JP2019182928A - 粘着剤組成物、粘着シート及び積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、特許文献2の粘着剤組成物はデュアル硬化型粘着剤組成物であるため、粘着剤層を半硬化した後に被着体と貼合し、その後、後硬化を行う。しかし、被着体との貼合様式や用途によっては、後硬化のためのエネルギー線照射や加熱工程で被着体が黄変するなどの弊害により後硬化能を有さない粘着剤層が求められる場合があり、後硬化能を有さない粘着剤層の開発も求められていた。
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
架橋性アクリル重合体を粘着剤組成物に対して50質量%以上含有し、
ジエン系重合体の数平均分子量が250〜15000であり、
直鎖状飽和炭化水素化合物の数平均分子量が250〜5000であり、
粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層を形成した場合に粘着剤層の周波数1MHzでの比誘電率が3.5以下である粘着剤組成物。
[2] ジエン系重合体が、分子内に非共役ジエン構造を有する重合体である[1]に記載の粘着剤組成物。
[3] ジエン系重合体が、ブタジエン系重合体である[1]又は[2]に記載の粘着剤組成物。
[4] ジエン系重合体は1,2−ビニル基を有する[1]〜[3]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[5] 直鎖状飽和炭化水素化合物はポリオレフィン系重合体である[1]〜[4]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[6] 架橋性アクリル重合体が有する架橋性官能基が、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、アミド基、エポキシ基及びイソシアネート基から選択される1種類又は2種類以上である[1]〜[5]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[7] 架橋剤が、二官能性以上のエポキシ化合物及び二官能性以上のイソシアネート化合物から選択される1種類又は2種類以上である、[1]〜[6]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[8] ジエン系重合体を架橋性アクリル重合体100質量部に対して1〜20質量部含有する[1]〜[7]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[9] 直鎖状飽和炭化水素化合物を架橋性アクリル重合体100質量部に対して0.5〜20質量部含有する[1]〜[8]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[10] 粘着剤層を有し、
粘着剤層が[1]〜[9]のいずれかに記載の粘着剤組成物の硬化物である粘着シート。
[11] 粘着剤層の一方の表面に第1の剥離シートを備え、
粘着剤層の他方の表面に第2の剥離シートを備え、
第1の剥離シート及び第2の剥離シートの剥離力が異なる[10]に記載の粘着シート。
[12] [1]〜[9]のいずれかに記載の粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層と、粘着剤層の少なくとも一方の面側に被着体と、を有し、
被着体が段差部を有する積層体。
本発明は、架橋性アクリル重合体、架橋剤、ジエン系重合体及び直鎖状飽和炭化水素化合物を含有する粘着剤組成物に関する。ここで、ジエン系重合体の数平均分子量は250〜15000であり、直鎖状飽和炭化水素化合物の数平均分子量は250〜5000である。また、本発明の粘着剤組成物は、架橋性アクリル重合体を粘着剤組成物に対して50質量%以上含有し、粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層を形成した場合に粘着剤層の周波数1MHzでの比誘電率は3.5以下である。
通常、光学用途に用いられる粘着シートを形成する際には、透明性に優れる架橋性アクリル重合体(ベースポリマー)が用いられている。比誘電率を低くするためには、このような架橋性アクリル重合体(ベースポリマー)の構造を変更することが検討されているが、比誘電率を低くすると段差追従性や透明性が劣り、逆に段差追従性や透明性を良好にすると比誘電率が高くなるなど、比誘電率を低下させることと、優れた段差追従性及び透明性を兼ね備えることは困難であった。しかし、本発明者らは、鋭意検討の末、架橋性アクリル重合体(ベースポリマー)の構造を変更するのではなく、ジエン系重合体及び直鎖状飽和炭化水素化合物を、架橋性アクリル重合体と併用することにより、粘着剤層の比誘電率を低下させることができ、かつ段差追従性と透明性を良好にさせ得ることを見出した。このように、本発明は、所定の構造を有する化合物を、架橋性アクリル重合体と併用することにより、後硬化能を有さない粘着剤層において、低い比誘電率と、優れた段差追従性及び透明性を兼ね備えることに成功したものである。
