JP2014205575A - 車椅子専用エレベータ - Google Patents
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Abstract
Description
また、先行技術として、車椅子利用者が車椅子利用者用操作盤を使用すると、より安全なオペレーションに切換えられ、車椅子利用者以外の人が車椅子利用者用操作盤を使用しても通常のオペレーションを維持することにより、安全で、しかも不必要な遅れの生じることのない最適な運転を可能とするエレベータシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1はこの発明の実施例1における車椅子専用エレベータの全体構成を示すシステム構成図、図2は車椅子専用エレベータの動作フローを説明するためのフローチャートである。
そして、マルチビームドアセンサ2が検出したドアの間を通過する乗客や物体の中から、車椅子利用者が通過したか否かを、車椅子検出装置10により検出する。また、かご内監視カメラ5により、かご1内の床面に対して一定以上、車椅子等で床面が覆われているか否かを検出し、床面が覆われていることを検出した場合は、かご1内に車椅子利用者が存在すると判断する。この場合、車椅子利用者又はその同伴者によるかご内行き先登録ボタン3の登録を可能とする。一方、かご1内の床面が車椅子等で覆われていないことを検出した場合は、かご1内に車椅子利用者が存在しないと判断する。この場合、一般乗客によりかご内行き先登録ボタン3が押し下げられると、かご内スピーカー4から、例えば、「このエレベータは車椅子専用です。車椅子利用者と同伴者のみが利用可能です。」という、一般乗客に降車を促す音声アナウンスを再生し報知するとともに、一般乗客によるかご内行き先登録ボタン3の登録が行えないようにする。
車椅子利用者又はその同伴者によるかご内行き先登録ボタン3の呼びが登録されると、エレベータは車椅子専用運転を開始し、走行中は乗場呼びを禁止し応答しない。そして、かご1が目的階に到着してドアの戸開後、マルチビームドアセンサ2及び車椅子検出装置10により、車椅子利用者が通過したことを検出し、かご内監視カメラ5により、かご1内の床面に対して一定以上、車椅子等で床面が覆われていることを検出しない場合、換言すれば、かご1内の床面が車椅子等で覆われていないことを検出した場合は、かご1内に車椅子利用者が存在しないと判断され、かご内行き先登録ボタン3の登録ができなくなる。なお、マルチビームドアセンサ2及び車椅子検出装置10による車椅子利用者の検出には、万一の故障が考えられ、またかご内監視カメラ5によるかご1内の床面が一定以上覆われているか否かの検出には、車椅子以外の物体で覆われていることが考えられる。
乗場に設置された車椅子呼びボタン(図示せず)が操作されて登録されると、車椅子専用エレベータがその乗場に配車される。かご呼びが登録されると(ステップS1)、マルチビームドアセンサ2により、ドアの間を通過する乗客や物体の中から、車椅子利用者が通過したか否かを検出し(ステップS2)、車椅子の進入が検出されると、かご内監視カメラ5により、車椅子等で床面の大半が覆われているか否かを判断し(ステップS3)、床面の大半が覆われていることを検出した場合は、かご1内に車椅子利用者が存在すると判断し、エレベータは車椅子専用運転の走行を開始し、走行中は乗場呼びを禁止し応答しない(ステップS4)。その後、かご1は目的階に到着する(ステップS5)。かご1が目的階に到着すると、ドアの戸開後、マルチビームドアセンサ2及び車椅子検出装置10により、車椅子利用者が通過したことを検出し、かご内監視カメラ5により、かご1内の床面に対して一定以上、車椅子等で床面が覆われていることを検出しない場合は、かご1内に車椅子利用者がいないと判断され、かご内行き先登録ボタン3の登録ができなくなる。また、車椅子専用エレベータの運転中は、ステップS2でマルチビームドアセンサ2により、車椅子の進入が検出されなかった場合、ステップS3でかご内監視カメラ5により、床面の大半が覆われていないことを検出した場合は、一般乗客によりかご内行き先登録ボタン3が押し下げられると、かご内スピーカー4から、例えば、「このエレベータは車椅子専用です。車椅子利用者と同伴者のみ利用可能です。」という、一般乗客に降車を促す音声アナウンスを再生し報知する(ステップS6)。また、一般乗客によるかご内行き先登録ボタン3の登録が行えないようにする。
