JP6924580B2 - 点検口の周枠の組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、隣接する金属製の枠材同士を直交状に枠組して構成される点検口の周枠の組立方法に関するものである。
従来、この種の点検口においては、金属製の枠材同士を突き合わせて平面視矩形状の周枠を形成しているが、枠材同士の突き合わせ部分(枠材同士の接合部分)に手足が引っ掛かるという問題があった。そこで、特許文献1に示すように、金属製の枠材間に樹脂製のコーナー部材を嵌め込んで周枠を形成する点検口が開発されている。
特許文献1に示す点検口においては、互いに直交する嵌込片がコーナー部材に設けられ、当該嵌込片が枠材に設けられる被嵌込部に嵌め込まれることで、平面視矩形状に周枠が形成されるとともに、枠材同士の突き合わせ部分に形成される鋭利なエッジ部分を覆うことができる。
特開2010−116738号公報
しかしながら、特許文献1に示すような点検口は、施工現場において周枠の組立作業を行う必要があり、また、周枠の角部に配置される平面視略L字状のコーナー部材に対して枠材を嵌合させるため、枠材同士を当該コーナー部材に嵌合させて形成される周枠の形状が不安定となり対角が出し難いことから、施工現場での点検口の周枠の施工作業が煩雑であるという問題があった。
そこで、本発明は、枠材同士の接合部分に手足が引っ掛かることのない点検口であって、施工現場での周枠の施工作業を容易に行うことが可能な点検口の周枠の組立方法を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上であり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明に係る点検口の周枠の組立方法は、隣接する金属製の枠材同士を直角に枠組して構成される点検口の周枠の組立方法であって、枠材の一端部と、前記枠材に隣接して枠組される他の枠材の他端部と、の間に挟持される平板状の部材により形成され、その一方側の面に前記枠材の一端部と嵌合する嵌合部を有し、前記一方側の面の反対側の面が前記他の枠材の他端部側の端面と当接する平面状の当接部によって形成される樹脂製のコーナー部材を用い、前記枠材の一端部に前記コーナー部材を取り付け、前記コーナー部材が前記周枠の角部の中央部分となるように、前記枠材の一端部に取り付けられたコーナー部材と、前記他の枠材の他端部と、を突き合わせ、前記突き合わせた枠材同士間に取り付けられた連結金具をかしめることにより前記突き合わせた枠材同士を接合する。
本発明によれば、枠材同士の接合部分を覆うための樹脂製のコーナー部材を枠材の一端部に取り付けた状態で当該枠材と隣接する枠材の他端部を突き合わせ、突き合わせた枠材同士間に取り付けられる連結金具をかしめることにより枠材同士を接合することから、枠材同士を突き合わせて形成される周枠の形状を安定させることができ、周枠の対角を容易に出すことができる。そのため、施工現場での周枠の施工作業を容易に行うことができるとともに、周枠を組み立てた状態で施工現場に搬入することができる。
本発明に係る点検口の平面図である。 本発明に係る点検口の外枠の斜視図である。 本発明に係る点検口の外枠の平面図である。 本発明に係る点検口の外枠の底面図である。 本発明に係る点検口の外枠の正面図である。 本発明に係る点検口の外枠の角部の拡大分解斜視図である。 (a)は、本発明に係る点検口の外枠コーナー部材の斜視図、(b)は、本発明に係る点検口の内枠コーナー部材の斜視図である。 (a)は、本発明に係る点検口の外枠の角部の拡大平面図、(b)は、本発明に係る点検口の外枠の角部の拡大底面図である。 本発明に係る点検口の角部の拡大平面図である。 (a)は、本発明に係る点検口の角部(一方の外枠材及び内枠材を除いた角部)の拡大平面図、(b)は、図10(a)のA−A矢視図である。
まず、本発明に係る点検口10について説明する。
図1に示すように、点検口10は、図示しない床等に設けられる開口部に設けられて、床下等の点検に用いられるものである。点検口10は、床等の開口部の開口周縁に設けられる四角形状の外枠20(「周枠」の一例)と、外枠20の内側に設けられる四角形状の内枠30(「周枠」の一例)と、を備える。
