JP2014215587A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、固定部材で付設部材を鏡筒本体に固定する際に鏡筒本体に歪みや変形が生じた場合でも、その歪みや変形が既に接着剤によって取り付けられたレンズに影響を及ぼし難いレンズ鏡筒の提供を目的とする。
【解決手段】鏡筒本体2と、レンズ保持部材3と、付設部材4とを備える。鏡筒本体2は、レンズ保持部材3が接着剤9によって取り付けられたレンズ取付部5と、レンズ取付部5の周方向側に、付設部材4を取付ボルト8を介して支持した付設部材支持部6と、付設部材支持部6の周方向の両側に、付設部材支持部6をレンズ取付部5から切り離したスリット7とを備えている。又、付設部材支持部6は、接着剤9と非接触になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡筒に関するものである。
従来から、1又は2以上のレンズを保持しデジタルカメラ等に使用されるレンズ鏡筒が知られている。又、レンズ鏡筒として、例えばレンズを保持した第1レンズ保持部材が鏡筒本体に対して高精度に位置調整され、その調整後に、UV硬化樹脂等の接着剤で固着して高い光学性能を有するレンズ鏡筒が知られている。しかし、このようなレンズ鏡筒に、第1レンズ保持部材が接着剤で鏡筒本体に固着された後、例えば付設部材としての第2レンズ保持部材が、固定部材としての取付ボルトで鏡筒本体に取り付けられる場合には、鏡筒本体と第2レンズ保持部材との互いの取り付け部の寸法精度や加工精度のばらつき、或いは、取付ボルトの締め付けに伴い生じる歪みや変形によって、既に位置調整された第1レンズ保持部材に影響を及ぼして第1レンズ保持部材に保持されたレンズの光学性能を劣化させるおそれがある。
一方、特許文献1には、鏡筒本体が、周方向に沿って形成しレンズを取り付ける複数のレンズ取付部と、各レンズ取付部の周方向の両側に配設された凹部とを備え、これらの凹部によって、レンズ取付部に取り付けられたレンズが周囲の温度や湿度等の環境が変化してもレンズ取付部に取り付けられたレンズに影響が及び難くしたレンズ鏡筒が開示されている。
特開2005−215558号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたレンズ鏡筒では、レンズが取り付けられた後に、鏡筒本体に付設部材が固定部材である取付ボルトで取り付けられるような場合には、上述の場合と同様に、取付ボルトの締め付けに伴い生じる歪みや変形等によって、既に取り付けられたレンズに影響を及ぼして光学性能を劣化させるおそれがある。
本発明は、固定部材で付設部材を鏡筒本体に取り付ける際に鏡筒本体に歪みや変形が生じた場合でも、その歪みや変形が既に接着剤によって取り付けられたレンズに影響を及ぼし難いレンズ鏡筒の提供を目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、筒状の鏡筒本体と、1又は2以上のレンズを保持し前記鏡筒本体の軸方向の一端部に取り付けられた筒状のレンズ保持部材と、固定部材を介して前記鏡筒本体に取り付けられた付設部材とを備え、前記鏡筒本体は、前記レンズ保持部材が接着剤によって取り付けられたレンズ取付部と、前記レンズ取付部の周方向側に、前記付設部材を支持した付設部材支持部と、周方向における前記付設部材支持部と前記レンズ取付部との間に形成されたスリットと、を備え、前記付設部材支持部は、前記接着剤と非接触になっていることを特徴とする。
この構成によれば、周方向における付設部材支持部とレンズ取付部との間に形成されたスリットを備えているため、固定部材による付設部材支持部への付設部材の取り付けに際して付設部材支持部に歪みや変形が生じても、その生じた歪みや変形が付設部材支持部からレンズ取付部に伝達し難くできる。しかも、付設部材支持部は、接着剤と非接触になっているため、付設部材支持部に生じた歪みや変形が接着剤を介して付設部材支持部からレンズ取付部に伝達するおそれの少ないものにできる。
これにより、本発明のレンズ鏡筒は、既に接着剤によってレンズ取付部に取り付けられたレンズ保持部材が影響を受け難く、レンズ保持部材に保持されたレンズの光学性能が劣化するおそれ少ないものになる。
