JP2014218113A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】アブソーバを好適に変形させることができ、それによる荷重吸収効果を高めることが可能な車両前部構造を提供する。【解決手段】本発明にかかる車両前部構造の構成は、車両の前面を構成し車両後方へ行くほど上昇するように傾斜した意匠面110aを有するフロントバンパ110と、フロントバンパの背面側において車幅方向に延びる横構造部材(フードロックメンバ120)と、横構造部材の上部に取り付けられるアブソーバ130とを含み、アブソーバは、フロントバンパの意匠面の裏面に沿って延びる前面部132と、前面部の後端から下降しながら後方に延び、下端が横構造部材の上部に接合される背面部134とを備え、アブソーバの下縁は、車両側方から見て上方に凸になるように湾曲または屈曲していて、湾曲または屈曲の頂点は、車両前後方向においてフロントバンパの意匠面の後端の下方に位置することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の前面を構成するフロントバンパと、フロントバンパの背面側において車幅方向に延びる横構造部材と、その横構造部材の上部に車幅方向にわたって取り付けられるアブソーバとを含む車両前部構造に関するものである。
車両前部では、歩行者、特に歩行者の大腿部保護を目的として、意匠部品であるフロントバンパ(バンパカバーと称されることもある)の内側に、衝撃吸収材(以下、アブソーバと称する)を設定することがある(例えば特許文献1)。車両の前面衝突時に、アブソーバに亀裂が入ったり、アブソーバが変形したりすることで、衝突時の荷重が緩和され、車両に接触した歩行者の大腿部にかかる負荷が軽減される。
特開2006−193078号公報
しかしながら、特許文献1のように、フロントバンパと、アブソーバが取り付けられる構造部材(特許文献1ではラジエータサポートアッパ)との間隔が狭いと、アブソーバが突っ張った状態となる。すると、歩行者との接触時にアブソーバが変形しづらくなり、荷重を吸収する効果(荷重吸収効果と称する)、すなわち歩行者への負荷を軽減する効果が十分に発揮できなくなるおそれがある。故に、特許文献1の技術にはいまだ改善の余地がある。
本発明は、このような課題に鑑み、アブソーバを好適に変形させることができ、それによる荷重吸収効果を高めることが可能な車両前部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両前部構造の代表的な構成は、車両の前面を構成し車両後方へ行くほど上昇するように傾斜した意匠面を有するフロントバンパと、フロントバンパの背面側において車幅方向に延びる横構造部材と、横構造部材の上部に車幅方向にわたって取り付けられるアブソーバとを含む車両前部構造であって、アブソーバは、フロントバンパの意匠面の裏面に沿うように延びる前面部と、前面部の後端から下降しながら後方に延び、下端が横構造部材の上部に接合される背面部とを備え、アブソーバの下縁は、車両側方から見て上方に凸になるように湾曲または屈曲していて、湾曲または屈曲の頂点は、車両前後方向においてフロントバンパの意匠面の後端の下方に位置することを特徴とする。
上記構成によれば、歩行者が車両前方からフロントバンパに接触した際、接触時の荷重を吸収しながら、湾曲または屈曲している頂点付近(以下、単に頂点と称する)、すなわちフロントバンパの意匠面の後端近傍の下方を基点としてアブソーバの前面部が下方にしなる。そして、そこを基点として前面部が下方に回転するように変形(移動)することにより、更に荷重が吸収される。このように、アブソーバのしなりおよび変形の両方によって荷重を吸収可能であるため、荷重吸収効果が高まり、ひいては歩行者への負荷が一層軽減される。またアブソーバの前面部がフロントバンパの意匠面の裏面に沿うように延びていることで、通常時にフロントバンパに荷重がかかった際に、その荷重を前面部で受け止めることができる。したがって、上記構成によれば、通常時に受けた荷重によるフロントバンパのベカつきを抑制することも可能である。
なお、上記および以下の説明において、フロントバンパの意匠面の後端の下方とは、意匠面の後端の厳密な鉛直下方のみをさすものではなく、実質的に下方にあればよい。すなわち、フロントバンパの意匠面の後端の下方とは、意匠面の後端近傍の下方をさすものとする。
上記アブソーバは、前面部の下面から背面部の前面にわたって立設される縦リブを更に備え、下縁は縦リブの下縁であるとよい。かかる構成によれば、接触時の荷重を吸収しながら、縦リブの湾曲または屈曲している頂点付近(以下、単に頂点と称する)が撓むことで、フロントバンパの意匠面の後端近傍の下方を基点としてアブソーバの前面部が下方にしなる。したがって、上記と同様に高い荷重吸収効果を得ることができる。またリブを設けることで、その厚みや数によってアブソーバの荷重吸収効果を調節することも可能となる。
