JP2014206446A - パターン検査方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことが可能な方法を提供する。
【構成】本発明の一態様のパターン検査方法は、被検査試料のフレーム領域毎に、光学画像を取得する工程と、フレーム領域毎に、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法を測定する工程と、フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれの平均値を演算する工程と、平均値を用いて、それぞれ当該フレーム領域の周辺のフレーム領域と比較することによって、複数のフレーム領域の中から特異フレームを抽出する工程と、特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法の寸法欠陥を検査する工程と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、パターン検査方法に関する。例えば、レーザ光や電子ビームを照射してパターン像の光学画像を取得してパターンを検査する検査装置及び方法に関する。
近年、大規模集積回路(LSI)の高集積化及び大容量化に伴い、半導体素子に要求される回路線幅はますます狭くなってきている。これらの半導体素子は、回路パターンが形成された原画パターン(マスク或いはレチクルともいう。以下、マスクと総称する)を用いて、いわゆるステッパと呼ばれる縮小投影露光装置でウェハ上にパターンを露光転写して回路形成することにより製造される。よって、かかる微細な回路パターンをウェハに転写するためのマスクの製造には、微細な回路パターンを描画することができる電子ビームを用いたパターン描画装置を用いる。かかるパターン描画装置を用いてウェハに直接パターン回路を描画することもある。或いは、電子ビーム以外にもレーザビームを用いて描画するレーザビーム描画装置の開発が試みられている。
そして、多大な製造コストのかかるLSIの製造にとって、歩留まりの向上は欠かせない。しかし、1ギガビット級のDRAM(ランダムアクセスメモリ)に代表されるように、LSIを構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーになろうとしている。歩留まりを低下させる大きな要因の一つとして、半導体ウェハ上に超微細パターンをフォトリソグラフィ技術で露光、転写する際に使用されるマスクのパターン欠陥があげられる。近年、半導体ウェハ上に形成されるLSIパターン寸法の微細化に伴って、パターン欠陥として検出しなければならない寸法も極めて小さいものとなっている。そのため、LSI製造に使用される転写用マスクの欠陥を検査するパターン検査装置の高精度化が必要とされている。
検査手法としては、拡大光学系を用いてリソグラフィマスク等の試料上に形成されているパターンを所定の倍率で撮像した光学画像と、設計データ、あるいは試料上の同一パターンを撮像した光学画像と比較することにより検査を行う方法が知られている。例えば、パターン検査方法として、同一マスク上の異なる場所の同一パターンを撮像した光学画像データ同士を比較する「die to die(ダイ−ダイ)検査」や、パターン設計されたCADデータをマスクにパターンを描画する時に描画装置が入力するための装置入力フォーマットに変換した描画データ(設計パターンデータ)を検査装置に入力して、これをベースに設計画像データ(参照画像)を生成して、それとパターンを撮像した測定データとなる光学画像とを比較する「die to database(ダイ−データベース)検査」がある。かかる検査装置における検査方法では、試料はステージ上に載置され、ステージが動くことによって光束が試料上を走査し、検査が行われる。試料には、光源及び照明光学系によって光束が照射される。試料を透過あるいは反射した光は光学系を介して、センサ上に結像される。センサで撮像された画像は測定データとして比較回路へ送られる。比較回路では、画像同士の位置合わせの後、測定データと参照データとを適切なアルゴリズムに従って比較し、一致しない場合には、パターン欠陥有りと判定する。
かかるパターン欠陥(形状欠陥)検査ではパターンの線幅(CD)不良の検出(CDエラー検査)も要求されている。CDエラー検査では、得られた画像内のパターンの線幅を測定し、設計データとの差を求め、線幅の差が許容値内かどうかを検査する。また、マスク全面について、各パターンのCDエラー検査を行うのではなく、設定された領域毎に得られた画像内のパターンの線幅を測定し、設計データとの差を求め、領域内のすべての線幅の差の平均値と閾値とを比較して、CDエラー(寸法欠陥)として線幅異常領域を見つけ出す検査手法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
昨今のパターンの微細化に伴い、マスクを用いたパターン転写において微細化技術が進んでいる。例えば、ダブルパターニング、さらには、3倍、4倍・・・と多重パターニングによる微細化プロセスが用いられるようになってきた。重ね合わせによる微細化プロセスでは、転写された最終的なパターンは微細化されても、マスクに形成されるパターン自体の線幅(CD)は狭くならないのでパターンの凹凸等の形状欠陥については微細化に比例して小さくなるわけではない。一方、線幅(CD)の精度については、重ね合わせ精度に影響するため、CDエラーの許容値については微細化、多重化に比例して小さくなる。よって、CDエラー検査への要求は、微細化に比例して厳しくなっていく。しかしながら、検査光として使用する深紫外(DUV)光によるCDエラーの検出限界は、画素サイズ、光学的分解能から限界に近くなっている。
特許第3824542号公報
