JP2014207184A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014207184A5 JP2014207184A5 JP2013085006A JP2013085006A JP2014207184A5 JP 2014207184 A5 JP2014207184 A5 JP 2014207184A5 JP 2013085006 A JP2013085006 A JP 2013085006A JP 2013085006 A JP2013085006 A JP 2013085006A JP 2014207184 A5 JP2014207184 A5 JP 2014207184A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- electronic device
- guide plate
- power supply
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 61
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims description 41
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 24
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 claims description 24
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 20
- 230000001902 propagating Effects 0.000 claims description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 9
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminum Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N tin hydride Chemical group [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Description
本技術は、電子機器を着脱自在に保持可能な照明装置と、照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムについての技術分野に関する。
上記特許文献1や特許文献2などにあるように、照明装置と電子機器とが組み合わされた照明システムが知られている。
例えば、特許文献1には、照明装置とプロジェクタ装置とを組み合わせた照明システムが開示されている。
この照明システムでは、シーリングライト(天井照明)としての照明装置の上側に対して電子機器を配置している。つまり天井と照明装置との間に電子機器が配置される。照明装置の上側に対して電子機器を配置するのは、照明装置の下側に電子機器が配置されると電子機器により照明装置からの出射光が遮られて光量が低下してしまうことを防止するためである。
例えば、特許文献1には、照明装置とプロジェクタ装置とを組み合わせた照明システムが開示されている。
この照明システムでは、シーリングライト(天井照明)としての照明装置の上側に対して電子機器を配置している。つまり天井と照明装置との間に電子機器が配置される。照明装置の上側に対して電子機器を配置するのは、照明装置の下側に電子機器が配置されると電子機器により照明装置からの出射光が遮られて光量が低下してしまうことを防止するためである。
特許文献2には、天井照明としての照明装置にマルチサラウンドシステムを構成するための複数のスピーカを一体的に形成した照明システムが開示されている。
この照明システムでは、電子機器を照明装置と同じ高さに配置されている。
この照明システムでは、電子機器を照明装置と同じ高さに配置されている。
しかしながら、特許文献1のように電子機器を照明装置の上側に配置するシステムでは、電子機器を着脱しようとする際に照明装置を取り外す必要がある。従って、電子機器の着脱が煩わしく、電子機器を自由に換装可能とするには不適である。
また、電子機器を照明装置と同じ高さに配置する特許文献2に記載の照明システムでは、環状に配列された複数のスピーカの個々の間に照明ソケットを配置しているため、光の出射面の面積を確保することが困難であり、個々の照明は所謂スポットライトのような照明となることから、室内全体をムラなく明るくすることが困難である。
そこで、本技術では上記した問題点を克服し、電子機器を取り付け可能な照明システムとして、電子機器を自由に換装可能としながら、良好な照明性能を兼ね備えた照明システムを提供することを目的とする。
本技術に係る照明装置は、第1に、中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、前記機器保持部は、前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置しているものである。
上記のような機器保持部により、照明装置を取り外さずに電子機器の取り外しが可能となり、また、電子機器は照明装置の中央部寄りに保持される。
また、上記構造による導光板により、発光部の光出射面は断続した面ではなく連続した比較的大きな面で形成可能となる。
また、上記構造による導光板により、発光部の光出射面は断続した面ではなく連続した比較的大きな面で形成可能となる。
第2に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記機器保持部が前記光出射領域よりも内側に位置していることが望ましい。
これにより、光出射面から電子機器に対して照射される光量がより低減される。
これにより、光出射面から電子機器に対して照射される光量がより低減される。
第3に、上記した本技術に係る照明装置においては、商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路を内蔵する電源部を備え、前記発光部が前記電源部に対して着脱自在に取り付けられるように構成されていることが望ましい。
これにより、故障時等への対応が容易となる。
これにより、故障時等への対応が容易となる。
第4に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記発光部は、前記導光板を有する発光本体部と、前記電源部に対して取り付けられる取付バングル部と、前記発光本体部と前記取付バングル部との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部とを有することが望ましい。
これにより、発光部を電源部に対して取り付ける際に、使用者がブリッジ部の形成位置を頼りに取付バングル部に形成された電源部への取付部の位置を推測することが可能となる。
これにより、発光部を電源部に対して取り付ける際に、使用者がブリッジ部の形成位置を頼りに取付バングル部に形成された電源部への取付部の位置を推測することが可能となる。
第5に、上記した本技術に係る照明装置においては、商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路と、前記電源回路で生成された動作電圧に基づき動作するマイクロコンピュータと、前記電源回路で生成された動作電圧を前記電子機器に供給するための電力出力端子と、前記電子機器との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子とを備えることが望ましい。
これにより、照明装置から電子機器への給電と、照明装置と電子機器の間でのデータ通信が可能とされる。
これにより、照明装置から電子機器への給電と、照明装置と電子機器の間でのデータ通信が可能とされる。
第6に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記導光板の前記上面に対して光を散乱させるための複数のドット又は溝が形成されていることが望ましい。
これにより、配光パターンのコントロールが容易となる。
これにより、配光パターンのコントロールが容易となる。
第7に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記ドット又は溝は、前記導光板の内周側から外周側への形成ピッチが一定とされると共に、その大きさが前記導光板の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされていることが望ましい。
これにより、均一な配光が実現される。
これにより、均一な配光が実現される。
本技術に係る照明システムは、第1に、照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムであって、前記照明装置は、中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、前記機器保持部が、前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置している。
そして、前記電子機器は、前記機器保持部によって保持される被保持部を備えるものである。
そして、前記電子機器は、前記機器保持部によって保持される被保持部を備えるものである。
上記本技術に係る照明システムによっても、上記した本技術に係る照明装置と同様に、上記の機器保持部により、照明装置を取り外さずに電子機器の取り外しが可能となり、また電子機器は照明装置の中央部寄りに保持される。
また、上記構造による導光板により、発光部の光出射面は断続した面ではなく連続した比較的大きな面で形成可能となる。
また、上記構造による導光板により、発光部の光出射面は断続した面ではなく連続した比較的大きな面で形成可能となる。
第2に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記電子機器の前記光の出射方向側の先端が、前記照明装置の前記光の出射方向側の先端よりも前記光の出射方向側に位置するように、前記電子機器における前記被保持部の形成位置、及び前記照明装置における前記機器保持部の形成位置が設定されていることが望ましい。
照明装置の光の出射方向側の先端と電子機器の光の出射方向側の先端との位置関係が適切に設定されることで、電子機器の機能の低下が防止される。
照明装置の光の出射方向側の先端と電子機器の光の出射方向側の先端との位置関係が適切に設定されることで、電子機器の機能の低下が防止される。
第3に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記電子機器がカメラ装置又はプロジェクタ装置とされることが望ましい。
カメラ装置又はプロジェクタ装置の光の出射方向側の先端が、照明装置の光の出射方向側の先端よりも光の出射方向側に位置されることで、これらカメラ装置又はプロジェクタ装置の機能の低下が防止される。
カメラ装置又はプロジェクタ装置の光の出射方向側の先端が、照明装置の光の出射方向側の先端よりも光の出射方向側に位置されることで、これらカメラ装置又はプロジェクタ装置の機能の低下が防止される。
本技術によれば、電子機器を取り付け可能な照明システムとして、電子機器を自由に換装可能としながら、良好な照明性能を兼ね備えた照明システムを提供できる。
以下、本技術に係る実施の形態について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
<1.照明システムの概要>
<2.照明装置及び電子機器の構成>
[2-1.外観及び構成の概要]
[2-2.電源部及び発光部の構成]
<3.電子機器の取り付けについて>
<4.実施の形態のまとめ>
<5.変形例>
<6.本技術>
なお、説明は以下の順序で行う。
<1.照明システムの概要>
<2.照明装置及び電子機器の構成>
[2-1.外観及び構成の概要]
[2-2.電源部及び発光部の構成]
<3.電子機器の取り付けについて>
