JP2014208744A - 着色分散液、インク組成物、インクジェット記録方法及び着色体 - Google Patents

着色分散液、インク組成物、インクジェット記録方法及び着色体 Download PDF

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Abstract

【課題】レッドインクに用いる着色分散液、色相と色味に優れ、且つ発色性に極めて優れる記録画像を与えるレッドインク組成物、該インク組成物を用いるインクジェット記録方法の提供。
【解決手段】少なくとも、式(1)で表される着色剤を含有する着色分散液、及び該着色分散液を含有するインク組成物。
Figure 2014208744

(式中、R及びRはそれぞれ独立に、水素原子、塩素原子又はメチル基を示し、Mは、Ba、Ca、Sr、及びMnから選択される原子を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、着色分散液、これを含有するインク組成物、このインク組成物を用いたインクジェット記録方法、及びこれらにより得られる着色体に関する。
各種のカラー記録方法の中でも代表的方法の1つであるインクジェットプリンタによる記録方法は、インクの小滴を発生させ、これを種々の被記録材(紙、フィルム、布帛等)に付着させ記録を行うものである。この方法は、記録ヘッドと被記録材とが直接接触しないため音の発生が少なく静かである。また小型化、高速化が容易という特長の為近年急速に普及しつつあり、今後とも大きな伸長が期待されている。
インクジェット記録方法における高画質化の手段のひとつとして、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色の他に、レッド、グリーン、ブルー等のいわゆる特色インクを使用することが提案されている。近年、このような特色インクについても基本色インクと同様に、これまで以上に得られる画像の発色性や鮮明性等を向上することが要求されている。
インクに用いる着色剤としては、水溶性の染料と、実質的に水に不溶な顔料の2種類の着色剤が一般に知られている。
例えば特許文献1のように、レッドインク用の染料として、発色性の良好なものが提案されているが、印刷物に求められる耐水性及び耐光性等については、顔料と比較すると劣るとされている。
また、例えば特許文献2のように、耐水性の良好な顔料をインク中に分散化し、インクジェットインクとして使用する提案がなされているが、色相及び発色性に対する要望を十分に満足させるものは、未だ得られていない。
一方、特許文献3のように、イエローインクとマゼンタインクを使用して、インクジェット記録方法にてレッド画像を形成する手法も提案されている。しかし、このような手法であっても、記録画像の発色性が低下する問題が生じる。
特開2012−193310号公報 特開2010−43149号公報 特開2006−298978号公報 特開2006−176605号公報
本発明は、レッドインクに用いる着色分散液、色相と色味に優れ、且つ発色性に極めて優れる記録画像を与えるレッドインク組成物、該インク組成物を用いるインクジェット記録方法の提供を目的とする。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の式(1)で表される着色剤を含有する着色分散液、これを含有するインク組成物により、上記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、以下の[1]〜[14]に関する。
[1]
少なくとも、下記式(1)で表される着色剤を含有する着色分散液。
Figure 2014208744
(式(1)中、R及びRはそれぞれ独立に、水素原子、塩素原子又はメチル基を表わし、Mは、Ba、Ca、Sr、及びMnから選択される原子を表わす。)
[2]
上記式(1)中、Rがメチル基であり、Rが塩素原子である上記[1]に記載の着色分散液。
[3]
上記式(1)中、MがBaである上記[1]に記載の着色分散液。
[4]
上記式(1)中、Rがメチル基、Rが塩素原子、MがBaである上記[1]に記載の着色分散液。
[5]
着色剤として、さらにカーボンブラックを含有する上記[1]乃至[4]のいずれか一項に記載の着色分散液。
[6]
着色剤として、さらにC.I.ピグメントオレンジから選択される、少なくとも1種類の顔料を含有する上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の着色分散液。
[7]
C.I.ピグメントオレンジが、C.I.ピグメントオレンジ16、36、43、及び64よりなる群から選択される、少なくとも1種類の顔料である上記[6]に記載の着色分散液。
[8]
上記[1]乃至[7]のいずれか一項に記載の着色分散液と、少なくとも有機溶剤とを含有するインク組成物。
[9]
上記有機溶剤が、少なくとも1種類の多価アルコールである上記[8]に記載のインク組成物。
[10]
上記分散インク組成物中における着色剤の平均粒径が、50nm以上200nm以下である上記[8]又は[9]に記載のインク組成物。
[11]
