JP2006252207A - 行動履歴管理システム、行動履歴管理装置、表示アプリケーションプログラムおよびスケジュール管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 より詳細で情報量が多く、そのときの状況が判り易く、グループ全体で利用することができる行動履歴管理システムを提供する。
【解決手段】 人に関連付けられた携帯発信機のID情報と場所情報とその場所情報を取得した時間情報とを含む位置情報を送信する手段を備えた位置情報提供サーバ101と、位置情報提供サーバ101より位置情報を受け取り、ある特定の時間帯にある人が滞在していた場所とその時間帯に当該人物の近くにいた携帯発信機を備えた人を同時に記録するための、位置情報取得部102、メッセージ解析部103、ログ生成部104、ログ整形部105、行動履歴データベース106を有する行動履歴管理装置107と、行動履歴管理装置107とネットワークで接続されたクライアント108とを備えた行動履歴管理システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 人に関連付けられた携帯発信機のID情報と場所情報とその場所情報を取得した時間情報とを含む位置情報を送信する手段を備えた位置情報提供サーバ101と、位置情報提供サーバ101より位置情報を受け取り、ある特定の時間帯にある人が滞在していた場所とその時間帯に当該人物の近くにいた携帯発信機を備えた人を同時に記録するための、位置情報取得部102、メッセージ解析部103、ログ生成部104、ログ整形部105、行動履歴データベース106を有する行動履歴管理装置107と、行動履歴管理装置107とネットワークで接続されたクライアント108とを備えた行動履歴管理システム。
【選択図】 図1
Description
移動体の現在位置を測定した測定位置を含む行動記録に基づいて時系列的な行動履歴を作成する行動履歴管理システムおよび行動履歴管理装置に関する。
近年、携帯が容易な無線通信機器(移動体)の普及により、その移動体を持ち歩く人の行動履歴管理を行う技術が提案されている。
例えば、特許文献1には以下の内容の技術が開示されている。携帯電話やPHSなど比較的広範囲な位置を把握することのできる携帯端末が一定間隔ごとに位置情報を照会し、その応答を位置情報として、時間に関連付けて携帯端末内に保存している。携帯端末からは任意の情報も入力可能であるため、行動履歴をスケジュール管理用プログラムと連携させてそれらのデータの編集なども行うことができる。
又、特許文献2には、固有の識別子を認識する機能を有する近接検知装置が会議出席者を検知すると、該当する会議資料を印刷する処理を実行する会議支援システムが開示されている。
更に、特許文献3には、工場内で、オペレーターの作業が行われるとイベントを発生する装置を複数置き、そのイベントの内容と時間を関連付けて記憶し、作業時間やその内容を自動で記録できるようにする技術が開示されている。
特開2003−259423公報
特開2004−038886公報
特開2003−140728公報
例えば、特許文献1には以下の内容の技術が開示されている。携帯電話やPHSなど比較的広範囲な位置を把握することのできる携帯端末が一定間隔ごとに位置情報を照会し、その応答を位置情報として、時間に関連付けて携帯端末内に保存している。携帯端末からは任意の情報も入力可能であるため、行動履歴をスケジュール管理用プログラムと連携させてそれらのデータの編集なども行うことができる。
又、特許文献2には、固有の識別子を認識する機能を有する近接検知装置が会議出席者を検知すると、該当する会議資料を印刷する処理を実行する会議支援システムが開示されている。
更に、特許文献3には、工場内で、オペレーターの作業が行われるとイベントを発生する装置を複数置き、そのイベントの内容と時間を関連付けて記憶し、作業時間やその内容を自動で記録できるようにする技術が開示されている。
特許文献1においては、リアルタイムな履歴は端末内にのみ存在し、転送を行わない限り膨大な履歴を閲覧することはできず、自分一人の情報を参照できるのみである。また、観測できる位置が人間の行動半径を超えた広範囲にわたるため、具体的な行動を推測することはほぼ不可能である。
特許文献3においては、個人の行動履歴、あるいはある作業に関わった人の履歴を観測することはできるが、人と人の係わり合いやその人がその場所に居た明確な目的を判断するのは困難である。
本発明は、より詳細で情報量が多く、そのときの状況が判り易く、グループ全体で利用することができる行動履歴管理システムおよび行動履歴管理装置を提供することを目的とする。