<4.実施の形態のまとめ>
<5.変形例>
<6.本技術>
<1.照明システムの概要>
図1は、本技術に係る実施の形態としての照明システム1の概要を説明するための図である。
本実施の形態の照明システム1は、照明装置2と、照明装置2を操作するためのリモコン(リモートコントローラ)3と、照明装置2に着脱自在に装着される電子機器4とを備えて構成される。
図1は、本技術に係る実施の形態としての照明システム1の概要を説明するための図である。
本実施の形態の照明システム1は、照明装置2と、照明装置2を操作するためのリモコン(リモートコントローラ)3と、照明装置2に着脱自在に装着される電子機器4とを備えて構成される。
照明装置2は所謂シーリングライト(天井照明)としての照明装置とされ、室内における天井面100に対して設けられたシーリングローゼット100Aに対して取り付けられる。
照明装置2は、室内を照らすための光を出射する光出射面2Aを有する。天井照明であるため、光出射面2Aは室内の床面102に対向する面となる。
照明装置2は、シーリングローゼット100Aに対して取り付けられることで、商用交流電源の入力が可能となる。照明装置2への商用交流電源の入力のON/OFFは、室内の壁面101に設けられた壁スイッチ101Aにより行われる。
また、照明装置2は、リモコン3の操作に応じて点灯/消灯、調光の各動作を実行する。なお、照明装置2の点灯/消灯は、壁スイッチ101AのON/OFF操作に応じても為される。
照明装置2は、室内を照らすための光を出射する光出射面2Aを有する。天井照明であるため、光出射面2Aは室内の床面102に対向する面となる。
照明装置2は、シーリングローゼット100Aに対して取り付けられることで、商用交流電源の入力が可能となる。照明装置2への商用交流電源の入力のON/OFFは、室内の壁面101に設けられた壁スイッチ101Aにより行われる。
また、照明装置2は、リモコン3の操作に応じて点灯/消灯、調光の各動作を実行する。なお、照明装置2の点灯/消灯は、壁スイッチ101AのON/OFF操作に応じても為される。
本実施の形態では、電子機器4として、それぞれ機能の異なる複数種の電子機器4の使用を想定している。電子機器4の例としては、例えばスピーカを備えた音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置、イオン発生器、火災報知器、ホームプラネタリウム装置などが挙られる。
これら各種機能の異なる電子機器4には、本例の照明システム1の対応機器として、それぞれに共通構造による被保持部が形成されている。照明装置2においては、このような共通構造による被保持部を着脱自在に保持可能な機器保持部が形成されている。
なお、これら被保持部と機器保持部の詳細は後述する。
これら各種機能の異なる電子機器4には、本例の照明システム1の対応機器として、それぞれに共通構造による被保持部が形成されている。照明装置2においては、このような共通構造による被保持部を着脱自在に保持可能な機器保持部が形成されている。
なお、これら被保持部と機器保持部の詳細は後述する。
なお、本明細書では、シーリングローゼット100Aに取り付けられた状態を基準に方向を定義する。すなわち、上方向と言ったときは天井面100側の方向、下方向と言ったときは床面102側の方向を指す。また、上下方向については縦方向とも表記する。
<2.照明装置及び電子機器の構成>
[2-1.外観及び構成の概要]
図2,図3は、それぞれ照明装置2及び電子機器4の外観斜視図、正面図である。
照明装置2は、電源部20と発光部21とを備えて構成される。電源部20は略円筒状の外形を有し、発光部21は中央部が開口された略円盤状の外形を有する。
電源部20の上面における中央部には、図1に示したシーリングローゼット100Aに対して取り付けられる照明側ローゼット200が設けられている。
[2-1.外観及び構成の概要]
図2,図3は、それぞれ照明装置2及び電子機器4の外観斜視図、正面図である。
照明装置2は、電源部20と発光部21とを備えて構成される。電源部20は略円筒状の外形を有し、発光部21は中央部が開口された略円盤状の外形を有する。
電源部20の上面における中央部には、図1に示したシーリングローゼット100Aに対して取り付けられる照明側ローゼット200が設けられている。
なお、本例の照明装置2は、発光部21が電源部20に対して着脱可能とされる。これら電源部20と発光部21の構成の詳細については後に改めて説明する。
電子機器4は、上部ユニット41と下部ユニット42とを有すると共に、これら上部ユニット41と下部ユニット42との間が例えば板状などとされた接続部43によって接続されている。
上部ユニット41においては、略円盤状の外形を有するベース板41d上に略円筒状の外形を有する上部筐体部41uが形成されている。上部筐体部41uの上面の中央部には、上部筐体部41uよりも小径とされた略円筒形状の凸部が形成されている。
ベース板41dの径は上部筐体部41uの径よりも僅かに大きくされ、これによりベース板41dの上面が上記の径の差に応じたオフセットSt(図3参照)の分だけ外界に表出している。
上部ユニット41においては、略円盤状の外形を有するベース板41d上に略円筒状の外形を有する上部筐体部41uが形成されている。上部筐体部41uの上面の中央部には、上部筐体部41uよりも小径とされた略円筒形状の凸部が形成されている。
ベース板41dの径は上部筐体部41uの径よりも僅かに大きくされ、これによりベース板41dの上面が上記の径の差に応じたオフセットSt(図3参照)の分だけ外界に表出している。
上部筐体部41uの側面には、複数の被保持部材410が形成されている。被保持部材410は、照明装置2に取り付けられた際に、照明装置2側に設けられた後述する機器保持部材203と係合されて電子機器4を照明装置2に被保持の状態とするために設けられた部材である。
被保持部材410は、それぞれ略L字型の部材とされ、L字の背の部分に当たる直線部がベース板41dの面内方向に平行となり、L字の背の部分に対して直交する直線部の先端面がベース板41dの上面に対して当接するように形成されている。
本例の場合、被保持部材410は所定間隔を開けて3つ形成されている。具体的に、被保持部材410,410,410は、120°の間隔で形成されている。
被保持部材410は、それぞれ略L字型の部材とされ、L字の背の部分に当たる直線部がベース板41dの面内方向に平行となり、L字の背の部分に対して直交する直線部の先端面がベース板41dの上面に対して当接するように形成されている。
本例の場合、被保持部材410は所定間隔を開けて3つ形成されている。具体的に、被保持部材410,410,410は、120°の間隔で形成されている。
また、電子機器4には、照明装置2との間で電気的な接続を行うためのコネクタ41Sも設けられている。本例の場合、コネクタ41Sは、上部筐体部41uの上面側から引き出されたケーブルの先端部に形成されている。
[2-2.電源部及び発光部の構成]
図4〜図9を参照し、電源部20と発光部21の構成について説明する。
図4は、電源部20から発光部21を取り外した状態の照明装置2の外観を表した斜視図、図5は電源部20の断面図(図5A)及び底面図(図5B)を表す。
電源部20は、その略円筒状の筐体の側面を構成する側壁部201を有する。側壁部201を含む電源部20の筐体は、例えば樹脂製とされる。
図5Aの断面図に表すように、電源部20は、その下部において内部に略円筒状の空洞部が形成されている。この空洞部は、取り付け時に電子機器4の上部筐体部41uを格納するためのスペースとして機能する。
電源部20においてこの空洞部の上部と接する面を、電源部20の底面20Dと表記する。
図4〜図9を参照し、電源部20と発光部21の構成について説明する。
図4は、電源部20から発光部21を取り外した状態の照明装置2の外観を表した斜視図、図5は電源部20の断面図(図5A)及び底面図(図5B)を表す。
電源部20は、その略円筒状の筐体の側面を構成する側壁部201を有する。側壁部201を含む電源部20の筐体は、例えば樹脂製とされる。
図5Aの断面図に表すように、電源部20は、その下部において内部に略円筒状の空洞部が形成されている。この空洞部は、取り付け時に電子機器4の上部筐体部41uを格納するためのスペースとして機能する。
電源部20においてこの空洞部の上部と接する面を、電源部20の底面20Dと表記する。
電源部20の側壁部201は、その下端部が薄肉とされている。この薄肉とされた部分を側壁下端部201Aと表記する。側壁下端部201Aは、側壁部201の下端部が外周側から削られたように形成されており、従って側壁部201においては、側壁下端部201Aの形成部分に対応して内周側に凸となる段差部201Bが形成されている。
側壁下端部201Aには、発光部21を着脱自在に保持するための発光部保持部202が複数設けられている(図4,図5B参照)。本例の場合、発光部保持部202は120°の間隔を開けて3つが設けられている。また、各発光部保持部202は、側壁下端部201Aの下端部に対して設けられている。
なお、発光部保持部202の詳細な構成については後述する。
なお、発光部保持部202の詳細な構成については後述する。
電源部20の底面20Dには、発光部21に対し発光に必要な電力を供給するための電力出力端子Tl-outと、電子機器4への動作電圧を供給するための電力出力端子Tk-outと、電子機器4との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子Tdとが形成されている(図5B参照)。
ここで、電源部20の内部には、図6のブロック図に示すように、電源回路20a、マイコン(マイクロコンピュータ)20b、及び発光駆動部20cが備えられる。
電源回路20aには、照明側ローゼット200に設けられた電力入力端子Tinを介して商用交流電源が入力される。電源回路20aは、入力された商用交流電源に基づき、発光駆動部20cを動作させるための駆動用動作電圧、及びマイコン20bを動作させるためのマイコン用動作電圧、及び電子機器4を動作させるための機器用動作電圧を生成する。機器用動作電圧は電力出力端子Tk-outに供給される。
電源回路20aには、照明側ローゼット200に設けられた電力入力端子Tinを介して商用交流電源が入力される。電源回路20aは、入力された商用交流電源に基づき、発光駆動部20cを動作させるための駆動用動作電圧、及びマイコン20bを動作させるためのマイコン用動作電圧、及び電子機器4を動作させるための機器用動作電圧を生成する。機器用動作電圧は電力出力端子Tk-outに供給される。
発光駆動部20cは、駆動用動作電圧に基づき、発光部21に備えられた後述する発光素子217Aを発光駆動するための駆動信号を生成する。発光駆動部20cは、当該駆動信号として、マイコン20bからの指示に応じた駆動信号を生成する。駆動信号は、電力出力端子Tl-outに供給される。
マイコン20bは、発光駆動部20cに対する点灯/消灯や調光などの指示を行うと共に、データ通信端子Tdを介した電子機器4側とのデータ通信を行う。マイコン20bは、電子機器4側とのデータ通信の結果に基づき発光駆動部20cに対する指示を行うことで、電子機器4の動作状態に連動させて発光部21の発光動作を制御することが可能とされる。
マイコン20bは、発光駆動部20cに対する点灯/消灯や調光などの指示を行うと共に、データ通信端子Tdを介した電子機器4側とのデータ通信を行う。マイコン20bは、電子機器4側とのデータ通信の結果に基づき発光駆動部20cに対する指示を行うことで、電子機器4の動作状態に連動させて発光部21の発光動作を制御することが可能とされる。
なお、上記では発光駆動部20cが電源部20に対して設けられ、電力出力端子Tl-outを介して発光部21側に駆動信号が供給される例を示したが、発光駆動部20cは発光部21側に設けられてもよく、その場合には電力出力端子Tl-outには電源回路20aで生成された駆動用動作電圧が供給される。
何れにせよ、電源出力端子Tl-outには、発光に必要とされる電力が供給されればよい。
