JP2008027779A - 照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズを採用することを有効に回避しつつ、対象物へと照射する光の照射範囲を簡単且つ有効に調節することができる照射装置を提供する。
【解決手段】基端から入射された光を先端から出射する光ファイバ部12と、内面において光を反射し得る出射側反射面112並びに入射側反射面132を有し光ファイバ部に外嵌する出射側外筒11並びに入射側外筒13と、当該出射側外筒11並びに入射側外筒13の一部を光ファイバ部12の基端又は先端から迫り出した位置へ相対移動させ得る相対移動部Sとを具備しているものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバを用いた照射装置に関するものである。
従来、光ファイバを用いた照射装置が種々提案されており、様々な箇所に好適に光を照射し得るものとして、広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。
これらのものは、上記文献に挙げたもののように、光源からの光を光ケーブルにより照射先端部分まで誘導し、当該照射先端部分から好適に光りが発せられる構成となっている。その上で照射先端部分に複数のレンズを設け、当該レンズ間の相対距離を調節する格別の手段を用いることにより、照射光の焦点或いは照射範囲を調節し、対象物を好適に照射し得るものとなっている。
特2001−117021号公報
しかしながら、上記特許文献記載のものは、光ファイバの光を対象物に適切に照射する際には、上述の通り、当該照射装置の先端に設けた複数のレンズの相対距離を調節して対象物に適した照射範囲を有する光を照射することが必要不可欠なものとなっている。すなわち、対象物を好適に照射するためレンズを必要としている以上、レンズの製造に係るコストやレンズの位置の微調整に係る作業を必然的に要求されることとなる。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、レンズを採用することを有効に回避しつつ、対象物へと照射する光の照射範囲を簡単且つ有効に調節することができる照射装置を提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係る照射装置は、基端から入射された光を先端から出射する光ファイバ部と、内面において光を反射し得る反射面を有し前記光ファイバ部に外嵌する外筒と、当該外筒の一部を前記光ファイバ部の基端又は先端から迫り出した位置へ相対移動させ得る相対移動部とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、レンズを使用しなくても光の照射範囲を調節する事が可能となる。すなわち、レンズを使用しない為、当該レンズにかかる費用並びにレンズを取り付ける工程を有効に削減する事によって、照射装置自体を安価に製造することができる。
そして、光を対象物に照射する場合、光ファイバ部の基端から迫り出した位置へ移動し得る入射側の外筒を有するものとすれば、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めて照射範囲の中心部分を強調させ得る視覚効果を奏する光を得ることができる。一方、光ファイバ部の先端から迫り出した位置へ移動し得る出射側の外筒を有するものとすれば、照射範囲の中心部分に有効に光を集中させた光を得ることができるものとなる。
特に、照射光の周縁部をにいくに従って無段階に照度を減少させた、言い換えれば周縁をぼけさせた態様の光を照射するためには、反射面を、光を乱反射させ得る乱反射面とすることが望ましい。
そして好適に光ファイバ部を構成し得るの具体的な態様として、光を透過させ得る光ファイバ本体と、当該光ファイバ本体を被覆する内筒とを有するものとしたものを挙げることができる。さらに、光ファイバ本体を、収束した複数の光ファイバ要素により構成すれば、束ねる光ファイバ要素の数を調節して、種々の態様の光ファイバ部を構成することができる。
そして、上述の相対移動部を単純な構成によって実現するためには、内筒の外面に設けた雄ねじ面と外筒の内面に設けた雌ねじ面とによって当該相対移動部を構成することが望ましい。