なお、粘着剤層の比誘電率は、1MHzの周波数における比誘電率であって、JIS C 2138に規定される方法で算出される値を用いる。
架橋性アクリル重合体としては、公知の架橋性アクリル重合体を用いることができる。なお、架橋性アクリル重合体は、表示装置の視認性を低下させない程度の透明性を有するものが好ましい。
なお、本明細書において、「単位」は重合体を構成する繰り返し単位(単量体単位)である。
非架橋性(メタ)アクリル酸エステルに由来する単位(a1)は、炭素数が5以上9以下の分岐アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルに由来する繰り返し単位であることが好ましい。このような(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸イソヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソヘプチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル等が挙げられる。これらは1種類を単独で使用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。中でも、非架橋性(メタ)アクリル酸エステル単位(a1)として、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルを用いることが好ましい。
本発明では、架橋性アクリル重合体が有する架橋性官能基は、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、アミド基、エポキシ基(好ましくはグリシジル基)及びイソシアネート基から選択される1種類又は2種類以上であることが好ましい。この場合、架橋性官能基を有する(メタ)アクリル単量体に由来する単位(a2)が、カルボキシ基含有単量体単位、ヒドロキシ基含有単量体単位、アミノ基含有単量体単位、アミド基含有単量体単位、エポキシ基(好ましくはグリシジル基)含有単量体単位及びイソシアネート基含有単量体単位から選択される1種類又は2種類以上であることが好ましい。
ヒドロキシ基含有単量体単位は、ヒドロキシ基含有単量体に由来する繰り返し単位である。ヒドロキシ基含有単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、(メタ)アクリル酸モノ(ジエチレングリコール)などの(メタ)アクリル酸[(モノ、ジ又はポリ)アルキレングリコール]、(メタ)アクリル酸モノカプロラクトンなどの(メタ)アクリル酸ラクトンが挙げられる。
アミノ基含有単量体単位は、例えば、(メタ)アクリルアミド、アリルアミン等のアミノ基含有単量体に由来する繰り返し単位が挙げられる。
グリシジル基含有単量体単位は、(メタ)アクリル酸グリシジル等のグリシジル基含有単量体に由来する繰り返し単位が挙げられる。
カルボキシ基含有単量体単位は、アクリル酸、メタクリル酸が挙げられる。
架橋性アクリル重合体は、必要に応じて非架橋性(メタ)アクリル酸エステルに由来する単位(a1)及び架橋性官能基を有する(メタ)アクリル単量体単位(a2)以外の他の単量体単位を有してもよい。他の単量体としては、非架橋性(メタ)アクリル酸エステルおよび架橋性官能基を有するアクリル単量体と共重合可能なものであればよく、例えば(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、スチレン、塩化ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン等が挙げられる。架橋性アクリル重合体における他の単量体単位の含有量は20質量%以下であることが好ましく、15質量%以下であることがより好ましく、1質量%以下であることがさらに好ましい。
架橋性アクリル重合体の重量平均分子量は、10万以上200万以下が好ましく、30万以上150万以下がより好ましい。重量平均分子量を上記範囲内とすることにより、十分な段差追従性を確保することができる。なお、架橋性アクリル重合体の重量平均分子量は架橋剤で架橋される前の値である。重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定し、ポリスチレン基準で求めた値である。架橋性アクリル重合体としては、市販のものを用いてもよく、公知の方法により合成したものを用いてもよい。
