JP2014226049A - 茶葉摘採機およびその茶葉収容装置 - Google Patents

茶葉摘採機およびその茶葉収容装置 Download PDF

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Abstract

【課題】茶葉摘採機1に取り付ける収容容器41の重量に起因する課題を解決する。【解決手段】茶葉摘採機1に取り付けて使用する収容容器41の一部を覆布48で構成する。たとえば収容容器41についての少なくとも上部を、覆布48により構成する。または、覆布48を、平面または多面形状とし、保持機構49は、覆布48の外縁部分58以外のたとえば上面外周59を支えることにより覆布48を多面形状に保持し、該多面形状の覆布48により多面体形状の上部を構成する少なくとも二面を形成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、茶葉摘採機およびその茶葉収容装置に関する。
茶葉摘採機には、たとえば茶畝を跨いで走行し、移動しながら茶畝から茶葉を摘採する、大型のものがある。このような茶葉摘採機では、走行可能な機器本体に対して、走行中に摘採した茶葉を収容する収容容器を取り付けることがある(特許文献1)。
特開2004−229586号公報
しかしながら、茶葉摘採機に収容容器を取り付けると、各種の課題が生じる可能性がある。
たとえば、収容容器は、摘採した茶葉を大量に収容する必要があるために、できるだけ大型に形成することが望ましい。また、収容容器は、収容した大量の茶葉の重さに耐え得る強度に形成することが望ましい。このため、収容容器は、一般的に、金属を用いて大型に形成する。その結果、収容容器は重くなる。また、収容容器を取り付けることにより、茶葉摘採機の重心が高くなる。
このように茶葉摘採機に取り付ける収容容器には、その重量に起因した課題が生じる可能性がある。
このような課題を解決するために、本発明では、茶葉摘採機に取り付けて使用する収容容器の一部を覆布で構成する。
このように収容容器の一部を覆布で構成することにより、収容容器の全体を金属で形成する場合と比べて収容容器が軽量になる。また、収容容器を取り付けた茶葉摘採機の重心が高くなることを、抑えることができる。
好適には、収容容器についての少なくとも上部を覆布により構成する、とよい。
これにより、単に収容容器の重さを軽くできるだけでなく、収容容器の低重心化を図ることができる。収容容器を取り付けた茶葉摘採機の低重心化を図ることができる。
そして、収容容器についての少なくとも上部を覆布により構成する場合、覆布を支えないと収容容器が広がらない。このため、保持機構を用い、少なくとも上部が覆布により構成された収容容器を開いた状態に保持し、収容容器を、茶葉を収容するための所定の多面体形状に保持するとよい。これにより、茶葉を収容する際に収容容器を広げた状態に維持できる。覆布を支えないままで茶葉を収容させる場合と比べて、所定の多面体形状により所望の量の茶葉を収容容器に収容させることができる。収容容器の収容能力を損なうことなく、収容容器の低重心化を図れる。
好適には、収容容器は、平面または多面形状の覆布を有し、保持機構は、覆布の外縁以外の部分を支えることにより覆布を多面形状に保持し、該多面形状の覆布により多面体形状の収容容器についての少なくとも二面を形成する、とよい。
これにより、多面体形状の収容容器についての少なくとも二面を、それらの間で連続する覆布で形成できる。収容容器の枠体自体を多面体形状に形成する必要が無い。枠体の一部を省略して更なる軽量化を図りつつ、多面体形状の収容容器を実現できる。
特に、多面体形状の収容容器についての上部を構成する少なくとも二面を、1枚の覆布で形成することにより、収容容器についての更なる低重心化を図れる。
好適には、茶葉摘採機は、走行可能な機器本体を有し、収容容器は、機器本体の後部に、機器本体の前後方向に折り畳み可能に取り付けられ、機器本体の後方へ向かって開くことにより多面体形状になる、とよい。
好適には、収容容器は、機器本体の後部において立方体形状に開き、覆布は、立方体形状の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分に対応する多面の立体形状を有し、保持機構は、上面についての外縁以外のコの字の外周の少なくとも一部を支えることにより覆布を多面の立体形状に開き、収容容器を、立方体形状に開いた状態に保持する、とよい。
好適には、覆布は、少なくとも上面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である、とよい。
好適には、覆布は、左右の側面部分および後側の側面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である、とよい。
好適には、収容容器は、機器本体の後部に、立ち姿勢と水平姿勢との間で姿勢を変化可能に取り付けられた底枠または底板を有し、水平姿勢の底枠または底板により立方体形状の底面部分が構成され、前記覆布は、前記収容容器を折り畳んだ状態において、少なくとも一部が、前記閉状態の開閉部材により覆われる、とよい。
