JP2014221140A - 組立家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】数種類のパネルを選択して構成することで、組立を可能とし、ネジ、釘や金具等、その取付のため工具を不要とし、簡単な連結構成によって確実に固定できると共に、組立・組み換えも容易で、組立バリエーションも多様に設計できる箱状の組立家具を提供する。【解決手段】パネル2は、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さ3と、前記厚みの幅4で切除した中央凹部5Aと、残った両端凸部6Bを有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さ3と、前記厚みの幅4で残した中央凸部6Aと、切除した両端凹部5Bを有する辺の何れかが形成される。また、前記各凸部6A、6Bに辺と平行な貫通孔7が設けられる。パネル2の前記中央凹部5Aと前記中央凸部6Aとを嵌合して組み立て、前記各凸部6A、6Bの貫通孔7に固定用ロッド8を嵌挿して固定する。【選択図】 図1

Description

本発明は組立家具に関するものであり、詳しくは、特定のパネルを組み合わせて釘やボルトを使用する事無く容易に収納容器等の箱状の家具を構成できることのできる組立家具に関する。
従来の組立家具は、例えば特開平8−366号公報には、箱体を複数個並べ又は積み重ね、隣接箱体の連結は木ネジ若しくはボルトナットで連結、又は連結ピンと連結具を使用することが開示されている。
又、特開平2004−305337号公報には、隣接箱体の連結はピン、接着剤或いは圧入嵌合するものとし、基本ボックスの構成材は第一基本板材、第二基本板材及び連結板の接合端の形状が開示されている。
そして、特開平5‐42021号公報には、複数の箱体及び側板を所定の間隔をあけて配置し、該箱体及び側板の上部に一枚の天板を載置して、箱体間及び箱体と側板の間にも収納部を形成した組立家具が開示されている。
さらに、特開2011‐67511号公報には、4枚の板を筒状に板と板を接合してなる筒状ボックスと筒状ボックスと筒状ボックスの連結用の連結板からなり、筒状ボックスには板と板の接合部に、筒状ボックスの板厚内で連結用凹凸を設け、筒状ボックスの連結用凹凸に嵌合可能な凹凸を有する連結板で構成される組立家具が開示されている。
特開平8−366号公報 特開平2004−305337号公報 特開平5−42021号公報 特開2011−67511号公報
上記の各組立家具は、隣接箱体はピン、木ネジ、接着剤、連結具連結用部材を用いて組立てられ、連結部材及び組立用工具も必要となり、組立・分解に時間を要し、基本ボックスの構成材の連結板は、相互の連結用として凹凸及び斜面カットや端面がV形状とかなり複雑で精巧な加工が必要でありコスト高が考えられる。
そこで、本発明は数種類のパネルを選択して構成することで、組立を可能とし、ネジ、釘や金具等、その取付のため工具を不要とし、簡単な連結構成によって確実に固定できると共に、組立・組み換えも容易で、組立バリエーションも多様に設計できる箱状の組立家具を提供せんとするものである。
本発明に係る組立家具の請求項1の発明は、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で切除した中央凹部と、残った両端凸部を有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部と、切除した両端凹部を有する辺の何れかが形成され、前記各凸部に辺と平行な貫通孔が設けられたパネルと、前記パネルの貫通孔に嵌挿する固定用ロッドとで構成し、前記中央凹部と前記中央凸部が嵌合することを特徴とするものである。
請求項2の組立家具の請求項1の発明は、請求項1に記載の発明において、四辺に中央凹部を形成したパネル、一辺に中央凸部を形成し、他の三辺は中央凹部を形成したパネル、及び、対向する角を構成する一方の隣辺は中央凹部を形成し、他方の隣辺は中央凸部を形成したパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することを特徴とするものである。
請求項3の組立家具の発明は、請求項2に記載の発明において、四辺に中央凸部を形成したパネル、一辺に中央凹部を形成し、他の三辺は中央凸部を形成したパネル、一の対向する辺に中央凹部を形成し、他の対向する辺に中央凸部を形成したパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することを特徴とするものである。