上述したように、CDエラーの許容値については微細化に比例して小さくなる。しかしながら、上述したように、検査光として使用する深紫外(DUV)光によるCDエラーの検出限界は、限界に近づいている。従来の検査装置で、判定閾値を厳しく(小さく)して、マスク全面のパターンのCDを検査するとCDエラーと誤って判定されてしまうパターン数が膨大となり検査手法として現実的ではない。また、CDエラーとして線幅異常領域を見つけ出す検査手法においても、判定閾値を小さくすると、誤って線幅異常領域と判定されてしまう領域数が膨大となる。CDエラーと判定されたすべての領域について、その内部のパターンのチェックを行うとなるとチェック量、及びそれにかかる時間は膨大なものとなり検査手法として現実的ではない。よって、いずれの手法においても、判定閾値を小さくするにも限界がある。よって、パターンの微細化に伴った高精度なCDエラー検査することが困難であるといった問題があった。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことが可能な方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様のパターン検査方法は、
被検査試料の検査領域が仮想分割された複数のフレーム領域のフレーム領域毎に、当該フレーム領域に配置される複数の図形パターンの光学画像を取得する工程と、
フレーム領域毎に、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法を測定する工程と、
フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれの平均値を演算する工程と、
平均値を用いて、それぞれ当該フレーム領域の周辺のフレーム領域と比較することによって、複数のフレーム領域の中から特異フレームを抽出する工程と、
特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法の寸法欠陥を検査する工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、当該フレーム領域から隣接するフレーム領域への平均値の変化率が閾値以上のフレーム領域を、特異フレームとして抽出すると好適である。
また、当該フレーム領域を取り囲む少なくとも8つの周辺フレームと当該フレーム領域とを比較することによって、特異フレームを抽出すると好適である。
或いは、当該フレーム領域と当該フレーム領域の周辺の複数のフレーム領域との全体での各線幅寸法ずれの平均値を演算する工程をさらに備え、
当該フレーム領域の平均値が、全体での各線幅寸法ずれの平均値に比べて閾値以上であるフレーム領域を、特異フレームとして抽出すると好適である。
本発明の一態様のパターン検査方法は、
被検査試料の検査領域が仮想分割された複数のフレーム領域のフレーム領域毎に、当該フレーム領域に配置される複数の図形パターンの光学画像を取得する工程と、
フレーム領域毎に、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法を測定する工程と、
フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれについてのヒストグラムを作成する工程と、
正規分布から外れた線幅寸法ずれ量を有するヒストグラムが作成されたフレーム領域を、複数のフレーム領域の中から特異フレームとして抽出する工程と、
特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法の寸法欠陥を検査する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、統計的処理により、CDエラーとなるパターンが配置されている可能性が高い特異フレーム領域に検査領域を絞ることができる。よって、判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことができる。
実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を示す構成図である。 実施の形態1における比較回路の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における検査領域を説明するための概念図である。 実施の形態1におけるフィルタ処理を説明するための図である。 実施の形態1におけるフレーム領域を説明するための図である。 実施の形態1におけるCDを測定する手法を説明するための図である。 実施の形態1におけるフレーム領域と平均ΔCDの変化の一例を示す図である。 実施の形態1における特異フレーム抽出手法を説明するための図である。 実施の形態2における比較回路の内部構成を示す図である。 実施の形態2におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3における比較回路の内部構成を示す図である。 実施の形態3におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3におけるヒストグラムの一例を示す図である。 実施の形態3におけるヒストグラムの他の一例を示す図である。 実施の形態3におけるヒストグラムの他の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を示す構成図である。図1において、試料、例えばマスクに形成されたパターンの欠陥を検査する検査装置100は、光学画像取得部150、及び制御系回路160(制御部)を備えている。
光学画像取得部150は、光源103、照明光学系170、移動可能に配置されたXYθテーブル102、拡大光学系104、及びフォトダイオードアレイ105(センサの一例)、センサ回路106、ストライプパターンメモリ123、及びレーザ測長システム122を有している。XYθテーブル102上には、試料101が配置されている。試料101として、例えば、ウェハにパターンを転写する露光用のフォトマスクが含まれる。また、このフォトマスクには、検査対象となる複数の図形によって構成されたパターンが形成されている。試料101は、例えば、パターン形成面を下側に向けてXYθテーブル102に配置される。