他の一態様では、筒状の鏡筒本体と、前記鏡筒本体の軸方向の一端部に取り付けられた1又は2以上のレンズと、固定部材を介して前記鏡筒本体に取り付けられた付設部材とを備え、前記鏡筒本体は、前記レンズが接着剤によって取り付けられたレンズ取付部と、前記レンズ取付部の周方向側に、前記付設部材を支持した付設部材支持部と、周方向における前記付設部材支持部と前記レンズ取付部との間に形成されたスリットと、を備え、前記付設部材支持部は、前記接着剤と非接触になっていることを特徴とする。
この構成によれば、周方向における付設部材支持部とレンズ取付部との間に形成されたスリットを備えているため、固定部材による付設部材支持部への付設部材の取り付けに際して付設部材支持部に歪みや変形が生じても、その生じた歪みや変形が付設部材支持部からレンズ取付部に伝達し難くできる。しかも、付設部材支持部は、接着剤と非接触になっているため、付設部材支持部に生じた歪みや変形が接着剤を介して付設部材支持部からレンズ取付部に伝達するおそれの少ないものにできる。
これにより、本発明のレンズ鏡筒は、既に接着剤によってレンズ取付部に取り付けられたレンズが影響を受け難く、レンズの光学性能が劣化するおそれの少ないものになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記固定部材は、取付ボルトであり、前記付設部材支持部は、前記取付ボルトと螺合したネジ孔を備え、前記付設部材は、前記取付ボルトと係止した係止部を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、取付ボルトによって締結すると、レンズ取付部に歪みや変形を起こし易いため、本発明のレンズ鏡筒は、取付ボルトを用いて鏡筒本体に付設部材を取り付ける場合に適したものにできる。また、本発明のレンズ鏡筒は、取付ボルトによって鏡筒本体に付設部材を着脱する場合にも適したものにできる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記レンズ取付部は、前記レンズ保持部材又は前記レンズを当て止めした当て止め部を備え、前記当て止め部は、前記鏡筒本体の内周における前記鏡筒本体の軸方向の一端面から距離を隔てた深さ位置に、前記内周から径方向内側に突設され、前記スリットは、前記鏡筒本体の軸方向の一端面からの距離が前記前記当て止め部の前記深さよりも長くなるように、前記鏡筒本体の軸方向の一端面から切り込まれていることを特徴とする。
この構成によれば、付設部材支持部に歪みや変形が生じても、その生じた歪みや変形がより一層、付設部材支持部からレンズ取付部に伝達し難いものにできる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記付設部材支持部は、その外周面から径方向外側とその内周面から径方向内側との少なくとも一方側に突出するようにして前記鏡筒本体の軸方向に沿って延ばされたリブを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、リブによって、付設部材支持部の強度を増すことができ、固定部材による付設部材支持部への付設部材の取り付けに際して生じる付設部材支持部の歪みや変形が抑えられる。
これにより、本発明のレンズ鏡筒は、既に接着剤によってレンズ取付部に取り付けられたレンズが、より影響を受け難くなり、より一層、レンズの光学性能が劣化するおそれの少ないものになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記鏡筒本体に一端部の周方向における前記レンズ取付部の全長さ領域は、その周方向における前記付設部材支持部の全長さ領域よりも長いことを特徴とする。
この構成によれば、レンズ取付部に取り付けられたレンズ保持部材又はレンズの接着強度が高められ、レンズ保持部材又はレンズがレンズ取付部から外れるおそれの少ないものになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記付設部材は、前記固定部材を係止した係止部と、前記係止部を挟んだ周方向の両側に、切り欠きを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、切り欠きによって係止部を歪み易く又は変形し易いものにでき、固定部材による付設部材支持部への付設部材の取り付けに際して係止部に歪みや変形が生じ、付設部材支持部の歪みや変形が抑えられる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記レンズ保持部材は、前記付設部材支持部と径方向に対向する付設部材支持部用対向部を備え、前記付設部材支持部用対向部は、前記対向した付設部材支持部と付設部材支持部用対向部との間に隙間が形成できるように、前記レンズ保持部材の外周から径方向内側に凹まされるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、付設部材支持部は接着剤から確実に非接触にされる。