JP2014211755A - 情報入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙に書き込まれた情報を正確に取得できる情報入力装置を提供する。【解決手段】検出装置7,8は前面7A,8Aに凹部71,81を備える。凹部71,81は、前面7A,8Aに位置決めする第一表紙101及び第二表紙102の各位置に対応して形成されている。凹部71,81に設けられた位置決め部71A,81Aに、第一表紙101及び第二表紙102の見開き側の角部を夫々位置決めすることによって、用紙103の書込可能範囲105が検出装置7,8の検出範囲に対応して位置決めされる。さらに、凹部71,81には粘着部72,82が設けられている。それ故、第一表紙101及び第二表紙102は凹部71,81からずれない。故に読取装置2は用紙103に書き込まれた情報を正確に取得できる。位置決め部71A,71Bは、保持シート44に覆われているので、第一表紙101の浮きを抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体上に入力される情報を取得可能な情報入力装置に関する。
従来、複数枚の用紙が綴じられた冊子状の紙媒体に記入された情報を、電子化して保管及び管理する技術が知られている。特許文献1に開示の情報管理システムでは、人間が手帳をデジタイザのパッドの上に載せて、専用ペンで手書きのコンテンツを記載する。手書きのコンテンツは、デジタイザによって画像データとして読み込まれ、PCのメモリに記憶される。特許文献2に開示の手書き筆跡入力システムでは、人間がノートに受信装置を取り付け、電子ペンから発信される赤外線信号と超音波信号が受信装置に受信される。受信装置では、各信号を受信した各時間が距離に換算され、三角測量方式を用いて、電子ペンの位置座標データに変換される。位置座標データはさらに筆跡データに変換されて記憶装置に保存される。
特開2002−132943号公報 特開2007−128120号公報
特許文献1に開示の情報管理システムでは、手帳はパッドの上に置かれているだけで固定されていないので、使用途中で手帳がパッドに対してずれてしまい、読み込まれる画像データが実際の筆跡に対してずれてしまうという問題点があった。特許文献2に開示の手書き筆跡入力システムでは、ノートにおける受信装置の取付位置が決まっていないので、筆跡データの中心がずれてしまうという問題点があった。また、ノートのページを捲る
度に受信装置を付け替える必要があるので、手間であった。
本発明の目的は、用紙に書き込まれた情報を正確に取得できる情報入力装置を提供することである。
本発明の一態様に係る情報入力装置は、一対の表紙と、前記一対の表紙の間に重ねて配置した複数枚の用紙とが、各々の縁部の一部で綴じられた冊子状の記録媒体上に入力される情報を取得可能な情報入力装置において、近接する筆記具の位置を検出可能で且つ配線を介して互いに接続された一対の板状体であって、前記一対の表紙のうちの第一表紙の紙面略全体に接触する第一検出部、及び前記一対の表紙のうちの第二表紙の紙面略全体に接触する第二検出部と、前記第一検出部の前記第一表紙の紙面に接触する第一接触面、及び前記第二検出部の前記第二表紙の紙面に接触する第二接触面に夫々設けられ、前記第一検出部側に前記用紙を配置した場合に、前記用紙の書込可能範囲が前記第一検出部の検出範囲に対応し、前記第二検出部側に前記用紙を配置した場合に、前記用紙の前記書込可能範囲が前記第二検出部の検出範囲に対応するように、前記第一接触面及び前記第二接触面において、前記第一表紙及び前記第二表紙の綴じ側の縁部とは反対側の見開き側の縁部の両角部のうち少なくとも一つの角部を位置決めする位置決め部と、前記第一検出部を外側から覆う板状の第一覆い部と、前記第二検出部を外側から覆い且つ前記第二検出部に固定される板状の第二覆い部とを備えるカバー部と、前記第一覆い部の前記第一検出部を覆う側の内面に、少なくとも上部と下部が閉塞して設けられ、前記第一検出部を内側に挿入保持すると共に、前記第一接触面に設けられた前記位置決め部を外側から覆う保持部とを備えたことを特徴とする。
上記情報入力装置では、位置決め部は、用紙の書き込み範囲が各検出部の検出範囲に対応する位置となるように、用紙の位置決めを行う。故に情報入力装置は用紙に書き込まれた情報を確実に取得できる。また、保持部は第一接触面に設けられた位置決め部を外側から覆っているので、第一表紙を保持部の内側に挿入する際に、第一表紙の浮きが抑えられる。それ故、位置決め部に対して第一表紙の位置決めが容易となる。
また、第一態様では、前記位置決め部は、前記第一検出部及び前記第二検出部を互いに開いた状態で、前記第一接触面及び前記第二接触面において位置決めする前記第一表紙及び前記第二表紙の各位置に対応する部分を凹状に形成してもよい。第一検出部及び第二検出部に設けた凹みに第一表紙及び第二表紙を合わせるだけなので、位置決めが容易である。
