JP2014223633A - 産業用ロボットの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】教示中に、溶接用ワイヤと溶接対象物であるワークとが接触した場合に、自動的に接触状態を解除することにより、ワイヤが曲がってしまうことを防止し、継続して教示を行うことができるようにする。
【解決手段】溶接用のワイヤを挿通する溶接用トーチを備えており、教示されたプログラムに基づいて動作する産業用ロボットの制御方法であって、教示中に、溶接用トーチから突出したワイヤと溶接対象物との接触が検出されると、ワイヤを溶接対象物から離れる方向へ送給する逆送を行うことにより、ワイヤと溶接対象物との接触を解除し、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ移動させた後に、逆送した長さと同じ長さだけワイヤを正送する。
【選択図】図3
【解決手段】溶接用のワイヤを挿通する溶接用トーチを備えており、教示されたプログラムに基づいて動作する産業用ロボットの制御方法であって、教示中に、溶接用トーチから突出したワイヤと溶接対象物との接触が検出されると、ワイヤを溶接対象物から離れる方向へ送給する逆送を行うことにより、ワイヤと溶接対象物との接触を解除し、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ移動させた後に、逆送した長さと同じ長さだけワイヤを正送する。
【選択図】図3
Description
本発明は、教示を行う産業用ロボットの制御方法に関する。
産業用ロボットを用いた生産システムでは、操作者がロボットを操作して教えた位置(教示点)を繰り返し動作させることで、溶接や塗装やワークの搬送などを実現している。
しかし、産業用ロボットに教示点を教える教示作業において、産業用ロボットの操作を誤り、産業用ロボットの先端部とワークとをぶつけてしまうことがある。特に、産業用ロボットがアーク溶接用ロボットである場合、溶接用のトーチの先端に溶接用のワイヤを所定長さ突き出した状態で教示作業を行っている場合が多い。この教示作業では、ワイヤと溶接対象物であるワーク等とが非常に近い位置にあるため、操作の誤り等により、ワイヤをワーク等にぶつけてしまうことが多い。
アーク溶接用ロボットでは、溶接性を確保するため、トーチから一定距離のワイヤの突き出し長を決めて教示作業を行っている。すなわち、一定距離のワイヤの突き出し長さを維持した状態で教示作業を行うことが重要である。従って、この一定距離のワイヤの突き出し長さが、ワイヤとワークとの接触等によって変わってしまうと、いったん教示作業を中断し、ワイヤの突き出し長さを一定距離に再度調整する必要がある。このような調整作業が生じると、教示作業にかかる工数が増大してしまう。
なお、ワイヤの接触に関するものではなく、ワーク取り付け具やトーチといった被制御体の接触に関するものではあるが、被制御体が何か物品に接触した場合に、接触を検知し、自動的に被制御体を今まで移動させていた方向とは逆方向に一定量移動させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の被制御体の接触状態を検出して被制御体を今まで移動させていた方向とは逆方向にロボットを移動させる方法では、被制御体の接触を解除させることはできるかもしれない。しかし、アーク溶接用ロボットのように、比較的柔らかいワイヤを使用しており、このワイヤの先端をぶつけてしまう場合、ワイヤの先端位置が曲がってしまう可能性がある。そして、ワイヤの先端が曲がってしまうと、正しい教示を継続できず、再度ワイヤの調整が必要となってしまうといった課題がある。すなわち、被制御体の接触の検出は行っているが、ワイヤの接触は検出しておらず、従って、ワイヤだけが何かに接触するとワイヤが曲がってしまうといったことが生じてしまう。
そこで、本発明では、タッチセンサとして溶接用のワイヤの先端を利用するアーク溶接ロボットにおいて、教示中にワイヤと溶接対象物との接触を検出した場合に、ワイヤを逆送させ、および/または、トーチを接触方向と逆方向に動作させることで、ワイヤの先端の曲がりを防止し、ワイヤの先端等の再調整を行うことなく教示作業を継続して行うことができる産業用ロボットの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の産業用ロボットの制御方法は、溶接用のワイヤを挿通する溶接用トーチを備えており、教示されたプログラムに基づいて動作する産業用ロボットの制御方法であって、前記教示中に、前記溶接用トーチから突出した前記ワイヤと溶接対象物との接触が検出されると、前記ワイヤを前記溶接対象物から離れる方向へ移動させることにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、ワイヤを溶接対象物から離れる方向へ送給する逆送を行うことにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行った後に、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させ、前記溶接用トーチを前記第2の所定距離移動させた後に、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離でとしたものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行った後に、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させながら、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離としたものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行いながら、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