JP2014226198A - 温風処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を回避しつつ本体外部への水漏れの防止を実現する。
【解決手段】
温風処理の対象物を収容する処理室12が設けられた本体13と、処理室12の底部18に配置された水受トレー14と、水受トレー14と底部18との間に縦方向の第1の隙間39が設けられるように、処理室12内で水受トレー14を支持するトレー支持部18a〜cと、処理室12の開口部17を画定するように底部18から上向きに突出し、トレー支持部18a〜cで支持された水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置する上端部23bを有し、かつトレー支持部14で支持された水受トレー14の外周縁部14hに対して横方向の第2の隙間38を有するように形成された壁23とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、食器乾燥器、食器洗い乾燥器、滅菌器等の温風処理装置に関する。
特許文献1には、乾燥器本体とこの乾燥器本体の上面を開閉可能に覆う蓋体との間に食器類を収容する収容空間が形成された食器乾燥器が記載されている。この食器乾燥器では、収容空間下部の乾燥器本体の上面にトレーが載置され、このトレーの上面に線条部材を屈曲および接合することにより形成したカゴが載置される。水が付着した食器類をカゴ内に配置する際、食器類から落下した水がトレーの外周縁を越えて乾燥器本体の外部に漏れてしまう場合があった。
特許文献2には、特許文献1と同様の構造を有し、乾燥器本体の上面側に形成された凹部にカゴを載置するトレーを収容する食器乾燥器が記載されている。この食器乾燥器では、乾燥器本体の外周壁の上面がトレーの外周縁の上端面より高くなるように形成されている。そのため、トレー上の水が乾燥器本体の外部に漏れてしまうリスクを低減できる。しかしながら、乾燥器本体から外部への水漏れを確実に防止するために、乾燥器本体の外周壁の上面をトレーの外周縁の上端面よりも十分に高くなるように形成する必要があり、大型化してしまう。
特開2011−217881号公報 特開2000−300503号公報
本発明は、装置の大型化を回避しつつ本体外部への水漏れの防止を実現することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の温風処理装置は、温風処理の対象物を収容する処理室が設けられた本体と、前記処理室の底部に配置された水受トレーと、前記水受トレーと前記底部との間に縦方向の第1の隙間が設けられるように、前記処理室内で前記水受トレーを支持するトレー支持部と、前記処理室の開口部を画定するように前記底部から上向きに突出し、前記トレー支持部で支持された前記水受トレーの外周縁部より上方に位置する上端部を有し、かつ前記トレー支持部で支持された前記水受トレーの外周縁部に対して横方向の第2の隙間を有するように形成された水漏れ防止部とを備えるようにした。
この構成によれば、水受トレーの外周縁部を越えた水を、水受トレーと水漏れ防止部との間の横方向の第2の隙間から縦方向の第1の隙間を通して底部へ落下させることができる。また、水受トレーの外周縁部を越えた水が横方向の第2の隙間を越えた場合でも、水漏れ防止部によって、水が本体外部へ移動することを阻止できる。これらにより、本体外部への水漏れを確実に防止できる。また、水受トレーと水漏れ防止部の間に水受トレーから漏れた水を落下させる横方向の第2の隙間を設けているので、横方向の第2の隙間を越えた水の本体外部へ移動を阻止する水漏れ防止部を比較的低く形成できる。したがって、装置の大型化を回避できる。これらにより、装置の大型化を回避しつつ本体外部への水漏れの防止を実現できる。
前記水受トレーの奥行方向の中心位置に対して前記開口部側に設けられ、前記対象物から受容した水分を下方に排出するトレー排水孔と、前記処理室の底部に設けられ、前記対象物の水分を外部に排出する本体排水孔とを備え、前記水受トレーの上面を、前記トレー排水孔に向けて下向きに傾斜するように形成することが好ましい。この構成によれば、水受トレーで受容した水をトレー排水孔から底部へ落下させることができ、底部の水を本体排水孔から外部に排水できる。特に、水受トレーの開口部側の上面の傾斜角を処理室奥側の上面の傾斜角よりも大きくすることができるので、水受トレーの開口部側の上面の水をトレー排水孔により確実に導くことができる。したがって、本体外部への水漏れを防止できる。
前記トレー支持部は、前記処理室の底部から上向きに突出する突起であることが好ましい。この構成によれば、簡易な構成で水受トレーと底部との間に縦方向の第1の隙間を設けることができる。
