JP2014216933A - テレビジョン受像機および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一例として、静電気による影響がより低減されやすいテレビジョン受像機および電子機器を得る。
【解決手段】実施形態にかかるテレビジョン受像機は、第一筐体と、部品と、壁部と、導電体と、を備えた。前記部品は、前記第一筐体との間に隙間をあけられた状態で前記第一筐体に取り付けられ、前記第一筐体の外部に露出された。前記壁部は、前記隙間に面した面を有して前記第一筐体に設けられ、前記隙間と前記第一筐体の内部とを連通した開口部が前記面に設けられた。前記導電体は、前記第一筐体の内面に設けられた。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、テレビジョン受像機および電子機器に関する。
従来、筐体と、筐体の外部に露出されたカバーやバッテリ、タッチパネル等の部品と、を備えたテレビジョン受像機等の電子機器が知られている。
特開平11−167765号公報 特開2000−106297号公報
この種の電子機器では、一例としては、静電気による電子機器への影響をより低減できるのが望ましい。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、静電気による影響がより低減されやすいテレビジョン受像機および電子機器を得ることを目的の一つとする。
実施形態にかかるテレビジョン受像機は、第一筐体と、部品と、壁部と、導電体と、を備えた。前記部品は、前記第一筐体との間に隙間をあけられた状態で前記第一筐体に取り付けられ、前記第一筐体の外部に露出された。前記壁部は、前記隙間に面した面を有して前記第一筐体に設けられ、前記隙間と前記第一筐体の内部とを連通した開口部が前記面に設けられた。前記導電体は、前記第一筐体の内面に設けられた。
図1は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例を示す正面図である。 図2は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例を示す側面図である。 図3は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一部の一例を示す背面図である。 図4は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一部の一例を示す背面図であって、筐体から覆部材が取り外された状態を示す図である。 図5は、図3のF5−F5断面の一部を示す図である。 図6は、図4のF6−F6断面の一部を示す図である。 図7は、第2実施形態にかかる電子機器の一例を示す斜視図である。 図8は、第2実施形態にかかる電子機器の一例を示す底面図である。 図9は、図8のF9−F9断面の一部を模式的に示す図である。 図10は、第2実施形態にかかる電子機器のバッテリのコネクタとその周囲との一例を示す底面図であって、筐体にバッテリが装着された状態を示す図である。 図11は、第2実施形態にかかる電子機器のバッテリのコネクタとその周囲との一例を示す底面図であって、筐体からバッテリが取り外された状態を示す図である。 図12は、第2実施形態にかかる電子機器の孔の一例を図11のF12方向から見て示す図である。 図13は、図9のF13部分の一部を詳細に示す図である。 図14は、第3実施形態にかかる電子機器の一部を示す断面図である。 図15は、第4実施形態にかかる電子機器の一例を示す斜視図である。 図16は、第4実施形態にかかる電子機器の一例を示す断面図である。 図17は、第4実施形態にかかる電子機器の筐体の一例を示す正面図である。 図18は、第4実施形態にかかる電子機器の両面接着テープの一部の一例を示す正面図である。 図19は、第5実施形態にかかる電子機器の両面接着テープ列の一部の一例を示す正面図である。
以下の例示的な複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。各実施形態に含まれる部分は、他の実施形態の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、各実施形態に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態と同様である。また、各図では、便宜上、方向(X方向、Y方向、Z方向)が示されている。X方向は、筐体3A、筐体3Bまたは筐体3Cの壁部3kに対する正面視(実施形態では平面視と称する)での長手方向、Y方向は、筐体3A、筐体3Bまたは筐体3Cの壁部3kに対する正面視(平面視)での短手方向、Z方向は、筐体3A、筐体3Bまたは筐体3Cの厚さ方向である。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機またはパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、実施形態にかかる電子機器は、これらには限定されない。実施形態にかかる電子機器は、例えば、スマートフォンや、スマートブック、携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、映像表示装置、テレビ電話機、映像表示制御装置、情報記憶装置等の種々の電子機器として構成することができる。
<第1実施形態>
本実施形態では、一例として、図1,2に示されるように、電子機器の一例であるテレビジョン受像機1Aは、支持部2A(支部、台、スタンド)と、筐体3A(第一筐体)と、を備える。具体的に、支持部2Aは、机や、棚、台等の載置部(載置面、図示されず)上に載置され、筐体3Aを起立された状態に支持する。支持部2Aは、筐体3Aを固定的に支持してもよいし、移動可能(回動可能、スライド可能)に支持してもよい。筐体3Aの支持部2Aに対する移動形態(回動形態)としては、例えばチルトや、スイベル、ピボット等がある。
また、本実施形態では、一例として、図1からわかるように、筐体3Aは、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。また、図2に示されるように、筐体3Aは、前後方向(筐体3Aの厚さ方向、Z方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体3Aは、面3a(正面、前面部)とその反対側の面3b(背面、後面部、外面)と、を有する。面3aと面3bとは略並行して(本実施形態では、一例として平行に)設けられている。また、図1に示されるように、筐体3Aは、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。また、端部3c,3eは、長辺部の一例である。端部3d,3fは、短辺部の一例である。筐体3Aは、一例としては、部品(図示されず)を収容する収容部として機能するとともに、重量物(表示装置4や部品等)を支える支部としても機能することができる。