図2から図6に示すように、外枠20は、隣接する金属製の外枠材21同士を直角に枠組して構成されるものであり、同一断面の4本の外枠材21を四辺に配置し、外枠材21の一端部21Aと、その隣接する外枠材21の他端部21Bと、を接合することにより四角形状に形成される。図6に示すように、外枠20は、垂直に立設される外枠ウェブ板22と、外枠ウェブ板22の上下端に設けられる上下の外枠フランジ板23、24、とから構成される断面略Z字状の枠材である。上の外枠フランジ板23は、外枠ウェブ板22の上端から点検口10の外側に延設される。下の外枠フランジ板24は、外枠ウェブ板22の下端から点検口10の内側に延設される。下の外枠フランジ板24は、その内側に平面状に延設される載置部分24aに内枠30が載置される。
図1及び図10に示すように、内枠30は、隣接する金属製の内枠材31同士を直角に枠組して構成されるものであり、同一断面の4本の内枠材31を四辺に配置し、内枠材31の一端部31Aと、その隣接する内枠材31の他端部31Bと、を接合することにより四角形状に形成される。内枠30は、垂直に立設される内枠ウェブ板32と、内枠ウェブ板の上下端に設けられた上下の内枠フランジ板33、34とから構成される断面視略コ字状の枠材である。上の内枠フランジ板33は、内枠ウェブ板32の上端から点検口10の内側に延設される。下の内枠フランジ板34は、内枠ウェブ板32の下端から点検口10の内側に延設される。下の内枠フランジ板34は、その内側に延設される部分が点検口10の開口部を塞ぐ蓋材(図示せず)と接する。
外枠材21及び内枠材31は、その一端部21A、31A及び他端部21B、31Bを突き合わせて直角となるように、一端部21A、31A及び他端部21B、31Bが45度の角度で切断されている。外枠材21及び内枠材31は、一端部21A、31Aにコーナー部材40、50が取り付けられている。コーナー部材40、50は、外枠材21及び内枠材31の一端部21A、31Aと、隣接する外枠材21及び内枠材31の他端部21B、31Bと、を突き合わせる際に、外枠20の角部25及び内枠30の角部35の中央部分に配置されるものである。
図6から図8に示すように、外枠材21の一端部に取り付けられる外枠コーナー部材40は、樹脂製の側面視略Z字状の平板状の部材により形成される。外枠コーナー部材40は、上下方向に立設される平板状の縦壁41と、縦壁41の上部に設けられ、縦壁41の上部から水平方向に突出して形成される覆い片42と、から構成される。
縦壁41は、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、外枠材21の一端部21Aと、その隣接する外枠材21の他端部21Bと、の間に挟持される部分であり、外枠20の対角線Tに沿って配置される。縦壁41は、鉛直方向に形成される一方側の面に外枠材21の一端部21Aと嵌合する嵌合部43を有し、他方側の面に外枠材21の他端部21Bと当接する当接部44を有する。
嵌合部43は、外枠材21の外枠ウェブ板22の形状に合わせて縦壁41の一方側の面の下部より水平方向に突出して形成され、外枠ウェブ板22の端部と嵌合可能に設けられる。具体的には、嵌合部43は、その一部分が外枠ウェブ板22の端部を挟持可能に構成されるとともに、その他の部分が外枠ウェブ板22に形成される凹状の溝部分に嵌め込み可能に構成される。すなわち、嵌合部43は、外枠ウェブ板22の端部を挟持可能に突出する一対の突出部43aと、外枠ウェブ板22の溝部分に嵌め込み可能に突出する突出部43bと、を有する。外枠コーナー部材40に嵌合部43を設けることで、外枠コーナー部材40を外枠材21の一端部21Aに取り付けた状態で、外枠材21の一端部21Aと、その隣接する外枠材21の他端部21Bと、を突き合わせることができる。
当接部44は、外枠材21の他端部21B側の端面が当接可能に、外枠材21の端面の形状に合わせて平面状に形成される。
縦壁41は、その上部に、後述する連結金具60が嵌合される嵌合部41aが形成されている。嵌合部41aは、側面視略C字形状の溝状の部分であり、鉛直方向に配置される板状の連結金具60を嵌め合わせ可能に構成される。