前記水受トレーの上面または前記処理室の底部上面に着脱自在に載置され、前記開口部側に配置され水平方向に伸長する前側把持部を有する対象物配置部材をさらに設け、前記水漏れ防止部の上端部を、前記前側把持部より下方に位置するように形成することが好ましい。この構成によれば、前側把持部を把持して対象物配置部材を処理室から開口部を通してスムーズに取り出すことができる。
前記水漏れ防止部の前記第2の隙間に面する内壁の上端部を、前記水受トレーの外周縁部より上方に位置するように形成することが好ましい。この構成によれば、水受トレーと水漏れ防止部との間の第2の隙間を越えた水受トレーからの水は、第2の隙間に面する水漏れ防止部の内壁によって第2の隙間に落下し、本体外部への水漏れを確実に防止できる。
前記水漏れ防止部に、前記トレー支持部に支持された前記水受トレーの外周縁部と当接する前記水受トレーの位置決め用リブを設けることが好ましい。この構成によれば、簡易な構成で、水漏れ防止部と水受トレーの外周縁部との間に横方向の第2の隙間を設けることができる。
前記処理室の底部の上面を、前記本体排水孔に向けて下向きに傾斜するように形成することが好ましい。この構成によれば、底部の上面の水を本体排水孔に導くことができる。したがって、底部の水を本体排水孔からスムーズに排水することができ、本体外部への水漏れを防止できる。
本発明によれば、水受トレーの外周縁部を越えた水を、水受トレーと水漏れ防止部との間の横方向の第2の隙間から縦方向の第1の隙間を通して底部へ落下させることができる。また、水受トレーの外周縁部を越えた水が横方向の第2の隙間を越えた場合でも、水漏れ防止部によって、水が本体外部へ移動することを阻止できる。これらにより、本体外部への水漏れを確実に防止できる。また、水受トレーと水漏れ防止部の間に水受トレーから漏れた水を落下させる横方向の第2の隙間を設けているので、横方向の第2の隙間を越えた水の本体外部へ移動を阻止する水漏れ防止部を比較的低く形成できる。したがって、装置の大型化を回避できる。これらにより、装置の大型化を回避しつつ本体外部への水漏れの防止を実現できる。
本発明に係る食器乾燥器を示す斜視図。 カゴ及び水受トレーを配置位置から移動させた食器乾燥器を示す斜視図。 図1の側断面図。 本体の分解斜視図。 水受トレーを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図。 水受トレーを示し、(a)はその底面図、(b)はその背面図。 本体の底壁に載置した水受トレーを示す図。 要部を示す側断面図。 下側のカゴを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図。 水漏れ防止部の変形例を示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図4は、本発明に係る温風処理装置である食器乾燥器10を示す。食器乾燥器10は、蓋体11A,11Bによって開閉可能とした乾燥室(処理室)12を有する本体13と、乾燥室12内に着脱可能に配設する水受トレー14と、上側のカゴ15、及び下側のカゴ(対象物配置部材)16とを備える。
本体13は、前端に開口部17を有する乾燥室12を備える。乾燥室12は、底壁(底部)18と、底壁18の後縁から立設された後壁19と、底壁18の側縁から立設された一対の側壁20A,20Bと、後壁19および側壁20A,20Bの上端を覆う上壁21とにより形成される。開放された乾燥室12の前側は、上壁21に突設されたヒンジ接続部22A,22Bに回動可能に取り付けられ、垂直方向の軸線を中心として水平方向に回動する一対の蓋体11A,11Bにより閉塞される。底壁18の上面に水受トレー14が載置される。
底壁18には、幅方向中心の奥行方向の中心位置に対してやや開口部17寄りに本体排水孔24が設けられている。底壁18の上面は、本体排水孔24に向けて下向きに傾斜するように形成されている。本体13の底壁18上面に上向きに突出する突起であるトレー支持部18a,18a,18cが本体排水孔24を囲むように互いに間隔をあけて設けられている。トレー支持部は、幅方向の中心に位置する奥行方向の中心線に対して左右対称に配置された前側支持部18a,18a、中間支持部18b,18b、及び後側支持部18c,18cを備えている。
また、本体13の底壁18上面には、後述する水受トレー14の複数の位置決め凹部14e,14fに対応する位置に下向きに凹んだ複数(本実施例では、合計4つ)の収容凹部18d,18eが設けられている。これらの収容凹部18d,18eは、水受トレー14がトレー支持部18a,18b,18cに支持された状態で、水受トレー14の複数の位置決め凹部14e,14fを収容する大きさに形成されている。