また、付設部材支持部用対向部がレンズ保持部材の外周から径方向内側に凹まされるように形成されているため、作業者が誤って付設部材支持部用対向部に接着剤を塗布してしまうおそれが少ないものになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記レンズ取付部は、前記鏡筒本体の内周に、前記鏡筒本体の周方向に沿って形成された接着用部を備え、前記接着剤は、少なくとも前記接着用部と前記レンズ保持部材の外周との間に介在するように配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、形状的に強度が十分に確保できる鏡筒本体の内周にレンズ保持部材を取り付けることができる。又、接着剤を鏡筒本体の内周に沿って塗布すればよく、塗布作業は容易なものになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記レンズ取付部は、前記鏡筒本体の内周に、前記鏡筒本体の周方向に沿って形成された接着用部を備え、前記接着剤は、少なくとも前記接着用部と前記レンズの外周との間に介在するように配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、形状的に強度が十分に確保できる鏡筒本体の内周にレンズを取り付けることができる。又、接着剤を鏡筒本体の内周に沿って塗布すればよく、塗布作業は容易なものになる。
本発明のレンズ鏡筒は、固定部材で付設部材を鏡筒本体に固定する際に鏡筒本体に歪みや変形が生じた場合でも、その歪みや変形が既に接着剤によって取り付けられたレンズに影響を及ぼし難い。
(a)は、本発明の第1実施形態のレンズ鏡筒の斜視図、(b)は、図1(a)のレンズ鏡筒の分解斜視図、(c)は、図1(a)のレンズ鏡筒の断面図である。 (a)は、図1のレンズ鏡筒に用いられる鏡筒本体の斜視図、(b)は、図2(a)の鏡筒本体の背面図、(c)は、図2(a)の鏡筒本体の平面図、(d)は、図2(a)の鏡筒本体の側面図である。 図2(b)の要部拡大背面図である。 (a)は、図1(a)のレンズ鏡筒に用いられるレンズ保持部材を鏡筒本体に組み付けた状態の斜視図、(b)は、図4(a)の背面図である。 図4(b)の要部拡大背面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態のレンズ鏡筒の斜視図、(b)は、図6(a)のレンズ鏡筒の背面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態のレンズ鏡筒の斜視図、(b)は、図7(a)のレンズ鏡筒の分解斜視図、(c)は、図7(a)のレンズ鏡筒の断面図である。 (a)は、第3実施形態の鏡筒本体の斜視図、(b)は、図8(a)の鏡筒本体の背面図、(c)は、図8(a)の鏡筒本体の平面図、(d)は、図8(a)の鏡筒本体の側面図である。 図8(b)の要部拡大背面図である。 (a)は、第3実施形態のレンズ鏡筒に用いられるレンズを鏡筒本体に組み付けた状態の斜視図、(b)は、図10(a)の背面図である。 図10(b)の要部拡大背面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、本発明の第1実施形態のレンズ鏡筒の斜視図、図1(b)は、図1(a)のレンズ鏡筒の分解斜視図、図1(c)は、図1(a)のレンズ鏡筒の断面図である。又、図2(a)は、図1のレンズ鏡筒に用いられる鏡筒本体の斜視図、図2(b)は、図2(a)の鏡筒本体の背面図、図2(c)は、図2(a)の鏡筒本体の平面図、図2(d)は、図2(a)の鏡筒本体の側面図である。尚、図のX方向を前方側(対物側)とし、図のY方向を後方側(像側)として説明する。
第1実施形態のレンズ鏡筒1は、筒状の鏡筒本体2と、鏡筒本体2に取付けられたレンズ保持部材3及び付設部材4とを備えている。