好適には、覆布は、紐、ワイヤ若しくはチェーンを編んだ網、板若しくは布に孔を開けた多孔板若しくは多孔布、またはこれらを組み合わせた構造による、通気可能なメッシュ構造または多孔構造を有する、とよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る茶葉摘採機を示す開状態の側面図である。 図2は、図1の茶葉摘採機の開状態の上面図である。 図3は、図1の茶葉摘採機の開状態の背面図である。 図4は、図1の茶葉摘採機の閉状態の側面図である。 図5は、図1の茶葉摘採機の閉状態の上面図である。 図6は、図1の茶葉摘採機の閉状態の背面図である。 図7は、図1中の収容容器の開状態の側面図である。 図8は、図7の収容容器の開状態の背面図である。 図9は、図7の収容容器の閉状態の側面図である。 図10は、図7の収容容器の閉状態の背面図である。 図11は、図1中の覆布を模式的に示す斜視図である。 図12は、本発明の第2実施形態の覆布を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係る茶葉摘採機1を示す図である。
図1は、収容容器41を開いた状態の側面図である。図2は、収容容器41を開いた状態の上面図である。図3は、収容容器41を開いた状態の背面図である。
図4は、収容容器41を閉じた状態の側面図である。図5は、収容容器41を閉じた状態の上面図である。図6は、収容容器41を閉じた状態の背面図である。
なお、図4から図6では、後述する覆布48は、取り外されており、図示を省略している。
本実施形態において上下左右前後は、図1から図6に示す方向を意味する。
図1の茶葉摘採機1は、茶円内で茶畝を跨いで走行し、茶畝から茶葉を刈り取って回収する。茶葉摘採機1は、走行機体2、刈取装置3、搬送装置4、収容装置5、を有する。
走行機体2は、茶畝を跨いで走行可能な機体である。
走行機体2は、メインフレーム11と、一対の前脚柱フレーム14と、一対の後脚柱フレーム15と、を有する。
メインフレーム11には、刈取装置3、搬送装置4、収容装置5などの装置が積載される。
メインフレーム11は、走行機体2の前後方向に延在する左右一対の前後フレーム12と、左右一対の前後フレーム12を連結する複数のクロスフレーム13と、を有する。複数のクロスフレーム13のうち、最も前側のものを最前のクロスフレーム13と呼び、最も後側のものを最後のクロスフレーム13と呼ぶ。メインフレーム11は、クロスフレーム13により連結された左右一対の前後フレーム12による矩形枠型(の輪郭)を基本形状とする。メインフレーム11の前部には、作業者が乗車して操縦するための操縦部6が設けられる。操縦部6には、着座シート、ハンドル、レバー、スイッチなどが設けられる。
一対の前脚柱フレーム14は、最前のクロスフレーム13に対して左右方向へ移動可能に取り付けられる。前脚柱フレーム14は、前後フレーム12から下側へ延びる。一対の前脚柱フレーム14と最前のクロスフレーム13とにより、門型の前脚部が形成される。
一対の後脚柱フレーム15は、最後のクロスフレーム13に対して左右方向へ移動可能に取り付けられる。後脚柱フレーム15は、前後フレーム12から下側へ延びる。一対の後脚柱フレーム15と最後のクロスフレーム13とにより、門型の後脚部が形成される。
なお、本実施形態において、後脚柱フレーム15は、前脚柱フレーム14より長い。メインフレーム11は、前後方向の中央でクランク形状に湾曲し、側面視で前部より後部が高くなる階段形状に形成される。
右側の前脚柱フレーム14の下端と、右側の後脚柱フレーム15の下端とは、右側のクローラ7に接続される。左側の前脚柱フレーム14の下端と、左側の後脚柱フレーム15の下端とは、左側のクローラ7に接続される。右側のクローラ7および左側のクローラ7の一対のクローラ7は、メインフレーム11に積載されたエンジン8の駆動力により駆動される。本実施形態では、エンジン8は、操縦部6と並べて、メインフレーム11の前部に配置される。なお、クローラ7に替えて、タイヤによる車輪、レール上を走行する車輪を用いてもよい。
一対の前脚柱フレーム14の間隔(左右幅)および一対の後脚柱フレーム15の間隔を調整することにより、右側のクローラ7と左側のクローラ7との間隔を調整できる。右側のクローラ7および左側のクローラ7は、茶園内に並べて形成される複数の茶畝の間に位置できる。走行機体2は、門型の前脚部および門型の後脚部により、茶畝を跨いだ状態で走行できる。
刈取装置3は、茶畝から茶葉を刈り取る装置である。
刈取装置3は、刈取フレーム21、バリカン刃22(図7を参照)、刈刃昇降機構23、を有する。
刈取フレーム21は、一方向に長尺な矩形形状の板である。刈取フレーム21は、長尺方向を左右方向として、前脚柱フレーム14と後脚柱フレーム15との間に配置される。刈取フレーム21の左右幅は、メインフレーム11の左右幅と略等しい。刈取フレーム21は、茶畝の上面に沿って、左右方向で円弧形状に湾曲する。
バリカン刃22は、刈取フレーム21に幅方向に往復運動可能に取り付けられる。バリカン刃22は、幅方向に長尺な外形を有し、その前縁に複数の刃が形成される。バリカン刃22は、エンジン8または油圧機構により幅方向に揺動する。バリカン刃22の複数の刃は、左右方向へ移動し、茶畝から茶葉を刈る。
