JP2014222410A - 携帯表示装置及び表示プログラム並びに操作案内システム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置で画像を確認しながら操作対象部を操作可能とすることが可能な表示装置を提供する。【解決手段】操作可能な操作対象部11を有する画像形成装置7を撮像する撮像部23と、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する操作手順取得部27と、取得した操作手順画像を撮像している画像形成装置7の操作対象部11と共に表示画面15上に表示する表示部33とを備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置の操作対象部の操作手順を表示するための携帯表示装置及び表示プログラム並びに操作案内システムに関する。
従来の表示装置としては、例えば特許文献1のように、画像形成装置でジャムが検出された際に、ジャム処理のための操作手順を動画等の画像として表示するものがある。
この表示装置では、機器に不慣れな操作者であっても、表示される画像に従って操作対象部を操作することで容易にジャム処理を行うことが可能になる。
しかしながら、表示装置が画像形成装置に一体に備えられているので、表示装置から離れた操作対象部を操作する際に表示装置で操作手順を確認しながら操作を行うことはできない。このため、表示装置と操作対象部とを交互に確認しつつジャム処理を進める必要が生じ、操作に時間がかかるという問題がある。
本発明が解決しようとする問題点は、表示装置で操作手順を確認しながら操作対象部を操作できないことがあった点である。
本発明は、表示装置で画像を確認しながら操作対象部を操作可能とするため、操作可能な操作対象部を有する画像形成装置を撮像する撮像部と、前記撮像している画像形成装置の操作対象部に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する画像取得部と、前記取得した操作手順画像を前記撮像している画像形成装置の操作対象部と共に画面上に表示する表示部とを備えた携帯表示装置を最も主な特徴とする。
本発明の携帯表示装置によれば、撮像している画像形成装置の操作対象部に対して、画面上で操作手順画像による操作手順を確認しながら操作を行うことが可能となる。
表示装置で画像を確認しながら操作対象部を操作可能とするという目的を、画像形成装置を撮像し、撮像している画像形成装置の操作対象部と共にその操作手順を示す操作手順画像を画面上に表示する携帯表示装置によって実現した。
好ましくは、操作手順画像が操作手順に従った動作状態の操作対象部の画像であり、この画像を撮像している画像形成装置の操作対象部に重ねて画面上に表示する。
操作手順画像としては、3Dアニメーション画像の他、静止画等とすることも可能である。
操作手順は、画像形成装置のジャム処理等のエラー解消手順等であるが、特に限定されるものではなく、画像形成装置の操作対象部に対する各種のものとすることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
[操作案内システムの構成]
図1は、本発明の実施例1に係る携帯端末を有する操作案内システムを示すブロック図、図2は、図1の画像形成システムの機能ブロック図である。
図1は、本発明の実施例1に係る携帯端末を有する操作案内システムを示すブロック図、図2は、図1の画像形成システムの機能ブロック図である。
図1のように、操作案内システム1は、携帯表示装置としての携帯端末3と、サーバー5と、画像形成装置7とを備え、これらがネットワーク9を介して通信可能に接続されている。なお、操作案内システム1では、単一の画像形成装置7のみを備えているが、実際は、複数の画像形成装置7を有する場合もある。
本実施例の操作案内システム1は、設置場所に設置されている画像形成装置7を携帯端末3で撮像し、サーバー5からの情報を元に携帯端末3の画面上に撮像した画像形成装置7の操作対象部11と共にその操作手順を示す操作手順画像を表示する。本実施例の操作対象部11は、例えば装置本体のカバー等の所定の操作手順に従って操作可能な可動部である。
[携帯端末]
携帯端末3は、例えば携帯情報端末や多機能携帯電話等であり、撮像機構13と、表示画面15と、位置方向検出部17と、端末制御部19と、端末記憶部21とを備えている。
[携帯端末]
