JP2014205227A - 基板の両面研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サファイア等の基板を反りの発生なく研削する。【解決手段】基板Wを両面から研削する両面研削装置である。前記両面研削装置1は、それぞれの研削面が対向するように横方向に設けられると共にその少なくとも一方が水平動することで互いに接近離反動自在な2連の研削ヘッド21a、21bと、円盤状に形成され、その円周方向に複数の基板保持孔39が設けられると共に前記両研削ヘッド21a、21bの間に位置するターンレット31とを備える。前記ターンレット31は、前記基板Wを供給する供給部34と前記基板Wを前記両研削ヘッド21a、21bで挟持される研削部35とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、サファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライド等の基板を両面から研削する基板の両面研削装置に関する。
従来から、シリコン等のウエハが研削ヘッドで片面ずつ研削され、薄厚化されている。また、最近ではLEDの需要拡大から、そのベース基板となるサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライド等の基板も上記同様に研削されている。
上記は、上下方向に沿って設けられた研削ヘッドと、その研削ヘッドに対向するテーブルを備え、該テーブル上にウエハを吸着保持し、前記研削ヘッドの回転と前記テーブルの回転により前記ウエハを研削するものである(例えば特許文献1)。
特開2011−44472号公報
しかしながら、特許文献1のように片面ずつ研削ヘッドでウエハを研削する方法は、ウエハを研削した際にウエハに歪が発生し、前記テーブルからウエハの吸着を解放した際にその歪によりウエハが反る問題があった。また、前記反ったウエハをテーブルに吸着保持し、反対側の面を研削すると、その反りを矯正した際の歪により厚みにばらつきが生じる問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
請求項1の発明は、基板を両面から研削する両面研削装置において、
それぞれの研削面が対向するように且つ該研削面が鉛直方向となるように設けられると共にその少なくとも一方が水平動することで互いに接近離反動自在な2連の研削ヘッドと、
円盤状に形成され、その円周方向に複数の基板保持孔が設けられると共に前記研削ヘッドの間に位置する回転自在なターンレットとを備え、
前記ターンレットは、前記基板保持孔に少なくとも前記基板を供給する供給部と前記基板を前記両研削ヘッドで挟持される研削部とが配され、前記基板を研削するごとに順次回転して前記基板供給部から基板研削部に基板を送り込むようにした構成を採用した基板の両面研削装置である。
請求項2の発明は、前記基板がサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライドのいずれかである構成を採用した請求項1に記載の基板の両面研削装置である。
は、本発明の基板の両面研削装置の全体斜視図である。 は、本発明の基板の両面研削装置の側面図である。 は、本発明の基板の両面研削装置のインデックス部の斜視図である。 は、本発明の基板の両面研削装置のインデックス部の模式図である。
本発明の基板の両面研削装置の一実施形態について図1乃至図4に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の基板Wの両面研削装置1の全体斜視図である。前記両面研削装置1は、本体機枠上に機台2が設けられ、この機台2上の中央にターンレット部30が立設されている。また、このターンレット部30の一部を挟むように2連のヘッド保持部10a、10bが左右対称に設けられている。なお、前記ヘッド保持部10a、10bの構造は、同一であるので、共通部分は一方についてのみ説明する。
前記機台2上には、2枚の支持板3がそれぞれ3本の支持軸8上に螺合したナット部材12を介して支持されている。前記支持軸8は、三角形状に配置され、前記ナット部材12には図示しない球面座金が内蔵されている。従って、前記支持板3は、前記ナット部材12のそれぞれを調整することで水平方向の傾斜の調整が可能になっている。なお、調整度合は、ナット部材12の近傍に設けたゲージ13によって適宜行なえば良い。