刈刃昇降機構23は、一対の後脚柱フレーム15に上下方向に昇降可能に取り付けられる。刈刃昇降機構23は、刈取フレーム21が取り付けられる。刈取フレーム21は、メインフレーム11の下側に位置する。刈刃昇降機構23は、たとえば油圧機構により昇降する。これにより、刈取フレーム21も昇降する。茶畝の上部に対するバリカン刃22の高さを調整できる。茶葉の刈取り長さを調整できる。また、刈取フレーム21は上向きに凸に湾曲しているので、茶畝に対して広い左右幅でバリカン刃22を当てることができる。
搬送装置4は、刈取装置3が刈り取った茶葉を、収容容器41へ搬送する装置である。
搬送装置4は、搬送ダクト31、図示外の搬送ファン、を有する。
搬送ダクト31は、一対の後脚柱フレーム15の間に取り付けられる。搬送ダクト31は、メインフレーム11の後部に立設される。搬送ダクト31の下端は、刈取フレーム21の後側に取り付けられる。搬送ダクト31の下端には、茶葉の搬送を開始する部分としての下部開口部が形成される。刈り取った茶葉は、下部開口部から吸引される。搬送ダクト31の上端には、後向きの排気口が形成される。
搬送ファンは、エンジン8の動力により回転駆動され、空気の流れ(気流、風)を発生する。搬送ファンは、たとえばエンジン8と一体に設けられる。
搬送ファンが生成した気流は、たとえば図示外の導風管を通じて、刈取フレーム21の前側から、刈取フレーム21の上方に向けて吹き付けられる。また、搬送ファンが生成した気流は、搬送ダクト31内に吹き込まれ、搬送ダクト31内を下から上へ向かう気流を発生させる。これらの気流により、茶畝から刈り取られた茶葉は、刈取フレーム21の上方へ向かって移動し、搬送ダクト31内を上昇し、搬送ダクト31の排気口から気流とともに後方へ排出される。
収容装置5は、刈り取られた茶葉を収容する装置である。
収容装置5は、収容容器41と、容器昇降機構61と、を有する。
収容容器41は、たとえば立方体形状の箱型に形成される。収容容器41を立方体形状とすることで、メインフレーム11上の設置スペースを有効に活用し、大きな容量を確保できる。
容器昇降機構61は、収容容器41を、一対の後脚柱フレーム15に対して昇降可能に取り付ける。収容容器41は、メインフレーム11の後部に取り付けられる。容器昇降機構61は、たとえば油圧などにより、収容容器41を昇降させる。
降下位置では、収容容器41は、搬送ダクト31の後側に位置する。搬送ダクト31から気流とともに排出される茶葉は、収容容器41に入り、回収される。
収容容器41を持ち上げた上昇位置において収容容器41を開くことにより、収容容器41に回収した茶葉を、トラックの荷台へ落とすことができる。
ところで、収容容器41は、摘採した茶葉を大量に収容する必要があるために、できるだけ大型に形成することが望ましい。また、収容容器41は、収容した大量の茶葉の重さに耐え得る強度に形成することが望ましい。このため、収容容器41は、一般的に、金属を用いて大型に形成する。
しかしながら、茶葉摘採機1は、茶畝を跨いだ状態で茶園内を走行しながら、茶畝から茶葉を刈り取り、収容容器41に収容する。茶園は、平地に限られず、傾斜地もある。茶畝も直線状に限られない。また、茶葉摘採機1は、大量の茶葉を収容した後、茶園内をトラックまで移動し、収容した茶葉を荷台へ移す。このため、茶葉摘採機1には、不正地での高い走行性能が要求される。また、茶葉摘採機1は、悪路走行に適した走行性能であり、高速走行には不向きであるため、トラックの荷台に載せて茶園まで搬送することが多い。
その結果、茶葉摘採機1には、比較的軽量であること、低い重心であることなどが望まれる。また、茶葉摘採機1は、トラックの荷台に収まるコンパクトなサイズに形成することも望まれる。
また、茶葉摘採機1の後部に取り付けて使用する収容容器41についても、茶葉の回収性能の観点からは大型で丈夫なものが要求されるにもかかわらず、軽量、低重心、低張出などの相反する性能も望まれる。
そこで、本実施形態の茶葉摘採機1では、収容容器41を折り畳み式とする。
図7から図10は、図1中の収容容器41を示す図である。
図7は、開状態での収容容器41の側面図である。図8は、開状態での収容容器41の背面図である。
図9は、閉状態での収容容器41の側面図である。図10は、閉状態での収容容器41の背面図である。
本実施形態の収容容器41は、枠部材42、前側面板45、底板47、覆布48、保持機構49、を有する。
枠部材42は、立方体形状の収容容器41の外形に沿って形成された枠体である。
枠部材42は、複数の金属製の長尺部材を、収容容器41の立方体形状(外形)に沿って枠状に組み合わせたものである。本実施形態の枠部材42は、一対の側柱フレーム43、底枠フレーム44、を有する。
側柱フレーム43は、縦長のビームフレームである。側柱フレーム43は、後脚柱フレーム15に沿って立てて、昇降可能に取り付けられる。側柱フレーム43は、上下方向中央部に後方へ向かって突出したリブ53を有する。一対の側柱フレーム43は、立方体の前側の一対の縦辺を構成する。
底枠フレーム44は、矩形枠形状のフレームである。底枠フレーム44は、矩形の一辺側が一対の側柱フレーム43の間に位置するように、側柱フレーム43の下端部に上下方向に回動可能に取り付けられる。底枠フレーム44は、側柱フレーム43の下端部から後方に展開できる。底枠フレーム44は、立方体の底面枠を構成する。