また、第一態様では、前記保持部は、前記第一接触面を覆う樹脂製のシート部材でもよい。保持部を樹脂製のシート部材で構成することで、保持部の周囲の側面が傾斜して起立しない。故に保持部全体を薄く見せることができる。
また、第一態様では、前記シート部材は透明でもよい。シート部材は透明であるので、位置決め部に対して第一表紙の角部を合わせ易くすることができる。
また、第一態様では、前記シート部材は長方形状に形成され、前記第一覆い部の前記内面に、前記上部と前記下部と、さらに前記第二覆い部に対向する側の側部とは反対側の側部が閉塞して設けられていてもよい。シート部材の上部と下部と側部が閉塞しているので、第一検出部が保持部から外方に抜け出てしまうのを防止できる。
また、第一態様は、前記第一表紙及び前記第二表紙を、前記第一接触面及び前記第二接触面に夫々固定する固定手段を備えてもよい。それ故、第一表紙及び第二表紙が、第一接触面及び第二接触面に対してずれるのを防止できる。また、第一検出部は保持部に挿入保持され、第二検出部はカバーの第二覆い部に固定された状態で、第一表紙は第一接触面に、第二表紙は第二接触面に対し固定される。これにより、冊子の開閉に合わせて、第一検出部を第二検出部に対して横方向に移動させることができる。それ故、第一検出部と第二検出部とを繋ぐ配線に無理な力がかかるのを防止できる。
また、第一態様では、前記固定手段は、前記第一接触面及び前記第二接触面に夫々設けられ、粘着剤で形成した粘着部、又は面ファスナであってもよい。それ故、第一表紙及び第二表紙を、第一接触面及び第二接触面に対して接着させることができる。
また、第一態様では、前記粘着部は、前記第一接触面及び前記第二接触面において、互いに対向する各縁部側に夫々設けられてもよい。それ故、第一表紙を保持部に対して挿入する際に粘着部が邪魔にならない。
また、第一態様では、前記保持部は、前記第一検出部を内側に挿入保持した状態で、前記第一接触面に設けられた前記粘着部に被らないようにしてもよい。それ故、保持部が粘着部に接触して接着してしまうのを防止できる。また、第一表紙を第一接触面と保持部との間に挿入する際に、粘着部が第一表紙に接触することによって、第一表紙が挿入しづらくなるのを防止できる。
手書入力システム1の構成図である。 読取装置2の斜視図(ノート100有り)である。 読取装置2の正面図である。 外装カバー4の正面図である。 外装カバー4の背面図である。 検出装置7,8の分解斜視図である。 検出装置7,8の背面図である。 折り畳んだ状態の読取装置2の背面図である。 第二ポケット52を剥がした状態の読取装置2の背面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。以下説明では、図1の上側、下側、左側、右側を、夫々、手書入力システム1の後側、前側、左側、右側とする。図2,図6の上側、下側、左上側、右下側、右上側、左下側を、夫々、読取装置2又は検出装置7,8の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。図3,図4の上側、下側、左側、右側、手前側、奥側を、夫々、読取装置2又は外装カバー4の上側、下側、左側、右側、前側、後側とする。図5,図7の上側、下側、左側、右側、手前側、奥側を、夫々、外装カバー4又は検出装置7,8の上側、下側、右側、左側、後側、前側とする。
図1,図2を参照し、手書入力システム1の構成を説明する。手書入力システム1は、読取装置2、電子ペン3、ノート100等を備える。読取装置2は、左右方向に折り畳み(つまり、二つ折り)可能(図8参照)であり、ユーザが携行可能なタブレット型の情報入力装置である。電子ペン3は、ノート100にインクで情報(文字、記号、図形、数字等)を記入でき、且つ記入される情報を読取装置2に入力可能な筆記具である。ノート100は、第一表紙101と第二表紙102との間に複数の用紙103が綴じられた左右方向に見開き可能な冊子状の紙媒体である。第一表紙101、第二表紙102、複数の用紙103は、各々の縁部の一部で綴じられている。ノート100は、例えばA5サイズのノートである。用紙103は、例えば罫線が20本引かれた文書用フォーマットを有する。
図1,図2に示すように、手書入力システム1では、読取装置2の前面にノート100が固定される。ユーザは、読取装置2を開き、電子ペン3を用いて、読取装置2に固定されたノート100の用紙103に情報を記入する。読取装置2は、電子ペン3の軌跡を検出し、ストロークデータを取得して記憶する。ストロークデータとは、読取装置2によって経時的に検出された電子ペン3の複数の位置情報(例えば、座標情報)を元に、電子ペン3の軌跡を特定したデータである。
