JP2014214497A - 木質梁接合構造及び木質梁接合方法 - Google Patents

木質梁接合構造及び木質梁接合方法 Download PDF

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武 河内
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誠 木村
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Tomoki Hama
智貴 濱
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Abstract

【課題】木質梁を柱あるいは梁に接合する場合、簡易な構成でこの接合部分に必要な耐力を確保することができる木質梁接合構造及び木質梁接合方法を提供すること。
【解決手段】一対の木質梁3の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼1aのウエブ4を挟み込み、ウエブ4とフランジ5とによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁3とウエブ4との接合部分をドリフトピン10で接合し、木質梁3とフランジ5との間に埋木6を圧入配置する。
【選択図】図2

Description

この発明は、木質梁を柱あるいは梁に接合する場合、簡易な構成でこの接合部分に必要な耐力を確保することができる木質梁接合構造及び木質梁接合方法に関する。
従来から、木質柱の側面部に木質梁の端部を接合する場合、単に接合するだけでなく、各構造部材間の引張力をスムーズに伝達させるため、特殊形状の専用の接合金物が用いられていた。
また、H形鋼などの形鋼梁の端部を柱に接合する場合、形鋼梁の端部にプレートなどの接合金物を溶接またはボルト止めし、この接合金物を柱の側面部にボルト締結し、形鋼梁の端部を柱の側面部に間接的に引張接合するものがある。ここで、特許文献1では、木質部材をH形鋼のウエブの両側に対称に取り付け、このウエブを挟んで双方に釘を打ち付けることにより、木質部材をH形鋼に簡単に取り付ける構造が記載されている。
一方、特許文献2には、木製梁を柱に接合する場合、木製梁が挿入可能な受け鋼梁を設け、この受け鋼梁の一端を柱に埋め込んで他端を柱から側方に向けて突出配置し、木製梁の外面および受け鋼梁の内面にそれぞれ平行状の凹凸溝を形成し、木製梁を受け鋼梁に挿入して木製梁と受け鋼梁の平行状の各凹凸溝を嵌合させ、木製梁と受け鋼梁との間の隙間に硬化材を充填するものが記載されている。これによって、ボルトやドリフトピンなどを用いず、木製梁を柱に簡易に接合することができる。
特開2005−256481号公報 特開2012−219586号公報 特開2008−115608号公報 特開平8−284310号公報 特開2000−234444号公報
しかしながら、ボルトやドリフトピンと鋼板を介して木質梁を柱梁(RC、鋼製、または木製)に接合する接合部や、ラグスクリューボルトなどによって木質梁を柱梁(RC、鋼製、または木製)に接合する接合部は、木材部分の割れ発生に伴い、急激に接合部の耐力が低下する。そして、接合部には脆弱的な破壊が生じてしまう。
この接合部の破壊を防止するのに必要な耐力を確保するためには、構造設計上、建築規模の増大とともに、ボルトやドリフトピンやラグスクリューボルトなどの多量の金物が必要となる。このため、接合部の組み立てに時間と労力とがかかるという問題点があった。
一方、接合部に多量の金物を使用しないようにすると、接合部に多数の溝等を形成しておく必要があり、接合部の形状が複雑になるという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、木質梁を柱あるいは梁に接合する場合、簡易な構成でこの接合部分に必要な耐力を確保することができる木質梁接合構造及び木質梁接合方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる木質梁接合構造は、木質梁を柱あるいは梁に接合する木質梁接合構造であって、一対の木質梁の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼のウエブを挟み込み、前記ウエブとフランジとによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁と前記ウエブとの接合部分をボルト止めあるいはドリフトピン止めし、前記木質梁と前記フランジとの間に埋木を圧入配置することを特徴とする。
また、この発明にかかる木質梁接合方法は、木質梁を柱あるいは梁に接合する木質梁接合方法であって、一対の木質梁の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼のウエブを挟み込み、前記ウエブとフランジとによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁と前記ウエブとの接合部分をボルト止めあるいはドリフトピン止めし、前記木質梁と前記フランジとの間に埋木を圧入配置することを特徴とする。
この発明によれば、一対の木質梁の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼のウエブを挟み込み、前記ウエブとフランジとによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁と前記ウエブとの接合部分をボルト止めあるいはドリフトピン止めし、前記木質梁と前記フランジとの間に埋木を圧入配置するようにしているので、H形鋼のウエブと木質梁との間のボルト止めあるいはドリフトピン止めによる剛性と、木質梁の上下端面とフランジとの間に配置される埋木による木質梁の上下端面へのめり込み剛性とによって、H形鋼と木質梁とが粘りのある半剛接合がなされ、簡易な構成で接合部分に必要な耐力を確保することができる。
