JP2014218269A - スキンパック包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 意図せずに台材が折れてしまうことを抑制することが可能なスキンパック包装体を提供すること。
【解決手段】 台材1と、台材1を覆うフィルム2と、台材1とフィルム2との間に介在する被包装物3と、を備え、台材1とフィルム2との間が脱気された、スキンパック包装体A1であって、台材1は、被包装物3を支持する本体部11、本体部11と隣合うつまみ部12、および本体部11とつまみ部12とを区画し、かつ本体部11とつまみ部12との分断を可能とする分断予定線13、を有しており、分断予定線13は、台材1の端縁10に両端が到達し、かつこれらの両端を結ぶ直線から少なくともその一部が離間している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、台材とフィルムとによって被包装物を挟むスキンパック包装体に関する。
様々な商品を包装する包装形態として、所謂スキンパック包装体が広く採用されている。図14は、従来のスキンパック包装体の一例を示している(たとえば、特許文献1)。同図に示されたスキンパック包装体Xは、たとえば厚紙などからなる台紙が用いられた台材91と、この台材91に載置した被包装物93とが、フィルム92によって覆われている。被包装物93の保護や見栄えを向上させるために、一般的に台材91とフィルム92との間が脱気され、フィルム92が被包装物93に密着した状態とされる。
台材91は、矩形状とされており、本体部91aとつまみ部91bとを有している。また、台材91には、本体部91aとつまみ部91bとを区画する分断予定線91cが形成されている。本体部91aは、被包装物93を支持する部位である。つまみ部91bは、分断予定線91cを挟んで本体部91aと隣り合っている。分断予定線91cは、直線であり、その両端が台材91の端縁に到達している。これにより、つまみ部91bは、三角形状となっている。なお、分断予定線91cは、所謂ミシン目によって構成されている。フィルム92は、台材91と被包装物93とを覆っており、本体部91aおよびつまみ部91bに跨っている。商品としてのスキンパック包装体Xの購入者が、被包装物93を取り出す際には、つまみ部91bをフィルム92の一部とともに本体部91aから離間させることにより、フィルム92を本体部91aから剥離する。これにより、購入者は、被包装物93を比較的容易に取り出すことができる。
しかしながら、分断予定線91cは、部分的に強度が低下した部位であるとともに、直線状とされている。このため、スキンパック包装体Xの製造後、搬送中や店頭での陳列中に、分断予定線91cが破断して台材91が折れてしまいやすい。このとき、つまみ部91bは、比較的薄い合成樹脂製フィルムであるフィルム92のみによって保持されることになる。そして、分断予定線91cは上述のとおり直線状であるため、外力がかかるとつまみ部91bがスキンパック包装体Xの表裏方向に大きく揺れ動く。このようなことでは、フィルム92の一部が本体部91aから剥がれてしまう、または分断予定線91cに跨るフィルム92が破れるか、あるいはフィルム92から剥がれて、つまみ部91bが脱落してしまう、といった問題が生じる。
特開昭63−96056号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、意図せずに台材が折れてしまうことを抑制することが可能なスキンパック包装体を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるスキンパック包装体は、台材と、前記台材を覆うフィルムと、前記台材とおよび前記フィルムとの間に介在する被包装物と、を備え、前記台材と前記フィルムとの間が脱気された、スキンパック包装体であって、前記台材は、前記被包装物を支持する本体部、前記本体部と隣合うつまみ部、および前記本体部と前記つまみ部とを区画し、かつ前記本体部と前記つまみ部との分断を可能とする分断予定線、を有しており、前記分断予定線は、前記台材の端縁に両端が到達し、かつこれらの両端を結ぶ直線から少なくともその一部が離間している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記分断予定線は、その全体が前記本体部側に凸状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記台材の前記端縁は、互いに隣り合いかつ非平行な二辺を有し、前記分断予定線の一端が前記二辺の一方に到達し、前記分断予定線の他端が前記二辺の他方に到達している。