本発明によれば、レンズを採用することを有効に回避して当該レンズにかかる費用並びにレンズを取り付ける工程を有効に削減しつつ、対象物へと照射する光の照射範囲を簡単且つ有効に調節し得るものとすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る展示ケースAは、図1及び図2に示すように、例えば美術館、博物館等の室内において設置されるもので、複数の透明板A11に覆われた展示スペースA10内に種々の展示物Tを展示得るものである。なお図2は後に説明する箱体A2の内部を模式的に示しているものである。
展示ケースAは、図2に示すように、上述の通り複数の透明板A11で覆われた展示スペースA10を形成し得る展示部A1と、展示スペースA10を下方から支持する箱体A2を主に具備するものである。そして展示スペースA10の床A12下側の箱体A2には、後に詳述する照射装置1を具備する照明設備A20を内蔵している。なお箱体A2の内部には照明設備A20の他に展示スペースA10内の温度、湿度を調節する空調設備等を内蔵しているが、本実施形態において具体的な説明は省略するものとする。
ここで、本実施形態に係る展示ケースAが具備している照射装置1は、基端から入射された光を先端から出射する光ファイバ部12と、内面において光を反射し得る反射面を有し光ファイバ部12に外嵌する外筒たる入射側外筒13並びに出射側外筒11と、これら入射側外筒13及び出射側外筒11の一部を光ファイバ部12の基端又は先端から迫り出した位置へ相対移動させ得る相対移動部Sとを具備する、後に詳述する照射装置1を有することを特徴とするものである。
以下、照明設備A20の構成とともに照射装置1の具体的な構造について詳述する。
照明設備A20は、図2に示すように、箱体A2の内部に載置された光源A21と、光源A21からの光を伝達する光ケーブルA22と、光ケーブルA22からの光を照射する照射装置1とを主に具備しているとともに、本実施形態では照射装置1からの照射光を展示物Tに向けて正確に照射するための反射装置A23を具備している。
光源A21は、図示しない電源による電力をもとに所定強度の光を発し得るものである。ここで光源A21の具体的な構成は限定されるものではなく、例えばハロゲンランプやLED等、種々のものを採用する事ができる。また、本実施形態では図2において、1つの光源A21に対して2つの光ケーブルA22並びに照射装置1を接続している構成を図示しているが、光源A21に接続する光ケーブルA22の数や照射装置1の位置といった詳細な仕様を限定するものではない。
光ケーブルA22は、本実施形態では、可撓性を有する既存の光ケーブルを主体としているものである。具体的には、光源A21に接続部する光源接続部A221と、光ケーブルA22の主体をなす光ケーブル部A222と、後述する入射側外筒13に対して接続する外筒接続部A223とを有している。光ケーブルA22部は、詳細には複数の光ファイバ要素を収束することによって直径3mm径としたケーブル本体を樹脂製のカバーにより被覆しているものである。また外筒接続部A223は当該入射側外筒13の回転動作並びに上下動作を許容しつつ接続するように構成しているものである。なお本実施形態に係る光ケーブルA22は上述の構成に限定される事はなく、例えばケーブル本体の直径等においても具体的に限定されることはなく、種々の仕様において採用し得るものである。
反射装置A23は、床A12付近において後述する照射装置1の出射側外筒11を取り付ける為の外筒取付部A231と、照射装置1から照射された照射光を反射する反射板A232と、床A12面から突出して反射板A232を角度変更可能に取り付け得る反射板カバーA233とを有している。
しかして本実施形態に係る照射装置1は、上述のように、基端から入射された光を先端から出射する光ファイバ部12と、内面において光を反射し得る反射面としての入射側雌ねじ面132並びに出射側雌ねじ面112を有し光ファイバ部12に外嵌する外筒たる入射側外筒13並びに出射側外筒11と、これら入射側外筒13及び出射側外筒11の一部を光ファイバ部12の基端又は先端から迫り出した位置へ相対移動させ得る相対移動部Sとを具備することを特徴とするものである。
以下、照射装置1の構成について具体的に説明する。
照射装置1は、図2及び図3に示すように図示上側から、出射側外筒11と、光ファイバ部12と、入射側外筒13とによって構成している。
出射側外筒11は、図3に示すように、例えばアルミからなる円筒形状の出射側外筒本体110と、出射側外筒本体110の上部において反射装置A23の外筒取付部A231に固定される固定部111と、出射側外筒本体110の内面に設けた、光を乱反射させる為の、凹凸を有する乱反射面を構成する出射側雌ねじ面112とを有している。