溶媒:テトラヒドロフラン
カラム:Shodex KF801、KF803L、KF800L、KF800D(昭和電工(株)製を4本接続して使用した)
カラム温度:40℃
試料濃度:0.5質量%
検出器:RI−2031plus(JASCO製)
ポンプ:RI−2080plus(JASCO製)
流量(流速):0.8ml/min
注入量:10μl
校正曲線:標準ポリスチレンShodex standard ポリスチレン(昭和電工(株)製)Mw=1320〜2,500,000迄の10サンプルによる校正曲線を使用した。
本発明の粘着剤組成物は、ジエン系重合体を含有する。ここで、ジエン系重合体の数平均分子量は250〜15000である。ジエン系重合体は、アルカジエンの重合体であることが好ましい。中でも、ジエン系重合体は、分子内に非共役ジエン構造を有する重合体であることが好ましく、分子内に非共役アルカジエン構造を有する重合体であることが特に好ましい。
なお、ここで言う1,2−ビニル結合量(1,2−ビニル基比率)とはジエン系重合体全体の分子量(数平均分子量)に対する1,2−ビニル構造の占める割合である。すなわちビニル基比率は、ジエン系重合体の数平均分子量をMd、ジエン系重合体の1,2−ビニル基含有ユニットの分子量をMvとしたときに下記式で算出される。
(ビニル基比率%)=Mv÷Md×100
なお、ビニル基含有ユニットの分子量をMsとすると、以下の関係が成り立つ。
(ジエン系重合体の1分子鎖あたりの1,2−ビニル基の個数)=Md×(1,2−ビニル基比率)÷Ms
なお、ジエン系重合体は1種類単独で含んでいてもよく、構造や数平均分子量等が異なる2種類以上を含んでいてもよい。
また、ジエン系重合体は重合により製造することが出来る。その製造方法は、特に限定されず、通常用いられる重合方法から適宜選択できる。重合方法としては、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等が挙げられる。
本発明の粘着剤組成物は、直鎖状飽和炭化水素化合物を含有する。ここで、直鎖状飽和炭化水素化合物の数平均分子量は250〜5000である。直鎖状飽和炭化水素化合物は、直鎖状飽和炭化水素の重合体であることが好ましく、ポリオレフィン系重合体であることがより好ましい。
なお、直鎖状飽和炭化水素化合物は1種類単独で含んでいてもよく、構造や数平均分子量等が異なる2種類以上を含んでいてもよい。
本発明の粘着剤組成物は、架橋剤を含有する。架橋剤は、熱により架橋性アクリル重合体と反応する架橋剤であることが好ましい。
エポキシ化合物としては、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、テトラグリシジルキシレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
架橋剤としては、市販品を使用できる。市販品の例としては、キシリレンジイソシアネート化合物(三井化学(株)製、タケネートD−110N)等が挙げられる。
また、架橋剤の含有量は、粘着剤組成物の全質量に対し、0.01質量%以上5.0質量%以下であることが好ましく、0.02質量%以上2.0質量%以下であることがより好ましい。
本発明の粘着剤組成物はさらに溶剤を含有してもよい。この場合、溶剤は、粘着剤組成物の塗工適性を向上させ得る。
このような溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の炭化水素類;ジクロロメタン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロプロパン等のハロゲン化炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルアルコール、ジアセトンアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、酪酸エチル等のエステル類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセタート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート等のポリオール及びその誘導体が挙げられる。
また、溶剤の含有量は、粘着剤組成物の全質量に対し、10質量%以上90質量%以下とすることが好ましく、20質量%以上80質量%以下とすることがより好ましい。
