JP2014215683A - 介護業務支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】介護業務の問題点や課題を把握して介護業務の改善を行うこと。
【解決手段】介護業務評価装置7が、指定された検索条件を満足する介護業務及び/又はナースコールの操作履歴に関する情報を統合データベース6の中から検索し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの位置情報を統合データベース6の中から抽出し、抽出された介護スタッフの位置情報を出力する。これにより、介護業務の問題点や課題を把握することができ、介護スタッフの動線やレイアウトの改善や直接介護の改善といった介護業務の改善を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、介護施設内における看護師や介護士等の介護スタッフによる介護業務を支援する介護業務支援システムに関するものである。
近年、介護施設には、看護師や介護士等の介護スタッフによる介護業務を支援することによって介護業務の効率化を図るために、介護記録システム、ナースコールシステム、屋内測位システム等の各種システムが導入されている。具体的には、介護記録システムは、PDA(Personal Digital Assistant)やスマートフォン等の携帯情報端末を介した介護業務に関するデータの記録や閲覧を可能にするシステムである(特許文献1参照)。また、ナースコールシステムは、近くにいない介護スタッフを患者や要介護者が呼び出す際に操作されるシステムであり、ナースコールの操作履歴に関する情報を記録する(特許文献2参照)。また、屋内測位システムは、介護施設内における介護スタッフの位置を検出、記録するシステムである。
特開2012−113648号公報 特開2006−99371号公報
しかしながら、従来の介護施設では、各種システムはそれぞれ、個別に情報を取得し、取得した情報を自身のシステム内で利用している。このため、従来の介護施設では、各種システムが取得した情報を統合し、相互の関連性を考慮して情報を分析することによって、介護業務の問題点を把握することや介護業務の課題を設定することはできなかった。このような背景から、介護業務の問題点や課題を把握して介護業務の改善を行うことが可能な介護業務支援システムの提供が期待されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、介護業務の問題点や課題を把握して介護業務の改善を行うことが可能な介護業務支援システムを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る介護業務支援システムは、介護施設内における介護スタッフによる介護業務を支援する介護業務支援システムであって、介護施設内で行われた介護業務に関する情報、介護施設内に配置されたナースコールの操作履歴に関する情報、及び介護施設内における介護スタッフの位置情報を格納する統合データベースと、指定された検索条件を満足する介護業務及び/又はナースコールの操作履歴に関する情報を前記統合データベースの中から検索し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの位置情報を前記統合データベースの中から抽出し、抽出された介護スタッフの位置情報を出力する介護業務評価装置と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る介護業務支援システムは、上記発明において、前記介護業務評価装置は、介護スタッフの位置情報を介護施設の平面図に重畳表示することを特徴とする。
本発明に係る介護業務支援システムは、上記発明において、前記介護業務評価装置は、介護スタッフの位置情報を用いて介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を判定し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を出力することを特徴とする。
本発明に係る介護業務支援システムによれば、介護業務の問題点や課題を把握して介護業務の改善を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態である介護業務支援システムの構成を示すブロック図である。 図2は、介護施設の平面図の一例を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態である滞留判定処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、滞留表示条件入力ウィンドウの一例を示す図である。 図5は、介護スタッフの滞留位置の表示例を示す図である。 図6は、滞留条件検索ウィンドウの一例を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態である動線判定処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、介護スタッフの動線の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である介護業務支援システムの構成及びその動作について説明する。
