JP2014220108A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
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Abstract

【課題】磁調理器において、負荷の有無や材質の適否を高精度かつ短時間で判別可能とし、装置の破損を防止するようにした誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】インバータ4と、スイッチング素子4a,4bにより高周波電流を通流させて鍋9を誘導加熱する加熱コイル7と、共振回路を構成する共振コンデンサ6a,6bと、制御部10と、を備えた誘導加熱装置において、制御部10は、加熱コイル7に高周波電流を通流した時の、負荷インダクタンスを演算するインダクタンス演算手段10gを備え、予め設定してある加熱コイル7の自己インダクタンスと演算した負荷インダクタンスとを比較して、負荷インダクタンスの値が自己インダクタンスの値よりも小さいときに、鍋9が設置されていないこと、または鍋9の材質が非磁性体であることを判定し、鍋9が設置されていない場合や鍋9の材質が不適当な場合の誘導加熱装置20や周辺装置の破損を防ぐ。
【選択図】図8

Description

本発明は、一般家庭やレストラン、オフィス、工場などで使用される各種の誘導加熱装置に関するものである。
図1は、電磁調理器として構成された誘導加熱装置の概略的な主回路構成図である。
同図において、商用電源等の交流電源1に接続された誘導加熱装置20は、ダイオードブリッジからなる整流回路2と、その直流出力側に接続された平滑コンデンサ3と、平滑コンデンサ3の両端に接続されたIGBT4a,4bの直列回路及びスナバコンデンサ5a,5bの直列回路からなるハーフブリッジインバータ4と、共振コンデンサ6a,6bの直列回路と、ハーフブリッジインバータ4の交流出力端子と共振コンデンサ6a,6b同士の接続点との間に接続された加熱コイル7と、トッププレート8と、ハーフブリッジインバータ4のスイッチング動作を制御する制御部10と、を備えている。なお、9はトッププレート8上に載置された磁性材料からなる鍋である。
この誘導加熱装置の動作を略述すると、交流電源1から出力される交流電圧は整流回路2及び平滑コンデンサ3により直流電圧に変換され、ハーフブリッジインバータ4に供給される。制御部10によってIGBT4a,4bを共振コンデンサ6a,6bと加熱コイル7との共振周波数以上の周波数で交互にオン、オフさせることにより、加熱コイル7に高周波電流が流れる。これにより、加熱コイル7から発生した高周波磁束を、トッププレート8を介して鍋9の底面に鎖交させ、渦電流によるジュール熱を発生させて鍋9を加熱する。
ここで、鍋9の材質が誘導加熱に不適当な非磁性材料であったり、鍋9をトッププレート8上から移動させたりすると、ハーフブリッジインバータ4の負荷インダクタンスが減少し、加熱コイル7及び共振コンデンサ6a,6bによる共振周波数が高くなる。
この場合、加熱コイル7に流す高周波電流を直ちに遮断または減少させないと過電流状態となり、誘導加熱装置20を破損させる恐れがあるので、これを防止するためには、負荷インダクタンスを監視して鍋9の材質や設置状態を判別し、その結果に応じて適切な処理を行うことが望ましい。
例えば、誘導加熱装置において、鍋が設置されているか否かを判別し、鍋が設置されていない場合には装置の運転停止等の処理を行う従来技術が、以下に述べるように公知となっている。
すなわち、特許文献1には、インバータ回路の出力電流と出力電圧との位相差、及び、前記出力電流のピーク値に基づいて、鍋の有無を判別する技術が記載されている。また、特許文献2には、インバータ駆動回路の出力電圧と共振コンデンサの電圧との位相差を徐々に変化させ、これに伴って増加する入力電流が所定値以上になったときの動作周波数を監視して鍋の有無や材質を判別する技術が記載されている。
特許第4970829号公報(段落[0003]〜[0013]、図5〜図8等) 特開平11−121159号公報(段落[0016]〜[0021]、図1,図2等)