させ、前記溶接用トーチを前記第2の所定距離移動させた後に、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離としたものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ移動させることにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、教示中に溶接用トーチを移動させることによりワイヤと溶接対象物とが接触し、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するために前記溶接用トーチを前記溶接対象物から離れる方向へ移動させる方向と移動距離は、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに移動した方向と反対の方向であり、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに移動した距離と同じ距離としたものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、ワイヤと溶接対象物との接触は、前記ワイヤと前記溶接対象物との間に印加された電圧に基づいて検出され、前記電圧の大きさは、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触してもアークを発生しない大きさとしたものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、ワイヤの送給を停止した状態で、溶接用トーチを移動させて教示を行うものである。
また、本発明の産業用ロボットの制御方法は、上記に加えて、教示中にワイヤを正送することにより前記ワイヤと溶接対象物とが接触し、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するために行う前記ワイヤの逆送の第1の所定距離は、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに前記ワイヤを正送した距離と同じ距離としたものである。
本発明は、教示中に溶接用ワイヤと溶接対象物等とが接触した場合に、自動的に接触状態を解除することができ、溶接対象物等との接触によりワイヤが曲がってしまうことを防止し、教示作業を中断してワイヤの再調整を行うことなく、教示作業を継続することができ、従来と比べて教示にかかる工数を減らすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1から図3を用いて、本実施の形態の産業用ロボットの制御方法について説明する。図1は、本実施の形態におけるロボットシステムの概略構成を示す図である。図2は、本実施の形態におけるティーチングペンダントの概略構成を示す図である。図3は、本実施の形態における溶接ワイヤの接触解除のフローチャートである。
図1から図3を用いて、本実施の形態の産業用ロボットの制御方法について説明する。図1は、本実施の形態におけるロボットシステムの概略構成を示す図である。図2は、本実施の形態におけるティーチングペンダントの概略構成を示す図である。図3は、本実施の形態における溶接ワイヤの接触解除のフローチャートである。
図1において、ロボットシステムは、ロボット1およびロボット1を制御するロボット制御装置2を有する産業用ロボットと、ロボット制御装置2と通信可能に接続されておりディスプレイ兼入力装置等としてのティーチングペンダント3と、溶接出力を行う溶接制御装置8と、溶接トーチ21内を通り溶接トーチ21から給電される溶接ワイヤ7を送給するためのワイヤ送給装置6を備えている。
なお、ロボット1は、例えば、6軸の垂直多関節型のマニピュレータである。そして、ロボット1には、溶接トーチ21が取り付けられている。また、ロボット制御装置2と溶接制御装置8とは、通信ケーブル11により通信可能に接続されている。そして、ロボット制御装置2は、この通信ケーブル11を介して、例えば、溶接制御装置8に対して指令等を行うとともに、溶接制御装置8からの情報等を取得する。
ロボット制御装置2は、ロボット制御装置2の構成要素を制御する第1のCPU4と、ロボット1の動作の制御を行うロボット駆動装置5と、ロボット1の操作者がティーチングペンダント3等を用いて作成したロボット1の教示プログラムやロボット1の機能設定の格納やロボット1への位置指令や溶接制御装置8への指令値などを保存する読み取りや書込みが可能なRAM16を備えている。なお、第1のCPU4は、ロボット駆動装置5を介してロボット1の動作の制御等を行う。
溶接制御装置8は、溶接制御装置8の構成要素を制御するための第2のCPU9と、ワイヤ送給装置6を制御するための溶接ワイヤ駆動装置10と、溶接対象物12と溶接ワイヤ7との間に電圧を印加する電圧制御部22を備えている。なお、電圧制御部22は、溶接トーチ21を介して溶接ワイヤ7に電圧を印加する。また、電圧制御部22は、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間に印加されている電圧を検出することもできる。
第2のCPU9は、溶接ワイヤ駆動装置10を介してワイヤ送給装置6を制御することにより、溶接ワイヤ7の送給制御等を行う。なお、電圧制御部22と溶接トーチ21とは、プラス側電圧印加ケーブル15で接続されている。電圧制御部22と溶接対象物12とは、マイナス側電圧印加ケーブル13で接続されている。また、電圧制御部22と溶接対象物12とは、電圧フィードバック線14で接続されている。そして、第2のCPU9は、電圧制御部22を介して溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間の電圧を得ることができ、この電圧に基づいて、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合には、接触したことを判断することができる。