特許文献3においては、個人の行動履歴、あるいはある作業に関わった人の履歴を観測することはできるが、人と人の係わり合いやその人がその場所に居た明確な目的を判断するのは困難である。
本発明は、より詳細で情報量が多く、そのときの状況が判り易く、グループ全体で利用することができる行動履歴管理システムおよび行動履歴管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、人に関連付けられた携帯発信機のID情報と場所情報とその場所情報を取得した時間情報とを含む位置情報を送信する手段を備えた位置情報提供サーバと、該位置情報提供サーバより位置情報を受け取り、特定の時間帯に滞在していた場所とその時間帯に当該人物の近くにいた携帯発信機を備えた人を同時に記録するために、位置情報を受信しその属性ごとに切り分ける位置情報取得部、観測された時間や場所を含めログに適した形に整形するメッセージ解析部、一定時間ごとの位置情報と近くにいた人を含めたログを生成するログ生成部、ログ情報の表示用データを取得するログ整形部、及び行動履歴データベースを有する行動履歴管理装置と、該行動履歴管理装置とネットワークで接続されたクライアントと、を備えた行動履歴管理システムを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の行動履歴管理システムにおいて、行動履歴管理装置は、位置情報と特定の作業と共同作業者との関連付けを行い、その作業内容を自動的に推測する機能を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の行動履歴管理システムにおいて、行動履歴管理装置は、作業場所にいた時間を記録し、自動的に作業時間を算出する機能を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の行動履歴管理システムにおいて、クライアントは、行動履歴表示部を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の行動履歴管理システムにおける行動履歴管理装置を最も主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の行動履歴表示部を動作させる表示アプリケーションプログラムを最も主要な特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の表示アプリケーションプログラムと連携するスケジュール管理プログラムを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の行動履歴管理システムにおいて、行動履歴管理装置は、位置情報と特定の作業と共同作業者との関連付けを行い、その作業内容を自動的に推測する機能を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の行動履歴管理システムにおいて、行動履歴管理装置は、作業場所にいた時間を記録し、自動的に作業時間を算出する機能を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の行動履歴管理システムにおいて、クライアントは、行動履歴表示部を有する行動履歴管理システムを主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の行動履歴管理システムにおける行動履歴管理装置を最も主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の行動履歴表示部を動作させる表示アプリケーションプログラムを最も主要な特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の表示アプリケーションプログラムと連携するスケジュール管理プログラムを最も主要な特徴とする。
本発明の行動履歴管理システムにおいては、行動履歴に単なる位置情報のみならず周囲にいた人の情報を含めたより意味のある情報を付加することができる。
また、場所と作業と人とを結びつけ、自動的に作業内容と当時の状況を特定できるようになる。
また、自動的に特定の作業時間を集計し、勤務工数の管理を容易、かつ正確なものとすることができる。
また、場所と作業と人とを結びつけ、自動的に作業内容と当時の状況を特定できるようになる。
また、自動的に特定の作業時間を集計し、勤務工数の管理を容易、かつ正確なものとすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の実施形態に係る行動履歴管理システムの全体構成図である。以下、その構成を動作と併せて説明する。