また、筐体3Aは、面3aを有する壁部3k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、壁部3kは枠状であり、壁部3mは板状である。また、筐体3Aは、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。壁部3kには、四角形状の開口部3rが設けられている。
さらに、筐体3Aは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体3Aは、一例としては、少なくとも壁部3kを含む第一部材3Fr(第一部分、前側部材、カバー、ベゼル、フレーム)と、少なくとも壁部3mを含む第二部材3Rr(第二部分、後側部材、ベース、ボトム、プレート、カバー)とを有する。また、壁部3nは、本実施形態では、一例として、第二部材3Rrの一部として構成されている。なお、筐体3Aは、第一部材3Frおよび第二部材3Rrとは別に、第三部材(第三部分、中間部材、インナ、ミドルフレーム、ミドルプレート、図示されず)を備えることができる。第三部材の一部が、壁部3k,3m,3nの一部を構成することができる。第一部材3Frや、第三部材等は、それぞれ、金属材料や合成樹脂材料等で構成されることができる。また、本実施形態では、第二部材3Rrは、一例として、合成樹脂材料(絶縁材料)によって構成される。
また、本実施形態では、一例として、筐体3A内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル、表示部品)が収容されている。具体的には、表示装置4の、面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して筐体3Aの前方(外方)に露出している。使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。また、表示装置4は、前後方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD,Organic Electro-Luminescent Display)、プラズマディスプレイ(PDP,Plasma Display Panel)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い四角形状の入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面、入力操作部、入力受付部)が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば手指やスタイラス等によって、入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから筐体3Aの前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、操作部(入力部)の一例である。また、本実施形態では、一例として、表示装置4および入力操作パネル5は、第一部材3Fr、第二部材3Rr、および第三部材のうちいずれかに、例えば、固定具(固定部品、例えば、ねじ、金具、部品等、図示されず)や接着部(例えば接着剤や両面テープ等、図示されず)を介して固定される(支持される)。
本実施形態では、一例として、図1に示されるように、筐体3Aには、モジュール11(電気部品、電子部品、取付部品、部品)が取り付けられている。モジュール11は、本実施形態では、一例として、HDD(hard disk drive)である。モジュール11は、第一電気部品の一例である。なお、モジュール11は、例えば、ODD(optical disk drive)やSSD(solid state drive)等であってもよい。
モジュール11は、筐体3Aに着脱可能である。モジュール11は、図3〜5に示されるように、筐体3Aに設けられた収容部16に収容され、図示しない結合具(ねじ)等によって筐体3Aに結合(固定)されている。収容部16に収容されたモジュール11は、一例として、図3,5に示される覆部材15によって覆われる。
モジュール11は、一例として、扁平な直方体状の外観を呈している。モジュール11は、筐体11aと、回路基板11b(基板、制御部、制御装置)と、を有する。筐体11aは、一例として、ディスク(図示せず)と、ディスクに対して情報を読み書きするヘッド機構(図示せず)と、を有している。筐体11aは、ディスクおよびヘッド機構とともに本体部を構成する。筐体11aは、一例として金属材料によって構成されうる。回路基板11bは、筐体11aから露出した状態で筐体11aに固定されている。回路基板11bは、ヘッド機構を駆動制御する。回路基板11bは、覆部材15に面する。筐体11aおよび回路基板11bは、モジュール11の外部に対して露出されている。本実施形態では、筐体11aおよび回路基板11bとは、それぞれ導電部(導電部品、電気部品、部品)の一例である。
また、本実施形態では、収容部16(モジュール収容部、筐体収容部、凹部)は、一例として、図4,5に示されるように、筐体3Aの壁部3m(面3b)に凹状に設けられ、筐体3Aの外部に向けて開口している。収容部16の開口部16aの縁部である開口縁部16i(開口端部、端部)は、本実施形態では、一例として、四角形状となっている。
収容部16は、一例として、段付きの凹状に設けられている。詳細には、収容部16は、開口縁部16iを含む凹部16b(第一凹部)と、凹部16bに連設された凹部16c(第二凹部)と、を有する。凹部16bは、底面16d(面)と、底面16dの縁部から開口縁部16iへ至る四角筒状の面16e(筒面)と、を有している。凹部16cは、凹部16bの底面16dに凹状に設けられている。凹部16cの開口縁部16fは、一例として、四角形状である。凹部16cは、底面16g(面)と、底面16gの縁部から開口縁部16f(底面16d)に至る四角筒状の面16h(筒面)と、を有している。収容部16では、凹部16cの底面16gにモジュール11の筐体11aが面した状態で、モジュール11が収容されている。モジュール11は、一例として、面16hと離間した状態で底面16gに固定されている。また、底面16dと面16eとは、覆部材15に隙間18Aをあけて面している。つまり、本実施形態では、一例として、底面16dと面16eとは、隙間18Aに面している。なお、便宜上、図3等では、隙間18Aが誇張されて示されている。
本実施形態では、収容部16は、壁部3mの一部を構成しており、壁部3mは、隙間18Aに面した底面16dおよび面16eを有して筐体3Aに設けられた壁部の一例である。また、第二部材3Rrは、合成樹脂材料によって構成され覆部材15との間に隙間18Aをあけられた筐体部材の一例である。