何れにせよ、電源出力端子Tl-outには、発光に必要とされる電力が供給されればよい。
図5Bにおいて、電源部20が有する側壁下端部201Aの内側面には、電子機器4を着脱自在に保持するための機器保持部材203が複数形成されている。本例では電子機器4側に設けられた被保持部材410,410,410に対応させて、機器保持部材203としては120°間隔で3つ設けられている。本例の機器保持部材203はピン状の部材とされる。
なお、機器保持部材203を用いた電子機器4の取り付けについては後述する。
なお、機器保持部材203を用いた電子機器4の取り付けについては後述する。
続いて、発光部21について説明する。
図4において、発光部21は、中央部が開口部213Bとして開口された略円盤状の外形を有する発光本体部21Aと、発光本体部21Aの開口部213B内の中央部に配置されるリング状の取付バングル部214と、発光本体部21Aと取付バングル部214との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部215とを有する。
また、発光部21には、電源部20から発光に必要な電力の供給を受けるためのコネクタ21Sも設けられる。コネクタ21Sは、発光部21の所定位置から引き出されたケーブルの先端部に対して設けられている。このコネクタ21S内には、電源部20側に形成された電力出力端子Tl-outと接続される端子が形成されている。コネクタ21Sが電源部20に対して接続されることで、これらの端子が接続状態となる。
図4において、発光部21は、中央部が開口部213Bとして開口された略円盤状の外形を有する発光本体部21Aと、発光本体部21Aの開口部213B内の中央部に配置されるリング状の取付バングル部214と、発光本体部21Aと取付バングル部214との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部215とを有する。
また、発光部21には、電源部20から発光に必要な電力の供給を受けるためのコネクタ21Sも設けられる。コネクタ21Sは、発光部21の所定位置から引き出されたケーブルの先端部に対して設けられている。このコネクタ21S内には、電源部20側に形成された電力出力端子Tl-outと接続される端子が形成されている。コネクタ21Sが電源部20に対して接続されることで、これらの端子が接続状態となる。
発光本体部21Aは、導光板211と、導光板211の上面側に形成された反射膜212と、導光板211の内周部分を覆うように形成されたカバー213とを有する。
図7及び図8は、発光本体部21Aについての説明図であり、図7Aは導光板211の底面図、図7Bは発光本体部21Aの底面図、図8Aは発光本体部21Aの内周部の拡大断面図、図8Bは発光本体部21A全体の断面図である。
図7Aに示すように、導光板211は中央部が開口部211Bとして開口された略円盤状の外形を有する。導光板211は、例えば透明樹脂などの透明材料で構成されている。
導光板211の所定位置には、複数のピン挿入口211Aが形成されている。本例では、ピン挿入口211Aが4つ形成されている。
図7Aに示すように、導光板211は中央部が開口部211Bとして開口された略円盤状の外形を有する。導光板211は、例えば透明樹脂などの透明材料で構成されている。
導光板211の所定位置には、複数のピン挿入口211Aが形成されている。本例では、ピン挿入口211Aが4つ形成されている。
カバー213は、その底面及び上面が環状の形状を有し、面内方向の中央に開口部213Bを有する。図8A,図8Bから理解されるように、カバー213は、その一部を切断した際の断面形状が略コの字型とされる。このコの字型の形状は、その一部を切断した際の断面形状がそれぞれL字型とされる上側カバー部材213uと下側カバー部材213dとの組み合わせで形成されている(図8A参照)。
上側カバー部材213uは、上面部213u’と、該上面部213u’から下側に直角に折り曲げられるように形成された側面部213u’’とを有する。また、下側カバー部材213dは、下面部213d’と、該下面部213d’から上側に直角に折り曲げられるように形成された側面部213d’’とを有する。
上側カバー部材213uにおける側面部213u’’と下側カバー部材213dにおける側面部213d’’とが重ね合わされることで、上述した略コの字の型の形状が実現される。本例の場合、側面部213u’’の方が側面部213d’’よりも外周側に位置されている。
上側カバー部材213uは、上面部213u’と、該上面部213u’から下側に直角に折り曲げられるように形成された側面部213u’’とを有する。また、下側カバー部材213dは、下面部213d’と、該下面部213d’から上側に直角に折り曲げられるように形成された側面部213d’’とを有する。
上側カバー部材213uにおける側面部213u’’と下側カバー部材213dにおける側面部213d’’とが重ね合わされることで、上述した略コの字の型の形状が実現される。本例の場合、側面部213u’’の方が側面部213d’’よりも外周側に位置されている。
側面部213u’’の外周側の面には、複数の発光素子217Aと、それら発光素子217Aを発光させるための配線が形成された基板部217Bとで構成された発光ユニット217が形成されている。基板部217Bは、側面部213u’’が周状に形成されていることに対応してフレキシブル基板が採用されている。本例の場合、発光素子217AはLED(発光ダイオード)とされる。
導光板211の上面に対しては、反射膜212が形成されている。また、導光板211の上記上面とは逆側の面、すなわち室内への光出射面2Aとなる面には、その内周部の所定領域に反射膜218が形成されている。反射膜218は、下側カバー部材213dが接合された際に下面部213d’の外周側端部よりも外側にはみ出さないように形成されている。
なお、導光板211の上面とは、導光板211が有する当該導光板211の面内方向に平行な2つの面のうちの一方の面と換言できる。また、導光板211が有する光出射面2Aは、上記一方の面とは逆側の面と換言できる。
なお、導光板211の上面とは、導光板211が有する当該導光板211の面内方向に平行な2つの面のうちの一方の面と換言できる。また、導光板211が有する光出射面2Aは、上記一方の面とは逆側の面と換言できる。
発光本体部21Aにおいては、上記のように反射膜212,218が形成された導光板211の内周部が、カバー213の内部に形成されたコの字型の空間内に位置するようにされている。具体的に、導光板211は、その内壁211Cとカバー213内に設けられた発光素子217Aの発光面217A’とが対向するようにして、その内周部がカバー213内部の空間内に位置している。
ここで、下側カバー部材213dの下面部213d’には、図7Bの各位置に示す4つのピン213Aが形成されている。
図8Aに示した発光本体部21Aとしての構造は、例えば反射膜212,218が形成された状態の導光板211を反射膜212が形成された面において上側カバー部材213uと接合し、その後、導光板211に形成されたピン挿通口211Aに対してピン213Aを挿入するようにして下側カバー部材213dを導光板211に接合することで実現される。なお、このために、ピン挿通口211Aとピン213Aの形成位置は正確に位置決めされている。
図8Aに示した発光本体部21Aとしての構造は、例えば反射膜212,218が形成された状態の導光板211を反射膜212が形成された面において上側カバー部材213uと接合し、その後、導光板211に形成されたピン挿通口211Aに対してピン213Aを挿入するようにして下側カバー部材213dを導光板211に接合することで実現される。なお、このために、ピン挿通口211Aとピン213Aの形成位置は正確に位置決めされている。
なお、カバー213は、例えばアルミ等の金属製とされ、発光素子217Aの発光に伴い生じた熱についての放熱機能を有する。
ここで、上記のように構成された発光本体部21Aにおいては、発光素子217Aより発せられた光(発散光)が導光板211の内壁211Cに対して入射する。これにより、導光板211内部では内周側から外周側へと光が伝播する傾向となる。
このとき、導光板211の上面側には反射膜212が形成され、また導光板211の下面側の内周側一部には反射膜218が形成されていることから、上記のように入射した光はこれら反射膜212,218での反射の作用により導光板211の光出射面2Aから出射される(図8B参照)。このとき、導光板211の内周部はカバー213で覆われているので、光出射面2Aにおいては、カバー213で覆われた領域よりも外周側となる領域において光が出射される。この領域を、図8Bに示すように光出射領域Asと表記する。
このとき、導光板211の上面側には反射膜212が形成され、また導光板211の下面側の内周側一部には反射膜218が形成されていることから、上記のように入射した光はこれら反射膜212,218での反射の作用により導光板211の光出射面2Aから出射される(図8B参照)。このとき、導光板211の内周部はカバー213で覆われているので、光出射面2Aにおいては、カバー213で覆われた領域よりも外周側となる領域において光が出射される。この領域を、図8Bに示すように光出射領域Asと表記する。
本実施の形態における導光板211には、室内への配光ムラを抑制するための工夫が施されている。この点について、図9を参照して説明する。
図9Aは、導光板211の上面図である。
図のように導光板211の上面には、複数のドットDtが形成されている。このドットDtは、例えば白色とされ、印刷により形成されている。なお、反射膜212は、このようにドットDtが形成された導光板211の上面に対して形成されるものである。
このドットDtによって、導光板211内を伝播する光を散乱させることができる。
図9Aは、導光板211の上面図である。
図のように導光板211の上面には、複数のドットDtが形成されている。このドットDtは、例えば白色とされ、印刷により形成されている。なお、反射膜212は、このようにドットDtが形成された導光板211の上面に対して形成されるものである。
このドットDtによって、導光板211内を伝播する光を散乱させることができる。
ドットDtは、導光板211の上面において放射状に形成されており、内周側から外周側への形成ピッチが一定とされている。同時に、ドットDtは、その大きさが導光板211の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされている。
図9Bは、発光素子217Aからの距離(cm)とドット径(μm)との関係を例示した図である。なお、発光素子217Aからの距離は、発光面217A’の形成位置を最内周位置(0cm)としたときの距離を意味する。
この図9Bに示されるように、本例における発光素子217Aからの距離とドット径との関係は、0.0cm地点=523μm、2.1cm地点=554μm、4.3cm地点=627μm、6.4cm地点=719μm、8.5cm地点=810μm、10.6cm地点=885μm、12.8cm地点=938μm、14.9cm地点=966μm、17.0cm地点=975μmとされている。
この図9Bに示されるように、本例における発光素子217Aからの距離とドット径との関係は、0.0cm地点=523μm、2.1cm地点=554μm、4.3cm地点=627μm、6.4cm地点=719μm、8.5cm地点=810μm、10.6cm地点=885μm、12.8cm地点=938μm、14.9cm地点=966μm、17.0cm地点=975μmとされている。
上記のように放射状に形成されたドットDtについて、内周側から外周側への形成ピッチを一定とし、且つ内周側から外周側にかけてその大きさを徐々に大きくしていることで、光出射面2Aから出射される光について、均一な配光が実現される。
続いて、電源部20に対する発光部21の取り付けに係る構成について説明する。
図4において、取付バングル部214は、発光部21を電源部20に対して取り付けるために設けられる。