読取装置2は、例えばPC(図示略)と無線通信が可能である。読取装置2で取得されたストロークデータは、例えばユーザが入力した転送指示に応じてPCに転送される。PCは、読取装置2から転送されたストロークデータに基づき、ノート100に記入された情報を電子化した画像ファイルを生成及び表示可能である。尚、転送指示は、例えば電子ペン3の記入操作で行うことができる。
図1〜図3を参照し、読取装置2の構成を説明する。読取装置2は、外装カバー4、一対の検出装置7,8を備える。外装カバー4は、左右方向に折り畳み可能である(図8参照)。外装カバー4は、例えば合成皮革、ナイロン素材、又はポリエステル素材等で作製され、外力に応じて変形可能な柔軟性を有する。検出装置7,8は、正面視長方形の板状に形成された入力装置である。折り曲げられていない状態の外装カバー4の前面に対し、検出装置7,8が左右方向に並んで夫々取り付けられている。検出装置7,8は、ハーネス90(図3,図7参照)を介して互いに電気的に接続されている。
図3に示すように、読取装置2を開くと、検出装置7は左側、検出装置8は右側に配置される。これら検出装置7,8の前面7A,8Aに対して、ノート100が固定される(図2参照)。ノート100の第一表紙101は検出装置7の前面7Aに接触して固定される。第二表紙102は検出装置8の前面8Aに接触して固定される。検出装置7,8は、ノート100上の電子ペン3の位置を公知の電磁誘導式で経時的に検出し、それら位置情報を元にストロークデータを作成する。作成したストロークデータは、後述するメイン基板13に搭載したメモリ(図示略、例えばフラッシュROM)に記憶する。
以下、各部材の構造を詳細に説明する。尚、以下説明では、図2,図3に示すように、読取装置2が折り曲げられていない状態(つまり、外装カバー4の後述する左側覆い部41と右側覆い部42とが左右方向に平行に並ぶ状態)を基準として、各部位の位置関係を説明する。
図4を参照し、外装カバー4の構造を説明する。外装カバー4は、折り曲げられていない状態で、左右方向に長い長方形状に形成されている。外装カバー4は、左側覆い部41、右側覆い部42、中央部43を備える。左側覆い部41及び右側覆い部42は、正面視長方形の板状に形成され、中央部43を介して左右方向に互いに連結されている。左側覆い部41及び右側覆い部42の各内部には、静電気防止用の樹脂板(図示略)が夫々封入されている。中央部43は上下方向に延設され、左側覆い部41と右側覆い部42を折り畳み可能とする折り曲げ部として機能する。
外装カバー4の前面構造を説明する。図4に示すように、左側覆い部41の前面には、保持シート44が設けられている。保持シート44は、正面視長方形状の透明の樹脂シートで形成されている。その上端部と下端部と左端部が左側覆い部41の前面に対してシールされ、右端側は開口している。保持シート44の左端部は、左側覆い部41の左端部近傍に位置する。保持シート44の右端部は、左側覆い部41の中央部43から左方に所定距離を空けて位置する。保持シート44は右端側が開口するポケットを形成する。検出装置7は、保持シート44の内側に右側方から挿入されて保持される(図3参照)。
右側覆い部42の前面には樹脂シート(図示略)が全面に貼られている。右側覆い部42の前面には、樹脂シートを介して検出装置8の裏面が接着剤で固定される(図3参照)。右側覆い部42の略中央には、矩形状の開口部47が設けられている。尚、樹脂シートの同位置にも同形状の開口部(図示略)が設けられている。開口部47は、検出装置8の裏面に設けられた後述するバッテリ装着部20及び銘板取付部25(図7参照)の位置に対応している。
中央部43の前面には、帯状体45が設けられている。帯状体45は上下方向に延設され、その長手方向両端部が、中央部43の上部と下部に夫々固定されている。帯状体45は外装カバー4の材質と同じ材質である。図3に示すように、検出装置7と8の間に接続されたハーネス90は、帯状体45と中央部43の前面との間に配置される。それ故、ハーネス90は帯状体45によって隠れるので外部から保護される。さらに、読取装置2を開いた時に、ハーネス90が見えないので、中央部43前面の美観を向上できる。
外装カバー4の背面構造を説明する。図5に示すように、左側覆い部41の背面には、第一ポケット51が設けられている。尚、図5は、外装カバー4の裏表をひっくり返して図示しているので、図4の左右方向とは逆になっている。第一ポケット51は長方形状に形成され、左側覆い部41と略同一幅(左右方向長さ)、且つ左側覆い部41の高さ(上下方向長さ)の3/4程度の高さを有する。第一ポケット51は、その右端部、左端部、下端部が左側覆い部41の背面にシールされ、上端部が開口している。第一ポケット51には、例えば、筆記具又は資料等を上方から差し込み可能である。
