JP6554502B2 - Led照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のLED(Light Emitting Diode)素子を光源として備えるLED照明装置に関するものである。
使用者のまぶしさ感を抑えるための照明空間を得るために、従来、光源としてLEDを用いて、主に天井面や壁面方向を照らす間接照明機能を有する照明装置がある。(特許文献1、特許文献2) 特許文献1に開示された照明装置は、照明の対象となる空間に露出する面の表面に取り付けられる波長変換シートと、波長変換シートに向けて紫外光を放射する紫外LEDと、を備えている。
波長変換シートは、光透過性を有する基材によって紫外光を可視光に変換する波長変換材料が基材に担持され、光拡散性を有しており、紫外LEDから出射された紫外光を透過および波長変換して、壁面または天井面に反射させることによって照明光を得ている。
特許文献2に開示された照明装置は、器具本体上部に、外周方向(壁面方向)を向いた光源と、器具本体外周部に光源が所定面(床面と平行で光源部より下方に位置する面)の方へ出射する光の一部を遮光する遮光部と、を備えている。
器具本体は光源部からの光の出射方向に対して遮光部と反対側を開放してあって、所定面に垂直な方向に沿って所定面からの離隔寸法がそれぞれ最大となる光源部の出射箇所及び遮光部の外周箇所を繋ぐ周方向の仮想直線が、遮光部の外周に向かって所定面に近づくように傾斜してある。
特開2012−48975号公報 特開2015−197945号公報
特許文献1に開示された照明装置では、波長変換シートは粘着剤により天井や壁面に着脱自在に取り付けられているが、紫外線を発するための光源部は壁面に取り付ける必要があり、取付工事や交換工事が煩雑である。
また、光源となるLEDから発せられる光が紫外光であり、それを波長変換シートによって可視光に変換し、天井面や壁面等の施工面で光を反射させるため、施工面の反射率が低い空間に設置されると、床面側への光が届きにくくなり、施工面の色によって光色も変わってしまい、使用者が所望する光色に制御することが困難となるという課題がある。
特許文献2に開示された照明装置では、天井に固定されたローゼット又は引掛シーリングにアダプタを用いて、施工面に容易に取り付け可能な構造であるが、天井や壁の反射率が低い空間に設置されると、床面側へ光が届きにくくなり、主光源を取り付けるべき引掛シーリングを使用してしまうため、床面の照度を確保するためには、主光源とは別にダウンライト等補助光源を設置するための配線施工工事が必要となる。
また、天井や壁の色によって反射光の光色が変わってしまうという課題がある。
本発明は、使用者へのまぶしさ感を抑えながら、施工面への取り付けが容易であり、天井や壁面の反射率や色に依存せず、床面へ十分な照度と所望の光色を得ることを課題とする。
本発明は、天井等の施工面に取り付けられる照明装置において、複数のLED素子を備え、該LED素子が製品上部に位置し、該LED素子から発せられる前記施工面へ照射される光の一部を、施工面とは別の方向に反射する反射部材を備え、前記LED素子を覆う間接光カバーを備え、前記反射部材は回動させることで前記間接光カバーに着脱可能であることを特徴とする。
本発明によれば、天井や壁面の反射率や色に依存せず、床面へ十分な照度と所望の光色を得ることが可能なLED照明装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るLED照明装置を示す図であり、斜め下方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。 LED照明装置を斜め上方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。 LED照明装置を斜め下方向から見たときの状態を示す分解斜視図である。 LED照明装置を斜め上方向から見たときの状態を示す分解斜視図である。 LED照明装置の中央縦断面図である。 図5のA部拡大図である。 LED光源基板の一例を示す上面図である。 間接光カバー及び反射カバーを取り外したLED照明装置を斜め上方向から見たときの状態を示す斜視図である。 間接光カバー及び反射カバーの一部を断面したLED照明装置を斜め上方向から見たときの状態を示す斜視図である。 図9のB−B断面図であり、間接光カバーと反射カバーの取り付け状態を時系列で示した図である。図10(a)は、取付け前、図10(b)は、取付け中、図10(c)は、取付け後の状態を示した図 施工面への取付方法の変形例を斜め下方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。 施工面への取付方法の変形例の中央断面図である。 