上記[8]乃至[10]のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を記録信号に応じて吐出させて、被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法。
[12]
上記被記録材が情報伝達用シートである上記[11]に記載のインクジェット記録方法。
[13]
上記[8]乃至[10]のいずれか一項に記載のインク組成物により着色された着色体。
[14]
上記[8]乃至[10]のいずれか一項に記載のインク組成物を含有する容器が装填されたインクジェットプリンタ。
本発明により、レッドインクに用いる着色分散液、色相と色味に優れ、且つ発色性に極めて優れる記録画像を与えるレッドインク組成物、該インク組成物を用いるインクジェット記録方法が提供できた。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書においては実施例等も含めて、「%」及び「部数」については特に断りのない限り、いずれも質量基準で記載する。また、本明細書において「C.I.」とは、「カラーインデックス」を意味する。
上記の着色分散液は水を含有する水系着色分散液であり、上記式(1)で表される着色剤を含有する。
式(1)中、Rは、水素原子、塩素原子、又はメチル基を表し、塩素原子又はメチル基が好ましく、メチル基がより好ましい。
式(1)中、Rは、水素原子、塩素原子、又はメチル基を表し、水素原子又は塩素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
式(1)中、Mは、Ba、Ca、Sr、及びMnから選択される原子を表す。好ましくはBa又はCaであり、より好ましくはBaである。
上記のうち、好ましいもの同士の組み合わせはより好ましく、より好ましいもの同士の組み合わせはさらに好ましい。好ましいものとより好ましいものとの組み合わせについても同様である。
上記式(1)で表される化合物の具体例を下記表1に挙げるが、本発明はこれらの具体例に何ら限定されない。
Figure 2014208744
上記式(1)で表される着色剤、特に上記表1に示した着色剤は、一般に溶性アゾ顔料又はアゾレーキ顔料とも呼ばれ、分子内にアゾ基を有する有機顔料である。
通常は、芳香族アミン類と、ナフトール化合物とのジアゾカップリング反応により得られた化合物を、種々の金属の塩とすることにより得られる着色剤である。
上記式(1)で表される着色剤としては、例えば、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッド2B、ウォッチングレッド、及びボンレッド等の商品名の着色剤を市販品として入手できる。
上記の着色分散液は、さらに着色剤としてカーボンブラックを含有してもよい。カーボンブラックを含有することにより、インク組成物を調製したときに、より濃度感のある記録物を得ることができる。
上記のカーボンブラックとしてはファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等が好ましい。カーボンブラックの具体例としては、例えばRaven760ULTRA、Raven780ULTRA、Raven790ULTRA、Raven1060ULTRA、Raven1080ULTRA、Raven1170、Raven1190ULTRA II、Raven1200、Raven1250、Raven1255、Raven1500、Raven2000、Raven2500ULTRA、Raven3500、Raven5000ULTRA II、Raven5250、Raven5750、Raven7000(コロンビア・カーボン社製);Monarch700、Monarch800、Monarch880、Monarch900、Monarch1000、Monarch1100、Monarch1300、Monarch1400、Regal1330R、Regal1400R、Regal1660R、Mogul L(キャボット社製);Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW200、Color Black S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、 Printex 140U、 Printex 140V、 SpecIal Black 4、SpecIal Black 4A、SpecIal Black 5、Special Black 6(デグサ社製);MA7、MA8、MA100、MA600、MCF−88、No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300(三菱化学社製);等が挙げられる。
上記の着色分散液は、さらにC.I.ピグメントオレンジから選択される着色剤を含有してもよい。すなわち、上記の着色分散液は、上記式(1)で表される着色剤以外に、カーボンブラック及び/又はC.I.ピグメントオレンジから選択される着色剤を含有してもよい。
C.I.ピグメントオレンジとしては、特に制限されないが、C.I.ピグメントオレンジ16、36、43、及び64よりなる群から選択される、少なくとも1種類の顔料が好ましい。C.I.ピグメントオレンジを含有することにより、鮮明性の高い記録物を得ることができる。
