JP6558598B2 - 板材用組立治具 - Google Patents

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本発明は、木材等の板材同士を直角に当接して連結するための板材用組立治具に関するものである。
棚等の家具を製作する際には、木材等から成る板材の端部同士を直角に位置決めして、例えば釘、木ねじ等を用いて底板、天板に側面板を連結して隅角部を組み立てることが多い。
しかし、工作に不慣れな者による上述の板材同士の連結作業は、板材を直角に配置することが難しく、釘や木ねじの位置や取り付ける方向を正確に打ち付けることが困難で、直角が得られず棚が傾いた状態で固定してしまうこともある。
そこで、板材を直角に連結し固定する治具として、特許文献1の板材用組立治具が存在する。この板材用組立治具を使用することで、正確に板材同士を直角に固定することが可能となる。
特開平9−192946号公報
この特許文献1の板材用組立治具は、板材同士を正確に直角状に位置決めして連結作業を行うことは可能であるが、押さえ片により挟まれる板材は固定の板厚とされ、板厚が一致しない板材には適応できないという問題がある。
また、特許文献1の板材用組立治具は片手で板材用組立治具の把手を押さえ、他方の手で固定作業を行わなければならず、釘や木ねじによる連結作業に手間取るという問題もある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、任意の板厚の板材同士を直角に当接させることができ、両手で簡便に板材の連結作業を行うことができる板材用組立治具を提供することにある。
本発明に係る板材用組立治具は、基体部と、該基体部と被着して位置決めを行う位置調節部とから成り、複数枚の板材同士を直角に当接可能とする板材用組立治具であって、前記基体部の平面板の2個所に、略平行する一対の外側面板と内側面板を前記平面板に対して垂直に起立させると共に、前記外側面板同士は直角になるように配置され、前記位置調節部の平面板の2個所に、一対の外壁板及び内壁板と、略平行する前記外壁板及び前記内壁板の間に設けた平行する複数枚の仕切板とを前記平面板に対して垂直に起立させると共に、前記外壁板同士は直角になるように配置され、前記内側面板は、前記位置調節部の前記仕切板間、前記仕切板と前記外壁板間、前記仕切板と前記内壁板間の何れかに挿入可能としたことを特徴とする。
本発明に係る板材用組立治具によれば、任意の板厚の板材同士を直角に当接させ、両手を使って簡便に板材の連結作業を行うことができる。
斜め上方から見た板材用組立治具の斜視図である。 裏返した状態の板材用組立治具の斜視図である。 基体部に位置調節部を被着した状態の板材用組立治具の斜視図である。 板材用組立治具により板材の端部同士を当接させた状態の内側から見た斜視図である。 後方から見た斜視図である。 端部を45度に切削した板材同士を当接した状態の斜視図である。 斜め上方から見た変形例の基体部の斜視図である。 4枚の板材の端部同士を当接した状態の斜視図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は斜め上方から見た実施例1の板材用組立治具1の斜視図であり、図2は裏返した状態の斜視図である。板材用組立治具1は合成樹脂材や金属板から構成され、下方側の基体部2と、基体部2と被着して位置決めを行う位置調節部3の2部品とから成っている。
例えばL字状とされた基体部2の大きさは、縦横4cm程度であり、位置調節部3は基体部2と同様に例えばL字状とされ、縦横3.5cm程度の大きさで、基体部2よりも若干小さくされ、基体部2内に収納可能とされている。これらの基体部2及び位置調節部3の大きさは、接続すべき板材の板厚や大きさ等に応じて、適宜のサイズのものを採用することができる。
基体部2は、幅1.5cm程度の平面板2aと、この平面板2aのL字の両端部の2個所に平面板2aに対してそれぞれ垂直に起立する一対の高さ1cm程度の外側面板2bと内側面板2cとを有している。
一対の外、内側面板2b、2cは、平行する同形の板体から成り、外、内側面板2b、2c同士と平面板2aとは断面がコの字状とされている。そして、平面板2aの両端に設けられたそれぞれ一対の外、内側面板2b、2cは、相互に角度が90度の直角になるように配置されている。