携帯端末3は、例えば携帯情報端末や多機能携帯電話等であり、撮像機構13と、表示画面15と、位置方向検出部17と、端末制御部19と、端末記憶部21とを備えている。
撮像機構13は、CCD(Charge Coupled Devices)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等で構成され、設置場所に設置されている画像形成装置7を撮像可能とする。
表示画面15は、タッチパネル式の画面からなり、携帯端末3に対する操作入力や操作状況の表示等を行わせる。本実施例の表示画面15は、撮像機構13で撮像している画像形成装置7の操作対象部11と共にその操作手順を示す操作手順画像を表示する。この詳細については後述する。
位置方向検出部17は、携帯端末3の位置(座標)及び方向を検出する。携帯端末3の位置は、GPS(Global Positioning System)等を利用して検出することができ、方向は、ジャイロセンサー及び加速度センサーを組み合わせた自立測位技術等を利用して検出することができる。
端末制御部19は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置であり、携帯端末3の各部の制御を行う。端末記憶部21は、各種制御用のプログラムを記憶するROM(Read only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。
端末記憶部21内には、本実施例の表示プログラムが記憶され、端末制御部19は、その表示プログラムを実行することで、図2の撮像部23、ステータス情報取得部25、画像取得部及び操作順序取得部としての操作手順取得部27、撮像指示部29、特定部31、表示部33として機能する。
撮像部23は、撮像機能を実現し、撮像機構13による画像形成装置7の撮像を実行する。
ステータス情報取得部25は、ステータス情報取得機能を実現し、撮像している画像形成装置7のステータス情報をサーバー5から取得する。ステータス情報は、画像形成装置7のエラーの有無及びエラー内容等を示す情報である。
また、ステータス情報取得部25は、ステータス情報の取得と共に、画像形成装置7の装置位置情報をサーバー5から取得する。装置位置情報は、画像形成装置7の設置位置(座標)を示す情報である。装置位置情報は、例えば外部記憶媒体や端末記憶部21から取得することも可能である。
操作手順取得部27は、操作手順画像取得機能及び操作順序取得機能を実現する。操作手順取得部27は、ステータス情報に基づく画像形成装置7のエラー状況に応じて、エラー解消のための操作手順情報及び操作手順画像を取得する。操作手順情報及び操作手順画像は、サーバー5から取得されるが、例えば外部記憶媒体や端末記憶部21から取得することも可能である。
操作手順情報は、操作が必要な一又は複数の操作対象部11及びその操作順序である。操作手順画像は、操作対象部11を操作するための操作手順に従った画像である。本実施例の操作手順画像は、操作手順に従った動作を示す操作対象部11の3Dアニメーション画像(動画)である(図3及び図4参照)。
本実施例の操作手順取得部27は、画像形成装置7の装置情報をサーバー5から取得する。装置情報は、画像形成装置7の設置方向、寸法等の情報や及び操作対象部11の位置、形状、範囲等を示す操作対象部11の特定情報を含む。
撮像指示部29は、撮像指示機能を実現し、操作手順取得部27で取得した操作順序に基づいて次に操作される画像形成装置7の操作対象部11の撮像指示を行う。
特定部31は、特定機能を実現し、撮像している画像形成装置7上の操作対象部11を特定する。本実施例では、撮像している画像形成装置7上の操作対象部11を画像認識する。画像認識は、サーバー5から取得した画像形成装置7の機器情報に基づいて行うことができる。
表示部33は、表示機能を実現し、取得した操作手順画像を撮像している画像形成装置7の操作対象部11と共に画面上に表示する。本実施例の表示部33は、特定部31での特定に基づき、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に操作手順画像を重ねて表示画面15上に表示する。
図3及び図4は、操作対象部11としてのカバーに操作手順画像を重ねた場合の画面例を示す。図3のように、携帯端末3の表示画面15上には、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に操作手順画像Gが重ねて表示されている。