また、支持板3上には、水平方向に回動可能なヘッド保持板11が設けられ、図示しない回転軸に軸支されている。また、ヘッド保持板11の両側には軸9、9が設けられ、前記軸9、9のそれぞれは支持板3上にブラケットを介して固定されたナット部材5が螺合している。従って、前記ナット部材5を調整することでヘッド保持板11は、水平方向の角度が調整可能になっている。この角度は、ナット部材5の近傍に設けられたゲージ6に従って調整すれば良い。
前記ヘッド保持板11は、その上面の長手方向に沿って2本のレール14、14が敷設されている。また、前記ヘッド保持板11上には、ヘッドブロック20が設けられ、該ヘッドブロック20の下面に設けた複数のスライドガイド15が前記レール14、14のそれぞれに摺動可能に嵌合している。従って、前記ヘッドブロック20は、前記レール14に沿って水平動が可能になっている。
また、前記レール14、14間でヘッド保持板11の一端にはモータ16が固定されており、このモータ16のモータ軸には前記レール14と平行にボールネジ17が設けられている。前記ボールネジ17はヘッドブロック20に設けられた図示しないナット部材と螺合しており、前記モータ16を駆動することで前記ヘッドブロック20は、水平動するようになっている。
前記ヘッドブロック20は、その上部に図示しないスピンドルが水平方向に沿って軸支されている。このスピンドルの装置中央側の一端には、研削ホイール21が固定されている。また、前記スピンドルの他端側にはヘッドブロック20を介して従動プーリ25が軸止されている。また、前記ヘッドブロック20上にはモータ26が固定されており、このモータ軸に駆動プーリ23が軸止されている。前記駆動プーリ23と従動プーリ25にはベルト24が掛け渡され、前記モータ26を駆動することで前記研削ホイール21が回転するようになっている。
また、前記研削ホイール21の研削面側にはダイヤモンド砥粒で形成された砥石22が設けられている。前記砥石22は、適宜、研削する基板Wの硬度や材質に応じて適宜配置や材質のものが選択できる。また、前記砥粒22の粗さも仕上げる基板Wの面粗度に応じて、適宜の粒径のものが選択できる。前記ヘッドブロック20は、2連設けられ、それぞれの研削ホイール21aと21bが砥石面を互いに対向するように配置されている。
前記ターンレット部30は、機台2上の長手方向と垂直に設けられた支持枠37上に立設されており、このターンレット部30は、円盤状のターンレット31を有している。前記支持枠37上の上面には2本のレール33、33が設けられており、前記レール33にスライドガイド40を介して支持板41が設けられている。また、この支持板41に立設された支持枠32に前記ターンレット31が回転可能に軸支されている。
前記支持板41は、図示しない適宜の駆動源により、前記レール33に沿って移動するようになっており、この移動に伴ってターンレット部30は、機台2の長手方向と垂直に移動するようになっている。
前記ターンレット31は、その中心が、図示しない回転軸を介して支持枠32に軸支されており、この回転軸の一端はモータ38に接続されている。従ってモータ38を駆動することで前記ターンレッド31は、支持枠32に対して回転するようになっている。
前記ターンレット31は、図4のようにその外周に沿って基板Wとほぼ同径の基板保持孔39が複数設けられている。この基板保持孔39には、基板Wが供給され、嵌合保持されるようになっている。
また、ターンレット31の基板保持孔39は、図4のハッチ部が基板Wの供給される基板供給部34となっており、この基板保持孔39から180°回転した位置に基板研削部35が設定されている。そして、前記基板研削部35が研削ヘッド21a、21bの間に位置するようになっている。
また、図1乃至図3のようにターンレット31が回転する際に基板保持孔39から基板Wが脱落しないように支持枠32には、前記ターンレット31の円周方向に沿ってカバー36がターンレット31の両面に設けられている。前記ターンレット31が回転する際には、前記カバー36に基板Wが保持されながら回転するので基板Wは、ターンレット31から脱落しない。
本発明の基板の両面研削装置の構成は以上であり、次に本発明の基板の両面研削装置での基板の研削方法について以下に説明する。
図4のように、図示ハッチ部の基板供給部34に適宜の手段で基板Wを供給し、該基板供給部34に位置する基板保持孔39にサファイア等の基板Wを装着保持させる。
上記と同様に先に保持された基板Wがターンレット31の回転により基板研削部35に位置すると、前記ヘッド保持部10a、10bがそれぞれ接近するようにモータ16が駆動される。なお、研削前に前記ベース板3とヘッド保持板11のナット部材12、ナット部材5を調整して研削ホイール21a、21bの角度を調整しておく。