本実施形態では、覆部材15(覆部、板状部材、蓋、蓋部材、プレート、壁部、部材、部品)は、一例として、図3,5に示されるように、四角形状の板状に構成されている。覆部材15は、一例として、収容部16の凹部16b内に位置されて、開口部16aの一部を塞ぐとともに、モジュール11を覆っている。覆部材15は、一例として、筐体3Aの壁部3m(例えば、収容部16の開口縁部16i)に爪等の引っ掛かり部によって着脱可能に取り付けられる(結合される)。覆部材15は、筐体3A(底面16d、面16e)との間に隙間18Aをあけられた状態で筐体3Aに取り付けられ、筐体3Aの外部に露出されている。隙間18Aは、筐体3Aと覆部材15との間に、一例として部分的に設けられる。覆部材15は、筐体3Aの外部に露出された部品の一例である。覆部材15は、一例として、合成樹脂材料(絶縁材料)によって構成されている。
また、本実施形態では、一例として、図3〜6に示されるように、壁部3m(収容部16)には、貫通孔3sが設けられている。貫通孔3sは、一例として、複数設けられている。複数の貫通孔3sは、モジュール11の周囲に相互に間隔をあけて設けられている。貫通孔3sは、隙間18Aと筐体3Aの内部3u(内部空間、収容室、室)とに開口して、隙間18Aと筐体3Aの内部3uとを連通している。貫通孔3sは、隙間18Aにおいて筐体3Aの外部に面した(臨んだ、露出された)端部18a(図5)から筐体11aや回路基板11bに向かう途中の位置の隙間18Aに開口している。貫通孔3sは、一例として、壁部3mに設けられた凹部16bの底面16d(第一面)と、底面16dの反対側の壁部3mの内面3t1(第二面)とを貫通している。内面3t1は、筐体3A(壁部3m)の内面3tを構成する。貫通孔3sの断面は、一例として円である。なお、貫通孔3sの断面は、例えば、長孔状や楕円や多角形等であってもよい。
また、本実施形態では、一例として、図5,6に示されるように、壁部3mを含む筐体3Aの内面3tには、導電体19(導電層、導電膜、金属層、金属膜、金属部)が設けられている。導電体19は、一例として、層状(膜状)に設けられている。導電体19は、内面3tに接している。導電体19は、一例として、貫通孔3sに臨んで設けられている。導電体19には、貫通孔3sと連通した貫通孔19aが設けられている。導電体19は、一例として、内面3tに部分的に設けられている。なお、導電体19は、内面3tの全域に設けられていてもよい。導電体19は、導電性材料によって構成されて、導電性を有している。導電性材料は、例えばアルミニウム等の金属材料である。導電体19は、一例として、スパッタリングによって設けられた。また、本実施形態では、一例として、図6に示されるように、導電体19の一部が、貫通孔3sに入り込んでいる(設けられている)。これは、一例として、スパッタリングの際に導電体19の材料が貫通孔3sに入り込んだ(回り込んだ)ことによる。なお、図6では、一例として、複数の貫通孔3sの一つに導電体19の一部が入り込んだ例が示されているが、複数の貫通孔3sの全て(二つ以上)に導電体19の一部が入り込んでいてもよい。なお、導電体19は、貫通孔3sに入り込んでいなくてもよい。また、導電体19は、金属シート(シート)等によって構成されてもよい。
また、本実施形態では、図5に示されるように、隙間18Aの端部18aと導電体19との間の空間距離が、隙間18Aの端部18aとモジュール11の回路基板11bとの間の空間距離よりも短い。この空間距離は、一例として、端部18aのある位置から、凹部16bの底面16d側に位置された覆部材15の縁部15a(端部)を経由して、回路基板11bの覆部材15側の縁部11cに至る経路の距離である。また、本実施形態では、隙間18Aの端部18aと導電体19との間の空間距離が、隙間18Aの端部18aとモジュール11の筐体11aとの間の空間距離よりも短い。
導電体19は、一例として、外部電源ケーブルと接続される電源端子部のグラウンド端子20に電気的に接続される。電源端子部から供給される電力によってテレビジョン受像機1Aが動作する。電源端子部は、一例として、壁部3mから露出されている。グラウンド端子20は、基準電位点(グラウンド部)の一例である。導電体19は、例えば、導電部材等を介してグラウンド端子20に電気的に接続されうる。
また、本実施形態では、一例として、筐体3A内には、回路基板17等の複数の部品(素子、電子部品、電気部品)が収容されている。回路基板17(基板、制御基板、メイン基板、電気部品)に実装された部品等によって、制御回路(図示されず)の少なくとも一部が構成されている。制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(登録商標:high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。回路基板17には、モジュール11が電気的に接続されている。
以上の構成のテレビジョン受像機1Aにおいて、一例として、テレビジョン受像機1Aの外部から隙間18A(図5)に進入した静電気は、隙間18Aに沿って移動し、貫通孔3sを介して導電体19へ移動する。即ち、本実施形態では、貫通孔3sが、静電気を導電体19へ案内(誘導)する案内経路(誘導経路)として機能する。この際、静電気は、面16eや底面16d上を移動しうる。このように、隙間18Aに入った静電気が貫通孔3sから導電体19へ向かうため、貫通孔3sの先にあるモジュール11の回路基板11bや筐体11aに静電気が到達するのが抑制される。図5中の矢印21Aは、静電気の移動経路の一例を模式的に示している。また、本実施形態では、導電体19へ移動した静電気は、グラウンド端子20へ移動する。
以上説明したとおり、本実施形態では、筐体3Aと覆部材15との間の隙間18Aに面した面16dに、隙間18Aと筐体3Aの内部3uとを連通した貫通孔3sが設けられ、導電体19が筐体3Aの内面3tに接して設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、テレビジョン受像機1Aの外部から隙間18Aに進入した静電気が、隙間18Aおよび貫通孔3sを介して導電体19へ移動するので、該静電気がモジュール11へ移動するのを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、一例として、モジュール11(保護対象)に対する静電気による影響を低減することができる。
また、本実施形態では、貫通孔3sは、筐体3Aの外部に面した隙間18Aの端部18aから筐体11aおよび回路基板11bへ向かう途中の位置の隙間18Aに開口している。また、隙間18Aの端部18aと導電体19との間の空間距離が、隙間18Aの端部18aとモジュール11の回路基板11b(や筐体11a)との間の空間距離よりも短い。したがって、本実施形態によれば、隙間18Aに入った静電気が回路基板11b(や筐体11a)へ移動するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、導電体19は、層状に設けられている。したがって、本実施形態によれば、比較的小さいスペースで筐体3Aに導電体19を設けることができる。
また、本実施形態では、導電体19は、スパッタリングによって設けられた。したがって、本実施形態によれば、比較的強固に導電体19が筐体3Aに結合されている。
また、本実施形態では、導電体19は、グラウンド端子20に電気的に接続されている。したがって、本実施形態によれば、静電気が導電体19からグラウンド端子20へ移動するので、導電体19に静電気が溜まることを抑制することができる。