〔介護業務支援システムの構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である介護業務支援システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である介護業務支援システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である介護業務支援システム1は、介護施設内に設けられ、看護師や介護士等の介護スタッフが携帯する携帯情報端末2と、介護記録システム3と、屋内測位システム4と、ナースコールシステム5と、統合データベース6と、介護業務評価装置7と、を主な構成要素として備えている。
介護記録システム3は、介護スタッフによる携帯情報端末2の操作に応じて、介護施設内での介護業務に関するデータの記録及び送信を行うシステムである。介護業務に関するデータは、介護スタッフが携帯情報端末2に対してキー操作や音声入力操作等の入力操作を行うことによって記録される。介護業務に関するデータは、LAN(Local Area Network)やインターネット等の電気通信回線を介して統合データベース6内に格納される。
介護業務に関するデータは、以下の表1に示すように、介護作業が行われた日時(年月日、開始時刻、終了時刻)、介護作業を行った介護スタッフ名、介護作業の対象者(入居者)、例えば食事介護や入浴介護等といった行われた介護作業の分類(作業分類大)、例えば食事介護であれば準備、食事、口腔ケア等といった行われた介護作業の項目(作業分類中)、及び行われた介護作業に関するメモ等の記録事項(詳細項目)に関する情報を含んでいる。
Figure 2014215683
屋内測位システム4は、携帯情報端末2と定期的(例えば10秒間隔)に通信することによって、携帯情報端末2を携帯している介護スタッフの位置情報を定期的に取得するシステムである。具体的には、屋内測位システム4は、携帯情報端末2が介護施設内のエリアR1〜R4毎に設置された屋内測位センサ8と通信することによって取得した屋内測位システム8固有の識別番号に基づいて、携帯情報端末2を携帯している介護スタッフの位置情報を取得する。屋内測位システム4は、電気通信回線を介して介護スタッフの位置情報を統合データベース6に格納する。
介護スタッフの位置情報は、以下の表2に示すように、位置情報の取得日時(年月日、開始時刻、終了時刻)、携帯情報端末2を携帯している介護スタッフ名、及び介護スタッフが滞留している介護施設内のエリアに関する情報を含んでいる。介護スタッフが滞留している介護施設内のエリアに関する情報は、後述する滞留判定処理によって記録され、介護スタッフが介護施設内を移動中である場合には記録されない。
Figure 2014215683
ナースコールシステム5は、介護施設内のエリアR1〜R4毎に設置されたナースコール9の操作に応じて介護スタッフを呼び出すシステムである。ナースコールシステム5は、電気通信回線を介してナースコール9の操作履歴に関する情報を統合データベース6に格納する。ナースコール9の操作履歴に関する情報は、以下の表3に示すように、ナースコール9が操作された日時(年月日、開始時刻)及び操作されたナースコール9が配置されている介護施設内のエリアに関する情報を含んでいる。
Figure 2014215683
統合データベース6は、電気通信回線を介して介護記録システム3、屋内測位システム4、ナースコールシステム5、及び介護業務評価装置7に接続された記録装置である。統合データベース6は、介護記録システム3、屋内測位システム4、及びナースコールシステム5から送信された情報を記録すると共に、送信要求に応じて介護記録システム3、屋内測位システム4、ナースコールシステム5、及び介護業務評価装置7に対し要求された情報を送信する。
統合データベース6は、図2に示すような介護施設の平面図に関するデータと、介護施設内のエリアを定義するエリアテーブルと、を格納している。エリアテーブルは、以下の表4に示すように、介護施設内のエリアの名称と、そのエリアの中心位置及びそのエリア内において屋内測位センサ8が配置されている位置の三次元座標とを含んでいる。
Figure 2014215683
介護業務評価装置7は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の公知の情報処理装置により構成され、統合データベース6内に格納されている情報を利用して以下に示す滞留判定処理及び動線判定処理を実行することによって、介護業務の評価情報を作成、出力する。
このような構成を有する介護業務支援システム1は、以下に示す滞留判定処理及び動線判定処理を実行することによって、介護施設内における介護業務の問題点や課題を把握して介護業務の改善を行うことを可能にする。以下、図3及び図7に示すフローチャートを参照して、滞留判定処理及び動線判定処理を実行する際の介護業務支援システム1の動作について説明する。
〔滞留判定処理〕
始めに、図3に示すフローチャートを参照して、滞留判定処理を実行する際の介護業務支援システム1の動作について説明する。
図3は、本発明の一実施形態である滞留判定処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すフローチャートは、介護業務支援システム1が起動されたタイミングで開始となり、滞留判定処理はステップS1の処理に進む。滞留判定処理は、介護業務支援システム1が起動されている間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。また、滞留判定処理は、起動されている介護施設内の全ての携帯情報端末2に対して実行される。