この行動履歴管理システムのユーザーはそれぞれにユーザーを一意に識別可能な近距離無線通信装置を持ち、位置情報提供サーバ101はそれらの装置を通じてユーザーの位置情報を取得し、一定時間ごとに指定したユーザーID(UID)情報、最終観測時間、場所情報を含む位置情報を行動履歴管理装置107に送信する。
位置情報取得部102は位置情報を受信し、その属性ごとに切り分ける。メッセージ解析部103は観測された時間や場所を含め、ログに適した形に整形する。ログ生成部104は一定時間ごとの位置情報と近くにいた人を含めたログを生成するが、近くにいた人を決定する際には、定められた一定の時間内であって、存在した場所が同じである人のUIDを記録する。
これらのログは一まとまりになるまでの間には動的に書き換えられ、その時間の範囲を過ぎると書き換えが行われなくなる。書き換えられたデータはUID・時間・位置・場所の名前・近くに居た人の項目が行動履歴データベース(DB)109に格納される。位置情報取得部102、メッセージ解析部103ログ生成部104ログ整形部105行動履歴データベース106で行動履歴管理装置107が構築される。
行動履歴管理装置107とネットワークで接続されたクライアント108はユーザーからの指令を受け、ログ整形部105にアクセスし、ログ情報の表示用データを取得し、行動履歴表示部109にそれを表示する。行動履歴表示部109はスケジュール管理プログラム110と連携する機能を持ち、行動履歴と予定とを比較することができる。
位置情報提供サーバ101においては、RFIDやBluetooth、Zigbeeなどの近距離無線通信装置を身につけたユーザーと通信を行って該当する装置の位置を検知し、ユーザーを特定可能な位置情報を持つ。近距離無線通信により、どの部屋のどの位置にいたかと言う程度の情報が取得可能とする。
図1は本発明の実施形態に係る行動履歴管理システムの全体構成図である。以下、その構成を動作と併せて説明する。
この行動履歴管理システムのユーザーはそれぞれにユーザーを一意に識別可能な近距離無線通信装置を持ち、位置情報提供サーバ101はそれらの装置を通じてユーザーの位置情報を取得し、一定時間ごとに指定したユーザーID(UID)情報、最終観測時間、場所情報を含む位置情報を行動履歴管理装置107に送信する。
位置情報取得部102は位置情報を受信し、その属性ごとに切り分ける。メッセージ解析部103は観測された時間や場所を含め、ログに適した形に整形する。ログ生成部104は一定時間ごとの位置情報と近くにいた人を含めたログを生成するが、近くにいた人を決定する際には、定められた一定の時間内であって、存在した場所が同じである人のUIDを記録する。
これらのログは一まとまりになるまでの間には動的に書き換えられ、その時間の範囲を過ぎると書き換えが行われなくなる。書き換えられたデータはUID・時間・位置・場所の名前・近くに居た人の項目が行動履歴データベース(DB)109に格納される。位置情報取得部102、メッセージ解析部103ログ生成部104ログ整形部105行動履歴データベース106で行動履歴管理装置107が構築される。
行動履歴管理装置107とネットワークで接続されたクライアント108はユーザーからの指令を受け、ログ整形部105にアクセスし、ログ情報の表示用データを取得し、行動履歴表示部109にそれを表示する。行動履歴表示部109はスケジュール管理プログラム110と連携する機能を持ち、行動履歴と予定とを比較することができる。
位置情報提供サーバ101においては、RFIDやBluetooth、Zigbeeなどの近距離無線通信装置を身につけたユーザーと通信を行って該当する装置の位置を検知し、ユーザーを特定可能な位置情報を持つ。近距離無線通信により、どの部屋のどの位置にいたかと言う程度の情報が取得可能とする。
このシステムでは、ユーザーによる特別な動作なしに行動を記録し、ある程度の範囲の限定ができることが望ましいと言う理由から、サイズが小さく、かつ省消費電力のRFIDシステム、特にアクティブ方式のRFIDシステムを用いることが望ましい。
RFIDシステムのタグは大まかにICチップとアンテナから構成され、このアンテナを通じてデータの送受信を行う。また、RFIDタグには自らが電池を持ち電波を発信して通信を行うアクティブ方式と、アンテナを通じて外部から電源の供給を受けて稼働し、通信を行うパッシブ方式の2種類がある。