電磁調理器においては、鍋の材質や形状、トッププレート上の位置により、負荷インダクタンスは大きく変化する。このため、加熱コイルへの通流時に負荷インダクタンスの変化を短時間で正確に検出するのは難しく、鍋の有無を判別することが困難である。また、鍋の有無を高精度に判別するために検出時間を長くすると、負荷インダクタンスが瞬時に低下したような場合に判別動作が遅れ、高周波電流の遮断または減少が間に合わずに誘導加熱装置やその周辺に存在する各種装置を破損させてしまう等の問題があった。
そこで、本発明の解決課題は、負荷の有無や材質の適否を高精度かつ短時間で判別可能とし、装置の破損を防止するようにした誘導加熱装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、複数の半導体スイッチング素子を有するインバータと、前記スイッチング素子のオン、オフにより高周波電流を通流させて負荷を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと共に共振回路を構成する共振コンデンサと、前記スイッチング素子を制御する制御部と、を備えた誘導加熱装置において、
前記制御部は、
前記加熱コイルに高周波電流を通流した時の、前記加熱コイルを含む負荷インダクタンスを演算する第1の演算手段を備え、予め設定してある前記加熱コイルの自己インダクタンスと前記第1の演算手段により演算した前記負荷インダクタンスとを比較して、前記負荷インダクタンスの値が前記自己インダクタンスの値よりも小さいときに、前記負荷が設置されていないこと、または前記負荷の材質が非磁性体であることを判定するものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した誘導加熱装置において、
前記制御部は、
前記負荷インダクタンスと前記共振コンデンサの容量とを用いて共振周波数を演算する第2の演算手段と、
前記負荷の有無または前記負荷の透磁率に応じた複数の共振周波数特性と、
前記第2の演算手段により演算した共振周波数に近似した前記共振周波数特性を選択し、当該特性の共振周波数に一致するように前記インバータの駆動周波数を設定する手段と、を更に備えたものである。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した誘導加熱装置において、
前記制御部は、
前記加熱コイルに通流している高周波電流の変化分を検出する手段と、
前記変化分が所定値を超えた時に前記高周波電流を遮断または減少させるように前記インバータを制御する手段と、を更に備えたものである。
本発明によれば、負荷の有無や材質の適否を高精度かつ短時間で判別し、必要に応じて駆動周波数を変更したりインバータの運転を停止させる等の処理を行うことにより、誘導加熱装置や周辺の各種装置の破損を未然に防止することができる。
電磁調理器として構成された誘導加熱装置の概略的な主回路構成図である。 図1におけるIGBTの駆動信号を示す図である。 制御部への入力情報に着目した誘導加熱装置の主回路構成図である。 電磁調理器における加熱コイル及び鍋等の配置状態を示す図である。 図3におけるIGBTの駆動電圧波形を示す図である。 鍋の有無に応じた共振周波数と出力電流との関係を示す特性図である。 周波数と出力電流との関係を示す共振周波数特性(負荷特性)図である。 誘導加熱装置の制御部の概略的な構成を示す機能ブロック図である。 高周波電流のdi/dt値の監視動作を示す波形図である。 di/dt値の監視動作によるゲート信号遮断時の実測波形図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、誘導加熱装置を電磁調理器として用いた場合のものであり、主回路の構成は前述した図1と同様である。そして、誘導加熱装置の概略的な動作としては、図1の制御部10が、ハーフブリッジインバータ4を構成するIGBT4a,4bを共振コンデンサ6a,6bと加熱コイル7との共振周波数以上の周波数で交互にオン、オフさせて加熱コイル7に高周波電流を通流することにより、トッププレート8を介して鍋9を誘導加熱する。