本発明によれば、前記分断予定線は、その両端を結ぶ直線と離間した部分を有している。この直線から離間した部分を有する構造は、前記本体部と前記つまみ部との折り曲げに抗する抵抗力を発揮する。これにより、前記スキンパック包装体が製造された後の搬送中や陳列中において、前記本体部と前記つまみ部とが意図せずに折り曲がってしまうことを抑制可能であり、前記分断予定線が破断し難くなる。また、仮に前記分断予定線が破断して前記フィルムのみによって前記つまみ部が保持されることになっても、前記つまみ部が前記スキンパック包装体の表裏方向に揺れ動き難いため、前記本体部と前記つまみ部とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持することができる。したがって、前記フィルムの一部が前記本体部から剥がれてしまう、または前記分断予定線に跨る前記フィルムが破れるか、あるいはフィルム92から剥がれて、前記つまみ部が脱落してしまう、といった不具合を解消することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体を示す斜視図である。 図1のスキンパック包装体を示す要部拡大平面図である。 図2のIII−III線に沿う要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体の他の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体のさらに他の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第5実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第6実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第7実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 本発明の第8実施形態に基づくスキンパック包装体を示す要部拡大断面図である。 従来のスキンパック包装体の一例を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。図1は、スキンパック包装体A1を斜め上方から見た斜視図であり、図2は、要部拡大平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面における要部拡大断面図である。本実施形態のスキンパック包装体A1は、台材1、フィルム2および被包装物3を備えている。
本発明で言う台材としては、被包装物3を適切に保持しつつ、後述する脱気を適切に行いうるものであればよく、一般的な、所謂ノンコート紙と呼ばれる厚紙、普通紙、合成紙等からなる台紙の他に、一部に切り欠き(単なる孔やミシン目などを含み、その形状は特に限定されない)が設けられた、表面に樹脂層が設けられた所謂コート紙、合成樹脂シート、発泡シート、あるいは多孔質シートなどを採用しうる。これらは単層シート、およびこれらの2以上のシートが積層接着された積層シートなどの各種シート材を用いることができる。台紙として厚紙が用いられる場合、その厚みは、特に限定されないが、たとえば、0.5mm〜1.0mmである。また、台紙として普通紙、合成紙、コート紙が用いられる場合、その目付量は、特に限定されないが、たとえば、好ましくは50g/m2〜600g/m2であり、さらに好ましくは270g/m2〜500g/m2である。台紙として合成樹脂シートまたは発泡シートが用いられる場合、その厚みは、特に限定されないが、たとえば、40μm〜200μm程度である。本実施形態においては、台材1として矩形状の厚紙からなる台紙を用いる場合を例として説明する。
台材1は、端縁10、本体部11、つまみ部12および分断予定線13を有している。端縁10は、略矩形状とされた台材1の外形線に相当し、本実施形態においては4つの辺10aおよび4つの隅部10bからなる。各辺10aは直線状であり、隣り合う辺10aどうしがなす角は略直角である。なお、辺10aは、直線状のものに限定されず、曲線状、折れ線状など、所望の形状の台材1を実現するために適した形状を取りうる。また、隣り合う辺10aがなす角は、略直角に限定されず、所望の形状の台材1を実現するために適した角度を取りうる。隣り合う辺10aのなす角が略直角である構成は、隣り合う辺10aが非平行である構成の一例である。さらに、たとえば台材1が円形状である場合、端縁10は個別の辺10aが観念されない構成となる。
隣り合う辺10aの間には、隅部10bが設けられている。隅部10bは、隣り合う辺10aの結合箇所が鋭利な形状となることを回避するために設けられており、四半円に相当する円弧形状とされている。このような隅部10bを設けることは、台材1の損傷を防止するのに好ましいがこれに限定されず、隣り合う辺10aどうしが隅部10bを介することなく接しあう構成であってもよい。
本体部11は、その片面において被包装物3を支持しており、本実施形態においては台材1の大部分を占めている。つまみ部12は、分断予定線13を挟んで本体部11と隣り合っている。
分断予定線13は、本体部11とつまみ部12とを区画しており、本体部11とつまみ部12との分断を可能とすることを意図して設けられている。図2によく表れているように、本実施形態においては、分断予定線13は、一端が図中において隣り合う辺10aの一方に到達しており、他端が図中において隣り合う辺10aの他方に到達している。また、分断予定線13は、その両端を結ぶ直線CLから離間した部分を有する形状とされており、本実施形態においては、その全体が本体部11側に凸状とされている。