本発明の粘着剤組成物は、可塑剤を含んでいてもよく、粘着剤組成物に可塑剤が含まれる場合は、粘着シートにした時の加工性や糊のはみだしなどを損なわない範囲で添加することができ、例えば可塑剤の含有量は、架橋性アクリル重合体100質量部に対し、50質量部以下とすることが好ましく、30質量部以下とすることがより好ましく、10質量部以下とすることがさらに好ましい。
アクリレート基以外の官能基を有しないアクリル単量体単位としては、例えば非架橋性(メタ)アクリル酸エステル単位(a1)と同様のものが挙げられる。
官能基を有しない非アクリル単量体単位としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ミリスチン酸ビニル、パルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニルのようなカルボン酸ビニルエステル類やスチレン等が挙げられる。
本発明の粘着剤組成物は、上述した化合物以外の任意成分を含んでいてもよい。任意成分としては、粘着剤用の添加剤として公知の成分、例えば酸化防止剤、金属腐食防止剤、粘着付与剤、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系化合物等の光安定剤等の中から必要に応じて選択できる。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ラクトン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤等が挙げられる。これら酸化防止剤は1種類を単独で使用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
金属腐食防止剤としては、ベンゾリアゾール系樹脂を挙げることができる。
粘着付与剤として、例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール系樹脂、石油樹脂などが挙げられる。
シランカップリング剤としては、例えば、メルカプトアルコキシシラン化合物(例えば、メルカプト基置換アルコキシオリゴマー等)などが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物などが挙げられる。
本発明の粘着シートは、粘着剤層を有し、粘着剤層が上述した粘着剤組成物の硬化物である。本発明の粘着シートは、比誘電率が低く、段差追従性及び透明性に優れる粘着剤層を有するため、タッチパネルを搭載した表示装置を構成する光学部材の接着に好ましく用いられる。
片面粘着シートとしては、支持体上に粘着剤層が積層した多層シートが挙げられる。また、支持体と粘着剤層との間には他の層が設けられていてもよい。
両面粘着シートとしては、粘着剤層からなる単層の粘着シート、粘着剤層を複数積層した多層の粘着シート、粘着剤層と粘着剤層の間に他の粘着剤層を積層した多層の粘着シート、粘着剤層と粘着剤層の間に支持体を積層した多層の粘着シートが挙げられる。両面粘着シートが支持体を有する場合、支持体として透明な支持体を用いたものが好ましい。このような両面粘着シートは、粘着シート全体としての透明性にも優れることから、光学部材同士の接着に好適に用いることができる。
本発明の粘着シートは上述した中でも、基材レスタイプが好ましく、粘着剤層からなる単層の粘着シート、又は粘着剤層を複数積層した多層の粘着シートが好ましく、粘着剤層からなる単層の両面粘着シートが特に好ましい。
図1は、剥離シート付き粘着シート1の構成の一例を表す断面図である。図1に示された粘着シート11は剥離シート(12a、12b)を有している。なお、図1の粘着シート11は、基材レスの単層の粘着シートであり、両面粘着シートである。
剥離性積層シートにおける剥離シート用基材には、紙類、高分子フィルムが使用される。剥離剤層を構成する剥離剤としては、例えば、汎用の付加型もしくは縮合型のシリコーン系剥離剤や長鎖アルキル基含有化合物が用いられる。特に、反応性が高い付加型シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
シリコーン系剥離剤としては、具体的には、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のBY24−4527、SD−7220等や、信越化学工業(株)製のKS−3600、KS−774、X62−2600などが挙げられる。また、シリコーン系剥離剤中にSiO2単位と(CH3)3SiO1/2単位あるいはCH2=CH(CH3)SiO1/2単位を有する有機珪素化合物であるシリコーンレジンを含有することが好ましい。シリコーンレジンの具体例としては、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のBY24−843、SD−7292、SHR−1404等や、信越化学工業(株)製のKS−3800、X92−183等が挙げられる。
