JP2014218624A - 比誘電率調整方法及び積層粘着シート - Google Patents

比誘電率調整方法及び積層粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP2014218624A
JP2014218624A JP2013100204A JP2013100204A JP2014218624A JP 2014218624 A JP2014218624 A JP 2014218624A JP 2013100204 A JP2013100204 A JP 2013100204A JP 2013100204 A JP2013100204 A JP 2013100204A JP 2014218624 A JP2014218624 A JP 2014218624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric constant
pressure
sensitive adhesive
relative dielectric
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013100204A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 真之
Masayuki Yamamoto
真之 山本
万智 伊藤
Machi Ito
万智 伊藤
滋呂 清水
Jiro Shimizu
滋呂 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2013100204A priority Critical patent/JP2014218624A/ja
Publication of JP2014218624A publication Critical patent/JP2014218624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、比誘電率をより正確に、かつ簡便に制御する比誘電率調整方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を調整する方法であって、粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みをそれぞれ調整することによって、積層粘着シートの比誘電率を調整することを特徴とする誘電率調整方法及び積層粘着シートに関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、比誘電率調整方法及び積層粘着シートに関する。具体的には、本発明は、少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を調整する方法及び比誘電率を調整した積層粘着シートに関する。
近年、様々な分野で、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示装置や、タッチパネルなどの表示装置と組み合わせて用いられる入力装置が広く用いられるようになってきている。これらの表示装置や入力装置の製造においては、光学部材を貼り合せる用途に透明な両面粘着シートが使用されており、表示装置と入力装置との貼合にも透明な両面粘着シートが使用されている(例えば、特許文献1〜3)。
このような表示装置や入力装置においては、粘着シートには粘着物性が求められるだけではなく、絶縁特性等の様々な機能が要求される。例えば、特許文献4には、誘電率の異なる積層型の粘着シートが開示されている。また、特許文献5には、特定の誘電率や誘電正接を有する単層型の粘着シートが開示されている。このように、粘着シートの誘電率をコントロールすることによってタッチパネルの動作性能等を高めることが提案されている。
特開2003−238915号公報 特開2003−342542号公報 特開2004−231723号公報 特許4093355号公報 国際公開2010/147047号パンフレット
上述したように、表示装置や入力装置において要求される性能に応じて、粘着シートの誘電率は、所定の範囲となるように制御されることが求められている。しかしながら、比誘電率は物質固有の物性値であるため精度よく制御することは必ずしも容易ではなく、比誘電率をより正確に制御する方法を見出すことが求められていた。
そこで本発明者らは、このような従来技術の課題を解決するために、比誘電率をより正確に、かつ簡便に制御する比誘電率調整方法を提供することを目的として検討を進めた。
上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、本発明者らは、少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートにおいて、各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みをそれぞれ調整することによって、積層粘着シートの比誘電率を調整できることを見出した。
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[1]少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を調整する方法であって、前記粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みをそれぞれ調整することによって、前記積層粘着シートの比誘電率を調整することを特徴とする比誘電率調整方法。
