JP2014214094A - ヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームを含有する化粧料組成物 - Google Patents

ヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームを含有する化粧料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 一般のリポソームの製造時、高温でリポソームが形成され、熱に弱い有効成分が不安定化または破壊することとは異なり、低温工程リポソームは、常温及び低温でリポソームが形成され、有効成分の活性を維持することができ、皮膚美白及び皮膚しわの改善効果が極めて優れた化粧料を提供することにある。【解決手段】 本発明による低温工程リポソームを含有する化粧料は、レシチンと水を、超臨界二酸化炭素を用いて逆ミセルエマルションを形成させてから、超臨界二酸化炭素を減圧気化させてリポソーム懸濁液を誘導し、低温工程リポソームにヒト由来幹細胞培養液抽出物を含有させて製造される。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームを含有する化粧料組成物に関する。
皮膚は、紫外線、乾燥した冷暖房環境及び大気汚染等のような外部刺激から人体を保護し、体温調節、呼吸及び排泄作用等の様々な役割を行う重要な機能を担当している。
年を取るにつれて、このような機能は次第に弱化し、皮膚の老化が進行する。特に、皮膚障壁の機能を行う脂質層の脂質組成と含量が変化するとともに、その機能が急に低下し、皮膚水分含量が減少すると、皮膚が乾燥し、染み、そばかす、色素沈着、及び様々な皮膚病変が引き起こされる。また、外部からの強い紫外線、ストレス、及び栄養欠乏等のような刺激を受けると、皮膚は、しわ発生、弾力損失、及び角化等のような皮膚の老化がさらに加速化する。
人体の皮膚は、表皮と真皮に分けられ、表皮の最下にある基底層において新たに形成された角質形成細胞は、下層から上層に徐々に移動しながら、約14日後、角質に変わり、さらに約14日後は、完全に老化して外皮や垢が剥がれ落ちることになる。基底層と連結されている真皮は、表皮に水分を供給し、皮膚の弾力を維持する役割をする。
一般に、皮膚弾力減少、皮膚しわ等の皮膚老化現象は、コラーゲンの破壊、コラーゲン合成の減少、エラスチンの消失等により示され、皮膚の表皮でも生じるが、これよりは、真皮において生じる現象と認められる。
最近、皮膚のしわ生成の原因及び改善方法についての皮膚生理学的な研究が多く行われており、実際、化粧料において皮膚しわの防止のために、紫外線遮断剤、抗酸化剤、細胞活性促進剤等が用いられており、さらに、コラーゲン合成による皮膚しわの改善方法が提示されている。
一方、生化学及び分子生物学の発展につれて、ヒトの生体内に存在する成長因子のような少量の信号物質等が見出され、これに基づく生体の老化理論が再正立されている。また、この信号物質は、年を取るにつれて、生体内において減少するが、この成長因子の減少がヒトの老化と密接な関係があることが明らかになっている。このような成長因子は、各組織の基底に存在する幹細胞から多量生産されている。
人体は、約210個の細胞で構成されており、それぞれの細胞は、固有の特性を有しながら、生命活動を担当している。全ての生命体が生命を持っているように、人体のそれぞれの細胞は、寿命があり、絶えず死んで、失われた細胞の代わりに新たな細胞で満たされるようになる。このような過程を可能にすることが幹細胞である。
幹細胞は、組織や器官の分化した細胞間に存在する未分化細胞であって、絶えず自らが増殖する自己再生能力と、身体内のあらゆる種類の組織細胞に分化できる能力を有した万能細胞である。
成体幹細胞は、造血幹細胞、間葉系幹細胞、神経芽細胞、上皮細胞等があるが、造血幹細胞の場合、血球及びリンパ球を生産可能な母細胞として、血液がんを含めた免疫系疾患の治療に役立ち、間葉系幹細胞の場合、骨、軟骨、脂肪及び繊維組織に分化し、各組織が損傷したとき、これらの回復に関与する。
しかしながら、このような成体幹細胞は、それぞれの組織に少量存在し、数年間分裂または増殖を行わず、静かに過ごすこともある。すなわち、幹細胞とは、このような分化能力を有しているが、未だ分化されていない「未分化」細胞である。このような未分化状態において、適切な条件を合わせると、幹細胞は、多様な組織細胞に分化することができる。
