JP2014212289A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリップの抜けを防止しつつ、取付部位についての制限を緩和する。
【解決手段】底板31および底板31に立設された左側板32を有するベースケース5と、本体の背面が左側板32の内面に接触するように回路基板4に実装された電子部品2と、基部8aおよび一対の挟持片8b,8cを有し、本体および左側板32における本体の背面との対向部位A1を一対の挟持片8b,8c間で挟持するクリップ8と、ベースケース5に装着されたカバーケース6とを備え、クリップ8は、カバーケース6の縁部(移動規制片42b)によってこの縁部側への移動が規制され、ベースケース5およびカバーケース6を平面視した状態において、カバーケース6の縁部の一部を構成するを係合用爪部46の外縁線OEL1は、ベースケース5の左側板32の外縁線OEL2よりもベースケース5の内側に位置している。
【選択図】図2
【解決手段】底板31および底板31に立設された左側板32を有するベースケース5と、本体の背面が左側板32の内面に接触するように回路基板4に実装された電子部品2と、基部8aおよび一対の挟持片8b,8cを有し、本体および左側板32における本体の背面との対向部位A1を一対の挟持片8b,8c間で挟持するクリップ8と、ベースケース5に装着されたカバーケース6とを備え、クリップ8は、カバーケース6の縁部(移動規制片42b)によってこの縁部側への移動が規制され、ベースケース5およびカバーケース6を平面視した状態において、カバーケース6の縁部の一部を構成するを係合用爪部46の外縁線OEL1は、ベースケース5の左側板32の外縁線OEL2よりもベースケース5の内側に位置している。
【選択図】図2
Description
本発明は、トランジスタなどの発熱部品をケースにクリップで取り付けて構成された電源装置に関するものである。
この種の電源装置として、下記の特許文献1に開示された電源装置が知られている。この電源装置は、外側方向に突出した凸部が形成された側面部を有するベースケースと、回路基板に実装された状態で回路基板と共にベースケースに収容されて、側面部に沿って配置された電子部品と、一対の挟持部を有して各挟持部で電子部品と側面部とを纏めて挟み込むことにより、電子部品と側面部とを接触させた状態で保持すると共に、外側の挟持部に形成された穴が側面部の凸部に嵌合することで、ベースケースに装着されるクリップと、ベースケースの上面を覆うカバーケースとを備え、カバーケースの側面部には、ベースケースの凸部と嵌合する穴が形成されて構成されている。また、ベースケースおよびカバーケースは、アルミ等の板金から作製されている。また、クリップは熱伝導率の高い金属で形成されている。
この構成により、この電源装置では、クリップを用いて電子部品とベースケースの側面部とを接触させて、電子部品の放熱を行っている。また、この電源装置では、ベースケースの上面に装着されたカバーケースの側面部に形成されている穴も、クリップの外側の挟持部に形成されている穴に既に嵌合している側面部の凸部に嵌合する構成になっている。この構成により、この電源装置では、クリップがカバーケースによって押さえられているため、振動等によってクリップが簡単に外れることを防止することが可能になっている。
ところが、上記の電源装置には、以下のような解決すべき課題が存在している。すなわち、上記の電源装置では、ベースケースの側面部の外面には、クリップの外側の挟持部とカバーケースの側面部とが重なった状態で配設される構成になっている。このため、この電源装置では、クリップの挟持部の厚みにカバーケースの側面部の厚みを加えた突出高の凸部(クリップの外側の挟持部とカバーケースの側面部とで構成される凸部)がベースケースの側面部の外面に存在する構成になる。