請求項4の組立家具の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、中央凹部が中央凸部よりも辺と並行な幅が長いことを特徴とするものである。
請求項5の組立家具の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、組み立てた家具の固定用ロッドを嵌挿した貫通孔の外面に遮蔽蓋を装着したことを特徴とするものである。
請求項1の発明は、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で切除した中央凹部と、残った両端凸部を有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部と、切除した両端凹部を有する辺の何れかが形成され、前記中央凹部と前記中央凸部が嵌合するため、凹凸形状の異なる辺同士は互いに嵌合し、同一面方向に同一幅、又は同一高さで連設可能となる効果を有する。
また、厚みの幅で切除した中央凹部、又、残った中央凸部も同一厚みの長方形となるため、直角方向へも各面が面一の整然とした連結となる効果を発揮する。
そして、同一面方向又は直角方向への連結であっても、嵌合した当接面において、各凸部に辺と平行な貫通孔が連続した一直線上に形成されるため、固定用ロッドを嵌挿することで離別しない強固な連結を維持できるものであり、その作業も極めて容易に収納容器等の箱状の家具を構成できる効果を有する。
請求項2の発明の効果は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、正方形の四辺の凹凸の態様を具体化した三種類のパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することで、目的の箱状の家具を容易に構成できる効果を発揮する。
請求項3の発明の効果は、請求項2に記載の発明の効果に加えて、正方形の四辺の凹凸の態様を具体化した更に三種類のパネルを加えることによって、より複雑な形態の家具の構成を可能とする効果を発揮する。
請求項4の発明の効果は、請求項1乃至3に記載の発明の効果に加えて、中央凹部が中央凸部よりも辺と並行な幅を長くすることにより、両者の嵌合を滑らかに成し得る効果を発揮し、また隙間が生じても固定用ロッドを嵌挿することで離別することは無い。
請求項5の発明の効果は、請求項1乃至4に記載の発明の効果に加えて、組み立てた家具の固定用ロッドを嵌挿した貫通孔の外面に遮蔽蓋を装着したものであるから、固定用ロッドの抜け脱を防止して箱状の家具を容易かつ確実に構成できる効果を発揮する。
本発明の実施の一形態を示す組み立てた状態を示す斜視図である。 パネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 遮蔽蓋の一実施の形態を表す正面図である。 他の遮蔽蓋一実施の形態を表す正面図である。 パネルを構成する一実施の形態を示す片面の裏面図である。 図7の縦断側面図である。 本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す後面からの斜視図である。 本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す側面からの斜視図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の一形態を示す組み立てた状態を示す斜視図であり、前面が開放された正六面体の箱状の家具1Aである。
各面を構成するパネルは、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さ3と、前記厚みの幅4で切除した中央凹部5Aと、残った両端凸部6B、6Bを有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部6Aと、切除した両端凹部5B、5Bを有する辺の何れかが形成され、前記各凸部6A、6B、に辺と平行な貫通孔7が設けられ、前記中央凹部5Aと前記中央凸部6Aが嵌合するものと成っている。