粘着シートの製造方法は、特に限定されない。
本発明の粘着シートは、粘着剤層と他の層から構成されてもよいが、粘着剤層のみから構成されるものであることが好ましい。他の層としては、例えば上記以外の粘着剤組成物から形成される粘着剤層、支持体、剥離シート等が挙げられる。支持体としては、例えば、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、トリアセチルセルロース等のプラスチックフィルム;反射防止フィルム、電磁波遮蔽フィルム等の光学フィルム;等が挙げられる。
また、塗膜の加熱は、加熱炉、赤外線ランプ等の公知の加熱装置を用いて実施できる。
本発明の粘着シートを使用する場合、粘着シートの粘着剤層を露出させた状態で被着体表面に接触させる。粘着シートの粘着剤層は、ジエン系重合体及び直鎖状飽和炭化水素化合物を含む粘着剤組成物から形成されたものであるから、被着体が段差部を有していても、粘着剤層はその段差部の凹凸に追従することができる。
本発明の積層体は、上述した粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層と、粘着剤層の少なくとも一方の面側に被着体と、を有する。ここで、被着体は段差部または段差に由来する凹凸を有していてもよい。被着体は液晶モジュールを有する画像表示装置を構成する光学部材又はタッチパネルを構成する光学部材であることが好ましい。積層体は、粘着シートの粘着剤層を被着体表面に接触させる工程を経て得られることが好ましい。
タッチパネルの構成部材としては、例えば透明樹脂フィルムにITO膜が設けられたITOフィルム、ガラス板の表面にITO膜が設けられたITOガラス、透明樹脂フィルムに導電性ポリマーをコーティングした透明導電性フィルム、ハードコートフィルム、耐指紋性フィルムなどが挙げられる。本発明の粘着シートは、タッチパネルと画像表示装置の積層用であることが好ましく、タッチペンを用いるタッチパネルと画像表示装置の積層用であることがより好ましい。この観点から、本発明の粘着シートの被着体としては、透明樹脂フィルムにITO膜が設けられたITOフィルム、ガラス板の表面にITO膜が設けられたITOガラス、透明樹脂フィルムに導電性ポリマーをコーティングした透明導電性フィルムが好ましく、これらガラスやフィルムの裏面(導電層が無い面)に粘着シートを貼着することが好ましい。
画像表示装置の構成部材としては、例えば液晶表示装置に用いられる反射防止フィルム、配向フィルム、偏光フィルム、位相差フィルム、輝度向上フィルムなどが挙げられる。
これらの部材に用いられる材料としては、ガラス、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンナフタレート、シクロオレフィンポリマー、トリアセチルセルロース、ポリイミド、セルロースアシレートなどが挙げられる。なお、これらのフィルムの粘着剤層に接する側にはハードコート層などの機能層を設けていても良い。
本発明は積層体の製造方法に関するものでもある。積層体の製造方法は、上述した粘着シートを被着体の表面に接触させる工程を含むことが好ましい。
<粘着剤組成物の作製>
2−エチルヘキシルアクリレート(2−EHA)、2−エチルヘキシルメタクリレート(2−EHMA)、2−ヒドロキシエチルアクリレート(2−HEA)を質量比で30:60:10となるように配合し、ラジカル重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を溶液へ溶解した。溶液を60℃に加熱してランダム共重合させ、架橋性アクリル重合体(A)を得た。架橋性アクリル重合体(A)の重量平均分子量は50万であった。
なお、架橋性アクリル重合体(A)の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定し、ポリスチレン基準で求めた。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)の測定条件は以下のとおりである。
溶媒:テトラヒドロフラン
カラム:Shodex KF801、KF803L、KF800L、KF800D(昭和電工(株)製を4本接続して使用した)
カラム温度:40℃
試料濃度:0.5質量%
検出器:RI−2031plus(JASCO製)
ポンプ:RI−2080plus(JASCO製)
流量(流速):0.8ml/分
注入量:10μl
校正曲線:標準ポリスチレンShodex standard ポリスチレン(昭和電工(株)製)Mw=1320〜2,500,000迄の10サンプルによる校正曲線を使用した。