幹細胞は、胚性幹細胞、成体幹細胞に大別される。幹細胞は、出生後から人体にある多種の組織に存在する成体幹細胞と、人間生命の始めとなる受精卵に由来する胚性幹細胞の二種類に分けられる。成体幹細胞は、特定な組織を構成する細胞に、すなわち、骨髄細胞は血球細胞に、皮膚幹細胞は皮膚に、神経幹細胞は神経細胞にのみ分化するように、運命が決まっている細胞である。幹細胞がどのような細胞に分化するかは、その幹細胞をどのような環境で培養するかに左右される。
ヒト由来幹細胞は、胚性幹細胞を除いた成体から得られる幹細胞を意味し、例えば、脂肪、骨髄、臍帯血、及び末梢血液を含めた血液及び組織の基底を起源とするあらゆる幹細胞を含む。特に、ヒト由来脂肪幹細胞培養液抽出物は、脂肪組織から脂肪を除去した細胞を幾世代にわたって培養し、幹細胞を分離した後、幹細胞培養液から幹細胞が作り出したタンパク質が得られる。
このタンパク質混合物には、vEGF(血管内皮細胞成長因子)、TGF(形質転換成長因子)、HGF(肝細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞成長因子)、IGF(インスリン様成長因子)等の約150個の成長因子のタンパク質成分が含まれているものと報告されている。
脂肪幹細胞は、成体幹細胞の一種であり、骨髄幹細胞や臍帯血幹細胞よりも採取しやすく、大量培養が可能であるとともに、幹細胞の含有量が多いため、脂肪幹細胞が最も多く活用されている。
一つの細胞が増殖し、他の種類に分化するにあたって、最も重要な役割をすることが成長因子である。この成長因子は、細胞が増殖または分化を引き起こす信号を、細胞の内外部に伝達する役割をし、このような信号に基づいて細胞が分裂、分化することにより、皮膚を、生き生きとさせ、いつも新鮮かつ最高のコンディションとして維持させることができる。
幹細胞から作り出されたタンパク質を皮膚の線維芽細胞に処理すると、線維芽細胞から生成する結合組織であるコラーゲンの量が5倍以上増加しており、線維芽細胞自体の増殖も30%以上増加した。線維芽細胞は、皮膚の真皮層を形成するコラーゲンを生産する細胞であり、コラーゲンの量が少なくなると、皮膚弾力が低減し、しわが増えるという特徴を有している。
幹細胞は、多分化能を有する細胞であって、インビトロだけでなくインビボの条件で、骨、軟骨、靭帯、脂肪、心筋、筋肉等の細胞への分化能力を有している多分化能細胞である。このような多分化能細胞である幹細胞は、各組織細胞への分化機序の研究において、好適なモデルとして用いられるのみならず、現在、多様な細胞治療法の開発に用いられている。
細胞治療の対象細胞としての応用的側面からみて、間葉系幹細胞は、細胞の採取が相対的に容易であり、安全であり、自家移植が可能であることから、胚性幹細胞に比べて多くの長所を有している。
上述した長所により、幹細胞を用いた心筋梗塞、骨折、軟骨損傷、脳卒中等の様々な疾病の治療法が研究されている。しかしながら、幹細胞は胚性幹細胞とは異なり、成体外における培養の際に活用可能な幹細胞は、その寿命が極めて短く、分化能も短期間だけ保有される。このような幹細胞の制限された寿命は、該当細胞の活用において大きな制約となっている。
化粧品分野における幹細胞の利用は、その代謝産物としての成長因子を用いることである。成長因子は、細胞の表面にある受容体と結合して、細胞の増殖と分化を刺激する作用をするタンパク質である。成長因子の機能は、極めて多様であり、様々な細胞への分裂を刺激する作用をするのに対して、ある場合は、特異な細胞型にのみ作用することもある。成長因子は、細胞増殖の刺激のための必須成分として、細胞分化、移住、増殖過程を調節することが明らかになった。特異的受容体に成長因子が結合すると、信号伝達鎖を活性化し、細胞の外部から内部核へ信号が伝達される。信号伝達が継続すると、多量の他の伝達子と一緒に作用し、最終的に新たなタンパク質が合成される。したがって、成長因子は、細胞間相互作用の伝達、機能制御における重要な信号伝達ネットワークを形成するようになる。