[2]前記粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みは、下記式(1)を用いて調整されることを特徴とする[1]に記載の比誘電率調整方法。
Figure 2014218624
(式(1)中、εは、積層粘着シート全体の比誘電率を表し、dは、積層粘着シート全体の厚みを表す。また、εnは、各粘着剤層の比誘電率を表し、dnは、各粘着剤層の厚みを表す。なお、nは、粘着剤層の層数を表す。)
[3]前記式(1)において、ε1〜εnが固定されている条件下で、特定のεとなるように、d1〜dnを決定することを特徴とする[2]に記載の比誘電率調整方法。
[4]前記式(1)において、εnとdnが固定されている条件下で、特定のεとなるように、ε1〜εn-1と、d1〜dn-1を決定することを特徴とする[2]に記載の比誘電率調整方法。
[5]前記式(1)において、nは2〜6であることを特徴とする[2]〜[4]のいずれかに記載の比誘電率調整方法。
[6]前記式(1)において、nは2であることを特徴とする[2]〜[5]のいずれかに記載の比誘電率調整方法。
[7]前記粘着剤層の各層の厚みは、10μm以上であることを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の比誘電率調整方法。
[8]前記粘着剤層はアクリル系粘着剤層であることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の比誘電率調整方法。
[9]前記粘着剤層は(メタ)アクリル酸エステルを含むことを特徴とする[1]〜[8]のいずれかに記載の比誘電率調整方法。
[10][1]〜[9]のいずれかに記載の比誘電率調整方法によって比誘電率を調整した、積層粘着シート。
本発明によれば、積層粘着シートにおいて比誘電率をより正確に制御する方法を提供することができる。このため、本発明では、所望の比誘電率を有する積層粘着シートを容易に得ることができる。また、本発明では、積層粘着シートにおいて比誘電率を正確に制御することができるため、積層粘着シートの生産効率を高めることができ、且つ積層体を製造する際に求められる細かなニーズに応える事ができる。
以下において、本発明について詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は「〜」前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
なお、本発明における比誘電率(ε)は、特定の周波数における比誘電率であって、具体的には、1KHz〜1MHzの範囲内の特定の周波数における比誘電率である。例えば、100KHzや1MHzの周波数における比誘電率であって、JIS−C−2138に規定される方法で算出されるものである。
(比誘電率調整方法)
本発明は、少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を調整する方法に関する。本発明では、粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みをそれぞれ調整することによって、積層粘着シートの比誘電率を調整することができる。
本発明では、粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みは、下記式(1)を用いて調整することができる。
Figure 2014218624
ここで、式(1)中、εは、積層粘着シート全体の比誘電率を表し、dは、積層粘着シート全体の厚みを表す。また、εnは、各粘着剤層の比誘電率を表し、dnは、各粘着剤層の厚みを表す。なお、nは、粘着剤層の層数を表す。
本発明では、所望の比誘電率を有する積層粘着シートを形成する際には、上記式(1)を用いて各粘着剤層の比誘電率及び厚みを各々算出することができる。すなわち、積層粘着シートに要求される比誘電率が決まり、求められる積層粘着シートの厚さが決定すれば、各粘着剤層の比誘電率と厚みを算出することができる。また、本発明では、粘着剤層の層数にも特に制限がないため、積層粘着シートに要求される比誘電率に応じて、粘着剤層の層数を調整することも可能である。
本発明では、具体的には、下記のような条件下で比誘電率を調整することが好ましい。例えば、上記式(1)において、ε1〜εnが固定されている条件下で、特定のεとなるように、d1〜dnを決定することができる。また、上記式(1)において、εnとdnが固定されている条件下で、ε1〜εn-1と、d1〜dn-1を決定することができる。
このように、積層粘着シートの態様に合わせて条件を設定することにより上記式(1)を用いて、被着体に応じた粘着物性を有する粘着剤を選択しつつ、所望の比誘電率を有する積層粘着シートを形成することができる。
なお、本発明では、上記式(1)において、nは2〜6であることが好ましく、2〜4であることがより好ましく、2又は3であることがさらに好ましい。上記式(1)を用いることにより、2層以上の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を簡便に調整することが可能となる。
また、各粘着剤層間の比誘電率の差は1以上が好ましく、2以上がより好ましい。比誘電率及び比誘電率差をこのような範囲とすることにより、その比誘電率の範囲内で積層粘着シートの比誘電率の調整を容易にし、より精度よく積層粘着シートに比誘電率を調整することができる。