<第2実施形態>
本実施形態にかかる電子機器1Bは、例えば、所謂ノートブック型(クラムシェル型)のパーソナルコンピュータである。また、本実施形態の電子機器1Bは、テレビジョン受像機としての機能を有する。本実施形態では、一例として、図7に示されるように、電子機器1Bは、筐体3Bと筐体2B(別の筐体)とを備える。筐体3B(第一部分)は、回路基板17(図9参照)を収容する。筐体3Bは、第一筐体の一例である。筐体2B(第二部分)は、表示装置4の少なくとも一部を収容する。筐体3Bには、キーボード6(入力操作部、入力受付部、入力部)や、タッチパッド7(入力操作部、入力受付部、入力部)、クリックボタン8(入力操作部、入力受付部、入力部)等が設けられる。
筐体3Bと筐体2Bとは、ヒンジ部9(接続部、連結部、回動支持部、ヒンジ機構、接続機構、連結機構、回動支持機構)によって回動可能に接続されている。筐体3Bおよび筐体2Bは、ヒンジ部9により、少なくとも図7に示される展開状態と、図示されない折り畳み状態との間で回動可能に接続されている。本実施形態では、一例として、ヒンジ部9は、筐体3Bと筐体2Bとを、回動軸Ax回りに回動可能に、接続している。表示装置4の表示画面4aは、筐体2Bの面2a(正面、面部)に設けられた開口部2rから露出している。また、キーボード6や、タッチパッド7、クリックボタン8等は、筐体3Bの面3a(上面、正面、第一面、第一面部)に露出している。折り畳み状態では、筐体3Bの面3aと筐体2Bの面2aとが重なり、表示画面4aや、キーボード6、タッチパッド7、クリックボタン8等が、筐体3Bおよび筐体2Bに隠される。展開状態では、筐体3Bの面3aおよび筐体2Bの面2aが露出され、表示画面4aや、キーボード6、タッチパッド7、クリックボタン8等が使用可能(視認可能あるいは操作可能)になる。なお、図7では、キーボード6のキーは一部のみ示されている。
筐体2Bは、本実施形態では、一例として、図7からわかるように、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。また、筐体2Bは、本実施形態では、一例として、前後方向(筐体2Bの厚さ方向)に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体2Bは、面2aとこの反対側の面2b(後面、背面部)と、を有する。面2aと面2bとは略並行して(本実施形態では、一例として平行に)設けられている。また、筐体2Bは、正面視では、四つの端部2c〜2f(辺部、縁部)と、四つの角部2g〜2j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部2c,2eは、長辺部の一例である。また、端部2d,2fは、短辺部の一例である。
また、筐体2Bは、面2aを有する壁部2k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面2bを有する壁部2m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部2k,2mは、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、壁部2kは枠状であり、壁部2mは板状である。また、筐体2Bは、壁部2kと壁部2mとの間に亘った面2p(側面、周面)を有する四つの壁部2n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。壁部2kには、四角形状の開口部2rが設けられている。
さらに、筐体2Bは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体2Bは、一例としては、少なくとも壁部2kを含む第一部材2Fr(第一部分、前側部材、カバー、ベゼル、フレーム)と、少なくとも壁部2mを含む第二部材2Rr(第二部分、後側部材、ベース、ボトム、プレート、カバー)とを有する。また、壁部2nは、本実施形態では、一例として、第二部材2Rrの一部として構成されている。第一部材2Frや、第二部材2Rr等は、それぞれ、金属材料や合成樹脂材料等で構成されることができる。
また、本実施形態では、一例として、筐体2B内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル、表示部品)が収容されている。具体的には、表示装置4の、面2a側に位置した表示画面4aは、開口部2rを介して筐体2Bの前方(外方)に露出している。使用者は、前方側から開口部2rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。また、表示装置4は、前後方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD,Organic Electro-Luminescent Display)、プラズマディスプレイ(PDP,Plasma Display Panel)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部2k側)には、透明な比較的薄い四角形状の入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面、入力操作部、入力受付部、操作部)が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば手指やスタイラス等によって、入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部2kの開口部2rから筐体2Bの前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、操作部(入力部)の一例である。また、本実施形態では、一例として、表示装置4および入力操作パネル5は、第一部材2Frおよび第二部材2Rrのうちいずれかに、例えば、固定具(固定部品、例えば、ねじ、金具、部品等、図示されず)や接着部(例えば接着剤や両面テープ等、図示されず)を介して固定される(支持される)。
一方、筐体3Bは、本実施形態では、一例として、図7,8からわかるように、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。また、筐体3Bは、本実施形態では、一例として、上下方向(筐体3Bの厚さ方向、Z方向)に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体3Bは、面3a(上面、正面部)とその反対側の面3b(下面、背面部)と、を有する。面3aと面3bとは略並行して(本実施形態では、一例として平行に)設けられている。また、筐体3Bは、平面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。また、端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。筐体3Bは、一例としては、回路基板17等の部品を収容する収容部として機能するとともに、重量物(部品等)を支える支部としても機能することができる。