取付バングル部214の内周側面には、電源部20への取り付けを可能とするための複数の被保持部材216が形成されている。本例の場合、被保持部材216は、電源部20に形成された発光部保持部202,202,202に対応させて、120°の間隔を開けて3つを設けている。これら被保持部材216は、ピン状の部材とされている。
前述のように、取付バングル部214は、ブリッジ部215によって発光本体部21Aに対して取り付けられている。本例の場合、ブリッジ部215は3つ設けられ、これら3つのブリッジ部215は、同じく3つ設けられた発光部保持部202の形成位置と対応する角度位置にそれぞれ形成されている。具体的に、この場合のブリッジ部215,215,215は、それぞれ発光部保持部202,202,202と同じ角度位置に形成されている。
図4において、取付バングル部214は、発光部21を電源部20に対して取り付けるために設けられる。
取付バングル部214の内周側面には、電源部20への取り付けを可能とするための複数の被保持部材216が形成されている。本例の場合、被保持部材216は、電源部20に形成された発光部保持部202,202,202に対応させて、120°の間隔を開けて3つを設けている。これら被保持部材216は、ピン状の部材とされている。
前述のように、取付バングル部214は、ブリッジ部215によって発光本体部21Aに対して取り付けられている。本例の場合、ブリッジ部215は3つ設けられ、これら3つのブリッジ部215は、同じく3つ設けられた発光部保持部202の形成位置と対応する角度位置にそれぞれ形成されている。具体的に、この場合のブリッジ部215,215,215は、それぞれ発光部保持部202,202,202と同じ角度位置に形成されている。
ここで、取付バングル部214の内径は、電源部20の側壁下端部201Aの外径と略一致している。
図10により、電源部20に形成された発光部保持部202の構成と、発光部21の取り付け手法とについて説明する。
図10A、図10Bは、発光部保持部202の正面図、断面図をそれぞれ表す。
発光部保持部202は、それぞれ矩形状とされた第1薄肉部202A、第2薄肉部202B、開口部202Cを有する。図10Bに示すように、第1薄肉部202Aは、側壁下端部201Aが内周側から削られように薄肉化された部分として形成されており、第2薄肉部202Bは、側壁下端部201Aが外周側から削られるように薄肉化された部分として形成されている。第2薄肉部202Bが形成された部分は、側壁下端部201Aの外周側の面上において内周側に凸となる溝部となる。
開口部202Cは、側壁下端部201Aにおける第1薄肉部202Aの形成部分の上部が矩形状に開口されて形成されている。
第2薄肉部202Bは、その縦方向の長さが第1薄肉部202Aの縦方向の長さよりも長くされ、第2薄肉部202Bの上端と開口部202Cの上端の高さが一致している。
図10A、図10Bは、発光部保持部202の正面図、断面図をそれぞれ表す。
発光部保持部202は、それぞれ矩形状とされた第1薄肉部202A、第2薄肉部202B、開口部202Cを有する。図10Bに示すように、第1薄肉部202Aは、側壁下端部201Aが内周側から削られように薄肉化された部分として形成されており、第2薄肉部202Bは、側壁下端部201Aが外周側から削られるように薄肉化された部分として形成されている。第2薄肉部202Bが形成された部分は、側壁下端部201Aの外周側の面上において内周側に凸となる溝部となる。
開口部202Cは、側壁下端部201Aにおける第1薄肉部202Aの形成部分の上部が矩形状に開口されて形成されている。
第2薄肉部202Bは、その縦方向の長さが第1薄肉部202Aの縦方向の長さよりも長くされ、第2薄肉部202Bの上端と開口部202Cの上端の高さが一致している。
図10C〜図10Eは、発光部21の取り付けについての説明図である。
先ず、使用者は、発光部21を電源部20に対して取り付けるとしたときは、コネクタ21Sを電源部20の底面20Dに設けられた所定の接続部に接続して、コネクタ21Sに形成された端子と電力出力端子Tl-outとが接続されるようにする。
その上で、使用者は、取付バングル部214を電源部20の側壁下端部201Aに対して当てがう。このとき、被保持部材216,216,216と発光部保持部202との位置関係が適切でないと、被保持部材216,216,216が側壁下端部201Aの下端に当たり、発光部21をそれ以上押し上げることができない状態となる。これは、前述したように被保持部材216が形成された取付バングル部214の内径と側壁下端部201Aの外径とが略一致しているためである。
先ず、使用者は、発光部21を電源部20に対して取り付けるとしたときは、コネクタ21Sを電源部20の底面20Dに設けられた所定の接続部に接続して、コネクタ21Sに形成された端子と電力出力端子Tl-outとが接続されるようにする。
その上で、使用者は、取付バングル部214を電源部20の側壁下端部201Aに対して当てがう。このとき、被保持部材216,216,216と発光部保持部202との位置関係が適切でないと、被保持部材216,216,216が側壁下端部201Aの下端に当たり、発光部21をそれ以上押し上げることができない状態となる。これは、前述したように被保持部材216が形成された取付バングル部214の内径と側壁下端部201Aの外径とが略一致しているためである。
このように被保持部材216,216,216が側壁下端部201Aの下端に当たった状態では取り付けが不能なため、使用者は、発光部21を回転させる。すると、或る程度回転が進んだ時点で、被保持部材216,216,216がそれぞれ発光部保持部202,202,202の第2薄肉部202B,202B,202Bの形成位置に一致する状態が得られる(図10C)。
前述のように側壁下端部201Aにおいて第2薄肉部202B,202B,202Bが形成された部分は内周側に凸の溝部となる。このため、上記のように被保持部材216,216,216がそれぞれ第2薄肉部202B,202B,202Bの形成位置に一致した状態で発光部21を押し上げると、被保持部材216,216,216を第2薄肉部202B,202B,202Bに沿って上方向に移動させることができる。
ここで、被保持部材216,216,216としてのピンの長さは、上記のように第2薄肉部202B,202B,202B上を移動する際に、ピンの先端が第2薄肉部202B,202B,202B上を或る程度の押圧力をもって摺動するように設定されている。このとき、第2薄肉部202B,202B,202Bは、薄肉状とされたことで、上記のような被保持部材216,216,216の摺動に応じて内周側に撓むようになっている。
前述のように側壁下端部201Aにおいて第2薄肉部202B,202B,202Bが形成された部分は内周側に凸の溝部となる。このため、上記のように被保持部材216,216,216がそれぞれ第2薄肉部202B,202B,202Bの形成位置に一致した状態で発光部21を押し上げると、被保持部材216,216,216を第2薄肉部202B,202B,202Bに沿って上方向に移動させることができる。
ここで、被保持部材216,216,216としてのピンの長さは、上記のように第2薄肉部202B,202B,202B上を移動する際に、ピンの先端が第2薄肉部202B,202B,202B上を或る程度の押圧力をもって摺動するように設定されている。このとき、第2薄肉部202B,202B,202Bは、薄肉状とされたことで、上記のような被保持部材216,216,216の摺動に応じて内周側に撓むようになっている。
発光部21をさらに押し上げると、被保持部材216,216,216が第2薄肉部202B,202B,202Bの上端に達し、再び発光部21の押し上げが不能な状態となる(図10D)。
この状態から、発光部21を反時計回り方向に回転させると、被保持部材216,216,216が開口部202C,202C,202Cに挿入される(図10E)。
このとき、第2薄肉部202B,202B,202Bの撓みが解消することで、開口部202C,202C,202Cに挿入された被保持部材216,216,216がロックされる。
これにより、発光部21の電源部20に対する取り付けが完了する。
この状態から、発光部21を反時計回り方向に回転させると、被保持部材216,216,216が開口部202C,202C,202Cに挿入される(図10E)。
このとき、第2薄肉部202B,202B,202Bの撓みが解消することで、開口部202C,202C,202Cに挿入された被保持部材216,216,216がロックされる。
これにより、発光部21の電源部20に対する取り付けが完了する。
なお、発光部21を取り外す際には、図10Eの状態から発光部21を時計回り方向に回転させることで、発光部保持部202,202,202による被保持部材216,216,216のロック状態を解除し、その後、発光部21を引き下げることで被保持部材216,216,216が発光部保持部202,202,202から引き抜かれるようにすればよい。
図11は、電源部20に対して発光部21が取り付けられた状態における照明装置2の断面構造図である。なお、この図では、主に発光部21の取り付けに係る部分のみを抽出して示している。
この図からも分かるように、発光部21の電源部20への取り付けは、電源部20の側壁下端部201Aの下端部の外周側に形成された段差部201Bに対して取付バングル部214が嵌合するようにして行われる。
この図からも分かるように、発光部21の電源部20への取り付けは、電源部20の側壁下端部201Aの下端部の外周側に形成された段差部201Bに対して取付バングル部214が嵌合するようにして行われる。
<3.電子機器の取り付けについて>
図12は、電子機器4の取り付けについての説明図である。
図12Aは、電子機器4において被保持部材410が形成された部分を拡大して示した正面図てあり、図12Bは、図12Aに示す部分の上視図である。
先の図2及び図3では説明を省略したが、電子機器4における上部ユニット41のベース板41dには、その下端部に全周にわたってフランジ部412が形成されている。ベース板41dにおいて、このフランジ部412が形成された部分を除く部分のことを、以下、ベース板上部411と表記する。
図12は、電子機器4の取り付けについての説明図である。
図12Aは、電子機器4において被保持部材410が形成された部分を拡大して示した正面図てあり、図12Bは、図12Aに示す部分の上視図である。
先の図2及び図3では説明を省略したが、電子機器4における上部ユニット41のベース板41dには、その下端部に全周にわたってフランジ部412が形成されている。ベース板41dにおいて、このフランジ部412が形成された部分を除く部分のことを、以下、ベース板上部411と表記する。
図12Bに示すように、電子機器4において被保持部材410が形成された部分を上視すると、フランジ部412が最も外周側に位置し、その内周側にベース板上部411と被保持部材410とが位置し、さらに内周側に上部筐体部41uが位置していることが分かる。
ここで、ベース板上部411の外径は、照明装置2(電源部20)における側壁下端部201Aの内径と略一致するように設定されている。
被保持部材410の構造については先に説明した通りであるが、ここでは、略L字型の外形を有する被保持部材410の形成により生じた溝部、すなわち被保持部材410におけるL字の背の部分に当たる直線部の下面とベース板上部411の上面との間に生じた空間を、溝部410Aと表記する(図12A)。
以上を踏まえ、照明装置2に対する電子機器4の取り付けについて説明する。
先ず、電子機器4を照明装置2に対して取り付ける際には、使用者は、コネクタ41Sを電源部20の底面20Dに設けられた所定の接続部に接続して、コネクタ41Sに形成された電力入力用、データ通信用の各端子と電力出力端子Tk-out、データ通信端子Tdとが接続されるようにする。
その上で、使用者は、電子機器4のベース板上部411を電源部20の側壁下端部201Aに対して当てがう。上述のようにベース板上部411の外径は側壁下端部201Aの内径と略一致するようにされており、またベース板上部411のさらに上部に形成された上部筐体部41uの外径はベース板上部411の外径よりも小さいため、上記のようにベース板上部411を側壁下端部201Aに対して当てがうと、側壁下端部201Aの内側の空洞部にベース板上部411から上側の部分を挿入することが可能となる。