また、複数台のエレベータが設置されたマルチカーの場合、乗場の車椅子呼びボタンは、1回の押し下げで点滅し、何もしないと通常の呼びボタンが登録され、車椅子対応以外の他の号機エレベータが配車されるようにし、乗場の車椅子呼びボタンが再度押し下げられると、車椅子呼びを登録可能とすることで、車椅子呼びを作りにくくすることも可能である。
Claims (4)
- エレベータのかごと、
前記かごの出入口のドアに設けられ、車椅子利用者の通過の有無を検出するマルチビームセンサと、
前記かご内に設けられたかご内監視カメラと、
前記かご内に設けられたかご内スピーカーと、
前記かご内に設けられたかご内行き先登録ボタンと、
前記マルチビームセンサが検出した車椅子利用者の情報から車椅子が通過したか否かを検出する車椅子検出装置と、
前記かご内監視カメラが撮影した映像を解析し、かご内の床面が車椅子で一定以上覆われているか否かを検出して、車椅子利用者の存在を検出する画像認識装置とを備え、
前記車椅子検出装置により車椅子の通過が検出され、かつ前記画像認識装置により車椅子利用者の存在が検出された場合、車椅子利用者又はその同伴者による前記かご内行き先登録ボタンの登録を可能とし、前記車椅子検出装置により車椅子の通過が検出されない場合又は前記画像認識装置により車椅子利用者が検出されない場合、前記かご内行き先登録ボタンの登録を行えないようにすることを特徴とする車椅子専用エレベータ。 - 車椅子検出装置により車椅子の通過が検出されない場合又は画像認識装置により車椅子利用者が検出されない場合、かご内行き先登録ボタンの登録を行えないようにし、前記かご内行き先登録ボタンが押し下げられると、かご内スピーカーから、降車を促す報知を行うことを特徴とする請求項1記載の車椅子専用エレベータ。
- エレベータのかごと、
前記かごの出入口のドアに設けられ、車椅子利用者の通過の有無を検出するマルチビームセンサと、
前記かご内に設けられたかご内監視カメラと、
前記かご内に設けられたかご内スピーカーと、
前記かご内に設けられたかご内行き先登録ボタンと、
前記マルチビームセンサが検出した車椅子利用者の情報から車椅子が通過したか否かを検出する車椅子検出装置と、
前記かご内監視カメラが撮影した映像を解析し、かご内の床面が車椅子で一定以上覆われているか否かを検出して、車椅子利用者の存在を検出する画像認識装置とを備え、
前記車椅子検出装置により車椅子の通過が検出され、かつ前記画像認識装置により車椅子利用者の存在が検出された場合、車椅子利用者又はその同伴者による前記かご内行き先登録ボタンの登録を可能とし、前記車椅子検出装置により車椅子の通過が検出されず、かつ前記画像認識装置により車椅子利用者が検出されない場合、前記かご内行き先登録ボタンの登録を行えないようにすることを特徴とする車椅子専用エレベータ。 - 車椅子検出装置により車椅子の通過が検出されず、かつ画像認識装置により車椅子利用者が検出されない場合、かご内行き先登録ボタンの登録を行えないようにし、前記かご内行き先登録ボタンが押し下げられると、かご内スピーカーから、降車を促す報知を行うことを特徴とする請求項3記載の車椅子専用エレベータ。
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KR101992578B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2019-06-25 | 홍석구 | 버스정류장 |
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2013
- 2013-04-16 JP JP2013085689A patent/JP6089909B2/ja active Active
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