このような枠構造を有する枠部材42は、一対の側柱フレーム43に対して、底枠フレーム44を開くことにより、枠部材42を立方体形状に沿った形状に展開できる。また、底枠フレーム44を閉じることにより、枠部材42の全体を薄板状に閉じることができる。
前側面板45は、立方体形状の収容容器41の前面を塞ぐ板である。前側面板45は、たとえば矩形板状に形成された金属板または樹脂板である。前側面板45は、一対の側柱フレーム43の間に固定される。前側面板45は、立方体の前面を構成する。
前側面板45には、搬送ダクト31の排気口に対応する位置に、貫通孔46が形成される。
底板47は、立方体形状の収容容器41の底面を塞ぐ板である。底板47は、たとえば矩形形状に形成された金属板または樹脂板である。底板47は、底枠フレーム44内に固定される。底板47は、立方体の底面を構成する。
底枠フレーム44および底板47は、走行機体2の後部に、立ち姿勢と水平姿勢との間で姿勢を変化可能に取り付けられた底枠または底板として機能する。水平姿勢に展開した底枠フレーム44および底板47により、立方体形状の収容容器41の底面部分が構成される。
図11は、本実施形態の覆布48を模式的に示す斜視図である。
覆布48は、立方体形状の収容容器41の外面を構成する布である。覆布48は、立方体形状の収容容器41についての、前面および底面以外の面を覆う。本実施形態の覆布48は、立方体形状の収容容器41の上面、左右の側面、後側面を構成する。覆布48は、これら複数の面に対応する多面の立体形状に形成される。収容容器41の上部は、覆布48により構成される。
覆布48は、単位面積当たりの重量が金属板よりも軽量で、折り畳むことができるものであればよい。覆布48は、たとえば可撓可能な紐、樹脂ワイヤ、金属ワイヤを、展開時の立体形状に編んだ網構造の布である。覆布48の網目は、気流を通し且つ茶葉を通さないサイズに形成する。
立体形状の覆布48は、立体形状の外縁部分58が、枠部材42に対して、着脱可能に取り付けられる。本実施形態の立体形状の覆布48は、立体形状の外縁部分58が、前側面板45の上縁、一対の側柱フレーム43、および底枠フレーム44に取り付けられる。
保持機構49は、収容容器41を立方体形状に開いた状態に保持する機構である。この際、保持機構49は、覆布48を下から支える。
また、保持機構49は、収容容器41を折り畳んで閉じた状態に保持する機構でもある。
保持機構49は、一対の上展開フレーム50、上連結フレーム51、一対の下展開フレーム52、を有する。
保持機構49は、一対の上展開フレーム50および上連結フレーム51により、覆布48の上面外周59を支え、覆布48をその立体形状に展開する。すなわち、保持機構49は、一対の上展開フレーム50および上連結フレーム51により、立体形状の覆布48の外縁部分58以外の上面外周59を支え、覆布48をその立体形状に展開する。
また、保持機構49は、一対の下展開フレーム52を、底枠フレーム44に取り付けることにより、枠部材42を立方体形状に沿った枠形状に展開する。
上展開フレーム50は、長尺のビームフレームである。上展開フレーム50の一端(固定端)は、側柱フレーム43のリブ53に、上下方向に回動可能に取り付けられる。上下方向に回動可能な上展開フレーム50は、たとえばリブ53に設けた貫通孔と係合するノブボルトにより、側柱フレーム43に沿って立てた閉位置と、側柱フレーム43から斜め上方へ向かうように展開した開位置とに、固定できる。
上連結フレーム51は、長尺のビームフレームである。上連結フレーム51は、一対の上展開フレーム50の他端(自由端)を連結する。一対の上展開フレーム50および上連結フレーム51により、コの字型またはU字型の保持フレームが形成される。
枠部材42に覆布48を取り付けた状態で、一対の上展開フレーム50および上連結フレーム51は、覆布48の内側に位置する。
下展開フレーム52は、長尺のビームフレームである。下展開フレーム52の一端(固定端)は、側柱フレーム43のリブ53に、上下方向に回動可能に取り付けられる。上下方向に回動可能な下展開フレーム52は、たとえばリブ53に設けた貫通孔と係合するノブボルトにより、側柱フレーム43に沿って倒れた閉位置と、側柱フレーム43から斜め下方へ向かうように展開した開位置とに、固定できる。また、下展開フレーム52の他端(自由端)は、底枠フレーム44に設けた貫通孔と係合するノブボルトにより、展開した底枠フレーム44と着脱可能に連結される。
収容容器41を展開した状態に保持する場合、図7および図8に示すように、保持機構49は、一対の上展開フレーム50および下展開フレーム52を開位置に展開する。下展開フレーム52は、底枠フレーム44と連結され、底枠フレーム44を側柱フレーム43の下端から後方へ向かって水平に延びた姿勢に保持する。上展開フレーム50は、側柱フレーム43のリブ53から斜め後ろ上方へ向かって延びた位置に固定される。上連結フレーム51は、前側面板45の上縁の後方位置に保持される。
これにより、外縁部分58が枠部材42に取り付けられた立体形状の覆布48は、その立体形状に展開する。覆布48は、立方体形状の上面、左右の側面、および後側の側面となるように展開する。上連結フレーム51は、立方体形状の上面と後側の側面との間の辺を保持する。