本発明の実施形態においてはいずれの方式を用いてもかまわないが、ユーザーによる特別な操作なしに位置を把握するには、通信距離が数mと長いアクティブ方式を採用することが望ましい。タグを取り付ける場合には、社員証や携帯電話のようにユーザーが常に持ち歩く物に取り付けることが望ましい。
RFIDの通信システムには複数のタグによる通信の混乱を避けるアンチコリジョンという機能がある。タグおよびリーダライタがこの機能を備えることにより、該RFIDシステムは複数のタグを一度に読み書きするマルチリードを実現する。
本発明においては、複数の人が同じ場所に存在することが当然考えられるため、このマルチリード機能を備えることが非常に重要である。RFIDシステムは、非常に速い処理速度があるため、リアルタイムに位置情報を取得することができる。
RFIDシステムのタグは大まかにICチップとアンテナから構成され、このアンテナを通じてデータの送受信を行う。また、RFIDタグには自らが電池を持ち電波を発信して通信を行うアクティブ方式と、アンテナを通じて外部から電源の供給を受けて稼働し、通信を行うパッシブ方式の2種類がある。
本発明の実施形態においてはいずれの方式を用いてもかまわないが、ユーザーによる特別な操作なしに位置を把握するには、通信距離が数mと長いアクティブ方式を採用することが望ましい。タグを取り付ける場合には、社員証や携帯電話のようにユーザーが常に持ち歩く物に取り付けることが望ましい。
RFIDの通信システムには複数のタグによる通信の混乱を避けるアンチコリジョンという機能がある。タグおよびリーダライタがこの機能を備えることにより、該RFIDシステムは複数のタグを一度に読み書きするマルチリードを実現する。
本発明においては、複数の人が同じ場所に存在することが当然考えられるため、このマルチリード機能を備えることが非常に重要である。RFIDシステムは、非常に速い処理速度があるため、リアルタイムに位置情報を取得することができる。
図2はログを取得する状況の一例を示す説明図である。また図3は位置情報ログを示す図表、図4は行動履歴を示す図表である。
会社には様々な人物が出入りする。通常社屋への立ち入りはIDカードなどである程度の制限をかけることができるが、社員以外であってもIDカードなどを所持し、自由に出入りを行うことができる人物が存在する。
セキュリティの観点から、このような社員以外の人物が一人で作業を行っている状態は好ましくない。そこで、その人の近くに誰がいたかが継続的に記録できれば、機密漏洩予防と記録の観点から見ても好ましい。
また、社内においては、その人の存在する位置により行動が自明である場合がある。例えば、会議室に居れば会議をしており、社内に居ない場合には外出である可能性が高い。また、実験室に居れば実験中であり、設計室などの部屋に居れば設計の作業中である可能性が高い。
自席に居る時間が限定されることで、その他の作業の工数もある程度明らかになる。それに加え、会議室や作業を行った場合、どのような人が一緒に居たかが分かれば、その情報から会議や作業の内容も当事者には容易に推測できるであろう。所属がわかれば他者から見ても推測が可能となる。
ログの間隔や位置情報を得る頻度は任意に設定できるが、例えば位置情報を取得する間隔を1分、ログの間隔が15分と設定した場合、10:00〜10:15の間、約15回の検索を受け、そのIDが最も多く検索された場所がその15分間の大体の居場所となる。他の人のログを同様に10:00〜10:15で調べ、同じ場所、あるいは近くにいたデータがあれば、そのデータのUIDがそのとき一緒に居た人となる。
会社には様々な人物が出入りする。通常社屋への立ち入りはIDカードなどである程度の制限をかけることができるが、社員以外であってもIDカードなどを所持し、自由に出入りを行うことができる人物が存在する。
セキュリティの観点から、このような社員以外の人物が一人で作業を行っている状態は好ましくない。そこで、その人の近くに誰がいたかが継続的に記録できれば、機密漏洩予防と記録の観点から見ても好ましい。
また、社内においては、その人の存在する位置により行動が自明である場合がある。例えば、会議室に居れば会議をしており、社内に居ない場合には外出である可能性が高い。また、実験室に居れば実験中であり、設計室などの部屋に居れば設計の作業中である可能性が高い。
自席に居る時間が限定されることで、その他の作業の工数もある程度明らかになる。それに加え、会議室や作業を行った場合、どのような人が一緒に居たかが分かれば、その情報から会議や作業の内容も当事者には容易に推測できるであろう。所属がわかれば他者から見ても推測が可能となる。