鏡筒本体2は、この実施形態では、軸方向の前部の内周に、1又は2以上のレンズからなる第1レンズ21を固定的に保持している。又、鏡筒本体2は、軸方向の後端部(一端部)に、レンズ保持部材3が取り付けられたレンズ取付部5を有する複数(この実施形態では3つ)のレンズ取付片5aと、付設部材4を支持した複数(この実施形態では3つ)の付設部材支持部6と、複数のスリット7とを備えている。
各レンズ取付片5aは、後面視で円弧状を呈している。そして、レンズ取付片5aは、鏡筒本体2の周方向に沿って等間隔に配設されている。
レンズ取付部5は、各レンズ取付片5aの内周側における後端面から所定の距離を隔てた深さ位置に形成されている。
このレンズ取付部5は、レンズ保持部材3を当て止めする当て止め部51と、レンズ保持部材3を接着剤によって接着した接着用部52とを備えている。
当て止め部51は、鏡筒本体2の内周における接着用部52から径方向内側に突出されるようにして形成されている。この実施形態では、四角柱状の複数の突片51aの後端面に形成されている。
詳しくは、各突片51aは、鏡筒本体2の内周から径方向内側に突出されるようにして、鏡筒本体2の軸方向に沿って延されている。このように構成された突片51aが、鏡筒本体2の周方向に沿って、所定の間隔をもって複数、配設されている。そして、それらの突片51aの後端面全体で当て止め部51をなしている。
接着用部52は、鏡筒本体2の内周における当て止め部51と隣接する位置に、後述の互いに周方向に隣接する2つのスリット7同士の間に、周方向に沿って形成されている。
付設部材支持部6は、周方向に隣接する2つのレンズ取付片5aの間に配設されている。尚、付設部材支持部6は、3つから構成されるものに限らず、複数から構成されればよく、適宜変更できる。
各付設部材支持部6は、後端面が付設部材4を受ける受け面60をなしており、その受け面60に、固定部材としての取付ボルト8と螺合されるネジ孔61が設けられている。又、各付設部材支持部6は、周方向の両端に、リブ62を備えている。
これらのリブ62は、付設部材支持部6の強度を高めるためのもので、この実施形態では、各リブ62は、付設部材支持部6の内周から径方向内側に突出するようにして、鏡筒本体2の軸方向に沿って、付設部材支持部6の前端から後端までの範囲に形成されている。尚、リブ62は、付設部材支持部6の内周から径方向内側に突出される形態のものに限らず、例えば付設部材支持部6の外周から径方向外側に突出するもの、或いは、付設部材支持部6の外周から径方向外側に突出するとともに、付設部材支持部6の内周から径方向内側に突出するものでもよく、適宜変更できる。
又、このように構成された3つの付設部材支持部6の周方向の長さの合計は、3つのレンズ取付部5の周方向の長さの合計よりも短くなるように設定されている。即ち、鏡筒本体2の一端部の周方向におけるレンズ取付部5の全長さ領域は、その周方向における付設部材支持部6の全長さ領域よりも長くなるように形成されている。
スリット7は、付設部材支持部6をレンズ取付部5から切り離すためのもので、鏡筒本体2の周方向に付設部材支持部6とレンズ取付部5との間に配設されている。このスリット7は、鏡筒本体2の後端面から、所定の幅で、鏡筒本体2の軸方向に沿って前方側に所定の長さ(深さ)で形成されている。
又、この実施形態では、鏡筒本体2の後端面からのスリット7の長さL1は、当て止め部51の鏡筒本体2の後端面からの深さL2よりも長くなるように形成されている。
レンズ保持部材3は、円筒状の保持枠31と、保持枠31の内周側に固定的に保持された1又は2以上のレンズからなる第2レンズ32とを備えている。保持枠31は、その外周径が、レンズ取付部5の接着用部52の径よりやや小さい程度に形成され、接着用部52に入り込むことができるようになっている。
又、保持枠31は、外周における付設部材支持部6に対応する位置に、付設部材支持部6のそれぞれと径方向に対向する付設部材支持部用対向部31aを備えている。
付設部材支持部用対向部31aは、付設部材支持部6を受容できるように、レンズ保持部材3の外周から径内側に窪まされるようにして形成されている。
詳しくは、付設部材支持部用対向部31aは、図5に示すように、付設部材支持部6の周方向の幅よりも広い幅で、付設部材支持部6のリブ62との径方向の間に隙間31bができるように形成されている。これにより、レンズ保持部材3がレンズ取付部5に取付けられた状態で、付設部材支持部6に径方向内側から隙間31bを隔てて対向するようになっている。
付設部材4は、この実施形態では、図1に示すように円筒状の保持枠41と、保持枠41の内周側に固定的に保持された1又は2以上のレンズからなる第3レンズ42とを備えている。