底壁18の前端には、開口部17の下端を画定するように上向きに突出する壁(水漏れ防止部)23が設けられている。壁23の上端部((水漏れ防止部の上端部)23bは、水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置するように形成されている。つまり、壁23の隙間38に面する内壁40の上端部23cは、水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置するように形成されている。図7及び図8に示すように、壁23には、トレー支持部18a,18b,18cに支持された水受トレー14の外周縁部14hと当接する水受トレー14の位置決め用リブ23aが設けられている。位置決め用リブ23aは、壁23と水受トレー14の外周縁部14hとの間に横方向の隙間(第2の隙間)38が形成されるように、壁23から水受トレー14の外周縁部14h側に突出している。底壁18の下部には、本体排水孔24から排出された食器類(温風処理の対象物)に付着した水を貯める貯留容器26が着脱可能に配設されている。
各側壁20A,20Bの乾燥室12側の高さ方向の中間位置にカゴ15を案内するガイドレール25A,25Bが設けられている。本体13は、上壁21の中央に位置する一端側に吸込口27を有するとともに、後壁19に位置する他端側に吹出口28を有するダクト29を備える。吹出口28は、後壁19の乾燥室12側の面に、下向きに温風を吹き出すように配置されている。図3に示すように、ダクト29の内部には、外気を吸込口27から吸い込んで吹出口28から吐出させるファン30と、ファン30により吸い込んだ空気を加熱するヒータ31とが配設されている。また、ダクト29の内部には、ヒータ31の過熱を防止するための過熱防止素子である温度ヒューズ(図示せず)と、加熱した温風温度を検出するための温度検出手段であるサーミスタ(図示せず)とが配設されている。後壁19のダクト29の両側には、上下方向に延びる複数のスリットからなり、乾燥室12内の空気を外部に排気する排気部32が設けられている。
吸込口27を含む蓋体11A,11Bのヒンジ接続部22A,22Bは、上壁21上に着脱可能に配設する上カバー34により覆われる。なお、外気は、上壁21と上カバー34との間の隙間から流入し、吸込口27を通してダクト29内に流入する。
図3に示すように、本体の上部には、制御基板を収容する収容部35がダクト29に隣接して設けられている。制御基板は、収容部35内に固定した基板ホルダ36に配設される。また、収容部35の前端には操作パネル部37が形成されている。
制御基板には、ファン30およびヒータ31を制御するための電子部品(図示せず)が実装されている。電子部品の1つであるマイコン(制御手段)は、サーミスタ(図示せず)から入力される検出値に基づいて、ファン30およびヒータ31への通電を制御する。
図5(a)及び図7に示すように、水受トレー14は、平面視で本体13の底壁18と略対応する形状である。水受トレー14には、本体排水孔24上に位置するトレー排水孔14gが設けられている。図5(b)、(c)及び図6(b)に示すように、水受トレー14の上面は、トレー排水孔14gに向けて下向きに傾斜するように形成されている。水受トレー14には、前側部分の左右両側に切り欠き部が設けられ、切り欠き部間の水受トレー14の部分は、水受トレー14を把持するための把持部14dを構成する。水受トレー14の外周部分には、上面に対して一段高い位置に配置された外周縁部14hが設けられている。
図6(a)に示すように、水受トレー14の底面には、本体13の底壁18の前側支持部18a、中間支持部18b、及び後側支持部18cに対応する位置に、上向きに凹んだ複数(本実施例では6つ)の挿入凹部14a,14b,14cが設けられている。複数の挿入凹部14a,14b,14cは、本体13の底壁18の前側支持部18a,18a、中間支持部18b,18b、及び後側支持部18c,18cの上端部を挿入可能な形状に形成されている。水受トレー14は、挿入凹部14a,14b,14cに支持部18a,18b,18cが挿入されることによって位置決めされる。図8に示すように、水受トレー14が底壁18の前側支持部18a,18a、中間支持部18b,18b、及び後側支持部18c,18cに支持された状態で、底壁18との間に縦方向の隙間(第1の隙間)39が形成される。
水受トレー14の上面には、下側のカゴ16の前脚部16a及び後脚部16bを挿入してカゴ16を位置決めする位置決め凹部14e,14fが設けられている。位置決め凹部14e,14fは、把持部14dを除いた水受トレー14の4隅に配置されている。
図2に示すように、上側のカゴ15は、平面視で略矩形の線条部材からなる枠部15aに側面視で略U字状の線条部材からなる複数の連結部15bの両端部を接合することにより食器類を配置する配置面が形成されている。上側のカゴ15、ガイドレール25A,25Bに案内され支持される。上側のカゴ15の上面には、食器類が配置される。
