JP2014218402A - シリコン単結晶の製造方法 - Google Patents
シリコン単結晶の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014218402A JP2014218402A JP2013099020A JP2013099020A JP2014218402A JP 2014218402 A JP2014218402 A JP 2014218402A JP 2013099020 A JP2013099020 A JP 2013099020A JP 2013099020 A JP2013099020 A JP 2013099020A JP 2014218402 A JP2014218402 A JP 2014218402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- melt
- silicon
- single crystal
- seed crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims abstract description 127
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 109
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 109
- 239000010703 silicon Substances 0.000 title claims abstract description 109
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 35
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims abstract description 41
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 claims description 29
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 abstract description 43
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 24
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 17
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 7
- NIPNSKYNPDTRPC-UHFFFAOYSA-N N-[2-oxo-2-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)ethyl]-2-[[3-(trifluoromethoxy)phenyl]methylamino]pyrimidine-5-carboxamide Chemical compound O=C(CNC(=O)C=1C=NC(=NC=1)NCC1=CC(=CC=C1)OC(F)(F)F)N1CC2=C(CC1)NN=N2 NIPNSKYNPDTRPC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 4
- 240000008042 Zea mays Species 0.000 description 3
- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 description 3
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 description 3
- 235000005822 corn Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 3
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/02—Elements
- C30B29/06—Silicon
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
Description
さらに、シリコン単結晶の低酸素濃度化や大口径結晶を容易に製造することなどを目的に、水平磁場を印加しながらCZ法でシリコン単結晶を引き上げるHMCZ法が広く知られている。
そして、その後ダッシュネッキング法等により種結晶を引き上げてシリコン融液から種絞りを作製し、所定の直径を有する直胴部(定径部)の直径にまで拡径する為のコーンを育成した後、所定の直径でシリコン単結晶を育成する直胴部を形成し、単結晶が目標の長さに達すると終端部のテール絞りを行い、単結晶の育成を終了することが一般的に行われている。
例えば、融液表面温度が高過ぎる場合には、絞りが所定の直径より細くなり、引き上げるシリコン単結晶の重量に耐えられなくなる。さらに融液表面温度が高い場合には、絞りがシリコン融液から切り離れてしまい、単結晶引き上げが継続できなくなる。
また、融液表面温度が低過ぎる場合には、絞りの直径が縮径せず、その結果種付け時に種結晶に導入された転位が抜けきらず、単結晶が有転位化してしまう。
これらの場合(高温でも低温でも)には、単結晶の引き上げは再度種付けからやり直しとなる為、生産性の低下を招く。
その為、融液表面温度の測定位置によっては当該低温領域の温度を計測したりしなかったりで、融液表面温度の測定値がばらつき、その結果種付け時の融液表面温度を適正な温度に合わせることができず、適正な直径の絞りが作製できないという問題があった。
しかしながら、この二次元温度計は、放射温度計に対して非常に高価であり、この方法も装置コストが高くなるという問題がある。また、この二次元温度計は、CCDカメラから出力される輝度信号から温度を求めている為、温度測定用に設けられた引き上げ装置のガラス窓がシリコン融液から発生するシリコン酸化物などで汚れると、放射温度計とは異なって温度測定値が大きく変化してしまい、種付けに適正なシリコン融液表面温度を測定できないという問題がある。
