JP6554502B2 - Led照明装置 - Google Patents
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Description
また、光源となるLEDから発せられる光が紫外光であり、それを波長変換シートによって可視光に変換し、天井面や壁面等の施工面で光を反射させるため、施工面の反射率が低い空間に設置されると、床面側への光が届きにくくなり、施工面の色によって光色も変わってしまい、使用者が所望する光色に制御することが困難となるという課題がある。
また、天井や壁の色によって反射光の光色が変わってしまうという課題がある。
バックボーン11の上部には、アダプタ取付孔11aからの虫の侵入を防止すること、LED照明装置1が施工面に対して平行を保つこと、及び、LED照明装置1のがたつきを防止するために、スポンジ部材16を円環状に取り付けることが望ましい。
これにより、LED照明装置1は、屋内配線器具31、取付アダプタ32、電線13a,13b、32a、電源基板13をそれぞれ介して、給電されるように構成されている。
本実施例においては、LED照明装置全体の厚みを薄くするために絶縁板15がシート状の形態をとっているが、射出成型された合成樹脂で構成されても良いし、絶縁距離が十分に確保可能な状態で電源基板13を固定することが可能な構成であれば、絶縁板15は不要である。
図4に示すように、環状部14cの上面側には、環状部14cの上面にねじ止めされるLED光源基板20と、このLED光源基板20を覆う間接光カバー21と、が配置されている。
LED素子20aは昼光色LED20a1と電球色LED20a2だけでなく、他の色の白色LED、または青色LEDや赤色LEDなど単色LEDによって構成されても良い。
LED光源基板20の固定手段はプッシュリベット等放熱板14に密着させられる手段であれば、ねじ止めに限らない。
間接光カバー21は、光源のLED素子20aから放射された光を反射する反射部21aと、LED光源基板20の上面を覆う基板収容部21bと、基板収容部21bに上面側に形成された山状部21cと、間接光カバー21の内縁に形成された内縁部21dと、山状部21cの外周部に形成された外縁部21eと、を有している。
なお、反射部壁外周面に反射率の高い、反射シート等を取り付けたり、光を反射する反射材を塗装したりすることで、より効率よく、光を外周部へ出射することができる。
山状部21cは、LED光源基板20の上面と、間接光カバー21の下面との間に反射部21aを形成するための空間を形成する部位である。山状部21cは、上面が縦断視して山状(三角形状)に形成されて、上側に膨らんだ状態に形成されている。
反射カバー22は、間接光カバー21から放射された光を反射する反射部22aと、間接光カバー21に反射カバー22を取り付けるための取付部22bと、を有している。
また、図6に示すように、反射部22aの断面形状は間接光カバー21から放射された光をLED照明装置1直下の床面方向に反射する形状であることが望ましい。図6の反射部22aの形状であれば、LED照明装置の最外径の大きさを抑えながら、反射部22aの外周部付近に当たった正反射光によって、LED照明装置1の直下の床面にも照射することが可能である。
反射カバー22の取付部22bには、略台形状の突起22cと、略直方体状の突起22dを有している。
反射カバー22の取り付けは、間接光カバー21や、バックボーン11、あるいは放熱板14にねじ等を用いて機械的に固定しても良いが、本実施例の構造を取ることで、使用者が部屋の模様替えや使用用途を変えて、間接光をメインとして使用したい場合を想定して、反射カバー22は容易に着脱できる構造とすることができる
カバー19の径方向の中心には、アダプタ受け部12の円筒部12bと対応する位置に円形の貫通孔19aが形成されている。
これにより、カバー19の突起部19cを放熱板14のガイド用穴14eで周方向の位置合わせが可能となり、ねじボス部19dでのねじ固定が容易となり、カバー19の固定が容易に行える。
センタカバー17の固定は放熱板14やカバー19に着脱自在に取り付けられるようにしても良い。
次に、図5、図6を主に各図を参照しながら本発明の実施形態に係るLED照明装置1の作用を説明する。
このため、LED素子20aから照射された光は、間接光カバー21の反射部21aによって外周方向に反射されるので、外周方向(横方向)を照射して、天井や壁面を明るく照明することができる。
このため、天井の反射率に依存せずに、間接光カバー21から出射された光の一部を効率よく床面側に反射することができ、部屋全体を明るく照射することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。なお、前記実施形態で説明したものと同一なものは、同一符号を付してその説明は省略する。
図11は、施工面への取付方法の変形例を斜め下方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。図12は、施工面への取付方法の変形例の中央断面図である。図11、図12は、施工面への取付方法の変形例を示すLED照明装置1の斜視図である。
裏面カバー23は、上述のカバー19同様に一般的な照明器具のカバーと異なり透光性が不要であるため、材料は金属でも合成樹脂でも良い。また、裏面カバー23の表面23cはLED照明装置1の意匠性向上のために、模様や図象を印刷や成型を施したり、使用者の使い勝手を良くするために、カバー23に照度センサや人感センサ、リモコン受光部、付加装置として、スピーカー、火災報知機等を取り付けたり、と自由なデザインや機能を持たせることが可能である(図示省略)。
図13は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を1枚取り付けた状態を示す照明装置の背面図である。図14は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最大となった状態を示す照明装置の背面図である。図15は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最大となった状態を示す照明装置の中央断面図である。図16は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最小となった状態を示す照明装置の背面図である。図17は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最小となった状態を示す照明装置の中央断面図である。
図14、図16は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を示す天井面から見た平面図である。
11 バックボーン
12 アダプタ受け部
13 電源基板
14 放熱板
15 絶縁板
16 スポンジ部材
17 センタカバー
19 カバー
20 LED光源基板
21 間接光カバー
22 反射カバー
23 裏面カバー
24 摺動性反射カバー
Claims (3)
- 天井等の施工面に取り付けられる照明装置において、
複数のLED素子を備え、該LED素子が製品上部に位置し、該LED素子から発せられる前記施工面へ照射される光の一部を、施工面とは別の方向に反射する反射部材を備え、
前記LED素子を覆う間接光カバーを備え、
前記反射部材は回動させることで前記間接光カバーに着脱可能であることを特徴とする照明装置。 - 請求項1に記載の照明装置において、
前記反射部材は、略台形状の突起と、略直方体状の突起と、を備えた取付け部を有し、
前記間接光カバーは、山状突起と壁状突起と、を備えた固定部を有し、
前記反射部材を一方向に回動させることで、前記略台形状の突起が前記山状突起に接触し、更に一方向に回動させることで、前記略台形状の突起が前記山状突起を越え、前記略直方体状の突起が前記壁状突起に当接して止まり、前記反射部材は前記間接光カバーによって保持され、前記反射部材を他方向に回動させることで、前記反射部材は前記間接光カバーから取りはずすことが可能となることを特徴とする照明装置。 - 請求項2又は3に記載の照明装置において、
照明装置本体を施工面に平行な軸に対して反転可能であることを特徴とする照明装置。
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