JP2014205835A - ガラス表面への接着テープの接着性を改善するための黒色シランプライマー - Google Patents
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Abstract
感圧接着テープと親水性表面、特にガラスなどとの間の付着を良好に促進することができ、同時に、不透明なプライマー層が得られるようなプライマーの良好な着色を保証する、1種または複数の溶剤に溶解または分散している混合物を含むプライマーを提供すること。
【解決手段】
1種または複数の溶剤に溶解または分散している混合物を含むプライマーであって、混合物が、ビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドン、ならびに以下のモノマー:
a)アルコールのアルキル基中に2〜10個の炭素原子を有する直鎖の第一級アルコールのアクリル酸エステル、
b)アルコールのアルキル基中に4〜12個の炭素原子を有する分枝状で非環状のアルコールのアクリル酸エステル、
c)アクリル酸
のうちの1種または複数を含んでなる、共重合、好ましくはラジカル共重合によって得られるコポリマーと、
1種または複数の有機官能性シランと、
金属錯体染料またはスピネル型の金属酸化物染料とを含んでなるプライマー。
【選択図】なし
Description
ビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドン、ならびに以下のモノマー:
a)アルコールのアルキル基中に2〜10個の炭素原子を有する直鎖の第一級アルコールのアクリル酸エステル、
b)アルコールのアルキル基中に4〜12個の炭素原子を有する分枝状で非環状のアルコールのアクリル酸エステル、
c)アクリル酸
のうちの1種または複数を含んでなる、共重合、好ましくはラジカル共重合によって得られるコポリマーと、
1種または複数の有機官能性シランと、
金属錯体またはスピネル型の金属酸化物をベースとする染料または着色顔料とを含んでなるプライマーに関する。
ビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドン、ならびに以下のモノマー:
a)アルコールのアルキル基中に2〜10個の炭素原子を有する直鎖の第一級アルコールのアクリル酸エステル、
b)アルコールのアルキル基中に4〜12個の炭素原子を有する分枝状で非環状のアルコールのアクリル酸エステル、
c)アクリル酸
のうちの1種または複数の、好ましくはラジカル共重合することによって得られる少なくとも1種のコポリマーを含むことであり、その際、ビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドン、ならびに成分a)〜c)の合計は有利には、数種のコポリマーのそれぞれで、そのコポリマーの100質量パーセントを占める。
上述の組成によるプライマーは、特にガラスに、しかしその他の多くの親水性表面、例えばセラミックなどにも、優れた付着性を有する。極性の感圧接着剤を備えた、特に、アクリル酸エステルおよびアクリル酸からなるコポリマーをベースとする感圧接着剤を備えた接着テープは、このプライマーに非常に良く付着する。付着性が優れていることは、この場合に接着テープが主として破壊、つまり接着テープ内での割裂によってでしか剥離できないことで示される。プライマーでコーティングされた下地に接着された接着テープの、温度が60℃〜90℃で同時に相対湿度が80%以上であることを伴う何週間かの湿熱貯蔵または空気調節変化下での貯蔵の後でも、接着テープは主としてそれ自体の破壊によってでしか剥離できない。さらに、このプライマーは不透明に着色されている。そのことによって例えば、接着テープの色に関わらず、全体で黒色の接着面を提供する不透明な黒色プライマー層を製造することが可能であるので、ガラスに貼付した際の色印象は、接着テープ上のガラス表面を通して見た場合に黒色である。僅か約5μmから10μmの層厚でも既に不透明性を達成することができる。
プライマー中に含有されているコポリマーの感圧接着性を特徴づけるため、動的機械分析(DMA)を用いて貯蔵弾性率G’および損失弾性率G”の決定を行った。
G’=τ/γ・cos(δ)(τ=ずり応力、γ=変形、δ=位相角=ずり応力ベクトルと変形ベクトル間の位相ずれ)。
G”=τ/γ・sin(δ)(τ=ずり応力、γ=変形、δ=位相角=ずり応力ベクトルと変形ベクトル間の位相ずれ)。
角周波数の定義はω=2π・f(f=周波数)である。単位はrad/secである。
接着力は、PSTC−101に依拠して室温で決定した。この方式に基づき、最初にプライマーを基材(下地)に薄く塗布した。これは、基材にプライマーを刷毛で塗ることによって行われた。溶剤の蒸発後、このときには層厚が約3μm〜10μmのプライマーを有している下地に、測定すべき接着細長片(接着テープ)を施した(接着した)。これに関しては、プライマーでコーティングされた寸法50mm×125mm×1.1mmの下地に、規定の幅(標準:20mm)の接着テープ細長片を、5kgのスチールローラを上で10回転がして押すことにより接着した。
貼付の空気調節負荷耐性を確定するため、本発明によるプライマーでコーティングされた基材およびその上に接着された接着テープからなる複合体を、選択された空気調節条件で貯蔵した。
貯蔵b):4時間−40℃、4時間加熱/冷却、4時間80℃/相対湿度80%のサイクルでの2週間の空気調節変化下での貯蔵
貯蔵時間が終了した後、トリクロル酢酸でエッチング加工された23μm厚のポリエステルフィルムで裏面を補強した試料に、23℃および相対湿度50%の空気調節された空間内で、それぞれ引き剥がし角度90°および引き剥がし速度300mm/分での接着力試験を行った。
Kontron社のUV/VISスペクトロメーターUVIKON 923を用いて、190〜850nmの波長範囲で、光透過率の測定を行った。
静的ガラス転移温度の決定は、DIN53765に基づく示差走査熱量測定によって行われる。ガラス転移温度Tgについての表示は、個々の場合において別の記載がなければ、DIN53765:1994−03に基づくガラス転移温度の値Tgに関している。加熱曲線は、加熱速度10K/分で延びている。穴のあいた蓋を備えたAlるつぼ内で、かつ窒素雰囲気中でサンプルを測定する。第2の加熱曲線を分析する。ガラス転移温度はサーモグラムにおける変曲点として認識可能である。