そこで、接合するパネルを直角方向に、互いの中央凹部5Aと中央凸部6Aとを嵌合して組み立てると、両端凹部5Bと両端凸部6Bも障り無く嵌り合い、一直線状に連設した中央凸部6Aと両端凸部6Bの貫通孔7に固定用ロッド8を嵌挿して固定することで、前面が開放された正六面体の箱状の家具1Aが構成されている。
用いられるパネルは三種類あり、図2は対向する角を構成する一方の隣辺は中央凹部5Aを形成し、他方の隣辺は中央凸部6Aを形成したパネル2A、図3は一辺に中央凸部6Aを形成し、他の三辺は中央凹部5Aを形成したパネル2B,及び図4は四辺に中央凹部5Aを形成したパネル2Cである。
図1の箱状の家具では、上下左右を4枚のパネル2Aで、後面をパネル2Cで組み立て、12本の固定用ロッド8で固定したものである。
固定用ロッド8同士が干渉しないように、各パネルの一辺の長さよりも短く設計される。
また、開口した前面において、中央凹部5Aの部分には固定用ロッド8が出現しており、中央凹部5A内に物や人の手等が入って引っ掛かるのを防止し、また、内部の仕切りを係止する部材の取り付けに利用することもできる。
図5は、貫通孔7の表面に近い開口部分へ圧入する遮蔽蓋9であり、固定用ロッド8が抜け出すことを防止する。
また、遮蔽蓋9の頭部91と圧入する貫通孔7の形成端面と面一にして体裁を良孔にするもの、或いは図6に示すように、頭部91に摘み92を突設して着脱操作を容易としたものが考えられる。
図7はパネル2Aを構成する片面21Aの裏面図、図8は縦断側面図である。
樹脂成型で形成したもので、同一の片面21A同士の裏面を接合してパネル2Aを形成することができる。
接合手段は材料樹脂に適合した接着剤や熱溶着、超音波溶着、振動溶着等の手段によって容易に成し得、また、パネルに爪形状と爪嵌合部を付加し、ワンタッチで爪勘合接合も可能である。
他のパネル2B及び2Cもパネル2Aと同様に樹脂成型によって容易に形成できるものである。
しかし、各パネル及び固定用ロッド又は遮蔽蓋の素材は、樹脂に限定されるものでなく、木材、紙材或いは金属材等を任意に選択して形成できるものである。
図9は本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す後面からの斜視図であり、図1の正六面体の箱状の家具1Aを横方向へ二個繋げた横幅を有する六面体の箱状の家具1Bを示す。
この実施の形態では、パネル2Cが後面右側(図9において)に配置して組み立てられ、また、横幅方向に連続する貫通孔7、7・・に嵌挿する固定用ロッド8は1本通しの長さを有するものを使用する。
図10は、図1の正六面体の箱状の家具1Aを横方向及び垂直方向へ八個繋げ、縦横奥行きが2倍の正六面体の箱状の家具1Cを示すものである。
このように、三種類のパネルを利用することによって任意の形態の箱状の家具を構成可能となり、直線方向に連続する貫通孔に固定用ロッド8を嵌挿することで強固に形態を維持できるものである。
さらに、図11乃至図13は、上記三種類に加えて選択可能になる他のパネルであり、図11は対向する辺同士の一方は中央凹部5Aを形成し、他方は中央凸部6Aを形成したパネル2D、図12は一辺に中央凹部5Aを形成し、他の三辺は中央凸部6Aを形成したパネル2E,及び図13は四辺に中央凸部6Aを形成したパネル2Fである。
以上の六種類のパネルにおいて、形成された中央凹部5A及び中央凸部6Aは一辺の長さの3分の1と成っている(滑らかな嵌合を図るため、実際は中央凹部5Aが中央凸部6Aよりミリ単位で長くし、或いは明らかに長くしても良い。)。
しかし、図14のパネル2Dにおいて、他の実施の形態例を示すように、形成する中央凹部5A、又は中央凸部6Aは辺の中点から左右へ伸びた長さを有するものであればよく、両端凸部6Bや両端凹部5Bの長さと異なっていても良い。
以上のように、本発明を図面に基づいて説明した実施の形態における具体的構成は一例であり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1A,1B,1C 家具
2A,2B,2C,2D,2E,2F パネル
3 長さ
4 幅
5A 中央凹部
5B 両端凹部
6A 中央凸部
6B 両端凸部
7 貫通孔
8 固定用ロッド
9 遮蔽蓋
91 頭部
92 摘み
本発明は組立家具に関するものであり、詳しくは、特定のパネルを組み合わせて釘やボルトを使用する事無く容易に収納容器等の箱状の家具を構成できることのできる組立家具に関する。
従来の組立家具は、例えば特開平8−366号公報には、箱体を複数個並べ又は積み重ね、隣接箱体の連結は木ネジ若しくはボルトナットで連結、又は連結ピンと連結具を使用することが開示されている。