制御系回路160では、コンピュータとなる制御計算機110が、バス120を介して、位置回路107、比較回路108、展開回路111、参照回路112、オートローダ制御回路113、テーブル制御回路114、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フレシキブルディスク装置(FD)116、CRT117、パターンモニタ118、及びプリンタ119に接続されている。また、センサ回路106は、ストライプパターンメモリ123に接続され、ストライプパターンメモリ123は、比較回路108に接続されている。また、XYθテーブル102は、X軸モータ、Y軸モータ、θ軸モータにより駆動される。XYθテーブル102は、ステージの一例となる。
検査装置100では、光源103、XYθテーブル102、照明光学系170、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、及びセンサ回路106により高倍率の検査光学系が構成されている。また、XYθテーブル102は、制御計算機110の制御の下にテーブル制御回路114により駆動される。X方向、Y方向、θ方向に駆動する3軸(X−Y−θ)モータの様な駆動系によって移動可能となっている。これらの、Xモータ、Yモータ、θモータは、例えばステップモータを用いることができる。XYθテーブル102は、XYθ各軸のモータによって水平方向及び回転方向に移動可能である。そして、XYθテーブル102の移動位置はレーザ測長システム122により測定され、位置回路107に供給される。
ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。検査装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図2は、実施の形態1における比較回路の内部構成を示す図である。図2において、比較回路108内には、フレーム分割部50、エッジペア検出部52、CD測定部54、平均ΔCD演算部56、ΔCD演算部58、傾き演算部60、抽出部62、CD比較部64、及びメモリ63,66,68が配置される。フレーム分割部50、エッジペア検出部52、CD測定部54、ΔCD演算部58、平均ΔCD演算部56、傾き演算部60、抽出部62、及びCD比較部64といった機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。比較回路108内に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度、メモリ63に記憶される。
図3は、実施の形態1におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。図3において、実施の形態1におけるパターン検査方法は、スキャン工程(S102)と、参照画像作成工程(S104)と、フレーム分割工程(S106)と、エッジペア検出工程(S108)と、CD測定工程(S110)と、ΔCD演算工程(S112)と、平均ΔCD演算工程(S114)と、傾き演算工程(S116)と、特異フレーム抽出工程(S120)と、CD検査工程(S122)という一連の工程を実施する。
スキャン工程(S102)(光学画像取得工程)として、光学画像取得部150は、パターンが形成された被検査試料101の光学画像を取得する。具体的には、以下のように動作する。
試料101に形成されたパターンには、適切な光源103から、検査光となる紫外域以下の波長のレーザ光(例えば、DUV光)が照明光学系170を介して照射される。フォトマスク101を透過した光は拡大光学系104を介して、フォトダイオードアレイ105(センサの一例)に光学像として結像し、入射する。フォトダイオードアレイ105として、例えば、TDI(タイム・ディレイ・インテグレーション)センサ等を用いると好適である。
図4は、実施の形態1における検査領域を説明するための概念図である。試料101の検査領域10(検査領域全体)は、図4に示すように、例えばY方向に向かって、スキャン幅Wの短冊状の複数の検査ストライプ20に仮想的に分割される。そして、検査装置100では、検査ストライプ20毎に画像(ストライプ領域画像)を取得していく。検査ストライプ20の各々に対して、レーザ光を用いて、当該ストライプ領域の長手方向(X方向)に向かって当該ストライプ領域内に配置される図形パターンの画像を撮像する。XYθテーブル102の移動によってフォトダイオードアレイ105が相対的にX方向に連続移動しながら光学画像が取得される。フォトダイオードアレイ105では、図4に示されるようなスキャン幅Wの光学画像を連続的に撮像する。言い換えれば、センサの一例となるフォトダイオードアレイ105は、XYθテーブル102(ステージ)と相対移動しながら、検査光を用いて試料101に形成されたパターンの光学画像を撮像する。実施の形態1では、1つの検査ストライプ20における光学画像を撮像した後、Y方向に次の検査ストライプ20の位置まで移動して今度は逆方向に移動しながら同様にスキャン幅Wの光学画像を連続的に撮像する。すなわち、往路と復路で逆方向に向かうフォワード(FWD)−バックフォワード(BWD)の方向で撮像を繰り返す。
ここで、撮像の方向は、フォワード(FWD)−バックフォワード(BWD)の繰り返しに限るものではない。一方の方向から撮像してもよい。例えば、FWD−FWDの繰り返しでもよい。或いは、BWD−BWDの繰り返しでもよい。