反射カバーの変形例である摺動性反射カバー1枚を取り付けた状態を示す照明装置の背面図である。 反射カバーの変形例である摺動性反射カバー複数枚を取り付け、かつ摺動性反射カバーの外径が最大となった状態を示す照明装置の背面図である。 反射カバーの変形例である摺動性反射カバー複数枚を取り付け、かつ摺動性反射カバーの外径が最大となった状態を示す照明装置の中央断面図である。 反射カバーの変形例である摺動性反射カバー複数枚を取り付け、かつ摺動性反射カバーの外径が最小となった状態を示す照明装置の背面図である。 反射カバーの変形例である摺動性反射カバー複数枚を取り付け、かつ摺動性反射カバーの外径が最小となった状態を示す照明装置の中央断面図である。
本発明の実施形態に係るLED照明装置(LEDシーリングライト)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、LED照明装置1の一例をして、平面視して円形のものを例に挙げて説明するが、形状はこれに限定されず、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形のものにも適用することもできる。また、本実施形態では、以下、主光源として発光ダイオード(LED)を用いたLED照明装置1として説明するが、主光源はLEDに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るLED照明装置1を示す図であり、斜め下方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。図2は、LED照明装置1を斜め上方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。図1及び図2に示すLED照明装置1は、例えば、家屋の天井面に設けられる引掛ローゼットや引掛シーリング等の屋内配線器具31に係合する取付アダプタ32を介することによって、外部電源に接続されると共に天井面の所定位置に容易に固定でき、利用に供されるものである。LED照明装置1は、例えば、丸型や角型等のものからなる(本実施形態では丸型である)。なお、以下の説明において、LED照明装置1が天井面に取り付けられた状態を基準として、紙面上側が天井側(上面側)、紙面下側が床側(下面側)である。
図3は、LED照明装置1を斜め下方向から見たときの状態を示す分解斜視図である。図4は、LED照明装置1を斜め上方向から見たときの状態を示す分解斜視図である。図3及び図4に示すように、LED照明装置1は、バックボーン11、アダプタ受け部12、電源基板13、放熱板14、絶縁板15、センタカバー17、カバー19、LED光源基板20、間接光カバー21、反射カバー22等を備えて構成されている。
バックボーン11は、鋼板(例えば、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板))を略円形状に加工成形したベース部材であり、凹面が床側を向くように略凹状(皿状)に形成されている。また、バックボーン11の中央には、取付アダプタ32が係止されるアダプタ取付孔11aが形成されている。
バックボーン11の上部には、アダプタ取付孔11aからの虫の侵入を防止すること、LED照明装置1が施工面に対して平行を保つこと、及び、LED照明装置1のがたつきを防止するために、スポンジ部材16を円環状に取り付けることが望ましい。
アダプタ受け部12は、難燃性を有する合成樹脂(例えば、PP:ポリプロピレン樹脂等)で形成され、バックボーン11の下面にねじ固定される固定部12aと、床側(下方)に延出する円筒部12bと、を有している。
図3に示すように、電源基板13は、制御部を含む点灯回路基板等を有し、後記する絶縁板15に上下を囲われた状態でバックボーン11にねじ止めされている。これにより、電源基板13は、バックボーン11と、後記する放熱板14とで囲まれた放熱空間内に、電気絶縁性を維持した状態で配置される。
また、電源基板13は、この電源基板13に接続された電線13aを介して、取付アダプタの電線32aと電気的に接続され、同じく電源基板13に接続された電線13bを介して、LED光源基板20と電気的に接続される。
これにより、LED照明装置1は、屋内配線器具31、取付アダプタ32、電線13a,13b、32a、電源基板13をそれぞれ介して、給電されるように構成されている。
絶縁板15は、電気絶縁性を有するシート状の合成樹脂(例えば、PET:ポリエチレンテレフタレート樹脂等)で形成され、後記する電源基板13と導電性の材料からなるバックボーン11および後記する放熱板14との電気絶縁性を維持した状態で配置される。