ステップS1の処理では、屋内測位システム4が、携帯情報端末2が複数の屋内測位センサ8から受信した電波の強度及び識別番号(屋内測位センサNo.)に関する情報と携帯情報端末2固有の識別番号とを取得する。そして、屋内測位システム4は、取得した情報に基づいて、表2に示す位置情報の取得日時及び携帯情報端末2を携帯している介護スタッフ名を記録する。これにより、ステップS1の処理は完了し、滞留判定処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、屋内測位システム4が、ステップS1の処理において取得した情報に基づいて、強度が最も強い電波を送信した屋内測位センサ8を特定する。そして、屋内測位システム4は、統合データベース6内に格納されているエリアテーブルを参照して、強度が最も強い電波を送信した屋内測位センサ8が配置されているエリアを携帯情報端末2を携帯している介護スタッフがいるエリアと判定する。これにより、ステップS2の処理は完了し、滞留判定処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、介護業務評価装置7が、前回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアと今回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアとが同じであるか否かを判別する。判別の結果、前回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアと今回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアとが異なる場合、介護業務評価装置7は、その介護スタッフは移動中であると判断し、滞留判定処理を終了する。一方、前回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアと今回の滞留判定処理において介護スタッフがいると判定されたエリアとが同じである場合には、介護業務評価装置7は、滞留判定処理をステップS4の処理に進める。
ステップS4の処理では、介護業務評価装置7が、介護スタッフは滞留していると判断し、介護スタッフがいると判定されたエリアを滞留エリアとして表2に示すエリア欄に記録する。これにより、ステップS4の処理は完了し、滞留判定処理は終了する。
このような処理によれば、介護業務評価装置7が、表示装置に例えば図4に示すような滞留表示条件入力ウィンドウW1を表示し、評価者が入力装置を操作することによって滞留を評価する時間帯や介護スタッフを選択し、滞留表示ボタンB1を押下することにより、例えば図5に示すように、評価者が指定した時間帯において滞留している介護スタッフ及びその滞留位置を出力することができる。図5に示す表示例は、介護スタッフの位置情報に基づいて、統合データベース6に記録されている介護施設の平面図に介護スタッフの滞留位置を丸印等の図形で重畳表示したものである。
また、このような処理によれば、介護業務評価装置7が、表示装置に例えば図6に示すような滞留条件検索ウィンドウW2を表示し、評価者が入力装置を操作することによって滞留が発生している場所(図6に示す例では1階リビング)等の情報を入力し、検索ボタンB2を押下することにより、検索結果ウィンドウW3に入力された場所において滞留している介護スタッフ及びその滞留時間を出力することができる。
また、介護業務評価装置7は、指定された条件を満足する介護業務に関するデータ及び/又はナースコール9の操作日時が得られた時の介護スタッフの滞留エリアを表示することができる。例えば、介護業務評価装置7は、介護記録に対して文字検索を行い、検索された介護記録が得られた時の介護スタッフの滞留エリアを出力することができる。具体的には、介護業務評価装置7は、介護記録の中から「待たせて」という文字を検索し、検索された介護記録が得られた時の介護スタッフの滞留エリアを出力することもできる。また、介護業務評価装置7は、ナースコール9が操作された時の介護スタッフの滞留エリアを出力することもできる。このような処理によれば、介護業務の状況やナースコール9の操作状況と介護スタッフの配置位置との関係を確認し、介護業務の問題点や課題を発見することができる。
〔動線判定処理〕
次に、図7に示すフローチャートを参照して、動線判定処理を実行する際の介護業務支援システム1の動作について説明する。
図7は、本発明の一実施形態である動線判定処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、介護業務評価装置7に対して介護スタッフの動線を判定する期間及び動線判定処理の実行指示が入力されたタイミングで開始となり、動線判定処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、介護業務評価装置7が、統合データベース6から滞留判定処理において記録された介護スタッフの滞留エリアに関する情報を指定された期間の中で最も早い時刻から順に読み出す。また、介護業務評価装置7は、読み出された滞留エリアの次の滞留エリアに関する情報を読み出す。これにより、ステップS11の処理は完了し、動線判定処理はステップS12の処理に進む。
ステップS12の処理では、介護業務評価装置7が、統合データベース6内に格納されているエリアテーブルを用いて、ステップS11の処理において読み出された2つの滞留エリア間の移動距離を算出し、算出された移動距離を2つの滞留エリアの移動に要した時間で除算することによって介護スタッフの移動速度を算出する。これにより、ステップS12の処理は完了し、動線判定処理はステップS13の処理に進む。