このとき、側壁下端部201Aの内側に形成された機器保持部材203,203,203としてのピンの長さは、少なくともオフセットSt(上部筐体部41uとベース板上部411との径差に応じたオフセット)の長さ以内に抑えられている(図12B参照)。このため、側壁下端部201Aの内側の空洞部にベース板上部411から上側の部分を挿入することができる。
またこのとき、ベース板41dに設けられたフランジ部412により、電子機器4が前記空洞部に必要以上に押し込まれてしまうことが防止される。
先ず、電子機器4を照明装置2に対して取り付ける際には、使用者は、コネクタ41Sを電源部20の底面20Dに設けられた所定の接続部に接続して、コネクタ41Sに形成された電力入力用、データ通信用の各端子と電力出力端子Tk-out、データ通信端子Tdとが接続されるようにする。
その上で、使用者は、電子機器4のベース板上部411を電源部20の側壁下端部201Aに対して当てがう。上述のようにベース板上部411の外径は側壁下端部201Aの内径と略一致するようにされており、またベース板上部411のさらに上部に形成された上部筐体部41uの外径はベース板上部411の外径よりも小さいため、上記のようにベース板上部411を側壁下端部201Aに対して当てがうと、側壁下端部201Aの内側の空洞部にベース板上部411から上側の部分を挿入することが可能となる。
このとき、側壁下端部201Aの内側に形成された機器保持部材203,203,203としてのピンの長さは、少なくともオフセットSt(上部筐体部41uとベース板上部411との径差に応じたオフセット)の長さ以内に抑えられている(図12B参照)。このため、側壁下端部201Aの内側の空洞部にベース板上部411から上側の部分を挿入することができる。
またこのとき、ベース板41dに設けられたフランジ部412により、電子機器4が前記空洞部に必要以上に押し込まれてしまうことが防止される。
上記のようにベース板上部411から上側の部分を側壁下端部201Aの内側の空洞部に挿入した状態で電子機器4を回転させると、図12Aや図12Bに示すように、機器保持部材203,203,203を、電子機器4側の被保持部材410,410,410の付近に位置させることができる。
なお、この図12Aの状態からも分かるように、側壁下端部201Aにおいて機器保持部材203,203,203が形成される縦方向の位置は、上記のようにベース板上部411から上側の部分を側壁下端部201Aの内側の空洞部に挿入した状態において、機器保持部材203,203,203が被保持部材410,410,410の溝部410A,410A,410Aと同じ高さに位置するように設定されている。
なお、この図12Aの状態からも分かるように、側壁下端部201Aにおいて機器保持部材203,203,203が形成される縦方向の位置は、上記のようにベース板上部411から上側の部分を側壁下端部201Aの内側の空洞部に挿入した状態において、機器保持部材203,203,203が被保持部材410,410,410の溝部410A,410A,410Aと同じ高さに位置するように設定されている。
図12A及び図12Bの状態から電子機器4をさらに半時計周り方向に回転させると、機器保持部材203,203,203が溝部410A,410A,410A内を通過し、図12Cに示すように機器保持部材203,203,203が溝部410A,410A,410Aの最奥部に到達することで、それ以上電子機器4を回転させることができない状態となる。
これにより、照明装置2に対する電子機器4の取り付けが完了する。
これにより、照明装置2に対する電子機器4の取り付けが完了する。
なお、電子機器4を取り外す際には、図12Cの状態から電子機器4を時計回り方向に回転させることで、機器保持部材203,203,203が溝部410A,410A,410A内から脱するようにした上で、電子機器4を引き下げればよい。
図13は、照明装置2に対して電子機器4が取り付けられた状態における照明装置2及び電子機器4の断面構造図である。なお、この図では、主に電子機器4の取り付けに係る部分のみを抽出して示している。
この図からも分かるように、電子機器4の照明装置2への取り付けは、電源部20の側壁下端部201Aの内周側において電子機器4が保持されることで行われる。
また、この図によれば、フランジ部412の上面が側壁下端部201Aの下端に当接して、電子機器4の不要な押し込みが防止されることが分かる。
この図からも分かるように、電子機器4の照明装置2への取り付けは、電源部20の側壁下端部201Aの内周側において電子機器4が保持されることで行われる。
また、この図によれば、フランジ部412の上面が側壁下端部201Aの下端に当接して、電子機器4の不要な押し込みが防止されることが分かる。
ここで、本実施の形態では、照明装置2において電子機器4を保持する機器保持部205の中心Cjが、照明装置2の光出射面2Aの光出射領域Asよりも内側に位置するようにされている。
図14Aは、照明装置2における機器保持部205の概念を表している。なお、この図14Aでは、電源部20の側壁下端部201Aを機器保持部材203,203,203が形成された高さ位置で切断した際の断面構造を示している。
この図に示すように、機器保持部材203,203,203が形成されて電子機器4を保持するように構成された部分が、照明装置2における機器保持部205である。
図14Aは、照明装置2における機器保持部205の概念を表している。なお、この図14Aでは、電源部20の側壁下端部201Aを機器保持部材203,203,203が形成された高さ位置で切断した際の断面構造を示している。
この図に示すように、機器保持部材203,203,203が形成されて電子機器4を保持するように構成された部分が、照明装置2における機器保持部205である。
機器保持部205の中心Cjとは、図14Aに示されるように、機器保持部205の面内中心を意味する。これは、機器保持部205における光出射面2Aに平行な面内における中心とも換言できる。
図14Bは、照明装置2の中心軸Clを説明するための図である。
本例のように中央に開口部213Bを有する略円盤状の発光部21を設け、開口部213Bの中央部に電源部20を配置した構成を採る場合には、照明装置2の中心軸Clは、発光部21の面内中心を通る軸に一致する。
本例の場合、略円筒形状による電源部20の中心軸は照明装置2の中心軸Clに対して一致しており、従って、機器保持部205の中心Cjとしても、照明装置2の中心軸Clに一致している。
このため、機器保持部205の中心Cjは光出射面2Aの光出射領域Asよりも内側にあり、且つ、機器保持部205自体も光出射領域Asより内側に存在している。
本例のように中央に開口部213Bを有する略円盤状の発光部21を設け、開口部213Bの中央部に電源部20を配置した構成を採る場合には、照明装置2の中心軸Clは、発光部21の面内中心を通る軸に一致する。
本例の場合、略円筒形状による電源部20の中心軸は照明装置2の中心軸Clに対して一致しており、従って、機器保持部205の中心Cjとしても、照明装置2の中心軸Clに一致している。
このため、機器保持部205の中心Cjは光出射面2Aの光出射領域Asよりも内側にあり、且つ、機器保持部205自体も光出射領域Asより内側に存在している。
<4.実施の形態のまとめ>
上記のように本実施の形態の照明システム1では、照明装置2が以下のように構成されている。
すなわち、照明装置2は、中央部が開口された形状を有する導光板211と、導光板211の内壁211C側から光を入射する発光素子217Aと、導光板211の上面側に形成され導光板211内を伝播する光を反射する反射膜212とを有し、導光板211における光出射面2Aから光を出射する発光部21と、電子機器4を着脱自在に保持する機器保持部205とを備える。
そして、機器保持部205が、電子機器4を光出射面2Aからの光の出射方向側(つまり下側)に取り外し可能に構成されていると共に、中心Cjが、光出射領域Asよりも内側に位置しているものである。
上記のように本実施の形態の照明システム1では、照明装置2が以下のように構成されている。
すなわち、照明装置2は、中央部が開口された形状を有する導光板211と、導光板211の内壁211C側から光を入射する発光素子217Aと、導光板211の上面側に形成され導光板211内を伝播する光を反射する反射膜212とを有し、導光板211における光出射面2Aから光を出射する発光部21と、電子機器4を着脱自在に保持する機器保持部205とを備える。
そして、機器保持部205が、電子機器4を光出射面2Aからの光の出射方向側(つまり下側)に取り外し可能に構成されていると共に、中心Cjが、光出射領域Asよりも内側に位置しているものである。
上記のような機器保持部205により、照明装置2をシーリングローゼット100Aから取り外さずに電子機器4の取り外しが可能となり、また、電子機器4は照明装置2の中央部寄りに保持される。
従って、電子機器4が照明装置の上側に位置される場合のように換装が困難となることがなく、電子機器4を自由に換装できる。
また、電子機器4が照明装置2の中央部寄りに保持されるため、光出射面から出射された光が電子機器4に妨げられることによる光量ロスを低減できる。
従って、電子機器4が照明装置の上側に位置される場合のように換装が困難となることがなく、電子機器4を自由に換装できる。
また、電子機器4が照明装置2の中央部寄りに保持されるため、光出射面から出射された光が電子機器4に妨げられることによる光量ロスを低減できる。
また、上記構造による導光板211により、光出射面2Aは断続した面ではなく連続した比較的大きな面で形成可能となる。従って、室内全体を明るくできる。
さらに、導光板211の内壁211Cから光を入射するため、配光を外向き傾向にでき、照明装置2に保持された電子機器4に光出射面2Aから出射された光が当たり難くできる。従って、室内への光の照射ムラを生じ難くでき、室内全体をムラなく明るくできる。
さらに、導光板211の内壁211Cから光を入射するため、配光を外向き傾向にでき、照明装置2に保持された電子機器4に光出射面2Aから出射された光が当たり難くできる。従って、室内への光の照射ムラを生じ難くでき、室内全体をムラなく明るくできる。
このように本実施の形態によれば、電子機器を取り付け可能な照明システムとして、電子機器を自由に換装可能としながら、良好な照明性能を兼ね備えた照明システムを提供できる。
また、本実施の形態では、機器保持部205を光出射領域Asよりも内側に位置させている。
これにより、光出射面2Aから電子機器4に対して照射される光量がより低減され、光量ロスをより抑制できる。
これにより、光出射面2Aから電子機器4に対して照射される光量がより低減され、光量ロスをより抑制できる。
さらに、本実施の形態では、商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路20aを内蔵する電源部20を備え、発光部21が電源部20に対して着脱自在に取り付けられるように構成されている。
これにより、故障時等への対応が容易となり、メンテナンス性に優れた照明システムを実現できる。
これにより、故障時等への対応が容易となり、メンテナンス性に優れた照明システムを実現できる。
さらにまた、本実施の形態では、発光部21において、発光本体部21Aと取付バングル部214との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部215を設けている。
これにより、発光部21を電源部20に対して取り付ける際に、使用者がブリッジ部215の形成位置を頼りに取付バングル部214に形成された電源部20への取付部(被保持部材216)の位置を推測することが可能となり、電源部20への発光部21の取り付けを容易化できる。
特に、本例ではブリッジ部215と取付バングル部214に形成された被保持部材216とを同じ角度位置に形成しているため、取り付け時における被保持部材216の位置の把握がより容易となり、発光部21の取り付け容易性をさらに増すことができる。