また、それぞれの内側面板2cの外側には、内側面板2cに平行して高さが内側面板2cよりも低い補助側面板2dがそれぞれ形成されている。この補助側面板2dの高さは、内側面板2cと同じであってもよい。また、内側面板2cと補助側面板2dとの間隙は、後述する位置調節部3の仕切板3dが嵌入し得る大きさとされている。
位置調節部3は、幅1cm程度の平面板3aを有し、この平面板3aのL字の両端部の2個所には、一対の外壁板3b及び内壁板3cと、これらの略平行する外壁板3b及び内壁板3cの間に設けた平行する複数枚の仕切板3dと、外壁板3b、内壁板3c及び仕切板3dの各端部と連結する閉塞板3eとがそれぞれ平面板3aに対して垂直になるように起立して配置されている。
閉塞板3eは平行する外壁板3b、内壁板3c及び仕切板3dの先端部を閉塞するように、仕切板3dに対し直角方向に連結されている。なお、この閉塞板3eは必ずしも必要不可欠なものではない。
外壁板3b、内壁板3cの板厚は、仕切板3dの板厚よりも若干厚く、長さは略一致している。また、仕切板3d同士の間隙及び仕切板3dと外壁板3b又は内壁板3cとの間隔は等間隔であり、基体部2の内側面板2cが挿入可能な大きさとされている。これらの間隔や仕切板3dの板数は、板材の板厚の種類に応じて適宜に採択できる。
また、外壁板3b、内壁板3c、仕切板3d及び閉塞板3eの高さは略一致し、基体部2の外、内側面板2b、2cの高さと同程度とされている。
図3は基体部2に位置調節部3を被着した状態の斜視図であり、図示しない内側面板2cが仕切板3d間に挿入され、同時に補助側面板2dと内側面板2cとの間に内壁板3cが嵌り込んだ状態とされている。
このように任意の仕切板3d間、仕切板3dと外壁板3b間、仕切板3dと内壁板3c間に、基体部2の内側面板2cがそれぞれ挿入できるようにされており、併せて内壁板3c又は仕切板3dが内側面板2cと補助側面板2dとの間にも嵌り込むことで、位置調節部3に対し複数種類の位置決めを選択することができる。
このように、適宜に位置調節部3を移動して、基体部2の内側面板2cを位置調節部3の内壁板3c又は仕切板3d間に嵌め込むことで、外側面板2bと外壁板3b間の2つの距離S1、S2がそれぞれ調節される。これらの距離S1、S2の調節により、同一又は異なる板厚の板材P同士を起立させた状態で直角に当接させることができる。
図4は板厚の薄い板材P1と板厚の厚い板材P2とを、当接させた状態の内側から見た斜視図であり、図5は後方から見た状態の斜視図である。位置調節部3を移動させて、基体部2の一方側の端部に、板材P1の板厚に合致するように距離S1を調節して、仕切板3d間、仕切板3dと外壁板3b間、仕切板3dと内壁板3c間の何れかに内側面板2cを挿入する。
同時に、基体部2の他方側の端部に、板材P2の板厚に合うように距離S2を調節して、仕切板3d間、仕切板3dと外壁板3b間、仕切板3dと内壁板3c間の何れかに内側面板2cを挿入する。つまり、実施例では距離S1、S2はそれぞれ4通りの板厚の板材に対応するように調節することができる。
また、補助側面板2dと内側面板2cの間にも内壁板3c又は仕切板3dが挿入され、基体部2と位置調節部3とが互いに相手側の板状部材を挟持するため内側面板2c、内壁板3c及び仕切板3dに対する負荷が軽減する。従って、内側面板2c及び仕切板3dの経年使用による破損を防止し、板材用組立治具1の耐久性が増すことになる。
距離S1は板材P1の板厚と同じとし、距離S2は板材P2の板厚と同じとなるように、基体部2に位置調節部3を嵌め込むことで、距離S1、S2を形成する外側面板2bと外壁板3b間に、板材P1、P2がそれぞれ嵌り込み、直角に起立した板材P1、P2の端部を直角状態で当接することが可能となる。
実施例においては、仕切板3d、外壁板3b及び仕切板3dは合計5枚とされ、これらの間に内側面板2cが挿入可能である。そして、距離S1、S2は4通りに変更できるため、4通りの板厚に対応可能であり、基体部2に対する位置調節部3の位置を変えることにより、4通りの板 厚の板材同士を任意に組合わせることが可能となる。
なお、上述の実施例では、一方の板材P1の側端部に他方の板材P2の端部を突き合わせる状態を説明したが、図6に示すように端部を45度に切削した同厚の板材P1、P2の切削面同士を当接した状態の斜視図である。このような接合を選択することもできるし、端部に溝やほぞを加工した板材同士を組み合わせることもできる。