他方、右側覆い部42の背面には、開口部47を覆うようにして、第二ポケット52が設けられている。第二ポケット52は、第一ポケット51と略同一の長方形状に形成されている。第二ポケット52は、その中央部43側の左端部(図5において右端部)のみが中央部43の背面にシールされ、右端部(図5において左端部)と下端部がファスナ部53,54によって左側覆い部41の背面に着脱可能とされ、上端部が開口している。第二ポケット52にも、例えば、筆記具又は資料等を上方から差し込み可能である。
尚、図9に示すように、ファスナ部53は面ファスナ53A,53Bで構成する。ファスナ部54は面ファスナ54A,54Bで構成する。面ファスナ53Aは、右側覆い部42の背面において、開口部47の右側(図9において左側)に設けられている。面ファスナ53Bは、第二ポケット52の裏面における左端側(図9において右端側)に設けられている。面ファスナ54Aは、右側覆い部42の背面の下端側に設けられている。面ファスナ54Bは、第二ポケット52の裏面の下端側に設けられている。これにより、ユーザは、第二ポケット52を、中央部43の背面に対して一端部のみが固定された状態で、左方(図9において右方)に剥がすことができる。第二ポケット52を剥がすと、開口部47が露出する。尚、開口部47には、検出装置8の裏面に設けられた後述するバッテリ装着部20及び銘板取付部25が配置されている。
また、図5に示すように、右側覆い部42の見開き側である右端側には、帯状のバンド56が上下方向に延出して設けられている。バンド56は伸縮性を有する材質(例えばゴム製)であって、その長手方向両端部が右側覆い部42の上端部と下端部に夫々固定されている。例えば、読取装置2を使用する為に、外装カバー4を開いた状態では、ユーザは、図5に示すように、バンド56を右側覆い部42の背面側に廻し、第二ポケット52上に被せることができる。この場合、ユーザは、読取装置2の使用中、第二ポケット52が外側に捲れて開いてしまうのを防止できる。
また、読取装置2を携行する為に、外装カバー4を折り畳んだ状態では、ユーザは、図8に示すように、バンド56を左側覆い部41の背面側に廻すことによって、右側覆い部42と左側覆い部41を束ねることができる。この場合、ユーザは、読取装置2の携行中に、外装カバー4が開いてしまうのを防止できる。
図3,図6,図7を参照し、検出装置7,8の構造を説明する。図3に示すように、検出装置7,8は、何れも正面視縦長の長方形状で、且つ前後方向の厚みが小さい板状の入力装置である。
図6に示すように、検出装置7は、前カバー75、デジタイザ基板10、後カバー76等を備える。前カバー75及び後カバー76は縦長略矩形状の樹脂板である。後カバー76の前面には、デジタイザ基板10等の電子部品が配置される基板配置部77が設けられている。基板配置部77にデジタイザ基板10などの電子部品が配置された状態で、前カバー75が後カバー76に組み付けられる。
図3,図6に示すように、前カバー75の前面7Aには凹部71が設けられている。凹部71は、ノート100の第一表紙101(図1参照)の綴じ側部分を除く領域に合わせて凹状に形成されている。なお、本実施形態では、凹部71の上下方向長さは、ノート100の上下方向長さよりも若干長く調整されている。凹部71は位置決め部71A,71Bを備える。位置決め部71Aは凹部71の左上角部に位置し、第一表紙101の左上角部101A(図1参照)を位置決めする。位置決め部71Bは凹部71の左下角部に位置する。凹部71の検出装置8に対向する縁部である右端部近傍には、粘着部72が設けられている。粘着部72は例えば微粘着剤で形成された帯状の粘着部位である。粘着部72は、凹部71に対して位置決めされる第一表紙101と接着する。
図6に示すように、検出装置8は、前カバー85、デジタイザ基板11、メイン基板13、後カバー86等を備える。前カバー85及び後カバー86は、縦長略矩形状の樹脂板である。後カバー86の前面には、デジタイザ基板11、メイン基板13等の電子部品が配置される基板配置部87が設けられている。基板配置部87にデジタイザ基板11、メイン基板13等の電子部品が配置された状態で、前カバー85が後カバー86に組み付けられる。前カバー85の前面上部には、スイッチ収容部83が設けられている。スイッチ収容部83はメイン基板13に設けられる各種スイッチ部品(図示略)を収容する。
図3,図6に示すように、前カバー85の前面8Aには凹部81が設けられている。凹部81は、ノート100の第二表紙102(図1参照)の綴じ側部分を除く領域に合わせて凹状に形成されている。なお、本実施形態では、凹部81の上下方向長さも、ノート100の上下方向長さよりも若干長く調整されている。凹部81は位置決め部81A,81Bを備える。位置決め部81Aは凹部81の右上角部に位置し、第二表紙102の右上角部102A(図1参照)を位置決めする。位置決め部81Bは凹部81の右下角部に位置する。凹部81の検出装置7に対向する縁部である左端部近傍には、粘着部82が設けられている。粘着部82は例えば微粘着剤で形成された帯状の粘着部位である。粘着部82は、凹部81に対して位置決めされる第二表紙102と接着する。