これにより、発光部21を電源部20に対して取り付ける際に、使用者がブリッジ部215の形成位置を頼りに取付バングル部214に形成された電源部20への取付部(被保持部材216)の位置を推測することが可能となり、電源部20への発光部21の取り付けを容易化できる。
特に、本例ではブリッジ部215と取付バングル部214に形成された被保持部材216とを同じ角度位置に形成しているため、取り付け時における被保持部材216の位置の把握がより容易となり、発光部21の取り付け容易性をさらに増すことができる。
加えて、本実施の形態では、照明装置2が電源回路20aとマイコン20bとを備え、電源回路20aで生成された動作電圧を電子機器4に供給するための電力出力端子Tk-outと、電子機器4との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子Tdとを備えるようにしている。
これにより、照明装置2から電子機器4への給電と、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信が可能とされる。
このように照明装置2から電子機器4に給電し、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信を可能とするシステムを構築することで、例えばマイコン20bによって非正規品の電子機器4には給電を行わないといった制御を行うことが可能となり、安全性の高いシステムを実現できる。
また、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信が可能とされることで、電子機器4の動作状態に連動させて発光部21の点灯/消灯や調光の制御を行うことが可能となる。
これにより、照明装置2から電子機器4への給電と、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信が可能とされる。
このように照明装置2から電子機器4に給電し、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信を可能とするシステムを構築することで、例えばマイコン20bによって非正規品の電子機器4には給電を行わないといった制御を行うことが可能となり、安全性の高いシステムを実現できる。
また、照明装置2と電子機器4の間でのデータ通信が可能とされることで、電子機器4の動作状態に連動させて発光部21の点灯/消灯や調光の制御を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、導光板211の上面に対して光を散乱させるための複数のドットDtを形成するようにしている。
これにより、配光パターンのコントロールが容易となる。
ここで、導光板211で光を散乱させるには、導光板211として拡散剤を混練して生成したものを用いることもできるが、拡散剤の混練度合を正確にコントロールすることは困難であり、従って配光パターンのコントロールが困難である。上記のようにドットDtによって光を散乱させる手法を採ることで、ドットDtの形成パターンによって比較的容易に配光パターンをコントロールすることができる。
これにより、配光パターンのコントロールが容易となる。
ここで、導光板211で光を散乱させるには、導光板211として拡散剤を混練して生成したものを用いることもできるが、拡散剤の混練度合を正確にコントロールすることは困難であり、従って配光パターンのコントロールが困難である。上記のようにドットDtによって光を散乱させる手法を採ることで、ドットDtの形成パターンによって比較的容易に配光パターンをコントロールすることができる。
さらに、本実施の形態では、ドットDtは、導光板211の内周側から外周側への形成ピッチが一定とされると共に、その大きさが導光板211の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされている。
これにより、均一な配光が実現され、室内への光の照射ムラを防止できる。
これにより、均一な配光が実現され、室内への光の照射ムラを防止できる。
<5.変形例>
本技術は、上記により説明した具体例に限定されるべきものではなく、多様な変形例が考えられるものである。
例えば、これまでの説明では、電子機器4が照明装置2に取り付けられた際、電子機器4におけるフランジ部412から下の部分が、照明装置2の下端よりも下側に位置する例を挙げた。
すなわち、図15Aに示すように照明装置2の下端M2と電子機器4の下端M4とを定義すると、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側に位置していたものである。
なお、「下端」は、光出射面2Aからの「光の出射方向」を基準とすると、「光の出射方向側の先端」と換言できるものである。実施の形態で例示した照明装置2の下端M2は、側壁下端部201の先端と一致する。
本技術は、上記により説明した具体例に限定されるべきものではなく、多様な変形例が考えられるものである。
例えば、これまでの説明では、電子機器4が照明装置2に取り付けられた際、電子機器4におけるフランジ部412から下の部分が、照明装置2の下端よりも下側に位置する例を挙げた。
すなわち、図15Aに示すように照明装置2の下端M2と電子機器4の下端M4とを定義すると、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側に位置していたものである。
なお、「下端」は、光出射面2Aからの「光の出射方向」を基準とすると、「光の出射方向側の先端」と換言できるものである。実施の形態で例示した照明装置2の下端M2は、側壁下端部201の先端と一致する。
しかしながら、電子機器4の下端M4が必ずしも照明装置2の下端M2よりも下側に位置する必要はない。
例えば、電子機器4が音響再生装置とされる場合であって、この音響再生装置の下端にスピーカの放音口が位置している場合を想定してみる。この場合、音響再生装置としての電子機器4が照明装置2に取り付けられた状態で、スピーカの放音口が電源部20の下端(つまり下端M2)に対して僅かに上側に位置していたとしても、放音口の前面に遮るものがなければ、放音が適正に行われることになる。すなわち、機器の性能を低下させることはない。
従って、このような場合には、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも上側(或いは同位置)にあってもよい。
例えば、電子機器4が音響再生装置とされる場合であって、この音響再生装置の下端にスピーカの放音口が位置している場合を想定してみる。この場合、音響再生装置としての電子機器4が照明装置2に取り付けられた状態で、スピーカの放音口が電源部20の下端(つまり下端M2)に対して僅かに上側に位置していたとしても、放音口の前面に遮るものがなければ、放音が適正に行われることになる。すなわち、機器の性能を低下させることはない。
従って、このような場合には、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも上側(或いは同位置)にあってもよい。
なお、実施の形態で例示したように電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側にあることが望ましいケースとしては、電子機器4がカメラ装置やプロジェクタ装置とされる場合を挙げることができる。
例えば、カメラ装置の場合は、撮像視野内に照明装置2の一部が映り込むことは一種の機能の低下を意味することになるので、少なくとも電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側にあることが望ましい。
また、プロジェクタ装置の場合も、投射される像の一部が照明装置2によって遮られることは機能の低下を意味するので、少なくとも電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側に位置することが望ましい。
例えば、カメラ装置の場合は、撮像視野内に照明装置2の一部が映り込むことは一種の機能の低下を意味することになるので、少なくとも電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側にあることが望ましい。
また、プロジェクタ装置の場合も、投射される像の一部が照明装置2によって遮られることは機能の低下を意味するので、少なくとも電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも下側に位置することが望ましい。
このように、照明装置2の下端M2と電子機器4の下端M4との位置関係を電子機器4の種類に応じて適切に設定することで、電子機器4の機能の低下を防止し、電子機器4の機能を十分に発揮させることができる。
ここで、下端M2と下端M4の位置関係は、電子機器4における被保持部(被保持部材410,410,410の形成部:以下「被保持部405」と表記)の形成位置と、照明装置2における機器保持部205の形成位置とで定まる。この場合の形成位置とは、縦方向における形成位置を指すことは言うまでもない。
図15Aに、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも上側に位置される場合の被保持部405と機器保持部205の形成位置の例を示しておく。
図15Aに、電子機器4の下端M4が照明装置2の下端M2よりも上側に位置される場合の被保持部405と機器保持部205の形成位置の例を示しておく。
なお、電子機器4の種類の例としては、音響再生装置やプロジェクタ装置、カメラ装置等のこれまでに例示したものに限定されない。
本技術における電子機器としては、天井付近に取り付けられることでより機能を発揮できるものが好適である。
本技術における電子機器としては、天井付近に取り付けられることでより機能を発揮できるものが好適である。
また、照明装置2及び電子機器4の外形や各部の構造等についても例示したものに限定されない。
例えば、電子機器4の着脱を可能とするための構成については、例示したようなピンとその受け部とを組み合わた機構には限定されず、例えば磁力を用いた着脱機構など、他の構成による実現が可能である。何れにせよ、電子機器4の着脱を可能とするための構成については特定の構成に限定されず、多様な構成を採り得るものである。
なお、この点は、電源部20に対する発光部21の着脱についても同様である。
例えば、電子機器4の着脱を可能とするための構成については、例示したようなピンとその受け部とを組み合わた機構には限定されず、例えば磁力を用いた着脱機構など、他の構成による実現が可能である。何れにせよ、電子機器4の着脱を可能とするための構成については特定の構成に限定されず、多様な構成を採り得るものである。
なお、この点は、電源部20に対する発光部21の着脱についても同様である。
また、導光板211の上面にドットDtを形成して光を散乱させる例を挙げたが、ドットDtの代わりに溝を形成してもよい。この場合の溝は、例えばレーザによるカッティングで形成できる。このようにドットDtに代えて溝を形成することによっても、ドットDtを形成する場合と同様の効果が得られる。
また、電子機器4の動作状態に応じた発光部21の制御については、多様に考えられる。例えば、電子機器4が音響再生装置である場合等には、再生される曲調に応じて発光部21の調光制御を行うこともできる。また、電子機器4の動作開始/停止に応じて発光部21を所定の点滅パターンで発光させるなどの制御を行うこともできる。
<6.本技術>
なお、本技術は以下のような構成を採ることもできる。
(1)
中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部は、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置している
照明装置。
(2)
前記機器保持部が前記光出射領域よりも内側に位置している
前記(1)に記載の照明装置。
(3)