そして、予め二次元温度計による測定から求めた、他の領域より低温であり続ける常低温領域内において、放射温度計による温度測定点を設定し且つ種結晶を着液させ、その後、単結晶の引上げを行う。
これによって、たとえ、ある範囲内で低温領域の位置が揺らいで変化しても、温度測定点と種結晶着液部を共に常低温領域となる範囲に留めるため、融液表面温度の検出値が安定し、ヒーター出力の制御を従来に比べて安定化・高精度化することができる。そして、種付け時のシリコン融液表面温度を適正な温度に合わせることができ、絞りの失敗やコーン育成中の有転位化に関して、従来に比べてそれらの発生頻度を低くすることができる。よって生産性の改善を図ることができ、シリコン単結晶のコストを低減することができる。
これによって、取り外した高価な二次元温度計を別の単結晶製造装置の測定に用いることができるため、シリコン単結晶引き上げの種付け時において、一般的な1台の引き上げ装置に1台のシリコン融液表面温度測定用の放射温度計が設置された構成の装置であっても、融液表面温度を安定して測定することができる。その結果、種付け時のシリコン融液表面温度を適正な温度に合わせることができるし、装置コストも安くできるので、シリコン単結晶の製造コストの更なる低減を達成することができる。
また、高価なカメラを多数台準備する必要もなく、装置コストを安くすることができるため、単結晶製造コストの低減も図ることができる。
まず、本発明のようなHMCZ法によるシリコン単結晶の製造方法を実施するのに適した単結晶製造装置の概略の一例を図1を用いて説明する。
図1に示すように、単結晶製造装置22の外観は、中空円筒状のメインチャンバー9aとそれに連通するプルチャンバー9bで構成され、メインチャンバー9aの外側には、水平磁場を印加する為の電磁石12が設置されている。
このルツボは二重構造であり、有底円筒状をなす石英製の内層保持容器1a(以下、単に「石英ルツボ」という)と、その石英ルツボ1aの外側を保持すべく適合された同じく有底円筒状の黒鉛製の外層保持容器1b(以下、単に「黒鉛ルツボ」という)とから構成されている。これらのルツボは、回転および昇降が可能になるように支持軸7の上端部に固定されている。
また、ヒーター2の周辺には保温材が施されており、ヒーター2の外側には保温筒8aが同心円状に配設され、またその下方で装置底部には保温板8bが配設されている。
このプルチャンバー9bに設けられた温度測定用のガラス窓16の外側には、種付け時のシリコン融液表面温度を測定する為の放射温度計15aが1台設置されている。また、この放射温度計15aの代わりに、種付け前のシリコン融液の表面温度分布を測定する為の二次元温度計15bを取り付けることも可能になっている。ただし、放射温度計15aおよび二次元温度計15bを同時に取り付け可能な装置とすることもできる。コスト等に応じて適宜決定できる。
上記の様な単結晶製造装置22を用いて、HMCZ法によってシリコン単結晶を製造するには、まず、前記石英ルツボ内に多結晶シリコン原料を投入して充填し、これをヒーター2によって加熱して原料を融解して、シリコン融液3とする。
このとき、図1に示すように、ヒーター2の外側にルツボを挟んで対向配備した水平磁場用電磁石12により、シリコン融液3に水平磁場(磁場中心14を中心とした磁力線13のような磁場)を印加しながら種付け・単結晶の育成を行う。
ここで、種付け工程においては、種結晶5をシリコン融液3に着液させる種付け前に、シリコン融液3の表面温度を測定し、その結果を基にしてヒーター2の出力を調整し、種付けに適した融液表面温度に合わせてから種付けを行う必要がある。
上記温度差は7℃以内に限定されるものではなく適宜決定することができるが、7℃以内であれば、種付け・絞り等を行うにあたって十分に小さな温度差であり、種結晶着液部の温度制御を行いやすく、絞りのやり直しやコーンの有転位化を防ぐ上で好ましい。
さらには、実際の種付け時に使用する磁場強度で行うことが望ましい。
このようにすることで、実際の種付け時の条件により一層近づけることができ、より正確な種付けを行うことが可能になる。
このようにすれば、従来のように低温領域18の経時的な移動の影響を大きく受けなくなる為、種付け時の放射温度計15aによる融液表面温度の測定値を安定させることができる。また温度測定点17も種結晶着液部21も常低温領域20内であるため、種結晶着液部21の融液表面温度をより正確に測定することができる。
その結果、不適正なシリコン融液表面温度の状態で種付けがなされることを防ぐことができる。このため、種付けに起因する絞りの失敗やコーンの有転位化の発生率を従来に比べて低くすることができ、単結晶製造歩留りを改善することができ、製造コストの低減を図ることができる。
このような方法を採ることで、高価な二次元温度計15bは、シリコン融液表面温度の二次元分布の測定用に1台あれば、複数の単結晶製造装置においても使用することができるようになり、そのため一台の二次元温度計によって同様の方法で各単結晶製造装置毎のシリコン融液表面において適正な温度測定点17を求めることができる。
更に、所定の直径でシリコン単結晶を育成させ、シリコン単結晶が目標の長さに達した時点で終端部のテール絞りを行い、シリコン単結晶の育成を終了する。
以上の方法により、絞りの失敗やコーンの有転位化を抑制することができるシリコン単結晶の製造方法となる。
(実施例1)
図1に示すような単結晶製造装置を用いて、内径800mmの石英ルツボ1aに多結晶シリコン原料を充填して、ヒーターによって溶融させてシリコン融液3を形成した後に、直径300mmの単結晶を引き上げた。
この状態でプルチャンバー9bの上に設けられたガラス窓16の外側に二次元温度計15bを設置した。そして、ガラス窓16を通して、二次元温度計15bによりパージチューブ10の内側のシリコン融液表面温度の二次元分布を15分間測定し、シリコン融液表面における常低温領域20を予め求めた。このとき、ルツボ中心を通る磁力線に対して垂直方向でルツボ中心から同一半径の温度を測定し、ルツボ中心からの温度差が7℃以内となる領域を低温領域として特定した。
上記二次元温度計による測定結果より図2のような表面温度分布が得られ、常低温領域20は、ルツボ中心を通る磁力線に沿って、これと垂直な方向にルツボ中心から約±15cmの範囲であることが判った。すなわち、ルツボ中心の種結晶着液部21は常低温領域20の内側となる。