したがって、この電源装置には、カバーケースによってクリップの抜けを防止できるものの、クリップの挟持部の厚みを超える突出高の凸部がベースケースの側面部の外面に存在しているため、この凸部によって装置の取付部位が制限されるという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、クリップの抜けを防止しつつ、取付部位についての制限を緩和し得る電源装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る電源装置は、内面に電源回路実装体が固定された底板および当該底板の縁部に立設された側板を有するベースケースと、本体の背面が前記側板の内面に接触するように前記電源回路実装体を構成する回路基板に実装された電子部品と、基部および当該基部から互いに対向した状態で延出する一対の挟持片を有し、当該一対の挟持片間で前記本体および前記側板を挟持するクリップと、前記ベースケースに装着されたカバーケースとを備え、前記クリップは、前記カバーケースの縁部によって当該縁部側への移動が規制され、前記ベースケースおよび前記カバーケースを平面視した状態において、当該カバーケースの前記縁部の外縁線は、前記側板の外縁線よりも当該ベースケースの内側に位置している。
本発明の電源装置によれば、電子部品をクリップで側板に固定する簡易な固定構造を採用しつつ、カバーケースの縁部(ベースケースの側板に装着されたクリップのこの縁部側への移動を規制する縁部)の外縁線が、ベースケースの側板の外縁線よりもベースケースの内側に位置しているため、ベースケースの側板の外面での凸部の突出高をクリップの挟持片の厚み以下に抑えることができる。したがって、この電源装置によれば、クリップが装着されるベースケースの側板の外面での凸部の突出高がクリップの挟持片の厚みを超えることによって電源装置の取付位置に関して加わる制限を緩和することができる。すなわち、この電源装置によれば、クリップが装着されるベースケースの側板を他の部材(例えば、他の電源装置など)により近づけた状態で取り付ける(設置する)ことができる。
以下、電源装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
電源装置1は、図1〜4に示すように、電源回路を構成する抵抗、コンデンサ、コイル、制御IC(いずれも図示せず)、整流ダイオード2およびスイッチ素子3(例えば、バイポーラトランジスタや電界効果型トランジスタ)などの複数の電子部品と、これらの電子部品が実装された回路基板4(以下、回路基板4および回路基板4に実装された電子部品全体を「電源回路実装体21」ともいう)と、ベースケース5およびカバーケース6で構成されて、電源回路実装体21を収納する金属材料製のケース7と、1または2以上のクリップ(ベースケース5に固定される電子部品と同数(本例では後述するように2つ)のクリップ8,9)とを備えている。
なお、電源装置1では、図3に示すように、ケース7における正面側(図3,5中において白抜きの矢印で示される側)が開口されており、この開口部位において回路基板4に実装されている接続用コネクタ(不図示)に電源ケーブルを接続することができるように構成されている。また、実際の電源装置1におけるケース7には、放熱用の通気孔が多数形成されているが、本明細書において参照する各図面においては、この通気孔の図示を省略している。
ベースケース5は、金属板(本例では一例としてアルミ板)をプレス加工することにより、図3に示すように、底板31、左側板32および右側板33が一体的に形成されている。この場合、底板31は、図3,4に示すように、回路基板4よりもやや大きめの平板状(平面視方形の平板状)に形成されると共に、電源装置1を電源供給対象に固定するための固定用ねじ(図示せず)を挿通可能な挿通孔Haが一例として四隅に形成されている。また、左側板32は、底板31の左辺に底板31に対して直角に立設され、右側板33は、底板31の右辺に、左側板32と同じ方向に向けて底板31に対して直角に立設されている。この構成により、左側板32および右側板33は、互いに対向し、かつ平行な状態で底板31に配設されている。
さらに、左側板32には、図3に示すように、その先端部側(底板31側とは逆側)の縁部32aの一部がケース7の内側に向かって(右側板33側に向かって)凹まされて係合用凹部34が形成されている。この場合、係合用凹部34は、カバーケース6の後述する移動規制片42aが係合可能な大きさで、かつ、その深さが少なくとも移動規制片42aの厚み以上(本例では一例として、移動規制片42aの厚みと同じ)になるように形成されている。さらに、係合用凹部34の底面には、ベースケース5およびカバーケース6を一体的に固定するための雄ねじ22と螺合可能なねじ孔Hbが設けられている。