フォトダイオードアレイ105上に結像されたパターンの像は、フォトダイオードアレイ105の各受光素子によって光電変換され、更にセンサ回路106によってA/D(アナログ・デジタル)変換される。そして、検査ストライプ20毎にストライプパターンメモリ123に画素データが格納される。かかる画素データ(ストライプ領域画像)を撮像する際、フォトダイオードアレイ105のダイナミックレンジは、照明光の光量が100%入射する場合を最大階調とするダイナミックレンジを用いる。その後、ストライプ領域画像は、位置回路107から出力されたXYθテーブル102上におけるフォトマスク101の位置を示すデータと共に比較回路108に送られる。測定データ(画素データ)は例えば8ビットの符号なしデータであり、各画素の明るさの階調(光量)を表現している。比較回路108内に出力されたストライプ領域画像は、メモリ66に格納される。
参照画像作成工程(S104)として、後述するフレーム画像に対応する参照画像を作成する。具体的には以下のように動作する。まず、展開回路111は、磁気ディスク装置109から制御計算機110を通して試料101に形成されたパターンの設計パターンの情報を読み出し、読み出された設計パターンを2値ないしは多値のイメージデータに変換して、このイメージデータが参照回路112に送られる。
ここで、設計パターンに含まれる図形は長方形や三角形を基本図形としたもので、例えば、図形の基準位置における座標(x、y)、辺の長さ、長方形や三角形等の図形種を区別する識別子となる図形コードといった情報で各パターン図形の形、大きさ、位置等を定義した図形データが格納されている。
かかる図形データとなる設計パターンの情報が展開回路111に入力されると図形ごとのデータにまで展開し、その図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、所定の量子化寸法のグリッドを単位とするマス目内に配置されるパターンとして2値ないしは多値の設計画像データを展開し、出力する。言い換えれば、設計パターンデータを読み込み、検査領域を所定の寸法を単位とするマス目として仮想分割してできたマス目毎に設計パターンにおける図形が占める占有率を演算し、nビットの占有率データを出力する。例えば、1つのマス目を1画素として設定すると好適である。そして、1画素に1/2(=1/256)の分解能を持たせるとすると、画素内に配置されている図形の領域分だけ1/256の小領域を割り付けて画素内の占有率を演算する。そして、8ビットの占有率データとして参照回路112に出力する。
次に、参照回路112は、送られてきた図形のイメージデータである設計画像データに適切なフィルタ処理を施す。
図5は、実施の形態1におけるフィルタ処理を説明するための図である。センサ回路106から得られた光学画像としての測定データは、拡大光学系104の解像特性やフォトダイオードアレイ105のアパーチャ効果等によってフィルタが作用した状態、言い換えれば連続変化するアナログ状態にあるため、画像強度(濃淡値)がデジタル値の設計側のイメージデータである設計画像データにもフィルタ処理を施すことにより、測定データに合わせることができる。このようにして光学画像と比較する参照画像を作成する。作成された参照画像は比較回路108に出力され、比較回路108内に出力された参照画像は、メモリ68に格納される。
フレーム分割工程(S106)として、フレーム分割部50は、メモリ56からストライプ領域画像を読み出し、x方向に所定のサイズ(例えば、スキャン幅Wと同じ幅)で、ストライプ領域画像を複数のフレーム画像に分割する。例えば、512×512画素のフレーム画像に分割する。
図6は、実施の形態1におけるフレーム領域を説明するための図である。図6において、被検査試料101の検査領域10がy方向に短冊状に仮想分割された各検査ストライプ20は、x方向に例えばスキャン幅Wと同じ幅で、複数のフレーム領域22に分割される。言い換えれば、被検査試料101の検査領域10が複数のフレーム領域22に仮想分割される。よって、各検査ストライプ20のストライプ領域画像をx方向に例えばスキャン幅Wと同じ幅で分割することで、フレーム領域22毎に、当該フレーム領域22に配置される複数の図形パターンのフレーム画像(光学画像)が取得される。
エッジペア検出工程(S108)として、エッジペア検出部52は、フレーム画像毎に、対応する参照画像からパターンのエッジ部(外周辺)の位置を認識して、参照画像のパターンエッジ部とペアとなるフレーム画像内のエッジ部を検出する。そして、パターンのCDを構成する両端(両外周辺)のエッジで構成されるエッジペアは、例えば、画素単位で検出される。よって、例えば、y方向に外周辺が延びるパターンでは、かかる外周辺上の各画素についてペアが検出される。ここでは、x方向に外周辺が延びるパターンについてもエッジペアを検出する。
CD測定工程(S110)として、CD測定部54は、フレーム領域毎に、当該フレーム領域のフレーム画像(光学画像)内の複数の図形パターンの線幅寸法CDを測定する。
図7は、実施の形態1におけるCDを測定する手法を説明するための図である。図7では、フレーム画像の一部を示している。フレーム画像に撮像されている複数のパターンとして、図7(a)の例では、x方向に並ぶラインアンドスペースパターンを示している。ここでは、ライン部分(黒部)を斜線で示している。測定するCDには、かかるライン部分の線幅の他に、スペース部(白部)の線幅が存在する。ここでは、黒部と白部についてそれぞれ測定する。図7(a)では、ライン部分(黒部)の線幅として、y方向に同じ位置において、x方向に向かって、L11、L12、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、x方向に向かって、L’11、L’12、・・・と測定する。そして、1画素分−y方向にずれた位置で、ライン部分(黒部)の線幅として、y方向に同じ位置において、x方向に向かって、L21、L22、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、x方向に向かって、L’21、L’22、・・・と測定する。そして、1画素分−y方向にずれた位置で、ライン部分(黒部)の線幅として、y方向に同じ位置において、x方向に向かって、L31、L32、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、x方向に向かって、L’31、L’32、・・・と測定する。このように、画素単位で検出されたエッジペアについて線幅を測定する。