そして、温度測定点17での測定結果に基づいてヒーター2等の制御を行って融液表面温度を調節しつつ、種結晶を着液し、種絞りやコーン形成、さらには直胴部を形成してシリコン単結晶を製造した。
なお、上記の様に設定した温度測定点17でシリコン融液の融液表面温度を測定するとともに、参考として種結晶着液部21での融液表面温度も測定した。
この温度測定点17でのシリコン融液表面の温度と、種結晶着液部21との温度差との関係を評価した。その結果を図3に示す。なお、図3の縦軸の値は、時間0秒(測定開始時)での種結晶着液部温度との温度差であり、これを温度変動幅とした。
図3に示すように、種結晶着液部における温度変動幅は2℃程度であった。また、温度測定点においては種結晶着液部との温度差は5℃前後で比較的近い値であり、かつ、種結晶着液部での温度変動幅とほぼ同様で、2〜2.5℃程度の温度変動幅であった。
このように温度測定点と種結晶着液部とでは、温度やその安定性はほぼ同様であった。このような結果は、温度測定点での測定温度を基に種結晶着液部での融液表面温度を制御するにあたって好ましい。種結晶着液部での優れた温度制御性を図ることができる。
図4に示すように、種結晶着液部でのシリコン融液表面温度の変動幅は2.0℃で安定しており、比較例1の温度変動幅(5℃程度)の約0.4倍であった。
図5に示すように、実施例1では、絞りのやり直しとコーンの有転位化率は比較例1の0.4倍にまで低くなり、改善されたことがわかる。
ルツボの回転数を3rpmに変えたこと、放射温度計による温度測定点を常低温領域内であってルツボ中心を通る磁力線に垂直な方向にルツボの中心から40mm離れた位置に設定したこと以外は実施例1と同様にしてシリコン単結晶を製造した(実施例2)。
また、比較例1−3では、ルツボの回転数を0.5rpm(比較例1)、1.5rpm(比較例2)、2.5rpm(比較例3)にした。また放射温度計による温度測定点に関しては、低温領域となり得る範囲の外の位置(順に、ルツボ中心を通る磁力線に垂直な方向にルツボの中心から100mm、170mm、210mm離れた位置)に設定した。
表1や図6から分かるように、比較例1−3のようにルツボ回転数が3rpm未満の場合では、低温領域の幅(ルツボ中心を通る磁力線と垂直方向の幅)が、ルツボの回転等による不規則に移動する低温領域の移動範囲(ルツボ中心を通る磁力線と垂直方向でルツボ中心からの移動範囲)より狭いため、種結晶着液部は低温領域に入ったり外れたりを繰り返した。測定中、融液表面温度が他の領域より低温であり続ける常低温領域は存在しなかった。
図7に示すように、種結晶着液部における温度変動幅は5℃程度であった。また、温度測定点においては種結晶着液部との温度差は15〜20℃で差があり、かつ、種結晶着液部での温度変動幅とは差があり3℃程度の温度変動幅であった。
このように温度測定点と種結晶着液部とでは、温度やその安定性には差があった。温度測定点では低温領域になることはなく、一方種結晶着液部では低温領域になったりならなかったりしたためと考えられる。このような場合、温度測定点での測定温度を基に種結晶着液部での融液表面温度を制御する際、適正な制御が難しくなってしまう。例えば図5に示したように、実施例1よりも結晶1本当たりのトラブル発生率が高くなる。
4…引き上げ軸、 5…種結晶、 6…種ホルダー、 7…支持軸、
8a…保温筒、 8b…保温板、 9a…メインチャンバー、
9b…プルチャンバー、 10…パージチューブ、 11…カラー、
12…水平磁場用電磁石、 13…磁力線、 14…磁場中心、
15a…放射温度計、 15b…二次元温度計、 16…ガラス窓、
17,117…放射温度計による温度測定点、
18、118…低温領域、 19…低温領域になり得る領域、
20…常低温領域、 21…種結晶着液部、 22…単結晶製造装置、
118’…最大限移動したときの低温領域の位置、
119…低温領域になり得る範囲。
Claims (2)
- 単結晶製造装置内のルツボに多結晶シリコン原料を充填し、ヒーターで加熱して前記多結晶シリコン原料を融解した後に該シリコン融液に種結晶を着液して該種結晶の下方にシリコン単結晶を育成する際に、前記ヒーターの外側に磁場印加装置を前記ルツボを挟んで対向配備して、前記原料融液に水平磁場を印加する、水平磁場印加チョクラルスキー法を用いたシリコン単結晶の製造方法であって、
前記ルツボを3rpm以上で回転させつつ、前記種結晶を前記シリコン融液に着液する前に、予め二次元温度計により前記シリコン融液の表面温度分布を測定して、該測定中に、融液表面温度が他の領域より低温であり続ける常低温領域を特定し、その後、放射温度計によって前記シリコン融液の融液表面温度を測定して該測定温度に基づき前記シリコン融液への前記種結晶の着液時の融液表面温度を調節する際に、前記放射温度計による温度測定点を前記常低温領域内に設定し、かつ、前記常低温領域内に前記種結晶を着液させることを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。 - 前記常低温領域を特定した後に前記二次元温度計を取り外し、該二次元温度計を取り外した位置に前記放射温度計を取り付けることを特徴とする請求項1に記載のシリコン単結晶の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013099020A JP5929825B2 (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | シリコン単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013099020A JP5929825B2 (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | シリコン単結晶の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014218402A true JP2014218402A (ja) | 2014-11-20 |