なお、図2は、IGBT4a,4bの駆動信号を示すタイミングチャートであり、tはインバータ4の上下アームの短絡防止用に設けられるデッドタイムを示す。
ここで、制御部10は、図3に示すように整流回路2への入力電力P、直流中間回路の直流電流Idc、直流電圧Vdc及び直流電力Pdc、加熱コイル7への出力電流(高周波電流)I、インバータ4の駆動周波数f等に基づいて、IGBT4a,4bに対するゲート信号を生成する。
図4は、電磁調理器における加熱コイル7及び鍋9の配置状態を示した図であり、加熱コイル7には、インバータ4及び共振コンデンサ6a,6b等からなる高周波電源11によって高周波電流Iが通流される。
いま、加熱コイル7に高周波電流Iが流れるとトッププレート8上に載置された鍋9が誘導加熱され、鍋9の底面は磁化される。鍋9の底面が磁化されると磁束が発生し、加熱コイル7による磁束密度と鍋9による磁束密度との和が負荷全体の磁束密度となる。このため、電界が大きくなり、高周波電流Iの通流を妨げる作用によって加熱コイル7の自己インダクタンスより大きな負荷インダクタンスLに変化する。従って、制御部10によって負荷インダクタンスLを監視していれば、鍋9の有無やその材質が誘導加熱装置20に適合したものであるか否かを検出することができ、必要に応じて警報を発生する等の手段を講じることができる。
以下、負荷インダクタンスLの算出方法について説明する。
図3において、整流回路20への入力電力Pは数式1によって求められる。また、整流回路2を構成するダイオードの損失は小さいと見なして無視すると共に、入力電流Iinを三相全波整流後の直流電流Idcに置き換えると、数式2が得られる。
Figure 2014220108
Figure 2014220108
ここで、IGBT4a,4bを前述した図2のような駆動信号によりオン、オフさせた場合、IGBT4a,4bにそれぞれ並列に接続されたスナバコンデンサ5a,5bの充放電時間に起因して、加熱コイル7に印加される高周波電圧の波形は図5に示すような台形波となる。なお、スナバコンデンサ5a,5bの充放電時間はその容量に依存しており、図5における時間αは一定値である。
また、図5に示した台形波の波形率βは、数式3となる。
Figure 2014220108
この波形率βは、IGBT4a,4bの駆動周波数と共振周波数との差を小さくする周波数変調制御(Pulse-Frequency Modulation:PFM)によって高周波電流を制御する場合、駆動周波数に応じて数式3及び図5におけるπに相当する時間だけが変化する。
これにより、インバータ4の出力位相角γは数式4によって求めることができる。
Figure 2014220108
装置の内部損失を無視すると、負荷抵抗Rは数式5によって求められる。装置の内部損失を考慮する場合には、入力電力P×(装置の変換効率)によって求めたP’を、数式5におけるPの代わりに用いればよい。
Figure 2014220108
制御部10は、数式1〜5により求めた情報及び共振コンデンサ6a,6bの容量Cを用いて数式6を演算することにより、負荷インダクタンスLを求める。
Figure 2014220108
この負荷インダクタンスLが設定値(既知である加熱コイル7の自己インダクタンス)よりも小さい場合には、負荷が不適切であること、すなわち、鍋9がトッププレート8上に設置されていない、鍋9の材質が非磁性材料である、等を判定することができる。
ここで、一般にLC共振回路の共振周波数は、数式7によって表される。なお、数式7において、Lはインダクタンス値、Cは容量値であり、インダクタンス値Lは、図3における鍋9の有無や材質に応じて異なってくる。
Figure 2014220108
図6は、鍋9の有無に応じた共振周波数と出力電流Iとの関係を示した図である。