表示画面15上の操作手順画像Gは、上述のとおり3Dアニメーション画像であり、図4のように操作手順に従った動作を示す。なお、図4の表示画面15上には、操作手順画像Gと共に操作を促す操作説明Eを併せて表示している。
[サーバー]
図1のサーバー5は、画像形成装置7のステータス情報等を管理し、携帯端末3側にステータス情報に応じた操作手順画像の取得を行わせる管理装置である。本実施例のサーバー5は、ARサーバーからなり、サーバー制御部35及びサーバー記憶部37を有する。
[サーバー]
図1のサーバー5は、画像形成装置7のステータス情報等を管理し、携帯端末3側にステータス情報に応じた操作手順画像の取得を行わせる管理装置である。本実施例のサーバー5は、ARサーバーからなり、サーバー制御部35及びサーバー記憶部37を有する。
サーバー制御部35は、各部の制御を行うCPU等の演算装置であり、サーバー記憶部37は、動作制御プログラム等を保持するROM、RAM、HDD等の記憶装置である。
本実施例のサーバー5は、画像形成装置7のステータス情報、装置位置情報、装置情報、操作手順情報、操作手順画面等をサーバー記憶部37内に保持し、それらの情報を携帯端末3に取得させる。具体的には、サーバー制御部35がサーバー記憶部37内のプログラムを実行することで、図2のように装置管理部39及びサーバー側情報送信部41として機能する。
装置管理部39は、装置管理機能を実現し、画像形成装置7のステータス情報や手順ステップ情報を管理するもので、それらの情報を画像形成装置7側から受信してサーバー記憶部37内に保持する。手順ステップは、エラー解消のための一連の操作手順中の、一つの操作対象部11に対する個別の操作手順である。手順ステップ情報としては、ユーザーが行っている手順ステップを示す情報が管理される。
サーバー側情報送信部41は、管理側情報送信機能を実現し、携帯端末3から位置情報及び方向情報を受信すると、それに基づいて保持している画像形成装置7のステータス情報及び装置位置情報を携帯端末3に送信する。
また、サーバー側情報送信部41は、携帯端末3からの要求に応じて装置情報、操作手順情報、及び操作手順画面を携帯端末3に取得させる。
[画像形成装置]
図1の画像形成装置7は、例えば、プリンター、コピー機、或いはそれらの複合機等からなり、携帯端末3からの画像形成指示に基づいて画像形成(印刷)を行う。本実施例の画像形成装置7は、装置制御部43と、装置記憶部45とを備えている。
[画像形成装置]
図1の画像形成装置7は、例えば、プリンター、コピー機、或いはそれらの複合機等からなり、携帯端末3からの画像形成指示に基づいて画像形成(印刷)を行う。本実施例の画像形成装置7は、装置制御部43と、装置記憶部45とを備えている。
装置制御部43は、各部の制御を行うCPU等の演算装置であり、装置記憶部45は、動作制御プログラム等を保持するROM、RAM、HDD等の記憶装置である。本実施例では、装置制御部43が装置記憶部45内のプログラムを実行することで、図2のように装置側情報送信部47として機能する。
装置側情報送信部47は、装置側情報送信機能を実現し、画像形成装置7のステータスに変更があった場合、そのステータス情報をサーバー5側に送信する。なお、画像形成装置7のステータスの変更は、各部に設けられたセンサーによって検出することができる。
また、装置側情報送信部47は、エラー解消のための一連の操作手順が開始されると、各手順ステップの完了に応じて手順ステップ情報をサーバー5に送信する。手順ステップの完了も、画像形成装置7の各部に設けられたセンサー等に基づいて検出することができる。
[エラー解消操作]
図5及び図6は、図1の操作案内システムによる画像形成装置のエラー解消操作を示すシーケンス図である。図5及び図6のシーケンスでは、画像形成装置7でのエラーの発生から解消までを説明する。
[エラー解消操作]
図5及び図6は、図1の操作案内システムによる画像形成装置のエラー解消操作を示すシーケンス図である。図5及び図6のシーケンスでは、画像形成装置7でのエラーの発生から解消までを説明する。
本実施例では、画像形成装置7においてエラーが発生すると、画像形成装置7のステータス情報の変更を行う(図5の1及び1.1)。具体的には、画像形成装置7の装置側情報送信部47がエラー状況を示すステータス情報をサーバー5に送信し、サーバー5の装置管理部39が受信したステータス情報によりサーバー記憶部37内の既存のステータス情報を上書きする。
こうしてサーバー5側で管理される画像形成装置7のステータスがエラー状態になると、ユーザーが携帯端末3の表示画面15上で操作手順を確認しながら画像形成装置7に対するエラー解消操作を行うことになる。