ログの間隔や位置情報を得る頻度は任意に設定できるが、例えば位置情報を取得する間隔を1分、ログの間隔が15分と設定した場合、10:00〜10:15の間、約15回の検索を受け、そのIDが最も多く検索された場所がその15分間の大体の居場所となる。他の人のログを同様に10:00〜10:15で調べ、同じ場所、あるいは近くにいたデータがあれば、そのデータのUIDがそのとき一緒に居た人となる。
図2と図3の位置情報ログにおいて、ユーザー001は10:01の時点では居室に居るが、10:02からは会議室に移動している。この後も継続して会議室にいたため、図4の行動履歴において、ユーザー001の10:00〜10:15の間の位置は会議室となる。また、この時間はユーザー002と003も会議室にいたため、行動履歴のログでは近くに居た人にユーザー002と003が登録される。
このようにして人が居た場所と一緒にいた相手を特定するが、ログはもっと時間間隔を狭く、または時間間隔を広くとってもかまわない。また、一緒に居た相手を同じ時間帯に居た人から判定する場合、場所の重複回数が一定の割合以上、などの条件を加味してもかまわない。
図5は行動履歴参照過程のフロー図である。ユーザーは、任意の端末から行動履歴プログラムにアクセスする(S1)。このとき、誰がアクセスしてきたかはユーザーIDとパスワードなどで判断してもよい。次に、ユーザーが行動履歴を参照したい日を選択する(S2)。表示の範囲は日単位、週単位、月単位のいずれか、あるいはユーザーが自由に選択することができてもかまわない。
次に、該当する表示範囲の間、1日分のログ(これには時間、場所、一緒に居た人を含む)を取得する(S3、S4)。また、任意のスケジュール管理プログラムへの連携手段を追加する(S5)。ログの取得とスケジュールソフトとの連携を繰り返し(S6)、表示が終了となる。
図6は表示アプリケーションの一例を示す図である。この場合、一週間の表示を例に取る。行動履歴表示部109は一週間の間の行動履歴を表示する。日時の欄にフォーカスを当てると、例えばその場所の名前と一緒に居た人が表示される。さらに、その日の工数として、場所に応じた作業内容が表示される。さらに、日付をクリックするなどするとスケジュール管理プログラム110と連携する。
スケジュール管理プログラム110と連携する方法は任意だが、例えばその日付ごとにリンクを張るというものでもよい。履歴が残っていなかった場合や場所のみでは記憶があいまいな場合には、スケジュール管理プログラム110と連携することでより正確な行動履歴を知ることができる。
このようにして人が居た場所と一緒にいた相手を特定するが、ログはもっと時間間隔を狭く、または時間間隔を広くとってもかまわない。また、一緒に居た相手を同じ時間帯に居た人から判定する場合、場所の重複回数が一定の割合以上、などの条件を加味してもかまわない。
図5は行動履歴参照過程のフロー図である。ユーザーは、任意の端末から行動履歴プログラムにアクセスする(S1)。このとき、誰がアクセスしてきたかはユーザーIDとパスワードなどで判断してもよい。次に、ユーザーが行動履歴を参照したい日を選択する(S2)。表示の範囲は日単位、週単位、月単位のいずれか、あるいはユーザーが自由に選択することができてもかまわない。
次に、該当する表示範囲の間、1日分のログ(これには時間、場所、一緒に居た人を含む)を取得する(S3、S4)。また、任意のスケジュール管理プログラムへの連携手段を追加する(S5)。ログの取得とスケジュールソフトとの連携を繰り返し(S6)、表示が終了となる。
図6は表示アプリケーションの一例を示す図である。この場合、一週間の表示を例に取る。行動履歴表示部109は一週間の間の行動履歴を表示する。日時の欄にフォーカスを当てると、例えばその場所の名前と一緒に居た人が表示される。さらに、その日の工数として、場所に応じた作業内容が表示される。さらに、日付をクリックするなどするとスケジュール管理プログラム110と連携する。
スケジュール管理プログラム110と連携する方法は任意だが、例えばその日付ごとにリンクを張るというものでもよい。履歴が残っていなかった場合や場所のみでは記憶があいまいな場合には、スケジュール管理プログラム110と連携することでより正確な行動履歴を知ることができる。
ある時間、会議室で会議をしていた場合、その周囲にいた人が分かると、それがどのような目的のミーティングであったか予想が容易になる。また、集まった人達の所属を特定することにより、会議の規模も推測することができる。スケジュール機能と連携することで抜け/もれを埋めることもでき、どのような業務にどれだけの時間を割いたかも容易に算出することができる。