JP5929825B2 JP5929825B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=51937231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013099020A Active JP5929825B2 (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | シリコン単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5929825B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114672874A (zh) * | 2022-05-18 | 2022-06-28 | 宁夏中晶半导体材料有限公司 | 一种改善小角晶界缺陷的新型引晶方法 |
JP7552532B2 (ja) | 2021-08-10 | 2024-09-18 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶製造装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002104896A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 単結晶の成長方法および成長装置 |
JP2012031005A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコン単結晶の製造方法 |
-
2013
- 2013-05-09 JP JP2013099020A patent/JP5929825B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002104896A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 単結晶の成長方法および成長装置 |
JP2012031005A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコン単結晶の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7552532B2 (ja) | 2021-08-10 | 2024-09-18 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶製造装置 |
CN114672874A (zh) * | 2022-05-18 | 2022-06-28 | 宁夏中晶半导体材料有限公司 | 一种改善小角晶界缺陷的新型引晶方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5929825B2 (ja) | 2016-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8123855B2 (en) | Device and process for growing Ga-doped single silicon crystals suitable for making solar cells | |
JP6583142B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法及び装置 | |
JP5664573B2 (ja) | シリコン融液面の高さ位置の算出方法およびシリコン単結晶の引上げ方法ならびにシリコン単結晶引上げ装置 | |
JP4862826B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法及びシリコン単結晶製造装置 | |
TWI694182B (zh) | 矽單結晶的氧濃度推測方法及矽單結晶的製造方法 | |
JP5929825B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP6248816B2 (ja) | 単結晶の製造方法 | |
JP5482547B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP2013209257A (ja) | サファイア単結晶及びその製造方法 | |
TWI635199B (zh) | 單晶矽的製造方法 | |
WO2009136464A1 (ja) | 単結晶の成長方法および単結晶の引き上げ装置 | |
JP2010208894A (ja) | シリコン単結晶の引き上げ方法 | |
JP2011184227A (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP2016079049A (ja) | 単結晶シリコン引上装置、および単結晶シリコン引上方法 | |
JP2016117603A (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP2012006802A (ja) | シリコン単結晶の製造方法及び製造装置 | |
JP2009269802A (ja) | 単結晶の製造方法および単結晶の製造装置 | |
JP6217514B2 (ja) | サファイア単結晶の製造方法 | |
CN109666968A (zh) | 硅单晶的制造方法 | |
JP2020037499A (ja) | 熱遮蔽部材、単結晶引き上げ装置及び単結晶の製造方法 | |
JP2014058414A (ja) | 評価用シリコン単結晶の製造方法 | |
JP2014214067A (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
KR20100071507A (ko) | 실리콘 단결정 제조 장치, 제조 방법 및 실리콘 단결정의 산소 농도 조절 방법 | |
JP5077299B2 (ja) | 単結晶製造装置及び単結晶製造方法 | |
JP2004203634A (ja) | 半導体単結晶製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5929825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |