JP2014224763A - 欠陥検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アキュームレーターの稼働によって欠陥検査装置と記録装置との間のフィルムの搬送距離(オフセット距離)が変動した場合であっても、欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じにくい欠陥検査システムを提供する。
【解決手段】帯状のフィルムFXが搬送される搬送ラインLと、搬送ラインLに設けられたアキュームレーター10と、アキュームレーター10の上流側の搬送ラインLに設けられた欠陥検査装置7と、アキュームレーター10の下流側の搬送ラインLに設けられ、欠陥検査装置7によって検出された欠陥に関する欠陥情報をフィルムFXに記録する記録装置9と、アキュームレーター10の上流側と下流側のフィルムFXの搬送量の差に基づいてオフセット距離の補正値を算出し、前記補正値に基づいて、記録装置9によるフィルムFXへの欠陥情報の記録タイミングを補正する制御装置15と、を備えた欠陥検査システム100。
【選択図】図2

Description

本発明は、欠陥検査システムに関するものである。
偏光板などのフィルムは、異物欠陥や凹凸欠陥などの欠陥検査を行った後、芯材の周りに巻き取られる。欠陥の位置や種類に関する情報(以下、欠陥情報という)は、フィルムの端部にバーコードを印字したり、欠陥箇所にマーキングを施したりすることによって、フィルムに記録される。芯材に巻き取られたフィルムは、巻き取り量が一定量に達すると、上流側のフィルムから切り離され、原反ロールとして出荷される。例えば、特許文献1には、フィルムの搬送ライン上に、欠陥検査装置と、欠陥情報をフィルムに記録する記録装置とを備えた欠陥検査システムが開示されている。
特開2011−7779号公報
このような欠陥検査システムにおいては、欠陥検査装置と記録装置とは搬送ラインの上流側と下流側に分離して配置される。そのため、フィルムの欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じないように、記録装置は、欠陥検査後所定のタイミングで記録を行う。欠陥検査が行われてから記録が行われるまでの時間は、欠陥検査装置と記録装置との間のフィルムの搬送距離(以下、オフセット距離という)によって決まる。
しかしながら、欠陥検査装置と記録装置との間にアキュームレーターと呼ばれる速度調節機構を設けると、オフセット距離が延長されるため、同じタイミングで記録を行うと、欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じてしまう。アキュームレーターは、上流側から搬送されてくるフィルムを蓄積し、上流側でのフィルムの流れを中断させずに、下流側でのフィルムの流れを減速または停止させるものである。アキュームレーターは、芯材交換後の紙継ぎなどの作業時に稼働される。
記録位置のずれを防止するために、欠陥検査装置と記録装置を全てアキュームレーターの上流側に設置し、アキュームレーターの稼働によってオフセット距離が変動しないようにすることが考えられる。しかしながら、この構成では、アキュームレーターの上流側に欠陥検査装置や記録装置が密集するため、ラインのレイアウトが制限される。
特許文献1には、欠陥検査装置と記録装置との間にアキュームレーターを設置した欠陥検査システムが開示されている。しかしながら、特許文献1のアキュームレーターは、欠陥情報の記録時にフィルムの流れを停止させるものであり、原反ロールの切り替えなどの作業時にフィルムの流れを停止させるものではない。記録を行うタイミングは、オフセット距離によって決められており、アキュームレーターによるフィルムの蓄積量に応じて記録タイミングを変更するものではない。
本発明の目的は、アキュームレーターの稼働によって欠陥検査装置と記録装置との間のフィルムの搬送距離(オフセット距離)が変動した場合であっても、欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じにくい欠陥検査システムを提供することにある。
本発明の欠陥検査システムは、帯状のフィルムが搬送される搬送ラインと、前記搬送ラインに設けられたアキュームレーターと、前記アキュームレーターよりも上流側の前記搬送ラインに設けられた欠陥検査装置と、前記アキュームレーターよりも下流側の前記搬送ラインに設けられ、前記欠陥検査装置によって検出された欠陥に関する欠陥情報を前記フィルムに記録する記録装置と、前記アキュームレーターの上流側と下流側の前記フィルムの搬送量の差に基づいて、前記欠陥検査装置と前記記録装置との間のオフセット距離の補正値を算出し、前記補正値に基づいて、前記記録装置による前記フィルムへの前記欠陥情報の記録タイミングを補正する制御装置と、を備えている。