エラー解消操作を行う際は、まずユーザーが携帯端末3において表示プログラムを起動する(図5の2)。
次いで、携帯端末3によりエラー状態の画像形成装置7を撮像する(図5の3)。具体的には、携帯端末3を保持するユーザーは、携帯端末3の撮像機構13の撮像範囲内に画像形成装置7を位置させる。
これにより、携帯端末3は、撮像部23により撮像機構13を通じた画像形成装置7の撮像を実行する。結果として、携帯端末3の表示画面15上には、撮像している画像形成装置7が表示される。
この撮像に応じて、携帯端末3で画像形成装置7のステータス情報及び装置位置情報を取得する(図5の4)。すなわち、携帯端末3のステータス情報取得部25は、携帯端末3の位置及び方向を元に画像形成装置7のステータス情報及び装置位置情報をサーバー5から取得する。
取得の際は、まずステータス情報取得部25が位置方向検出部17(図1)から携帯端末3の位置及び方向を取得して特定する。そして、ステータス情報取得部25は、携帯端末3の特定された位置情報及び方向情報をサーバー5に送信し、携帯端末3の周囲に設置されている画像形成装置7のステータス情報及び装置位置情報を受信する。
携帯端末3は、取得したステータス情報及び装置位置情報に基づいて、表示画面15上で撮像している画像形成装置7に対してエラー内容を表示する(図5の5)。
こうして、携帯端末3は、表示画面15上で撮像している画像形成装置7に対し、エラー内容をユーザーに通知することが可能となる。本実施例では、この状態でユーザーからのエラー解消操作を行うか否かの指示入力を受け付ける。指示入力は、例えば表示画面15上のエラー内容を選択させることで行うことができる。
ユーザーからのエラー解消操作の実行指示入力(要求)を受け付けると、携帯端末3の操作手順取得部27によりステータス情報に基づくエラー内容に応じた操作手順情報をサーバー5から取得する(図6の6及び6.1)。本実施例では、操作手順情報の取得として、操作手順取得部27がサーバー5内の操作手順情報を参照する。
これにより、携帯端末3の撮像指示部29は、操作手順情報に含まれる操作順序に基づいて次に操作される画像形成装置7の操作対象部11の撮像指示を行う(図6の7)。撮像指示は、携帯端末3の表示画面15上に文字等を表示することで行うことができる。ただし、音声出力等によって行うことも可能である。
撮像指示を受けたユーザーは、携帯端末3の撮像範囲内に指示された画像形成装置7の操作対象部11を位置させて撮像を行い、撮像している操作対象部11に対する操作手順画像を取得する(図6の8)。
操作手順画像の取得は、特に限定されるものではないが、例えば操作対象部11に設けられた二次元バーコード等のようなマーク(図示せず)を撮像することで行うことができる。すなわち、撮像指示に応じて操作対象部11のマークを撮像すると、携帯端末3の操作手順取得部27がサーバー5から対応する操作手順画像を検索して取得する(図6の8.1及び8.2)。本実施例では、操作手順画像と共に対応する操作説明並びに画像形成装置7の装置情報を併せてサーバー5から取得する。
これに応じて、携帯端末3の表示部33は、図3及び図4のように、取得した操作手順画像Gを撮像している画像形成装置7の操作対象部11に重ねて表示画面15上に表示する(図6の8.3)。このとき、表示部33は、操作説明Eも表示画面15上に表示する(図6の8.4)。なお、操作手順画像Gを操作対象部11に重ねる表示は、携帯端末3の位置や方向並びに画像形成装置7の装置情報に基づいて行われる。この詳細は、表示処理として後述する。
こうして、携帯端末3の表示画面15上では、撮像している画像形成装置7の操作対象部11の操作手順を、操作手順画像Gの3Dアニメーション及び操作説明Eを通じてユーザーに確認させることができる。ユーザーは、その操作手順に従って実際に画像形成装置7の操作対象部11の操作を行うことが可能となる(図6の9)。
ユーザーによる操作対象部11の操作が完了すると、その操作手順(手順ステップ)の更新が行われる(図6の9.1)。具体的には、手順ステップの完了を画像形成装置7がセンサー等によって検出して、装置側情報送信部47により手順ステップの完了情報をサーバー5に送信する。サーバー5では、装置管理部39により、受信した完了情報に基づいて実行中の一連の操作手順の手順ステップを更新する。こうして、サーバー5では、次の手順ステップが実行されていることを示すステップ手順情報が保持される。