上記の着色分散液が含有する着色剤の総質量に対して、上記式(1)で表される着色剤の含有量は通常100〜80%、好ましくは100〜90%、より好ましく100〜95%である。
また、上記の着色分散液が、カーボンブラック及び/又はC.I.ピグメントオレンジを含有するときは、カーボンブラックとC.I.ピグメントオレンジの含有比率は、質量基準で通常100/0〜0/100、好ましくは90/10〜10/90、より好ましくは80/20〜15/85である。
上記の着色分散液を調製するときは、分散剤を使用するのが好ましい。分散剤の種類・酸価・分子量等を適宜選択することによって、着色剤の平均粒径を通常300nm以下、好ましくは50nm〜200nm、より好ましくは60nm〜120nmとしてもよい。これによって、上記の着色分散液を含有するインク組成物を調製したときに、着色剤の分散安定性、及びインクジェット記録に用いたときの吐出安定性が優れるとともに、記録画像の印字濃度を高くすることができる。色材の平均粒径は、レーザ光散乱法を用いて測定できる。
着色剤を水に分散させる方法としては、サンドミル(ビーズミルともいう。)、ロールミル、ボールミル、ペイントシェーカー、超音波分散機、マイクロフルイダイザー等を用いる公知の方法が挙げられる。これらの中ではサンドミルが好ましい。サンドミルを用いた分散液の調製は、径の小さいビーズ(0.01mm〜1mm径)を使用し、ビーズの充填率を大きくすること等により、分散効率を高めた条件で分散液を調製することが望ましい。
また、分散液の調製後に、濾過及び/又は遠心分離等により、ビーズ等を除去するのと共に、目的とする平均粒径からのかい離が大きい着色剤を除去することも好ましく行われる。
また、分散液の調製時に泡立ち等が生じるときは、これを抑える目的で、公知のシリコーン系、アセチレングリコール系等の消泡剤を極微量添加してもよい。但し、消泡剤には、着色剤の分散や微粒子化を阻害するものもあり、分散や分散後の安定性に影響を及ぼさないものを適宜使用するのが好ましい。
上記の分散剤としては、例えば、リグニンスルホン酸、セラック等の天然高分子、ポリアクリル酸、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体等があげられる。
上記分散剤の分子量(MW)の範囲は特に限定されないが、3000〜50000の範囲が好ましく、より好ましくは7000〜25000の範囲である。
また、分散剤として市販の水溶性樹脂を使用してもよい。その具体例としては、例えば、いずれもジョンソンポリマー社製のジョンクリルTM62、67、68、678、及び687等のスチレン−アクリル系樹脂;モビニールTMS−100A(ヘキスト合成社製の変性酢酸ビニル樹脂);ジュリマーTMAT−210(日本純薬(株)製のポリアクリル酸エステル共重合体);等が挙げられる。これらの中では、その分子内にカルボキシ基を含有する樹脂が好ましい。
上記インク組成物は、上記の着色分散液と、少なくとも有機溶剤とを含有する。
上記インク組成物が含有する着色分散液としては、上記式(1)で表される着色剤を含有する着色分散液;上記式(1)で表される着色剤と、カーボンブラック及び/又はC.I.ピグメントオレンジを含有する着色分散液;が挙げられる。また、上記式(1)で表される着色剤、カーボンブラック、又はC.I.ピグメントオレンジを単独で含有する着色分散液をそれぞれ調製し、この3種類の分散液を適宜含有させてもよい。
上記インク組成物が含有する着色剤の総量は、インク組成物の総質量に対して通常1〜30%、好ましくは1〜10%、より好ましくは2〜7%である。
上記インク組成物が含有する有機溶剤としては、水溶性有機溶剤が挙げられる。
その具体例としては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール等のC1−C3アルコール;1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、p−ジオキサン等のエーテル化合物;アセトン等のケトン類;多価アルコール;及び酢酸;等が挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は1種類を使用してもよく、複数の種類を組み合わせてもよい。
上記の多価アルコールとしては、例えば1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ヘキサン−1,2,6−トリオール等の、ヒドロキシ基を2つ又は3つ有する脂肪族C1−C6アルカノール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、チオジグリコール又はジチオジグリコール等の、C2−C6アルキレン単位を有するモノ、オリゴ又はポリアルキレングリコール又はチオグリコール;グリセリン、ジグリセリン、等のグリセリン類;等が挙げられる。これらの有機溶剤は単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
これらの中ではグリセリン類(好ましくはグリセリン)、C2−C6アルキレン単位を有するモノ、オリゴ又はポリアルキレングリコール(好ましくはジエチレングリコール、トリエチレングリコール及び1,2−プロピレングリコール)が好ましい。