また、図1,3に示すように、左側板32の一部の領域であって、回路基板4に実装された電子部品(本例では後述する整流ダイオード2およびスイッチ素子3の2つの発熱部品)の本体(端子を除く部位)の背面が接触させられる領域AR(本例では一例として左側板32における正面側寄りの領域)は、底板31からの高さが整流ダイオード2およびスイッチ素子3の底板31からの高さに合わせて、左側板32の他の領域の高さよりも低く形成されている。なお、左側板32の領域ARは、図1,4に示すように、領域ARに接触させられた各電子部品の本体と、この左側板32の領域AR(具体的には、この領域ARのうちの各電子部品の本体の背面との対向部位A1,A2)とに後述するようにして装着されて、各電子部品の本体の背面を左側板32に圧接するクリップ8,9のためのクリップ装着部Pとしても機能する。
また、図3に示すように、左側板32の縁部32a、および右側板33における先端部側(底板31側とは逆側)の縁部33aには、カバーケース6の後述する係合用爪部46を係合可能な側面視L字状の係合用開口部35がそれぞれ2つずつ形成されている。この場合、各係合用開口部35は、左側板32や右側板33の高さ方向と平行に形成されて左側板32や右側板33の先端部の端面に開口する第1開口部と、この第1開口部の奥部からケース7の正面側に向かう第2開口部とが組み合わされて構成されている。また、第1開口部は、その開口幅(ケース7の前後方向に沿った長さ)が係合用爪部46の幅(ケース7の前後方向に沿った長さ)よりも若干長く形成され、また第2開口部は、その長さ(ケース7の前後方向に沿った長さ)が係合用爪部46の幅と同等に形成されると共に、その幅(左側板32や右側板33の高さ方向に沿った長さ)が係合用爪部46の厚みよりも若干長く形成されている。
また、本例では、左側板32の一部の領域ARの高さを、上記したように他の領域よりも低くする構成を採用したことにより、左側板32に形成された2つの係合用開口部35のうちの正面側の係合用開口部35における第1開口部が領域ARと連続する構成になっているが、領域ARと分離する構成を採用することもできる。
なお、左側板32や右側板33に形成する係合用開口部35の数は、2つに限定されず、カバーケース6に形成する係合用爪部46の数に応じて、それぞれ1つ、または3つ以上の任意の数の係合用開口部35を形成することができる。また、右側板33には、電源装置1を電源供給対象に固定するための固定用ねじ(図示せず)を挿通可能な挿通孔Haが四隅に形成されている。
カバーケース6は、金属板(本例では一例として、亜鉛メッキ処理が施されたスチール板)をプレス加工することにより、図3に示すように、天板41、移動規制片42a,42b,43b、正面板44、背面板45および係合用爪部46が一体的に形成されている。この場合、天板41は、平面視方形の平板状(底板31よりも外形の小さい平板状)に形成されている。また、天板41は、後述するように、カバーケース6がベースケース5と一体化させられた状態において、回路基板4を挟んでベースケース5の底板31に対向させられる。
また、移動規制片42aは、天板41の左辺における係合用凹部34に対応する位置(本例では一例として天板41の左辺の長さ方向に沿った中央部分)に、天板41に対して直角に立設されている。また、移動規制片42aには、前述した雄ねじ22を挿通させるための挿通孔Hcが形成されている。この移動規制片42aは、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、その内面(天板41の右辺側の面)がベースケース5の左側板32に形成された係合用凹部34の底面に接触した状態で係合用凹部34に係合させられる。
移動規制片42bは、本例では一例として、移動規制片42aを挟んで2つに分割された状態で天板41の左辺に、移動規制片42aと同じ方向に向けて天板41に対して直角に立設されている。この場合、移動規制片42bは、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、その外面がベースケース5の左側板32における縁部32aの内面に接触する。また、2つに分割された移動規制片42bのうちの正面側寄り(左側板32の領域ARに対応する位置)に形成された移動規制片42bは、後述する係合用爪部46が形成される部位(正面近傍の部位)を除く部位の長さ(天板41からの延出長)が、左側板32の領域ARの高さを補うように、正面近傍の部位の長さ(2つに分割された移動規制片42bのうちの背面側寄りの移動規制片42bと同じ長さ)よりも長く形成されている。