下側のカゴ16は、水受トレー14上に載置される。図8、及び図9(a),(b)に示すように、下側のカゴ16は、平面視で略矩形であり、側面視で略L字状に形成された線条部材からなる枠部16cに、側面視で略U字状の線条部材からなる複数の連結部16dの両端部を接合することにより食器類を配置する配置面が形成されている。枠部16cの前側の枠部16eと前側の枠部16eに連結された連結部16dの立ち上がり部分16fは、水平方向に延びた前側把持部16gを構成する。また、後側は、後側の枠部16hと後側の枠部16hに連結された連結部16dの立ち上がり部分16jは、水平方向に延びた後側把持部16kを構成する。後側把持部16kは、前側把持部16gよりも上方に配置されている。また、前側把持部16gは、本体13の壁23よりも上方に配置されている。平面視における対象物配置部材16の4隅に、下向きに突出する前脚部16a,16a及び後脚部16b,16bが設けられている。下側のカゴ16は、前脚部16a,16a及び後脚部16b,16bが水受トレー14の位置決め凹部14e,14fに収容され、水受トレー14に対して位置決めされるようになっている。
図3に示すように、食器乾燥器10は、ファン30が回転されると外部の空気が吸込口27から吸い込まれる。吸い込まれた空気は、ダクト29内でヒータ31によって加熱され、後壁19の吹出口28から温風が吹き出される。吹き出された温風は、乾燥室12内を通り、食器類から水分を奪い取って排気部32から排気される。
外部で洗浄した食器類がカゴ15,16に収納されると、食器類に付着していた水は水受トレー14に落下する。水受トレー14で受容した水は、トレー排水孔14gへ流動し、トレー排水孔14gから底壁18へ落下する。底壁18へ落下した水は、本体排水孔24へ流動し、本体排水孔24から外部に排水される。
水受トレー14に落下した水のうち、一部の水は水受トレー14上で流動して、水受トレー14の外周縁部14hを越えることがある。この場合、水は水受トレー14と壁23との間の隙間38から底壁18へ落下する。底壁18へ落下した水は、本体排水孔24へ流動し、本体排水孔24から外部に排水される。
一方、水受トレー14から多量の水が漏れた場合、その大部分は隙間38から底壁18へ落下し、隙間38を越えた残りの水は壁23によって本体13外部へ移動することが阻止される。その後、水は隙間38から底壁18へ落下する。これらにより、本体13外部への水漏れを確実に防止できる。特に、壁23の隙間38に面する内壁40の上端部23cを、水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置するように形成しているので、水受トレー14と壁23との間の隙間38を越えた水受トレー14からの水が、隙間38に面する壁23の内壁40によって本体13外部へ移動することを阻止できる。したがって、本体13外部への水漏れを確実に防止できる。
この構成によれば、水受トレー14と壁23との間の隙間38を越えた水受トレー14からの水が、隙間38に面する壁23の内壁40によって隙間38に落下し、本体13外部への水漏れを確実に防止できる。
トレー排水孔14gを、水受トレー14の奥行方向の中心位置に対して開口部17側に配置しているので、水受トレー14の開口部17側の上面の傾斜角を後壁19側の上面の傾斜角よりも大きくすることができる。したがって、水受トレー14の開口部17側の上面の水をトレー排水孔14gにより確実に導くことができる。
水受トレー14の上面を、トレー排水孔14gに向けて下向きに傾斜するように形成しているので、水受トレー14の上面の水をトレー排水孔14gに導くことができる。
底壁18の上面を、本体排水孔24に向けて下向きに傾斜するように形成しているので、底壁18の上面の水を本体排水孔24に導くことができる。以上より、乾燥室12内の水を本体排水孔24からスムーズに排水することができ、本体13外部への水漏れを防止できる。
また、水受トレー14と壁23の間に水受トレー14から漏れた水を落下させる隙間38を設けているので、隙間38を越えた水の本体13外部へ移動を阻止する壁23を比較的低く形成できる。したがって、装置の大型化を回避できる。
本発明によれば、装置の大型化を回避しつつ本体13外部への水漏れの防止を実現できる。また、食器類の水分を受容する水受トレー14を乾燥室12の下部に着脱自在に設けているため、良好な掃除性を確保できる。
壁23に、複数の支持部18a〜18cに支持された水受トレー14の外周縁部14hと当接する水受トレー14の位置決め用リブ23aを設けているので、簡易な構成で、壁23と水受トレー14の外周縁部14hとの間に隙間38を設けることができる。