積層粘着シートが3層以上の粘着剤層を有する場合、上記式(1)において、ε1とεn、d1とdnが固定されている条件下で、ε2〜εn-1と、d2〜dn-1を決定することもできる。この場合、積層粘着シートの内側に存在する粘着剤層の比誘電率と厚みを調整することにより、所望の比誘電率を有する積層粘着シートを形成することができる。
つまり、nが3以上の積層粘着シートの場合、被着体に接する粘着剤層(以下、最外粘着剤層という)として被着体に応じた適切な粘着物性を有する粘着剤と厚みを予め設定しておくことが可能であり、かつ上記(1)式を用いることで、積層粘着シート全体の誘電率を所望のものとするための最外粘着剤層以外の層の厚みを求めることができる。これにより、所望の粘着物性と誘電率を同時に達成することができる積層粘着シートが得られる。
各粘着剤層の厚みは、10μm以上であることが好ましい。前記下限値以上であれば、積層粘着シート全体の比誘電率を精度良く調整することができる。
積層粘着シート全体の厚みは20〜1000μmが好ましく、特に最外粘着剤層の厚みは10〜100μmであることが好ましく、25〜50μmであることがより好ましい。最外粘着剤層の厚みを上記範囲内で調整することにより、被着体に応じた粘着物性を有する積層粘着シートとなる。
このように、上記式(1)を用いることによって、様々な比誘電率を有する積層粘着シートを容易に形成することができる。具体的には、2〜10の比誘電率を有する積層粘着シートを、所望の比誘電率となるように形成することができる。
また、本発明では、上記式(1)を用いることによって、積層粘着シート全体の比誘電率を精度よくコントロールすることができる。さらに、積層粘着シートの生産効率を高めることもできる。
(粘着剤)
各粘着剤層を形成する粘着主剤としては、表示装置等の視認性を低下させないように、透明性を有するものを用いることが好ましい。例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤などの公知の粘着剤を使用することができる。中でも、アクリル系粘着剤を用いることが好ましく、アクリル重合体をベースポリマーとして含有するアクリル系粘着剤が好ましい。
<アクリル重合体>
アクリル重合体は、非架橋性の(メタ)アクリル酸エステル単位と、架橋性官能基を有するアクリル単量体単位を含有する。ここで、「単量体単位」は重合体を構成する繰り返し単位である。「アクリル単量体」は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物である。「(メタ)アクリロイル基」は、アクリロイル基又はメタクリロイル基であることを示す。また、非架橋性アクリル単量体は架橋性基を有さないアクリル単量体であり、架橋性単量体は架橋性基を有する単量体である。架橋性単量体は、非架橋性アクリル単量体と重合可能なものであればアクリル単量体であっても非アクリル単量体であってもよく、アクリル単量体であることが好ましい。なお、架橋性基としては、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、エポキシ基、グリシジル基等が挙げられる。
非架橋性アクリル単量体単位としては、例えば、(メタ)アクリル酸のカルボキシ基の水素原子を炭化水素基で置換した(メタ)アクリル酸エステル単位が挙げられる。本発明では、各粘着剤層は、(メタ)アクリル酸エステル単位を含むことが好ましい。
(メタ)アクリル酸エステル単位中の炭化水素基の炭素数は1〜18が好ましく、1〜8がより好ましい。なお、炭化水素基は置換基を有していてもよく、置換基としては、架橋性基を含まないものであれば特に限定されず、たとえばメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基が挙げられる。
(メタ)アクリル酸エステルとして具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ペンチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸n−ノニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸n−デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸n−ウンデシル、(メタ)アクリル酸n−ドデシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジルが挙げられる。中でも、接着性の点からは、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸メチルを用いることが好ましい。これらは1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。なお、本発明において、「(メタ)アクリル酸」とは、「アクリル酸」及び「メタクリル酸」の両方を含むことを意味する。
架橋性単量体単位としては、カルボキシ基含有共重合性単量体単位、ヒドロキシ基含有共重合性単量体単位、アミノ基含有共重合性単量体単位、グリシジル基含有共重合性単量体単位が挙げられる。カルボキシ基含有共重合性単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、グラタコン酸などのα,β−不飽和カルボン酸やその無水物などが挙げられる。