上記インク組成物は、水溶性有機溶剤として、多価アルコールを少なくとも1種類含有するのが好ましい。多価アルコールを含有することにより、インク組成物の粘度を調整することが可能で、且つ乾燥防止の効果等も期待できる。
上記の水溶性有機溶剤の含有量は、インク組成物の総質量中、通常10〜60%、好ましくは10〜40%である。
上記インク組成物のpHとしては、保存安定性を向上させる目的で、pH5〜11が好ましく、pH7〜10がより好ましい。
インク組成物の表面張力としては、静的表面張力として好ましくは10〜36mN/mであり、より好ましくは20〜36mN/mである。
インク組成物の粘度としては通常で、3〜20mPa・s、好ましくは3〜10mPa・sである。
これらはいずれも25℃における測定値であり、インク組成物のpH及び表面張力は、後記するpH調整剤、界面活性剤等で適宜調整できる。
上記のインク組成物は、少なくとも上記の分散液、水溶性有機溶剤、及び水を含有し、必要に応じインク調製剤を加えても良い。このインク組成物をインクジェット記録用のインクとして使用する場合、本発明のインク組成物が含有する着色分散液中における金属陽イオンの塩化物(例えば塩化ナトリウム)、硫酸塩(例えば硫酸ナトリウム)等の無機不純物の含有量は、少ないものを用いるのが好ましい。その無機不純物含有量の目安は、おおよそ着色剤の総質量に対して1質量%以下程度であり、下限は分析機器の検出限界以下、すなわち0%でよい。無機不純物の少ない着色剤を製造する方法としては、例えばイオン交換樹脂で無機不純物を交換吸着する方法等で脱塩処理すればよい。
上記インク調製剤としては、例えば防腐防黴剤、pH調整剤、キレート試薬、防錆剤、水溶性紫外線吸収剤、水溶性高分子化合物、酸化防止剤及び/又は界面活性剤等があげられる。以下にこれらのインク調製剤について説明する。
防黴剤の具体例としては、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ナトリウムピリジンチオン−1−オキシド、p−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及びその塩等が挙げられる。
防腐剤の例としては、例えば有機硫黄系、有機窒素硫黄系、有機ハロゲン系、ハロアリールスルホン系、ヨードプロパギル系、ハロアルキルチオ系、ニトリル系、ピリジン系、8−オキシキノリン系、ベンゾチアゾール系、イソチアゾリン系、ジチオール系、ピリジンオキシド系、ニトロプロパン系、有機スズ系、フェノール系、第4アンモニウム塩系、トリアジン系、チアジン系、アニリド系、アダマンタン系、ジチオカーバメイト系、ブロム化インダノン系、ベンジルブロムアセテート系又は無機塩系等の化合物が挙げられる。
有機ハロゲン系化合物の具体例としては、例えばペンタクロロフェノールナトリウムが挙げられる。
ピリジンオキシド系化合物の具体例としては、例えば2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウムが挙げられる。
イソチアゾリン系化合物としては、例えば1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンマグネシウムクロライド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド等が挙げられる。
その他の防腐防黴剤の具体例として、無水酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム又は安息香酸ナトリウム、アーチケミカル社製、商品名プロクセルTMGXL(S)やプロクセルTMXL−2(S)等が挙げられる。なお、本明細書において、上付きの「TM」は商標を意味する。
pH調整剤としては、調製されるインク組成物に悪影響を及ぼさずに、そのpHを上記の範囲に制御できるものであれば任意の物質を使用することができる。その具体例としては、例えばジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン等のアルカノールアミン;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物;水酸化アンモニウム(アンモニア水);炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩;ケイ酸ナトリウム、酢酸カリウム等の有機酸のアルカリ金属塩;リン酸二ナトリウム等の無機塩基;等が挙げられる。
キレート試薬の具体例としては、例えばエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム又はウラシル二酢酸ナトリウム等があげられる。
防錆剤の具体例としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモニウム、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、四硝酸ペンタエリスリトール又はジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト等があげられる。