また、マウスを対象とした皮膚傷の再生実験結果においても、幹細胞由来タンパク質を適用したときは、適用していない場合よりも、傷のサイズが40%以上減少することが確認された。また、色素沈着のある人を対象とした美白効果においても、良好な結果を示し、化粧品原料として強い効能効果及び安全性を確保している。
したがって、神経細胞に分化する環境となると、神経細胞となり、皮膚細胞に分化する環境となると、皮膚細胞となり得るものである。このような特性を用いて、化粧品組成物に幹細胞培養抽出物を応用するための研究が進行している。
大韓民国特許出願第2005‐55017号には、同種由来及び/または自己由来脂肪細胞、同種由来及び/または自己由来脂肪細胞から分離した幹細胞またはこれらから分離した線維芽細胞成長因子を含有するしわ改善及び/または老化防止用の化粧料組成物が公知され、大韓民国特許登録第848056号発明には、幹細胞培養液またはその培養液から分離したタンパク質を含む美白用化粧料組成物が公知され、大韓民国特許出願第2007‐15211号には、ヒト脂肪幹細胞を、抗酸化剤、ビタミン、アミノ酸、及び無機質が含まれた無血清培地において1日以上培養し、得られた条件培地を含有し、組織再生用のヒト幹細胞含有注射剤に用いられる注射剤用添加剤が公知されている。
また、大韓民国特許登録第899329号には、個体から分離したヒトの骨髄、臍帯血、または胎盤組織から間葉系幹細胞を得る段階と、前記幹細胞を血清培地で培養後、無血清培地において継代培養する段階と、培養した幹細胞に低酸素培養の物理的刺激を加える段階と、を含む間葉系幹細胞から塩基性線維芽細胞成長因子またはヒト形質転換成長因子‐ベータを大量生産する方法が公知されている。
一方、リポソームが有効成分の皮膚浸透を容易にするので、化粧料組成物に多く用いられているが、リポソームの製造過程において、60℃以上の熱が発生する高圧流動化装置を使用しなければならない。
そのため、ヒト由来幹細胞培養液抽出物をリポソーム化し、化粧料として用いる場合は、有効成分の皮膚浸透を容易にすることができるが、有効成分のタンパク質である成長因子のような様々な生理活性物質の熱による安定性に問題点が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、ヒト由来幹細胞培養液抽出物の熱安定性を維持してリポソーム化することができる方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記ヒト由来幹細胞培養液抽出物のリポソームを含有する化粧料組成物を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、ヒト由来幹細胞培養液抽出物を低温工程で包接させることにより、熱安定性を維持してリポソーム化することができる方法を提供する。
本発明において、ヒト由来幹細胞は、胚性幹細胞を除いた成体から得られる幹細胞を意味し、例えば、脂肪、骨髄、臍帯血、及び末梢血液を含む血液及び組織の基底を起源とするあらゆる幹細胞を含み、これに制限されるものではない。
ヒト由来幹細胞の培養液抽出物は、主に細胞の成長を調節するペプチドとタンパク質であり、例えば、PDGF(血小板由来成長因子)、Basic FGF(塩基性線維芽細胞成長因子)、KGF(角質細胞成長因子)、TGF−β1(形質転換成長因子)、HGF(肝細胞成長因子)、VEGF(血管内皮細胞成長因子)、コラーゲン、フィブロネクチン、SOD(抗酸化酵素)等が含まれる。
前記ヒト由来幹細胞の培養液抽出物については、皮膚構成細胞である線維芽細胞の移動促進、活性化効果、皮膚再生及び抗老化効果、コラーゲン合成の増加、チロシナーゼの活性抑制効果、メラニン合成の抑制、毛髪成長及び収縮した毛包の復元効果が知られている。
本発明は、熱に不安定な有効成分であるヒト由来幹細胞の培養液抽出物を安定化させ、経皮吸収を容易にするために、低温工程で処理し、リポソームに包接して化粧料に含有させることを特徴とする。
本発明のリポソームは、レシチンと水相成分のみからなり、低温工程で処理して、リポソームにヒト由来幹細胞の培養液抽出物を包接させたものである。
本発明において、ヒト由来幹細胞の培養液抽出物を包接させたリポソームは、常温において、レシチンをヒト由来幹細胞の培養液抽出物が含まれた水相に分散させた後、超臨界二酸化炭素を用いて逆ミセルエマルション(水相/低温工程二酸化炭素)を形成させ、反応を中止し、超臨界二酸化炭素を減圧気化させると、超臨界二酸化炭素相が除去されるとともに、ヒト由来幹細胞の培養液抽出物が包接されたリポソーム(以下、これを「低温工程リポソーム」という。)懸濁液が得られる。