光ファイバ部12は、図3に示すように、例えば真鍮からなる円筒形状の内筒120と、内筒120の表面に設けた雄ねじ面121と、内筒120の内部において例えば直径50μmの光ファイバ要素122aを例えば3000本束ねた状態として充填した光ファイバ本体122とを有している。そして本実施形態では、内筒120の内径を、3mmに設定している。なお内筒120の直径は当該3mmに限定されるものではなく、例えば、4mmや6mmとしても、好適に光を照射し得るものとなる。
入射側外筒13は、図3に示すように、上述の出射側外筒11と略同様に、例えばアルミからなる円筒形状の入射側外筒本体130と、入射側外筒本体130の下部において光ケーブルA22の外筒接続部A223に接続される光ケーブル接続部131と、入射側外筒本体130の内面に設けた後述する、光を乱反射させる為の、凹凸を有する乱反射面を構成する入射側雌ねじ面132とを有している。
そして相対移動部Sは、上述した光ファイバ部12が有する雄ねじ面121と、出射側外筒11が有する出射側雌ねじ面112並びに入射側外筒13が有する入射側雌ねじ面132とによって構成している。斯かる構成により、出射側寸法d1の調整は、上述の反射装置A23に固定された出射側外筒11に対して内筒120を回転させる所謂ねじ送り動作により、正確な調整を可能なものとしている。また入射側寸法d2は、内筒120に対して入射側外筒13を回転させることによる、ねじ送り動作によって調整するものとしている。なお、光ケーブルA22部の外筒接続部A223と入射側外筒13の光ケーブル接続部131とは相対的に回動を許容された状態で接続されているので、相対移動部Sの動作によって入射側外筒13が回動しても光ケーブルA22部を回動させてしまうという不具合を有効に排除している。ここで本明細書において、当該相対移動部Sを操作することによる、内筒120の先端から出射側雌ねじ面112が迫り出した寸法を出射側寸法d1とする。また同相対移動部Sによる内筒120の基端から入射側雌ねじ面132が迫り出した寸法を入射側寸法d2とする。
続いて、斯かる構成を有する照射装置1において、出射側寸法d1並びに入射側寸法d2を調節することによる照射光の照射範囲並びに照射光の形状について、照射装置1を模式的に示した作用説明図である図4乃至図7、並びに照射光を投影した写真である図10乃至図13を参照して説明する。
図4は、入射側外筒13並びに出射側外筒11を内筒120から移動させずに出射側寸法d1並びに入射側寸法d2を設けなかった場合の照射装置1と、当該照射装置1から照射される照射光の形状を模式的に示している。この場合、図10に示すように、広い範囲に照射光を照射し得るものとなっている。なお、斯かる場合の照射光は、照射する対象となる展示物Tまでの距離を300mmに設定した場合、直径500mmの照射範囲を有するものとなっている(図8)。
次に図5は、図4に示した状態から入射側外筒13を移動させずに出射側外透のみを移動することによって、出射側寸法d1を設けた場合における照射装置1並びに照射光の形状を模式的に示している。この場合、図10よりも照射範囲が狭くなるものの、図11に示すような、照射範囲の中心部分に有効に光を集中させた照射光を得ることができるものとなる。
一方図6は、図4に示した状態から出射側外筒11を移動させずに入射側外筒13のみを移動する事によって、入射側寸法d2を設けた場合における照射装置1並びに照射光の形状を模式的に示している。斯かる場合の照射光は、図10よりも照射範囲が狭くなるものの、図12に示すように、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めて照射範囲の中心部分を強調させ得る視覚効果を奏する照射光を得るものとなる。
そして図7は、入射側外筒13並びに出射側外筒11をともに移動させて入射側寸法d2並びに出射側寸法d1を併せて設けた場合における照射装置1並びに照射光の形状を模式的に示している。斯かる場合の照射光は、図13に示すように、照射範囲の中心部分に有効に光を照射しつつ、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めて照射範囲の中心部分を強調させ得る視覚効果を奏する照射光を得る事ができるものとなる。