その結果、立方体形状の空間が、収容容器41に形成される。収容容器41は、搬送ダクト31の後ろ側において、立方体形状に展開する。
すなわち、保持機構49は、立体形状の覆布48の上面部分についての、外縁部分58の一部となっていないコの字またはU型の上面外周59を支える。ここでは、コの字の上面外周59の少なくとも一部を支える。これにより、覆布48は所望の多面の立体形状に開き、収容容器41は所望の立方体形状に開いた状態に保持される。収容容器41は、茶葉を収容するために好適な立方体形状に保持される。
また、保持機構49は、立体形状の覆布48について外縁部分58以外の上面外周59を支えることにより、覆布48を立方体形状の上部の複数の面を構成する立体形状に保持する。立方体形状の上部を構成する少なくとも二面(ここでは上部の四面)は、覆布48により形成される。
収容容器41を折り畳んで閉じた状態に保持する場合、図9および図10に示すように、保持機構49は、一対の上展開フレーム50および下展開フレーム52を閉位置に保持する。下展開フレーム52は、底枠フレーム44から外され、側柱フレーム43のリブ53から側柱フレーム43に沿って下向きに垂れ下がった閉位置に保持される。上展開フレーム50は、側柱フレーム43のリブ53から側柱フレーム43に沿って上向きに立てた閉位置に保持される。上連結フレーム51は、前側面板45の上縁の上方に位置する。底枠フレーム44は、側柱フレーム43に沿って立てた閉位置に保持される。
保持機構49および枠部材42が閉じた状態では、覆布48も閉じる。垂れ下がった覆布48の下部は、閉状態の底枠フレーム44と、前側面板45との間に挟まれて覆われる。底枠フレーム44は、立方体形状の1つの面を構成する、開状態と閉状態との間で可動可能な開閉部材として機能する。
このように、メインフレーム11の後部に取り付けられた収容容器41は、前後方向に開閉し、側柱フレーム43に沿った状態に折り畳むことができる。収容容器41は、メインフレーム11の後端から、後方へ向かって開くことにより、メインフレーム11の後端から後方へ突出した状態で立方体形状に展開する。また、収容容器41は、前方へ向かって折り畳まれることにより、メインフレーム11の後端からの突出量を抑えた状態に折り畳まれる。
このように収容容器41の上部が覆布48で構成されることにより、作業者は、保持機構49の上展開フレーム50および下展開フレーム52を開閉する作業をすることにより、メインフレーム11の後部に取り付けられた収容容器41を開閉することができる。
作業者は、地上において、リブ53における上展開フレーム50および下展開フレーム52の固定位置を変更する作業をすることにより、収容容器41を開閉することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る茶葉摘採機1を説明する。
本実施形態の茶葉摘採機1では、第1実施形態と比べて、覆布48の構造が変更されている。これ以外の構成は、第1実施形態のものと同様であり、第1実施形態と同じ符号を用い、説明を省略する。
図12は、本発明の第2実施形態の覆布48を模式的に示す斜視図である。
本実施形態の覆布48は、立方体形状の収容容器41の上面、左右の側面、後側面を構成する。覆布48は、これら複数の面に対応する多面の立体形状に形成される。収容容器41の上部は、覆布48により構成される。
覆布48の上面部分48Uは、たとえば可撓可能な紐、金属ワイヤを、展開時の平面形状に編んだ網構造の布である。覆布48は、気流を通し且つ茶葉を通さないサイズの網目に形成される。
覆布48の三枚の側面部分48Sは、空気孔が形成されてない、通気性の無い一枚の布で構成される。
覆布48は、上面部分48Uの布の三辺に対して側面部分48Sの布の上縁を縫い合わせて一体化した立体形状を有する。
そして、立体形状の覆布48は、立体形状の外縁部分58が、枠部材42に対して、着脱可能に取り付けられる。覆布48は、外縁部分58が、前側面板45の上縁、一対の側柱フレーム43、および底枠フレーム44に取り付けられる。
[実施形態の効果]
以上の各実施形態では、収容容器41の一部を覆布48で構成する。
このように収容容器41の一部を覆布48で構成することにより、収容容器41の全体を金属で形成する場合と比べて収容容器41が軽量になる。また、収容容器41を取り付けた茶葉摘採機1の重心が高くなることを、抑えることができる。
また、本実施形態では、収容容器41についての少なくとも上部(ここでは上部の4面)を、覆布48により構成する。
これにより、単に収容容器41の重さを軽くできるだけでなく、収容容器41の低重心化を図ることができる。収容容器41を取り付けた茶葉摘採機1の低重心化を図ることができる。
そして、収容容器41についての少なくとも上部を覆布48により構成する場合、覆布48を下から支えないと収容容器41が広がらない。このため、本実施形態では、保持機構49を用い、少なくとも上部が覆布48により構成された収容容器41を開いた状態に保持する。収容容器41を、茶葉を収容するための所定の立方体形状に保持する。これにより、茶葉を収容する際に収容容器41を広げた状態に維持できる。覆布48を支えないままで茶葉を収容させる場合と比べて、所望の量の茶葉を収容容器41に収容させることができる。収容容器41の収容能力を損なうことなく、収容容器41の低重心化を図れる。