覆い片42は、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、外枠材21の一端部21Aと、その隣接する外枠材21の他端部21Bと、の接合部分(エッジ部分)を上方から覆う部分であり、外枠20の対角線Tに沿って配置される。覆い片42は、略矢形状に形成され、その一端部が鋭角状に形成され、その他端部が鋭角状に凹んだ凹状部分により形成される。覆い片42は、縦壁41の上部から水平方向に突出する上部突出部分42aと、上部突出部分42aの下方に設けられて縦壁41の上部から水平方向に突出する下部突出部分42bと、を有する。上部突出部分42aは、外枠材21の一端部21A側の上の外枠フランジ板23、及びその隣接する外枠材21の他端部21B側の上の外枠フランジ板23を上方から覆うように形成される。上部突出部分42a及び下部突出部分42bは、外枠材21の一端部21A側の上の外枠フランジ板23、及びその隣接する外枠材21の他端部21B側の上の外枠フランジ板23を挟持するように、互いに所定の間隔を空けて上下方向に平行に形成される。このように、上部突出部分42a及び下部突出部分42bにより外枠フランジ板23を挟持することで、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、外枠材21のエッジ部分が露出されない状態となる。
図8に示すように、外枠コーナー部材40は、その平面視において、縦壁41と、覆い片42の長手方向の中央部分と、が一方にずれた状態で形成される。具体的には、覆い片42の上部突出部分42aが縦壁41の当接部44側にずれて形成される。このように外枠コーナー部材40を構成することで、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、覆い片42の長手方向の中央部分が外枠20の対角線T上となるように配置され、縦壁41が外枠20の対角線T上から外枠材21の一端部21A側にずれた位置に配置される。すなわち、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、縦壁41の当接部44に当接する外枠材21の他端部21Bの端縁が外枠20の対角線T上に配置されるとともに、縦壁41の嵌合部43と嵌合する外枠材21の一端部21Aの端縁が外枠20の対角線上から縦壁41の厚み分だけずれた位置に配置される。
このように、外枠20においては、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、外枠材21の一端部21Aの端縁が外枠20の対角線T上からずれた位置に配置され、隣接する外枠材21の他端部21Bの端縁が外枠20の対角線T上に配置される。そして、外枠材21の一端部21Aが外枠20の対角線T上からずれたことにより生じるスペースに、外枠コーナー部材40の縦壁41が配置される。
図7(b)及び図9に示すように、内枠材31の一端部に取り付けられる内枠コーナー部材50は、樹脂製の側面視略コ字状の平板状の部材により形成される。内枠コーナー部材50は、上下方向に立設される平板状の縦壁51と、縦壁51の上部に設けられ、縦壁51の上部から水平方向に突出して形成される覆い片52と、縦壁51の側部から水平方向に突出する一対の連結片53と、から構成される。
縦壁51は、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31の一端部31Aと、その隣接する内枠材31の他端部31Bと、の間に挟持される部分であり、内枠30の対角線Tに沿って配置される。縦壁51は、鉛直方向に形成される両側の面に内枠材31の一端部31A及び隣接する内枠材31の他端部31Bと当接する当接部54を有する。
当接部54は、内枠材31の一端部31A側の端面及び隣接する内枠材31の他端部31B側の端面が当接可能に、内枠材31の端面の形状に合わせて平面状に形成される。
覆い片52は、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31の一端部31Aと、その隣接する内枠材31の他端部31Bと、の接合部分(エッジ部分)を上方から覆う部分であり、内枠30の対角線Tに沿って配置される。覆い片52は、略矢形状に形成され、その一端部が鋭角状に形成され、その他端部が鋭角状に凹んだ凹状部分により形成される。覆い片52は、縦壁51の上部から水平方向に突出する突出部分52aを有する。突出部分52aは、内枠材31の一端部31A側の内枠フランジ板33、及びその隣接する内枠材31の他端部31B側の内枠フランジ板33を上方から覆うように形成される。このように、突出部分52aにより内枠フランジ板33を上方から覆うことで、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31のエッジ部分が露出されない状態となる。