本発明の欠陥検査システムは、前記アキュームレーターよりも上流側に設けられた第1測長器と、前記アキュームレーターよりも下流側に設けられた第2測長器と、アキュームレーター非稼働時の前記欠陥検査装置と前記記録装置との間の第1オフセット距離を記憶する記憶装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1測長器および前記第2測長器の測定結果に基づいて前記補正値を算出する第1演算部と、前記補正値と前記第1オフセット距離とに基づいてアキュームレーター稼働時の前記欠陥検査装置と前記記録装置との間の第2オフセット距離を算出する第2演算部と、前記第1測長器または前記第2測長器の測定結果に基づいて、前記欠陥検査装置によって欠陥検査が行われた時刻以降の前記アキュームレーターの上流側または下流側の前記フィルムの搬送量を検出し、当該搬送量が前記第2オフセット距離と一致したタイミングで、前記記録装置を制御し、前記フィルムに前記欠陥情報を記録する記録制御部と、を備えていてもよい。
前記記録装置は、前記欠陥検査装置によって欠陥が検出されてから前記記録装置によって当該欠陥に関する欠陥情報が記録されるまでの間に前記アキュームレーターが稼働した場合には、前記アキュームレーターが稼働したことを示すアキュームレーター稼働情報を前記欠陥情報とともに前記フィルムに記録してもよい。
本発明によれば、アキュームレーターの稼働によって欠陥検査装置と記録装置との間のフィルムの搬送距離(オフセット距離)が変動した場合であっても、欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じにくい欠陥検査システムを提供することができる。
フィルムの製造装置の概略図である。 欠陥検査システムの概略図である。 アキュームレーター稼働時の欠陥情報の記録タイミングの制御方法を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明するが、本発明は同実施形態に限定されるものではない。なお、以下の全ての図面においては、実施形態を明らかにするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。また、以下の説明および図面中、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るフィルムの製造装置1の概略図である。
製造装置1は、第1フィルムF1にプロテクションフィルム(表面保護フィルム)F2,F3を貼合して第2フィルムF5を製造するものである。第1フィルムF1、プロテクションフィルムF2,F3および第2フィルムF5は、可撓性を有する帯状のフィルムであればよく、その材料や構成は特に限定されない。
図1に示すように、製造装置1は、第1ライン2、第2ライン3、第3ライン4、第4ライン5および第5ライン6を備えている。第2ライン3および第4ライン5によって、プロテクションフィルムF2,F3の搬送ラインが形成され、第1ライン2、第3ライン4および第5ライン6によって、第1フィルムF1を含む帯状のフィルムFXの搬送ラインL(本発明の「帯状のフィルムが搬送される搬送ライン」に相当)が形成されている。フィルムFXは、第1フィルムF1、第1フィルムF1の片面にプロテクションフィルムF2を貼合した片面貼合フィルムF4、第1フィルムF1の両面にプロテクションフィルムF2,F3を貼合した両面貼合フィルム(第2フィルムF5)である。
各ライン2〜6には、フィルムF1〜F5の搬送経路を形成する複数のロール(例えば、本実施形態では、ガイドロール31、ニップロール32,33,34,35,36、ダンサーロール10a,11a,12a,13a)が設けられている。製造装置1の各部は、電子制御装置としての制御装置15により統括制御される。
第1ライン2は、第1フィルムF1を製造して搬送する。第1フィルムF1は、本実施形態の場合、偏光フィルムであるが、第1フィルムF1はこれに限定されない。第1ライン2では、偏光子の基材となるPVA(Polyvinyl Alcohol)フィルムに対して染色処理、架橋処理および延伸処理などを施し、その両面にTAC(Triacetylcellulose)などからなる偏光子保護フィルムを貼合することにより第1フィルムF1を製造する。なお、第1フィルムF1は、偏光フィルムに限らず、位相差フィルム、光拡散フィルム、光反射フィルム、レンズフィルム、導電フィルム、絶縁フィルム、感光性フィルムなどの他のフィルムでもよい。