ヒドロキシ基含有共重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、(メタ)アクリル酸モノ(ジエチレングリコール)などの(メタ)アクリル酸[(モノ、ジ又はポリ)アルキレングリコール]、(メタ)アクリル酸モノカプロラクトンなどの(メタ)アクリル酸ラクトンが挙げられる。
アミノ基含有共重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリルアミド、アリルアミドなどが挙げられる。
グリシジル基含有共重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸グリシジルなどが挙げられる。
これらの中でも、粘着性、架橋性および重合性、さらには透明導電膜に用いられるスズドープ酸化インジウムや電磁波シールドに用いられる銅などの金属の腐食性が小さい点から、ヒドロキシ基含有共重合性単量体が好ましく、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルがより好ましく、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチルが特に好ましい。
なお、架橋性単量体単位としてカルボキシ基含有共重合性単量体単位を含有する場合、酸性が強くなるため、スズドープ酸化インジウム膜や金属膜等の腐食性を有する膜が接すると、これらの膜を腐食させることがある。このため、腐食防止性の点から、架橋性単量体単位としてカルボキシ基含有共重合性単量体単位を含有する場合には、その含有率は0.5質量%未満であることが好ましく、全く含まないことがより好ましい。また、積層粘着シート全体として、腐食防止性の点から、該アクリル重合体におけるカルボキシ基含有共重合性単量体単位の含有率は1.0質量%未満であることが好ましい。
また、アクリル重合体は、非架橋性アクリル単量体単位および架橋性単量体単位以外のその他の単量体単位を有してもよい。その他の単量体としては、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、スチレン、塩化ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジンなどが挙げられる。
アクリル重合体におけるその他の単量体単位の含有率は、0.1〜20質量%であることが好ましく、0.5〜10質量%であることがより好ましい。その他の単量体単位の含有率が上記下限値以上であれば、物性を容易に調整でき、上記上限値以下であれば、経時劣化による黄変などを防止できる。
各粘着剤層の比誘電率は、粘着剤に用いる樹脂の種類を適宜選択することにより所望の値とすることができる。例えば、比誘電率を上げる場合には、比較的極性の高い(メタ)アクリル酸エステル単位、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルなどを使用するのが好ましい。中でも透明性や、各粘着剤層の密着性の観点から(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−ブチルが好ましい。
また、架橋性単量体単位としては、同様に比較的極性の高いカルボキシ基含有共重合性単量体単位、ヒドロキシ基含有共重合性単量体単位、アミノ基含有共重合性単量体単位を用いればよく、カルボキシ基含有共重合性単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、グラタコン酸などのα,β−不飽和カルボン酸やその無水物、ヒドロキシ基含有共重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、(メタ)アクリル酸モノ(ジエチレングリコール)などの(メタ)アクリル酸[(モノ、ジ又はポリ)アルキレングリコール]、(メタ)アクリル酸モノカプロラクトンなどの(メタ)アクリル酸ラクトン、アミノ基含有共重合性単量体としては、例えば、(メタ)アクリルアミド、アリルアミドなどが挙げられる。中でも、比誘電率の制御のしやすさの観点から、分子全体に占める極性基の割合が高くなるので(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチルが好ましい。
一方、粘着剤層の比誘電率を下げる場合には、極性が低いものを用いればよい。例えば(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸n−ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸n−デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸n−ウンデシル、(メタ)アクリル酸n−ドデシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル、アクリル酸シクロヘキシルやアクリル酸イソボルニルなどの脂環式化合物が挙げられるが、中でも透明性や、各粘着剤層の密着性の観点から、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニルが好ましい。
<架橋剤>
各粘着剤層には、架橋剤が用いられてもよい。架橋剤としては、例えば、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合物、金属キレート化合物、ブチル化メラミン化合物などが挙げられる。これら架橋剤の中でも、アクリル重合体を容易に架橋できることから、イソシアネート化合物、エポキシ化合物が好ましい。特に、アクリル重合体が架橋性単量体単位としてヒドロキシ基含有共重合性単量体単位のみを含む場合は、ヒドロキシ基の反応性からイソシアネート化合物を用いることが好ましい。
イソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが挙げられる。エポキシ化合物としては、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、テトラグリシジルキシレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテルなどが挙げられる。架橋剤の含有量は、所望とする粘着物性に応じて適宜選択することが好ましい。
[添加剤]
また、各粘着剤層には、必要に応じて、酸化防止剤、金属腐食防止剤、粘着付与剤、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系化合物等の光安定剤、充填剤などの他の添加剤が含まれてもよい。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ラクトン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤等が挙げられる。これら酸化防止剤は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
金属腐食防止剤としては、粘着剤の相溶性や効果の高さから、ベンゾトリアゾール系樹脂が好ましい。
粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール系樹脂、石油樹脂などが挙げられる。
シランカップリング剤としては、例えば、メルカプトアルコキシシラン化合物(例えば、メルカプト基置換アルコキシオリゴマー等)などが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物などが挙げられる。
(積層粘着シート)
本発明の積層粘着シートは、少なくとも2層の粘着剤層であって、上述したような誘電率調整方法を用いて所望の比誘電率を有するように調整されたものである。粘着剤層の層数は、2層以上であれば良く、2〜6層であることが好ましく、2〜4層であることがより好ましく、2又は3層であることがさらに好ましい。
3層以上の積層粘着シートの場合、最外粘着剤層として被着体に応じた適切な粘着物性を有する粘着剤と厚みを予め設定しておくことが可能であり、かつ上記(1)式を用いることで、積層粘着シート全体の比誘電率を所望のものとするための最外粘着剤層以外の層の厚みを求めることができる。これにより、所望の粘着物性と比誘電率を同時に達成することができる積層粘着シートが得られる。
積層粘着シートは、少なくとも2層の粘着剤層のみから構成されてもよく、各粘着剤層の間に他の機能層を有してもよい。但し、粘着剤層のいずれかは最外層に配置されることが好ましい。
本発明の積層粘着シートは、これらの粘着剤層に加えて、さらに樹脂層を含んでもよい。樹脂層は、非粘着性の樹脂層であってもよい。また、樹脂層は、単一の層であってもよく、複数の層であってもよい。
樹脂層が非粘着性の樹脂層である場合、用いられる樹脂としては光学物性に影響を与えないものが好ましく、例えばポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンナフタレート、シクロオレフィンポリマー、トリアセチルセルロース、ポリイミド、セルロースアシレートなどが挙げられる。
樹脂層が粘着剤層である場合の粘着主剤は、各粘着剤層に用いられる粘着主剤と同様、表示装置の視認性を低下させない程度の透明性を有するものが好ましい。例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤などの公知の粘着剤を使用することができるが、特に耐久性の観点からは、アルキル基の炭素数が1〜18である(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主モノマー成分とするアクリル重合体をベースポリマーとして含有しているアクリル系粘着剤が好ましい。
樹脂層の比誘電率は、周波数1MHzにおいて2〜10であることが好ましい。樹脂層の比誘電率をこのような範囲とすることにより、積層粘着シートの比誘電率の調整を容易にし、より精度よく積層粘着シートに比誘電率を調整することができる。なお、樹脂層の比誘電率についても用いる樹脂の種類を適宜選択することにより調整することが好ましい。
各粘着剤層は、粘着剤層を形成する粘着剤組成物を支持体上に塗工することにより形成される。塗工は、公知の塗工装置を用いて実施できる。塗工装置としては、例えば、ブレードコーター、エアナイフコーター、ロールコーター、バーコーター、グラビアコーター、マイクログラビアコーター、ロッドブレードコーター、リップコーター、ダイコーター、カーテンコーター等が挙げられる。塗工液には溶媒が含まれる。溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、n−ヘキサン、n−ブチルアルコール、メチルイソブチルケトン、メチルブチルケトン、エチルブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、N−メチル−2−ピロリドンなどが使用される。これらは1種以上を単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。なお、塗膜の加熱は、加熱炉、赤外線ランプ等の公知の加熱装置を用いて実施できる。