なお、初回の手順ステップ情報は、例えば携帯端末3で操作手順情報を参照した際や操作手順画像を取得際にサーバー5側で保持すればよい。
手順ステップが更新されると、それをサーバー5から携帯端末3に通知する(図6の9.2)。この通知は、サーバー側情報送信部41によって行わせることができる。携帯端末3では、次の手順ステップが存在すれば、操作手順情報の操作順序に基づいて次に操作される画像形成装置7の操作対象部の撮像指示を行い、ユーザーに次の手順ステップを完了させる(図6の7〜9.2)。
一方、次の手順ステップが存在しない場合は、画像形成装置7がエラー解消を検出し(図6の10)、これに基づいてエラー発生の場合と同様にして画像形成装置7のステータス情報の変更を行う(図6の11)。
こうしてサーバー5側で管理される画像形成装置7のステータスが正常になり、サーバー5から携帯端末3にエラー解消通知が行われる(図6の12)。この通知は、サーバー側情報送信部41で行わせることができる。携帯端末3では、エラー解消通知に基づいて処理を終了させることができる。
[表示処理]
図7は、図6のシーケンスでの操作手順画像の表示処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、図6のシーケンス8.2及び8.3に対応しており、ユーザーが携帯端末3により画像形成装置7の操作対象部11に設けられたマークを撮像することで開始される。
[表示処理]
図7は、図6のシーケンスでの操作手順画像の表示処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、図6のシーケンス8.2及び8.3に対応しており、ユーザーが携帯端末3により画像形成装置7の操作対象部11に設けられたマークを撮像することで開始される。
ステップS1では、「装置情報のサーバーへの問い合わせ」が行われる。この処理では、携帯端末3の操作手順取得部27が、マークの撮像に応じて画像形成装置7の装置情報の問い合わせをサーバー5に対して行う。これによりステップS1が完了してステップS2へ移行する。
ステップS2では、「装置情報の取得」が行われる。この処理では、サーバー5のサーバー側情報送信部41が、携帯端末3からの問い合わせ(要求)に応じて携帯端末3に画像形成装置7の装置情報を送信する。これにより、携帯端末3の操作手順取得部27は、画像形成装置7の装置情報を取得することができる。こうしてステップS2が完了してステップS3へ移行する。
ステップS3では、「操作手順画像及び操作説明の取得」が行われる。この処理では、携帯端末3の操作手順取得部27が、取得した装置情報に基づいて対応する画像形成装置7の操作対象部11の操作手順画像及び操作説明をサーバー5から検索して取得する。こうしてステップS3が完了するとステップS4へ移行する。
ステップS4では、「操作対象部を正面から撮像?」の処理が行われる。この処理では、携帯端末3の特定部31が、携帯端末3の方向情報及び装置情報の装置方向に基づいて画像形成装置7の操作対象部11を正面から撮像しているか否かを判断する。
正面から撮像している場合はステップS5へ移行する(YES)。一方、正面から撮像していない場合はステップS6へ移行して(NO)、ユーザーに画像形成装置7の操作対象部11を正面から撮像するように警告する。警告後は、ステップS4に戻ることになる。なお、警告は、表示部33が表示画面15上に文字等を表示することで行わせることができるが、音声出力によって行ってもよい。
ステップS5では、「操作手順画像の表示領域の決定」が行われる。この処理では、特定部31が表示画面15上での操作手順画像の表示領域を決定してステップS7へ移行する。表示領域の決定は、装置情報の画像形成装置7の寸法や操作対象部11の特定情報に基づいて行わせることができる。
ステップS7では、「表示領域の表示」が行われる。この処理では、携帯端末3の表示部33がステップS6で決定された表示領域を表示画面15上に表示する。表示される表示領域は、例えば図3の操作手順画像Gと同様のものとすればよい。ただし、特に限定されるものではなく、操作手順画像の表示領域を特定できる各種のものを採用できる。こうしてステップS7が完了すると、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、「操作対象部が表示領域内?」の処理が行われる。この処理では、携帯端末3の特定部31が、表示画面15上の表示領域内に撮像している操作対象部11が位置するか否かを判断する。