第1ライン2には、アキュームレーター10が設けられている。アキュームレーター10は、複数のダンサーロール10aを備えている。ダンサーロール10aは、第1フィルムF1を支持しつつ上下方向に昇降可能となっている。アキュームレーター10は、原点位置(非稼働時の位置)からダンサーロール10aを上昇させることにより、上流側から搬送されてくる第1フィルムF1を蓄積し、上昇したダンサーロール10aを下降させることにより、第1フィルムF1の蓄積を解除する。アキュームレーター10は、原反ロールR1〜R3の芯材交換後の紙継ぎなどの作業時に稼働される。
第1ライン2において、アキュームレーター10よりも上流側には、第1欠陥検査装置7が設けられている。第1欠陥検査装置7は、第1フィルムF1を製造する際や、製造後の第1フィルムF1を搬送する際に生じた異物欠陥、凹凸欠陥、輝点欠陥などの各種欠陥を検出する。第1欠陥検査装置7は、搬送中の第1フィルムF1に対して、反射検査、透過検査、斜め透過検査、クロスニコル透過検査などの検査処理を実行することにより、第1フィルムF1の欠陥を検出する。
第1欠陥検査装置7は、第1フィルムF1に光を照射する照明部21a,22a,23aと、照明部21a,22a,23aから照射されて第1フィルムF1を経由(反射と透過の一方又は双方)した光の、第1フィルムF1における欠陥の有無による変化を検出可能な光検出器21b,22b,23bと、を備えている。第1欠陥検査装置7には、検査対象となる欠陥の種類ごとに、照明部と光検出器がそれぞれ備えられている。
照明部21a,22a,23aは、第1欠陥検査装置7で行う検査の種類に応じて光強度や波長、偏光状態等が調整された光を照射する。光検出器21b,22b,23bは、CCD等の撮像素子で構成されており、照明部21a,22a,23aによって光が照射されている部分の第1フィルムF1を撮像する。光検出器21b,22b,23bの検出結果(撮像結果)は、制御装置15へ出力される。
第2ライン3は、第1プロテクションフィルムF2を第1原反ロールR1から巻き出して搬送する。第1プロテクションフィルムF2は、本実施形態の場合、PET(Polyethylene terephthalate)フィルムであるが、第1プロテクションフィルムF2はこれに限定されない。
第2ライン3には、アキュームレーター11が設けられている。アキュームレーター11は、複数のダンサーロール11aを備えている。ダンサーロール11aは、第1プロテクションフィルムF2を支持しつつ上下方向に昇降可能となっている。アキュームレーター11は、原点位置(非稼働時の位置)からダンサーロール11aを上昇させることにより、上流側から搬送されてくる第1プロテクションフィルムF2を蓄積し、上昇したダンサーロール11aを下降させることにより、第1プロテクションフィルムF2の蓄積を解除する。アキュームレーター11は、原反ロールR1〜R3の芯材交換後の紙継ぎなどの作業時に稼働される。
第3ライン4は、第1フィルムF1の一方の面に第1プロテクションフィルムF2を貼合して搬送する。第1フィルムF1の一方の面に第1プロテクションフィルムF2を貼合することにより、片面貼合フィルムF4が製造される。
第3ライン4は、互いに軸方向を平行にして配置された一対のニップロール33,34を有する。一対のニップロール33,34の間には所定の間隙が形成され、この間隙内が第1フィルムF1と第1プロテクションフィルムF2との貼合位置となる。間隙内には、第1フィルムF1と第1プロテクションフィルムF2とが重なり合って導入される。第1フィルムF1と第1プロテクションフィルムF2が、ニップロール33,34によって挟圧されつつ下流側に送り出される。これにより、第1フィルムF1の一方の面に第1プロテクションフィルムF2が貼合される。
第4ライン5は、第2プロテクションフィルムF3を第2原反ロールR2から巻き出して搬送する。第2プロテクションフィルムF3は、本実施形態の場合、PET(Polyethylene terephthalate)フィルムであるが、第2プロテクションフィルムF3はこれに限定されない。
第4ライン5には、アキュームレーター12が設けられている。アキュームレーター12は、複数のダンサーロール12aを備えている。ダンサーロール12aは、第2プロテクションフィルムF3を支持しつつ上下方向に昇降可能となっている。アキュームレーター12は、原点位置(非稼働時の位置)からダンサーロール12aを上昇させることにより、上流側から搬送されてくる第2プロテクションフィルムF3を蓄積し、上昇したダンサーロール12aを下降させることにより、第2プロテクションフィルムF3の蓄積を解除する。アキュームレーター12は、原反ロールR1〜R3の芯材交換後の紙継ぎなどの作業時に稼働される。