以下に実施例と比較例を挙げて本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
実施例では、2層の粘着剤層を有する積層粘着シートを作成した。2層の粘着剤層は、第1の粘着剤層及び第2の粘着剤層として形成した。
(第1の粘着剤層に含まれる粘着剤組成物(A)の作製)
非架橋性アクリル酸エステル単位としてアクリル酸2−エチルヘキシル80重量部、アクリル酸イソボルニル17重量部、架橋性官能基を有するアクリル単量体単位としてアクリル酸4−ヒドロキシブチル3質量部を公知の溶媒重合法によって重合反応させ、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。このアクリル酸エステル共重合体溶液を粘着主剤とする粘着剤溶液を粘着剤組成物(A)とした。
剥離シートとして、PETフィルムに剥離剤層を備えた剥離フィルム〔王子特殊紙(株)製、38μmRL−07(L)〕を用意し、この剥離シートの剥離剤層に、上記粘着剤組成物(A)の溶液をナイフコータにより塗工し、100℃、3分間加熱し、厚み 100μmの粘着剤層を形成し、誘電率測定システム(東陽テクニカ製1260型)によりJIS−C−210138に基づいて比誘電率を測定し、検出したところ周波数1MHzにおける比誘電率ε1は2.6であった。
(第2の粘着剤層に含まれる粘着剤組成物(B)の作製)
非架橋性アクリル酸エステル単位としてアクリル酸メチル40重量部、アクリル酸ブチル40重量部、架橋性官能基を有するアクリル単量体単位としてアクリル酸2−ヒドロキシエチル20質量部を公知の溶媒重合法によって重合反応させ、アクリル酸エステル共重合体溶液を得た。このアクリル酸エステル共重合体溶液を粘着主剤とする粘着剤溶液を粘着剤組成物(B)とした。
剥離シートとして、PETフィルムに剥離剤層を備えた剥離フィルム〔王子特殊紙(株)製、38μmRL−07(L)〕を用意し、この剥離シートの剥離剤層に、上記粘着剤組成物(B)の溶液をナイフコータにより塗工し、100℃、3分間加熱し、厚み 100μmの粘着剤層を形成し、比誘電率を測定したところ周波数1MHzにおける比誘電率ε2は5.4であった。
(実施例1)積層粘着シートの作製
比誘電率が3.5である積層粘着シートを作製するために、式(1)を用いて、第1の粘着剤層と第2の粘着剤層の厚さの比を算出した。算出した厚みの比は「(第1の粘着剤増の厚み):(第2の粘着剤層の厚み)=1:1」であったため、下記のようにして、第1の粘着剤層と第2の粘着剤層を形成した。
第1の剥離シートとして、PETフィルムに剥離剤層を備えた剥離フィルム〔王子特殊紙(株)製、38μmRL−07(L)〕を用意し、その第1の剥離シートの剥離剤層に、上記粘着剤組成物(A)の溶液をナイフコータにより塗工し、100℃、3分間加熱し、厚み50μmの第1の粘着剤層を形成した。
第2の剥離シートとして、PETフィルムに剥離剤層を備えた剥離フィルム〔王子特殊紙(株)製、38μmRL−07(L)〕を用意し、その第2の剥離シートの剥離剤層に、上記粘着剤組成物(B)の溶液をナイフコータにより塗工し、100℃、3分間加熱し、厚み50μmの第2の粘着剤層を形成した。
上記第1の粘着剤層と第2の粘着剤層が接するように重ね、圧着させた。このようにして、剥離シート付きの粘着剤層厚み100μmの積層粘着シートを得た。
(実施例2)
比誘電率が4.3である積層粘着シートを作製するために、式(1)を用いて、第1の粘着剤層と第2の粘着剤層の厚さの比を算出した。算出した厚みの比は「(第1の粘着剤増の厚み):(第2の粘着剤層の厚み)=1:3」であったため、第1の粘着剤層の厚みを25μmと第2の粘着剤層の厚みを75μmにした以外は実施例1と同様にして剥離シート付きの粘着剤層厚み100μmの積層粘着シートを得た。
(実施例3)
比誘電率が3.0である積層粘着シートを作製するために、式(1)を用いて、第1の粘着剤層と第2の粘着剤層の厚さの比を算出した。算出した厚みの比は「(第1の粘着剤増の厚み):(第2の粘着剤層の厚み)=3:1」であったため、第1の粘着剤層の厚みを75μmと第2の粘着剤層の厚みを25μmにした以外は実施例1と同様にして剥離シート付きの粘着剤層厚み100μmの積層粘着シートを得た。
(比誘電率の測定)
実施例で得られた積層粘着シートの周波数1MHzにおける比誘電率を測定したところ、表1の結果となった。なお、理論比誘電率とは式(1)によって求めた値である。
Figure 2014218624
式(1)中、εは、積層粘着シート全体の比誘電率を表し、dは、積層粘着シート全体の厚みを表す。また、εnは、各粘着剤層の比誘電率を表し、dnは、各粘着剤層の厚みを表す。なお、nは、粘着剤層の層数を表す。
Figure 2014218624
表1の結果から式(1)から求めた比誘電率と実測の比誘電率はよく一致している。このように、計算式(1)を用いることにより、所望の比誘電率を有する粘着シートを容易に製造することが可能となる。
本発明によれば、積層粘着シートにおいて比誘電率をより正確に制御する方法を提供することができる。このため、本発明では、所望の比誘電率を有する積層粘着シートを得ることができる。さらに、本発明では、積層粘着シートにおいて比誘電率を正確に制御することができるため、積層粘着シートの生産効率を高めることができ、産業上の利用可能性が高い。

Claims (10)

  1. 少なくとも2層の粘着剤層を有する積層粘着シートの比誘電率を調整する方法であって、
    前記粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みをそれぞれ調整することによって、前記積層粘着シートの比誘電率を調整することを特徴とする比誘電率調整方法。