具体的には、特定部31が装置情報に基づく画像認識を行い、表示画面15上の表示領域内に撮像している操作対象部11が存在するか否かを判断する。ただし、画像認識によらなくてもよく、撮像している操作対象部11が表示領域に一致したときにユーザーが表示画面15上で操作入力を行う構成とすることも可能である。
表示領域内に操作対象部11が位置する場合は、操作手順画像を重ねるための操作対象部11が特定されてステップS9へ移行する(YES)。一方、表示領域内に操作対象部11が位置していない場合は、ステップS10へ移行して(NO)、ユーザーに操作対象部11を表示領域内に位置させるよう警告する。警告後は、ステップS8へ戻ることになる。なお、警告は、ステップS4の場合と同様、表示部33が表示画面15上に文字等を表示したり、或いは音声出力によって行わせることができる。
ステップS9では、「操作手順画像の表示」が行われる。この処理では、携帯端末3の表示部33が、ステップS8での操作対象部11の特定に基づき、図3及び図4のように取得した操作手順画像Gを撮像している画像形成装置7の操作対象部11に重ねて表示画面15上に表示する。このとき、表示部33は、操作説明Eも表示画面15上に表示する。
こうしてステップS9が完了すると、表示処理が終了することになる。
[実施例1の効果]
本実施例の携帯端末3は、操作可能な操作対象部11を有する画像形成装置7を撮像する撮像部23と、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する操作手順取得部27と、取得した操作手順画像を撮像している画像形成装置7の操作対象部11と共に表示画面15上に表示する表示部33とを備えている。
[実施例1の効果]
本実施例の携帯端末3は、操作可能な操作対象部11を有する画像形成装置7を撮像する撮像部23と、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する操作手順取得部27と、取得した操作手順画像を撮像している画像形成装置7の操作対象部11と共に表示画面15上に表示する表示部33とを備えている。
従って、本実施例では、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に対して、表示画面15上で操作手順画像による操作手順を確認しながらエラー解消等の操作を行うことが可能となる。
また、本実施例では、撮像している画像形成装置7の操作対象部11の操作手順を表示画面15上で直接確認することができるので、操作手順画像と操作対象部11との対応関係を容易に把握することができると共により細かな操作を容易に行わせることができる。
本実施例の携帯端末3は、撮像している画像形成装置7上の操作対象部11を特定する特定部31を備え、操作手順画像が操作手順に従った動作状態の操作対象部11の画像であり、表示部33が特定部31での特定に基づき撮像している画像形成装置7の操作対象部11に操作手順画像を重ねて表示画面15上に表示する。
従って、本実施例では、操作対象部11の操作手順を操作手順画像による実際の動作として確認することができ、確実な操作対象部11の操作を行わせることが可能となる。加えて、より容易に操作手順画像と操作対象部11との対応関係を把握することができると共に細かな操作を行わせることもできる。
本実施例の携帯端末3は、操作対象部11の操作順序を取得する操作手順取得部27と、操作順序に基づいて次に操作される画像形成装置7の操作対象部11の撮像指示を行う撮像指示部29とを備えている。
このため、本実施例では、操作に必要な操作対象部11に対し確実に操作手順画像を表示することができ、より確実な操作を行わせることが可能となる。
また、複数の操作対象部11を操作する操作手順であっても、それらの操作対象部11に対する操作手順画像を順次表示して、より確実な操作を行わせることが可能となる。
表示部33は、表示画面15上に操作手順画像の表示領域を表示して、この表示領域内に特定された操作対象部11が存在するときに操作手順画像を重ねる。
従って、本実施例では、操作手順画像を操作対象部11へ重ねた表示を確実に行わせることができる。
また、本実施例では、操作手順画像が3Dアニメーション画像であるから、操作を詳細に確認させることができ、より確実な操作を行わせることが可能となる。
[その他]
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各種の変更が可能である。
[その他]