なお、ジエン系重合体の数平均分子量は1400であり、直鎖状飽和炭化水素化合物の数平均分子量は370であった。
上記のように作製した粘着剤組成物を、シリコーン系剥離剤で処理された剥離剤層を備えた厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(第1の剥離シート)(王子エフテックス社製:38RL−07(2))の表面に、乾燥後の塗工厚みが150μmになるようにアプリケーターで均一に塗工した。その後、100℃の空気循環式恒温オーブンで3分間乾燥し、第1の剥離シートの表面に粘着剤層を形成した。次いで、この粘着剤層の表面に厚さ38μmの第2の剥離シート(王子エフテックス社製:38RL−07(L))を貼合して、粘着剤層が剥離力差のある1対の剥離シートに挟まれた第1の剥離シート/粘着剤層/第2の剥離シートの構成を備える粘着シートを得た。この粘着シートに対し、23℃、相対湿度50%の条件で7日間静置するエージング処理を施した。
ガラス板(縦90mm×横50mm×厚み0.5mm)の表面に、紫外線硬化型インクを塗布厚が5μmになるように額縁状(縦90mm×横50mm、幅5mm)にスクリーン印刷した。次いで、紫外線を照射して印刷した上記紫外線硬化型インクを硬化させた。この工程を8回繰り返し、40μmの段差部を有する印刷段差ガラスを得た。
得られた粘着シートを、縦90mm×横50mmの形状に裁断し、第1の剥離シートを剥離し、ラミネーター(株式会社ユーボン製、IKO−650EMT)を用いて、粘着剤層が印刷段差ガラスの額縁状の印刷全面を覆うように貼合した。その後、第2の剥離シートを剥離し、表出した粘着剤層の面にガラス板(縦90mm×横50mm×厚み0.5mm)を上記ラミネーターで貼合し、オートクレーブ処理(40℃、0.5MPa、30分間)を実施して積層体を得た。
ジエン系重合体の仕込み量を5質量部から8質量部に変え、直鎖状飽和炭化水素化合物の仕込み量を5質量部から2質量部に変えた以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
ジエン系重合体化合物をTotal社製、Ricon156からRicon154に変更した以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
直鎖状飽和炭化水素化合物を日油社製、「ポリブテン グレード0N」からポリブテン30Nに変更した以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
ジエン系重合物の添加量を8質量部から12質量部に変更した以外は実施例2と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
直鎖状飽和炭化水素化合物の添加量を5質量部から12質量部に変更した以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
ジエン系重合体の仕込み量を5質量部から22質量部に変更した以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
ジエン系重合体の仕込み量を5質量部から10質量部に変え、直鎖状飽和炭化水素化合物を添加しなかった以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
ジエン系重合体及び直鎖状飽和炭化水素化合物を添加しなかった以外は実施例1と同様にして、粘着剤組成物、粘着シート及び積層体を得た。
<比誘電率>
粘着剤層の比誘電率の評価は以下の手順で実施した。粘着剤層(粘着シートから第1の剥離シート及び第2の剥離シートを剥離したもの)を2枚の銅箔の間に挟み、オートクレーブ処理(40℃、0.5MPa、30分間)を実施した。その後、誘電体測定システム((株)東陽テクニカ製、1260型)によりJIS C 2138に基づいて比誘電率を測定した。周波数、測定環境は下記条件で測定した。
周波数:1MHz
測定環境:23℃、相対湿度55%
積層体の印刷段差部をマイクロスコープ(倍率:25倍)で観察し、粘着シートの段差追従性を以下の基準で評価した。
◎:積層体において完全に段差が埋まっている。
○:積層体において段差部の一部に0.5mmΦ未満の気泡が残っている。
×:積層体において段差部の全体に0.5mmΦ以上の気泡が残っている。
得られた粘着シートを、縦50mm×横25mmの形状に裁断し、第1の剥離シートを剥離し、厚さ100μmの透明PETフィルム(品名:コスモシャインA4300、東洋紡社製)に貼合した。
偏光板(ポラテクノ(株)製、SKN−18243T)をガラス板(縦90mm×横50mm×厚み0.5mm)と同寸法に切り出し、偏光板をガラス板に貼り合わせて被着体とした。次いで、偏光板の表面に中心粒径30μmのガラスビーズを約0.05mg散布したものを作製した。