又、特開平2004−305337号公報には、隣接箱体の連結はピン、接着剤或いは圧入嵌合するものとし、基本ボックスの構成材は第一基本板材、第二基本板材及び連結板の接合端の形状が開示されている。
そして、特開平5−42021号公報には、複数の箱体及び側板を所定の間隔をあけて配置し、該箱体及び側板の上部に一枚の天板を載置して、箱体間及び箱体と側板の間にも収納部を形成した組立家具が開示されている。
さらに、特開2011−67511号公報には、4枚の板を筒状に板と板を接合してなる筒状ボックスと筒状ボックスと筒状ボックスの連結用の連結板からなり、筒状ボックスには板と板の接合部に、筒状ボックスの板厚内で連結用凹凸を設け、筒状ボックスの連結用凹凸に嵌合可能な凹凸を有する連結板で構成される組立家具が開示されている。
特開平8−366号公報 特開平2004−305337号公報 特開平5−42021号公報 特開2011−67511号公報
上記の各組立家具は、隣接箱体はピン、木ネジ、接着剤、連結具連結用部材を用いて組立てられ、連結部材及び組立用工具も必要となり、組立・分解に時間を要し、基本ボックスの構成材の連結板は、相互の連結用として凹凸及び斜面カットや端面がV形状とかなり複雑で精巧な加工が必要でありコスト高が考えられる。
そこで、本発明は数種類のパネルを選択して構成することで、組立を可能とし、ネジ、釘や金具等、その取付のため工具を不要とし、簡単な連結構成によって確実に固定できると共に、組立・組み換えも容易で、組立バリエーションも多様に設計できる箱状の組立家具を提供せんとするものである。
本発明に係る組立家具の請求項1の発明は、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で切除した中央凹部と、残った両端凸部を有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部と、切除した両端凹部を有する辺の何れかが形成され、前記各凸部に辺と平行な貫通孔が設けられたパネルと、固定用ロッドとで構成され、四辺に中央凹部を形成したパネル、一辺に中央凸部を形成し、他の三辺は中央凹部を形成したパネル、及び、対向する角を構成する一方の隣辺は中央凹部を形成し、他方の隣辺は中央凸部を形成したパネルの中から必要な種類と数量のパネルを選択し、前記中央凹部と前記中央凸部を嵌合して連結し、連接した凸部の貫通孔に固定用ロッドを嵌挿し、前面が開放され、内部仕切り無しで箱状に構成することを特徴とするものである。
請求項2の組立家具の請求項1の発明は、請求項1に記載の発明において、四辺に中央凸部を形成したパネル、一辺に中央凹部を形成し、他の三辺は中央凸部を形成したパネル、一の対向する辺に中央凹部を形成し、他の対向する辺に中央凸部を形成したパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択し、前面が開放され、内部仕切り無しで箱状に構成することを特徴とするものである。
請求項3の組立家具の発明は、請求項2に記載の発明において、中央凹部が中央凸部よりも辺と並行な幅が長いことを特徴とするものである。
請求項4の組立家具の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、組み立てた家具の固定用ロッドを嵌挿した貫通孔の外面に遮蔽蓋を装着したことを特徴とするものである。
請求項1の発明は、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で切除した中央凹部と、残った両端凸部を有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部と、切除した両端凹部を有する辺の何れかが形成され、前記中央凹部と前記中央凸部が嵌合するため、凹凸形状の異なる辺同士は互いに嵌合し、同一面方向に同一幅、又は同一高さで連設可能となる効果を有する。
また、厚みの幅で切除した中央凹部、又、残った中央凸部も同一厚みの長方形となるため、直角方向へも各面が面一の整然とした連結となる効果を発揮する。
そして、同一面方向又は直角方向への連結であっても、嵌合した当接面において、各凸部に辺と平行な貫通孔が連続した一直線上に形成されるため、固定用ロッドを嵌挿することで離別しない強固な連結を維持できるものであり、その作業も極めて容易に収納容器等の前面が開放され、内部仕切り無しで箱状の家具を構成できる効果を有する。