また、筐体3Bは、面3aを有する壁部3k(部分、プレート、フレーム、上壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(部分、プレート、下壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。壁部3kは枠状であり、壁部3mは板状である。また、筐体3Bは、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。壁部3kには、四角形状の開口部3rが設けられている。
さらに、筐体3Bは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体3Bは、一例としては、少なくとも壁部3kを含む第一部材3Up(第一部分、上側部材、カバー、マスク、プレート)と、少なくとも壁部3mを含む第二部材3Lw(第二部分、下側部材、ベース、ボトム、プレート、カバー)とを有する。また、壁部3nは、本実施形態では、一例として、第二部材3Lwの一部として構成されている。なお、筐体3Bは、第一部材3Upおよび第二部材3Lwとは別に、これらの間に位置した第三部材(第三部分、中間部材、インナ、ミドルフレーム、ミドルプレート、図示されず)を備えることができる。第三部材の一部が、壁部3k,3m,3nの一部を構成することができる。本実施形態では、一例として、第一部材3Upや第三部材等は、それぞれ、合成樹脂材料や金属材料で構成されうる。また、本実施形態では、一例として、第二部材3Lwは、合成樹脂材料(絶縁材料)で構成されている。
そして、本実施形態では、一例として、図9に示されるように、筐体3B内には、一つ以上の回路基板17(基板、制御基板、メイン基板、電気部品)が収容されている。回路基板17は、キーボード6(図7参照)と並行して(本実施形態では、一例として平行に)設けられている。
また、本実施形態では、一例として、図8に示されるように、筐体3Bには、バッテリ30(電気部品、電子部品、取付部品、部品)が取り付けられている(結合されている)。バッテリ30は、一例として、リチウムイオン二次電池として構成されることができる。バッテリ30は、筐体3Bに結合された第一電気部品の一例である。
バッテリ30は、一例として、図8に示されるように、筐体3Bに着脱可能である。バッテリ30は、図8,9に示されるように、筐体3Bに設けられた収容部31に収容されている。バッテリ30は、筐体3Bから露出されている。
バッテリ30は、一例として、概略扁平な直方体状の外観を呈した筐体30aと、筐体30aから突出されたコネクタ30b(端子部、電気部品)と、を有する。
筐体30aは、蓄電部や回路基板等を収容している。筐体30aは、一例として、爪等の引っ掛かり部によって筐体30Bに着脱可能に取り付けられる(結合される)。筐体30aは、筐体3Bの外部に露出されている。また、筐体30aは、図9,10に示されるように、筐体3Bとの間に隙間18Bをあけられた状態で筐体3Bに取り付けられている。筐体30aは、一例として、合成樹脂材料(絶縁材料)によって構成されている。筐体30aは、第二筐体(部品)の一例である。コネクタ30bは、筐体30aに固定されており、筐体30aを介して筐体3Bに結合される。なお、便宜上、図9等では、隙間18Bが誇張されて示されている。
コネクタ30bは、図9〜11に示されるように、筐体30aの面30d(側面)から突出されている。コネクタ30bは、複数のピン30c(端子)を有している。複数のピン30cは、相互に間隔をあけて並列されている。複数のピン30cには、一例として、通信用や電力用が含まれる。本実施形態では、一例として、複数のピン30cのうちの一つは、グラウンドピン(以後、グラウンドピン30c1ともいう)である。複数のピン30cのうちグラウンドピン30c1以外のピン30c2は、複数設けられている。コネクタ30bは、回路基板17に電気的に接続される。詳細には、コネクタ30bは、回路基板17に実装されたコネクタに結合されて、回路基板17に電気的に接続される。コネクタ30bは、バッテリ30の外部に対して露出している。コネクタ30bは、導電部(導電部品、電気部品、部品)の一例である。
また、本実施形態では、収容部31(モジュール収容部、筐体収容部、凹部)は、一例として、図8,9に示されるように、筐体3Bの壁部3m(面3b)と壁部3n(一例として後側の壁部3n)とに亘って凹状に設けられて筐体3Bの外部に向けて開口している。収容部31の開口部31aの縁部である開口縁部31b(開口端部、端部)は、本実施形態では、壁部3m,3nに亘っている。
収容部31は、一例として、壁部3mから延出された面31cと、壁部3nから延出された面31dとを有している。また、収容部31は、面31cを有して壁部3mから延出された壁部31eと、面31dを有して壁部3nから延出された壁部31fと、を有している。収容部31では、面31cにバッテリ30(筐体30a)の面30dが隙間18Bをあけた状態で、バッテリ30が収容されている。つまり、面31cは、バッテリ30(筐体30a)の面30dと隙間18Bをあけて面している。本実施形態では、壁部31eは、隙間18Bに面した面31cを有して筐体3Bに設けられた壁部の一例である。また、本実施形態では、第二部材3Lwは、合成樹脂材料によって構成され筐体30aとの間に隙間18Bをあけられた筐体部材の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図9〜13に示されるように、壁部31e(収容部31)には、貫通孔3sが設けられている。貫通孔3sは、一例として、複数設けられている。複数の貫通孔3sは、相互に間隔をあけて設けられている。貫通孔3sは、隙間18Bと筐体3Bの内部3u(内部空間、収容室、室)とに開口して、隙間18Bと筐体3Bの内部3uとを連通している。貫通孔3sは、隙間18Bにおいて筐体3Bの外部に面した(臨んだ、露出された)端部18aからコネクタ30bに向かう途中の位置の隙間18Bに開口している。貫通孔3sは、一例として、壁部31eの面31cと、壁部31eにおける面31cの反対側の面3t2(内面)とを貫通している。ここで、面3t2は、筐体3Bの内面3tを構成する。貫通孔3sの断面は、一例として円である。なお、貫通孔3sの断面は、例えば、長孔状や楕円や多角形等であってもよい。
また、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、壁部3mの内面3t2を含む筐体3Bの内面3tには、導電体19(導電層、導電膜、金属層、金属膜、金属部)が設けられている。導電体19は、一例として、層状(膜状)に設けられている。導電体19は、筐体3Bの内面3tに接している。導電体19は、一例として、貫通孔3sに臨んで設けられている。導電体19には、貫通孔3sと連通した貫通孔19aが設けられている。導電体19は、一例として、内面3tに部分的に設けられている。なお、導電体19は、内面3tの全域に設けられていてもよい。導電体19は、導電性材料によって構成されて、導電性を有している。導電性材料は、例えばアルミニウム等の金属材料である。導電体19は、一例として、スパッタリングによって設けられた。なお、導電体19は、金属シート(シート)によって構成されてもよい。