次に、図2を用いて、ティーチングペンダント3について説明する。ティーチングペンダント3は、サーボスイッチ17と、ロボット動作キー18と、ワイヤ送給キー19と、モード切替スイッチ20を備えている。
サーボスイッチ17は、ロボット1やワイヤ送給装置6の各軸ブレーキを解除して、ロボット1やワイヤ送給装置6を動作可能にするためのスイッチである。ロボット動作キー18は、サーボスイッチ17がオンの時に操作することで、ロボット1を動作させることができる。例えば、ロボット1の先端部分に取り付けたツールを移動させることができる。ワイヤ送給キー19は、サーボスイッチ17がオンの時に操作することで、溶接ワイヤ7を送給することができる。モード切替スイッチ20は、運転モードと教示モードとを切り替えるためのスイッチである。なお、ロボット動作キー18やワイヤ送給キー19は、教示モードのときに使用することができる。また、ロボット動作キー18やワイヤ送給キー19は、複数のキーの群として設けるようにしても良い。
以上のようなシステム構成を前提として、教示作業中に、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触してしまった場合の、接触を解除する方法について、図3を用いて以下に説明する。なお、溶接ワイヤ7の突き出し長さを所定の長さとし(例えば、15mm程度)、溶接ワイヤ7の送給を行わない状態でロボット1を動作させて溶接トーチ21、すなわち、溶接ワイヤ7を移動させて溶接対象物12等に対して教示を行っている。
図3は、本実施の形態におけるロボットシステムの制御方法の一連の処理の流れを示したフローチャートであり、各ステップの要点を以下に述べる。
ステップ1(ST1)では、ロボット1のモードが教示モードであり、かつ、サーボスイッチ17がオンであるか否かの判断を行う。そして、ST1の判断結果がYESの場合は、ステップ2(ST2)に進む。ST1の判断結果がNOの場合は、ST1の判断を繰り返し行う。
ST2では、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間に電圧が印加されていない場合、溶接制御装置8の電圧制御部22により、溶接トーチ21と溶接対象物12との間、すなわち、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間に電圧を印加し、ステップ3(ST3)に進む。なお、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間に印加する電圧の大きさは、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触してもアークを発生しない程度の電圧である(例えば、10数V程度)。
ST3では、ロボット動作キー18がオンであれば、ステップ4(ST4)へ進む。そうでなければ、ステップ7(ST7)に進む。
ST4では、ロボット動作キー18の動作対象となるロボット1の各軸に対して動作指令を出力して、ステップ5(ST5)に進む。なお、動作指令を出力することで、ロボット1が実際に動作する。
ST5では、ロボット動作キー18で指令したロボット1の各軸への指令値を、ロボット制御装置2内のRAM16に記録し、ステップ6(ST6)に進む。なお、RAM16では、ロボット1の移動距離を記憶することとなり、この距離は、作業者がロボット動作キー18を押し始めてからロボット動作キー18から手を離すまで、すなわち、ロボット動作キー18を押し続けているときにロボット1が移動した距離である。
ST6では、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触があったか否かを判断する。そして、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触があった場合は、ステップ9(ST9)に進む。一方、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触がない場合は、ST7に進む。なお、接触の判断は、溶接制御装置8で監視している溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間の電圧に基づいて行い、この電圧が閾値より低くなったとき、あるいは、0Vとなったとき、接触したと判断する。なお、本来、教示中に溶接ワイヤ7と溶接対象物12とを接触させることはないが、作業者がロボット動作キー18を操作して教示作業を行っており、操作を誤ると、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触する場合がある。
ST7では、ロボット動作キー18に対して作業者の手が放されているか否かを判断する。そして、ロボット動作キー18に対して作業者の手が放されていない場合は、ST3に進む。一方、ロボット動作キー18に対して作業者の手が放されている場合は、ステップST8に進む。
ST8では、サーボスイッチ17がオフとなっているか否かを判断し、オフとなっていれば、ステップST10(ST10)に進む。一方、そうでなければ、ST3に進む。
ST9では、ST5において記録した指令値に−(マイナス)を掛けた指令値を、各軸に対して出力し、ST10に進む。なお、ST5において記録した指令値に−(マイナス)を掛けた値を各軸に対して出力することで、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合のロボット1の動作方向とは反対の方向にロボット1が動作する、すなわち、溶接対象物12の方向とは反対の方向に溶接ワイヤ7が移動するので、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触が解除されることになる。