さらに、正方形の四辺の凹凸の態様を具体化した三種類のパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することで、目的の箱状の家具を容易に構成できる効果を発揮する。
請求項2の発明の効果は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、正方形の四辺の凹凸の態様を具体化した更に三種類のパネルを加えることによって、より複雑な形態の家具の構成を可能とする効果を発揮する。
請求項3の発明の効果は、請求項1乃至に記載の発明の効果に加えて、中央凹部が中央凸部よりも辺と並行な幅を長くすることにより、両者の嵌合を滑らかに成し得る効果を発揮し、また隙間が生じても固定用ロッドを嵌挿することで離別することは無い。
請求項4の発明の効果は、請求項1乃至に記載の発明の効果に加えて、組み立てた家具の固定用ロッドを嵌挿した貫通孔の外面に遮蔽蓋を装着したものであるから、固定用ロッドの抜け脱を防止して箱状の家具を容易かつ確実に構成できる効果を発揮する。
本発明の実施の一形態を示す組み立てた状態を示す斜視図である。 パネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 遮蔽蓋の一実施の形態を表す正面図である。 他の遮蔽蓋一実施の形態を表す正面図である。 パネルを構成する一実施の形態を示す片面の裏面図である。 図7の縦断側面図である。 本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す後面からの斜視図である。 本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す側面からの斜視図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。 他のパネルの一実施の形態を示す正面図である。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の一形態を示す組み立てた状態を示す斜視図であり、前面が開放された正六面体の箱状の家具1Aである。
各面を構成するパネルは、上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さ3と、前記厚みの幅4で切除した中央凹部5Aと、残った両端凸部6B、6Bを有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部6Aと、切除した両端凹部5B、5Bを有する辺の何れかが形成され、前記各凸部6A、6B、に辺と平行な貫通孔7が設けられ、前記中央凹部5Aと前記中央凸部6Aが嵌合するものと成っている。
そこで、接合するパネルを直角方向に、互いの中央凹部5Aと中央凸部6Aとを嵌合して組み立てると、両端凹部5Bと両端凸部6Bも障り無く嵌り合い、一直線状に連設した中央凸部6Aと両端凸部6Bの貫通孔7に固定用ロッド8を嵌挿して固定することで、前面が開放された正六面体の箱状の家具1Aが構成されている。
用いられるパネルは三種類あり、図2は対向する角を構成する一方の隣辺は中央凹部5Aを形成し、他方の隣辺は中央凸部6Aを形成したパネル2A、図3は一辺に中央凸部6Aを形成し、他の三辺は中央凹部5Aを形成したパネル2B,及び図4は四辺に中央凹部5Aを形成したパネル2Cである。
図1の箱状の家具では、上下左右を4枚のパネル2Aで、後面をパネル2Cで組み立て、12本の固定用ロッド8で固定したものである。
固定用ロッド8同士が干渉しないように、各パネルの一辺の長さよりも短く設計される。
また、開口した前面において、中央凹部5Aの部分には固定用ロッド8が出現しており、中央凹部5A内に物や人の手等が入って引っ掛かるのを防止し、また、内部の仕切りを係止する部材の取り付けに利用することもできる。
図5は、貫通孔7の表面に近い開口部分へ圧入する遮蔽蓋9であり、固定用ロッド8が抜け出すことを防止する。
また、遮蔽蓋9の頭部91と圧入する貫通孔7の形成端面と面一にして体裁を良孔にするもの、或いは図6に示すように、頭部91に摘み92を突設して着脱操作を容易としたものが考えられる。
図7はパネル2Aを構成する片面21Aの裏面図、図8は縦断側面図である。