  2. 前記粘着剤層の各層の特定の周波数における比誘電率及び厚みは、下記式(1)を用いて調整されることを特徴とする請求項1に記載の比誘電率調整方法。
    Figure 2014218624
    (式(1)中、εは、積層粘着シート全体の比誘電率を表し、dは、積層粘着シート全体の厚みを表す。また、εnは、各粘着剤層の比誘電率を表し、dnは、各粘着剤層の厚みを表す。なお、nは、粘着剤層の層数を表す。)
  3. 前記式(1)において、ε1〜εnが固定されている条件下で、特定のεとなるように、d1〜dnを決定することを特徴とする請求項2に記載の比誘電率調整方法。
  4. 前記式(1)において、εnとdnが固定されている条件下で、特定のεとなるように、ε1〜εn-1と、d1〜dn-1を決定することを特徴とする請求項2に記載の比誘電率調整方法。
  5. 前記式(1)において、nは2〜6であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法。
  6. 前記式(1)において、nは2であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法。
  7. 前記粘着剤層の各層の厚みは、10μm以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法。
  8. 前記粘着剤層はアクリル系粘着剤層であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法。
  9. 前記粘着剤層は(メタ)アクリル酸エステルを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の比誘電率調整方法によって比誘電率を調整した積層粘着シート。
JP2013100204A 2013-05-10 2013-05-10 比誘電率調整方法及び積層粘着シート Pending JP2014218624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013100204A JP2014218624A (ja) 2013-05-10 2013-05-10 比誘電率調整方法及び積層粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013100204A JP2014218624A (ja) 2013-05-10 2013-05-10 比誘電率調整方法及び積層粘着シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014218624A true JP2014218624A (ja) 2014-11-20

Family

ID=51937392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013100204A Pending JP2014218624A (ja) 2013-05-10 2013-05-10 比誘電率調整方法及び積層粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014218624A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02251587A (ja) * 1989-03-24 1990-10-09 Shinko Kagaku Kogyo Kk 低誘電率電気絶縁用粘着シート又はテープ
JP2004136625A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Nitto Denko Corp 帯電防止用シート及び粘着テープ
JP2010195942A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Nitto Denko Corp 粘着シートおよび粘着型機能性フィルム
JP2011170511A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Alps Electric Co Ltd 静電容量式の入力装置
JP2012062342A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nitto Denko Corp 両面粘着シート
EP2465907A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-20 Nitto Denko Corporation Optical pressure-sensitive adhesive sheet, liquid crystal display and input device comprising the same
JP2012173354A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Nitto Denko Corp 光学用粘着シート
JP2012251030A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Toray Advanced Film Co Ltd 粘着シート、表面保護層付き静電容量式タッチパネルおよび表示装置