ST10では、溶接制御装置8の電圧制御部22による、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間の電圧の印加を停止する。
以上のステップにより、作業者による教示作業中のロボット1の操作によって、誤って溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合でも、ロボット1を、すなわち、溶接対象物12に接触した溶接ワイヤ7を、溶接対象物12から離すことができる。
従って、教示作業中に、誤って、比較的柔らかい溶接ワイヤ7を溶接対象物12に接触させてしまっても、溶接ワイヤ7の曲がりを最小限に抑制することができる。そして、従来のような、溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に接触したことにより溶接ワイヤ7が曲がり、教示作業を中断し、溶接ワイヤ7の先端部を切断し、更に溶接ワイヤ7の突き出し長さを再度調整するといった調整作業を削減できる。故に、教示中に溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に誤って接触したとしても、教示作業を中断して溶接ワイヤ7の再調整を行うことなく、教示作業を継続することができ、従来に比べて教示にかかる工数を減らすことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態について、主に図4を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
本実施の形態について、主に図4を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
ST6で、接触の判断が行われ、接触していると判断された場合には、ステップ11(ST11)に進む。ST11では、溶接制御装置8がワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7を第1の所定距離(所定長さ)逆送するように逆送指令を与える。これにより、溶接ワイヤ7が第1の所定距離だけ逆送される。これにより、溶接ワイヤ7が溶接対象物12から離れる。
ST11の次に、ステップ12(ST12)が行われる。ST12では、ロボット制御装置2がロボット1に対して、第2の所定距離だけ溶接トーチ21を移動させるように移動指令を与える。これにより、溶接トーチ21が第2の所定距離だけ移動される。なお、溶接トーチ21を移動させる方向は、溶接トーチ21が溶接対象物12から離れる方向である。
ST12の次に、ステップ13(ST13)が行われる。ST13では、溶接制御装置8がワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7を第1の所定距離(所定長さ)正送するように正送指令を与える。これにより、溶接ワイヤ7が第1の所定距離だけ正送される。これにより、溶接ワイヤ7が逆送される前の状態に戻る。すなわち、教示時の溶接ワイヤ7の所定の突き出し長さに戻すことができる。
ST13の次に、ST10が行われる。なお、ST10は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、ロボット動作キー18を操作してロボット1を動作させて教示を行っている際に、ロボット1の移動操作を誤って溶接ワイヤ7が溶接対象物12に接触してしまっても、この接触を検出することができる。さらに、接触を検出すると溶接ワイヤ7を逆送させて溶接ワイヤ7を溶接対象物12から離すことができ、溶接ワイヤ7が溶接対象物12に接触することによる溶接ワイヤ7の曲がり等を抑制することができる。さらに、溶接ワイヤ7を逆送し、かつ、溶接トーチ21を溶接対象物12から離れる方向に移動した後に、溶接ワイヤ7を逆送した長さと同じ長さだけ正送するので、逆送を行う前の突き出し長さに戻すことができる。従って、従来のように、溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に当たって曲がってしまい、溶接ワイヤ7の突き出し長さを再調整する等の作業は不要であり、本実施の形態によれば、溶接ワイヤ7の再調整を行うことなく教示作業を継続して行うことができる。
なお、第1の所定距離や第2の所定距離は、例えば実験等により予め求められ、そして、例えば、RAM16に記憶しておくようにすれば良い。あるいは、溶接制御装置8の図示しない記憶部に記憶するようにしても良い。
(実施の形態3)
本実施の形態について、主に図5を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態2と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
本実施の形態について、主に図5を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態2と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
ST6で、接触の判断が行われ、接触していると判断された場合には、ステップ11(ST11)に進む。ST11では、溶接制御装置8がワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7を第1の所定距離(所定長さ)だけ逆送するように逆送指令を与える。これにより、溶接ワイヤ7が第1の所定距離だけ逆送される。これにより、溶接ワイヤ7が溶接対象物12から離れる。
ST11の次に、ST12とST13とが同時に行われる。ST12では、ロボット制御装置2がロボット1に対して、第2の所定距離だけ溶接トーチ21を移動させるように移動指令を与える。これにより、溶接トーチ21が第2の所定距離だけ移動される。また、ST13では、溶接制御装置8がワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7を第1の所定距離(所定長さ)だけ正送するように正送指令を与える。これにより、溶接ワイヤ7が第1の所定距離だけ正送される。これにより、溶接ワイヤ7が逆送される前の状態に戻る。すなわち、教示時の溶接ワイヤ7の所定の突き出し長さに戻すことができる。