また勿論、入射側寸法d2及び出射側寸法d1をそれぞれ任意の寸法に調節することにより、照射範囲並びに照射範囲の縁部の態様を種々に異ならせた照射光を得る事ができ、展示物Tの大きさや形状に適した照射光を照射し得るものとなっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る照射装置1は、レンズを使用しなくても光の照射範囲を調節する事が可能となる。すなわち、レンズを使用しない為、当該レンズにかかる費用並びにレンズを取り付ける工程を有効に削減する事によって、照射装置1自体を安価に製造することができる。
また、当該照射装置1は、光ファイバ部12の基端から迫り出した位置へ移動して入射側寸法d2を形成し得る入射側外筒13を設けているので、斯かる入射側外筒13により、入射側寸法d2を適宜調節することにより、好適に照射光の照射範囲を調節することができる。加えて、図11に示す写真のように、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めて照射範囲の中心部分を強調させ得る視覚効果を奏する照射光を得ることができるものとなっている。
一方光ファイバ部12の先端から迫り出した位置へ移動して出射側寸法d1を形成し得る出射側外筒11を設けているので、出射側外筒11によっても好適に照射光の照射範囲を調節し得るものとなっている。加えて、図12に示す写真のように、照射範囲の中心部分に有効に光を集中させた照射光を得ることができる。そして入射側外筒13並びに出射側外筒11により入射側寸法d2並びに出射側寸法d1を設けたものとすれば、上述した各照射光の特性を併せ持つ態様の照射光を得ることができる。また当該入射側寸法d2並びに出射側寸法d1を適宜調節することにより、種々の照射範囲並びに態様の照射光を、展示物T等に応じて好適に選択し、得ることができる。
さらに本実施形態では、入射側外筒13並びに出射側外筒11に設けた反射面として、光を乱反射させ得る入射側雌ねじ面132並びに出射側雌ねじ面112を設けている。斯かる構成によって、入射側外筒13又は出射側外筒11の内部において光を乱反射させることによって、照射光の中央から周縁へと無段階に照度を減少させた、言い換えれば周縁をぼけさせた態様の照射光を照射し得るものとなっている。
そして光ファイバ部12を、光を透過させ得る光ファイバ本体122と、当該光ファイバ本体122を被覆する内筒120とを有するものとして、内筒120内に好適に光ファイバを収納保持し得るものとしている。さらに、光ファイバ本体122を、収束した複数の光ファイバ要素122a、詳細には直径50μmの光ファイバ要素122aを内筒120内に3000本束ねることによって、直径3mmである内筒120の内径内に、好適収納保持させている。なお当該光ファイバ要素122aを束ねる数を調整することにより、内筒120の内径が、例えば4mmであっても、6mmであっても、所要の光ファイバ要素122aを束ねて用いることによって、好適に光ファイバ部12を構成し得るものとなっている。
そして、光ファイバ部12と入射側外筒13並びに出射側外筒11との相対距離を調節し得る相対移動部Sを、内筒120の外面に設けた雄ねじ面121、及び、入射側雌ねじ面132並びに出射側雌ねじ面112をそれぞれ設けるのみという、単純な構成によって実現している。また相対移動部Sの操作についても光ファイバ部12或いは入射側外筒13を回転させるのみといった、所謂ねじ送り動作という簡単な動作によって行うことが出来る。さらに、斯かる構成により、入射側雌ねじ面132並びに出射側雌ねじ面112は、そのまま上述した光を乱反射させ得る乱反射面としての作用を奏するものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では反射面を雌ねじ面として当該雌ねじ面に相対移動部としての作用をも奏するものとしていたが、例えば相対移動部として別途ラチェット機構等を採用することや、乱反射面として、エンボス面とすることや、光を乱反射させ得る格別の素材を貼付或いは塗布するなどとしてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
以下、本発明の実施例について記載するが、本願発明は当該実施例に限定されるものではない。
<照射光測定試験>
上記実施形態に係る照射装置による照射光の照射範囲を測定した。
<試験方法>
上記実施形態に係る照射装置を用い、入射側外筒並びに出射側外筒をそれぞれ光ファイバ部の内筒に対して移動させ、入射側寸法並びに出射側寸法をそれぞれ設定した際の照射光の照射範囲をそれぞれ測定した。
照射範囲の測定は、出射側外筒の端部から300mm離間させて設けたスクリーンに投影された照射光の直径を測定した。なお、当該直径は、照射光の内、中央部分において一定以上の強度を有する部分について測定するものとした。