また、本実施形態では、隙間18Bの端部18aと導電体19との間の空間距離が、隙間18Bの端部18aとコネクタ30b(一例として、通信用のピン30c2)との間の空間距離よりも短い。
導電体19は、一例として、外部電源ケーブルと接続される電源端子部のグラウンド端子20(図8)に電気的に接続される。グラウンド端子20は、基準電位点(グラウンド部)の一例である。導電体19は、例えば、導電部材等を介してグラウンド端子20に電気的に接続されうる。また、本実施形態では、導電体19は、コネクタ30bのグラウンドピン30c1にも接続される。グラウンドピン30c1は、基準電位点(グラウンド部)の一例である。導電体19は、例えば、導電部材等を介してグラウンドピン30c1に電気的に接続されうる。本実施形態では、電源端子部に外部電源ケーブルが接続されていない場合は、グラウンドピン30c1に静電気が移動する。
また、本実施形態では、一例として、回路基板17には、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。本実施形態では、回路基板17は、第二電気部品の一例である。
以上の構成の電子機器1Bにおいて、例えば、電子機器1Bの外部から隙間18Bに進入した静電気は、隙間18Bに沿って移動して、貫通孔3sを介して導電体19へ移動する。即ち、本実施形態では、貫通孔3sが、静電気を導電体19へ案内(誘導)する案内経路(誘導経路)として機能する。この際、静電気は、面31c上を移動しうる。この際、静電気は、貫通孔3sから導電体19へ向かうため、貫通孔3sの先にあるコネクタ30bに静電気が到達するのが抑制される。図13中の矢印21Bは、静電気の移動経路の一例を模式的に示している。また、本実施形態では、導電体19へ移動した静電気は、グラウンド端子20やグラウンドピン30c1へ移動する。
以上説明したとおり、本実施形態では、筐体3Bとバッテリ30の筐体30aとの間の隙間18Bに面した面31cに、隙間18Bと筐体3Bの内部3uとを連通した貫通孔3sが設けられ、導電体19が筐体3Bの内面3tに接して設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、電子機器1Bの外部から隙間18Bに進入した静電気が、隙間18Bおよび貫通孔3sを介して導電体19へ移動するので、該静電気がコネクタ30b(ピン30c2)へ移動するのを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、静電気がコネクタ30b(ピン30c2)を介して回路基板17に移動するのを抑制することができるので、一例として、回路基板17(保護対象)に対する静電気による影響を低減することができる。
また、本実施形態では、貫通孔3sは、筐体3Bの外部に面した隙間18Bの端部18aからコネクタ30b(ピン30c2)へ向かう途中の位置の隙間18Bに開口し、隙間18Bの端部18aと導電体19との間の空間距離が、隙間18Bの端部18aとコネクタ30b(ピン30c2)との間の空間距離よりも短い。したがって、本実施形態によれば、隙間18Bに入った静電気がコネクタ30b(ピン30c2)へ移動するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、導電体19は、グラウンド端子20およびグラウンドピン30c1に電気的に接続される。したがって、本実施形態によれば、静電気が導電体19からグラウンド端子20やグラウンドピン30c1へ移動するので、導電体19に静電気が溜まることを抑制することができる。
<第3実施形態>
本実施形態では、一例として、図14に示されるように、電子機器1Bの貫通孔3sおよび導電体19が第2実施形態と異なる。なお、他の部位は、第2実施形態の電子機器1Bと同様である。
貫通孔3sは、当該貫通孔3sにおける筐体3Bの内部3u側の端部3s1に向かうにしたがい径が大きくなる拡径部3s2(部分)を含む。また、本実施形態では、導電体19が、第2実施形態と同様に、筐体3Bの内面3tに設けられているとともに、導電体19の一部19bは、貫通孔3s内に設けられている(延出している)。本実施形態では、一例として、貫通孔3sの端部3s1から貫通孔3sの途中部分まで導電体19が設けられている。なお、導電体19は、貫通孔3sを貫通して面31cにも延出して設けられてもよい。導電体19は、第2実施形態と同様に、スパッタリングによって設けられている。本実施形態では、貫通孔3sの拡径部3s2により、スパッタリングの際に、導電体19を構成する材料が貫通孔3s内に入り込み易くなっている。
以上説明した本実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏することができるとともに、貫通孔3s内に導電体19が設けられていることにより、静電気が導電体19へより移動し易いという利点がある。
<第4実施形態>
本実施形態にかかる電子機器1Cは、例えば、所謂スレート型、タブレット型、ソフトキーボードの機能を有した表示装置等の、パーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、スマートフォン、スマートブック、携帯電話機、PDA等である。
本実施形態では、一例として、図15からわかるように、電子機器1Cの筐体3Cは、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では一例として長方形状)の外観を呈している。また、筐体3Cは、前後方向(筐体3Cの厚さ方向、Z方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体3Cは、面3a(正面、前面部)とその反対側の面3b(背面、面部)と、を有する。面3aと面3bとは略並行して(本実施形態では一例として平行に)設けられている。また、筐体3Cは、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、筐体3Cは、面3aを有する壁部3k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、第二壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、矩形状(本実施形態では一例として長方形状)である。また、筐体3Cは、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部、第一壁部)を有する。そして、壁部3kには、一例としては矩形状の開口部3rが設けられている。