ST12とST13の次に、ST10が行われる。なお、ST10は、実施の形態2と同様である。
以上により、本実施の形態によれば、実施の形態2と同様の効果を実現することができる。また、本実施の形態では、ST12とST13とを同時に行うので、実施の形態2よりも短い時間で、溶接ワイヤ7を所定の突き出し長さに戻す処理を完了することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態について、主に図6を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態2と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
本実施の形態について、主に図6を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態2と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なる主な点は、ST6において溶接ワイヤと溶接対象物との接触があったか否かの判断を行い、接触していると判断した後の処理である。従って、ST6で接触していると判断した後の処理を中心に以下に説明する。
ST6で、接触の判断が行われ、接触していると判断された場合には、次に、ST11とST12とが同時に行われる。ST11では、溶接制御装置8がワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7を第1の所定距離(所定長さ)だけ逆送するように逆送指令を与える。これにより、溶接ワイヤ7が第1の所定距離だけ逆送される。また、ST12では、ロボット制御装置2がロボット1に対して、第2の所定距離だけ溶接トーチ21を移動させるように移動指令を与える。これにより、溶接トーチ21が第2の所定距離だけ移動される。なお、溶接トーチ21を移動させる方向は、溶接トーチ21が溶接対象物12から離れる方向である。このように、ST11とST12とを同時に行うことにより、溶接ワイヤ7が溶接対象物12から離れる。
ST11とST12の次に、ST13が行われ、ST13の次にST10が行われる。なお、ST13とST10とは、実施の形態2と同様である。
以上により、本実施の形態によれば、実施の形態2と同様の効果を実現することができる。また、本実施の形態では、ST11とST12とを同時に行うので、実施の形態2よりも短い時間で、溶接ワイヤ7を所定の突き出し長さに戻す処理を完了することができる。また、本実施の形態では、ST11とST12とを同時に行うので、ST11とST12を各々単独で行う場合、すなわち、実施の形態1や実施の形態2の場合よりも、速く溶接ワイヤ7を溶接対象物12から離すことができるので、実施の形態1や実施の形態2の場合よりも、溶接ワイヤ7が溶接対象物12に接触した際の溶接ワイヤ7の曲がり等を抑制することできる。
(実施の形態5)
本実施の形態について、主に図7を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なる主な点は、ST2の後の処理である。従って、ST2の後の処理を中心に以下に説明する。なお、実施の形態1では、教示中に、ロボット1の移動操作を誤ったことにより溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合の処理について説明した。本実施の形態では、教示中に誤って溶接ワイヤ7を正送してしまい、これにより溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合の処理について説明する。
本実施の形態について、主に図7を用いて説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の箇所については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なる主な点は、ST2の後の処理である。従って、ST2の後の処理を中心に以下に説明する。なお、実施の形態1では、教示中に、ロボット1の移動操作を誤ったことにより溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合の処理について説明した。本実施の形態では、教示中に誤って溶接ワイヤ7を正送してしまい、これにより溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合の処理について説明する。
ST2の次に、ステップ14(ST14)が行われる。ST14では、ワイヤ送給キー19がオンであれば、ステップ15(ST15)へ進む。そうでなければ、ステップ7(ST7)に進む。
ST15では、溶接制御装置8からワイヤ送給装置6に対して溶接ワイヤ7の送給指令(正送指令)が出力され、ステップ16(ST16)に進む。なお、送給指令を出力することで、溶接ワイヤ7が実際に送給(正送)される。
ST16では、送給の指令値を、ロボット制御装置2内のRAM16に記録し、ST6に進む。なお、RAM16では、溶接ワイヤ7の正送距離を記憶することとなり、この距離は、作業者がワイヤ送給キー19を押し始めてからワイヤ送給キー19から手を離すまで、すなわち、ワイヤ送給キー19を押し続けているときに溶接ワイヤ7が正送された距離である。