本発明による低温工程リポソームは、製造工程が4℃以下で製造されるリポソームであり、既存の高圧流動化装置を用いたリポソーム製造工程が、高温(60℃以上)でリポソームが形成されるため、温度に敏感な成分の熱安定性を確保できないという短所を補完することができ、有効成分の封入効率が10%以上と、既存のリポソームよりも3倍以上の封入効率が得られるだけでなく、脂溶性成分の封入効率も、既存のリポソームよりも50%以上高めることができるという長所がある。
本発明において、低温工程リポソームは、通常のリポソームの形態を有するものであり、平均の小滴サイズが50〜500nmであり、好ましくは80〜300nmであり、最も好ましくは100〜200nmであるナノ化したリポソームを意味する。
前記低温工程リポソームの平均の小滴サイズが500nmを超過すると、本発明で達成しようとする技術的効果のうち、皮膚浸透及び剤形安定性に極めて劣るようになる。
本発明において、ヒト由来幹細胞の培養液抽出物の含量は、低温工程リポソームの総重量に対して0.001〜50.0重量%であり、好ましくは、総重量に対して0.1〜10.0重量%である。
低温工程リポソームを構成するレシチンの含量は、低温工程リポソームの総重量に対して0.001〜10.0重量%であり、好ましくは、総重量に対して0.01〜5.0重量%である。
本発明による化粧料組成物に含まれる成分は、有効成分として、ヒト由来幹細胞の培養液抽出物以外に、生体成分の活性を維持させる様々な成分、化粧品組成物に通常用いられる成分、例えば、抗酸化剤、安定化剤、溶解化剤、ビタミン、顔料、及び香料のような通常の助剤、また担体等が含まれるが、これに制限されるものではない。
本発明による化粧料組成物は、その剤形において、特に限定されるものではないが、例えば、柔軟化粧水、収斂化粧水、栄養化粧水、アイクリーム、栄養クリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、クレンジングフォーム、クレンジングウォータ、パウダー、エッセンス、パック等の剤形を有してもよい。
また、各剤形の化粧料組成物において、皮膚改善原料として、上記したヒト由来幹細胞の培養液抽出物を含み、以外の成分を、化粧料の剤形または使用目的に応じて、当業者が困難無しに適宜選定して配合することができる。
本発明によると、既存のリポソームの製造過程の際に発生する熱により不安定になり得る活性成分であるヒト由来幹細胞の培養液抽出物を、低温工程二酸化炭素を用いて、低温または常温におけるリポソームの製造を可能にすることにより、ヒト由来幹細胞の培養液抽出物を含有した安定した低温工程リポソームを製造することができ、熱に不安定な活性成分の活性を維持することができる。
したがって、本発明による低温工程リポソームに包接された脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した化粧料組成物は、温度によるヒト由来幹細胞の培養液抽出物内の活性成分の安定性を確保することにより、既存のリポソームに包接された脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した化粧料組成物よりも、極めて優れた皮膚しわの改善や美白効果を示し、化粧料として有用である。
本発明による実施例1で製造されたヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を包接させた低温工程リポソームの粒子分布を示す図である。
〈実施例1〉
ヒト脂肪幹細胞培養液抽出物が包接された低温工程リポソームの製造
常温(15℃)で、レシチン3%を、ヒト脂肪幹細胞培養液抽出物10%が含まれた水相に分散させた後、超臨界二酸化炭素を用いて逆ミセルエマルション(水相/低温工程二酸化炭素)を形成させてから、反応を中止し、超臨界二酸化炭素を減圧気化させ、超臨界二酸化炭素相を除去し、ヒト脂肪幹細胞培養液抽出物が包接された低温工程リポソーム懸濁液を得た。このとき、反応工程の温度は、4℃以下で進行した。
〈実施例2〉
本発明による低温工程リポソームが包接された化粧料組成物の製造