樹脂成型で形成したもので、同一の片面21A同士の裏面を接合してパネル2Aを形成することができる。
接合手段は材料樹脂に適合した接着剤や熱溶着、超音波溶着、振動溶着等の手段によって容易に成し得、また、パネルに爪形状と爪嵌合部を付加し、ワンタッチで爪勘合接合も可能である。
他のパネル2B及び2Cもパネル2Aと同様に樹脂成型によって容易に形成できるものである。
しかし、各パネル及び固定用ロッド又は遮蔽蓋の素材は、樹脂に限定されるものでなく、木材、紙材或いは金属材等を任意に選択して形成できるものである。
図9は本発明の他の実施の形態を示す組み立てた状態を示す後面からの斜視図であり、図1の正六面体の箱状の家具1Aを横方向へ二個繋げた横幅を有する六面体の箱状の家具1Bを示す。
この実施の形態では、パネル2Cが後面右側(図9において)に配置して組み立てられ、また、横幅方向に連続する貫通孔7、7・・に嵌挿する固定用ロッド8は1本通しの長さを有するものを使用する。
図10は、図1の正六面体の箱状の家具1Aを横方向及び垂直方向へ八個繋げ、縦横奥行きが2倍の正六面体の箱状の家具1Cを示すものである。
このように、三種類のパネルを利用することによって任意の形態の箱状の家具を構成可能となり、直線方向に連続する貫通孔に固定用ロッド8を嵌挿することで強固に形態を維持できるものである。
さらに、図11乃至図13は、上記三種類に加えて選択可能になる他のパネルであり、図11は対向する辺同士の一方は中央凹部5Aを形成し、他方は中央凸部6Aを形成したパネル2D、図12は一辺に中央凹部5Aを形成し、他の三辺は中央凸部6Aを形成したパネル2E,及び図13は四辺に中央凸部6Aを形成したパネル2Fである。
以上の六種類のパネルにおいて、形成された中央凹部5A及び中央凸部6Aは一辺の長さの3分の1と成っている(滑らかな嵌合を図るため、実際は中央凹部5Aが中央凸部6Aよりミリ単位で長くし、或いは明らかに長くしても良い。)。
しかし、図14のパネル2Dにおいて、他の実施の形態例を示すように、形成する中央凹部5A、又は中央凸部6Aは辺の中点から左右へ伸びた長さを有するものであればよく、両端凸部6Bや両端凹部5Bの長さと異なっていても良い。
以上のように、本発明を図面に基づいて説明した実施の形態における具体的構成は一例であり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1A,1B,1C 家具
2A,2B,2C,2D,2E,2F パネル
3 長さ
4 幅
5A 中央凹部
5B 両端凹部
6A 中央凸部
6B 両端凸部
7 貫通孔
8 固定用ロッド
9 遮蔽蓋
91 頭部
92 摘み

Claims (5)

  1. 上下面が正方形で厚みを有し、各辺は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で切除した中央凹部と、残った両端凸部を有する辺、又は、辺の中点から左及び右に伸びた長さと、前記厚みの幅で残した中央凸部と、切除した両端凹部を有する辺の何れかが形成され、前記各凸部に辺と平行な貫通孔が設けられたパネルと、前記パネルの貫通孔に嵌挿する固定用ロッドとで構成し、前記中央凹部と前記中央凸部が嵌合することを特徴とする組立家具。
  2. 四辺に中央凹部を形成したパネル、一辺に中央凸部を形成し、他の三辺は中央凹部を形成したパネル、及び、対向する角を構成する一方の隣辺は中央凹部を形成し、他方の隣辺は中央凸部を形成したパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することを特徴とする請求項1に記載の組立家具。
  3. 四辺に中央凸部を形成したパネル、一辺に中央凹部を形成し、他の三辺は中央凸部を形成したパネル、一の対向する辺に中央凹部を形成し、他の対向する辺に中央凸部を形成したパネルの中から、必要な種類と数量のパネルを選択して構成することを特徴とする請求項2に記載の組立家具。
  4. 中央凹部が中央凸部よりも辺と並行な幅が長いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の組立家具。
  5. 組み立てた家具の固定用ロッドを嵌挿した貫通孔の外面に遮蔽蓋を装着したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の組立家具。
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