JP2013003952A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Nitto Denko Corp 静電容量タッチパネル
JP2013104028A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Oji Holdings Corp 光学部材用両面粘着シートおよび積層体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02251587A (ja) * 1989-03-24 1990-10-09 Shinko Kagaku Kogyo Kk 低誘電率電気絶縁用粘着シート又はテープ
JP2004136625A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Nitto Denko Corp 帯電防止用シート及び粘着テープ
JP2010195942A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Nitto Denko Corp 粘着シートおよび粘着型機能性フィルム
JP2011170511A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Alps Electric Co Ltd 静電容量式の入力装置
JP2012062342A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nitto Denko Corp 両面粘着シート
EP2465907A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-20 Nitto Denko Corporation Optical pressure-sensitive adhesive sheet, liquid crystal display and input device comprising the same
JP2012173354A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Nitto Denko Corp 光学用粘着シート
JP2012251030A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Toray Advanced Film Co Ltd 粘着シート、表面保護層付き静電容量式タッチパネルおよび表示装置
JP2013003952A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Nitto Denko Corp 静電容量タッチパネル
JP2013104028A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Oji Holdings Corp 光学部材用両面粘着シートおよび積層体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102649511B1 (ko) 플렉시블 화상 표시 장치용 점착제층, 플렉시블 화상 표시 장치용 적층체, 및 플렉시블 화상 표시 장치
JP6608011B2 (ja) 光学用粘着シート
KR102016267B1 (ko) 광학용 감압 점착 시트, 이를 포함한 액정 디스플레이 및 입력 장치
JP7070398B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート
JP5967007B2 (ja) 粘着シート及びその使用方法並びに積層体
JP4918166B1 (ja) 両面粘着シート、剥離シート付き両面粘着シート、その製造方法および透明積層体
JPWO2014175306A1 (ja) 粘着シート及び積層体とその製造方法
JP2013129704A (ja) 光学用粘着シート
JP6354752B2 (ja) 積層粘着シート及び積層体
JP4939647B2 (ja) 両面粘着シート、剥離シート付き両面粘着シート、その製造方法および透明積層体
KR102370507B1 (ko) 점착 시트 및 박리 필름 구비 점착 시트
JP2013104028A (ja) 光学部材用両面粘着シートおよび積層体
JP2013100447A (ja) 多層両面粘着シート、積層体、およびタッチパネル付表示装置
JP6036502B2 (ja) 多層両面粘着シート、積層体、タッチパネル付表示装置、および多層両面粘着シートの剥離方法
JP6443578B1 (ja) 粘着剤組成物、粘着シートおよび積層体
JP2019182928A (ja) 粘着剤組成物、粘着シート及び積層体
JP6943081B2 (ja) 粘着剤組成物、粘着シートおよび積層体
JP2014218624A (ja) 比誘電率調整方法及び積層粘着シート
JP6248996B2 (ja) 光学部材積層体の製造方法
JP2019065163A (ja) 粘着剤組成物、粘着シートおよび積層体
JP6969226B2 (ja) 粘着剤組成物、粘着シートおよび積層体
WO2020122111A1 (ja) 粘着剤組成物、粘着シートおよび積層体
JP7013793B2 (ja) 粘着剤組成物、粘着シート及び積層体
JP6593248B2 (ja) 粘着シート及び積層体
JP2019182929A (ja) 粘着剤組成物、粘着シート及び積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228