保持枠41は、外径が、鏡筒本体2の軸方向の後端部の外径と同程度に形成され、レンズ取付部5及び付設部材支持部6を後方側から覆うようになっている。
そして、この保持枠41は、外周部における付設部材支持部6のネジ孔61に対応する位置に、取付ボルト8を係止する係止部41a、41bを備え、取付ボルト8を介して鏡筒本体2に着脱自在に取り付けられている。
この係止部は、取付ボルト8の軸部を挿通する挿通孔41aと、挿通孔41aの周縁部に形成され取付ボルト8の頭部を受ける頭部受け部41bとを備えている。
以上のように構成されたレンズ鏡筒1は、次のようにして組みつけられる。
まず、レンズ取付部5の接着用部52とレンズ保持部材3の外周との一方又は両方に接着剤9が塗布される。使用される接着剤9(図5に図示)は、種類等は特に限定されず、例えばUV硬化樹脂等のエネルギー硬化型接着剤が使用可能である。
そのレンズ保持部材3の外周に接着剤が塗布される際、付設部材支持部用対向部31aがレンズ保持部材3の外周から凹んでいるため、作業者が誤って付設部材支持部用対向部31aに接着剤を塗布することを防止できる。
その後、図4、図5に示すように、レンズ保持部材3がレンズ取付部5の接着用部52に、当て止め部51に当て止めされるまで入れられる。この状態で、レンズ保持部材3の鏡筒本体2に対する軸方向(光軸方向)の位置が決められた状態になる。そして、この状態から、図示しない径方向位置調整装置を用いて、レンズ保持部材3の径方向の位置が調整され、その調整後、接着剤9が硬化される。
この状態で、付設部材支持部用対向部31aと付設部材支持部6と間に隙間31bが形成され、その隙間31bに、接着剤9は配設されておらず、付設部材支持部6は、非接触になっている。
次に、図1(a)(b)に示すように、付設部材4が、接着されたレンズ保持部材3の後方側から、調整ワッシャ40を介してレンズ保持部材3を覆うように配設される。そして、その状態で、係止部の挿通孔41aに取付ボルト8の軸部が挿通され、その挿通された軸部が付設部材支持部6のネジ孔61に螺合されて締め付けられる。尚、調整ワッシャ40は、付設部材4の鏡筒本体2に対する軸方向の位置を調整するためのものである。
この取付ボルト8の締め付けに際し、取付ボルト8の頭部が頭部受け部41bを介して付設部材支持部6の受け面60を前方側に押圧する。そのため、付設部材支持部6が歪みや変形を起こす。又、取付ボルト8の軸部が付設部材支持部6のネジ孔61に螺合される際も、挿通孔41aとネジ孔61との寸法誤差等による位置ずれのために、付設部材支持部6が歪みや変形を起こす。
しかし、付設部材支持部6は、リブ62を備えているため、リブ62を有しない場合に較べて高強度になっており、その変形が抑えられる。又、付設部材支持部6は、スリット7によってレンズ取付部5から切り離されているため、付設部材支持部6の歪みや変形がレンズ取付部5に伝達し難い。又、付設部材支持部6は、接着剤9と非接触になっているため、硬化した接着剤9を介して付設部材支持部6の歪みや変形がレンズ取付部5に伝達されない。
従って、レンズ取付部5は、付設部材支持部6の歪みや変形の影響を受けず、位置調整された第2レンズが付設部材支持部6の歪みや変形によって位置ずれを起こすようなことを防止できる。
次に、第2実施形態のレンズ鏡筒100について、図6に基いて説明する。第2実施形態のレンズ鏡筒100は、先の第1実施形態のものと同様に、鏡筒本体102と、鏡筒本体102に取付けられたレンズ保持部材及び付設部材104とを備えている。鏡筒本体102と、レンズ保持部材とは、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
付設部材104は、保持枠141と、保持枠141の内周側に固定的に保持された1又は2以上のレンズからなる第3レンズ142とを備えている。
保持枠141は、先の第1実施形態のものと同様に、外周部に、取付ボルト108を係止した3つの係止部141a、141bを備えている。これらの係止部141a、141bは、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
又、この第2実施形態の保持枠141は、各係止部141a、141bを挟んで周方向の両側に、切り欠き143を備えている。