鍋9がトッププレート8上に設置されていない場合の共振周波数fは、加熱コイル7の自己インダクタンスと共振コンデンサ6a,6bの容量Cとから求めることができる。一方、鍋9がトッププレート8上に設置されている場合は、前述した図4のように鍋9の底面における電界が大きくなって負荷インダクタンスLが増加するので、共振周波数fはfより小さくなる。
この種の誘導加熱装置は、図6において斜線を付した制御範囲のごとく、共振周波数fより高い駆動周波数で動作させていることが多く、例えば、図6のA点の駆動周波数fで誘導加熱することがある。この状態で鍋9をトッププレート8上から移動させると、共振周波数はfからfに変化するので駆動周波数に一致する。このため、負荷インダクタンスが減少して高周波電流が急激に流れることとなり、この変化をできる限り早く検出して回避処理を行わないと、誘導加熱装置を破損させる恐れがある。
そこで、この実施形態では、加熱コイル7に高周波電流を通流している場合に、制御部10が前述の数式6により負荷インダクタンスLを算出し、この負荷インダクタンスL及び共振コンデンサ6a,6bの容量Cによる共振周波数を数式7により演算する。ここで、制御部10のメモリ(図示せず)には、図7に示すように、共振周波数と出力電流Iとの関係を示す複数の共振周波数特性(負荷特性)の近似カーブ31,32,……が予め記憶されている。これらの近似カーブ31,32,……においては、その傾きが最も大きいときの周波数が共振周波数である。
制御部10は、負荷インダクタンスL及び共振コンデンサ6a,6bの容量Cに基づいて演算した共振周波数と最も近い特性を近似カーブ31,32,……から選択し、その共振周波数に従ってインバータ4を駆動する。つまり、図6において鍋9がある時の駆動周波数fを、鍋9がなくなった時にもそのまま使用し続けた場合に高周波電流Iが過大になるのを防止するため、L及びCから演算した共振周波数に近付けるように駆動周波数を変化させる。この方法は、周波数変調制御(PFM)方式により誘導加熱装置の駆動周波数を制御する場合、負荷条件に応じて変化する負荷インダクタンスによって決まる高周波電流を予測することで、過大な高周波電流が流れるのを防止することができる。
次に、図8は、制御部10の概略的な構成を示す機能ブロック図である。
図8の制御部10において、電力演算手段10aは、整流回路2への入力電流及び直流中間回路の直流電圧から電力を演算し、電力調節手段10bは電力演算値が設定値に等しくなるように調節演算を行う。
一方、di/dt検出手段10cは、加熱コイル7に流れる高周波電流Iの変化分を検出し、高周波電流調節手段10dは、高周波電流の変化分の偏差が所定値を超えたか否かを判定して所定値を超えた場合に駆動周波数設定手段10jに信号を送る。なお、この場合の動作については後述する。また、検出した高周波電流は負荷抵抗演算手段10eに送られ、前述した数式5による負荷抵抗Rの演算に用いられる。
更に、出力位相角演算手段10fが数式4を演算してインバータ4の出力位相角γを求め、この出力位相角γ及び負荷抵抗Rは、第1の演算手段としてのインダクタンス演算手段10gに送られる。
インダクタンス演算手段10gは、出力位相角γ及び負荷抵抗R、共振コンデンサ6a,6bの容量C等を用いて数式6により負荷インダクタンスLを演算し、第2の演算手段としての共振周波数演算手段10iは、数式7により共振周波数fを演算する。
設定値10hには、既知である加熱コイル7の自己インダクタンスが設定されており、負荷インダクタンスLをこの自己インダクタンスと比較して負荷インダクタンスLが自己インダクタンスより小さければ、鍋9がトッププレート8上に設置されていないことや鍋9の材質が非磁性材料であることを検出可能である。
また、共振周波数演算手段10iが演算した共振周波数fを図7の近似カーブ31,32,……と比較して最も近いものを選択し、インバータ4の駆動周波数が選択した共振周波数に一致するように、駆動周波数設定手段10jが周波数を設定する。なお、駆動周波数設定手段10jは、以下に述べる動作により、高周波電流のdi/dt値の検出結果に応じた周波数設定動作も行う。
図9は、高周波電流のdi/dt値を監視する動作を示す波形図である。