移動規制片43bは、天板41の右辺のほぼ全域に亘って、移動規制片42aと同じ方向に向けて天板41に対して直角に立設されている。また、移動規制片43bは、移動規制片42bと同じ高さに形成されている。この構成により、移動規制片43bは、移動規制片42a,42bと対向し、かつ平行な状態で天板41に配設されている。この場合、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、移動規制片42bは、その外面がベースケース5の右側板33における縁部33aの内面に接触する。
以上の構成により、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、カバーケース6の左辺に形成された移動規制片42bおよび右辺に形成された位相規制片43bは、ベースケース5の左辺に形成された左側板32の縁部32aおよび右辺に形成された右側板33の縁部33aで挟まれる。また、ベースケース5の左辺に形成された左側板32の縁部32aは、カバーケース6の左辺に形成された移動規制片42a,42bで挟まれる。これにより、カバーケース6のベースケース5に対する左右方向での移動が規制される。
また、図3に示すように、天板41の左辺に形成された2つの移動規制片42bのうちの正面側寄りの移動規制片42bにおける正面近傍の部位(天板41からの延出長が、2つの移動規制片42bのうちの背面側寄りの移動規制片42bの長さと同等の長さに規定された部位)の下端部と、この背面側寄りの移動規制片42bの下端部には、ベースケース5の左側板32に形成された係合用開口部35に係合させられる係合用爪部46が係合用開口部35に対応して形成されている。また、移動規制片43bの下端部には、ベースケース5の右側板33に形成された係合用開口部35に係合させられる係合用爪部46が係合用開口部35に対応して形成されている。また、各係合用爪部46の長さ(各移動規制片42b,43bの外面からの突出長)は、ベースケース5を構成する金属板の板厚よりも短くなるように規定されている。
以上のように構成されたベースケース5とカバーケース6とを一体化させる際には、まず、底板31と天板41とが対向する状態でベースケース5とカバーケース6を接近させて、カバーケース6に形成されている各係合用爪部46をベースケース5に形成されている各係合用開口部35における第1開口部に挿入して、各係合用爪部46を対応する第1開口部の奥部に位置させる。次いで、ベースケース5に対してカバーケース6をベースケース5の正面側に移動させる。これにより、カバーケース6に形成されている各係合用爪部46が、各係合用開口部35における第2開口部に進入することにより、対応する係合用開口部35に係合する。
また、各係合用爪部46が対応する係合用開口部35に係合した状態において、カバーケース6の移動規制片42aに形成されている挿通孔Hcが、ベースケース5の係合用凹部34に形成されているねじ孔Hbと連通する。このため、電源装置1(ケース7)では、雄ねじ22を挿通孔Hcに挿通してねじ孔Hbに螺合させることで、ベースケース5に対するカバーケース6のベースケース5の背面側への移動が阻止されて、図5に示すように、ベースケース5およびカバーケース6の一体化が完了する。
この状態の電源装置1(ケース7を構成するベースケース5およびカバーケース6)を平面視した状態では、図6に示すように、カバーケース6の縁部(平面視したときの天板41、各移動規制片42a,42b,43b、正面板44、背面板45および係合用爪部46の各縁部を組み合わせて構成される縁部)の外縁線OEL1は、ベースケース5の縁部(平面視したときの底板31、左側板32および右側板33の各縁部を組み合わせて構成される縁部)の外縁線OEL2よりも内側(ベースケース5の内側)に位置している。
また、この電源装置1(ケース7)では、カバーケース6の2つの移動規制片42bのうちの正面側の移動規制片42bについては、図2に示すように、ベースケース5の左側板32における領域AR(クリップ装着部P:図4も参照)に対応する部位の天板41からの長さL2がクリップ装着部Pの深さL1(左側板32における領域AR以外の部位の先端部からの距離さ)よりも短く(クリップ8の後述する基部の厚みd(クリップ8,9の板厚d)分を若干超える程度に短く)規定されている。