また、本実施形態では、収容容器41についての少なくとも上面(ここでは4面)を、覆布48により構成している。これにより、上面以外の仮にたとえば側面部分のみを覆布48により構成している場合に比べて、収容容器41の重心を下げることができる。
また、側面部分のみを覆布48により構成している場合、収容容器41を折り畳んで閉じる際に、下面だけでなく上面についても、作業者が閉じる作業を実施する可能性がある。本発明では、このような上面を閉じるための高所作業が不要である。
収容容器41を開閉する際の作業性が改善される。
また、本実施形態では、収容容器41は、立体形状の覆布48を有し、保持機構49は、立体形状の覆布48の外縁部分58以外の上面外周59を支えることにより覆布48を立体形状に保持する。立体形状の覆布48は、立方体形状の収容容器41についての少なくとも二面を形成する。
これにより、立方体形状の収容容器41についての少なくとも二面は、それらの間で連続する覆布48で形成できる。収容容器41の枠体(枠部材42)自体を立方体形状に形成する必要が無い。収容容器41の枠体(枠部材42)の一部を省略して更なる軽量化を図りつつ、立方体形状の収容容器41を実現できる。
特に、本実施形態では、立方体形状の収容容器41についての上部を構成する少なくとも二面を、1枚の覆布48で形成する。これにより、収容容器41についての更なる低重心化を図れる。
また、本実施形態では、茶葉摘採機1は、走行可能な走行機体2を有し、収容容器41は、走行機体2のメインフレーム11の後部に、走行機体2の前後方向に折り畳み可能に取り付けられ、走行機体2の後方へ向かって開くことにより立方体形状になる。
これにより、収容容器41は、茶葉摘採機1の走行機体2のメインフレーム11の後部に、前後方向に折り畳み可能に設けられる。収容容器41を使用する場合は収容容器41を後方に広げて所望の容量を確保しつつ、たとえば移動中では収容容器41を前へ折り畳んで走行機体2からの張り出し量を抑えることができる。収容容器41の収容能力と可搬性とを両立できる。
しかも、本実施形態では、収容容器41を折り畳むだけなので、収容容器41を走行機体2の上へ跳ね上げることにより後方への張り出しを抑える場合のように、茶葉摘採機1の重心が高くなることもない。
また、本実施形態では、収容容器41は、走行機体2のメインフレーム11の後部において立方体形状に開き、覆布48は、立方体形状の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分に対応する多面の立体形状を有し、保持機構49は、覆布48についての外縁部分58以外のコの字の上面外周59の少なくとも一部を支えることにより覆布48を多面の立体形状に開き、収容容器41を、立方体形状に開いた状態に保持する。
これにより、立方体形状の収容容器41の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分を、覆布48で形成できる。よって、収容容器41は、前側の側面部分および底面部分についてのみ金属等で形成すればよい。その結果、仮にたとえば収容容器41の上面部分などを板材で形成した場合と比べて、収容容器41を軽くでき、収容容器41の重心を下げることができる。しかも、保持機構49が覆布48の上面外周59を支えるので、多面の立体形状の覆布48を、所定の立方体形状に合わせて開くことができる。収容容器41の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分を覆布48で形成しているにもかかわらず、収容容器41全体を金属で形成した場合と同等の茶葉の収容能力が得られる。
また、本実施形態では、覆布48は、少なくとも上面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である。
これにより、摘採した茶葉を収容容器41まで搬送するために、風を使用できる。上面部分から搬送風を排気し、摘採された茶葉を収容容器41まで効率よく搬送できる。摘採した茶葉を送風のみで収容容器41まで搬送できる。しかも、風で茶葉を搬送しているにもかかわらず、立方体形状の一部が覆布48により構成された収容容器41を所望の立方体形状に維持でき、該立方体形状による所望の茶葉の収容能力が得られる。
特に、第2実施形態では、覆布48についての上面部分以外の側面部分を、メッシュ構造または多孔構造ではない通常の布にする。これにより、側面部分が、茶葉摘採機1の他の部分などに引っ掛かり難くなる。覆布48の全体を通気可能なメッシュ構造または多孔構造とする場合と比べて、覆布48の開閉作業が容易になる。
また、第1実施形態では、覆布48は、左右の側面部分および後側の側面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である。
これにより、覆布48の上面部分および側面部分を、通気可能なメッシュ構造または多孔構造にできる。収容容器41内で空気が溜まったり、回ったりし難くできる。摘採した茶葉を搬送する風を好適に外へ逃がし、茶葉を収容する作業中に収容容器41を立方体形状に維持できる。所望の茶葉の収容能力が得やすい。収容容器41内への風の吹き出し方向を上方に制限しなくてよい。