本実施形態においては、分断予定線13は、図2によく表れているように、3つの切断線とこれらの切断線の間において本体部11とつまみ部12とを繋ぐ2つのごく小さい領域とによって構成されている。そして、分断予定線13は、3つの切断線を包絡した線として定義される。3つの切断線のうち中央に位置するものは、本体部11側に凸状であり、分断予定線13の大部分を占めている。他の2つの切断線は、2つの辺10aにそれぞれ到達しており、ごく短いものである。分断予定線13は、少なくともフィルム2によって繋げられた本体部11とつまみ部12とを、スキンパック包装体A1の購入者などの意思によって適切なタイミングに適切な形状で互いに離れた別体の二片とすることを可能とすべく設けられている。この、本体部11とつまみ部12とを互いに離れた別体とすることを、本発明において分断と称する。
つまみ部12は、隣り合う辺10aの端部付近とこれらの辺10aの間に位置する1つの隅部10bと分断予定線13とによってその形状が規定されており、大きく丸められた角を有する略四角形状とされている。なお、本実施形態においては、つまみ部12は、被包装物3の支持には用いられていないが、たとえば本体部11に支持された被包装物3の付属品など比較的小さな部品としての別の被包装物を支持する部位として用いてもよい。
フィルム2は、台材1および被包装物3を覆っている。フィルム2と台材1との間が脱気されていることにより、フィルム2は、台材1および被包装物3と、略密着している。
フィルム2としては、単層構成または一種あるいは二種以上の複層構成の合成樹脂製フィルムが用いられる。また、適宜必要に応じて、ガスバリアー性や遮光性等の各種機能を有する周知のフィルムを用いることもできる。フィルム2の厚みは、通常30μm〜300μm、好ましくは60μm〜200μmである。なお、図1および図2においては、透明なフィルム2が台材1および被包装物3を覆っている状態を示しており、台材1および被包装物3がフィルム2を透して視認可能となっている。
フィルム2の材質としては、特に限定されないが、たとえば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、軟質塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。
ポリオレフィン系樹脂としては、たとえば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体などの各種共重合体が挙げられ、好ましくは、ポリエチレン系樹脂であり、特に好ましくは、直鎖状低密度ポリエチレンである。これらは単独で用いてもよいし、二種以上混合して用いてもよい。
ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12などの脂肪族ポリアミド重合体、ナイロン6−66(ナイロン6とナイロン66の共重合体を表す。以下同様に表記する)、ナイロン6−10、ナイロン6−12、ナイロン6−69、ナイロン6−610、ナイロン66−69などの脂肪族ポリアミド共重合体を例示することができる。なかでも、脂肪族ポリアミド共重合体が好ましく、特にナイロン6−66、ナイロン6−10またはナイロン6−12が好ましい。これらは単独で用いてもよいし、二種以上混合して用いてもよい。
ポリエステル系樹脂としては、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレート/イソフタレート)、ポリ(エチレングリコール/シクロへキサンジメタノール/テレフタレート)などが代表格としてあげられ、更にこれらの重合体に共重合成分としてエチレングリコール、ブチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオールなどのジオール類、あるいはイソフタール類、ベンゾフェノンジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸、プロピレンビス(フェニルカルボン酸)、ジフェニルオキサイドジカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、サバチン酸、ジエチルコハク酸などのジカルボン酸を含有せしめたものが使用できる。
本発明においては、フィルム2として、融点の異なる樹脂を少なくとも二層以上有する複層構成のフィルムが好ましく、なかでも、高融点の樹脂(即ち耐熱性を有し、低融点の樹脂よりも強度のある樹脂)を中間層とし、該中間層の樹脂よりも低融点の樹脂を表裏層とする二種三層で構成されたフィルムが特に好ましい。台材1への接着に寄与する低融点の樹脂よりも耐熱性を有する樹脂を積層することにより、スキンパックフィルムの特性として必要な延伸性を低融点の樹脂である程度担保しつつ、高融点の樹脂でフィルム2の強度を向上することができる。また、低融点の樹脂を供えることで台材1とフィルム2の接着性を強固にしつつ、高融点の樹脂によりフィルムの強度を向上していることで、つまみ部12が脱落することをより効果的に防止することができる。
二種三層で構成されたフィルムとしては、たとえば、ポリオレフィン系樹脂(低融点)/ポリオレフィン系樹脂(高融点)/ポリオレフィン系樹脂(低融点)、ポリオレフィン系樹脂/ポリアミド系樹脂/ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂/ポリエステル系樹脂/ポリオレフィン系樹脂、等が挙げられ、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂/ポリアミド系樹脂/ポリオレフィン系樹脂である。なかでも、ポリオレフィン系樹脂が直鎖状低密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンのいずれかであり、ポリアミド系樹脂が脂肪族ポリアミド共重合体であることが特に好ましい。本実施形態においては、直鎖状低密度ポリエチレン/脂肪族ポリアミド共重合体/直鎖状低密度ポリエチレンから構成される二種三層のフィルムを使用した。