また、本実施形態では、一例として、図16および図17に示されるように、壁部3kの面3aには、凹部3k1が設けられている。凹部3k1は、壁部3mに向かう方向に凹んで設けられている。凹部3k1は、底面3k2と、底面3k2から凹部3k1の開口縁部3k3に向かって延出した面3k4(周面)と、を有する。凹部3k1の開口縁部3k3は、開口部3rの開口縁部でもある。また、凹部3k1には、開口部3r(貫通孔)が貫通して設けられており、底面3k2は、環状形状となっている。また、壁部3kは、凹部3k1の底面3k2の反対側の面3k5を有している。面3k5は、筐体3Cの内面3tを構成する。
さらに、筐体3Cは、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。筐体3Cは、一例としては、少なくとも壁部3kを含む第一部材3Fr(第一部分、前側部材、カバー、ベゼル、フレーム)と、少なくとも壁部3mを含む第二部材3Rr(第二部分、後側部材、ベース、ボトム、プレート)とを有する。また、壁部3nは、本実施形態では、基本的には第一部材3Frの一部として構成されている。
また、本実施形態では、一例として、第一部材3Frは、合成樹脂材料(絶縁材料)で構成され、第二部材3Rrは、金属材料で構成される。よって、本実施形態によれば、筐体3Cの軽量化と剛性および強度の向上とが両立されやすい。なお、このような材料(材質)の組み合わせはあくまで一例であって、他の材料の組み合わせでも構わない。例えば、第二部材3Rrも合成樹脂材料で構成されてもよい。
また、本実施形態では、一例として、図15,16に示されるように、筐体3C内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル、表示部品)が収容されている。具体的には、表示装置4の、面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して筐体3Cの前方(外方)に露出している。使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では矩形状(本実施形態では一例として長方形状)の外観を呈している。また、表示装置4は、前後方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD,Organic Electro-Luminescent Display)、プラズマディスプレイ(PDP,Plasma Display Panel)等である。
また、本実施形態では、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い矩形状の入力操作パネル5が設けられている。本実施形態では、入力操作パネル5は、一例として、静電容量式等のタッチパネルである。入力操作パネル5は、操作者によってタッチ操作(操作)される操作面5aを有する。
また、本実施形態では、表示装置4および入力操作パネル5は、第一部材3Frに支持される。一例として、表示装置4は、壁部3kの凹部3k1に位置されている。また、入力操作パネル5は、操作面5aの反対側の面を表示画面4aに重ねられて凹部3k1に位置されている。操作面5aは、開口部3rから露出されている。入力操作パネル5は、両面接着テープ41(結合部、テープ、接着部材)によって、凹部3k1の底面3k2に接着(結合、固定)される。つまり、入力操作パネル5と底面3k2との間に両面接着テープ41が介在する。入力操作パネル5は、凹部3k1の面3k4と隙間18Cをあけられた状態で両面接着テープ41によって壁部3k(筐体3C)に取り付けられている。本実施形態では、入力操作パネル5は、筐体3Cの外部に露出された部品の一例である。また、本実施形態では、壁部3kは、隙間18Cに面した底面3k2(面)を有して筐体3Cに設けられた壁部の一例である。また、第一部材3Frは、合成樹脂材料によって構成され入力操作パネル5との間に隙間18Cをあけられた筐体部材の一例である。なお、便宜上、図16では隙間18Cが誇張して示されている。
また、本実施形態では、一例として、図16,17に示されるように、壁部3k(凹部3k1)には、貫通孔3sが設けられている。貫通孔3sは、一例として、複数設けられている。複数の貫通孔3sは、入力操作パネル5の周囲に相互に間隔をあけて設けられている。貫通孔3sは、筐体3Cの内部3u(内部空間、収容室、室)に開口するとともに、後述する両面接着テープ41の開口部41aに開口しており、隙間18Cと筐体3Cの内部3uとを開口部41aを介して連通している。貫通孔3sは、一例として、壁部3kの底面3k2と面3k5とを貫通している。貫通孔3sの断面は、一例として円である。なお、貫通孔3sの断面は、例えば、長孔状や楕円や多角形等であってもよい。
また、両面接着テープ41には、一例として、図16,18に示されるように、隙間18Cに連通した開口部41aが設けられている。開口部41aは、一例として、切り欠きである。なお、開口部41aは、貫通孔であってもよい。開口部41aは、各貫通孔3sに対応して複数設けられている。開口部41aは、対応する貫通孔3sに連通している。
また、本実施形態では、一例として、図16に示されるように、壁部3kの面3k5を含む筐体3Cの内面3tには、導電体19(導電層、導電膜、金属層、金属膜、金属部)が設けられている。導電体19は、シート状に設けられている。詳細には、本実施形態では、導電体19は、金属シート(シート)によって構成されており、接着等によって内面3tに固定される。なお、導電体19は、上記各実施形態と同様にスパッタリングによって設けられた層であってもよい。また、導電体19は、筐体3Cの内面3tに接している。導電体19は、一例として、貫通孔3sに臨んで設けられている。導電体19には、貫通孔3sと連通した貫通孔19aが設けられている。導電体19は、一例として、内面3tに部分的に設けられている。なお、導電体19は、内面3tの全域に設けられていてもよい。導電体19は、導電性材料によって構成されて、導電性を有している。導電性材料は、例えばアルミニウム等の金属材料である。
導電体19は、一例として、外部電源ケーブルと接続される電源端子部のグラウンド端子20(図15参照)に電気的に接続される。グラウンド端子20は、基準電位点(グラウンド部)の一例である。導電体19は、例えば、導電部材等を介してグラウンド端子20に電気的に接続されうる。また、本実施形態では、導電体19は、筐体3Cに収容されたバッテリのコネクタのグラウンドピンにも接続される。グラウンドピンは、基準電位点(グラウンド部)の一例である。導電体19は、例えば、導電部材等を介してグラウンドピンに電気的に接続されうる。本実施形態では、電源端子部に外部電源ケーブルが接続されていない場合は、グラウンドピンに静電気が移動する。
また、本実施形態では、一例として、筐体3C内には、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)に、回路基板17等の複数の部品(素子、電子部品、電気部品)が収容されている。回路基板17(基板、制御基板、メイン基板、電気部品)に実装された部品等によって、制御回路(図示されず)の少なくとも一部が構成されている。制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。回路基板17には、表示装置4が電気的に接続されている。