この構成により、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、カバーケース6の縁部(カバーケース6におけるベースケース5のクリップ装着部Pが形成された左側板32側の縁部)の一部を構成する移動規制片42bは、図2に示すように、その先端がベースケース5のクリップ装着部Pに後述するようにして装着されているクリップ8,9の基部8a,9bに干渉することなく、基部8a,9bの近傍に位置した状態になっている。なお、同図では、クリップ8のみを図示している。したがって、カバーケース6の縁部の一部を構成する移動規制片42bにより、カバーケース6の縁部側へのクリップ8,9の移動が規制されるため、クリップ8,9のクリップ装着部Pからの抜脱がカバーケース6の移動規制片42bによって阻止されている。
正面板44は、図3に示すように、天板41における正面側の一辺に、各移動規制片42a,42b,43bと同一方向に向けて、天板41に対して直角に立設されている。また、正面板44の天板41からの高さ(長さ)は、回路基板4に配設される接続用コネクタの形状や大きさに合わせて規定される。なお、不要な場合には、正面板を設けない構成を採用することもできる。
背面板45は、図3に示すように、天板41における背面側の一辺に、各移動規制片42a,42b,43bと同一方向に向けて、天板41に対して直角に立設されている。具体的には、背面板45は、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、ベースケース5側の縁部45aが底板31の上面に当接するように、天板41からの高さが規定されている。
なお、本例では一例として、背面板45における天板41側の一辺に隣接する二辺(左右方向で対向する二辺)のうちの左辺には、移動規制片42a,42bの方向に向けて、背面板45に対して直角に折り曲げられた折曲部45cが設けられて、上記した隣接する二辺のうちの右辺にも、移動規制片43b方向に向けて、背面板45に対して直角に折り曲げられた折曲部45cが設けられている。この構成により、背面板45について、十分な強度が確保されている。
電子部品が実装された回路基板4は、ベースケース5の底板31に不図示の絶縁スペーサを介した状態でねじ止めされている。また、図1〜図4に示すように、回路基板4上における側板(本例では左側板32)を臨む位置には、上記の複数の電子部品のうちの動作状態において特に発熱する電子部品(以下、発熱部品ともいう。本例では一例として、整流ダイオード2とスイッチ素子3の2つの電子部品であるが、この発熱部品は1つのときもあるし、3つ以上のときもある)が、本体の背面を左側板32の内面に対向させた状態で(本体の背面が左側板32の内面に接触するようにして)それぞれ配設されている。具体的には、本例では、整流ダイオード2とスイッチ素子3の2つの電子部品は、回路基板4の縁部のうちの左側板32に近接する1つの縁部4aに、背面を左側板32の内面に対向させた状態で、かつこの縁部4aに沿って間隔を空けて一列に並んだ状態で実装されることで、左側板32を臨む位置に配設されている。
発熱部品である整流ダイオード2およびスイッチ素子3は、図3,4に示すように、例えばTO3Pパッケージ、TO220パッケージおよびTO247パッケージなどの背面側に放熱板が一体化されたパッケージであってもよいし、背面側も樹脂で覆われているフルモールドパッケージであってもよい。
この整流ダイオード2およびスイッチ素子3のような発熱部品は、通常、熱伝導性に優れた材料(例えば、アルミニウムなどの金属材料)で形成された放熱板に固定されることにより、発熱による温度上昇が抑制される。本例では、ベースケース5が熱伝導性に優れたアルミ板で構成されているため、クリップ8,9を使用してベースケース5の左側板32に整流ダイオード2およびスイッチ素子3を固定することにより、この左側板32を整流ダイオード2およびスイッチ素子3用の共通の放熱器として機能させる構成を採用している。つまり、整流ダイオード2およびスイッチ素子3で発生する熱を左側板32から放熱させる構成を採用している。
クリップ8は、図1,2,4に示すように、基部8a、および基部8aから互いに対向して延出する一対の挟持片8b,8cを有している。同様にして、クリップ9も、各同図に示すように、クリップ8の基部8aに対応する基部9a、およびクリップ8の一対の挟持片8b,8cに対応して基部9aから互いに対向して延出する一対の挟持片9b,9cを有している。このように、クリップ8,9は同一に構成されているため、以下では、クリップ8を例に挙げて、より具体的な構成について説明する。
