JP6924580B2 - 点検口の周枠の組立方法 - Google Patents
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Description
嵌合部43は、外枠材21の外枠ウェブ板22の形状に合わせて縦壁41の一方側の面の下部より水平方向に突出して形成され、外枠ウェブ板22の端部と嵌合可能に設けられる。具体的には、嵌合部43は、その一部分が外枠ウェブ板22の端部を挟持可能に構成されるとともに、その他の部分が外枠ウェブ板22に形成される凹状の溝部分に嵌め込み可能に構成される。すなわち、嵌合部43は、外枠ウェブ板22の端部を挟持可能に突出する一対の突出部43aと、外枠ウェブ板22の溝部分に嵌め込み可能に突出する突出部43bと、を有する。外枠コーナー部材40に嵌合部43を設けることで、外枠コーナー部材40を外枠材21の一端部21Aに取り付けた状態で、外枠材21の一端部21Aと、その隣接する外枠材21の他端部21Bと、を突き合わせることができる。
当接部44は、外枠材21の他端部21B側の端面が当接可能に、外枠材21の端面の形状に合わせて平面状に形成される。
縦壁41は、その上部に、後述する連結金具60が嵌合される嵌合部41aが形成されている。嵌合部41aは、側面視略C字形状の溝状の部分であり、鉛直方向に配置される板状の連結金具60を嵌め合わせ可能に構成される。
このように、外枠20においては、外枠材21同士が直角に枠組みされる際に、外枠材21の一端部21Aの端縁が外枠20の対角線T上からずれた位置に配置され、隣接する外枠材21の他端部21Bの端縁が外枠20の対角線T上に配置される。そして、外枠材21の一端部21Aが外枠20の対角線T上からずれたことにより生じるスペースに、外枠コーナー部材40の縦壁41が配置される。
当接部54は、内枠材31の一端部31A側の端面及び隣接する内枠材31の他端部31B側の端面が当接可能に、内枠材31の端面の形状に合わせて平面状に形成される。
このように、内枠30においては、内枠材31同士が直角に枠組みされる際に、内枠材31の一端部31Aの端縁及びその隣接する内枠材31の他端部31Bの端縁が内枠30の対角線T上からずれた位置に配置される。そして、内枠材31の一端部31A及びその隣接する内枠材31の他端部31Bが内枠30の対角線T上からずれたことにより生じるスペースに、内枠コーナー部材50の縦壁51が配置される。
外枠20を構成する4本の外枠材21の一端部に外枠コーナー部材40を取り付ける。この時、外枠材21の一端部21Aを外枠コーナー部材40に当接させ、外枠コーナー部材40の嵌合部43に嵌め合わせる。
このように、突き合わせた2本の外枠材21同士間に取り付けられた連結金具60をかしめることにより、外枠材21同士を突き合わせて形成される外枠20の形状を安定させることができ、外枠20の対角を容易に出すことができる。
このような外枠コーナー部材40に対する外枠材21の接合作業を4本の外枠材21について繰り返すことにより、平面視四角形状の外枠20が形成される。
内枠30を構成する内枠材31に内枠コーナー部材50を取り付ける。この時、内枠材31の一端部31A及びその隣接する他の内枠材31の他端部31Bを内枠コーナー部材50に当接させることで、内枠コーナー部材50と、2本の内枠材31と、を突き合わせ、内枠コーナー部材50を2本の内枠材31で挟持する。これにより、2本の内枠材31が直角に枠組みされるとともに、内枠コーナー部材50が内枠30の角部35の中央部分に配置され、2本の内枠材31の接合部分(エッジ部分)を上方から覆う。このため、2本の内枠材31の接合部分(エッジ部分)が露出しない状態となる。
このような内枠コーナー部材50に対する内枠材31の接合作業を4本の内枠材31について繰り返すことにより、平面視四角形状の内枠30が形成される。
本実施の形態においては、内枠コーナー部材50の縦壁51の両側を当接部54により構成しているが、これに限定されるものではなく、縦壁51の一方側を内枠材31と嵌合可能な嵌合部とし、縦壁51の他方側を当接部54としても構わない。
20 外枠(周枠)
21 外枠材(枠材)
21A 外枠材の一端部(枠材の一端部)
21B 外枠材の他端部(枠材の他端部)
40 外枠コーナー部材(コーナー部材)
60 連結金具
Claims (1)
- 隣接する金属製の枠材同士を直角に枠組して構成される点検口の周枠の組立方法であって、
枠材の一端部と、前記枠材に隣接して枠組される他の枠材の他端部と、の間に挟持される平板状の部材により形成され、その一方側の面に前記枠材の一端部と嵌合する嵌合部を有し、前記一方側の面の反対側の面が前記他の枠材の他端部側の端面と当接する平面状の当接部によって形成される樹脂製のコーナー部材を用い、
前記枠材の一端部に前記コーナー部材を取り付け、
前記コーナー部材が前記周枠の角部の中央部分となるように、前記枠材の一端部に取り付けられたコーナー部材と、前記他の枠材の他端部と、を突き合わせ、
前記突き合わせた枠材同士間に取り付けられた連結金具をかしめることにより前記突き合わせた枠材同士を接合すること
を特徴とする点検口の周枠の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017012596A JP6924580B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 点検口の周枠の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017012596A JP6924580B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 点検口の周枠の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018119349A JP2018119349A (ja) | 2018-08-02 |
JP6924580B2 true JP6924580B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=63043077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017012596A Active JP6924580B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 点検口の周枠の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6924580B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022071414A (ja) | 2020-10-28 | 2022-05-16 | 凸版印刷株式会社 | 体重計の床埋込み構造 |
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2017
- 2017-01-27 JP JP2017012596A patent/JP6924580B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2018119349A (ja) | 2018-08-02 |
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