上記アブソーバの背面部の下端は、横構造部材の上部に面接触しているとよい。かかる構成によれば、アブソーバと横構造部材との接合箇所において曲げモーメント(回転モーメント)に対する保持力(抵抗力)を高めることができる。したがって、アブソーバ全体を回転させるような荷重がかかっても、横構造部材がアブソーバを好適に支持することができる。このため、回転モーメント(荷重)によって、フロントバンパの意匠面の後端近傍より後方においてアブソーバがしなってしまうことがなく、上述した効果を確実に得ることが可能となる。
上記縦リブの車両高さ方向の寸法は、フロントバンパの意匠面の前端から後端までの間ではフロントバンパの意匠面の後端の下方において最も大きいとよい。これにより、しなりの基点であるフロントバンパの意匠面の後端近傍の下方における縦リブの強度を高めることができ、上述した効果をより好適に得ることが可能となる。
上記アブソーバは、フロントバンパの意匠面の後端の下方において前面部の下面から立設され車幅方向に延びる横リブを更に有するとよい。これにより、しなりの基点近傍の縦リブが横リブによって補強されるため、縦リブの強度向上、ひいては上述した効果を一層高めることが可能となる。
上記縦リブは、背面部の前面から立設され横構造部材の上部の前端まで延びている領域を含むとよい。これにより、アブソーバの前面部と横構造部材との間に延びる背面部の強度を高めることができる。したがって、横構造部材の上方に配置される部材、例えばフロントフードに荷重がかかった場合であっても、背面部の形状が強固に保たれるため、上述した効果をより確実に得ることが可能となる。
本発明によれば、アブソーバを好適に変形させることができ、それによる衝撃吸収効果を高めることが可能な車両前部構造を提供することができる。
本実施形態にかかる車両前部構造の全体斜視図である。 図1の車両前部構造の内部構造の全体斜視図である。 図1(b)の断面図である。 本実施形態にかかるアブソーバの背面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる車両前部構造100の全体斜視図であり、図1(a)は車両前部構造100の外観斜視図であり、図1(b)は図1(a)のフロントフード102およびフロントバンパ110を透過させた状態の車両前部構造100を図示している(フロントフード102およびフロントバンパ110は二点鎖線にて図示)。図2は、図1の車両前部構造100の内部構造の全体斜視図であり、図2(a)は本実施形態の横構造部材であるフードロックメンバ120にアブソーバ130が取り付けられている状態を、図2(b)はフードロックメンバ120からアブソーバ130を取り外した状態を図示している。なお、本実施形態では、横構造部材としてフードロックメンバ120を例示するが、これに限定するものではなく、フロントバンパ110の背面側において車幅方向に延びる部材であれば他の部材であってもよい。
図1(a)に示すように、本実施形態の車両前部構造100では、フロントバンパ110によって車両の前面が構成されている。フロントバンパ110の意匠面110aは、車両後方へ行くほど上昇するように傾斜している。フロントバンパ110の車両後方側には、車両前部の上面を構成し、エンジンルーム(不図示)を覆うフロントフード102が配置される。またフロントバンパ110の背面側には、車幅方向に延びる横構造部材として、図2(b)に示すフードロックメンバ120が配置されている。
図3は、図1(b)の断面図であり、図3(a)は図1(b)のA−A断面図であり、図3(b)は図1(b)のB−B断面図である。図4は、本実施形態にかかるアブソーバ130の背面図である。なお、理解を容易にするために、図3(a)および図3(b)では、図1(b)において透過させたフロントフード102およびフロントバンパ110を図示している。
図2(a)に示すように、フードロックメンバ120(図2(b)参照)の上部には、荷重を吸収する部材であるアブソーバ130が車幅方向にわたって取り付けられる。図3(a)および(b)に示すように、本実施形態では、アブソーバ130は、後部の上端がボルト(不図示)によってフロントバンパ110の後端に接合され、後部の下端がボルト104によってフードロックメンバ120の上部に接合されている。なお、本実施形態ではボルト締めによる接合を例示したが、これに限定するものではなく、他の方法を採用してもよい。
図3(a)および(b)に示すように、アブソーバ130は、フロントバンパ110の意匠面110aの裏面に沿うように延びる前面部132と、前面部132の後端から下降しながら後方に延びてフードロックメンバ120の上部に接合される背面部134とを有する。このように前面部132がフロントバンパ110の意匠面110aの裏面に沿うように延びていることにより、通常時にフロントバンパ110にかかった荷重を前面部132で受け止めることができ、荷重によるフロントバンパ110のベカつきを抑制することが可能となる。