また、本実施形態では、収容容器41は、走行機体2のメインフレーム11の後部に、立ち姿勢と水平姿勢との間で姿勢を変化可能に取り付けられた底枠フレーム44および底板47を有し、水平姿勢の底板47により立方体形状の底面部分が構成され、覆布48の下縁は、収容容器41を折り畳む場合、立ち姿勢の底枠フレーム44および底板47と走行機体2との間に収容される。
これにより、立方体形状の収容容器41の底面部分を、水平姿勢の底枠フレーム44および底板47により構成できる。収容容器41は、大量の茶葉を収容した状態において立方体形状を維持できる。所望の茶葉の収容能力が得やすい。
また、収容容器41を折り畳む場合には、底枠フレーム44および底板47を立ち姿勢とし、底枠フレーム44および底板47による走行機体2の後方への張り出しを抑えることができる。しかも、覆布48の下縁は、立ち姿勢の底枠フレーム44および底板47と走行機体2との間に収容される。よって、覆布48は、収容容器41を折り畳んだ状態において立体形状に張られておらずに弛んでいるにもかかわらず、底枠フレーム44および底板47により抑えられて、風などで広がり難い。
以上の各実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
上記実施形態では、立方体形状の収容容器41の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分が、1つの覆布48で形成されている。複数の覆布48を用いてもよい。
この他にもたとえば、覆布48は、平面とされ、立方体形状の収容容器41の、上面部分のみを形成してもよい。この場合、立方体形状の収容容器41の上面のみが覆布48で構成される。立方体形状のそれ以外の4つの側面および底面は、板材で構成してよい。板材は、金属やプラスチックで構成できる。板材は、通気機能な多孔構造でも、メッシュ(網目)構造でもよい。板材の一部が通気構造としてよい。側面の板材は、折り畳み可能な構造としてよい。
また、覆布48は、側面部分のみを形成してもよい。この場合、立方体形状の収容容器41の上面および底面は、板材で構成してよい。上面は、たとえば底面と同様に折り畳み可能としてよい。
また、覆布48は、立方体形状の収容容器41の、前側の側面部分および底面部分についても形成してもよい。この場合、立方体形状の収容容器41は、6面のすべてが覆布48により構成される。各面の一部に板材を用いてもよい。6面体形状の覆布48は、立方体形状に組んだフレームと組み合わせてよい。立方体形状に組んだフレームは、折り畳み可能としてよい。
また、収容容器41を開いた形状は、立方体形状に限られず、三角錐形状、三角柱形状、円柱形状、かまぼこ型形状でもよい。
これらの多面体形状の収容容器41の場合でも、収容容器41は、平面または多面形状の覆布48を有し、保持機構49は、覆布48の外縁部分58以外の部分(ここでは外縁部分58となっていない上面外周59の一部)を支えることにより覆布48を多面形状に保持し、該多面形状の覆布48により多面体形状の上部を構成する少なくとも二面を形成することができる。
上記実施形態では、1つの覆布48についての、立方体形状の収容容器41の上面部分に対応する部分が、メッシュ構造または多孔構造である。
この他にもたとえば、1つの覆布48についての上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分に対応する部分の一部が、メッシュ構造または多孔構造でもよい。または、その他の側面部分または底面部分についても、通気可能なメッシュ構造または多孔構造でもよい。または、1つの側面部分のみを、たとえば後側の側面部分のみを、通気可能なメッシュ構造または多孔構造としてもよい。または、底面部分のみを、通気可能なメッシュ構造または多孔構造としてもよい。すなわち、多面体形状の収容容器41の少なくとも1つの面部分の一部が、覆布48により通気可能なメッシュ構造または多孔構造であればよい。
上記実施形態では、収容容器41の底面部分は、底板47を有する。
この他にもたとえば、収容容器41の底面部分は、枠状の底枠でもよい。この場合、底枠の内側には、覆布48を設ければよい。底枠内の覆布48は、他の覆布48と一体に形成されもよい。
上記実施形態では、底枠フレーム44および底板47が、立ち姿勢と水平姿勢との間で姿勢を変化可能に取り付けられ、折り畳んだ状態で覆布48の下縁は、立ち姿勢の、底枠フレーム44および底板47と、前側面板45(走行機体2)との間に収容される。
この他にもたとえば、収容容器41は、多面体形状の底面以外の面を構成する開閉部材を有し、この開閉部材を開状態と閉状態との間で可動可能とし、覆布48は、収容容器41を折り畳んだ状態において、少なくとも一部が、閉状態の開閉部材により覆われる、ようにししてもよい。
上記実施形態では、覆布48は、紐、ワイヤ若しくはチェーンを編んだ網構造により、通気可能なメッシュ構造または多孔構造を有する。
この他にもたとえば、紐、ワイヤ若しくはチェーンは、格子状または面状に編んでよい。または、覆布48は、板若しくは布に孔を開けた多孔板若しくは多孔布で形成してもよい。または、覆布48は、これらを組み合わせた構造としてもよい。