近距離無線通信機器は、個人のID特定手段として保持する。深夜に作業を行う場合、あるいは社内の人間が出払っている間、例えば社外の人が一人で作業を行っている状況は好ましくない。本システムを利用することにより、その人の作業中に絶えず、誰か社内の人間が近くにいたかどうかを確実に、また容易に確認することができる。記録を取ることによる予防効果も期待できる。
近距離無線通信機器は、個人のID特定手段として保持する。深夜に作業を行う場合、あるいは社内の人間が出払っている間、例えば社外の人が一人で作業を行っている状況は好ましくない。本システムを利用することにより、その人の作業中に絶えず、誰か社内の人間が近くにいたかどうかを確実に、また容易に確認することができる。記録を取ることによる予防効果も期待できる。
101 位置情報提供サーバ、102 位置情報取得部、103 メッセージ解析部、104 ログ生成部、105 ログ整形部、106 行動履歴データベース、107 行動履歴管理装置、108 クライアント、109 行動履歴表示部
Claims (7)
- 人に関連付けられた携帯発信機のID情報と場所情報とその場所情報を取得した時間情報とを含む位置情報を送信する手段を備えた位置情報提供サーバと、該位置情報提供サーバより位置情報を受け取り、特定の時間帯に滞在していた場所とその時間帯に当該人物の近くにいた携帯発信機を備えた人を同時に記録するために、位置情報を受信しその属性ごとに切り分ける位置情報取得部、観測された時間や場所を含めログに適した形に整形するメッセージ解析部、一定時間ごとの位置情報と近くにいた人を含めたログを生成するログ生成部、ログ情報の表示用データを取得するログ整形部、及び行動履歴データベースを有する行動履歴管理装置と、該行動履歴管理装置とネットワークで接続されたクライアントと、を備えたことを特徴とする行動履歴管理システム。
- 請求項1記載の行動履歴管理システムにおいて、前記行動履歴管理装置は、位置情報、特定の作業、および共同作業者との関連付けを行い、その作業内容を自動的に推測することを特徴とする行動履歴管理システム。
- 請求項2記載の行動履歴管理システムにおいて、前記行動履歴管理装置は、作業場所にいた時間を記録し、自動的に作業時間を算出することを特徴とする行動履歴管理システム。
- 請求項3記載の行動履歴管理システムにおいて、前記クライアントは、行動履歴表示部を有することを特徴とする行動履歴管理システム。
- 請求項1記載の行動履歴管理システムにおける行動履歴管理装置。
- 請求項4記載の行動履歴表示部を動作させる表示アプリケーションプログラム。
- 請求項6記載の表示アプリケーションプログラムと連携するスケジュール管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068198A JP2006252207A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 行動履歴管理システム、行動履歴管理装置、表示アプリケーションプログラムおよびスケジュール管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068198A JP2006252207A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 行動履歴管理システム、行動履歴管理装置、表示アプリケーションプログラムおよびスケジュール管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37092633
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---|---|---|---|
JP2005068198A Pending JP2006252207A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 行動履歴管理システム、行動履歴管理装置、表示アプリケーションプログラムおよびスケジュール管理プログラム |
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---|---|---|---|---|
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-
2005
- 2005-03-10 JP JP2005068198A patent/JP2006252207A/ja active Pending
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