図7(b)の例では、y方向に並ぶラインアンドスペースパターンを示している。ここでは、ライン部分(黒部)を斜線で示している。測定するCDには、かかるライン部分の線幅の他に、スペース部(白部)の線幅が存在する。ここでは、黒部と白部についてそれぞれ測定する。図7(b)では、ライン部分(黒部)の線幅として、x方向に同じ位置において、y方向に向かって、H11、H12、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、y方向に向かって、H’11、H’12、・・・と測定する。そして、1画素分x方向にずれた位置で、ライン部分(黒部)の線幅として、x方向に同じ位置において、y方向に向かって、H21、H22、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、y方向に向かって、H’21、H’22、・・・と測定する。そして、1画素分x方向にずれた位置で、ライン部分(黒部)の線幅として、x方向に同じ位置において、y方向に向かって、H31、H32、・・・と測定する。同様に、スペース部(白部)の線幅として、y方向に向かって、H’31、H’32、・・・と測定する。このように、画素単位で検出されたエッジペアについて線幅を測定する。
図7の例では、ラインアンドスペースパターンを示したがこれに限るものではない。他の複数のパターンであっても同様である。各パターン部分を黒部、隣り合うパターン間を白部としてCD測定を行えばよい。
以上のようにして、フレーム画像毎に、黒部について、x方向のCD、y方向のCDが測定され、白部について、x方向のCD、y方向のCDが測定される。
ΔCD演算工程(S112)として、ΔCD演算部58は、フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域のフレーム画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれΔCD(線幅の差)を演算する。よって、フレーム画像毎に、黒部について、x方向のΔCD、y方向のΔCDが演算され、白部について、x方向のΔCD、y方向のΔCDが演算される。
平均ΔCD演算工程(S114)として、平均ΔCD演算部56は、フレーム領域毎に、フレーム画像内の複数の図形パターンの各線幅寸法ずれΔCD(線幅の差)の平均値(平均ΔCD)を演算する。黒部のx方向の全ΔCDを加算して平均値を求める。同様に、黒部のy方向の全ΔCDを加算して平均値を求める。同様に、白部のx方向の全ΔCDを加算して平均値を求める。同様に、白部のy方向の全ΔCDを加算して平均値を求める。以上のように、フレーム領域毎の平均ΔCDを求める。
図8は、実施の形態1におけるフレーム領域と平均ΔCDの変化の一例を示す図である。図8(a)では、試料101の検査領域10全体の画像の一例が示されている。そして、図8(b)では、検査領域10の一部を示している。図8(c)では、図8(b)に示す画像内に位置する、例えば528番目の検査ストライプにおける複数のフレーム画像の平均ΔCD値をx方向に向かってプロットしたグラフを示している。図8(c)では、図8(b)に示す画像の左端をx=0として横軸を示している。図8(c)に示すように、平均ΔCD値は、隣り合うフレーム画像間で多少の変化(ずれ)はあってもそれほど急激には変化しないことがわかる。しかし、x=19程度の位置のフレーム画像の平均ΔCD値は、隣り合うフレーム画像と比べて急激に変化していることがわかる。このような周囲のフレーム画像に比べて急激に平均ΔCD値が変化するフレーム領域内には、周辺フレームに比べてCDエラーとなるパターンのエッジペアが多く存在するか、大きなCDエラーのエッジペアがあることを示す。逆に、平均ΔCD値が隣り合うフレーム画像間で少しずつ変化する分には、CDエラーとなるパターンが存在する可能性が低いことを示している。そこで、実施の形態1では、かかる平均ΔCD値が隣り合うフレーム画像と比べて急激に変化するフレーム領域を特異フレームとして抽出する。
傾き演算工程(S116)として、傾き演算部60は、当該フレーム領域から隣接するフレーム領域への平均値の変化率(傾き)を演算する。傾きは、例えば、当該フレーム領域を取り囲む8つの周辺フレームについて演算すると好適である。具体的には、x方向に前後する2つのフレーム領域に対するそれぞれの傾きと、y方向に前後する2つのフレーム領域に対するそれぞれの傾きとを求める。x方向についての傾きは、黒部のx方向の平均値(平均ΔCD)を用いる。同様に、白部のx方向の平均値(平均ΔCD)を用いる。y方向についての傾きは、黒部のy方向の平均値(平均ΔCD)を用いる。同様に、白部のy方向の平均値(平均ΔCD)を用いる。
特異フレーム抽出工程(S120)として、抽出部62は、平均値(平均ΔCD値)を用いて、それぞれ当該フレーム領域の周辺のフレーム領域と比較することによって、複数のフレーム領域の中から特異フレームを抽出する。
図9は、実施の形態1における特異フレーム抽出手法を説明するための図である。特異フレーム抽出は、具体的には、図9に示すように、当該フレーム領域22を取り囲む8つの周辺フレーム23と当該フレーム領域22とを比較することによって、特異フレームを抽出する。より具体的には、フレーム領域から隣接するフレーム領域への平均値の変化率(傾き)が閾値以上のフレーム領域を、特異フレームとして抽出する。当該フレーム領域を取り囲む8つの周辺フレームとの比較のうち、例えば、1つでも傾きが閾値以上であれば、特異フレームとして抽出すると好適である。隣り合う2つのフレーム領域が共に特異フレームである可能性もあるので、当該フレーム領域を取り囲む8つの周辺フレームとの比較により見落とし(抽出漏れ)を回避或いは低減できる。また、黒部と白部の両方について比較することで、さらに、見落とし(抽出漏れ)を回避或いは低減できる。例えば、上述した図8(c)に示した急激に平均ΔCD値が変化するようなフレーム領域を抽出することになる。