平均分子量Mwまたは平均分子量MNおよび多分散度Dの決定は、ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)によって行われた。溶離液として、0.1体積%のトリフルオロ酢酸を含むTHFが用いられた。測定は25℃で行った。プレカラムとして、PSS−SDV、5μm、103Å(10−7m)、ID8.0mm×50mmを使用した。分離のために、カラムPSS−SDV、5μm、103Å(10−7m)、105Å(10−5m)、および106Å(10−4m)が、それぞれID8.0mm×300mmで用いられた。試料濃度は4g/lであり、貫流量は1分当たり1.0mlであった。PMMA標準に対して測定された。
固体含有率は、ポリマー溶液中の蒸発不能成分の割合に関する尺度である。固体含有率は重量測定法で決定され、これは、溶液を量り入れ、その後に、乾燥庫内で2時間、120℃で、蒸発可能な部分を蒸発させ、再び残留物の重さを量ることによって行われる。
K値は、高重合体物質の平均分子サイズに関する尺度である。測定のため、トルエンに溶かした1パーセント(1g/100ml)のポリマー溶液を製造し、VOGEL−OSSAG粘度計によりこの溶液の動粘性を決定した。トルエンの粘度に基づく規格化により相対的な粘度が得られ、この粘度からフィケンチャー法に基づいてK値を算定することができる(Polymer 8/1967、381頁以降(非特許文献2))。
試験接着テープ1を製造するための例示的なポリアクリレート感圧接着剤1を次のように製造した。ラジカル重合のために慣用の反応器に、2−エチルヘキシルアクリレート54.4kg、メチルアクリレート20.0kg、アクリル酸5.6kg、およびアセトン/イソプロパノール(94:6)53.3kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間導通させた後に、反応器を58℃に加熱し、Vazo67 40gをアセトン400g中に溶解させて添加した。続いて外側の加熱浴を75℃に加熱し、この外側温度で一定にして反応を実施した。1時間後に新たにVazo67 40gをアセトン400g中に溶解させて加え、4時間後にアセトン/イソプロパノール混合物(94:6)10kgで希釈した。
三層の試験接着テープ2の真ん中の層を製造するための例示的なポリアクリレート感圧接着剤2Aを次のように製造した。
ラジカル重合のために慣用の100Lガラス反応器に、N−ビニルカプロラクタム12.0kg、ブチルアクリレート28.0kg、およびアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)26.7kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間導通させた後に、反応器を58℃に加熱し、AIBN30gを添加した。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、この外側温度で一定にして反応を実施した。1時間の反応時間の後に、再び、AIBN30gを添加した。4時間および8時間後に、それぞれアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)混合物10.0kgで希釈した。残留開始剤を少なくするために、8時間後および10時間後にそれぞれビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート90gを添加した。24時間の反応時間の後に、反応を中断し、室温まで冷却した。ポリアクリレートを、アセトンで固体含有率34.9質量パーセントに希釈した。こうして得られた溶液がプライマー用感圧接着剤1である。
ラジカル重合のために慣用の100Lガラス反応器に、N−ビニルカプロラクタム8.0kg、2−エチルヘキシルアクリレート32.0kg、およびアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)26.7kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間導通させた後に、反応器を58℃に加熱し、AIBN30gを添加した。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、この外側温度で一定にして反応を実施した。1時間の反応時間の後に、再び、AIBN30gを添加した。4時間および8時間後に、それぞれアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)混合物10.0kgで希釈した。残留開始剤を少なくするために、8時間後および10時間後にそれぞれビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート90gを添加した。24時間の反応時間の後に、反応を中断し、室温まで冷却した。ポリアクリレートを、アセトンで固体含有率34.9質量パーセントに希釈した。こうして得られた溶液がプライマー用感圧接着剤2である。
ラジカル重合のために慣用の100Lガラス反応器に、N−ビニル−2−ピロリドン8.0kg、ブチルアクリレート32kg、およびアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)26.7kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間導通させた後に、反応器を58℃に加熱し、AIBN30gを添加した。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、この外側温度で一定にして反応を実施した。1時間の反応時間の後に、再び、AIBN30gを添加した。4時間および8時間後に、それぞれアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)混合物10.0kgで希釈した。残留開始剤を少なくするために、8時間後および10時間後にそれぞれビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート90gを添加した。24時間の反応時間の後に、反応を中断し、室温まで冷却した。ポリアクリレートを、アセトンで固体含有率34.9質量パーセントに希釈した。こうして得られた溶液がプライマー用感圧接着剤3である。