<試験結果>
入射側寸法並びに出射側寸法をそれぞれ設定した際の照射光の照射範囲を、図8並びに図9に表としてしめす。また、それぞれの照射光を図10〜図13に写真として示した。なお図8において試験区の右側に示したa〜gまでの文字は、図10〜図13に示している写真に付した文字に対応している。
図8並びに図9に示された数値から、総じて、入射側寸法或いは出射側寸法が大きくなるにつれ、照射範囲は小さくなるものとなっている。そして具体的な傾向をしては、図11に示すように、出射側寸法のみを形成した試験区の照射光は、同図に示す写真の通り、照射範囲の中心部分に有効に光を集中させた照射光を得ることができるものとなっている。一方図12に示すように、入射側寸法のみを形成した試験区の照射光は、同図に示す写真の通り、照射範囲の中心部分に有効に光を照射しつつ、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めて照射範囲の中心部分を強調させ得る視覚効果を奏する照射光を得る事ができるものとなっている。さらに図13に示すように、入射側寸法並びに出射側寸法それぞれを設けた試験区に係る照射光は、照射範囲の中心部分に有効に光を照射しつつ、照射範囲の縁部から徐々に光を弱めた態様の照射光、すなわち図11並びに図12に示した照射光に係る特徴を併せ持つ態様を有する照射光となる。
特に図11、図12及び図13において、照射光が中心部分から周縁部分にかけて無段階に強度を弱めた、周縁が所謂「ぼけた」ような照射光となる傾向にあるのは、入射側外筒の入射側雌ねじ面或いは出射側外筒の出射側雌ねじ面において、光が乱反射することによるものと考察することができる。具体的には当該傾向は総じて入射側寸法を設けている図12及び図13において特に顕著であることから、入射側寸法を形成することによって、照射光の周縁を所謂「ぼけた」ようにさせる作用をより強く奏することが分かった。
以上のように本実施例により、本実施形態に係る照射装置は、レンズを一切用いることなく好適に照射光の照射範囲を調節し得るものであることが分かる。さらに、出射側寸法並びに入射側寸法を適宜調節すれば、種々の態様を有する照射光を得ることができるので、レンズの調節のみでは得られないような視覚効果を得る照射光を照射することも可能であることが判明した。
本発明の一実施形態に係る照射装置を内蔵した展示ケースの外観図。 同実施形態に係る構成説明図。 同実施形態に係る照射装置を示す構成説明図。 同照射装置に係る動作説明図。 同上。 同上。 同上。 本発明の実施例に係る試験結果を表として示す図。 同上。 本発明の実施形態並びに実施例に係る照射光を示す図。 同上。 同上。 同上。
符号の説明
1…照射装置
11…外筒、出射側の外筒(出射側外筒)
112…反射面、乱反射面、雌ねじ面(出射側雌ねじ面)
12…光ファイバ部
122…光ファイバ本体
120…内筒
121…雄ねじ面
122…光ファイバ本体
122a…光ファイバ要素
13…外筒、入射側の外筒(入射側外筒)
132…反射面、乱反射面、雌ねじ面(入射側雌ねじ面)
S…相対移動部

Claims (7)

  1. 基端から入射された光を先端から出射する光ファイバ部と、
    内面において光を反射し得る反射面を有し前記光ファイバ部に外嵌する外筒と、
    当該外筒の一部を前記光ファイバ部の基端又は先端から迫り出した位置へ相対移動させ得る相対移動部とを具備することを特徴とする照射装置。
  2. 前記光ファイバ部の基端から迫り出した位置へ移動し得る入射側の外筒を有するものとしている請求項1記載の照射装置。
  3. 前記光ファイバ部の先端から迫り出した位置へ移動し得る出射側の外筒を有するものとしている請求項1又は2記載の照射装置。
  4. 前記反射面を、光を乱反射させ得る乱反射面としている請求項1、2又は3記載の照射装置。
  5. 当該光ファイバ部を、光を透過させ得る光ファイバ本体と、当該光ファイバ本体を被覆する内筒とを有するものとしている請求項1、2、3又は4記載の照射装置。
  6. 前記光ファイバ本体を、収束した複数の光ファイバ要素により構成している請求項5記載の照射装置。
  7. 前記相対移動部を、前記内筒の外面に設けた雄ねじ面と前記外筒の内面に設けた雌ねじ面とによって構成している請求項5又は6記載の照射装置。
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