商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路を内蔵する電源部を備え、
前記発光部が前記電源部に対して着脱自在に取り付けられるように構成されている
前記(1)又は(2)に記載の照明装置。
(4)
前記発光部は、
前記導光板を有する発光本体部と、前記電源部に対して取り付けられる取付バングル部と、前記発光本体部と前記取付バングル部との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部とを有する
前記(3)に記載の照明装置。
(5)
商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路と、
前記電源回路で生成された動作電圧に基づき動作するマイクロコンピュータと、
前記電源回路で生成された動作電圧を前記電子機器に供給するための電力出力端子と、
前記電子機器との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子とを備える
前記(1)乃至(4)の何れかに記載の照明装置。
(6)
前記導光板の前記上面に対して光を散乱させるための複数のドット又は溝が形成されている
前記(1)乃至(5)の何れかに記載の照明装置。
(7)
前記ドット又は溝は、前記導光板の内周側から外周側への形成ピッチが一定とされると共に、その大きさが前記導光板の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされている
前記(6)に記載の照明装置。
(8)
照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムであって、
前記照明装置は、
中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部が、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置しており、
前記電子機器は、
前記機器保持部によって保持される被保持部を備える
照明システム。
(9)
前記電子機器の前記光の出射方向側の先端が、前記照明装置の前記光の出射方向側の先端よりも前記光の出射方向側に位置するように、前記電子機器における前記被保持部の形成位置、及び前記照明装置における前記機器保持部の形成位置が設定されている
前記(8)に記載の照明システム。
(10)
前記電子機器がカメラ装置又はプロジェクタ装置とされる
前記(9)に記載の照明システム。
なお、本技術は以下のような構成を採ることもできる。
(1)
中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部は、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置している
照明装置。
(2)
前記機器保持部が前記光出射領域よりも内側に位置している
前記(1)に記載の照明装置。
(3)
商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路を内蔵する電源部を備え、
前記発光部が前記電源部に対して着脱自在に取り付けられるように構成されている
前記(1)又は(2)に記載の照明装置。
(4)
前記発光部は、
前記導光板を有する発光本体部と、前記電源部に対して取り付けられる取付バングル部と、前記発光本体部と前記取付バングル部との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部とを有する
前記(3)に記載の照明装置。
(5)
商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路と、
前記電源回路で生成された動作電圧に基づき動作するマイクロコンピュータと、
前記電源回路で生成された動作電圧を前記電子機器に供給するための電力出力端子と、
前記電子機器との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子とを備える
前記(1)乃至(4)の何れかに記載の照明装置。
(6)
前記導光板の前記上面に対して光を散乱させるための複数のドット又は溝が形成されている
前記(1)乃至(5)の何れかに記載の照明装置。
(7)
前記ドット又は溝は、前記導光板の内周側から外周側への形成ピッチが一定とされると共に、その大きさが前記導光板の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされている
前記(6)に記載の照明装置。
(8)
照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムであって、
前記照明装置は、
中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部が、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置しており、
前記電子機器は、
前記機器保持部によって保持される被保持部を備える
照明システム。
(9)
前記電子機器の前記光の出射方向側の先端が、前記照明装置の前記光の出射方向側の先端よりも前記光の出射方向側に位置するように、前記電子機器における前記被保持部の形成位置、及び前記照明装置における前記機器保持部の形成位置が設定されている
前記(8)に記載の照明システム。
(10)
前記電子機器がカメラ装置又はプロジェクタ装置とされる
前記(9)に記載の照明システム。
1…照明システム、2…照明装置、2A…発光面、4…電子機器、405…被保持部、410…被保持部材、20…電源部、203…機器保持部材、205…機器保持部、20a…電源回路、20b…マイコン、Tk-out…電力出力端子、Td…データ通信端子、21…発光部、21A…発光本体部、211…導光板、212…反射膜、214…取付バングル部、215…ブリッジ部、217A…発光素子、Dt…ドット、As…光出射領域
Claims (10)
- 中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部は、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置している
照明装置。 - 前記機器保持部が前記光出射領域よりも内側に位置している
請求項1に記載の照明装置。 - 商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路を内蔵する電源部を備え、
前記発光部が前記電源部に対して着脱自在に取り付けられるように構成されている
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。 - 前記発光部は、
前記導光板を有する発光本体部と、前記電源部に対して取り付けられる取付バングル部と、前記発光本体部と前記取付バングル部との間を架橋するように接続する複数のブリッジ部とを有する
請求項3に記載の照明装置。 - 商用交流電源に基づき動作電圧を生成する電源回路と、
前記電源回路で生成された動作電圧に基づき動作するマイクロコンピュータと、
前記電源回路で生成された動作電圧を前記電子機器に供給するための電力出力端子と、
前記電子機器との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子とを備える
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の照明装置。 - 前記導光板の前記上面に対して光を散乱させるための複数のドット又は溝が形成されている
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の照明装置。 - 前記ドット又は溝は、前記導光板の内周側から外周側への形成ピッチが一定とされると共に、その大きさが前記導光板の内周側から外周側にかけて徐々に大きくされている
請求項6に記載の照明装置。 - 照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムであって、
前記照明装置は、
中央部が開口された形状を有する導光板と、前記導光板の内壁側から光を入射する光源と、前記導光板の上面側に対して形成され、前記導光板内を伝播する光を反射する反射膜とを有し、前記導光板における前記上面とは逆側の面である光出射面から光を出射する発光部と、
電子機器を着脱自在に保持する機器保持部とを備え、
前記機器保持部が、
前記電子機器を前記光出射面からの光の出射方向側に取り外し可能に構成されていると共に、前記光出射面に平行な面内における中心が、前記光出射面において光が出射される領域である光出射領域よりも内側に位置しており、
前記電子機器は、
前記機器保持部によって保持される被保持部を備える
照明システム。 - 前記電子機器の前記光の出射方向側の先端が、前記照明装置の前記光の出射方向側の先端よりも前記光の出射方向側に位置するように、前記電子機器における前記被保持部の形成位置、及び前記照明装置における前記機器保持部の形成位置が設定されている
請求項8に記載の照明システム。 - 前記電子機器がカメラ装置又はプロジェクタ装置とされる
請求項9に記載の照明システム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013085006A JP6136502B2 (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 照明装置、照明システム |
EP14000787.3A EP2792945B1 (en) | 2013-04-15 | 2014-03-05 | Illumination apparatus and illumination system |
CN201410099907.8A CN104100860B (zh) | 2013-04-15 | 2014-03-18 | 照明装置和照明系统 |
US14/246,500 US9395482B2 (en) | 2013-04-15 | 2014-04-07 | Illumination apparatus and illumination system |
US15/192,213 US10209431B2 (en) | 2013-04-15 | 2016-06-24 | Illumination apparatus and illumination system |
US16/239,248 US10459154B2 (en) | 2013-04-15 | 2019-01-03 | Illumination apparatus and illumination system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013085006A JP6136502B2 (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 照明装置、照明システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014207184A JP2014207184A (ja) | 2014-10-30 |
JP2014207184A5 true JP2014207184A5 (ja) | 2016-03-03 |
JP6136502B2 JP6136502B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=50389175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013085006A Active JP6136502B2 (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 照明装置、照明システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US9395482B2 (ja) |
EP (1) | EP2792945B1 (ja) |