本実施例においては、LED照明装置全体の厚みを薄くするために絶縁板15がシート状の形態をとっているが、射出成型された合成樹脂で構成されても良いし、絶縁距離が十分に確保可能な状態で電源基板13を固定することが可能な構成であれば、絶縁板15は不要である。
放熱板14は、作動時に発熱する電源基板13、及び複数のLEDが実装されたLED光源基板20の熱を放熱して冷却する役割を果たす金属製部材である。後記するLED素子20aのLEDは、温度が上がると発光効率が低下する性質がある。また、LEDは、使用時に、低電圧の大電流を流して高輝度発光を行うので、この発光に伴う発熱によってLED自体や、周囲の部材が劣化するため、この劣化を抑制して長寿命・高信頼性を実現するに、適切な放熱を行うことが求められる。
放熱板14は、鋼板を略円形状に加工成形したものであり、床側に突出する円錐台形状の電源基板収納部14aが形成されている。また、放熱板14は、例えば、亜鉛メッキ鋼板等の熱伝導性の良好な金属を用いて構成され、しぼり加工を施すことによって、継ぎ目なく一体に成形されて、強度アップが図られている。また、放熱板14は、バックボーン11よりも大径に形成され、バックボーン11よりも径方向外側に突出するようにしてバックボーン11に取り付けられる。放熱板14は、この放熱板14の上面側に主光源の複数のLED素子20aが上向きに光を照射するようにLED光源基板20を配置している。補足すると、LED光源基板20は、高さ(厚さ)を抑えるように、放熱板14の上面側(後記する環状部14cの上面)に、当該上面に添うように配置されている。
なお、放熱板14の径方向の中心には、アダプタ受け部12の円筒部12bと対応する位置に円形の貫通孔14bが形成されている。また、放熱板14の外周部には、水平に形成された円形の環状部14cと、環状部14cの外周部に形成されたカバー取付部14dと、を有している。
図4に示すように、環状部14cの上面側には、環状部14cの上面にねじ止めされるLED光源基板20と、このLED光源基板20を覆う間接光カバー21と、が配置されている。
図5は、LED照明装置1の中央縦断面図である。図6は、図5のA部拡大図である。図5、図6に示すように、カバー取付部14dは、間接光カバー21が取り付けられる部位であり、放熱板14の外周部に略テーパ状に拡開して形成されている。カバー取付部14dの上部の環状部14c(放熱板14の外周部)には、LED光源基板20がリング状に載設されて、光源である多数のLED素子20aが配置されている。
本実施形態では、前記のような構成のバックボーン11と、放熱板14とを備えることによって、放熱面積を大きくし、電源基板13及びLED光源基板20の放熱効率の向上を図っている。その結果、LED素子20aの発光効率を高くできる。
図7は、LED光源基板20の一例を示す上面図である。図8は、間接光カバー21及び反射カバー22を取り外したLED照明装置1を斜め上方向から見たときの状態を示す斜視図である。図7、図8に示すLED素子20aは、例えば、128個の昼光色LED20a1、64個の電球色LED20a2によって構成されている。
LED昼光色LED20a1は、ピーク波長が430nm〜460nmのものである。電球色LED20a2は、ピーク波長が550nm〜650nmのものであり、同心円状に列配置された昼光色LED20a1を間に挟んで配置されている。すなわち、電球色LED20a2は、同心円状の列において、2個の昼光色LED20a1を間に挟んで配置されている。
LED素子20aは昼光色LED20a1と電球色LED20a2だけでなく、他の色の白色LED、または青色LEDや赤色LEDなど単色LEDによって構成されても良い。
なお、放熱板14及びLED光源基板20には、LED素子20aからの光を天井側に反射させる白色塗料によって反射塗装が行われている。
LED光源基板20は、例えば、アルミニウム合金製の略環状の金属板に絶縁層及び銅箔パターン等を形成することで構成され、あるいは、熱伝導性の良好な樹脂(例えば、ポリイミド樹脂等)の平板上に銅箔パターン、ソルダーレジスト等を形成することで構成されている。
LED光源基板20は、4枚の略扇形状の基板を円環状に配置して連結して構成され、複数の光源としてのLED素子20aが実装されている。LED光源基板20は、電源接続用の電線13bを挿通するための配線用貫通孔20bと、配線用貫通孔20bの近傍に取り付けられた電源接続用のコネクタ20cと、を備えている(この例ではLED光源基板20は円弧状の4つ基板が連結して構成されている)。4つの基板の連結部は基板間コネクタ20bによって、基板間の電気的接続を取っている。LED光源基板20は、放熱板14の上面側の周部の環状部14c上にねじ止め(図示省略)して配置されている。
LED光源基板20の固定手段はプッシュリベット等放熱板14に密着させられる手段であれば、ねじ止めに限らない。