また、本実施形態では、一例として、筐体3C内には、回路基板17の他に、例えば、バッテリ(セル、組電池)や、カメラモジュール(カメラユニット、カメラアセンブリ、撮像装置)、スピーカモジュール(スピーカユニット、スピーカアセンブリ、音声出力装置)、コネクタモジュール(コネクタユニット、コネクタアセンブリ、コネクタ装置)、アンテナモジュール(アンテナユニット、アンテナアセンブリ、アンテナ装置)、振動発生部(回転シャフトに偏心錘が取り付けられたモータ)等が収容されている。これら電気部品は、配線(ケーブル、フレキシブルケーブル、フレキシブルプリント配線板等)を介して、それぞれ回路基板17や他の電気部品と電気的に接続されている。
以上の構成の電子機器1Cにおいて、例えば、入力操作パネル5の操作面5a(図16)に帯電した静電気は、隙間18Cへ向かって移動して、隙間18Cに進入し、貫通孔3sを介して導電体19へ移動する。即ち、本実施形態では、貫通孔3sが、静電気を導電体19へ案内(誘導)する案内経路(誘導経路)として機能する。図16中の矢印21Cは、静電気の移動経路の一例を模式的に示している。また、本実施形態では、導電体19へ移動した静電気は、グラウンド端子20やグラウンドピンへ移動する。
以上説明したとおり、本実施形態では、筐体3Cと入力操作パネル5との間の隙間18Cに面した面3k2に、隙間18Cと筐体3Cの内部3uとを連通した貫通孔3sが設けられ、導電体19が筐体3Cの内面3tに接して設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、入力操作パネル5の操作面5aに帯電した静電気が、隙間18Cおよび貫通孔3sを介して導電体19へ移動するので、操作面5aから静電気を除去することができる。よって、本実施形態によれば、入力操作パネル5に対する静電気による影響を低減することができる。
<第5実施形態>
本実施形態では、一例として、図19に示されるように、電子機器1Cの両面接着テープ41が第4実施形態と異なる。なお、他の部位は、第4実施形態の電子機器1Cと同様である。本実施形態では、両面接着テープ41が複数設けられており、各両面接着テープ41は、相互に間隔をあけて設けられている。そして、隣り合う両面接着テープ41間から貫通孔3sが露出する。
以上の本実施形態にかかる電子機器1Cにおいても、上記第4実施形態にかかる電子機器1Cと同様の構成を有することによる同様の効果が得られる。
以上のとおり、上記各実施形態によれば、静電気によるテレビジョン受像機1A、電子機器1B,1Cへの影響をより低減できる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1A…テレビジョン受像機(電子機器)、1B,1C…電子機器、3A,3B,3C…筐体(第一筐体)、3Fr…第一部材(筐体部材)、3Lw,3Rr…第二部材(筐体部材)、3k…壁部、3m…壁部、3k2…底面(面)、3s2…拡径部、3t…内面、5…入力操作パネル(部品)、11…モジュール(第一電気部品)、11a…筐体(導電部)、11b…回路基板(導電部)、15…覆部材(部品)、16…収容部、16d…底面(面)、17…回路基板(第二電気部品)、18A,18B,18C…隙間、18a…端部、19…導電体、20…グラウンド端子(基準電位点)、30…バッテリ、30a…筐体(第二筐体、部品)、30b…コネクタ(導電部)、30c1…グラウンドピン(基準電位点)、31c…面、31e…壁部。

Claims (13)

  1. 第一筐体と、
    前記第一筐体との間に隙間をあけられた状態で前記第一筐体に取り付けられ、前記第一筐体の外部に露出された部品と、
    前記隙間に面した面を有して前記第一筐体に設けられ、前記隙間と前記第一筐体の内部とを連通した開口部が前記面に設けられた壁部と、
    前記第一筐体の内面に設けられた導電体と、
    を備えたテレビジョン受像機。
  2. 導電部を有し前記第一筐体に結合された第一電気部品を備え、
    前記開口部は、前記第一筐体の外部に面した前記隙間の端部から前記導電部へ向かう途中の位置の前記隙間に開口し、
    前記端部と前記導電体との間の空間距離が、前記端部と前記導電部との間の空間距離よりも短い請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記第一筐体には、前記第一電気部品を収容した収容部が設けられ、
    前記部品は、前記第一電気部品を覆った覆部材である請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記第一筐体内に収容された第二電気部品を備え、
    前記第一電気部品は、前記部品としての第二筐体と、前記第二筐体から突出され前記第二筐体を介して前記第一筐体に結合されるとともに、前記第二電気部品と接続された前記導電部と、を有した請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記部品は、タッチパネルである請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記導電体の一部は、前記開口部内に設けられた請求項1ないし5のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  7. 前記開口部は、当該開口部における前記第一筐体の内部側の端部に向かうにしたがい径が大きくなる拡径部を含む請求項1ないし6のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  8. 前記導電体は、層状に設けられた請求項1ないし7のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  9. 前記導電体は、スパッタリングによって設けられた請求項8に記載のテレビジョン受像機。
  10. 前記導電体は、前記内面に貼り付けられた請求項1ないし9のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  11. 前記第一筐体は、合成樹脂材料によって構成され前記部品との間に前記隙間をあけられた筐体部材を有した、請求項1ないし10のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  12. 前記導電体は、基準電位点に電気的に接続された請求項1ないし11のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  13. 筐体と、
    前記筐体との間に隙間をあけられた状態で前記筐体に取り付けられ、前記筐体の外部に露出された部品と、
    前記隙間に面した面を有して前記筐体に設けられ、前記隙間と前記筐体の内部とを連通した開口部が前記面に設けられた壁部と、
    前記筐体の内面に設けられた導電体と、
    を備えた電子機器。
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