ST6では、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触があったか否かを判断する。そして、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触があった場合は、ステップ17(ST17)に進む。一方、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触がない場合は、ST7に進む。なお、接触の判断は、溶接制御装置8で監視している溶接ワイヤ7と溶接対象物12との間の電圧に基づいて行い、この電圧が閾値より低くなったとき、あるいは、0Vとなったとき、接触したと判断する。なお、本来、教示中に溶接ワイヤ7と溶接対象物12とを接触させることはないが、作業者が誤ってワイヤ送給キー19を操作すると、溶接ワイヤ7が溶接対象物12の方向へ送給され、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触する場合がある。
ST7では、ワイヤ送給キー19に対して作業者の手が放されているか否かを判断する。そして、ワイヤ送給キー19に対して作業者の手が放されていない場合は、ST3に進む。一方、ワイヤ送給キー19に対して作業者の手が放されている場合は、ステップST8に進む。
ST8では、サーボスイッチ17がオフとなっているか否かを判断し、オフとなっていれば、ステップST10(ST10)に進む。一方、そうでなければ、ST3に進む。
ST17では、ST16において記録した指令値に−(マイナス)を掛けた指令値を、溶接制御装置8からワイヤ送給装置6に対して出力し、ST10に進む。なお、ST16において記録した指令値に−(マイナス)を掛けた値をワイヤ送給装置6に対して出力することで、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触するまでの溶接ワイヤ7の送給方向とは反対方向に、かつ、溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触するまでに溶接ワイヤ7が送給された長さと同じ長さだけ送給される。すなわち、溶接対象物12の方向とは反対の方向に溶接ワイヤ7が送給されるので、溶接ワイヤ7と溶接対象物12との接触が解除されることになる。さらに、接触するまでの溶接ワイヤ7の正送の長さと同じ長さが逆送されるので、誤って溶接ワイヤ7の正送を行う前の正規の溶接ワイヤ7の突き出し長さに戻すことができる。従って、従来のように、溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に当たって曲がってしまい、溶接ワイヤ7の突き出し長さを再調整する等の作業は不要であり、本実施の形態によれば、溶接ワイヤ7の再調整を行うことなく教示作業を継続して行うことができる。
ST17の次に、ST10が行われる。なお、ST10は、実施の形態1と同様である。
以上のステップにより、作業者による教示作業中の誤ったワイヤ送給キー19の操作によって、誤って溶接ワイヤ7と溶接対象物12とが接触した場合でも、溶接対象物12に接触した溶接ワイヤ7を、溶接対象物12から離すことができる。
従って、教示作業中に、誤って、比較的柔らかい溶接ワイヤ7を溶接対象物12に接触させてしまっても、溶接ワイヤ7の曲がりを最小限に抑制することができる。そして、従来のような、溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に接触したことにより溶接ワイヤ7が曲がり、教示作業を中断し、溶接ワイヤ7の先端部を切断し、更に溶接ワイヤ7の突き出し長さを再度調整するといった調整作業を削減できる。故に、教示中に溶接ワイヤ7が溶接対象物12等に誤って接触したとしても、教示作業を中断して溶接ワイヤ7の再調整を行うことなく、教示作業を継続することができ、従来に比べて教示にかかる工数を減らすことができる。
本発明によれば、例えばアーク溶接用ロボットでの教示中にワイヤが溶接対象物に接触してしまった場合に、再度教示操作に戻るまでの工数を削減することができ、溶接ワイヤを用いて教示を行う産業用ロボットの制御方法として産業上有用である。
1 ロボット
2 ロボット制御装置
3 ティーチングペンダント
4 第1のCPU
5 ロボット駆動装置
6 ワイヤ送給装置
7 溶接ワイヤ
8 溶接制御装置
9 第2のCPU
10 溶接ワイヤ駆動装置
11 通信ケーブル
12 溶接対象物
13 マイナス側電圧印加ケーブル
14 電圧フィードバック線
15 プラス側電圧印加ケーブル
16 RAM
17 サーボスイッチ
18 ロボット動作キー
19 ワイヤ送給キー
20 モード切替スイッチ
21 溶接トーチ
22 電圧制御部
2 ロボット制御装置
3 ティーチングペンダント
4 第1のCPU
5 ロボット駆動装置
6 ワイヤ送給装置
7 溶接ワイヤ
8 溶接制御装置
9 第2のCPU
10 溶接ワイヤ駆動装置
11 通信ケーブル
12 溶接対象物
13 マイナス側電圧印加ケーブル
14 電圧フィードバック線
15 プラス側電圧印加ケーブル
16 RAM
17 サーボスイッチ
18 ロボット動作キー
19 ワイヤ送給キー
20 モード切替スイッチ
21 溶接トーチ
22 電圧制御部
Claims (10)
- 溶接用のワイヤを挿通する溶接用トーチを備えており、教示されたプログラムに基づいて動作する産業用ロボットの制御方法であって、
前記教示中に、前記溶接用トーチから突出した前記ワイヤと溶接対象物との接触が検出されると、前記ワイヤを前記溶接対象物から離れる方向へ移動させることにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除する産業用ロボットの制御方法。 - ワイヤを溶接対象物から離れる方向へ送給する逆送を行うことにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除する請求項1産業用ロボットの制御方法。