このため、図6に示すように、LED素子20aは、放熱板14の上面側の周部全体の位置から天井側へ光を照射するように配置されている。
図9は、間接光カバー21及び反射カバー22の一部を断面したLED照明装置1を斜め上方向から見たときの状態を示す斜視図である。図3、図6、図9に示すように、LED光源基板20の上部側には、このLED光源基板20を上方から覆う環状の透光性(透明、半透明、または、乳白色を含む)を有する樹脂(例えば、アクリルや、ポリスチレン等)からなる間接光カバー21が設けられている。
間接光カバー21は、光源のLED素子20aから放射された光を反射する反射部21aと、LED光源基板20の上面を覆う基板収容部21bと、基板収容部21bに上面側に形成された山状部21cと、間接光カバー21の内縁に形成された内縁部21dと、山状部21cの外周部に形成された外縁部21eと、を有している。
図6に示すように、反射部21aは、山状部21cの内面(天井面)から下方向に向けて突出形成された略環状の突出片からなり、外側面でLED素子20aから放射された光を外周方向に向けて反射するように形成されている。
なお、反射部壁外周面に反射率の高い、反射シート等を取り付けたり、光を反射する反射材を塗装したりすることで、より効率よく、光を外周部へ出射することができる。
基板収容部21bは、山状部21cと、山状部21cの内周部側に形成された平らな環状部位と、から形成されている。
山状部21cは、LED光源基板20の上面と、間接光カバー21の下面との間に反射部21aを形成するための空間を形成する部位である。山状部21cは、上面が縦断視して山状(三角形状)に形成されて、上側に膨らんだ状態に形成されている。
図9に示すように、内縁部21dは、LED光源基板20の内縁部の内周部に形状するように形成されている。また、図6に示すように、外縁部21eは、山状部21cの外周部から下側方向に向けて形成されて、放熱板14のカバー取付部14dの外周面を覆うように配置されている。
間接光カバー21の上部側には、この間接光カバー21からの出射された光の内、天井等の施工面にあたる光の一部を施工面とは別の方向へ反射するための反射カバー22が設けられている。
反射カバー22は、間接光カバー21から放射された光を反射する反射部22aと、間接光カバー21に反射カバー22を取り付けるための取付部22bと、を有している。
反射カバー22が無く、天井の反射率が低い場合には、間接光カバー21から出射された光の大部分は天井や壁面に照射されて、床面、特にLED照明装置の直下方向へ光を照射することが困難である。また、天井の色によって反射光の色が変化してしまい、使用者が所望する照明空間を得られない恐れがある。
反射部22aは、間接光カバー21から出た光を効率良く、かつ色の変化を抑えて反射させるために反射率の高い蒸着塗装を施すことも可能であるが、使用者のまぶしさ感を低減するためには、高反射の白色塗装又は、反射カバー22の材料を高反射の白色樹脂で成形することが望ましい。
また、図6に示すように、反射部22aの断面形状は間接光カバー21から放射された光をLED照明装置1直下の床面方向に反射する形状であることが望ましい。図6の反射部22aの形状であれば、LED照明装置の最外径の大きさを抑えながら、反射部22aの外周部付近に当たった正反射光によって、LED照明装置1の直下の床面にも照射することが可能である。
図10は、図9のB−B断面図であり、間接光カバー21と反射カバー22の取り付け状態を時系列で示した図である。図10(a)は、取付け前、図10(b)は、取付け中、図10(c)は、取付け後の状態を示した図である。図10に示すように、間接光カバー21の内縁部21dの内側に固定部21fを備える。固定部21fは床面側に山状突起21gと壁状突起21hを有している。山状突起の周囲には溝部21jを有しており、間接光カバー21材料の弾性により、山状突起21gは上下方向に湾曲変形可能な構成となっている。
反射カバー22の取付部22bには、略台形状の突起22cと、略直方体状の突起22dを有している。
間接光カバー21の上部に反射カバー22を置き、図10の(a)の状態から紙面右方向(図示白抜き矢印方向)に回動させることで、反射カバー22の略台形状の突起22cが、間接光カバー21の山状突起21gに接触する(図10(b)の状態)。さらに間接光カバー21を回動させると、略台形状の突起22cが山状突起21gを矢印C方向に押し上げ、その下側をくぐり、さらに回動させると、略直方体状の突起22dが壁状突起21hに当接して止まり、反射カバー22は間接光カバー21によって保持される(図10(c)の状態)。
逆方向に回動させることで、略台形状の突起22cが山状突起21gの下を再度くぐることで、容易に反射カバー22を外すことが可能となる。