なお、本発明の温風処理装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、壁23に位置決め用リブ23aに設けて、壁23と水受トレー14の外周縁部14hとの間に隙間38を形成する構成を説明したが、水受トレー14の大きさを適切に設定して、位置決め用リブ23aを設けずに隙間38を形成する構成であってもよい。
水受トレー14にトレー支持部としての脚部を設け、底壁18との間に第1の隙間39をあけて底壁18上に水受トレー14を配置する構成としてもよい。
例えば、前記実施形態では、下側のカゴ16の脚部16a,16bの全てが水受トレー14上に位置するように構成したが、脚部16a,16bの全てが水受トレー14上に位置しないように、すなわち、底壁18上に位置するように構成してもよい。
図10に示すように、壁23は、水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置する上端部23bを有し、かつ第2の隙間38に面する内壁40の上端部23cが、水受トレー14の外周縁部14hより上方に位置するように形成してもよい。この構成によれば、水受トレー14と壁23との間の隙間38を越えた水受トレー14からの水が、隙間38に面する壁23の内壁40によって隙間38に落下し、本体13外部への水漏れを確実に防止できる。
また、上記実施形態では、食器乾燥器10が本体排水孔24、トレー排水孔14gを有する構成について説明したが、食器乾燥器10が本体排水孔、トレー排水孔を有さない構成であってもよい。
10 食器乾燥器
12 乾燥室(処理室)
13 本体
14 水受トレー
14g トレー排水孔
14h 外周縁部
16 カゴ(対象物配置部材)
16g 前側把持部
17 開口部
18 底壁(底部)
18a 前側支持部(トレー支持部)
18b 中間支持部(トレー支持部)
18c 後側支持部(トレー支持部)
23 壁(水漏れ防止部)
23a 位置決め用リブ
23b 上端部(水漏れ防止部の上端部)
23c 上端部(第2の隙間に面する内壁の上端部)
24 本体排水孔
38 隙間(第2の隙間)
39 隙間(第1の隙間)
40 内壁

Claims (7)

  1. 温風処理の対象物を収容する処理室が設けられた本体と、
    前記処理室の底部に配置された水受トレーと、
    前記水受トレーと前記底部との間に縦方向の第1の隙間が設けられるように、前記処理室内で前記水受トレーを支持するトレー支持部と、
    前記処理室の開口部を画定するように前記底部から上向きに突出し、前記トレー支持部で支持された前記水受トレーの外周縁部より上方に位置する上端部を有し、かつ前記トレー支持部で支持された前記水受トレーの外周縁部に対して横方向の第2の隙間を有するように形成された水漏れ防止部と
    を備えることを特徴とする温風処理装置。
  2. 前記水受トレーの奥行方向の中心位置に対して前記開口部側に設けられ、前記対象物から受容した水分を下方に排出するトレー排水孔と、
    前記処理室の底部に設けられ、前記対象物の水分を外部に排出する本体排水孔と
    を備え、
    前記水受トレーの上面を、前記トレー排水孔に向けて下向きに傾斜するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の温風処理装置。
  3. 前記トレー支持部は、前記処理室の底部から上向きに突出する突起であることを特徴とする請求項1または2に記載の温風処理装置。
  4. 前記水受トレーの上面または前記処理室の底部上面に着脱自在に載置され、前記開口部側に配置され水平方向に伸長する前側把持部を有する対象物配置部材をさらに設け、
    前記水漏れ防止部の上端部を、前記前側把持部より下方に位置するように形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の温風処理装置。
  5. 前記水漏れ防止部の前記第2の隙間に面する内壁の上端部を、前記水受トレーの外周縁部より上方に位置するように形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の温風処理装置。
  6. 前記水漏れ防止部に、前記トレー支持部に支持された前記水受トレーの外周縁部と当接する前記水受トレーの位置決め用リブを設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の温風処理装置。
  7. 前記処理室の底部の上面を、前記本体排水孔に向けて下向きに傾斜するように形成したことを特徴とする請求項2に記載の温風処理装置。
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