上記透明PETフィルムと一体化されている粘着シートの第2の剥離シートを剥がし、ラミネーターで上記被着体の偏光板のガラスビーズが散布された面と貼合した。その後、オートクレーブ処理(40℃、0.5MPa、30分間)を実施して積層体を得た。
得られた積層体を85℃、相対湿度10%未満の環境下で24時間処理し、処理後のガラスビーズ散布部分をマイクロスコープ(倍率:25倍)で観察し、粘着シートの異物埋まり性を以下の基準で評価した。
◎:ガラスビーズ周辺より新たな気泡が発生していない。
○:ガラスビーズ周辺より新たな0.5mmΦ未満の気泡が発生している。
×:ガラスビーズ周辺より新たな0.5mmΦ以上の気泡が発生している。
粘着シートから第1の剥離シートを剥離して、粘着剤層の一方の面に松浪ガラス社製のスライドガラス(品番:S9112)を貼合した。次いで、粘着シートから第2の剥離シートを剥離して、粘着剤層の他方の面に松浪ガラス社製のスライドガラス(品番:S9112)を貼合し、ガラス/粘着剤層/ガラスの順に積層された積層体を作製した。この積層体を0.5MPa、40℃の条件で30分間オートクレーブ(加圧脱泡)処理を施し、日本電色工業(株)製のNDH4000を用いてヘーズ値を測定した。
ポリブタジエンB:Total社製、Ricon154
ポリブテンA:日油社製、ポリブテン グレード0N
ポリブテンB:日油社製、ポリブテン30N
11 粘着シート(粘着剤層)
12a、12b 剥離シート
20 積層体
21 粘着シート(粘着剤層)
22 被着体
24 被着体
27a、27b、27c、27d 段差部
Claims (12)
- 架橋性アクリル重合体、架橋剤、ジエン系重合体及び直鎖状飽和炭化水素化合物を含有する粘着剤組成物であって、
前記架橋性アクリル重合体を前記粘着剤組成物に対して50質量%以上含有し、
前記ジエン系重合体の数平均分子量が250〜15000であり、
前記直鎖状飽和炭化水素化合物の数平均分子量が250〜5000であり、
前記粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層を形成した場合に前記粘着剤層の周波数1MHzでの比誘電率が3.5以下である粘着剤組成物。 - 前記ジエン系重合体が、分子内に非共役ジエン構造を有する重合体である請求項1に記載の粘着剤組成物。
- 前記ジエン系重合体が、ブタジエン系重合体である請求項1又は2に記載の粘着剤組成物。
- 前記ジエン系重合体は1,2−ビニル基を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記直鎖状飽和炭化水素化合物はポリオレフィン系重合体である請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 前記架橋性アクリル重合体が有する架橋性官能基が、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、アミド基、エポキシ基及びイソシアネート基から選択される1種類又は2種類以上である請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 前記架橋剤が、二官能性以上のエポキシ化合物及び二官能性以上のイソシアネート化合物から選択される1種類又は2種類以上である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 前記ジエン系重合体を前記架橋性アクリル重合体100質量部に対して1〜20質量部含有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 前記直鎖状飽和炭化水素化合物を前記架橋性アクリル重合体100質量部に対して0.5〜20質量部含有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 粘着剤層を有し、
前記粘着剤層が請求項1〜9のいずれか一項に記載の粘着剤組成物の硬化物である粘着シート。 - 前記粘着剤層の一方の表面に第1の剥離シートを備え、
前記粘着剤層の他方の表面に第2の剥離シートを備え、
前記第1の剥離シート及び前記第2の剥離シートの剥離力が異なる請求項10に記載の粘着シート。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の粘着剤組成物の硬化物である粘着剤層と、前記粘着剤層の少なくとも一方の面側に被着体と、を有し、
前記被着体が段差部を有する積層体。
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