反射カバー22の取り付けは、間接光カバー21や、バックボーン11、あるいは放熱板14にねじ等を用いて機械的に固定しても良いが、本実施例の構造を取ることで、使用者が部屋の模様替えや使用用途を変えて、間接光をメインとして使用したい場合を想定して、反射カバー22は容易に着脱できる構造とすることができる
なお本実施例では、反射カバー21を取り付けるための各突起部の数を4組記載しているが、その組数に限定するものではなく、また形状も同様の効果を得られれば本実施例の形状に限定されるものではない。
図3、図4、図5に示すように、放熱板14の下側には、各部品を固定するためのねじ(図示省略)や電線13bを隠すためのカバー19を有する。
カバー19の径方向の中心には、アダプタ受け部12の円筒部12bと対応する位置に円形の貫通孔19aが形成されている。
カバー19の裏面19bには放熱板14側に取り付ける際の位置決め用のガイドとなる突起部19cと放熱板14側からねじ止めするためのねじボス部19dが形成されている。
これにより、カバー19の突起部19cを放熱板14のガイド用穴14eで周方向の位置合わせが可能となり、ねじボス部19dでのねじ固定が容易となり、カバー19の固定が容易に行える。
本実施例において、カバー19は一般的な照明器具のカバーと異なり透光性が不要であるため、材料は金属でも合成樹脂でも良い。また、カバー19の表面19eはLED照明装置1の意匠性向上のために、模様や図象を印刷や成型を施したり、LED照明装置1全体を薄く見せるために断面形状をカバー外周部にいくほど天井側に湾曲した形状を取ったり、使用者の使い勝手を良くするために、カバー19に照度センサや人感センサ、リモコン受光部、付加装置として、スピーカー、火災報知機等を取り付けたり、と自由なデザインや機能を持たせることが可能である(図示省略)。
センタカバー17は、装置本体の中央において露出する取付アダプタ32を覆う部材であり、例えば、難燃性を有する合成樹脂(例えば、ABS:アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)によって形成されている。また、センタカバー17は、円板状に形成され、アダプタ受け部12に着脱自在に取り付けられている。
センタカバー17の固定は放熱板14やカバー19に着脱自在に取り付けられるようにしても良い。
[作用]
次に、図5、図6を主に各図を参照しながら本発明の実施形態に係るLED照明装置1の作用を説明する。
図1及び図2に示すLED照明装置1は、電源及び電源回路(図示省略)から電力を供給されることによって動作する。その電源回路は、電源の電力を所定の電圧あるいは電流に調整する機能を有する。また、LED照明装置1は、受光部(図示省略)でリモコンから出力される信号(例えば、赤外光)を受信して、受信した信号を制御部(図示省略)に送信する機能を有する。
また、点灯回路(図示省略)は、制御部から受信した制御信号に基づいて、昼光色LED20a1、電球色LED20a2を駆動する機能を有する。また、点灯回路(図示省略)は、制御部から受信した制御信号に基づいて、昼光色LED20a1、電球色LED20a2を駆動する駆動電流を個別に変更する機能を有する。
リモコン(図示省略)は、ボタンを操作することによって、設定された信号を出力する機能を有し、例えば、点灯モードとして、全灯モード、明るさアップモード等に設定することができるようになっている。
図6に示す光源のLED素子20aが点灯すると、LED素子20aから照射された光が間接光カバー21を介して、反射カバー22、天井、壁面を照射し、それらの反射光によって床面を含む空間全体を照射する。LED素子20aは、光を照射すると、熱も発散する。
図5に示すように、放熱板14と間接光カバー21との間は、LED光源基板20を介在させて放熱板14に対して間接光カバー21がねじ止め、あるいはLED光源基板20を放熱板14に直接ねじ止めされている。これにより、放熱板14に対するLED光源基板20の密着性が高くなり、放熱性を向上することができる。このため、LED素子20aの発光効率に優れたLED照明装置1を実現することができる。
また、図3に示すように、放熱板14は、この放熱板14の上面側に、上向きに光を照射するようにLED光源基板20が配置されている。つまり、LED光源基板20は、円環状に連結されて水平に配置された平板状基板からなるので、上下方向に高さを低くして、LED照明装置1全体を小型化、薄形化することができる。
図8に示すように、LED光源基板20の多数のLED素子20aは、放熱板14の上面側の外周部に、この外周部の全体の位置から光を照射するように配置されている。