ステップS13の処理では、介護業務評価装置7が、ステップS12の処理によって算出された介護スタッフの移動距離及び/又は移動速度が所定の範囲内にあるか否かを判別する。判別の結果、介護スタッフの移動距離及び/又は移動速度が適正値範囲内にない場合、介護業務評価装置7は、滞留エリアの判定が妥当でないと判断し、時刻が遅い方の滞留エリアに関する情報を削除した後、次の滞留エリアに関する情報を読み出すために動線判定処理をステップS11の処理に戻す。一方、介護スタッフの移動距離及び/又は移動速度が適正値範囲内にある場合には、動線判定処理をステップS14の処理に進める。
ステップS14の処理では、介護業務評価装置7が、ステップS11の処理において読み出された2つの滞留エリアを介護スタッフが滞留していたエリアとして確定する。これにより、ステップS14の処理は完了し、動線判定処理はステップS15の処理に進む。
ステップS15の処理では、介護業務評価装置7が、ステップS14において確定された滞留エリア間の移動経路を介護スタッフの動線として特定する。これにより、ステップS15の処理は完了し、動線判定処理はステップS16の処理に進む。
ステップS16の処理では、介護業務評価装置7が、指定された期間内の全ての滞留エリアに対して処理が完了したか否かを判別する。判別の結果、全ての滞留エリアについて処理が完了していない場合、介護業務評価装置7は動線判定処理をステップS11の処理に戻す。一方、全ての滞留エリアについて処理が完了した場合には、介護業務評価装置7は、特定された動線に関する情報を出力した後、一連の動線判定処理を終了する。
このような処理によれば、評価者が入力装置を操作することによって動線を評価する時間帯や介護スタッフを指定するのに応じて、介護業務評価装置7は、例えば図8に示すように、評価者が指定した時間帯における介護スタッフの動線L1を表示することができる。また、滞留判定処理と同様に、介護業務評価装置7は、指定された条件を満足する介護業務及び/又はナースコール9の操作日時が得られた時の介護スタッフの動線L1を表示することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である介護業務支援システム1によれば、介護業務評価装置7が、指定された検索条件を満足する介護業務及び/又はナースコールの操作履歴に関する情報を統合データベース6の中から検索し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの位置情報を統合データベース6の中から抽出し、抽出された介護スタッフの位置情報を出力する。これにより、介護業務の問題点や課題を把握することができ、介護スタッフの動線やレイアウトの改善や直接介護の改善といった介護業務の改善を行うことができる。
本発明の一実施形態である介護業務支援システム1によれば、介護業務評価装置7が、介護スタッフの位置情報を介護施設の平面図に重畳表示する。これにより、検索された情報が得られた時の介護スタッフの位置情報を図面上で明確に可視化し、介護業務の問題点や課題を把握することができる。
本発明の一実施形態である介護業務支援システム1によれば、介護業務評価装置7が、介護スタッフの位置情報を用いて介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を判定し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を出力する。これにより、目的別や介護スタッフ別の移動距離や滞留時間及び滞留頻度を評価することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施の形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 介護業務支援システム
2 携帯情報端末
3 介護記録システム
4 屋内測位システム
5 ナースコールシステム
6 統合データベース
7 介護業務評価装置
8 屋内測位センサ
9 ナースコール
R1〜R4 エリア

Claims (3)

  1. 介護施設内における介護スタッフによる介護業務を支援する介護業務支援システムであって、
    介護施設内で行われた介護業務に関する情報、介護施設内に配置されたナースコールの操作履歴に関する情報、及び介護施設内における介護スタッフの位置情報を少なくとも格納する統合データベースと、
    指定された検索条件を満足する介護業務及び/又はナースコールの操作履歴に関する情報を前記統合データベースの中から検索し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの位置情報を前記統合データベースの中から抽出し、抽出された介護スタッフの位置情報を出力する介護業務評価装置と、
    を備えることを特徴とする介護業務支援システム。
  2. 前記介護業務評価装置は、介護スタッフの位置情報を介護施設の平面図に重畳表示することを特徴とする請求項1に記載の介護業務支援システム。
  3. 前記介護業務評価装置は、介護スタッフの位置情報を用いて介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を判定し、検索された情報が得られた時の介護スタッフの滞留エリア及び/又は動線を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の介護業務支援システム。
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