上記実施形態は、本発明を茶葉摘採機1に適用した例である。
この他にもたとえば、本発明は、果実を収容する収容容器41を具える、その他の走行可能な作業機に適用できる。また、ポータブルタイプの作業機であっても、収容容器41を、軽量な折り畳み式とすることができる。
1…茶葉摘採機、2…走行機体(機器本体)、3…刈取装置、4…搬送装置、5…収容装置(茶葉収容装置)、6…操縦部、7…クローラ、8…エンジン、11…メインフレーム、12…前後フレーム、13…クロスフレーム、14…前脚柱フレーム、15…後脚柱フレーム、21…刈刃フレーム、22…バリカン刃、23…刈刃昇降機構、31…搬送ダクト、41…収容容器、42…金属枠部材、43…側柱フレーム、44…底枠フレーム(底枠、開閉部材)、45…前側面板、46…貫通孔、47…底板(開閉部材)、48…覆布、48U…上面部分、48S…側面部分、49…保持機構、50…上展開フレーム、51…上連結フレーム、52…下展開フレーム、53…リブ、58…外縁部分(覆布の外縁部分)、59…上面外周(覆布の外縁以外の部分)、61…容器昇降機構

Claims (11)

  1. 摘採された茶葉を収容する、折り畳み可能な収容容器と、
    前記収容容器を開いた状態に保持して、前記収容容器を、茶葉を収容するための所定の多面体形状に保持する保持機構と、
    を有し、
    前記収容容器は、少なくとも上部が覆布により構成される、
    茶葉摘採機。
  2. 摘採された茶葉を収容する、折り畳み可能な収容容器と、
    前記収容容器を開いた状態に保持して、前記収容容器を、茶葉を収容するための所定の多面体形状に保持する保持機構と、
    を有し、
    前記収容容器は、平面または多面形状の覆布を有し、
    前記保持機構は、前記覆布の外縁以外の部分を支えることにより前記覆布を多面形状に保持し、該多面形状の覆布により前記多面体形状の上部を構成する少なくとも二面を形成する、
    茶葉摘採機。
  3. 前記茶葉摘採機は、走行可能な機器本体を有し、
    前記収容容器は、
    前記機器本体の後部に、前記機器本体の前後方向に折り畳み可能に取り付けられ、前記機器本体の後方へ向かって開くことにより前記多面体形状になる、
    請求項2記載の茶葉摘採機。
  4. 前記収容容器は、前記機器本体の後部において立方体形状に開き、
    前記覆布は、前記立方体形状の上面部分、左右の側面部分および後側の側面部分に対応する多面の立体形状を有し、
    前記保持機構は、前記上面についての前記外縁以外のコの字の外周の少なくとも一部を支えることにより前記覆布を前記多面の立体形状に開き、前記収容容器を、前記立方体形状に開いた状態に保持する、
    請求項3記載の茶葉摘採機。
  5. 前記覆布は、少なくとも前記上面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である、
    請求項4記載の茶葉摘採機。
  6. 前記覆布は、前記左右の側面部分および前記後側の側面部分が、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である、
    請求項4または5記載の茶葉摘採機。
  7. 前記収容容器は、
    前記機器本体の後部に、立ち姿勢と水平姿勢との間で姿勢を変化可能に取り付けられた底枠または底板を有し、水平姿勢の前記底枠または底板により前記立方体形状の底面部分が構成され、
    前記覆布の下縁は、前記収容容器を折り畳む場合、立ち姿勢の前記底枠または底板と前記機器本体との間に収容される、
    請求項4から6のいずれか一項記載の茶葉摘採機。
  8. 前記多面体形状の収容容器の少なくとも1つの面部分は、通気可能なメッシュ構造または多孔構造である、
    請求項1または2記載の茶葉摘採機。
  9. 前記収容容器は、前記多面体形状の1つの面を構成する開状態と閉状態との間で可動可能な開閉部材を有し、
    前記覆布は、前記収容容器を折り畳んだ状態において、少なくとも一部が、前記閉状態の開閉部材により覆われる、
    請求項1または2記載の茶葉摘採機。
  10. 前記覆布は、
    紐、ワイヤ若しくはチェーンを編んだ網、板若しくは布に孔を開けた多孔板若しくは多孔布、またはこれらを組み合わせた構造による、通気可能なメッシュ構造または多孔構造を有する、
    請求項1から9のいずれか一項記載の茶葉摘採機。
  11. 走行可能な機器本体に対して取り付け可能な茶葉摘採機の茶葉収容装置であって、
    摘採された茶葉を収容する、折り畳み可能な収容容器と、
    前記収容容器を開いた状態に保持して、前記収容容器を、茶葉を収容するための所定の多面体形状に保持する保持機構と、
    を有し、
    前記収容容器は、平面または多面形状の覆布を有し、
    前記保持機構は、前記覆布の外縁以外の部分を支えることにより前記覆布を多面形状に保持し、該多面形状の覆布により前記多面体形状の少なくとも二面を形成する、
    茶葉摘採機の茶葉収容装置。
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