また、放熱板14の上面側には、LED光源基板20を上方から覆う透光性の間接光カバー21を備えると共に、その間接光カバー21は、LED光源基板20上の複数のLED素子20aから放射された光を外周方向に反射する反射部21aを有している。
このため、LED素子20aから照射された光は、間接光カバー21の反射部21aによって外周方向に反射されるので、外周方向(横方向)を照射して、天井や壁面を明るく照明することができる。
また、間接光カバー21の上面側には、間接光カバー21を上方から覆う反射率の高い反射カバー22を備える。
このため、天井の反射率に依存せずに、間接光カバー21から出射された光の一部を効率よく床面側に反射することができ、部屋全体を明るく照射することができる。
LED光源基板20のLED素子20aは、電源基板13よりも外周側に配置されている。このため、LED光源基板20上の熱を発生するLED素子20aと、電源基板に配置されて熱を発生する電子部品とが、バックボーン11および放熱板14に離して配置することができるので、効率よく放熱させて冷却することができる。
このように本発明の実施形態に係るLED照明装置1は、照明装置の高さ(厚さ)を小さくすることができ、かつ、LED光源基板20の光を外方及び床面方向に向けることができるので、室内の天井面や壁の上面だけでなく、床面までを照明できる。また、LED照明装置1を設置する施工面の色に依存せずに、使用者が所望する光色を得ることができる。
また、本実施形態では、LED光源基板20のLEDが上面(天井面)を向いているが、特許文献2では、本実施形態のLED光源基板20に対応するLED基板30のLED31は側方を向いている。かつ、LED照明装置の外周部から離れた内周部に配置されているため、床面方向への照射が難しく、LED搭載数を増加しにくい構成である。また、発熱部品である電源基板とLED基板が隣接するため、放熱性も悪化しLED照明装置の発光効率は低下しやすい。一方、本実施形態では、LED光源基板20のLEDが上面(天井面)を向いていて、かつ、LED照明装置1の外周部に配置されているため、床面方向への照射が容易で、LED搭載数を増加させることが容易な構成である。また、発熱部品である電源基板13とLED光源基板20を離して配置できるため、放熱性が格段に向上しLED照明装置1の発光効率の低下が軽減される。
また、特許文献2では、間接光源の基板(特許文献2の符号30の基板)が平坦な板状(直線状)で、かつ、基板同士の間に大きな隙間があいているが、本実施形態のLED光源基板20は円環状でそのような隙間がないので、間接光光源基板20上にLED素子20aを適切に(隙間なく)配置できる。
上述のLED光源の構成により、LED数量の増加、放熱性の向上が図れるため、間接光照明にも関わらず、補助光源を用いずとも、天井や壁だけでなく部屋全体を照らすだけの光量を得ることが可能となる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。なお、前記実施形態で説明したものと同一なものは、同一符号を付してその説明は省略する。
<LED照明装置取付方法の変形例>
図11は、施工面への取付方法の変形例を斜め下方向から見たときの状態を示す外観斜視図である。図12は、施工面への取付方法の変形例の中央断面図である。図11、図12は、施工面への取付方法の変形例を示すLED照明装置1の斜視図である。
上述の実施例において、照明装置の薄型化が可能となったことから、図11に示すように、反射カバー22とセンタカバー17を外した状態で、天地を反転させても天井に取り付けることが可能な形状を取ることができる。
スポンジ部材16やねじ部(図示省略)を隠すために、LED照明装置1下面に裏面カバー23を取り付けても良い。
裏面カバー23は、上述のカバー19同様に一般的な照明器具のカバーと異なり透光性が不要であるため、材料は金属でも合成樹脂でも良い。また、裏面カバー23の表面23cはLED照明装置1の意匠性向上のために、模様や図象を印刷や成型を施したり、使用者の使い勝手を良くするために、カバー23に照度センサや人感センサ、リモコン受光部、付加装置として、スピーカー、火災報知機等を取り付けたり、と自由なデザインや機能を持たせることが可能である(図示省略)。
裏面カバー23には上述の反射カバー22と同様に略台形状の突起23aと略直方体状の突起23bを有しており、回動させることで間接光カバー21に取り付けることが可能な構成を有している。
本実施例の構成であれば、使用者が天井面や壁面を主に照らす間接光として使用する場合とLED照明装置1の下方を主に照らして主照明として使用する場合と、を切り替えることが可能となる。
<反射カバーの変形例>