第5ライン6は、第1フィルムF1の他方の面(第1プロテクションフィルムF2が貼合された面とは反対側の面)に第2プロテクションフィルムF3貼合して搬送する。第1フィルムF1の一方の面および他方の面に第1プロテクションフィルムF2および第2プロテクションフィルムF3を貼合することにより、第2フィルムF5が製造される。第2フィルムF5が芯材に巻き取られることにより、第2フィルムF5の原反ロールR3が製造される。
第5ライン6は、互いに軸方向を平行にして配置された一対のニップロール35,36を有する。一対のニップロール35,36の間には所定の間隙が形成され、この間隙内が第1フィルムF1と第2プロテクションフィルムF3との貼合位置となる。間隙内には、第1フィルムF1と第2プロテクションフィルムF3とが重なり合って導入される。第1フィルムF1と第2プロテクションフィルムF3が、ニップロール35,36によって挟圧されつつ下流側に送り出される。これにより、第1フィルムF1の他方の面に第2プロテクションフィルムF3が貼合される。
第5ライン6には、アキュームレーター13が設けられている。アキュームレーター13は、複数のダンサーロール13aを備えている。ダンサーロール13aは、第2フィルムF5を支持しつつ上下方向に昇降可能となっている。アキュームレーター13は、原点位置(非稼働時の位置)からダンサーロール13aを上昇させることにより、上流側から搬送されてくる第2フィルムF5を蓄積し、上昇したダンサーロール13aを下降させることにより、第2フィルムF5の蓄積を解除する。アキュームレーター13は、原反ロールR1〜R3の芯材交換後の紙継ぎなどの作業時に稼働される。
第5ライン6において、アキュームレーター13よりも上流側には、第2欠陥検査装置8および記録装置9が設けられている。第2欠陥検査装置8は、プロテクションフィルムF2,F3を第1フィルムF1に貼合した際や、貼合後のフィルムを搬送する際に生じた異物欠陥、凹凸欠陥、輝点欠陥などの各種欠陥を検出する。第2欠陥検査装置8は、搬送中の第2フィルムF5に対して、反射検査、透過検査、斜め透過検査、クロスニコル透過検査などの検査処理を実行することにより、第2フィルムF5の欠陥を検出する。
第2欠陥検査装置8は、第2フィルムF5に光を照射する照明部24a,25aと、照明部24a,25aから照射されて第2フィルムF5を経由(反射と透過の一方又は双方)した光の、第2フィルムF5における欠陥の有無による変化を検出可能な光検出器24b,25bと、を備えている。第2欠陥検査装置8には、検査対象となる欠陥の種類ごとに、照明部と光検出器がそれぞれ備えられている。
照明部24a,25aは、第2欠陥検査装置8で行う検査の種類に応じて光強度や波長、偏光状態等が調整された光を照射する。光検出器24b,25bは、CCD等の撮像素子で構成されており、照明部24a,25aによって光が照射されている部分の第2フィルムF5を撮像する。光検出器24b,25bの検出結果(撮像結果)は、制御装置15へ出力される。
記録装置9は、第5ライン6において、第2欠陥検査装置8よりも下流側に設けられている。記録装置9は、第1欠陥検査装置7および第2欠陥検査装置8によって検出された欠陥に関する欠陥情報を第2フィルムF5(第1プロテクションフィルムF2)に記録する。欠陥情報には、欠陥の位置や種類に関する情報などが含まれる。
記録装置9は、例えば、欠陥情報を識別コード(一次元バーコード、二次元バーコード、QRコード(登録商標)など)の形式で第2フィルムF5の幅方向端部に記録する。識別コードには、例えば、第1欠陥検査装置7および第2欠陥検査装置8によって検出された欠陥が、バーコードが付された位置からフィルム幅方向に沿ってどれだけの距離だけ離れた位置に存在するかを示す情報(欠陥の位置に関する情報)が含まれる。識別コードには、検出された欠陥の種類に関する情報が含まれていてもよい。
記録装置9は、第2フィルムF5の欠陥箇所に、欠陥を包含するような大きさのドット状、ライン状もしくは枠状のマークを付すことによって、欠陥の位置を第2フィルムF5上に直接表示(マーキング)してもよい。この際、前記マークとともに欠陥の種類を示す記号や模様を欠陥箇所に付すことによって、欠陥の種類に関する情報を記録してもよい。