CD検査工程(S122)として、CD比較部64は、特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法のCDエラー(寸法欠陥)を検査する。検査対象が、試料101の検査領域10全体から特異フレームに限定されたので、対象範囲を絞ることができる。よって、CD比較部64は、検査閾値を従来よりも厳しく(小さく)して、エッジペア毎に、ΔCDと検査閾値とを比較し、閾値を超えているエッジペアのCDをCDエラーとして判定する。従来、例えば、10nm以上に設定されていた閾値を、フレーム数を絞ることで、例えば、3nm或いは5nmといった10nm未満の値に設定できる。判定結果はメモリ63に格納される。検査結果は、例えば、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、FD116、CRT117、パターンモニタ118、或いはプリンタ119に出力される。或いは、外部に出力されても構わない。
なお、フレーム領域毎の平均ΔCDは、検査領域10全体を複数のフレーム領域に分割した平均ΔCDマップに定義され、例えば、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、FD116、CRT117、パターンモニタ118、或いはプリンタ119に出力されるようにすると好適である。或いは、外部に出力されても構わない。これにより、黒部のx方向平均ΔCDマップ、黒部のy方向平均ΔCDマップ、白部のx方向平均ΔCDマップ、及び白部のy方向平均ΔCDマップがそれぞれ作成され、出力される。かかるマップにより、ユーザ等は、平均ΔCDの変化を目視的に確認できる。
以上のように、実施の形態1によれば、統計的処理により、CDエラーとなるパターンが配置されている可能性が高い特異フレーム領域に検査領域を絞ることができる。よって、判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、フレーム領域から隣接するフレーム領域への平均値の変化率(傾き)を用いて特異フレームを抽出したが、抽出手法はこれに限るものではない。実施の形態2では、他の手法で特異フレームを抽出する構成について説明する。実施の形態2において検査装置100の構成は、図1と同様である。
図10は、実施の形態2における比較回路の内部構成を示す図である。図10において、比較回路108内に、傾き演算部60の代わりに、周囲平均ΔCD演算部61が配置される点以外は、図2と同様である。また、周囲平均ΔCD演算部61といった機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。
図11は、実施の形態2におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。図11において、実施の形態2におけるパターン検査方法では、傾き演算工程(S116)の代わりに、周囲平均ΔCD演算工程(S118)が実施される点以外は、図3と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は、実施の形態1と同様である。
周囲平均ΔCD演算工程(S118)において、周囲平均ΔCD演算部61は、当該フレーム領域と当該フレーム領域の周辺の複数のフレーム領域との全体での各線幅寸法ずれΔCD(線幅の差)の平均値(平均ΔCD)を演算する。具体的には、既に、フレーム領域毎の平均値(平均ΔCD)が求められているので、当該フレーム領域と当該フレーム領域の周辺の複数のフレーム領域との全体について、平均ΔCDを加算し、その平均値を演算する。例えば、当該フレーム領域を中心或いは中心付近(中心部)とする、例えば100×100個(x,y方向)のフレーム領域の合計1万個のフレーム領域についてそれぞれの平均ΔCDを加算し、その平均値を演算する。加算対象となるフレーム領域の範囲は、上述した1万個に限るものではない。少なくとも、当該フレーム領域と当該フレーム領域を取り囲む隣接する8つの周辺フレーム領域を用いる。周囲平均ΔCDは、黒部のx方向の周囲平均ΔCDを求める。同様に、黒部のy方向の周囲平均ΔCDを求める。同様に、白部のx方向の周囲平均ΔCDを求める。同様に、白部のy方向の周囲平均ΔCDを求める。以上のように、フレーム領域毎に、当該フレーム領域と当該フレーム領域の周辺の複数のフレーム領域との全体での周囲平均ΔCDを求める。
特異フレーム抽出工程(S120)として、抽出部62は、当該フレーム領域の平均値(平均ΔCD)が、周囲全体での各線幅寸法ずれの平均値(周囲平均ΔCD)に比べて閾値以上であるフレーム領域を、特異フレームとして抽出する。
以上のように、実施の形態2によれば、平均値を用いた統計的処理により、CDエラーとなるパターンが配置されている可能性が高い特異フレーム領域に検査領域を絞ることができる。よって、判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、対象フレーム領域を周辺のフレーム領域と比べることで、特異フレームを抽出したが、抽出方法はこれに限るものではない。実施の形態3では、それぞれ自己のフレーム領域内の統計的処理データを用いて、当該フレーム領域が特異フレームかどうかを判断する構成について説明する。実施の形態3において検査装置100の構成は、図1と同様である。
図12は、実施の形態3における比較回路の内部構成を示す図である。図12において、比較回路108内に、傾き演算部60及び平均ΔCD演算部56の代わりに、ヒストグラム作成部57が配置される点以外は、図2と同様である。また、ヒストグラム作成部57といった機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。