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、実施例1では、サーバー5を備えていたが、例えばサーバー5を省略することも可能である。この場合、サーバー5に保持されていた情報を携帯端末3や画像形成装置7に保持させておけばよい。例えば、装置位置情報、装置情報、操作手順情報、操作手順画像を携帯端末3に予め保持しておけば、操作手順画像の表示処理を携帯端末3で完結させることも可能となる。
実施例1では、ステータス情報や画像形成装置7の装置位置情報を画像形成装置7の撮像をトリガーに携帯端末3の位置情報等を元に取得していたが、例えば操作手順画像等と同様にマークの撮像によって取得する構成とすることも可能である。
また、操作手順画像は、撮像している画像形成装置7の操作対象部11に重ねて表示していたが、必ずしも重ねる必要はなく、操作対象部11と並列して表示してもよい。
1 操作案内システム
3 携帯端末(携帯表示装置)
5 サーバー
7 画像形成装置
11 操作対象部
15 表示画面
23 撮像部
27 操作手順取得部(画像取得部、操作順序取得部)
29 撮像指示部
31 特定部
33 表示部
G 操作手順画像
3 携帯端末(携帯表示装置)
5 サーバー
7 画像形成装置
11 操作対象部
15 表示画面
23 撮像部
27 操作手順取得部(画像取得部、操作順序取得部)
29 撮像指示部
31 特定部
33 表示部
G 操作手順画像
Claims (8)
- 操作可能な操作対象部を有する画像形成装置を撮像する撮像部と、
前記撮像している画像形成装置の操作対象部に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する画像取得部と、
前記取得した操作手順画像を前記撮像している画像形成装置の操作対象部と共に画面上に表示する表示部と、
を備えたことを特徴とする携帯表示装置。 - 請求項1記載の携帯表示装置であって、
前記撮像している画像形成装置上の操作対象部を特定する特定部を備え、
前記操作手順画像は、前記操作手順に従った動作状態の操作対象部の画像であり、
前記表示部は、前記特定に基づき前記撮像している画像形成装置の操作対象部に前記操作手順画像を重ねて前記画面上に表示する、
ことを特徴とする携帯表示装置。 - 請求項1又は2記載の携帯表示装置であって、
前記操作対象部の操作順序を取得する操作順序取得部と、
前記操作順序に基づいて次に操作される前記画像形成装置の操作対象部の撮像指示を行う撮像指示部と、
を備えたことを特徴とする携帯表示装置。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の携帯表示装置であって、
前記表示部は、前記画面上に前記操作手順画像の表示領域を表示して、この表示領域内に前記特定された操作対象部が位置するときに前記操作手順画像を重ねる、
ことを特徴とする携帯表示装置。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の携帯表示装置であって、
前記操作手順画像は、3Dアニメーション画像である、
ことを特徴とする携帯表示装置。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯表示装置及び画像形成装置を備えた操作案内システム。
- 操作可能な操作対象部を有する画像形成装置を撮像する撮像機能と、
前記撮像している画像形成装置の操作対象部に対し操作手順を示す操作手順画像を取得する画像取得機能と、
前記取得した操作手順画像を前記撮像している画像形成装置の操作対象部と共に画面上に表示する表示機能と、
をコンピューターに実現させることを特徴とする表示プログラム。 - 請求項7記載の表示プログラムであって、
前記撮像している画像形成装置上の操作対象部を特定する特定機能を更にコンピューターに実現させ、
前記操作手順画像は、前記操作手順に従った動作状態の操作対象部の画像であり、
前記表示機能は、前記特定に基づき前記撮像している画像形成装置の操作対象部に前記操作手順画像を重ねて前記画面上に表示する、
ことを特徴とする表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
2013
- 2013-05-13 JP JP2013101619A patent/JP2014222410A/ja active Pending
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