JP (1) | JP6136502B2 (ja) |
CN (1) | CN104100860B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016004666A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置 |
US10274160B2 (en) * | 2014-11-07 | 2019-04-30 | Axis Lighting Inc. | Luminaire for emitting directional and non-directional light |
US11867365B2 (en) | 2014-11-07 | 2024-01-09 | Axis Lighting Inc. | Luminaire for emitting directional and non-directional light |
CA2966874A1 (en) | 2014-11-07 | 2016-05-12 | Soraa, Inc. | Luminaire for emitting directional and nondirectional light |
US11553566B2 (en) | 2014-11-07 | 2023-01-10 | Axis Lighting Inc. | Luminaire for emitting directional and non-directional light |
GB201421557D0 (en) * | 2014-12-04 | 2015-01-21 | Sleep Safe Systems Ltd | Fire mist apparatus and system and method of use thereof |
CN107532794B (zh) | 2015-04-16 | 2019-11-05 | 麦克赛尔株式会社 | 照明装置 |
EP3135995A1 (en) * | 2015-08-27 | 2017-03-01 | Yanfang Huang | Ceiling multifunctional module assembly |
JP6828259B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2021-02-10 | ソニー株式会社 | 電子機器および照明システム |
JP2018032610A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 覚 吉田 | 多機能同時コントロール組み合わせユニット |
US10073212B1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-09-11 | Opto Tech Corporation | Lamp structure |
CN108386774B (zh) * | 2017-11-06 | 2020-09-25 | 漳州立达信光电子科技有限公司 | 面板灯 |
US10605436B1 (en) * | 2018-12-10 | 2020-03-31 | Eaton Intelligent Power Limited | Flat panel luminaire with integrated electronic devices |
EP3798502B1 (en) * | 2019-09-30 | 2021-09-08 | Thorn Lighting Limited | Panel light and kit comprising said panel light |
CN111928143A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-11-13 | 宁波贝克照明电器有限公司 | 模块化多功能智能灯具 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6752505B2 (en) * | 1999-02-23 | 2004-06-22 | Solid State Opto Limited | Light redirecting films and film systems |
JP2004184768A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Kanebo Ltd | プロジェクタ装置 |
JP2006140109A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Asahi Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
WO2007023891A1 (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Ccs Inc. | 照明装置 |
JP5034437B2 (ja) | 2006-10-19 | 2012-09-26 | 株式会社Jvcケンウッド | スピーカ装置 |
CN101413638A (zh) * | 2007-10-15 | 2009-04-22 | 钏晶有限公司 | 照明装置 |
US8007126B2 (en) * | 2008-11-10 | 2011-08-30 | Halorion Lighting And Security Systems, Llc | Light housing including camera |
US8967831B2 (en) * | 2011-11-14 | 2015-03-03 | Tseng-Lu Chien | LED bulb, lamp holder, or adaptor including a module that extends beyond a shade, cover, or other light blocking element to permit signal or light transmission to or from the module |
KR101055176B1 (ko) * | 2009-12-29 | 2011-08-08 | 금호전기주식회사 | Led 조명장치 |
JP4975136B2 (ja) * | 2010-04-13 | 2012-07-11 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
AU2011243504B2 (en) * | 2010-04-23 | 2015-09-17 | Opto Design, Inc. | Surface illumination fixture and surface illumination device |
CN102418888B (zh) * | 2010-08-23 | 2015-06-24 | 东芝照明技术株式会社 | 照明器具 |
CN102121608B (zh) * | 2011-01-24 | 2013-04-17 | 苏州佳世达电通有限公司 | 灯具结构及金属箔片的组装方法 |
GB2478655B (en) * | 2011-03-11 | 2012-02-22 | Smart Solar Ltd | Solar powered table lighting |
WO2012136847A1 (de) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | PWI-PURE GmbH | Sicherheitssystem mit rauchmelder und signalmitteln |
JP6022197B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2016-11-09 | ローム株式会社 | Led照明器具 |
US9571712B2 (en) * | 2011-08-30 | 2017-02-14 | Kaipo Chen | Modularized lighting device |
US20130286667A1 (en) * | 2012-04-30 | 2013-10-31 | Qualcomm Mems Technologies, Inc. | Light fixtures and installation methods thereof |
JP2012195306A (ja) * | 2012-07-09 | 2012-10-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | エッジライト式照明装置 |
-
2013
- 2013-04-15 JP JP2013085006A patent/JP6136502B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-05 EP EP14000787.3A patent/EP2792945B1/en active Active
- 2014-03-18 CN CN201410099907.8A patent/CN104100860B/zh active Active
- 2014-04-07 US US14/246,500 patent/US9395482B2/en active Active
-
2016
- 2016-06-24 US US15/192,213 patent/US10209431B2/en active Active
-
2019
- 2019-01-03 US US16/239,248 patent/US10459154B2/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6136502B2 (ja) | 照明装置、照明システム | |
JP2014207184A5 (ja) | ||
US7784957B2 (en) | Recessed light fixture and speaker combination | |
JP2011070816A (ja) | 照明器具 | |
JP2013506230A (ja) | マルチ光ケーブルを用いるled集光装置 | |
CN107110450B (zh) | 照明装置 | |
US20110164421A1 (en) | Modular lighting fixture system | |
US10285771B2 (en) | Replaceable light source and radiation generating device including the same | |
JP2013020775A (ja) | 照明装置とそれに用いられるベースユニット及びサテライトユニット | |
JP3182135U (ja) | Led照明器具 | |
JP2013045605A (ja) | 照明器具 | |
JP2017033804A (ja) | 照明器具 | |
JP6554502B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP6270519B2 (ja) | 光源ユニット及び照明装置 | |
JP6639598B2 (ja) | 照明装置 | |
JP6847416B2 (ja) | 医療用ヘッドライト | |
JP2016021368A (ja) | Led照明装置 | |
JP4530720B2 (ja) | 撮影用照明装置 | |
JP2019128523A (ja) | プロジェクター | |
JP2013045709A (ja) | 照明器具 | |
CN108427238B (zh) | 一种电动激光照明器 | |
JP4530718B2 (ja) | 撮影用照明装置 | |
US20130223051A1 (en) | Artistic Lighting Apparatus with Cylindrical Gobos | |
JP2008027779A (ja) | 照射装置 | |
JP6731801B2 (ja) | 照明器具および照明装置 |