前記実施例1により製造されたヒト脂肪幹細胞培養液抽出物が包接された低温工程リポソームを用いて、下記表1に記載された組成で、化粧料組成物を製造した。
〈比較例1〉
ヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有するリポソームの製造
レシチン3%、プロピレングリコール10%、エチルアルコール10%、ミネラルオイル3%を混合した後、約60℃まで加温して溶解してから、ヒト脂肪幹細胞培養液抽出物10%が含まれた水相を、前記レシチンを含んでいる容器に注いで攪拌した後、高圧流動化均質機で1000barの圧力下に2回通過させてリポソームを得た。
〈比較例2〉
一般の既存のリポソームを含有する化粧料組成物の製造
前記比較例1により製造されたリポソームを用いて、下記表2に記載の組成で化粧料組成物を製造した。

〈実験例1〉
本発明におけるリポソーム粒子の粒度分布による安定性評価
前記実施例1で得た低温工程リポソームを、10%‐Microplasma Hyopnemoniae OD410=0.1緩衝溶液に適当な濃度に希釈した後、リポソーム粒子の粒度を測定した。
前記実施例1の粒子の粒度は、ゼータサイザーNS装備を用いて、光散乱方式を分析し、その結果を図1に示した。
図1に示すように、本発明による実施例1の低温工程リポソームは、粒子サイズが178.7±21.3nmであり、粒度均質性に優れ、本発明では、低温工程により脂肪幹細胞培養液抽出物が安定して包接され、リポソームを形成させることが分かった。
〈実験例2〉
皮膚しわの改善効果
1.機器的評価
上記した本発明による実施例2及び比較例2により製造された化粧料組成物に対する皮膚しわの改善効果(機器的評価)を測定するために、20歳以上の女性20名(平均年齢28.5歳)を、それぞれA、B群に分け、本発明による実施例2により製造された化粧料組成物はA群を対象とし、比較例2により製造された化粧料組成物はB群を対象として適用した。
A、B群のそれぞれの対象において、腕の上膊の2×2cmの面積に(2回/日、0.2g/回)6週間塗布しながら、透明なシリコン材質の溶液を用いて、皮膚しわのレプリカを作って皮膚しわ測定器(SKIN VISIOMETER SV400, C+K Electronics Gmbh. Germany)で皮膚しわの変化を測定した。
レプリカの像をCCDカメラで3次元的分析し、それぞれのしわの粗さ(Rm:mは、1以上の整数)の和をしわの個数で割った値である、下記式1の平均しわ粗さ(Rz)でしわ改善効果を分析した。試験結果を下記表3に示す。
式1
しわの個數
表3に示すように、6週間後、本発明による実施例2は、平均しわ粗さ(Rz)は86.4μm(p<0.01)であり、比較例1は、57.0μm(p<0.01)であって、本発明による化粧料では、比較例2よりも約51.6%のしわがさらに改善された。
したがって、本発明による低温工程リポソームを含有する化粧料は、しわ改善効果が極めて効果的に相乗したことが分かる。
2.目視評価
上記した本発明による実施例2及び比較例2により製造された化粧料組成物に対する皮膚しわの改善効果(目視評価)を測定するために、20歳以上の女性20名(平均年齢28.5歳)をそれぞれA、B群に分け、本発明による実施例2により製造された化粧料組成物はA群を対象とし、比較例2により製造された化粧料組成物はB群を対象として適用した。
A、B群のそれぞれの対象に対し、しわのある目元を中心として、12週間塗布(2回/日)した後、熟練者の客観的評価と被検者の主観的評価を、以下の6級に分けて評価することにより、皮膚しわの改善程度(ΔW)を測定した。
その結果を下記の表4及び表5に示す。
〈皮膚しわ改善の評価基準〉
−3:極めて酷く悪化した。
−2:悪化した。
−1:少し悪化した。
0:変化がなかった。
1:少し改善した。
2:改善した。
3:極めて改善した。
上記した表4及び表5に示すように、本発明による実施例2では、熟練者の客観的評価と被検者の主観的評価がそれぞれ2.5、2.4と、比較例2に比べて、熟練者の客観的評価では25%、被検者の主観的評価では33%増加したものと示され、本発明による低温工程リポソームにヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した化粧料が、既存のリポソームにヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した化粧料よりも極めて効果的にしわを改善させることが分かった。
〈実験例3〉
皮膚美白効果:メラノサイトにおけるメラニン生成に対する阻害効果
メラノサイトは、マウス由来B‐16メラノーマ(ATCC CRL 6323)細胞株を購入して使用した。メラノーマ細胞株を、ブドウ糖4.5g/L、10%血清、1%抗生剤が含有されたDMEM培地に接種し、50ml T‐フラスコにおいて37℃で培養する。
5%CO条件下で、24時間培養した後、0.02%EDTAが含有された0.05%トリプシンを処理し、細胞を分離した後、50ml T‐フラスコに接種し、48時間培養する。
この際、細胞数は、5.76×10細胞/フラスコである。
ここに、適当濃度の本発明による実施例1の低温工程リポソームと、比較例1の一般のリポソームを、DMEM培地に希釈させ、培養されたメラノーマ細胞に処理して37℃で5日間培養する。
培養後、培地を全て除去し、0.02%EDTAと0.05%トリプシンを含有したサリン‐ホスフェート緩衝溶液(PBS)を1ml処理し、細胞を分離した後、5分間遠心分離して細胞のみを収集する。
5%トリクロロ酢酸(TCA)を処理して攪拌し、遠心分離して沈殿されたメラニンをサリン‐ホスフェート緩衝溶液で洗浄する。
沈殿されたメラニンに1N NaOHを処理して溶解させた後、475nmで吸光度を測定する。メラニン濃度は、合成メラニン(シグマ社)の標準濃度曲線から決定した。実験結果を表6に示す。
表6に示すように、本発明による実施例1の低温工程リポソームに包接されたヒト脂肪幹細胞培養液抽出物が、比較例1の一般のリポソームに包接されたヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を処理したときよりも、メラニン合成抑制効果がさらに高く、本発明は、メラノサイトのメラニン生成を抑制して皮膚美白効果が示されることが分かった。
これは、低温工程リポソームが低温工程(4℃以下)で製造されるのに対して、既存の一般のリポソームは、製造工程において、高圧流動化装置を通過するとき、高温(60℃以上)工程を経ながら、成長因子のような温度に敏感な成分が、発生した熱により活性が下がりまたは変性され、メラニン合成阻害効果に劣ったものと認められる。
〈実験例4〉
皮膚安全性試験
上記した本発明による実施例2のヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した低温工程リポソームが含まれた化粧料に対する皮膚安全性試験を実施した。
被検者20名(平均年齢26.7歳、年齢分布18〜30歳)を対象として、Haye’s Test Chamberを用いて、上膊に皮膚貼布試験を実施した。
但し、幹線、湿疹、その他皮膚病変保有者や妊産婦、授乳婦、または避妊剤や抗ヒスタミン剤等を服用している人は、本実験の被検者から除外した。
試験部位を70%エタノールで拭き取ってから乾燥させ、本発明による実施例2及び比較例2で製造された化粧料を、それぞれ15μgずつチェンバーに滴下した後、試験部位である上膊部位に載せて固定する。
貼布は、24時間塗布し、貼布を除去した後は、マーカーで試験部位を表示し、それぞれ24時間、48時間後に試験部位を観察する。
判定は、貼布除去24時間、48時間後に行い、皮膚反応は、下記の表7の国際接触皮膚炎研究会(International Contact Dermatitis Research Group:ICDRG)の規定により判定した。試験結果を下記の表8に示す。
表8に示すように、皮膚安全性試験結果、本発明による実施例2及び比較例2は、両方とも平均刺激程度が0であり、皮膚に刺激のない安全な化粧料であることが分かった。
〈実験例5〉
製剤安定性試験
上記した本発明によるヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した低温工程リポソームが含まれた化粧料に対する安定性試験を行った。
化粧料の安定性を試験するために、上記した実施例2及び比較例2によるヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を45℃に一定に維持される恒温槽において、不透明の硝子容器に入れて12週間保管し、さらに4℃に一定に維持される完全遮光された冷蔵庫内において、不透明の硝子容器に入れて12週間保管した後、分離程度及び変色程度を比較測定した。
その結果を下記の表9に示す。
この際、製品の分離及び変色程度を以下の6級に分けて評価した。
製品変色の評価基準:
0:変化がなかった。
1:極めて少し分離(変色)した。
2:少し分離(変色)した。
3:少し酷く分離(変色)した。
4:酷く分離(変色)した。
5:極めて酷く分離(変色)した。
表9に示すように、本発明による低温工程リポソームが包含された化粧料である実施例2は、4℃と45℃において全部変色や分離症状がなく安定しているのに対して、一般のリポソームを含有した比較例2は、4℃では変色や分離症状がないが、45℃では分離症状を生じた。
そのため、本発明によるヒト脂肪幹細胞培養液抽出物を含有した低温工程リポソームが含まれた化粧料は、極めて安定した組成物であることが分かった。
以下、本発明によるヒト由来脂肪幹細胞培養液抽出物を包接した低温工程リポソームを含む化粧料を組成して提示する。
〈製造例1〉柔軟化粧水(スキンローション)
下記表に記載された組成成分で、通常の製造方法により、柔軟化粧水を製造する。
〈製造例2〉栄養化粧水(ミルクローション)
下記表に記載された組成成分で、通常の製造方法により、栄養化粧水を製造する。
〈製造例3〉栄養クリーム
下記表に記載された組成成分で、通常の製造方法により、栄養クリームを製造する。
〈製造例4〉マッサージクリーム
下記表に記載された組成成分で、通常の製造方法により、マッサージクリームを製造する。

〈製造例5〉パック
下記表に記載された組成成分で、通常の製造方法により、パックを製造する。

Claims (8)

  1. 常温で、レシチンを、ヒト由来幹細胞培養液抽出物が含まれた水相に分散させた分散液の製造段階と、
    前記分散液を、超臨界二酸化炭素を用いて逆ミセルエマルションを形成する段階と、
    前記逆ミセルエマルションに超臨界二酸化炭素を減圧気化させ、超臨界二酸化炭素相を除去して製造されるリポソーム懸濁液の製造段階とにより、ヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームの製造方法。
  2. ヒト由来幹細胞は、脂肪を起源とする幹細胞であることを特徴とする請求項1に記載のヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームの製造方法。
  3. 常温で、レシチンを、ヒト由来幹細胞培養液抽出物が含まれた水相に分散させた分散液を製造し、前記分散液を、超臨界二酸化炭素を用いて形成させた逆ミセルエマルションに、超臨界二酸化炭素を減圧気化させ、超臨界二酸化炭素相を除去して製造されるヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームを含有することを特徴とする化粧料。
  4. 前記化粧料は、皮膚美白効果を有するものであることを特徴とする請求項3に記載の化粧料。
  5. 前記化粧料は、皮膚しわの改善効果を有するものであることを特徴とする請求項3に記載の化粧料。
  6. 前記化粧料は、柔軟化粧水、収斂化粧水、栄養化粧水、アイクリーム、栄養クリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、クレンジングフォーム、クレンジングウォーター、パウダー、エッセンス、パックの中から選ばれる剤形で製造されることを特徴とする請求項3に記載の化粧料。
  7. ヒト由来幹細胞培養液抽出物を、常温で、レシチンと一緒に水相に分散させ、これを、超臨界二酸化炭素を用いて逆ミセルエマルションを形成させてから、超臨界二酸化炭素を減圧気化させ、超臨界二酸化炭素相を除去し、ヒト由来幹細胞培養液抽出物を包接させたリポソームを製造することを特徴とするヒト由来幹細胞培養液抽出物の安定化方法。
  8. ヒト由来幹細胞は、脂肪を起源とする幹細胞であることを特徴とする請求項7に記載のヒト由来幹細胞培養液抽出物の安定化方法。
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