図13は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を1枚取り付けた状態を示す照明装置の背面図である。図14は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最大となった状態を示す照明装置の背面図である。図15は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最大となった状態を示す照明装置の中央断面図である。図16は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最小となった状態を示す照明装置の背面図である。図17は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を複数枚取り付け、かつ摺動性反射カバー24の外径が最小となった状態を示す照明装置の中央断面図である。
図14、図16は、反射カバー22の変形例である摺動性反射カバー24を示す天井面から見た平面図である。
図15、図17に示すように、摺動性反射カバー24はバックボーン11の上部に配置される。
摺動性反射カバー24は、複数枚(本実施例では16枚)の摺動性反射カバー片24aからなる。
図13に示すように、摺動性反射カバー片24aには、取付用の穴24bと、各摺動性反射カバー片が連動して動くための溝部24cと、摺動性反射カバー片24aを重ね合わせた際に隣接する摺動性反射カバー片の溝部24cに収まるガイド部24dと、を有する。
摺動性反射カバー片24aを、穴24bが回転軸(図13の矢印D)となるように、摺動性を持たせた状態でバックボーン11に取り付ける。取り付け方法は摺動性反射カバー片24aが回転するように段付きねじやプッシュリベット等を用いて取り付けるのが良い(図示省略)。
図14に示すように、ガイド部24dが隣接する摺動性反射カバー片の溝部24cに収まるように摺動性反射カバー片24を複数枚円周上に取り付けることで、1つの摺動性反射カバー24aを動かすことで、摺動性反射カバー24全体を摺動させることが可能となり、図14と図16のように摺動性反射カバー24(反射面)の外径を変更することができる。図15のように摺動性反射カバー24の外径を大きくすれば、間接光カバー21から出射した光を床面方向に効率的に反射することが可能となり、LED照明装置1を床面も照らすことができる主照明としての用途に使用することができる。
また図17のように摺動性反射カバー24の外径を小さくすれば、間接光カバー21から出射した光は摺動性反射カバー24に当たらなくなるため、LED照明装置1を天井面や床面を主に照らす間接光としての用途に使用することができる。
摺動性反射カバー24の外径を変更する操作は、使用者が手動で動かしても良いし、電動機(図示省略)をLED照明装置1の内部に搭載して、リモコン(図示省略)等を用いて遠隔操作で動かしても良い。
本実施例の構成であれば、使用者が天井面や壁面を主に照らす間接光として使用する場合と床面も照らして主照明として使用する場合と、を容易に切り替えることが可能となる。
1 LED照明装置
11 バックボーン
12 アダプタ受け部
13 電源基板
14 放熱板
15 絶縁板
16 スポンジ部材
17 センタカバー
19 カバー
20 LED光源基板
21 間接光カバー
22 反射カバー
23 裏面カバー
24 摺動性反射カバー

Claims (3)

  1. 天井等の施工面に取り付けられる照明装置において、
    複数のLED素子を備え、該LED素子が製品上部に位置し、該LED素子から発せられる前記施工面へ照射される光の一部を、施工面とは別の方向に反射する反射部材を備え、
    前記LED素子を覆う間接光カバーを備え、
    前記反射部材は回動させることで前記間接光カバーに着脱可能であることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記反射部材は、略台形状の突起と、略直方体状の突起と、を備えた取付け部を有し、
    前記間接光カバーは、山状突起と壁状突起と、を備えた固定部を有し、
    前記反射部材を一方向に回動させることで、前記略台形状の突起が前記山状突起に接触し、更に一方向に回動させることで、前記略台形状の突起が前記山状突起を越え、前記略直方体状の突起が前記壁状突起に当接して止まり、前記反射部材は前記間接光カバーによって保持され、前記反射部材を他方向に回動させることで、前記反射部材は前記間接光カバーから取りはずすことが可能となることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項2又は3に記載の照明装置において、
    照明装置本体を施工面に平行な軸に対して反転可能であることを特徴とする照明装置。
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