また、図7に示すように、後カバー86の背面略中央部には、バッテリ装着部20及び銘板取付部25が互いに左右方向に隣接して背面視矩形状に設けられている。バッテリ装着部20は、後カバー86の背面から後方に突出している。バッテリ装着部20は検出装置7,8に電源を供給するバッテリ(図示略)を装着し、その上からバッテリカバー19を取り付ける。銘板取付部25は、後カバー86の背面から外装カバー4の右側覆い部42の厚み分だけ後方に突出している。銘板取付部25は、読取装置2の銘板(図示略)を取り付ける部分である。銘板とは、例えば、小型の平板に読取装置2の銘柄(仕様)を表示した板、プレート、又はシールを指す。
図6に示すデジタイザ基板10,11は、X軸方向(具体的には、左右方向)及びY軸方向(具体的には、上下方向)の各々に細長いループコイルが多数配列された基板であって、近接する電子ペン3(図1参照)の位置を検出可能である。デジタイザ基板10,11は、夫々、検出装置7,8のほぼ全面に亘る大きさを有する上下方向に長い矩形状である。デジタイザ基板10,11は、夫々、A5サイズの第一表紙101及び第二表紙102の綴じ側を除く紙面略全体に対向可能な検出範囲を有する。
メイン基板13は、図示しないCPU、フラッシュROM、無線通信部等を備える。CPUは読取装置2の制御を行う。フラッシュROMは、CPUが読取装置2を制御する為に実行する各種プログラムや、電子ペン3のストロークデータ等を記憶する。無線通信部は、外部の電子機器(例えばPC)と近距離無線通信を実行する為のコントローラである。
次に、外装カバー4に対する検出装置7,8の取付手順を説明する。作業者は、図3に示すように、先ず、検出装置7を、凹部71を前方に向けた状態で、外装カバー4の左側覆い部41の前面に設けた保持シート44の内側に対し、右側方から挿入する。検出装置7は保持シート44の内側に保持される。次に、検出装置7と検出装置8をハーネス90で接続する(図7参照)。ハーネス90は、中央部43の前面と帯状体45との間に通す(図3参照)。そして、検出装置8の背面を、外装カバー4の右側覆い部42の前面に接着剤で固定する。このとき、図9に示すように、バッテリ装着部20及び銘板取付部25を、右側覆い部42に設けた開口部47の内側に挿入する。こうして、検出装置7,8は互いに左右方向に並んで配置される。この状態で、検出装置7は、保持シート44の内側において、検出装置8に対して接離する方向に移動可能となる。
ここで、図3に示すように、検出装置8の左端部は帯状体45の右端部に被らないようになっている。それ故、外装カバー4を折り畳んだ場合に、検出装置8の左端部と帯状体45の右端部とが干渉しない。また、検出装置7を保持シート44の左側方に押し込んだ状態で、検出装置7の右端部は帯状体45の左端部の前面に被せて配置される。これにより、読取装置2の開閉に応じて、検出装置7が検出装置8に接離する方向に移動した場合でも、検出装置7の右端部が帯状体45の左端側に引っ掛かる虞がない。このようにして、外装カバー4に対して検出装置7,8の取付作業が完了し、読取装置2が完成する。
ここで、図9に示すように、バッテリ装着部20及び銘板取付部25は、右側覆い部42に設けた開口部47の内側に挿入されている。これにより、バッテリ装着部20及び銘板取付部25の厚みは、外装カバー4の右側覆い部42の厚みによって吸収されるので、読取装置2全体の厚みを薄くできる。また、バンド56を第二ポケット52から外し、第二ポケット52を引き剥がすことで、図9に示すように、開口部47を介して、バッテリ装着部20及び銘板取付部25を外部に露出させることができる。それ故、ユーザは、検出装置8を外装カバー4の右側覆い部42に固定した状態のままで、バッテリ装着部20に対してバッテリを着脱できる。また、銘板取付部25に取り付けられた銘板(図示略)の情報を確認できる。
次に、検出装置7,8に対するノート100の取付手順を説明する。先ず、図3に示すように、読取装置2を水平に開いて机上に載置する。このとき、外装カバー4の前面において、検出装置7は左側に、検出装置8は右側に夫々配置される。図1,図2に示すように、ユーザは、ノート100の第一表紙101を、検出装置7の凹部71と保持シート44との間の隙間に対して右側方から滑り込ませる。保持シート44の右端部の位置は、粘着部72よりも左側に離間しているので、保持シート44は粘着部72に接着しない。従って、凹部71と保持シート44との間の隙間に対して、第一表紙101を右側方から容易に滑り込ませることができる。