水溶性紫外線吸収剤の例としては、例えばスルホ化したベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸系化合物、桂皮酸系化合物又はトリアジン系化合物が挙げられる。
水溶性高分子化合物の具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体、ポリアミン又はポリイミン等があげられる。
酸化防止剤の例としては、例えば、各種の有機系及び金属錯体系の褪色防止剤を使用することができる。上記有機系の褪色防止剤の例としては、ハイドロキノン類、アルコキシフェノール類、ジアルコキシフェノール類、フェノール類、アニリン類、アミン類、インダン類、クロマン類、アルコキシアニリン類又は複素環類等が挙げられる。
界面活性剤の例としては、例えばアニオン、カチオン、両性、及びノニオン等の公知の界面活性剤が挙げられる。
アニオン界面活性剤としてはアルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシルアミノ酸又はその塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキル硫酸塩ポリオキシアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ロジン酸石鹸、ヒマシ油硫酸エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、アルキルフェノール型燐酸エステル、アルキル型燐酸エステル、アルキルアリールスルホン酸塩、ジエチルスルホ琥珀酸塩、ジエチルヘキシルスルホ琥珀酸塩、ジオクチルスルホ琥珀酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては2−ビニルピリジン誘導体、ポリ4−ビニルピリジン誘導体等が挙げられる。
両性界面活性剤としてはラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ポリオクチルポリアミノエチルグリシン、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のエーテル系;ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンジステアリン酸エステル、ソルビタンラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンステアレート等のエステル系;2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール等のアセチレングリコール(アルコール)系;日信化学社製 商品名サーフィノールTM104PG50、105PG50、82、420、440、465、485、オルフィンTMSTG;ポリグリコールエーテル系(例えばSIGMA−ALDRICH社製のTergitolTM15−S−7等);等が挙げられる。これらの中ではサーフィノールの各シリーズ(好ましくはサーフィノールTM104PG50、サーフィノールTM440、サーフィノールTM465)が好ましい。
上記のインク調製剤は、それぞれ単独もしくは混合して用いることができる。
上記インクジェット記録方法としては、上記インク組成物の液滴を記録信号に応じて吐出させて、被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法が挙げられる。
インクジェット方式としては、例えば、静電誘引力を利用してインクを吐出させる電荷制御方式;ピエゾ素子の振動圧力を利用するドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式);電気信号を音響ビームに変えインクに照射し、その放射圧を利用してインクを吐出させる音響インクジェット方式;インクを加熱して気泡を形成し、生じた圧力を利用するサーマルインクジェット、すなわちバブルジェット(登録商標)方式;等が挙げられる。
被記録材としては特に制限されないが、例えば、いずれもインク受容層を有しない普通紙、グラビア印刷やオフセット印刷等に用いられるメディア、インク受容層を有するインクジェット専用紙、インクジェット専用フィルム、光沢紙、又は光沢フィルム等の情報伝達用シート;繊維や布(セルロース、ナイロン、羊毛等)、皮革、カラーフィルター用基材;等が挙げられる。
上記インクジェット記録方法で被記録材に記録する方法としては、例えば、上記インク組成物を含有する容器をインクジェットプリンタの所定の位置に装填し、上記のインクジェット記録方法で被記録材に記録する方法が挙げられる。
上記インクジェット記録方法は、上記レッドインク組成物と、例えば公知のマゼンタ、シアン、イエロー、及び必要に応じて、グリーン、ブルー(又はバイオレット)及びオレンジ等の各色のインク組成物とを併用し、フルカラーでの記録を行うこともできる。
各色のインク組成物は、それぞれの容器に注入され、その各容器を上記レッドインク組成物を含有する容器と同様に、インクジェットプリンタの所定の位置に装填してインクジェット記録に使用される。
本発明のレッドインク組成物を用いることで、印字濃度、及び彩度がいずれも高い記録画像が得られ、視覚的にも濃度感があり、鮮明で色域の広い被記録物を得ることができる。