切り欠き143は、所定の幅で、保持枠141の外周から径方向内側に所定の長さで切り込まれるようにして形成されている。第2実施形態のその他は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
このように構成された第2実施形態では、先の第1実施形態の作用効果に加え、取付ボルト108の締め付けに際し、係止部141a、141bが歪みや変形を起こし、付設部材支持部106の歪みや変形を抑えることができる。
従って、レンズ取付部5は、付設部材支持部6の歪みや変形の影響をより一層、受けず、位置調整された第2レンズが付設部材支持部6の歪みや変形によって位置ずれを起こすようなことを、より確実に防止できる。
次に、第3実施形態のレンズ鏡筒200について、図7〜図11に基いて説明する。第3実施形態のレンズ鏡筒200は、図7に示すように、鏡筒本体202と、鏡筒本体202に取付けられた1又は2以上のレンズからなるレンズ203及び付設部材204とを備えている。付設部材204は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
鏡筒本体202は、先の第1実施形態のものと同様に、レンズ取付部205の当て止め部251を、1つのレンズ取付片205aについて1つ、備えている。
レンズ203は、この第3実施形態では、先の第1実施形態のように保持枠31に保持されることなく、直接、レンズ取付部205の当て止め部251に当て止めされてレンズ取付部205の接着用部252に接着剤209を介して取り付けられている。
レンズ203は、外周面と付設部材支持部206のリブ262との径方向の間に隙間231bができるような大きさに形成されている。
このように構成された第3実施形態では、レンズ取付部205の接着用部252とレンズ203の外周面との一方又は両方に接着剤209が塗布される。
その後、レンズ203がレンズ取付部205の接着用部252に、当て止め部251に当て止めされるまで入れられる。この状態で、レンズ203の鏡筒本体202に対する軸方向の位置が決められ、その状態から、先の第1実施形態と同様に、図示しない径方向位置調整装置を用いて、レンズ203の径方向の位置が調整され、その調整後、接着剤209が硬化される。
この状態においても、レンズ203の外周と付設部材支持部206と間に隙間231bが形成され、その隙間231bに、接着剤209は配設されておらず、付設部材支持部206は、接着剤209と非接触になっている。
次に、図7に示すように、付設部材204が、接着されたレンズ203の後方側から、調整ワッシャ240を介してレンズ203を覆うように配設される。そして、その状態で、付設部材204の係止部の挿通孔241aに取付ボルト208の軸部が挿通されてその軸部が付設部材支持部206のネジ孔261に螺合されて締め付けられる。
この場合においても、取付ボルト208の締め付けに際し、挿通孔241aとネジ孔261との寸法誤差等による位置ずれ、或いは、付設部材支持部206の受け面260を前方側に押圧し、付設部材支持部206が歪みや変形を起こすが、付設部材支持部206は、リブ262によって、その変形が抑えられる。
又、付設部材支持部206は、スリット207によってレンズ取付部205から切り離されているため、付設部材支持部206の歪みや変形がレンズ取付部205に伝達し難い。又、付設部材支持部206は、接着剤209と非接触になっているため、硬化した接着剤209を介して付設部材支持部206の歪みや変形がレンズ取付部205に伝達されない。
従って、レンズ取付部205は、付設部材支持部206の歪みや変形の影響を受けず、位置調整されたレンズ203が付設部材支持部206の歪みや変形によって位置ずれを起こすようなことが防止される。
尚、上記実施形態では、鏡筒本体は、レンズを保持しているが、この形態のものに限らず、鏡筒本体はレンズを保持しないものでもよく、適宜変更できる。又、付設部材についても、上記実施形態では、レンズを保持しているが、付設部材はレンズを保持する形態のものに限らず、レンズを保持しないものでもよく、適宜変更できる。
また、上記実施形態では、固定部材は、取付ボルトから構成されたが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば固定部材は、カシメピン等から構成されてもよい。
1、100、200 レンズ鏡筒
2、102、202 鏡筒本体
3 レンズ保持部材
4、104、204 付設部材
5、205 レンズ取付部
6、206 付設部材支持部