また、保持シート44は透明であるので、保持シート44の上から確認しながら、第一表紙101の位置を調整できる。そして、位置決め部71Aに対して、第一表紙101の左上角部101Aを突き当てることによって、左上角部101Aが位置決め部71Aに位置決めされる。
ここで、第一表紙101の左上角部101Aに反りを生じている場合がある。本実施形態では、位置決め部71Aは保持シート44に覆われているので、左上角部101Aに生じた反りが押さえられる。これにより、ユーザは、左上角部101Aを、位置決め部71Aに対して確実に位置決めできる。また、保持シート44は、左側覆い部41の左端部近傍から粘着部72の手前までを覆っている。これにより、凹部71と保持シート44との間の隙間に対して、第一表紙101を滑り込ませるだけで、第一表紙101は保持シート44によって左側方にガイドされる。それ故、左上角部101Aを、位置決め部71Aに対して容易に突き当てることができる。従って、第一表紙101の位置決め作業を容易にできる。
そして、第一表紙101の左上角部101Aを、位置決め部71Aに位置決めした後、第一表紙101を凹部71に対して見開き側から綴じ側に向かって徐々に接触させ、粘着部72に接着させる。これにより、第一表紙101は凹部71に対して確実に固定される。
次いで、ノート100の第二表紙102を、検出装置8の凹部81に位置決めして固定する。このとき、ノート100の厚みに応じて、第一表紙101が既に固定された検出装置7を検出装置8側に寄せる。そして、第二表紙102の右上角部102Aを、凹部81の位置決め部81Aに突き当てて位置決めする。その後、第二表紙102を凹部81に対して見開き側から綴じ側に向かって徐々に接触させ、粘着部82に接着させる。これにより、第二表紙102は凹部81に対して確実に固定される。こうして、検出装置7,8に対するノート100の取付作業が完了し、電子ペン3による書き込みが可能となる。そして、検出装置7,8にノート100が取り付けられた状態では、図2に示すように、ノート100の下端部と、凹部71,81の各下端部との間には、若干の隙間が生じるようになっている。これにより、凹部71,81の上側に位置する位置決め部71A,81Aに対して、第一表紙101の左上角部101Aと、第二表紙102の右上角部102Aとを下方から移動させて突き当てることができる。よって、検出装置7,8に対するノート100の位置決めの作業性を向上できる。また、上記隙間によって、ノート100の寸法誤差を吸収することもできる。
次に、ノート100と検出装置7,8との相互の位置関係について説明する。図6に示すように、検出装置7のデジタイザ基板10の検出範囲は、デジタイザ基板10のほぼ全領域である。検出装置8のデジタイザ基板11の検出範囲は、デジタイザ基板11のほぼ全領域である。それ故、検出装置7の凹部71は、デジタイザ基板10の検出範囲内に位置し、検出装置8の凹部81は、デジタイザ基板11の検出範囲内に位置する。よって、図1に示すように、第一表紙101を凹部71に位置決めすることによって、用紙103を検出装置7側に配置した場合は、用紙103の書込可能範囲105(図1,図3参照)を、デジタイザ基板10(図6参照)の検出範囲内に位置させることができる。また、第二表紙102を凹部81に位置決めすることによって、用紙103を検出装置8側に配置した場合は、用紙103の書込可能範囲105を、デジタイザ基板11の検出範囲内に位置させることができる。尚、書込可能範囲105とは、例えば、図1に示すように、用紙103の綴じ側を除く範囲である。
これにより、用紙103の書込可能範囲105内に電子ペン3で書き込まれた情報を、検出装置7,8によって確実に検出できる。さらに、第一表紙101及び第二表紙102は、粘着部72,82によって凹部71,81に固定されているので、用紙103に情報を書き込んでいる途中で、検出装置7,8に対してノート100の位置がずれることがない。これにより、検出装置7,8は、用紙103に書き込まれた電子ペン3の正確なストロークデータを取得できる。
そして、ノート100を検出装置7,8に固定したままで、読取装置2を折り畳む場合、開閉するノート100の第一表紙101及び第二表紙102の動きに、検出装置7,8を合わせなければならない。本実施形態では、外装カバー4において、検出装置8の位置が固定されているので、第二表紙102の位置は固定されている。つまり、第一表紙101の動きに対して、検出装置7を合わせることが必要となる。
ノート100を開いた状態から閉じる場合、第一表紙101は、第二表紙102に対して離間する方向に僅かに移動する。その逆で、ノート100を閉じた状態から開く場合、第一表紙101は、第二表紙102に対して接近する方向に僅かに移動する。この動きに検出装置7を対応させる為に、本実施形態は、検出装置7を外装カバー4の保持シート44によって、検出装置8に接離する方向に移動可能に保持している。これにより、検出装置7は、ノート100の開閉によって移動する第一表紙101に合わせて適宜移動できるので、ノート100と検出装置7,8との相互の位置関係を常時保持できる。従って、読取装置2を開閉した場合であっても、検出装置7,8は、用紙103に書き込まれた情報を常時正確に取得できる。
