
  8. 前記水溶性高分子シートは、その少なくとも一面が、剥離可能なシール材で被覆されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の皮膚外用貼付剤。
  9. 前記シール材には、該シール材を分断するスリットが設けられていることを特徴とする、請求項8に記載の皮膚外用貼付剤。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の皮膚外用貼付剤の製造方法であって、
    プルランを主体とする水溶性高分子0.1〜10重量%と、水70〜99.9重量%とを含む皮膚外用組成物を樹脂フィルム上に塗工する、塗工工程と、
    塗工した皮膚外用組成物を、水分量が10重量%以下になるまで乾燥させ、樹脂フィルム上に水溶性高分子シートを形成する、シート形成工程と、
    を有することを特徴とする、皮膚外用貼付剤の製造方法。
  11. 前記皮膚外用組成物は、プルラン0.1〜8重量%と、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、及びカラギーナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上0.01〜4重量%と、を含むことを特徴とする、請求項10に記載の皮膚外用貼付剤の製造方法。
  12. 前記皮膚外用組成物は、多価アルコールから選ばれる保湿剤0〜10重量%と、油分0.01〜5重量%と、を含むことを特徴とする、請求項10又は11に記載の皮膚外用貼付剤の製造方法。
  13. 前記シート形成工程の後に、前記水溶性高分子シートの樹脂フィルム接触面と反対側の面を、剥離可能なシール材で被覆する、被覆工程と、
    シール材で被覆した水溶性高分子シートを所定の形状に切断する、切断工程と、
    を有することを特徴とする、請求項10〜12の何れかに記載の皮膚外用貼付剤の製造方法。

JP2013111613A 2013-05-28 2013-05-28 皮膚外用貼付剤 Active JP6234068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111613A JP6234068B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 皮膚外用貼付剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111613A JP6234068B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 皮膚外用貼付剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014231483A true JP2014231483A (ja) 2014-12-11
JP6234068B2 JP6234068B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=52125106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013111613A Active JP6234068B2 (ja) 2013-05-28 2013-05-28 皮膚外用貼付剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6234068B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018216652A1 (ja) * 2017-05-22 2018-11-29 コスメディ製薬株式会社 水溶性化粧用シート保持フィルム
WO2021085203A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社 資生堂 薄膜層貼付具

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242011A (ja) * 1988-08-02 1990-02-13 Kobayashi Kose Co Ltd フイルム状メーキヤツプ化粧料
JPH09216808A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Kao Corp シート状化粧料組成物
US20050058613A1 (en) * 2003-09-11 2005-03-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Single-use moisturizing product
JP2007277150A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Ni Corporation:Kk フィルム状芳香化粧料
JP2008069116A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Nakagawa Naoki シート状化粧料
JP2008255073A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Nippon Rika Kk フィルム状パック化粧料
WO2011081017A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 帝國製薬株式会社 テープ製剤

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242011A (ja) * 1988-08-02 1990-02-13 Kobayashi Kose Co Ltd フイルム状メーキヤツプ化粧料
JPH09216808A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Kao Corp シート状化粧料組成物
US20050058613A1 (en) * 2003-09-11 2005-03-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Single-use moisturizing product
JP2007277150A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Ni Corporation:Kk フィルム状芳香化粧料
JP2008069116A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Nakagawa Naoki シート状化粧料
JP2008255073A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Nippon Rika Kk フィルム状パック化粧料
WO2011081017A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 帝國製薬株式会社 テープ製剤

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018216652A1 (ja) * 2017-05-22 2018-11-29 コスメディ製薬株式会社 水溶性化粧用シート保持フィルム
JP2018192177A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 コスメディ製薬株式会社 水溶性化粧用シート保持フィルム
CN110505896A (zh) * 2017-05-22 2019-11-26 考司美德制药株式会社 水溶性化妆贴片支撑体
WO2021085203A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社 資生堂 薄膜層貼付具
CN114554905A (zh) * 2019-10-31 2022-05-27 株式会社资生堂 薄膜层粘贴器具
JP7492532B2 (ja) 2019-10-31 2024-05-29 株式会社 資生堂 薄膜層貼付具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6234068B2 (ja) 2017-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101378729B (zh) 治疗皮肤症状的制剂和方法
CN101658511B (zh) 粘合贴剂
DE10034491A1 (de) Folien-Dermatika
CN101730528A (zh) 生物蚀解性贴片
TWI672154B (zh) 膏劑
TW201545763A (zh) 膏劑及其製造方法
TWI311054B (en) Antifungal and/or antimycotic external preparation for nail
CN101773430A (zh) 贴附剂和贴附制剂
PT87029B (pt) Processo para a preparacao de um dispositivo auto-adesivo para administracao de um principio activo por via percutanea
JP6234068B2 (ja) 皮膚外用貼付剤
JP2008255073A (ja) フィルム状パック化粧料
CN104394858A (zh) 经皮吸收促进剂及含有其的贴附剂
CN106821769A (zh) 新型双亲凝胶膜材及其制备方法
JP2009084240A (ja) シート状パック化粧料
JP2504415B2 (ja) ニトロ膏剤
JP2009084238A (ja) シート状パック化粧料
CN104586651B (zh) 卸妆组合物及其制备方法,应用其的纸巾
JP2013112617A (ja) 皮膚外用貼付剤
JP2000109427A (ja) 皮膚貼付剤
TW200946147A (en) Butenafine hydrochloride containing hydrophilic patch
JP5662038B2 (ja) 貼付剤および貼付製剤
CN102149372A (zh) 经皮施用的组合物
JP2011057558A (ja) シート状化粧料
JP5963509B2 (ja) 皮膚外用剤
JP6940889B2 (ja) ホスファチジルコリン経皮吸収製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6234068

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250