7、207 スリット
8、108、208 取付ボルト(固定部材)
203 レンズ
62、262 リブ

Claims (10)

  1. 筒状の鏡筒本体と、1又は2以上のレンズを保持し前記鏡筒本体の軸方向の一端部に取り付けられた筒状のレンズ保持部材と、固定部材を介して前記鏡筒本体に取り付けられた付設部材とを備え、
    前記鏡筒本体は、前記レンズ保持部材が接着剤によって取り付けられたレンズ取付部と、前記レンズ取付部の周方向側に、前記付設部材を支持した付設部材支持部と、周方向における前記付設部材支持部と前記レンズ取付部との間に形成されたスリットと、を備え、
    前記付設部材支持部は、前記接着剤と非接触になっていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 筒状の鏡筒本体と、前記鏡筒本体の軸方向の一端部に取り付けられた1又は2以上のレンズと、固定部材を介して前記鏡筒本体に取り付けられた付設部材とを備え、
    前記鏡筒本体は、前記レンズが接着剤によって取り付けられたレンズ取付部と、前記レンズ取付部の周方向側に、前記付設部材を支持した付設部材支持部と、周方向における前記付設部材支持部と前記レンズ取付部との間に形成されたスリットと、を備え、
    前記付設部材支持部は、前記接着剤と非接触になっていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 前記固定部材は、取付ボルトであり、
    前記付設部材支持部は、前記取付ボルトと螺合したネジ孔を備え、
    前記付設部材は、前記取付ボルトと係止した係止部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ取付部は、前記レンズ保持部材又は前記レンズを当て止めした当て止め部を備え、
    前記当て止め部は、前記鏡筒本体の内周における前記鏡筒本体の軸方向の一端面から距離を隔てた深さ位置に、前記内周から径方向内側に突設され、
    前記スリットは、前記鏡筒本体の軸方向の一端面からの距離が前記前記当て止め部の前記深さよりも長くなるように、前記鏡筒本体の軸方向の一端面から切り込まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記付設部材支持部は、その外周面から径方向外側とその内周面から径方向内側との少なくとも一方側に突出するようにして前記鏡筒本体の軸方向に沿って延ばされたリブを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記鏡筒本体の一端部の周方向における前記レンズ取付部の全長さ領域は、その周方向における前記付設部材支持部の全長さ領域よりも長いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記付設部材は、前記固定部材を係止した係止部と、前記係止部を挟んだ周方向の両側に、切り欠きを備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記レンズ保持部材は、前記付設部材支持部と径方向に対向する付設部材支持部用対向部を備え、
    前記付設部材支持部用対向部は、前記対向した付設部材支持部と付設部材支持部用対向部との間に隙間が形成できるように、前記レンズ保持部材の外周から径方向内側に凹まされるように形成されていることを特徴とする請求項1又は3〜7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記レンズ取付部は、前記鏡筒本体の内周に、前記鏡筒本体の周方向に沿って形成された接着用部を備え、
    前記接着剤は、少なくとも前記接着用部と前記レンズ保持部材の外周との間に介在するように配設されていることを特徴とする請求項1又は3〜8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記レンズ取付部は、前記鏡筒本体の内周に、前記鏡筒本体の周方向に沿って形成された接着用部を備え、
    前記接着剤は、少なくとも前記接着用部と前記レンズの外周との間に介在するように配設されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
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