台材1とフィルム2とを接合するために、たとえば台材1の表面に接着剤層が設けられている。この接着剤層は、ベタ状に設けられていてもよいし、断続的に設けられていてもよい。また、この接着剤層が、フィルム2の裏面に設けられていてもよい。フィルム2の裏面に接着剤層が設けられている場合、台材1側には接着剤層を設ける必要性はない。接着剤層の厚みは、特に限定されないが、たとえば、10μm〜30μmである。
接着剤層を形成する接着剤としては、感熱性接着剤、感熱性粘着剤、溶剤型接着剤、感圧型粘着剤などが挙げられるが、不必要時に接着性を示さず且つ必要時に接着性を発現させることができることから、感熱性接着剤または感熱性粘着剤を用いることが好ましい。
感熱性接着剤は、室温では固化しており且つ加熱されることによって活性化して接着性を発現し、冷却によって固化して部材間を接着する接着剤である。感熱性粘着剤は、室温では固化しており且つ加熱されることによって活性化して接着性を発現して部材間を接着し、冷却後も粘着性が持続する接着剤である。
感熱性接着剤または感熱性粘着剤の種類としては、たとえば、ディレードタック型、エマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型などが挙げられる。
ディレードタック型は、室温で接着性を示さず、加熱することによって接着性を示し且つ冷却後長時間に亘ってその接着性が持続するものであり、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能なものである。ディレードタック型としては、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、合成ゴムなどのベース樹脂に粘着付与剤及び固体可塑剤が配合されたものなどが例示される。
エマルジョン型または溶剤型は、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱接着性樹脂と粘着付与剤などを、水または有機溶剤などに溶解または分散させた溶液を、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能であり、塗工後乾燥して使用するものである。これらも、乾燥後は接着性を示さず、加熱することによって接着性を示すものである。
ホットメルト型は、ホットメルトコーター、エクストルージョンラミネーターなどによって加熱溶融して塗工するものである。この例としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレンアクリル酸共重合体などのエチレン系樹脂、スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのベース樹脂に粘着付与剤などの添加剤が配合されたものが挙げられる。
使用される感熱性接着剤または感熱性粘着剤は、通常、軟化点60℃〜180℃のものが用いられ、好ましくは、軟化点70℃〜140℃である。このような軟化点の接着剤を用いることにより、フィルム2を軟化させるために加熱した際に、その熱で接着剤層の接着剤を活性化させることができる。なお、前記軟化点は、JIS K 6863に準じて測定できる。
被包装物3は、台材1およびフィルム2の間に介在しており、台材1の本体部11によって支持されるとともに、フィルム2によって台材1の本体部11への固定および保護がなされている。本実施形態においては、細長い円柱状の大小2つの被包装物3が、台材1の本体部11に支持されている。このような被包装物3の一例としては、たとえばアイライナーなどの化粧品が挙げられる。なお、スキンパック包装体A1に含まれる被包装物3の個数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
スキンパック包装体A1から被包装物3を取り出すには、フィルム2を台材1から剥離する必要がある。スキンパック包装体A1においては、図3に示すようにつまみ部12をフィルム2とともにつまみ、つまみ部12を本体部11に対して図中上方に離間させる。この分断により、フィルム2が持ち上げられ、本体部11から徐々に剥離する。この後は、さらにつまみ部12を持ち上げる、あるいはフィルム2の剥離された部分をつまみ、この部分を持ち上げるなどにより、被包装物3をフィルム2から露出させる。これにより、被包装物3を取り出すことができる。
スキンパック包装体A1の製造方法を例示すると、まず複数の台材1を形成しうる厚紙材料を用意する。この厚紙材料には、複数個のスキンパック包装体A1に対応して2つずつの被包装物3を載置する領域が確保されている。また、2つずつの被包装物3のそばには、分断予定線13となるべき複数の切断線を設けておく。
次いで、前記厚紙材料の上面に、2つずつの被包装物3を載置する。そして、複数のフィルム2となるフィルム材料を前記厚紙材料と2つずつの被包装物3とに被せる。この際、フィルム材料は、適度な変形を促進するとともに、前記厚紙材料との接着力を発揮させるべく、適切な温度に加熱しておく。