尚、以上説明において、読取装置2は本発明の情報入力装置に相当する。電子ペン3は本発明の筆記具に相当する。ハーネス90は本発明の配線に相当する。検出装置7は本発明の第一検出部に相当する。検出装置8は本発明の第二検出部に相当する。前面7Aは本発明の第一接触面に相当する。前面8Aは本発明の第二接触面に相当する。凹部71,81、及び位置決め部71A,71B,81A,81Bは本発明の位置決め部に相当する。左側覆い部41は本発明の第一覆い部に相当する。右側覆い部42は本発明の第二覆い部に相当する。外装カバー4は本発明のカバー部に相当する。保持シート44は本発明の保持部に相当する。
以上説明したように、本実施形態の読取装置2はノート100に電子ペン3で書き込まれる情報を取得可能な装置である。読取装置2は、一対の検出装置7,8と、外装カバー4を備える。外装カバー4は左右方向に折り畳み可能である。検出装置7,8は、折り曲げられていない状態の外装カバー4の前面に対し、左右方向に並んで夫々取り付けられている。検出装置7は、外装カバー4の左側覆い部41の前面に設けられた保持シート44によって横方向に移動可能に保持されている。検出装置8は、外装カバー4の右側覆い部42の前面に固定されている。検出装置7,8はハーネス90で互いに接続されている。検出装置7は前面7Aに凹部71を備える。検出装置8は前面8Aに凹部81を備える。凹部71の位置決め部71Aは、第一表紙101の左上角部101Aを位置決めする。凹部81の位置決め部81Aは、第二表紙102の右上角部102Aを位置決めする。
これにより、ノート100は、用紙103の書込可能範囲105が、検出装置7,8の検出範囲に対応する位置となるように、検出装置7,8に対して位置決めされる。故に読取装置2は用紙103に書き込まれた情報を確実に取得できる。また、保持シート44は凹部71に設けられた位置決め部71Aを外側から覆っているので、第一表紙101を保持シート44の内側に挿入する際に、第一表紙101の浮きが抑えられる。それ故、位置決め部71Aに対して第一表紙101の位置決めが容易となる。
また、上記実施形態では、位置決め部71A,81Aを、凹部71,81の一部で構成することによって、検出装置7,8に対する第一表紙101及び第二表紙102の位置決めを更に容易とすることができる。
また、上記実施形態では、外装カバー4の左側覆い部41の前面において、樹脂製の保持シート44で検出装置7を保持させているので、保持シート44の周囲の側面が傾斜して起立しない。故に保持シート44全体を薄く見せることができる。さらに、保持シート44は透明であるので、位置決め部71Aに対して第一表紙101の角部を合わせ易くすることができる。
また、上記実施形態では、保持シート44の上部と下部と左端部が閉塞しているので、検出装置7が保持シート44から左側方に抜け出てしまうのを防止できる。
また、上記実施形態では、凹部71,81に粘着部72,82を設けているので、第一表紙101及び第二表紙102を、凹部71,81に対して固定できる。これにより、第一表紙101及び第二表紙102が、凹部71,81に対してずれるのを防止できる。さらに、検出装置7は保持シート44に挿入保持され、検出装置8は外装カバー4の右側覆い部42に固定された状態で、第一表紙101は凹部71に、第二表紙102は凹部81に固定される。これにより、ノート100の開閉に合わせて、検出装置7を検出装置8に対して横方向に移動させることができる。それ故、ハーネス90に無理な力がかかるのを防止できる。
また、上記実施形態では、粘着部72は、凹部71,81において、互いに対向する各縁部側に夫々設けられているので、第一表紙101を保持シート44に対して挿入する際に粘着部72,82が邪魔にならない。
また、上記実施形態では、保持シート44は、検出装置7を内側に挿入保持した状態で、粘着部72に被らない。それ故、保持シート44が粘着部72に接触して接着してしまうのを防止できる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。上記実施形態では、位置決め部71A,81Aを、凹部71,81の一部で夫々構成しているが、凹部71,81ではなく、検出装置7,8の前面7A,8A上において、例えばL字状の突起で構成してもよく、位置決めの方法については限定されない。さらに、上記実施形態では、第一表紙101及び第二表紙102の夫々の見開き側の端部のうち上側の角部を夫々位置決めしているが、第一表紙101の両角部のうち少なくとも一方を位置決めし、第二表紙102の両角部のうち少なくとも一方を位置決めすればよい。例えば、凹部71,81の下側に位置する位置決め部71B,81Bに対して、第一表紙101の左下角部101Bと、第二表紙102の右下角部102Bとを突き当てて位置決めしてもよい。