クリップ8は、平面視長方形に形成された基部8aと、基部8aの互いに平行な二対の縁部のうちの一方の一対の縁部から同じ方向に、かつ互いに対向して延出する一対の挟持片8b,8cとを備え、断面コ字状に形成されている。基部8aの長さ(この一方の一対の縁部間の長さ)は、左側板32、絶縁シート10および整流ダイオード2の各厚みの合計よりも長めに形成されている。また、一方の挟持片8bは、基部8aのこの一対の縁部のうちの一方の縁部から、一例として、基部8aに対してほぼ直角に延出する。また、基部8aの幅(この一対の縁部の長さ)は、本例では一例として、整流ダイオード2の幅と同等程度に規定されているが、これに限定されるものではなく、長くてもよいし、短くてもよい。
他方の挟持片8cは、基部8aのこの一対の縁部のうちの他の縁部から、一例として、基部8aに対して直角よりも若干小さい角度(例えば、70°〜80°程度)で延出する。また、他方の挟持片8cは、先端側が基部8aの上記した一対の縁部と平行な折り曲げ部位Q(図2,4参照)において、一方の挟持片8bから離反する方向に若干折り曲げられている。また、この他方の挟持片8cは上記したように基部8aに対して直角よりも若干小さい角度で延出する構成のため、クリップ8の非装着状態において、折り曲げ部位Qと一方の挟持片8bとの間の長さは、左側板32、絶縁シート10および整流ダイオード2の各厚みの合計よりも短くなっている。
また、クリップ8は、弾性を有し、かつ熱伝導性の良好な金属材料で形成された板材に対して、プレス加工や曲げ加工を施すことによって上記したような断面コ字状に形成されている。なお、クリップ8は、この種の金属材料に代えて、合成樹脂などで形成してもよいが、整流ダイオード2で発生された熱は整流ダイオード2に接触するクリップ8からも放熱されるように、熱伝導性の良好な金属材料で形成するのが好ましい。なお、クリップ8は、基部8aを長さ方向に沿った断面形状が弧状になるように形成することで、全体の断面形状がU字状になるように形成してもよいのは勿論である。
各絶縁シート10,11は熱伝導性の良好な絶縁材で形成されて、絶縁シート10は整流ダイオード2の背面と左側板32との間に、また絶縁シート11はスイッチ素子3の背面と左側板32との間にそれぞれ装着される。
次に、電源装置1における整流ダイオード2およびスイッチ素子3の左側板32への固定構造について説明する。
発熱部品である2つの整流ダイオード2およびスイッチ素子3は、回路基板4を含む電源回路実装体21がベースケース5における底板31の内面に固定された状態において、図2,4に示すように、それぞれの本体の背面が左側板32の表面(内面)に近接して対向した状態になっている。絶縁シート10は、この状態の整流ダイオード2の本体の背面と左側板32の表面との間に装着され、絶縁シート11は、この状態のスイッチ素子3の本体の背面と左側板32の表面との間に装着される。
クリップ8は、一方の挟持片8bが左側板32側に位置し、かつ他方の挟持片8cが整流ダイオード2側に位置する状態で、左側板32における整流ダイオード2の本体の背面との対向部位A1(クリップ装着部P内に位置する部位)の上方から、一対の挟持片8b,8c間で整流ダイオード2の本体、絶縁シート10および対向部位A1を挟むようにして、対向部位A1に装着される。また、クリップ9は、一方の挟持片9bが左側板32側に位置し、かつ他方の挟持片9cがスイッチ素子3側に位置する状態で、左側板32におけるスイッチ素子3の本体の背面との対向部位A2(クリップ装着部P内に位置する他の部位)の上方から、一対の挟持片9b,9c間でスイッチ素子3の本体、絶縁シート11および対向部位A2を挟むようにして、対向部位A2に装着される。
この装着状態において、クリップ8では、その基部8aは、図1,2に示すように、クリップ装着部P内の左側板32の上端(対向部位A1の上端)と接触するか、またはほぼ接触する位置に配置されている。また、基部8aからほぼ直角に延出する一方の挟持片8bは、同図に示すように、左側板32の外面に全体的に密着した状態になっている。一方、基部8aから直角未満の角度で延出する他方の挟持片8cは、折り曲げ部位Qにおいて整流ダイオード2の本体の前面と接触した状態になっている。