加熱コイル7に高周波電流の通流を開始するタイミングをn,(n+1),(n+2),(n+3),(n+4),(n+5)とし、タイミング(n+2)と(n+1)、(n+3)と(n+2)、(n+4)と(n+3)、(n+5)と(n+4)というように、現在の高周波電流と制御周期が一つ前の高周波電流の絶対値のdi/dt値をdi/dt検出手段10cにより検出し、各di/dt値が所定値を超えたか否かを監視する。
ここで、タイミング(n+5)と(n+4)のように、高周波電流が増加してdi/dt値が所定値を超えた場合には、加熱コイル7及び鍋9による負荷インダクタンスLに変化があったと判断し、高周波電流を直ちに減少させるために駆動周波数設定手段10jに駆動周波数を高くするように指示する。あるいは、インバータ4を停止させて高周波電流を遮断するように駆動周波数設定手段10jを動作させる。
図10は、高周波電流を直ちに遮断する場合の実測波形図である。図10では、高周波電流の今回値が前回値の125%を超えた場合に負荷インダクタンスに急激な変化があったと判断し、di/dt検出手段10cの出力がONからOFFに変化して駆動周波数設定手段10jがIGBT4a,4bのゲート信号を遮断している。このゲート信号の遮断に要する時間は4.1[μs]となっており、高周波電流が大きく変化した時に即時遮断できていることがわかる。
本発明は、電磁調理器ばかりでなく、半田付け装置や金属溶融装置など各種の工業用誘導加熱装置としても利用することができる。
1:商用電源
2:整流回路
3:平滑コンデンサ
4:ハーフブリッジインバータ
4a,4b:IGBT
5a,5b:スナバコンデンサ
6a,6b:共振コンデンサ
7:加熱コイル
8:トッププレート
9:鍋(負荷)
10:制御部
10a:電力演算手段
10b:電力調整手段
10c:di/dt検出手段
10d:高周波電流調節手段
10e:負荷抵抗演算手段
10f:出力位相角演算手段
10g:インダクタンス演算手段
10h:設定値
10i:共振周波数演算手段
10j:駆動周波数設定手段
11:高周波電源
20:誘導加熱装置

Claims (3)

  1. 複数の半導体スイッチング素子を有するインバータと、前記スイッチング素子のオン、オフにより高周波電流を通流させて負荷を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと共に共振回路を構成する共振コンデンサと、前記スイッチング素子を制御する制御部と、を備えた誘導加熱装置において、
    前記制御部は、
    前記加熱コイルに高周波電流を通流した時の、前記加熱コイルを含む負荷インダクタンスを演算する第1の演算手段を備え、予め設定してある前記加熱コイルの自己インダクタンスと前記第1の演算手段により演算した前記負荷インダクタンスとを比較して、前記負荷インダクタンスの値が前記自己インダクタンスの値よりも小さいときに、前記負荷が設置されていないこと、または前記負荷の材質が非磁性体であることを判定することを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 請求項1に記載した誘導加熱装置において、
    前記制御部は、
    前記負荷インダクタンスと前記共振コンデンサの容量とを用いて共振周波数を演算する第2の演算手段と、
    前記負荷の有無または前記負荷の透磁率に応じた複数の共振周波数特性と、
    前記第2の演算手段により演算した共振周波数に近似した前記共振周波数特性を選択し、当該特性の共振周波数に一致するように前記インバータの駆動周波数を設定する手段と、
    を更に備えたことを特徴とする誘導加熱装置。
  3. 請求項1または2に記載した誘導加熱装置において、
    前記制御部は、
    前記加熱コイルに通流している高周波電流の変化分を検出する手段と、
    前記変化分が所定値を超えた時に前記高周波電流を遮断または減少させるように前記インバータを制御する手段と、
    を更に備えたことを特徴とする誘導加熱装置。
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