また、上記実施形態では、凹部71,81に微粘着剤で形成した粘着部72,82を設けているが、例えば、面ファスナを用いて固定するようにしてもよい。
また、読取装置2は他の方法で電子ペン3の位置を検出してもよい。例えば読取装置2はタッチパネルを備えてもよい。タッチパネルの駆動方式は、抵抗膜方式であることが好ましい。タッチパネル上にノート100が置かれてもよい。CPU21は、電子ペン3によってノート100の用紙103に情報を記入する動作が行われた場合、タッチパネルを介して筆圧が加えられた位置を検出してもよい。
また、ノート100のサイズ、フォーマット、材質等は、上記実施形態に限定されない。
2 読取装置
3 電子ペン
4 外装カバー
7,8 デジタイザ
7A,8A 前面
10,11 デジタイザ基板
41 左側覆い部
42 右側覆い部
44 保持シート
71,81 凹部
71A,71B,81A,81B 位置決め部
72,82 粘着部
90 ハーネス
100 ノート
101 第一表紙
102 第二表紙
103 用紙
105 書込可能範囲

Claims (9)

  1. 一対の表紙と、前記一対の表紙の間に重ねて配置した複数枚の用紙とが、各々の縁部の一部で綴じられた冊子状の記録媒体上に入力される情報を取得可能な情報入力装置において、
    近接する筆記具の位置を検出可能で且つ配線を介して互いに接続された一対の板状体であって、前記一対の表紙のうちの第一表紙の紙面略全体に接触する第一検出部、及び前記一対の表紙のうちの第二表紙の紙面略全体に接触する第二検出部と、
    前記第一検出部の前記第一表紙の紙面に接触する第一接触面、及び前記第二検出部の前記第二表紙の紙面に接触する第二接触面に夫々設けられ、前記第一検出部側に前記用紙を配置した場合に、前記用紙の書込可能範囲が前記第一検出部の検出範囲に対応し、前記第二検出部側に前記用紙を配置した場合に、前記用紙の前記書込可能範囲が前記第二検出部の検出範囲に対応するように、前記第一接触面及び前記第二接触面において、前記第一表紙及び前記第二表紙の綴じ側の縁部とは反対側の見開き側の縁部の両角部のうち少なくとも一つの角部を位置決めする位置決め部と、
    前記第一検出部を外側から覆う板状の第一覆い部と、前記第二検出部を外側から覆い且つ前記第二検出部に固定される板状の第二覆い部とを備えるカバー部と、
    前記第一覆い部の前記第一検出部を覆う側の内面に、少なくとも上部と下部が閉塞して設けられ、前記第一検出部を内側に挿入保持すると共に、前記第一接触面に設けられた前記位置決め部を外側から覆う保持部と
    を備えたことを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記位置決め部は、
    前記第一検出部及び前記第二検出部を互いに開いた状態で、
    前記第一接触面及び前記第二接触面において位置決めする前記第一表紙及び前記第二表紙の各位置に対応する部分を凹状に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  3. 前記保持部は、前記第一接触面を覆う樹脂製のシート部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報入力装置。
  4. 前記シート部材は透明であることを特徴とする請求項3に記載の情報入力装置。
  5. 前記シート部材は長方形状に形成され、前記第一覆い部の前記内面に、前記上部と前記下部と、さらに前記第二覆い部に対向する側の側部とは反対側の側部が閉塞して設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の情報入力装置。
  6. 前記第一表紙及び前記第二表紙を、前記第一接触面及び前記第二接触面に夫々固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の情報入力装置。
  7. 前記固定手段は、
    前記第一接触面及び前記第二接触面に夫々設けられ、粘着剤で形成した粘着部、又は面ファスナであることを特徴とする請求項6に記載の情報入力装置。
  8. 前記粘着部は、
    前記第一接触面及び前記第二接触面において、互いに対向する各縁部側に夫々設けられたことを特徴とする請求項7に記載の情報入力装置。
  9. 前記保持部は、
    前記第一検出部を内側に挿入保持した状態で、前記第一接触面に設けられた前記粘着部に被らないことを特徴とする請求項7に記載の情報入力装置。
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