図3(a)および(b)、ならびに図4に示すように、アブソーバ130の背面には、前面部132の下面から背面部134の前面にわたって立設される縦リブ136が形成されている。本実施形態の特徴として、縦リブ136の下縁は、図3(a)に示すように、車両側方から見て上方に凸になるように湾曲していて、湾曲の頂点Tは、フロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍であるフロントバンパ110とフロントフード102の見切りの下方に位置する。すなわち本実施形態では、縦リブ136の下縁を、車両側方から見て湾曲の頂点Tがフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方に位置するように上方に凸に湾曲させることで、アブソーバ130の下縁を、車両側方から見て上方に凸になるように湾曲させ、その湾曲の頂点Tをフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方に位置させている。
上記構成により、例えば歩行者の大腿部等、衝突子106が車両前方からフロントバンパ110に接触した際、縦リブ136は、接触時の荷重を吸収しながら、湾曲している頂点T付近(以下、単に頂点Tと称する)、すなわちフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方を基点として撓む。図3(b)では、しなりの基点として基点Pを例示している。そして、その撓みによって、同じくフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方を基点としてアブソーバ130の前面部132が下方にしなり、荷重が吸収される。
アブソーバ130がしなった後、しなりの基点Pを基点として縦リブ136が折れ、アブソーバ130は、フロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍より前方部分(フロントバンパ110とフロントフード102の見切りより前方部分)である前面部132が、図3(b)の二点鎖線に示すように下方に回転するように変形(移動)する。この変形により、衝突子106が接触した際の荷重が更に吸収される。
上記のように、アブソーバ130がしなることにより荷重を吸収し、その後にアブソーバ130の前方部分が変形することで更に荷重を吸収可能であることにより、荷重吸収効果が高まり、衝突子106(歩行者の大腿部)への負荷をより軽減することができる。また本実施形態のように縦リブ136を設定することにより、その厚みや数によってアブソーバ130の荷重吸収効果を調節することも可能となる。
更に本実施形態では、図3(a)に示すように、フロントバンパ110の意匠面110aの前端から後端までの間において、縦リブ136の車両高さ方向の寸法Hを、フロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方において最も大きくなるように設定している。これにより、フロントバンパ110の意匠面110aの前端から後端までの間において、しなりの基点であるフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方における縦リブ136の強度が高まる。したがって、フロントバンパ110とフロントフード102の見切りよりも前方の部位を基点としてアブソーバ130がしなってしまうことがなく、上述した効果を確実に得ることが可能となる。
また本実施形態では、図3(a)および図4に示すように、アブソーバ130は、フロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方において前面部132の下面から立設され車幅方向に延びる横リブ138を更に有する。これにより、縦リブ136においてしなりの基点Pの近傍(図3(b)参照)が横リブ138によって補強される。したがって、上記と同様にフロントバンパ110とフロントフード102の見切りよりも前方の部位を基点としたアブソーバ130のしなりが防がれ、高い荷重吸収効果を得ることができる。
更に本実施形態では、図3(a)および(b)に示すように、縦リブ136には、背面部134の前面から立設されフードロックメンバ120の上部の前端まで延びている領域136aが含まれている。換言すれば、縦リブ136のうち、背面部134の前面から立設されて車両前方に延びる領域がその前端がフードロックメンバ120の前端まで延びている。
上記構成により、アブソーバ130の前面部132ひいてはその上部が取り付けられているフロントバンパ110と、フードロックメンバ120との間に延びてそれらを橋渡ししている背面部134の強度が向上し、その形状が強固に保たれる。したがって、フロントバンパ110だけでなくフロントフード102に荷重がかかった場合であっても背面部134の変形が防がれ、フロントバンパ110とフードロックメンバ120との見切り近傍を基点としたアブソーバ130のしなりを実現することが可能となる。