ラジカル重合のために慣用の100Lガラス反応器に、ブチルアクリレート15.6kg、2−エチルヘキシルアクリレート24.4kg、およびアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)26.7kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間導通させた後に、反応器を58℃に加熱し、AIBN30gを添加した。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、この外側温度で一定にして反応を実施した。1時間の反応時間の後に、再び、AIBN30gを添加した。4時間および8時間後に、それぞれアセトン/特殊ベンジン60/95(1:1)混合物10.0kgで希釈した。残留開始剤を少なくするために、8時間後および10時間後にそれぞれビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート90gを添加した。24時間の反応時間の後に、反応を中断し、室温まで冷却した。ポリアクリレートを、アセトンで固体含有率34.9質量パーセントに希釈した。こうして得られた溶液がプライマー用感圧接着剤4である。
例1
プライマーの組成
プライマーの組成
プライマーの組成
プライマーの組成
プライマーの組成
プライマーの組成
プライマーの組成
Claims (15)
- 1種または複数の溶剤中に溶解または分散している混合物を含むプライマーであって、混合物が、
ビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドン、ならびに以下のモノマー:
a)アルコールのアルキル基中に2〜10個の炭素原子を有する直鎖の第一級アルコールのアクリル酸エステル、
b)アルコールのアルキル基中に4〜12個の炭素原子を有する分枝状で非環状のアルコールのアクリル酸エステル、
c)アクリル酸
のうちの1種または複数を含んでなる、共重合、好ましくはラジカル共重合によって得られるコポリマーと、
1種または複数の有機官能性シランと、
金属錯体またはスピネル型の金属酸化物をベースとする染料または着色顔料とを含んでなるプライマー。 - コポリマーが感圧接着剤であることを特徴とする、請求項1に記載のプライマー。
- コポリマーが追加的に、モノマーの合計に対して10質量パーセントまでのさらなる共重合性モノマーを含有することを特徴とする、請求項1または2に記載のプライマー。
- コポリマーが、コポリマーのモノマー全ての合計に対して最大50質量パーセント、好ましくは最大40質量パーセントのビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドンを含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載のプライマー。
- コポリマーが、コポリマーのモノマー全ての合計に対して少なくとも15質量パーセント、好ましくは少なくとも20質量パーセントのビニルカプロラクタムおよび/またはビニルピロリドンを含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載のプライマー。
- コポリマーが、コポリマーのモノマー全ての合計に対して最大20質量パーセント、好ましくは最大10質量パーセント、特に好ましくは0質量パーセントのアクリル酸を含有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載のプライマー。
- コポリマーを構成しているモノマーのうちの1種がブチルアクリレートであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載のプライマー。
- 有機官能性シランが、グリシドキシ官能性またはアミノ官能性またはビニル官能性であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載のプライマー。
- 金属錯体または金属酸化物をベースとする染料または着色顔料が、黒色、好ましくはCAS番号117527−94−3を有するクロム錯体染料であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載のプライマー。
- 金属錯体または金属酸化物をベースとする染料または着色顔料が、黒色、好ましくはCAS番号68186−91−4を有する亜クロム酸銅黒色スピネルであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載のプライマー。
- 溶剤がイソプロパノールまたは他のアルコールであるか、またはイソプロパノールまたは他のアルコールを含有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載のプライマー。
- 1種または複数の溶剤中に溶解または分散している混合物のコポリマーの濃度が、1種または複数の有機官能性シランの濃度よりも高いことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載のプライマー。
- 1種または複数の溶剤中に溶解または分散している混合物のコポリマーの濃度が、1.0質量パーセント以上30.0質量パーセント以下、好ましくは2.0質量パーセント以上20.0質量パーセント以下、特に好ましくは3.0質量パーセント以上10.0質量パーセント以下であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一つに記載のプライマー。
- 1種または複数の溶剤中に溶解または分散している混合物中における染料または着色顔料の濃度が、1種または複数の有機官能性シランの濃度よりも高い、好ましくはコポリマーの濃度よりも高い、特に好ましくは、1種または複数の有機官能性シランおよびコポリマーを合わせた濃度よりも高いことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載のプライマー。
- 付着促進層を製造するための、請求項1〜14のいずれか一つに記載のプライマーの使用。
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