図13は、実施の形態3におけるパターン検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。図13において、実施の形態3におけるパターン検査方法では、平均ΔCD演算工程(S114)と傾き演算工程(S116)との代わりに、ヒストグラム作成工程(S115)が実施される点以外は、図3と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は、実施の形態1と同様である。
ヒストグラム作成工程(S115)として、ヒストグラム作成部57は、フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれΔCD(線幅の差)についてのヒストグラムを作成する。言い換えれば、ヒストグラム作成部57は、フレーム領域毎に、フレーム画像内の複数の図形パターンの各線幅寸法ずれΔCD(線幅の差)についてのヒストグラムを作成する。
図14は、実施の形態3におけるヒストグラムの一例を示す図である。ヒストグラムでは、度数(個数)が最も多い階級を中央にして、ヒストグラムを構成する複数の縦棒14が、通常、図14に示すように正規分布12を表す。図14では、縦軸にΔCD値の個数(度数)を示し、横軸にΔCD値(階級)を示す。通常、ΔCD値は、0となる場合が多く、ΔCD値が±それぞれ大きくなるにしたがってその個数が少なくなる場合が多い。よって、図14に示すように、例えば、ΔCD=0を中央として、±それぞれΔCD=1nm,2nm,3nm,・・・と横に広がっていく。或いは、かかる正規分布を示すヒストグラムが全体的に左右どちらかにシフトした構成になる。例えば、ΔCD=1nmを中央として、+側にΔCD=2nm,3nm,・・・と、−側にΔCD=1nm,0nm,−1nm,−2nmと、それぞれ横に広がっていく。かかるヒストグラムについて、黒部のx方向のヒストグラムを作成する。同様に、黒部のy方向のヒストグラムを作成する。同様に、白部のx方向のヒストグラムを作成する。同様に、白部のy方向のヒストグラムを作成する。以上のように、フレーム領域毎のヒストグラムを作成する。
特異フレーム抽出工程(S120)として、抽出部62は、正規分布から外れた線幅寸法ずれ量ΔCD(線幅の差)を有するヒストグラムが作成されたフレーム領域を、複数のフレーム領域の中から特異フレームとして抽出する。
図15は、実施の形態3におけるヒストグラムの他の一例を示す図である。図15のヒストグラムでは、ヒストグラムを構成する複数の縦棒14のうち、ΔCD=−2nmにおける縦棒16が特出している場合を示している。図15では、正規分布の裾(端部)の内側に縦棒16が特出している場合を示している。
図16は、実施の形態3におけるヒストグラムの他の一例を示す図である。図16のヒストグラムでは、ヒストグラムを構成する複数の縦棒14のうち、ΔCD=−5nmにおける縦棒16が特出している場合を示している。図16では、正規分布の裾(端部)の外側に縦棒16が特出している場合を示している。
ΔCDの値が大きい場合があってもヒストグラムが正規分布を示す場合には、統計的に測定誤差を示すと解釈できる。逆に、正規分布から外れた特出する縦棒16が生じるヒストグラムでは、単なる測定誤差ではなく、CDエラーとなるパターンのエッジペアが多く存在することを示すと解釈できる。よって、例えば、図15、或いは図16に示すような正規分布から外れた特出する縦棒16が生じるヒストグラムを構成するフレーム領域では、統計的見地からCDエラーとなるパターンのエッジペアが多く存在することを示す。よって、CDエラーとなるパターンが存在することを示す。逆に、正規分布を示すヒストグラムを構成するフレーム領域には、中央値をΔCD=0とせずに全体的に左右どちらかにシフトする正規分布を示すヒストグラムを構成する場合を含めて、統計的見地からCDエラーとなるパターンが存在する可能性が低いことを示している。そこで、実施の形態1では、正規分布から外れたΔCDを有するヒストグラムが作成されたフレーム領域を特異フレームとして抽出する。
以上のように、実施の形態3では、それぞれ自己のフレーム領域内の統計的処理データを用いて、当該フレーム領域が特異フレームかどうかを判断する。
また、以上のように、実施の形態3によれば、ヒストグラムを用いた統計的処理により、CDエラーとなるパターンが配置されている可能性が高い特異フレーム領域に検査領域を絞ることができる。よって、判定閾値を厳しくしながら高精度にCDエラー検査を行うことができる。例えば、図16の例では、従来、検査領域10全体でのCD検査を想定して、閾値を10nmに設定していた場合には、図16に示す「−5nm」はCDエラーとして検出されないことになる。しかし、ここでは、特異フレームとして、「−5nm」という正規分布から外れたΔCDを有することが分かっているので、閾値を4nmに設定すれば、CDエラーとして検出できる。
ここで、マスクからウェハへの縮小率が4倍の光学系を用いて、ハーフピッチHPが12nmの1:1ラインアンドスペースパターンをダブルパターニングで転写する場合を想定する。画素サイズを例えば50nmとして、フレーム領域を512×512画素で構成する。フレーム領域内全体がラインアンドスペースパターンとする。また、検出したい欠陥パターンの長さが500nmでその長さのCDエラーを3.5nmとして、パターンの描画ノイズ(エッジラフネス)が±2nm(3σ)とする。かかる場合に、HPが12nmでダブルパターンニングによる4倍縮小なので、12nm×4×2×2=192nmとなる。フレーム(512×512画素)の画像の縦横の大きさは、(50×512)nm、白黒のラインアンドスペースの数は、(50×512)/192、これをライン毎に計測するので、黒部と白部の位置ずれ算出個数は、それぞれ、概略68267個(68267≒512×(512×50)/192となる。また、長さが500nmの欠陥パターン(ΔCD=3nm)では、黒部と白部でそれぞれエッジペアが500/50≒10個存在することになる。ヒストグラムを1nm刻みで作成した場合、エッジラフネスが3σで±2nmとするとき、正規分布に従った場合、0〜1nmに入るデータ個数は、29573個(1.5σ)、1〜2nmに入るデータ個数は、4472個(1.5σ〜3σ)、2〜3nmに入るデータ個数は、86個(3σ〜4.5σ)、3nm以上に入るデータ個数は、2個となる。よって、黒部の+3〜4nmに入るデータ個数は、欠陥が無く正規分布に従った場合2個前後となる。検出したいCDエラーのエッジペアは約10個存在するので、十分に特徴点として検出可能となる。
