JP2014213152A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、炊飯器の火力設定および「おねば泡」の大きさを考慮することなく、「おねば」の吹き零れを有効に抑制することができる炊飯器を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る炊飯器100は、本体200、内鍋600、蓋体300、加熱部202および蒸気排出通路EVを備える。蒸気排出通路は、内鍋の内部空間と連通する通路であって、第一通路部EP1、第二通路部EP3および接続通路部EP2を少なくとも有する。第一通路部は、内鍋側に配設される。第二通路部は、第一通路部の延設方向と交差する方向に沿って延設される。接続通路部は、第一通路部と第二通路部とを接続させると共に第一通路部と第二通路部とを連通させる。そして、少なくとも接続通路部の第一通路部側には、リブ313dが配設される。リブは、第二通路部の延設方向に交差する方向に沿って延設される。
【選択図】図9

Description

本発明は、炊飯器に関する。
過去に、炊飯器の火力設定に頼ることなく、おねば泡が蓋上面に吹き零れ難くするために、『複数の排気口を蓋の上面に設けられた凹部の底に位置させ、凹部の内周を、水平に対して垂直な一対の対面部、これら同士を繋ぐ壁面部から構成し、全ての排気口を一対の対面部の底に並べ、かつ一対の対面部から垂直方向に連続した内面部分を有し、並びに両端の排気口が壁面部から垂直方向に連続した内面部分をも有するようにし、一対の対面部の高さを排気口から最も大きく膨らむおねば泡よりも高く』することが提案されている(例えば、特開2010−273719号公報等参照。)
特開2010−273719号公報
しかし、米粒に対する水の量が少なくなれば「おねば泡」は大きくなる傾向にあるため、安全性を確保するためには、通常の炊飯ではまずあり得ない水量の下限を考慮する必要がある。そうすると対面部の高さを不要に高く設定する必要があり、その結果、不要に材料費がかさむおそれがある。このような設計は、製造コストを低く抑える観点からは好ましくない。
本発明の課題は、炊飯器の火力設定および「おねば泡」の大きさを考慮することなく、「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができる炊飯器を提供することにある。
本発明に係る炊飯器は、本体、内鍋、蓋体、加熱部および蒸気排出通路を備える。内鍋は、本体に収容される。蓋体は、本体に対して開閉可能に取り付けられる。なお、この蓋体は、据付けであってもよいし、着脱可能であってもよい。加熱部は、内鍋を加熱する。蒸気排出通路は、炊飯時に内鍋から生じる蒸気を大気中へ排出するための通路であって、内鍋の内部空間と連通する。そして、この蒸気排出通路は、第一通路部、第二通路部および接続通路部を少なくとも有する。第一通路部は、内鍋側に配設される。第二通路部は、第一通路部の延設方向と交差する方向に沿って延設される。なお、この第二通路部は、第一通路部よりも内鍋の遠位側に配設される。接続通路部は、第一通路部と第二通路部とを接続させると共に第一通路部と第二通路部とを連通させる。そして、少なくとも接続通路部の第一通路部側には、リブが配設される。リブは、第二通路部の延設方向に交差する方向に沿って延設される。
この炊飯器では、内鍋に米粒と水とが投入された状態で内鍋が加熱部により加熱されると、ある時点から水蒸気と共に「おねば」が発生し、「おねば」を含む水蒸気が蒸気排出通路に達する。そして、その「おねば」を含む水蒸気は、接続通路部の形状およびリブにより水蒸気と「おねば」とに分離され、水蒸気が第二通路部の上部を通過して大気中へ排出され、「おねば」が第二通路部の下部を通過する。したがって、この炊飯器では、火力設定および「おねば泡」の大きさを考慮することなく、「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができる。
なお、上記作用は発明の予測に基づくものであって、本発明がこの作用により限定されることはない。
なお、この炊飯器において、リブは、第一通路部と、接続通路部の第一通路部側の部分とに配設されることが好ましい。このようにすることにより、「おねば」の分離をより効率的に行うことができ、延いては「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができるからである。
また、この炊飯器において、第一通路部は、炊飯器の高さ方向に沿って延設されることが好ましい。さらに、第二通路部は、炊飯器の水平方向に沿って延設されることが好ましい。そして、リブは、第一通路部の延設方向に沿って延設され、第二通路部の延設方向に直交することが好ましい。このようにすることにより、「おねば」の分離をより効率的に行うことができ、延いては「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができるからである。
また、この炊飯器において、蒸気排出通路は、複数の蒸気排出通路形成部材が組み立てられることによって形成されることが好ましい。なお、蒸気排出通路形成部材は、第二通路部の上部および接続通路部の第二通路部側の上部を形成するものと、それ以外の蒸気排出通路の部分を形成するものであることが好ましい。このようにすれば、蒸気排出通路形成部材の内面が清掃しやすくなり、延いては蒸気排出通路を清浄に保つことができ、「おねば」の効率的な分離性能を長期間に亘って維持することができるからである。
また、この炊飯器は、開口をさらに備えることが好ましい。開口は、蒸気排出通路の出口と空間を介して連通する。このようにすれば、蒸気排出通路の出口と開口との間に存在する空間においてその「おねば泡」を捕捉することができ、延いては「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができるからである。
本発明の実施の形態に係る炊飯器の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蓋ヒータユニットの拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の第1可動部から蓋ユニットを完全に引き抜いた状態の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蒸気ユニットを開状態としたときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蒸気ユニットを開状態とし、さらに第2通路形成部材を蒸気ユニット本体から取り外したときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蒸気ユニットを開状態としたときの平面図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蒸気ユニットを閉状態としたときの斜視断面図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器の蒸気ユニットの機能を説示するための断面模式図である。
本発明の実施の形態に係る炊飯器100は、図1および図2に示されるように、主に、本体ユニット200、蓋ユニット300、第1ヒンジ機構350、蓋ヒータユニット400、第2ヒンジ機構450、内蓋500および内鍋600から構成される。以下、この炊飯器100の構成部品について詳述する。
なお、この炊飯器100には、図2に示されるように、オプションとして蒸し鍋700が用意されている。この蒸し鍋700の上縁部分710には、ほぼ全周に亘って複数の開口SPが形成されている。このため、蒸し鍋700上に置かれた食材には、下段で行われる炊飯によって生じる水蒸気が供給される。その結果、蒸し鍋700上に置かれた食材が蒸される。
<炊飯器の構成部品>
1.本体ユニット
本体ユニット200は、基本的に従来の炊飯器の本体ユニットと同様であって、図2に示されるように、本体ケース201、ヒータ202、熱板、温度センサ、室温センサ、操作パネル203、制御回路基板および電源回路基板等から構成される。なお、ヒータ202、熱板、温度センサ、室温センサ、制御回路基板、電源回路基板等は本体ケース201に内蔵されており、操作パネル203は本体ケース201の前方上面等に配置されている。また、後述するが、この本体ユニット200の後方上面には、第1支持部351が固定されている(図1および図3参照)。
2.蓋ユニット
蓋ユニット300は、図2および図4に示されるように、主に、蓋本体301、装着部302および蒸気ユニット310から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)蓋本体
蓋本体301は、図4に示されるように、主に、外蓋体301aおよび内蓋体301bから構成されている。この外蓋体301aの略中央には、蒸気ユニット310を着脱自在に収容するための貫通孔が形成されている。外蓋体301aおよび内蓋体301bは、ビス(図示せず)等により一体的に固定されていると共にその間に断熱空間ISを形成して外部への放熱を抑制している。また、内蓋体301bには、図1および図4に示されるように、露受け306が形成されている。この露受け306は、蓋ユニット300が開かれるときに、内蓋500の蒸気口部502の背面に生じ得る結露水が下にしたたり落ちないようにする役目を担っている。
(2)装着部
装着部302は、一対の平行な板部である。蓋ユニット300が第1ヒンジ機構350に装着される際、この装着部302に、第1ヒンジ機構350の蓋ユニット着脱部352b(後述)が差し込まれる。
なお、蓋ユニット300は、第1ヒンジ機構350を介して本体ユニット200に開閉自在に取り付けられている。また、この蓋ユニット300は、全開状態において上方へ引き上げられることによって本体ユニット200(より具体的には第1ヒンジ機構350の第1可動部352(図3参照))から脱離させることができるようになっている。このため、この蓋ユニット300は、丸洗い等をすることができる。
(3)蒸気ユニット
蒸気ユニット310は、上述の通り、蓋本体301の貫通孔に着脱自在に収容される(図2および図4参照)。この蒸気ユニット310は、図5に示されるように、主に、第1部材311、第2部材312、意匠プレート315、第1パッキンPK1および第2パッキンPK2から構成されている。以下、これらの構成要素を詳細に説明する。
(3−1)第1部材
第1部材311は、図5〜9示されるように、主に、第1底壁部311a、第1周壁部311b、第1円筒壁部311f、第1蒸気排出通路形成部311g、取っ手部311c、被係合部311d、係止機構部311eおよび蒸気排出通路形成部材313から構成されている。なお、蒸気排出通路形成部材313は、図6に示されるように、第1蒸気排出通路形成部311gの外側に脱着可能に嵌め込まれている。
第1底壁部311aは、浅い角椀状を呈している。そして、この第1底壁部311aの略中央には、円形の開口PPが形成されている。
第1周壁部311bは、第1底壁部311aの外縁から上方に向かって延びている。
第1円筒壁部311fは、略円筒状を呈しており、第1底壁部311aの開口PPの縁から下方に向かって延びている。
第1蒸気排出通路形成部311gは、第1円筒壁部311fと同様に略円筒状を呈しており、その軸が第1円筒壁部311fの軸と一致するように第1円筒壁部311fの内部に配設されている。そして、この第1蒸気排出通路形成部311gは、図7に示されるように、第1円筒壁部311fの内周面から軸に向かって延びる4つの取付リブrbによって下端で第1円筒壁部311fに固定されている。すなわち、第1蒸気排出通路形成部311gの外周には、図7に示されるように、4つの円弧状のスリットSL1が形成されている。
取っ手部311cは、図5に示されるように、断面L字の板状部材であって、第1周壁部311bの背壁部分の外面の下部に取り付けられている。この取っ手部311cは、使用者が蒸気ユニット310を蓋ユニット300から取り外すときの力点となる。
被係合部311dは、平面視においてコの字状の部位であって、第1周壁部311bの左側壁部分の外面の略中央に取り付けられている。そして、この被係合部311dに対して第2部材312の係合部312dが係合されると、その係合部分はヒンジとして機能する。
係止機構部311eは、主に、係止片P1およびコイルバネ(図示せず)から構成されている。係止片P1は、コイルバネによって外方に向かって付勢されており、第2部材312が第1部材311に完全に覆い被さった状態で第2部材312の被係止部312cに係止される。そして、その状態から係止片P1を逆方向すなわち奥側に向かってスライドさせると、蓋ユニット300は、その係止状態が解除されて図5に示されるような開状態となり得る。
蒸気排出通路形成部材313は、図5〜9に示されるように、主に、第2円筒壁部313a、第2底壁部313b、コの字壁部313cおよび一対の分離リブ313dから形成されている。第2円筒壁部313aは、外径が第1円筒壁部311fの内径よりも小さく、内径が第1蒸気排出通路形成部311gの外径よりも大きい。このため、第2円筒壁部313aは、第1蒸気排出通路形成部311gの外側に嵌まり込むことができる。なお、このとき、第2円筒壁部313aの側壁の貫通孔OSに、第1蒸気排出通路形成部311gの外面から外方に向かって延びるように形成される係止爪(図示せず)が嵌まり込む。また、このとき、第2円筒壁部313aがスリットSL1を完全に覆うことはない。第2底壁部313bは、図6に示されるように、略長方形の板であって、第2円筒壁部313aの上端から外周側に向かって水平方向に沿って延びている。コの字壁部313cは、平面視においてコの字型を呈しており、第2円筒壁部313aの一部の縁および第2底壁部313bの一部の縁から上方に向かって延びている。コの字壁部313cを構成する3つの壁部のうち2つの平行な壁部は、第2底壁部313bの延設方向と同方向に向かって延びており、平面視において第2円筒壁部313aおよび第2底壁部313bの両脇に配設されている。残る1つ壁部すなわち平面視において先の2つの壁部と略垂直な壁部は、第2円筒壁部313aの第2底壁部側の反対側に配設されている。一対の分離リブ313dは、図7に示されるように、平面視において第2円筒壁313aの両脇部分の内周面から軸方向に向かって延びている。なお、この分離リブ313dは、図8に示されるように、実際には、第2円筒壁部313aの上部からコの字壁部313cの高さ方向中央付近までしか延びていない。
(3−2)第2部材
第2部材312は、図5に示されるように、主に、天壁部312a、第2周壁部312b、第2蒸気排出通路形成部312e、囲み壁部312f、被係止部312c、係合部312dおよびゴムパッキン収容部312gから構成されている。
天壁部312aは、第1部材311の第1底壁部311aと同様に浅い角椀状を呈しているが、第1部材311の第1底壁部311aよりも少し大きめに形成されている。この天壁部312aの長手方向略中央の正面側には、複数のスリットSL2が角丸長方形の辺に沿って配置されている。
第2周壁部312bは、天壁部312aの外縁から下方に向かって延びている。
第2蒸気排出通路形成部312eは、図5に示されるように、コの字のリブRBが先端に設けられた直方体状の部位であって、天壁部312aの中央部分から下方に向かって延びている。なお、このコの字のリブRBは、蒸気排出通路形成部材313のコの字壁部313cよりも僅かに大きく形成されており、第2部材312が第1部材311に完全に覆い被さった状態になると、蒸気排出通路形成部材313のコの字壁部313cの外側に嵌まり込む。そして、その結果、蒸気排出通路EV(図8参照)が形成される。この蒸気排出通路EVについては後に詳述する。
囲み壁部312fは、第2蒸気排出通路形成部312eを囲むように天壁部312aの下面から下方に向かって延びている。
被係止部312cには、第1部材311の係止機構部311eの係止片P1が係止される。
係合部312dは、断面略J字状の板部材であって、天壁部312aの左側部分から下方に向かって延びている。この係合部312dが第1部材311の被係合部311dに係合されると、その係合部分はヒンジとして機能する。
ゴムパッキン収容部312gは、図5に示されるように、天壁部312aの外周部分において天壁部312aの下面から下方に向かって延びる二重の角周壁であって、それらの壁間にゴムパッキンPK3(図9参照)を収容することができる。また、このゴムパッキン収容部312gは、第1部材311の第1周壁部311bの形状に対応している。すなわち、第2部材312が第1部材311に完全に覆い被さった状態になると、第1部材311と第2部材312は、ゴムパッキン収容部312gに収容されるゴムパッキンPK3により密閉構造を形成する。
(3−3)意匠プレート
意匠プレート315はアルミニウム等の金属製のプレートであり、天壁部315aには、第2部材312のスリットSL2と対応する位置に角丸長方形状の開口315bが形成されている。したがって、第2部材312が意匠プレート315で覆われていても、第2部材312のスリットSL2は、大気と連通している。
(3−4)第1パッキン
第1パッキンPK1は、ゴム製であって、図9に示されるように、第1円筒部Ku1および第1円環部Ku2から構成されており、蓋本体301の貫通孔の壁に接触して密閉構造を形成する。第1パッキンPK1において、第1円環部Ku2は、第1円筒部Ku1の下端から軸に向かって延びている。
(3−5)第2パッキン
第2パッキンPK2は、第1パッキンPK1と同様に、ゴム製であって、第2円筒部Kl1および第2円環部Kl2から構成されている。第2パッキンPK2において、第2円環部Kl2は、第2円筒部Kl1の下端から外周側に向かって延びている。そして、この第2パッキンPK2は、第2円筒部Kl1の先端が第1蒸気排出通路形成部311gの下部に挿入されるようにして第1部材311に装着される。かかる場合、第1蒸気排出通路形成部311gの下端と第2円環部Kl2との間には僅かな隙間が生じ得るようになっている。
(3−6)蒸気排出通路
蒸気排出通路EVは、上述の通り、第1部材311の第1蒸気排出通路形成部311g、蒸気排出通路形成部材313、第2部材312の第2蒸気排出通路形成部312eから形成される略L字状の通路である。以下、この蒸気排出通路EVを図9の断面模式図を用いて説明する。なお、説明の便宜上、この蒸気排出通路EVを、図9に示される通り、蒸気流れ方向上流側部分である第1通路部EP1、エルボー部分である接続通路部EP2、蒸気流れ方向下流側部分である第2通路部EP3の3つの部分に分割する。ここで、第1通路部EP1は、最も内鍋側に位置する直線状の通路部分であって、図9に示されるように、上下方向に沿って延びている。また、第2通路部EP3は、内鍋600から最も遠位に位置する直線状の通路部分であって、図9に示されるように、水平方向に沿って延びている。そして、接続通路部EP2は、第1通路部EP1と第2通路部EP3との間に存在しており、第1通路部EP1と第2通路部EP3とを接続している。
また、この蒸気排出通路EVには、上述の通り、一対の分離リブ313dが配置されている。この一対の分離リブ313dは、第1通路部EP1と接続通路部EP2に跨って配置される板材であって、第1通路部EP1の軸と平行であるが、第2通路部EP3の軸と直交する。
そして、この炊飯器100では、内鍋600に米粒と水とが投入された状態で内鍋600がヒータ202により加熱されると、ある時点から水蒸気と共に「おねば」が発生し、「おねば」を含む水蒸気が蒸気排出通路EVに達する。そして、その「おねば」を含む水蒸気は、接続通路部EP2の形状および分離リブ313dにより水蒸気と「おねば」とに分離され、水蒸気は第2通路部EP3の上部を通過した後(図9のハッチング矢印参照)、蒸気排出通路EVを出て、第2部材312の天壁部312aに形成されるスリットSL2を通って大気中へ排出され、「おねば」は第2通路部EP3の下部を通過して蒸気排出通路EVを出る(図9の白抜き矢印参照)。
また、上述したように、第1蒸気排出通路形成部311gの下端外周には円弧状のスリットSL1が設けられており、このスリットSL1の少し下方には、第2パッキンPK2の第2円環部Kl2が位置している。そして、内鍋600から水蒸気が発生しているときは、水蒸気により第2パッキンPK2の第2円環部Kl2が第1蒸気排出通路形成部311gの下端面に押圧されてスリットSL1が閉塞される。その一方、内鍋内の水分がなくなり内鍋600が引圧になると、第2パッキンPK2の第2円環部Kl2が引き下げられ、第1蒸気排出通路形成部311gの下端面と第2円環部Kl2との間に僅かな隙間が生じてスリットSL1が開口する。そして、蒸気排出通路EVを通過して漏れ出した「おねば」がスリットSL1を通って内鍋600に返される。すなわち、このスリットSL1は「おねば返し」として機能する。
3.第1ヒンジ機構
第1ヒンジ機構350は、図3および図4に示されるように、主に、第1支持部351、第1可動部352および第1回動軸353から構成されている。上述したように、第1支持部351は、本体ユニット200の後方上面に固定されている。そして、この第1支持部351には、第11軸受け部351aが設けられている。また、第1可動部352は、図4に示されるように、断面略L字の部材であって、主に、第12軸受け部352aおよび蓋ユニット着脱部352bから形成されている。そして、第12軸受け部352aおよび第1支持部351の第11軸受け部351aには、第1回動軸353が挿通されている。すなわち、この第1可動部352は、第1回動軸353により回動自在に第1支持部351に装着されている。蓋ユニット着脱部352bには、蓋ユニット300が着脱自在に取り付けられる。
4.蓋ヒータユニット
蓋ヒータユニット400は、図3および図4に示されるように、略円環状の部材であって、主に、ヒータ401、放熱板403、断熱材402および背面板404から構成される。ヒータ401は、渦巻き状の加熱線であって、通電されることにより発熱する。放熱板403は、略円環状の金属板であって、ヒータ401から生じる熱を均一化して内鍋600に供給する役目を担う。断熱材402は、略円環状の発泡体等であって、ヒータ401の蓋ユニット側に取り付けられており、ヒータ401から生じる熱が蓋ユニット300に伝達されないようにする役目を担っている。背面板404は、放熱板403と共同してヒータ401および断熱材402を密封する。なお、この蓋ヒータユニット400の内孔には、図1に示されるように、後述する内蓋500の蒸気口部502が挿入される。
5.第2ヒンジ機構
第2ヒンジ機構450は、図3に示されるように、主に、第2支持部451、第2可動部452および第2回動軸453から構成されている。なお、この第2ヒンジ機構450の幅寸法は、図3に示されるように第1ヒンジ機構350の幅寸法よりも小さい。第2支持部451は、図3に示されるように、第1ヒンジ機構350の第1可動部352に固定されている。そして、この第2支持部451には、第21軸受け部451aが設けられている。また、第2可動部452は、図3および図4に示されるように、略板状の部材であって、主に、第22軸受け部452a、蓋ヒータユニット固定部452bおよび起上りリブ452cから形成されている。そして、第22軸受け部452aおよび第2支持部451の第21軸受け部451aには、第2回動軸453が挿通されている。すなわち、この第2可動部452は、第2回動軸453により回動自在に第2支持部451に装着されている。蓋ヒータユニット固定部452bには、図3に示されるように、蓋ヒータユニット400が固定されている。起上りリブ452cは、図4に示されるように、第22軸受け部452aの背面側に形成されており、蓋ユニット300の装着時において蓋ユニット300の後端により押圧されているが、蓋ユニット300の脱離時にその押圧から解放される。すなわち、この起上りリブ452cが蓋ユニット300の後端によって押圧されると、蓋ヒータユニット固定部452bが背面側に起き上がる。つまり、蓋ユニット300が第1可動部352の蓋ユニット着脱部352bに装着されると、蓋ヒータユニット400が背面側に起き上がる。一方、蓋ユニット300が第1可動部352の蓋ユニット着脱部352bから取り外されると、蓋ヒータユニット400が自然に前面側に倒れこむ(図3参照)。なお、これは、側面視において、蓋ヒータユニット400の重心位置が第2回動軸453よりも前方に設定されていることに起因する。
なお、この第2ヒンジ機構450は、図2に示されるように、蓋ユニット300が全閉状態であるときにヒータ401および放熱板403が第2回動軸453の下方に位置するように設計されている。
また、第2ヒンジ機構450の第2回動軸453は、蓋ユニット300の全閉状態において第1ヒンジ機構350の第1回動軸353の前方斜め上に位置し(図2参照)、蓋ユニット300の全開状態において第1ヒンジ機構350の第1回動軸353の後方斜め上に位置する。すなわち、第1ヒンジ機構350の第1回動軸353を基準として見た場合、「蓋ユニット300が全閉状態から全開状態となるとき」又は「蓋ユニット300が全開状態から全閉状態となるとき」、第2ヒンジ機構450の第2回動軸453は、第1回動軸353を中心とする円弧軌道に沿って移動することとなる。
6.内蓋
内蓋500は、図1に示されるように、略円環状の部材であって、内蓋本体501および蒸気口部502から構成される。内蓋本体501は、略円環状の金属部材である。蒸気口部502は、略円筒形の弾性部材であって、図1に示されるように、内蓋本体501の内孔に配置されている。また、この蒸気口部502の上端部はパッキンとして機能する。
7.内鍋
内鍋600は、例えばアルミニウム等の熱伝導性の良好な材料から形成されており、本体ユニット200の内鍋収容室(図示せず)に着脱自在に収容される。
<本発明の実施の形態に係る炊飯器の特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係る炊飯器100では、内鍋600に米粒と水とが投入された状態で内鍋600がヒータ202により加熱されると、ある時点から水蒸気と共に「おねば」が発生し、「おねば」を含む水蒸気が蒸気排出通路EVに達する。そして、その「おねば」を含む水蒸気は、接続通路部EP2の形状および分離リブ313dにより水蒸気と「おねば」とに分離され、水蒸気は第2通路部EP3の上部を通過した後、蒸気排出通路EVを出て、第2部材312の天壁部312aに形成されるスリットSL2を通って大気中へ排出され、「おねば」は第2通路部EP3の下部を通過して蒸気排出通路EVを出る。このため、この炊飯器100では、火力設定および「おねば泡」の大きさを考慮することなく、「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができる。また、この炊飯器100では、蒸気排出通路EVの出口とスリットSL2との間に存在する空間において「おねば」を捕捉することができ、延いては「おねば」の吹き零れを十分に抑制することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係る炊飯器100では、内鍋600から水蒸気が発生しているときは、水蒸気により第2パッキンPK2の第2円環部Kl2が第1蒸気排出通路形成部311gの下端面に押圧されてスリットSL1が閉塞される。その一方、内鍋内の水分がなくなり内鍋600が引圧になると、第2パッキンPK2の第2円環部Kl2が引き下げられ、第1蒸気排出通路形成部311gの下端面と第2円環部Kl2との間に僅かな隙間が生じてスリットSL1が開口する。そして、蒸気排出通路EVを通過して漏れ出した「おねば」がスリットSL1を通って内鍋600に返される。このため、この炊飯器100では、蒸気ユニット310に「おねば」が溜まったままになることを防ぐことができる。
(3)
本発明の実施の形態に係る炊飯器100では、第1部材311、蒸気排出通路形成部材313および第2部材312が組み立てられることによって蒸気排出通路EVが形成される。このため、第1部材311、蒸気排出通路形成部材313および第2部材312から「おねば」を容易に除去することができ、延いては蒸気排出通路EVを清浄に保つことができ、「おねば」の効率的な分離性能を長期間に亘って維持することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る炊飯器100では第1部材311、蒸気排出通路形成部材313および第2部材312が組み立てられることによって蒸気排出通路EVが形成されたが、蒸気排出通路形成部材313を第1部材311の第1蒸気排出通路形成部311gと一体固定化すると共にコの字壁部313cの上方を板部材で塞ぎ、第2部材312の第2蒸気排出通路形成部312eをなくしてもかまわないし、蒸気排出通路形成部材313を第1部材311の第1蒸気排出通路形成部311gと一体固定化し、第1部材311と第2部材312とが組み立てられることによって蒸気排出通路が形成されるようにしてもかまわない。
(B)
先の実施の形態に係る炊飯器100では第1部材311、蒸気排出通路形成部材313および第2部材312が組み立てられることによって蒸気排出通路EVが形成されたが、4つ以上の部材が組み立てられることによって蒸気排出通路EVが形成されてもかまわない。
(C)
先の実施の形態に係る炊飯器100ではL字の蒸気排出通路EVが形成されたが、少なくとも1つの屈曲箇所が存在し、且つ、その屈曲箇所近傍に本発明の趣旨に従う分離リブが設けられていれば、蒸気排出通路の形状はL字に限定されず、例えばヘの字やN字などであってもよい。
(D)
先の実施の形態に係る炊飯器100では一対の対向配置される分離リブ313dが設けられたが、本発明の趣旨を損なわない限り、分離リブ313dの数や形状は任意に決定することができる。また、先の実施の形態に係る炊飯器100では延設方向が第1通路部EP1の軸と平行であり、且つ、第2通路部EP3の軸と直交するように分離リブ313dが蒸気排出通路内に配設されたが、分離リブ313dは、延設方向が第2通路部EP3の軸と交差するように配設されればよい。ただし、分離リブ313dの延設方向と第2通路部EP3の軸との交差角度は垂直に近い程好ましい。
(E)
先の実施の形態に係る炊飯器100では第1通路部EP1および第2通路部EP3は直線状を呈していたが、第1通路部および第2通路部は湾曲していてよい。
(F)
先の実施の形態では本発明が蓋ヒータ付の炊飯器100に適用されたが、本発明は、本発明の趣旨を損なわない限りあらゆるタイプの炊飯器に適用可能である。
100 炊飯器
200 本体ユニット(本体)
201 ヒータ(加熱部)
300 蓋ユニット(蓋体)
311 第1部材(蒸気排出通路形成部材)
312 第2部材(蒸気排出通路形成部材)
313 蒸気排出通路形成部材(蒸気排出通路形成部材)
313d 分離リブ(リブ)
600 内鍋
EP1 第1通路部(第一通路部)
EP2 接続通路部
EP3 第2通路部(第二通路部)
EV 蒸気排出通路
SL2 スリット(開口)

Claims (5)

  1. 本体と、
    前記本体に収容される内鍋と、
    前記本体に対して開閉可能に取り付けられる蓋体と、
    前記内鍋を加熱する加熱部と、
    前記内鍋の内部空間と連通する蒸気排出通路と
    を備え、
    前記蒸気排出通路は、内鍋側に配設される第一通路部と、前記第一通路部の延設方向と交差する方向に沿って延設される第二通路部と、前記第一通路部と前記第二通路部とを接続する接続通路部とを少なくとも有し、
    少なくとも前記接続通路部の前記第一通路部側には、前記第二通路部の延設方向に交差する方向に沿って延設されるリブが配設される
    炊飯器。
  2. 前記リブは、前記第一通路部と、前記接続通路部の第一通路部側の部分とに配設される
    請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記第一通路部は、高さ方向に沿って延設され、
    前記第二通路部は、水平方向に沿って延設され、
    前記リブは、前記第一通路部の延設方向に沿って延設され、前記第二通路部の延設方向に直交する
    請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 前記蒸気排出通路は、複数の蒸気排出通路形成部材が組み立てられることによって形成される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記蒸気排出通路の出口と空間を介して連通する開口をさらに備える
    請求項1から4のいずれか1項に記載の炊飯器。
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