次いで、前記厚紙材料の下面からの吸引、すなわち脱気工程を行う。これにより、前記厚紙材料を通して、前記厚紙材料と前記フィルム材料との間の空気が脱気される。そして、前記フィルム材料が前記厚紙材料および2つずつの被包装物3に密着する。この後は、各個片が2つの被包装物3と前記切断線とを含むように、前記厚紙材料と前記フィルム材料とを切断することにより複数の個片に分割する。これにより、複数のスキンパック包装体A1が得られる。
次に、スキンパック包装体A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、分断予定線13は、その両端を結ぶ直線CLと離間した部分を有している。直線CLから離間した部分を有する構造は、本体部11とつまみ部12との折り曲げに抗する抵抗力を発揮する。これにより、スキンパック包装体A1が製造された後の搬送中や陳列中において、本体部11とつまみ部12とが意図せずに折り曲がってしまうことを抑制可能であり、分断予定線13が破断し難くなる。また、仮に分断予定線13が破断してフィルム2のみによってつまみ部12が保持されることになっても、つまみ部12がスキンパック包装体A1の表裏方向に揺れ動き難いため、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持することができる。したがって、フィルム2の一部が本体部11から剥がれてしまう、あるいは分断予定線13に跨るフィルム2が破れてつまみ部12が取れてしまう、といった不具合を解消することができる。
特に、本実施形態においては、分断予定線13は、その全体が本体部11側に凸状とされている。これにより、折り曲げに対する抵抗力を顕著に大とすることが可能であり、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持するのに好適である。また、つまみ部12の面積をより大きくすることが可能であり、購入者などがつまみ部12をつまみやすいという利点がある。
分断予定線13を、3つの切断線とこれらの切断線の間において本体部11とつまみ部12とを繋ぐ2つのごく小さい領域とによって構成することにより、前記2つの小さい領域によって本体部11とつまみ部12とが意図せず分断されてしまうことを回避することが可能である。特に、これらの小さい領域は、分断予定線13の両端寄りに設けられているため、つまみ部12を捻るような外力によって本体部11とつまみ部12とが分断されてしまうことを防止するのに好適である。一方、購入者などが本体部11とつまみ部12とを分断する際には、過大な抵抗力が生じてしまうおそれが少なく、スムーズな分断が可能であるという利点がある。
分断予定線13の両端が隣り合う辺10aに各別に到達する構成により、つまみ部12は、台材1の隅部10bを含む端の領域に設けられる。このような構成は、被包装物3を適切に支持しうる程度に本体部11の大きさを確保しつつ、台材1が不当に大きくなってしまうことを回避するのに有利である。
なお、分断予定線13は、本体部11とつまみ部12とを適切なタイミングに適切な形状で分断可能な構成であればよい。図4は、スキンパック包装体A1の変形例を示している。本変形例においては、分断予定線13は、複数の短い切断線が直列に等ピッチで配置された、所謂ミシン目によって構成されている。このような構成においては、ミシン目に含まれる複数の短い切断線を包絡した線が、分断予定線13となっている。
また、図5は、スキンパック包装体A1の他の変形例を示している。本変形例においては、分断予定線13は、隣り合う辺10aに向かって延びる切断線と、切断線の両側において本体部11およびつまみ部12を繋ぐ2つのごく小さい領域と、によって構成されている。図示されたように、前記切断線は、端縁10の辺10aに到達していないものの、本体部11とつまみ部12とは、この切断線およびその延長線に沿って分断されることが明らかである。このため、本変形例においても、分断予定線13は、端縁10の辺10aに到達していると定義付けられる。
図6は、スキンパック包装体A1のさらに他の例を示している。本変形例においては、分断予定線13は、その全長にわたる切断線によって構成されている。このため、台材1自体は、本体部11とつまみ部12とを繋ぐ部位を有していない。しかしながら、本体部11とつまみ部12とは、双方に跨るフィルム2によって繋がった状態が維持されている。このような変形例であっても、少なくともフィルム2によって繋げられた本体部11とつまみ部12とを、スキンパック包装体A1の購入者などの意思によって適切なタイミングに適切な形状で互いに離れた別体の二片とすることを可能とする点において、分断予定線13の一例に相当する。
なお、上述した分断予定線13は、少なくともその一部が切断線によって構成されているが、これに限定されない。たとえば台材1に折り目を付する、あるいは台材1の厚さを部分的に減じるなどの手法により、台材1の強度を部分的に低下させることによって分断予定線13を構成してもよい。
図7〜図13は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図7は、本発明の第2実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A2においては、分断予定線13は、直線CLに対してつまみ部12側に凸状とされている。このような実施形態によっても、本体部11とつまみ部12との折り曲げに抗する抵抗力が発揮され、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持する効果が期待できる。