連結片53は、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31の一端部31Aと、その隣接する内枠材31の他端部31Bと、を接合するための部分である。連結片53は、鉛直方向に立設される平板状の部材であり、縦壁51に対して45度傾斜して水平方向に突出する。連結片53は、2本の内枠材31を内枠コーナー部材50に突き合わせた際に、突き合わせた2本の内枠材31によって形成される内枠30の角部35の内側面に当接する。連結片53は、その先端側にネジ孔53aが設けられ、ネジ等の固定部材をネジ孔53aに螺合させることで、2本の内枠材31に固定される。すなわち、2本の内枠材31が連結片53を介して接合される。
図9に示すように、内枠コーナー部材50は、その平面視において、縦壁51と、覆い片52の長手方向の中央部分と、が同一直線上となるように構成される。このように内枠コーナー部材50を構成することで、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、縦壁51及び覆い片52の長手方向の中央部分が内枠30の対角線T上となるように配置される。すなわち、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、縦壁51の当接部54と当接する内枠材31の一端部31Aの端縁及びその隣接する内枠材31の他端部31Bの端縁が内枠30の対角線T上から縦壁51の厚み分だけずれた位置に配置される。
このように、内枠30においては、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31の一端部31Aの端縁及びその隣接する内枠材31の他端部31Bの端縁が内枠30の対角線T上からずれた位置に配置される。そして、内枠材31の一端部31A及びその隣接する内枠材31の他端部31Bが内枠30の対角線T上からずれたことにより生じるスペースに、内枠コーナー部材50の縦壁51が配置される。
図1、図9及び図10に示すように、点検口10は、外枠20の内側に内枠30が嵌め込まれることにより構成される。具体的には、外枠材21の下の外枠フランジ板24の載置部分24aに、内枠材31の下の内枠フランジ板34が載置されることで内枠30が外枠20に嵌め込まれる。この時、内枠コーナー部材50は、縦壁51が外枠コーナー部材40の縦壁41の上部に載置され、覆い片52の鋭角状の一端部が外枠コーナー部材40の覆い片42の他端部の凹状部分に嵌め込まれることで外枠コーナー部材40に嵌め込まれる。これにより、外枠材21の接合部分(エッジ部分)及び内枠材31の接合部分(エッジ部分)が外枠コーナー部材40及び内枠コーナー部材50よって露出されない状態となる。
次に、点検口10の外枠20の組立方法について説明する。
外枠20を構成する4本の外枠材21の一端部に外枠コーナー部材40を取り付ける。この時、外枠材21の一端部21Aを外枠コーナー部材40に当接させ、外枠コーナー部材40の嵌合部43に嵌め合わせる。
外枠材21の一端部21Aに外枠コーナー部材40を取り付けると、同様にして外枠コーナー部材40を取り付けた他の外枠材21の他端部21Bを外枠コーナー部材40の当接部44に当接させる。すなわち、外枠材21の一端部21Aが取り付けられている(嵌め込まれている)側とは反対側から他の外枠材21の他端部21B(外枠コーナー部材40が取り付けられていない外枠材21の端部)を当接させることで、外枠コーナー部材40と、他の外枠材21の他端部21Bと、を突き合わせ、外枠コーナー部材40を2本の外枠材21で挟持する。これにより、2本の外枠材21が直角に枠組みされるとともに、外枠コーナー部材40が外枠20の角部25の中央部分に配置され、2本の外枠材21の接合部分(エッジ部分)を上方から覆う。このため、2本の外枠材21の接合部分(エッジ部分)が露出しない状態となる。
2本の外枠材21を突き合わせると、突き合わせた2本の外枠材21同士間に連結金具60を取り付け、取り付けた連結金具60をかしめることにより、2本の外枠材21を接合する。具体的には、突き合わせた2本の外枠材21の嵌合部分22aに金属製の板状の連結金具60を嵌合させ、嵌合させた連結金具60をかしめることにより2本の外枠材21を接合する。ここで、外枠材21の嵌合部分22aは、鉛直方向に配置される板状の連結金具60が嵌合可能な溝状の部分であり、外枠ウェブ板22の外側面に外枠材21の長手方向に沿って形成される。また、連結金具60は、突き合わせた2本の外枠材21の嵌合部分22aに嵌め込まれることで、2本の外枠材21を突き合わせて形成される外枠20の角部25の外側面に沿って、外枠コーナー部材40と2本の外枠材21とを覆うように取り付けられる。
このように、突き合わせた2本の外枠材21同士間に取り付けられた連結金具60をかしめることにより、外枠材21同士を突き合わせて形成される外枠20の形状を安定させることができ、外枠20の対角を容易に出すことができる。
このような外枠コーナー部材40に対する外枠材21の接合作業を4本の外枠材21について繰り返すことにより、平面視四角形状の外枠20が形成される。
次に、点検口10の内枠30の組立方法について説明する。
内枠30を構成する内枠材31に内枠コーナー部材50を取り付ける。この時、内枠材31の一端部31A及びその隣接する他の内枠材31の他端部31Bを内枠コーナー部材50に当接させることで、内枠コーナー部材50と、2本の内枠材31と、を突き合わせ、内枠コーナー部材50を2本の内枠材31で挟持する。これにより、2本の内枠材31が直角に枠組みされるとともに、内枠コーナー部材50が内枠30の角部35の中央部分に配置され、2本の内枠材31の接合部分(エッジ部分)を上方から覆う。このため、2本の内枠材31の接合部分(エッジ部分)が露出しない状態となる。
2本の内枠材31を内枠コーナー部材50に突き合わせると、内枠コーナー部材50の連結片53が2本の内枠材31を突き合わせて形成される内枠30の角部35の内側面に当接される。そして、内枠材31に当接された連結片53のネジ孔53aにネジ等の固定部材を螺合して、連結片53を2本の内枠材31に固定する。これにより、2本の内枠材31が内枠コーナー部材50を介して接合される。
このような内枠コーナー部材50に対する内枠材31の接合作業を4本の内枠材31について繰り返すことにより、平面視四角形状の内枠30が形成される。
以上のように、点検口10の外枠20の組立方法においては、外枠材21同士の接合部分を覆うための樹脂製の外枠コーナー部材40を外枠材21の一端部21Aに取り付けた(嵌合させた)状態で、外枠材21と隣接する他の外枠材21の他端部21Bを突き合わせ、突き合わせた外枠材21同士間に取り付けられる連結金具60をかしめることにより外枠材21同士を接合することから、外枠材21同士を突き合わせて形成される外枠20の形状を安定させることができ、外枠20の対角を容易に出すことができる。そのため、施工現場での外枠20の施工作業を容易に行うことができるとともに、外枠20を組み立てた状態で施工現場に搬入することができる。
なお、本実施の形態においては、内枠コーナー部材50の連結片53を固定部材により2本の内枠材31に固定することで、2本の内枠材31を接合しているが、これに限定されるものではなく、外枠20と同様に、2本の内枠材31間に金属製の板状の連結金具60を取り付け、連結金具60をかしめることにより2本の内枠材31を接合しても構わない。
本実施の形態においては、内枠コーナー部材50の縦壁51の両側を当接部54により構成しているが、これに限定されるものではなく、縦壁51の一方側を内枠材31と嵌合可能な嵌合部とし、縦壁51の他方側を当接部54としても構わない。
10 点検口
20 外枠(周枠)
21 外枠材(枠材)
21A 外枠材の一端部(枠材の一端部)
21B 外枠材の他端部(枠材の他端部)
40 外枠コーナー部材(コーナー部材)
60 連結金具

Claims (1)

  1. 隣接する金属製の枠材同士を直角に枠組して構成される点検口の周枠の組立方法であって、
    枠材の一端部と、前記枠材に隣接して枠組される他の枠材の他端部と、の間に挟持される平板状の部材により形成され、その一方側の面に前記枠材の一端部と嵌合する嵌合部を有し、前記一方側の面の反対側の面が前記他の枠材の他端部側の端面と当接する平面状の当接部によって形成される樹脂製のコーナー部材を用い、
    前記枠材の一端部に前記コーナー部材を取り付け、
    前記コーナー部材が前記周枠の角部の中央部分となるように、前記枠材の一端部に取り付けられたコーナー部材と、前記他の枠材の他端部と、を突き合わせ、
    前記突き合わせた枠材同士間に取り付けられた連結金具をかしめることにより前記突き合わせた枠材同士を接合すること
    を特徴とする点検口の周枠の組立方法。
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