フィルムFXの搬送ラインLには、フィルムFXの搬送量を測定する第1測長器41および第2測長器42が設けられている。第1測長器41および第2測長器42は、例えば、フィルムFXと接して回転する回転体の回転軸の回転変位量に応じてパルス列を出力するロータリーエンコーダーである。第1測長器41は、アキュームレーター10の上流側に設けられ、第2測長器42は、アキュームレーター10の下流側に設けられている。
本実施形態の場合、第1測長器41はニップロール32に設けられ、第2測長器42はニップロール33に設けられている。第1測長器41および第2測長器42によって測定されたエンコーダー(第1測長器41、第2測長器42)の回転角および外周の長さに基づいて、第1フィルムF1の搬送量が検出される。第1測長器41および第2測長器42の測定結果は、制御装置15へ出力される。制御装置15は、第1測長器41および第2測長器42の測定結果に基づいてアキュームレーター10による第1フィルムF1の蓄積量を検出する。制御装置15は、例えば、第1フィルムF1の蓄積をオフセット距離の補正値として検出する。
本実施形態の場合、第1欠陥検査装置7と記録装置9との間にはアキュームレーター10が1つしか存在しないため、第1測長器41と第2測長器42は、アキュームレーター10の上流側と下流側に1つずつ設けられている。第1欠陥検査装置7と記録装置9との間にアキュームレーターが複数存在する場合には、その最も上流側のアキュームレーターの上流側と最も下流側のアキュームレーターの下流側に1つずつ測長器が設けられる。
制御装置15は、光検出器21b,22b,23b,24b,25bによって撮像された画像を解析して、欠陥の位置や種類などを判定する。制御装置15は、第1フィルムF1および第2フィルムF5に欠陥が存在すると判定した場合には、記録装置9を制御して第2フィルムF5に欠陥情報を記録する。
制御装置15は、フィルムFXの欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じないように、欠陥検査後所定のタイミングで欠陥情報の記録を行う。例えば、制御装置15は、第2測長器42の測定結果に基づいて、第1欠陥検査装置7または第2欠陥検査装置8によって欠陥検査が行われた時刻以降に搬送ラインL上を搬送されたフィルムFXの搬送量を検出し、検出された搬送量がオフセット距離と一致したときに、記録装置9により記録が行われるようにする。
オフセット距離は、欠陥検査装置7,8と記録装置9との間のフィルムFXの搬送距離をいう。厳密には、オフセット距離は、欠陥検査装置7,8において欠陥検査が行われる位置(欠陥検査位置)と記録装置9において欠陥情報の記録が実施される位置(記録実施位置)との間のフィルムFXの搬送距離として定義される。オフセット距離は、アキュームレーター10を稼働させると変動する。アキュームレーター非稼働時のオフセット距離(以下、第1オフセット距離という)は記憶装置16に記憶されている。欠陥検査装置7,8には複数の光検出器21b,22b,23b,24b,25bが存在し、光検出器ごとに欠陥検査が行われる。そのため、記憶装置16には、光検出器21b,22b,23b,24b,25bごとに、第1オフセット距離が記憶されている。
制御装置15は、アキュームレーター10の稼働によってオフセット距離が変動する場合には、アキュームレーター10の上流側と下流側のフィルムFXの搬送量の差に基づいて、欠陥検査装置と記録装置9との間のオフセット距離の補正値を算出し、この補正値に基づいて、記録装置9による第2フィルムF5への欠陥情報の記録タイミングを補正する。
例えば、制御装置15は、第1測長器41および第2測長器42の測定結果に基づいて補正値を算出する。制御装置15は、補正値と第1オフセット距離とに基づいて、アキュームレーター稼働時のオフセット距離(以下、第2オフセット距離という)を算出する。制御装置15は、第1測長器41または第2測長器42の測定結果に基づいて、第1欠陥検査装置7によって欠陥検査が行われた時刻以降のアキュームレーター10の上流側または下流側のフィルムFXの搬送量を検出し、当該搬送量が第2オフセット距離と一致したタイミングで、記録装置9を制御し、第2フィルムF5に欠陥情報を記録する。
制御装置15は、第1欠陥検査装置7によって欠陥が検出されてから記録装置9によって当該欠陥に関する欠陥情報が記録されるまでの間にアキュームレーター10が稼働した場合には、記録装置9を制御して、アキュームレーター10が稼働したことを示す情報(以下、アキュームレーター稼働情報という)を欠陥情報とともに第2フィルムF5に記録する。アキュームレーター稼働情報は、例えば、第2フィルムF5に特定の文字(例えば、「AL」)や模様を付すことによって記録される。
アキュームレーター稼働時には、記録装置9による記録タイミングが第1測長器41および第2測長器42の測定結果に基づいて補正される。しかし、第1測長器41および第2測長器42の測定結果に誤差が含まれる場合には、第2フィルムF5上の記録位置にずれが生じ、欠陥のない部分(良品部分)を誤って欠陥箇所と判定する惧れがある。第2フィルムF5にアキュームレーター稼働情報が記録されていれば、オペレーターがアキュームレーター稼働情報が付された部分の欠陥箇所を入念に検査することにより、記録位置のずれなどを検出することができる。よって、良品部分を誤って欠陥箇所と判定する惧れが少なくなり、歩留りの向上が図られる。
なお、本実施形態の制御装置15は、コンピュータシステムを含んで構成されている。このコンピュータシステムは、CPU等の演算処理部と、メモリーやハードディスク等の記憶部とを備える。本実施形態の制御装置15は、コンピュータシステムの外部の装置との通信を実行可能なインターフェースを含む。制御装置15には、入力信号を入力可能な入力装置が接続されていてもよい。上記の入力装置は、キーボード、マウス等の入力機器、あるいはコンピュータシステムの外部の装置からのデータを入力可能な通信装置等を含む。制御装置15は、製造装置1の各部の動作状況を示す液晶表示ディスプレイ等の表示装置を含んでいてもよいし、表示装置と接続されていてもよい。
制御装置15の記憶部には、コンピュータシステムを制御するオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。制御装置15の記憶部には、演算処理部に製造装置1の各部を制御させることによって、製造装置1の各部に各種の処理を実行させるプログラムが記録されている。記憶部に記録されているプログラムを含む各種情報は、制御装置15の演算処理部が読み取り可能である。制御装置15は、製造装置1の各部の制御に要する各種処理を実行するASIC等の論理回路を含んでいてもよい。
図2は、第1欠陥検査装置7を含む欠陥検査システム100の一実施形態を示す概略図である。図3は、欠陥情報およびアキュームレーター稼働情報の記録タイミングの制御方法を説明する図である。
図3の上段は、AL原点信号を示しており、図3の下段は、AL原点信号がOFFとなった時刻以降(アキュームレーター稼働時以降)の第1搬送量Aおよび第2搬送量Bの測定結果を示している。図3の横軸は時間である。なお、図3において、「AL」はアキュームレーターを意味している。「ALS」はAL原点信号を示しており、「AL前ライン」はアキュームレーター10の上流側の搬送ラインLを示しており、「AL後ライン」はアキュームレーター10の下流側の搬送ラインLを示している。
図2に示すように、本実施形態の欠陥検査システム100は、搬送ラインLと、アキュームレーター10と、第1欠陥検査装置7と、記録装置9と、第1測長器41と、第2測長器42と、制御装置15と、記憶装置16と、を備えている。
搬送ラインLは、帯状のフィルムFXが搬送される搬送ラインである。搬送ラインLは、第1ライン2、第3ライン4および第5ライン6によって構成されている。フィルムFXは、第1フィルムF1、または、第1フィルムF1の片面もしくは両面にプロテクションフィルムを貼合した帯状の貼合フィルムである。
搬送ラインLには、アキュームレーター10が設けられている。アキュームレーター10は、上位システム60にALS原点信号を供給し、制御装置15は上位システム60からAL原点信号ALSを取得する。上位システム60は、制御装置15よりも上位のコンピュータシステムであり、例えば、DCS(Distributed Control System)やPLC(Programmable Logic Controller)などである。AL原点信号ALSは、ダンサーロール10aが原点位置OP(アキュームレーター非稼働時の位置)に配置されている場合を「ON」、ダンサーロール10aが原点位置OPとは異なる位置に配置されている場合を「OFF」とする信号である。
なお、本実施形態では、AL原点信号ALSは、上位システム60を介して制御装置15に供給されるようになっているが、AL原点信号ALSの供給形態はこれに限定されない。AL原点信号ALSは、上位システム60を介さずに直接アキュームレーター10から制御装置15に供給されるようになっていてもよい。
なお、「ON」、「OFF」という言葉は、アキュームレーターの状態を区別するために便宜上用いられているものであり、「ON」、「OFF」という言葉自体に何らかの意味があるわけではない。よって、ダンサーロール10aが原点位置OPに配置されている場合を「OFF」、ダンサーロール10aが原点位置OPとは異なる位置に配置されている場合を「ON」と呼んでも構わない。