図8は、本発明の第3実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A3においては、分断予定線13は、波線状とされており、両端以外の2箇所が直線CLと交差している。このような構成は、分断予定線13が切断線CLから離間する部分を有する一方で、直線CLと一致する部分を有すると言える。このような実施形態によっても、本体部11とつまみ部12との折り曲げに抗する抵抗力が発揮され、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持する効果が期待できる。
図9は、本発明の第4実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A4においては、分断予定線13は、その両端が1つの辺10aに到達している。また、分断予定線13は、その全体が本体部11側に凸状とされている。このような実施形態によっても、本体部11とつまみ部12との折り曲げに抗する抵抗力が発揮され、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持する効果が期待できる。
図10は、本発明の第5実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A5においては、分断予定線13は、その両端が2つの辺10aに各別に到達しており、全体が本体部11側に凸状であるとともに、2つの直線によって構成されている。これらの2つの直線は、たとえば直角に繋がっている。図11は、本発明の第6実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A6においては、分断予定線13は、全体が本体部11側に凸状であるとともに、3つの直線によって構成されている。中央に位置する直線は、図示された直線CLと略平行であり、その両側の2つの直線は2つの辺10aと略平行である。
図12は、本発明の第7実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A7においては、分断予定線13は、その両端が1つの辺10aに到達しているとともに、3つの直線によって構成されている。隣り合う直線どうしは、略直角に繋がっている。これにより、つまみ部12は、矩形状とされている。図13は、本発明の第8実施形態に基づくスキンパック包装体を示している。本実施形態のスキンパック包装体A8においては、分断予定線13は、2つの直線によって構成されており、つまみ部12は、三角形状とされている。
スキンパック包装体A5〜A8から理解される通り、分断予定線13は、その両端が前記台材の端縁に到達し、かつこれらの両端を結ぶ直線から少なくともその一部が離間していれば、曲線によって構成されたものに限定されず、複数の直線の組み合わせによって構成されたものであってもよい。また、直線と曲線の組み合わせ(図示せず)によって構成されたものであってもよい。このような構成であっても、本体部11とつまみ部12との折り曲げに抗する抵抗力が発揮され、本体部11とつまみ部12とが互いに真っ直ぐな姿勢を維持する効果が期待できる。
なお、図7〜図13においては、分断予定線13は理解の便宜上、図6に示された構成と同様にその全長にわたる切断線によって構成されたものとして記載されているが、これらの実施形態における分断予定線13の構成は、これに限定されない。図1〜図5に示した例における分断予定線13の構成を、図7〜図13に示すスキンパック包装体A2〜A8に適宜採用できることはもちろんである。
本発明に係るスキンパック包装体は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るスキンパック包装体の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A8 スキンパック包装体
1 台材
10 端縁
10a 辺
10b 隅部
11 本体部
12 つまみ部
13 分断予定線
2 フィルム
3 被包装物

Claims (3)

  1. 台材と、
    前記台材を覆うフィルムと、
    前記台材と前記フィルムとの間に介在する被包装物と、を備え、
    前記台材と前記フィルムとの間が脱気された、スキンパック包装体であって、
    前記台材は、前記被包装物を支持する本体部、前記本体部と隣合うつまみ部、および前記本体部と前記つまみ部とを区画し、かつ前記本体部と前記つまみ部との分断を可能とする分断予定線、を有しており、
    前記分断予定線は、前記台材の端縁に両端が到達し、かつこれらの両端を結ぶ直線から少なくともその一部が離間していることを特徴とする、スキンパック包装体。
  2. 前記分断予定線は、その全体が前記本体部側に凸状である、請求項1に記載のスキンパック包装体。
  3. 前記台材の前記端縁は、互いに隣り合いかつ非平行な二辺を有し、
    前記分断予定線の一端が前記二辺の一方に到達し、前記分断予定線の他端が前記二辺の他方に到達している、請求項1または2に記載のスキンパック包装体。
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