また、クリップ9でも、その基部9aは、図1に示すように、クリップ装着部P内の左側板32の上端(対向部位A2の上端)と接触するか、またはほぼ接触する位置に配置されている。また、基部9aからほぼ直角に延出する一方の挟持片9bは、同図に示すように、左側板32の外面に全体的に密着した状態になっている。一方、基部9aから直角未満の角度で延出する他方の挟持片9cは、折り曲げ部位Qにおいてスイッチ素子3の本体の前面と接触した状態になっている。
また、クリップ8,9は、対向部位A1,A2に装着された状態においては、一対の挟持片8b,8c間および一対の挟持片9b,9c間がそれぞれの弾性力に抗して押し広げられた状態になっている。したがって、一対の挟持片8b,8c間で挟まれた整流ダイオード2の本体、絶縁シート10および対向部位A1にはクリップ8からの付勢力が加わる。このため、整流ダイオード2の本体および絶縁シート10は、左側板32の対向部位A1にクリップ8によって押し付けられて、整流ダイオード2の本体の背面が絶縁シート10を介して左側板32の対向部位A1(の内面)に密着した状態で、対向部位A1に圧接される。
同様にして、一対の挟持片9b,9c間で挟まれたスイッチ素子3の本体、絶縁シート11および対向部位A2には、クリップ9からの付勢力が加わる。このため、スイッチ素子3の本体および絶縁シート11は、左側板32の対向部位A2にクリップ9によって押し付けられて、スイッチ素子3の本体の背面が絶縁シート11を介して左側板32の対向部位A2(の内面)に密着した状態で、対向部位A2に圧接される。
また、この状態において、カバーケース6がベースケース5と一体化されたときには、上記したように、カバーケース6の縁部の一部を構成するカバーケース6の移動規制片42bが、カバーケース6の縁部側へのクリップ8,9の移動を規制することで、クリップ8,9のクリップ装着部Pからの抜脱を阻止するように機能する。
したがって、この電源装置1によれば、整流ダイオード2およびスイッチ素子3をクリップ8,9で左側板32に固定する簡易な固定構造を採用しつつ、カバーケース6に形成された移動規制片42bにより、クリップ8,9のクリップ装着部Pからの抜脱を確実に防止することができる。
また、この電源装置1によれば、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、前述したように、カバーケース6の縁部の外縁線OEL1は、ベースケース5の縁部の外縁線OEL2よりも内側に位置している(図2,6参照)。これにより、電源装置1によれば、図2に示すように、ベースケース5の左側板32側においても、カバーケース6の縁部の外縁線OEL1(同図中では、最も突出する係合用爪部46の縁部を示している)が、ベースケース5の左側板32の外縁線OEL2よりもベースケース5の内側に位置しているため、ベースケース5の左側板32の外面での凸部の突出高をクリップ8,9の挟持片8b,9bの厚み以下に抑えることができる。したがって、この電源装置1によれば、クリップ8,9が装着されるベースケース5の左側板32の外面での凸部の突出高がクリップ8,9の挟持片8b,9bの厚みを超えることによって電源装置1の取付位置に関して加わる制限を緩和することができる。すなわち、この電源装置1によれば、クリップ8,9が装着されるベースケース5の左側板32を他の部材(例えば、他の電源装置など)により近づけた状態で取り付ける(設置する)ことができる。
また、この電源装置1では、カバーケース6がベースケース5と一体化された状態において、図1,2に示すように、整流ダイオード2およびスイッチ素子3の2つの発熱部品の本体の背面が接触させられる左側板32の領域AR(クリップ装着部P)の外面は、その一部がクリップ8,9の挟持片8b,9bで覆われるものの、カバーケース6では覆われていない構成となっている。
これにより、この電源装置1では、整流ダイオード2で発せされた熱であって、絶縁シート10を介して左側板32の対向部位A1の外面に伝導した熱、およびクリップ8を介して対向部位A1の外面に伝導した熱、並びにスイッチ素子3で発せされた熱であって、絶縁シート11を介して左側板32の対向部位A2の外面に伝導した熱、およびクリップ9を介して対向部位A2の外面に伝導した熱は、いずれもカバーケース6によって妨げられることなく、電源装置1の外部に効率よく放熱される。
したがって、この電源装置1によれば、整流ダイオード2およびスイッチ素子3をクリップ8,9で左側板32に固定する簡易な固定構造を採用しつつ、整流ダイオード2およびスイッチ素子3で発生する熱をカバーケース6で覆われていない左側板32における各対向部位A1,A2の外面全体から電源装置1の外部に効率よく放熱することができる。