さらに、擦過性、耐水性、耐光性、耐熱性、耐酸化ガス(例えばオゾンガス)性等の各種堅牢性に優れた画像を得ることができる。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。また、各合成反応及び晶析等の操作は、特に断りのない限り、いずれも攪拌下に行った。
なお、分散溶液中の固形分の含有量は、株式会社エイ・アンド・デイ社製、MS−70を用いて乾燥重量法により求めた。
[実施例1]:レッド色の着色分散液の調製(1)。
ジョンクリル68(MW:13000)9.38部、及びトリエタノールアミン5部をイオン交換水98.1部に溶解し、1時間攪拌した。得られた溶液にC.I.Pigment Red 48:1(37.5部)を加え、1500rpmの条件下で20時間、サンドグラインダーで分散処理を行った。得られた分散液にイオン交換水150部を滴下した後、この液を濾過することにより、固形分の含有量が13.2%、平均粒径131nmであるレッド色の着色分散液を得た。得られた着色分散液を、分散液1とする。
[実施例2]:レッド色の着色分散液の調製(2)。
ジョンクリル68(MW:13000)9.38部、及びトリエタノールアミン5部をイオン交換水98.1部に溶解し、1時間攪拌した。得られた溶液にC.I.Pigment Red 48:1(35.6部)、及びC.I.Pigment Orange 16(1.9部)を加え、1500rpmの条件下で20時間、サンドグラインダーで分散処理を行った。得られた分散液にイオン交換水150部を滴下した後、この液を濾過することにより、固形分の含有量が14.4%、平均粒径110nmであるレッド色の着色分散液を得た。得られた着色分散液を、分散液2とする。
[実施例3]:ブラック色の着色分散液の調製。
実施例1で使用したC.I.Pigment Red 48:1を、カーボンブラックに代える以外は実施例1と同様にして、固形分の含有量が17.3%、平均粒径98nmであるブラック色の着色分散液を得た。得られた着色分散液を、分散液3とする。
[実施例4〜8]:インクの調製。
実施例1乃至3で得た着色分散液を、下記表2に記載の各成分と混合した後、3μmのメンブランフィルターで夾雑物を濾別し、評価試験用の本発明のレッドインク組成物を得た。
下記表2中、各成分の数値は部数を意味する。
[比較例1]:レッド色の着色分散液の調製。
実施例4で使用したC.I.Pigment Red 48:1を、C.I.Pigment Red 254に代える以外は実施例4と同様にして、固形分の含有量が12.8%の比較用のレッド分散液を得た。得られた着色分散液を、比較分散液1とする。
[比較例2]:イエロー色の着色分散液の調製。
実施例4で使用したC.I.Pigment Red 48:1を、C.I.Pigment Yellow 74に代える以外は実施例4と同様にして、固形分の含有量が18.9%の比較例用のイエロー分散液を得た。得られた着色分散液を、比較分散液2とする。
[比較例3]:マゼンタ色の着色分散液の調製。
実施例4に記載のC.I.Pigment Red 48:1を、C.I.Pigment Magenat 122に代える以外は実施例4と同様にして、固形分の含有量が16.6%の比較例用のマゼンタ分散液を得た。得られた着色分散液を、比較分散液3とする。
[比較例4〜6]:比較用インクの調製。
比較例例1乃至3で得た着色分散液を、下記表2に記載の各成分と混合した後、3μmのメンブランフィルターで夾雑物を濾別し、評価試験用の比較用レッドインク組成物を得た。
下記表2中、各成分の数値は部数を意味する。
なお、比較例5及び6は、イエローとマゼンタの着色剤を配合することによりレッド色のインク組成物を得たものである。これらの配合でレッド色のインク組成物を得る方法は、当業者であれば周知である。
Figure 2014208744
[(A)インクジェット記録]
上記の実施例及び比較例で得た各インク組成物を、セイコーエプソン社製インクジェットプリンタ、商品名 PX101のマゼンタカートリッジにそれぞれ充填し、三菱製紙製の上質普通紙DL9084に対してインクジェット記録を行った。
インクジェット記録は、レッドが100%、80%、60%Dutyの、3段階のグラデーションの画像となるように行い、上記実施例及び比較例の各インク組成物により記録された着色体を得た。得られた着色体を試験片とし、以下の評価試験を行った。
[(B)記録画像の測色]
各試験片の測色は、X−rite社製の測色機、商品名 SpectroEyeを用いて行った。測色条件は、濃度基準にANSI A、視野角2°、光源D50である。
[(C)色相評価試験]
上記のようにして得た各試験片について、3段階の各濃度階調部の濃度色相角(h)を測色し、レッド色の領域に相当するか否かを評価した。
なお、ここでいうレッド色の領域とは、L*a*b*表色系による色相角(h)が20°≦h≦35°と定義し、実際に測色した数値がこの範囲に相当するか否かを、以下の2段階で評価した。結果を下記表3に示す。
A:レッド色の領域に相当する。
C:レッド色の領域に相当しない。
[(D)発色性評価試験]