- 逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行った後に、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させ、前記溶接用トーチを前記第2の所定距離移動させた後に、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離である請求項2記載の産業用ロボットの制御方法。
- 逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行った後に、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させながら、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離である請求項2記載の産業用ロボットの制御方法。
- 逆送を行うワイヤの距離は第1の所定距離であり、前記第1の所定距離だけ前記逆送を行いながら、溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ第2の所定距離だけ移動させ、前記溶接用トーチを前記第2の所定距離移動させた後に、前記ワイヤを前記逆送とは反対の方向である正送を行い、前記正送を行う前記ワイヤの距離は前記第1の所定距離である請求項2記載の産業用ロボットの制御方法。
- 溶接用トーチを溶接対象物から離れる方向へ移動させることにより、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除する請求項1記載の産業用ロボットの制御方法。
- 教示中に溶接用トーチを移動させることによりワイヤと溶接対象物とが接触し、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するために前記溶接用トーチを前記溶接対象物から離れる方向へ移動させる方向と移動距離は、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに移動した方向と反対の方向であり、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに移動した距離と同じ距離である請求項6記載の産業用ロボットの制御方法。
- ワイヤと溶接対象物との接触は、前記ワイヤと前記溶接対象物との間に印加された電圧に基づいて検出され、前記電圧の大きさは、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触してもアークを発生しない大きさである請求項1から7のいずれか1項に記載の産業用ロボットの制御方法。
- ワイヤの送給を停止した状態で、溶接用トーチを移動させて教示を行う請求項1から8のいずれか1項に記載の産業用ロボットの制御方法。
- 教示中にワイヤを正送することにより前記ワイヤと溶接対象物とが接触し、前記ワイヤと前記溶接対象物との接触を解除するために行う前記ワイヤの逆送の第1の所定距離は、前記ワイヤと前記溶接対象物とが接触するまでに前記ワイヤを正送した距離と同じ距離である請求項3から5のいずれか1項に記載の産業用ロボットの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013102729A JP2014223633A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 産業用ロボットの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013102729A JP2014223633A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 産業用ロボットの制御方法 |
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ID=52122761
Family Applications (1)
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JP2013102729A Pending JP2014223633A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 産業用ロボットの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014223633A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018183830A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | ファナック株式会社 | 溶接ロボットの教示システムおよび教示方法 |
US11628575B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-04-18 | Fanuc Corporation | Robot controller and arc welding robot system |
WO2024003970A1 (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-04 | ファナック株式会社 | ロボット制御装置およびロボットシステム |
-
2013
- 2013-05-15 JP JP2013102729A patent/JP2014223633A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11628575B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-04-18 | Fanuc Corporation | Robot controller and arc welding robot system |
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