また本実施形態では、図3(a)に示すように、背面部134の下端(アブソーバ130の下部)、すなわち背面部134のフードロックメンバ120への接合箇所となる面をフードロックメンバ120の上部に面接触させている。これにより、アブソーバ130とフードロックメンバ120との接合箇所において曲げモーメント(回転モーメント)に対する保持力(抵抗力)を高めることができる。したがって、回転モーメント(荷重)によるフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍より後方におけるアブソーバ130のしなりを防ぎ、上述した効果を好適に得ることが可能となる。
上記説明したように、本実施形態の車両前部構造100によれば、アブソーバ130のしなりおよび変形の両方によって荷重を吸収可能であるため、高い荷重吸収効果を得ることができ、歩行者への負荷をより軽減することが可能である。またフロントバンパ110の意匠面110aの裏面に沿うアブソーバ130の前面部132によって、通常時にフロントバンパにかかった荷重を前面部132で受け止めることができるため、その荷重によるフロントバンパ110のベカつきを抑制することも可能である。
なお、本実施形態では、アブソーバ130の下縁、すなわち縦リブ136の下縁が湾曲している場合を例示したが、これに限定するものではなく、その下縁は、頂点Tがフロントバンパ110の意匠面110aの後端近傍の下方に位置するように屈曲している形状であってもよい。また図4に示すように、実施形態では、アブソーバ130の裏面(前面部132の下面および背面部134の前面)に複数の縦リブ136および横リブ138を設けているが、それらの数は所望の荷重吸収効果に応じて適宜変更可能である。
更に本実施形態ではアブソーバ130の下縁として縦リブ136の下縁を上記説明したように湾曲させる構成を例示したが、これに限定するものではない。アブソーバ130は必ずしも縦リブ136を備える必要はなく、縦リブ136を備えない場合であっても上記説明したようにアブソーバ130そのもの下縁を湾曲または屈曲させることにより同様の効果を得ることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の前面を構成するフロントバンパと、該フロントバンパの背面側において車幅方向に延びる横構造部材、およびその横構造部材の上部に車幅方向にわたって取り付けられるアブソーバとを含む車両前部構造に利用することができる。
100…車両前部構造、102…フロントフード、104…ボルト、106…衝突子、110…フロントバンパ、110a…意匠面、120…フードロックメンバ、130…アブソーバ、132…前面部、134…背面部、136…縦リブ、136a…領域、138…横リブ

Claims (6)

  1. 車両の前面を構成し車両後方へ行くほど上昇するように傾斜した意匠面を有するフロントバンパと、該フロントバンパの背面側において車幅方向に延びる横構造部材と、該横構造部材の上部に車幅方向にわたって取り付けられるアブソーバとを含む車両前部構造であって、
    前記アブソーバは、
    前記フロントバンパの意匠面の裏面に沿うように延びる前面部と、
    前記前面部の後端から下降しながら後方に延び、下端が前記横構造部材の上部に接合される背面部とを備え、
    前記アブソーバの下縁は、車両側方から見て上方に凸になるように湾曲または屈曲していて、該湾曲または屈曲の頂点は、車両前後方向において前記フロントバンパの意匠面の後端の下方に位置することを特徴とする車両前部構造。
  2. 前記アブソーバは、前記前面部の下面から前記背面部の前面にわたって立設される縦リブを更に備え、
    前記下縁は前記縦リブの下縁であることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記アブソーバの背面部の下端は、前記横構造部材の上部に面接触していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
  4. 前記縦リブの車両高さ方向の寸法は、前記フロントバンパの意匠面の前端から後端までの間では該フロントバンパの意匠面の後端の下方において最も大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の車両前部構造。
  5. 前記アブソーバは、前記フロントバンパの意匠面の後端の下方において前記前面部の下面から立設され車幅方向に延びる横リブを更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両前部構造。
  6. 前記縦リブは、前記背面部の前面から立設され前記横構造部材の上部の前端まで延びている領域を含むことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の車両前部構造。
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