以上の説明において、「〜回路」或いは「〜工程」と記載したものは、電子回路等のハードウェアで構成することができる。或いは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。例えば、演算制御部を構成するテーブル制御回路114、展開回路111、参照回路112、比較回路108等は、電気的回路で構成されていても良いし、制御計算機110によって処理することのできるソフトウェアとして実現してもよい。また電気的回路とソフトウェアの組み合わせで実現しても良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態では、照明光学系170として、透過光を用いた透過照明光学系を示したが、これに限るものではない。例えば、反射光を用いた反射照明光学系であってもよい。或いは、透過照明光学系と反射照明光学系とを組み合わせて、透過光と反射光を同時に用いてもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、検査装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのパターン検査装置及びパターン検査方法は、本発明の範囲に包含される。
10 検査領域
20 検査ストライプ
22 フレーム画像
23 周辺フレーム
50 フレーム分割部
52 エッジペア検出部
54 CD測定部
56 平均ΔCD演算部
58 ΔCD演算部
60 傾き演算部
61 周囲平均ΔCD演算部
62 抽出部
63,66,68 メモリ
64 CD比較部
100 検査装置
101 試料
102 XYθテーブル
103 光源
104 拡大光学系
105 フォトダイオードアレイ
106 センサ回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 展開回路
112 参照回路
113 オートローダ制御回路
114 テーブル制御回路
115 磁気テープ装置
116 FD
117 CRT
118 パターンモニタ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザ測長システム
123 ストライプパターンメモリ
150 光学画像取得部
160 制御系回路
170 照明光学系

Claims (5)

  1. 被検査試料の検査領域が仮想分割された複数のフレーム領域のフレーム領域毎に、当該フレーム領域に配置される複数の図形パターンの光学画像を取得する工程と、
    フレーム領域毎に、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法を測定する工程と、
    フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれの平均値を演算する工程と、
    前記平均値を用いて、それぞれ当該フレーム領域の周辺のフレーム領域と比較することによって、前記複数のフレーム領域の中から特異フレームを抽出する工程と、
    前記特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法の寸法欠陥を検査する工程と、
    を備えたことを特徴とするパターン検査方法。
  2. 当該フレーム領域から隣接するフレーム領域への平均値の変化率が閾値以上のフレーム領域を、前記特異フレームとして抽出することを特徴とする請求項1記載のパターン検査方法。
  3. 当該フレーム領域を取り囲む8つの周辺フレームと当該フレーム領域とを比較することによって、前記特異フレームを抽出することを特徴とする請求項1又は2記載のパターン検査方法。
  4. 当該フレーム領域と当該フレーム領域の周辺の複数のフレーム領域との全体での各線幅寸法ずれの平均値を演算する工程をさらに備え、
    当該フレーム領域の平均値が、前記全体での各線幅寸法ずれの平均値に比べて閾値以上であるフレーム領域を、前記特異フレームとして抽出することを特徴とする請求項1記載のパターン検査方法。
  5. 被検査試料の検査領域が仮想分割された複数のフレーム領域のフレーム領域毎に、当該フレーム領域に配置される複数の図形パターンの光学画像を取得する工程と、
    フレーム領域毎に、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法を測定する工程と、
    フレーム領域毎に、当該フレーム領域に対応する参照画像内の複数の図形パターンの線幅寸法に対する、当該フレーム領域の光学画像内の複数の図形パターンの線幅寸法の各線幅寸法ずれについてのヒストグラムを作成する工程と、
    正規分布から外れた線幅寸法ずれ量を有するヒストグラムが作成されたフレーム領域を、前記複数のフレーム領域の中から特異フレームとして抽出する工程と、
    前記特異フレームに対して、特異フレーム内の複数の図形パターンの線幅寸法の寸法欠陥を検査する工程と、
    を備えたことを特徴とするパターン検査方法。
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