また、この電源装置1によれば、クリップ8,9が熱伝導性の良好な材料(本例では金属材料)で形成されているため、整流ダイオード2およびスイッチ素子3で発生する熱をクリップ8,9を介して各対向部位A1,A2の外面に位置するクリップ8,9の一方の挟持片8b,9bに伝導させて、この一方の挟持片8b,9bからも放熱することができるため、放熱効率をより一層高めることができる。
なお、上記した電源装置1では、発熱する電子部品である整流ダイオード2およびスイッチ素子3を個別のクリップ8,9で左側板32に固定する構成を採用しているが、図示はしないが、複数の電子部品を同時に挟持し得る幅に形成することで、1つのクリップで複数の電子部品を挟持する構成を採用することもできる。
1 電源装置
2 整流ダイオード
3 スイッチ素子
5 ベースケース
6 カバーケース
8,9 クリップ
21 電源回路実装体
32 左側板
42b 移動規制片
A1,A2 対向部位
2 整流ダイオード
3 スイッチ素子
5 ベースケース
6 カバーケース
8,9 クリップ
21 電源回路実装体
32 左側板
42b 移動規制片
A1,A2 対向部位
Claims (1)
- 内面に電源回路実装体が固定された底板および当該底板の縁部に立設された側板を有するベースケースと、
本体の背面が前記側板の内面に接触するように前記電源回路実装体を構成する回路基板に実装された電子部品と、
基部および当該基部から互いに対向した状態で延出する一対の挟持片を有し、当該一対の挟持片間で前記本体および前記側板を挟持するクリップと、
前記ベースケースに装着されたカバーケースとを備え、
前記クリップは、前記カバーケースの縁部によって当該縁部側への移動が規制され、
前記ベースケースおよび前記カバーケースを平面視した状態において、当該カバーケースの前記縁部の外縁線は、前記側板の外縁線よりも当該ベースケースの内側に位置している電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013089298A JP2014212289A (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013089298A JP2014212289A (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014212289A true JP2014212289A (ja) | 2014-11-13 |
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ID=51931809
Family Applications (1)
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JP2013089298A Pending JP2014212289A (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014212289A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018187222A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | ヤマトプロテック株式会社 | 流水検知装置 |
CN111033153A (zh) * | 2017-09-07 | 2020-04-17 | 三菱电机株式会社 | 制冷循环装置中的电气部件罩的防止掉落构造 |
Citations (2)
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JP2000183575A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Tdk Corp | 電子部品の冷却構造及びこれを用いた電子機器 |
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-
2013
- 2013-04-22 JP JP2013089298A patent/JP2014212289A/ja active Pending
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