また、上方から見て平面板2a上に互いに直角になるように配置した内側面板2c及び補助側面板2dを、V字状に配置することもできる。このようにV字状に配置する場合には、併せて上方から見て位置調節部3の内壁板3c及び仕切板3dをV字状にする必要がある。ただし、外壁板3bについては上方から見て直角を維持する必要がある。
図7は板材用組立治具の変形例を示し、四角形状とした平面板2a上に、図1に図示した相互に角度が90度の直角になるように配置した計4枚から成る外、内側面板2b、2cが対称になるように2組配置され、計8枚から成る外、内側面板2b、2c及び外、内側面板2b’、2c’が十字状に配置されている。
また、3組の外、内側面板2b、2cをT字状に配置することも可能であり、位置調節部3の図示は省略しているが、複数の位置調節部3が基体部2に被着可能とされている。
これらの変形例の板材用組立治具1を用いることにより、3枚又は4枚の板材同士の端部の直角に当接が可能となる。図8はこの変形例の板材用組立治具1を用いて端部を鋭角状に加工した4枚の板材P1〜P4を相互に当接したものである。また、その他の組み合わせとして、例えば一方の板材の側部に対し他方の板材の端部を直角にT字状に当接することもできる。
また、基体部2の平面板2a及び位置調節部3の平面板3aは、立設する各板の立設位置が図示する位置と一致していれば、円形等の適宜の形状を採用することができる。
このようにして、この板材用組立治具1を用いて板材を位置決めした後に、木材等から成る板材P1、P2同士を釘や木ねじ或いは接着剤により固定すれば、固定後に板材用組立治具1を取り外しても、板材P1、P2同士は完全な直角状態が維持される。
また、板材P1、P2が外側面板2bと外壁板3b間に嵌り込むと、板材P1、P2は倒れることがない。外側面板2bと外壁板3b間を自在に板材P1、P2が摺動可能であるので、任意の個所で板材P1、P2同士の連結作業を両手を使って簡便に行うことができる。
1 板材用組立治具
2 基体部
2a、3a 平面板
2b 外側面板
2c 内側面板
2d 補助側面板
3 位置調節部
3b 外壁板
3c 内壁板
3d 仕切板
3e 閉塞板
P1、P2、P3、P4 板材
S1、S2 距離

Claims (5)

  1. 基体部と、該基体部と被着して位置決めを行う位置調節部とから成り、複数枚の板材同士を直角に当接可能とする板材用組立治具であって、
    前記基体部の平面板の2個所に、略平行する一対の外側面板と内側面板を前記平面板に対して垂直に起立させると共に、前記外側面板同士は直角になるように配置され、
    前記位置調節部の平面板の2個所に、一対の外壁板及び内壁板と、略平行する前記外壁板及び前記内壁板の間に設けた平行する複数枚の仕切板とを前記平面板に対して垂直に起立させると共に、前記外壁板同士は直角になるように配置され、
    前記内側面板は、前記位置調節部の前記仕切板間、前記仕切板と前記外壁板間、前記仕切板と前記内壁板間の何れかに挿入可能としたことを特徴とする板材用組立治具。
  2. 前記基体部に前記位置調節部を被着して位置決めを行うことで、前記外側面板と前記外壁板間に嵌り込んだ板材同士が直角に当接可能としたことを特徴とする請求項1に記載の板材用組立治具。
  3. 前記内側面板に対して外側面板が存在する側の反対側には、前記内側面板に平行して補助側面板が設けられており、該補助側面板と前記内側面板の間に前記内壁板又は前記仕切板が挿入可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の板材用組立治具。
  4. 前記位置調節部の平面板はL字状とし、該平面板の両端にそれぞれ、前記外壁板、前記内壁板及び前記仕切板が配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の板材用組立治具。
  5. 前記平行する前記外壁板、前記内壁板及び前記仕切板の先端部を閉塞するように閉塞板を設け、該閉塞板は前記外壁板、前記内壁板及び前記仕切板に対し直角方向に連結されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の板材用組立治具。
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