図1は、この発明の実施の形態である木質梁接合構造を示す平面図である。 図2は、図1に示した木質梁接合構造のA−A線断面図である。 図3は、図1に示した木質梁接合構造の組み立て工程の一部を示す斜視図である。 図4は、図2に示した埋木近傍であるB部の動作を説明する説明図である。 図5は、木質梁と木質梁との木質梁接合構造を示す側面図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の実施の形態である木質梁接合構造を示す平面図である。また、図2は、図1に示した木質梁接合構造のA−A線断面図である。さらに、図3は、図1に示した木質梁接合構造の組み立て工程の一部を示す斜視図である。図1〜図3において、まず、断面が十字形状を形成する木質柱2は、柱梁接合部1の中央部に設けられた断面が十字形状の柱貫通孔1bに嵌め込まれる。そして、柱梁接合部1は、木質柱2の所定位置でボルトやドリフトピンなどで結合される。
柱梁接合部1は、木質柱2に対して垂直な水平方向の四方に向かって4つのH形鋼1aが立設されている。図3に示すように、一対の木質梁3は、各H形鋼1aのウエブ4の両面を挟み込むように配置される。すなわち、一対の木質梁3の端部側部分は、H形鋼1aのウエブ4と一対のフランジ5とによって形成される溝部4aを埋めるように、溝部4aに沿って配置される。この場合、木質梁3の幅と溝部4aとの深さとは同じであることが好ましい。
図2に示すように、各H形鋼1aと木質梁3との接合部分は、複数のドリフトピン10によって結合されている。なお、ドリフトピン10に替えてボルト止めしてもよい。
ここで、図2に示すように、木質梁3の上端面とフランジ5との間および木質梁3の下端面とフランジ5との間には、それぞれ複数の埋木6が圧入配置される。埋木6の厚さは、木質梁3の上下端面とフランジ5との間の間隙に比して大きく、埋木6は、この間隙に圧入される。一般に、H形鋼1aでは、ウエブ4とフランジ5との接合部分は、強度補強のため曲率をもっている。したがって、木質梁3の上下端面とフランジ5との間の間隙は、この曲率をもった膨らみ部分に対応した幅とすることが好ましい。そして、木質梁3の上下端面とフランジ5との間の隙間に埋木6を圧入配置することによって、木質梁3とH形鋼1aとの間の抵抗が増し、接合強度を大きくすることができる。
図4は、図2に示した埋木近傍であるB部の動作を説明する説明図である。図4に示すように、木質梁3の上下端面とフランジ5との間に配置される埋木6は、木質梁3の上下端面と埋木6とフランジ5との間の応力伝達に伴って、埋木6が木質梁3の上下端面にめり込みことによる、めり込み抵抗が生じる。ここで、木質梁3が曲げモーメントを受けて変形すると、木質梁3の上下端面と埋木6とフランジ5との間の応力伝達に伴って、埋木6が木質梁3の上下端面にめり込み抵抗が生じるため、木質梁3が大きく変形したとき、木質梁3とH形鋼1aとの接合部分の脆弱的な破壊を防止する耐性を確保することができる。
なお、図2において、埋木6のH形鋼1aの長手方向の幅t1,t2は、同一であってもよいし、異なっていてもよく、埋木6が配置される距離L1,L2などによって調整することができる。また、埋木6が配置される距離L1,L2も調整することができる。すなわち、H形鋼1aの剛性や長さLなどによって、埋木6の数量、距離L1,L2、幅t1,t2を調整することができる。
この実施の形態では、H形鋼1aのウエブ4と木質梁3との間のドリフトピン10による剛性と、木質梁3の上下端面とフランジ5との間に配置される埋木6による木質梁3の上下端面へのめり込み剛性とによって、H形鋼1aと木質梁3とは、粘りのある半剛接合が実現される。
特に、ドリフトピン10による抵抗力に加えて、埋木6の木質梁3へのめり込み抵抗が付加されるため、木質梁3とH形鋼1aとの接合部分のドリフトピン10の数量を低減することができる。この結果、接合部の組み立てを一層簡略化することができる。なお、ドリフトピン10に替えてボルト止めした場合も、ボルトの数量を低減することができる。
ここで、このH形鋼1aと一対の木質梁3との接合構造は、図5に示すように、木質梁3と木質梁3との間の接合にも用いることができる。この場合のH形鋼1aは、図1〜3に示したH形鋼1aに比べて2倍強の長さを有する。各一対の木質梁3は、図5に示したH形鋼1aの両端部から、ウエブ4の両面を挟み込み、ドリフトピン10でH形鋼1aと木質梁3とを結合する。そして、埋木6は、フランジ5と木質梁3との間に圧入配置される。これによって、図5に示したH形鋼1aと木質梁3とは、半剛接合される。
なお、上述した木質柱2は、木製に限らず、RC、鋼製であってもよいし、木材、RC材、鋼材を組み合わせた混合部材であってもよい。
また、上述した木質梁3は、無垢材、合わせ梁材、集成材、LVL(Laminated Veneer Lumber)材などのいずれであってもよい。
さらに、木質梁3の周囲に化粧版を取り付けるようにしてもよい。
1 柱梁接合部
1a H形鋼
1b 柱貫通孔
2 木質柱
3 木質梁
4 ウエブ
4a 溝部
5 フランジ
6 埋木
10 ドリフトピン
L H形鋼の長さ
L1,L2 埋木の距離
t1、t2 埋木の幅

Claims (2)

  1. 木質梁を柱あるいは梁に接合する木質梁接合構造であって、
    一対の木質梁の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼のウエブを挟み込み、前記ウエブとフランジとによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁と前記ウエブとの接合部分をボルト止めあるいはドリフトピン止めし、前記木質梁と前記フランジとの間に埋木を圧入配置することを特徴とする木質梁接合構造。
  2. 木質梁を柱あるいは梁に接合する木質梁接合方法であって、
    一対の木質梁の端部側部分で、柱梁部分に配置されたH形鋼のウエブを挟み込み、前記ウエブとフランジとによって形成される溝部に沿って該溝部を埋めるように配置して、各木質梁と前記ウエブとの接合部分をボルト止めあるいはドリフトピン止めし、前記木質梁と前記フランジとの間に埋木を圧入配置することを特徴とする木質梁接合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110778022B (zh) * 2019-11-11 2023-12-15 沈阳建筑大学 一种木梁抗震节点
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