各試験片の100%Duty部の濃度をDm値として測色し、以下3段階の評価基準で評価した。結果を下記表3に示す。なお、得られたD値は大きい方が優れる。
A:Dm値が1.20以上。
B:Dm値が1.10以上で1.20未満。
C:Dm値が1.10未満。
[(E)色味評価試験]
各試験片の100%Duty部を目視にて、色味を以下5段階の評価基準で評価した。結果を下記表3に示す。
AA:鮮明で濃度感のある赤色。
A:鮮明な赤色。
B:濃度感のある赤色。
C:くすんだ赤色。
D:赤味の橙色。
Figure 2014208744
上記の結果から明らかなように、本発明のインク組成物は、レッドインクとして優れた色相と色味を示した上、極めて優れた発色性を有することが確認された。
[実施例9]:レッド色の着色分散液の調製(3)。
国際公開第2013/115071号の合成例3に記載のブロック共重合体を調整し、得られた高分子分散剤6部を2−ブタノン30部に溶解させ、均一な溶液とした。この液に、0.44gの水酸化ナトリウムを41部のイオン交換水に溶解させた液を加え、1時間攪拌して乳化溶液を調製した。この時、結晶の析出はなかった。これにC.I.Pigment Red 48:1(35.6部)、及びC.I.Pigment Orange 16(1.9部)を20部加え、サンドグラインダーで分散を行った。分散は1500rpmの条件下で15時間分散させた。その後、イオン交換水100部を滴下し、ろ過して分散用ビーズを取り除いた後、エバポレータで2−ブタノン及び水を減圧留去した後、顔料固形分12.41%のレッド分散液を得た。水溶液中の固形分測定には株式会社エイ・アンド・デイ社製、MS−70を用いて、乾燥重量法により求めた。この時のpHは8.6、平均粒子径は92nmであった。得られた着色分散液を、分散液4とする。
[実施例10]:インクの調製。
実施例9で得た着色分散液を、下記表4に記載の各成分と混合した後、3μmのメンブランフィルターで夾雑物を濾別し、評価試験用の本発明のレッドインク組成物を得た。
下記表4中、各成分の数値は部数を意味する。
Figure 2014208744
上記のようにして得られた実施例10のインク組成物を用い、上記と同様に「(A)インクジェット記録」、「(C)色相評価試験」、「(D)発色性評価試験」及び「(E)色味評価試験」を行うことにより、その性能を評価した。その結果、実施例10のインク組成物の上記3種類の評価は、いずれも「A」であることが確認された。
本発明の着色分散液、これを含有するインク組成物は、優れた色相と色味を示す上、極めて優れた発色性を有することからインクジェット記録用のレッドインクとして極めて有用である。

Claims (14)

  1. 少なくとも、下記式(1)で表される着色剤を含有する着色分散液。
    Figure 2014208744
    (式(1)中、R及びRはそれぞれ独立に、水素原子、塩素原子又はメチル基を表わし、Mは、Ba、Ca、Sr、及びMnから選択される原子を表わす。)
  2. 上記式(1)中、Rがメチル基であり、Rが塩素原子である請求項1に記載の着色分散液。
  3. 上記式(1)中、MがBaである請求項1に記載の着色分散液。
  4. 上記式(1)中、Rがメチル基、Rが塩素原子、MがBaである請求項1に記載の着色分散液。
  5. 着色剤として、さらにカーボンブラックを含有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の着色分散液。
  6. 着色剤として、さらにC.I.ピグメントオレンジから選択される、少なくとも1種類の顔料を含有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の着色分散液。
  7. C.I.ピグメントオレンジが、C.I.ピグメントオレンジ16、36、43、及び64よりなる群から選択される、少なくとも1種類の顔料である請求項6に記載の着色分散液。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の着色分散液と、少なくとも有機溶剤とを含有するインク組成物。
  9. 上記有機溶剤が、少なくとも1種類の多価アルコールである請求項8に記載のインク組成物。
  10. 上記分散インク組成物中における着色剤の平均粒径が、50nm以上200nm以下である請求項8又は9に記載のインク組成物。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を記録信号に応じて吐出させて、被記録材に付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法。
  12. 上記被記録材が情報伝達用シートである請求項11に記載のインクジェット記録方法。
  13. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載のインク組成物により着色された着色体。
  14. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載のインク組成物を含有する容器が装填されたインクジェットプリンタ。
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