アキュームレーター10の上流側の搬送ラインL(AL前ライン)と下流側の搬送ラインL(AL後ライン)には、第1測長器41と第2測長器42がそれぞれ設けられている。本実施形態の場合、第1測長器41と第2測長器42には、1回転あたりに出力されるパルスの数が互いに等しい(例えば、100パルス/回転)同一仕様のロータリーエンコーダーが用いられる。第1測長器41と第2測長器42は必ずしも同一仕様のロータリーエンコーダーである必要はないが、第1測長器41と第2測長器42が同一仕様のロータリーエンコーダーであれば、AL前ラインとAL後ラインのフィルム搬送量の差をロータリーエンコーダーの回転数の差(パルス数の差)として簡便に算出できるため、好ましい。
制御装置15は、第1演算部51と、第2演算部52と、記録制御部53と、を備えている。なお、第1演算部51、第2演算部52および記録制御部53は、CPU等の演算処理部の機能をそれぞれ独立した機能部として記載したものであり、必ずしも演算処理部にそれぞれの機能部に対応する独立した回路が存在することを意味しない。
第1演算部51には、上位システム60を介して、アキュームレーター10からAL原点信号ALSが供給される。第1演算部51は、アキュームレーター10から供給されるAL原点信号ALSに基づいて、アキュームレーター10が稼働しているか否かを判定する。第1演算部51は、AL原点信号ALSが「ON」のときにアキュームレーター10が非稼働状態であると判定し、AL原点信号ALSが「OFF」のときにアキュームレーター10が稼働状態であると判定する。第1演算部51は、AL原点信号ALSを常時モニタリングする。
第1演算部51には、第1測長器41から第1測長データCL1が入力される。第1測長データCL1は、例えば、ニップロール32の回転変位量に応じて第1測長器41から出力されるパルス列である。第1演算部51は、第1測長データCL1に基づいて、AL前ラインのフィルムFXの第1搬送量Aを検出する。第1搬送量Aは、第1測長器41から出力されるパルスの数として検出される。
第1演算部51には、第2測長器42から第2測長データCL2が入力される。第2測長データCL2は、ニップロール33の回転変位量に応じて第2測長器42から出力されるパルス列である。第1演算部51は、第2測長データCL2に基づいて、AL後ラインのフィルムFXの第2搬送量Bを検出する。第2搬送量Bは、第2測長器42から出力されるパルスの数として検出される。
第1演算部51は、AL原点信号ALSに基づいてアキュームレーター10が稼働しているか否かを判定する。第1演算部51は、アキュームレーター10が稼働していると判定した場合には、第1測長器41および第2測長器42の測定結果に基づいて、アキュームレーター10におけるフィルムFXの蓄積量Cを算出する。蓄積量Cは、例えば、第1搬送量Aと第2搬送量Bとの差(B−A)として算出される。第1演算部51は、例えば、蓄積量Cをオフセット距離の補正値として決定する。
第2演算部52は、第1演算部51によって検出された補正値Cと、記憶装置16に記憶されたアキュームレーター非稼働時の第1オフセット距離C0とに基づいて、アキュームレーター稼働時の第2オフセット距離C1を算出する。第1オフセット距離C0は、例えば、第2測長器42から出力されるパルスの数として記憶部16に記憶されている。第2オフセット距離C1は、例えば、第1オフセット距離C0と補正値Cとの和(C0+C)として算出される。
記録制御部53は、第1欠陥検査装置7で撮像された第1フィルムF1の画像Dに基づいて、第1フィルムF1に含まれる欠陥を検出し、第2フィルムF5に記録すべき欠陥情報(欠陥の位置や種類に関する情報)を決定する。
記録制御部53は、第2演算部52で算出された第2オフセット距離C1に基づいて欠陥情報の記録タイミングを決定する。例えば、記録制御部53は、第1測長器41または前記第2測長器42の測定結果に基づいて、第1欠陥検査装置7によって欠陥検査が行われた時刻以降のアキュームレーター10の上流側または下流側のフィルムFXの搬送量を検出し、当該搬送量が第2オフセット距離C1と一致したタイミングで、記録装置9を制御し、フィルムFXに欠陥情報およびアキュームレーター稼働情報を記録する。
図3に示すように、アキュームレーター稼働時(AL原点信号ALSが「OFF」のとき)には、ダンサーローラー10aの上昇に伴ってAL後ラインが減速する。AL後ラインは、AL原点信号ALSが「OFF」となった直後に減速し、一定期間経過後に搬送速度がゼロとなる。AL後ラインの搬送速度がゼロとなった時点で紙継などのメンテナンスが行われ、メンテナンス終了後にAL後ラインが加速する。AL前ラインでは、アキュームレーター稼働時でも一定速度で搬送が行われる。
補正値Cおよび第2オフセット距離C1は、時間とともに変化する。記録制御部53は、第1搬送量A、第2搬送量Bおよび第2オフセット距離C1をアキュームレーター稼働中、常時監視する。
例えば、第1欠陥検査装置7において欠陥検出が行われた時刻をt0とし、時刻t0以降の任意の時刻をtとする。記録制御部53は、例えば、時刻t0からtまでの間に第1測長器41または第2測長器42から出力されたパルスの数をカウントすることにより、時刻t0からtまでの間にAL前ラインまたはAL後ラインで搬送されるフィルムFXの第1搬送量Aまたは第2搬送量Bを検出する。記録制御部53は、時刻tにおける第2オフセット距離C1と時刻t0から時刻tまでのフィルムFXの第1搬送量Aまたは第2搬送量Bの値を比較し、両者が一致したときに、記録装置9を制御し、第2フィルムF5に欠陥情報およびアキュームレーター稼働情報を記録する。
以上説明した本実施形態の製造装置1および欠陥検査システム100によれば、アキュームレーター10の上流側と下流側のフィルムFXの搬送量の差に基づいて、第1欠陥検査装置7と記録装置9との間のオフセット距離の補正値を算出する。そして、前記補正値に基づいて、記録装置9によるフィルムFXへの欠陥情報の記録タイミングを補正する。そのため、アキュームレーター10の稼働によって第1欠陥検査装置7と記録装置9との間のオフセット距離が変動した場合であっても、欠陥箇所と欠陥情報の記録位置との間にずれが生じにくい製造装置1および欠陥検査システム100を提供することができる。
7…第1欠陥検査装置、9…記録装置、10…アキュームレーター、15…制御装置、16…記憶装置、41…第1測長器、42…第2測長器、51…第1演算部、52…第2演算部、53…記録制御部、100…欠陥検査システム、A…アキュームレーターの上流側のフィルムの搬送量、B…アキュームレーターの下流側のフィルムの搬送量、C…補正値、C0…第1オフセット距離、C1…第2オフセット距離、FX…フィルム、L…搬送ライン

Claims (3)

  1. 帯状のフィルムが搬送される搬送ラインと、
    前記搬送ラインに設けられたアキュームレーターと、
    前記アキュームレーターよりも上流側の前記搬送ラインに設けられた欠陥検査装置と、
    前記アキュームレーターよりも下流側の前記搬送ラインに設けられ、前記欠陥検査装置によって検出された欠陥に関する欠陥情報を前記フィルムに記録する記録装置と、
    前記アキュームレーターの上流側と下流側の前記フィルムの搬送量の差に基づいて、前記欠陥検査装置と前記記録装置との間のオフセット距離の補正値を算出し、前記補正値に基づいて、前記記録装置による前記フィルムへの前記欠陥情報の記録タイミングを補正する制御装置と、を備えている欠陥検査システム。
  2. 前記アキュームレーターよりも上流側に設けられた第1測長器と、
    前記アキュームレーターよりも下流側に設けられた第2測長器と、
    アキュームレーター非稼働時の前記欠陥検査装置と前記記録装置との間の第1オフセット距離を記憶する記憶装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1測長器および前記第2測長器の測定結果に基づいて前記補正値を算出する第1演算部と、
    前記補正値と前記第1オフセット距離とに基づいてアキュームレーター稼働時の前記欠陥検査装置と前記記録装置との間の第2オフセット距離を算出する第2演算部と、
    前記第1測長器または前記第2測長器の測定結果に基づいて、前記欠陥検査装置によって欠陥検査が行われた時刻以降の前記アキュームレーターの上流側または下流側の前記フィルムの搬送量を検出し、当該搬送量が前記第2オフセット距離と一致したタイミングで、前記記録装置を制御し、前記フィルムに前記欠陥情報を記録する記録制御部と、を備えている請求項1に記載の欠陥検査システム。
  3. 前記記録装置は、前記欠陥検査装置によって欠陥が検出されてから前記記録装置によって当該欠陥に関する欠陥情報が記録されるまでの間に前記アキュームレーターが稼働した場合には、前記アキュームレーターが稼働したことを示すアキュームレーター稼働情報を前記欠陥情報とともに前記フィルムに記録する請求項1または2に記載の欠陥検査システム。
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