研削ホイール21a、21bをモータ26の駆動により回転させながら、基板研削部35に位置した基板Wを研削ホイール21a、21bの砥石面に挟持させると共に適宜ターンレット31をレール33に沿って揺動運動させることで基板Wを両面から同時に研削する。
このように両面から基板Wを研削することで、歪を発生させずに基板Wを研削することができる。研削が終わると、順次ターンレット31を回転させて基板Wを順次研削し、基板供給部34に研削済みの基板Wが位置すると、基板Wを取り出す。
以上が、本発明の基板の両面研削装置の一実施形態である。なお、本発明は適宜、発明の範囲に応じて変更が可能である。
本発明の実施形態においては、研削ヘッドの角度をナット部材で調整するようにしたが、適宜駆動源を設け、自動で調整可能とすることもできる。
W 基板
1 両面研削装置
2 機台
3 ベース板
4 ナット部材
5 ナット部材
6 ゲージ
7 ゲージ
10a ヘッド保持部
10b ヘッド保持部
11 ヘッド保持板
12 ナット部材
13 ゲージ
14 レール
15 スライドガイド
16 モータ
17 ボールネジ
20 ヘッドブロック
21a 研削ホイール
21b 研削ホイール
22 砥石
23 駆動プーリ
24 ベルト
25 従動プーリ
26 モータ
30 ターンレット部
31 ターンレット
32 支持枠
33 レール
34 基板供給部
35 基板研削部
36 保持カバー
37 支持枠
38 モータ
39 保持孔
40 スライドガイド
41 支持板
本発明は、サファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライド等の基板を両面から研削する基板の両面研削装置に関する。
従来から、シリコン等のウエハが研削ヘッドで片面ずつ研削され、薄厚化されている。また、最近ではLEDの需要拡大から、そのベース基板となるサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライド等の基板も上記同様に研削されている。
上記は、上下方向に沿って設けられた研削ヘッドと、その研削ヘッドに対向するテーブルを備え、該テーブル上にウエハを吸着保持し、前記研削ヘッドの回転と前記テーブルの回転により前記ウエハを研削するものである(例えば特許文献1)。
特開2011−44472号公報
しかしながら、特許文献1のように片面ずつ研削ヘッドでウエハを研削する方法は、ウエハを研削した際にウエハに歪が発生し、前記テーブルからウエハの吸着を解放した際にその歪によりウエハが反る問題があった。また、前記反ったウエハをテーブルに吸着保持し、反対側の面を研削すると、その反りを矯正した際の歪により厚みにばらつきが生じる問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
請求項1の発明は、基板を両面から研削する両面研削装置において、
それぞれの研削面が対向するように且つ該研削面が鉛直方向となるように設けられると共にその少なくとも一方が水平動することで互いに接近離反動自在な2連の研削ヘッドと、
円盤状に形成され、その円周方向に複数の基板保持孔が設けられると共に前記研削ヘッドの間に位置する回転自在なターンレットとを備え、
前記ターンレットは、前記基板保持孔に少なくとも前記基板を供給する供給部と前記基板を前記両研削ヘッドで挟持される研削部とが配され、前記基板を研削するごとに順次回転して前記基板供給部から基板研削部に基板を送り込むようにした構成を採用した基板の両面研削装置である。
請求項2の発明は、前記基板がサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライドのいずれかである構成を採用した請求項1に記載の基板の両面研削装置である。
請求項1の発明によれば、両面を同時に研削するので両面を均等に研削でき、加工歪が発生せず、精度の良い研削が行なえる。
また、請求項2の発明によれば、研削する基板にサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライドのいずれかであるので、硬質な基板を高速で研削できる。
は、本発明の基板の両面研削装置の全体斜視図である。 は、本発明の基板の両面研削装置の側面図である。 は、本発明の基板の両面研削装置のインデックス部の斜視図である。 は、本発明の基板の両面研削装置のインデックス部の模式図である。
本発明の基板の両面研削装置の一実施形態について図1乃至図4に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の基板Wの両面研削装置1の全体斜視図である。前記両面研削装置1は、本体機枠上に機台2が設けられ、この機台2上の中央にターンレット部30が立設されている。また、このターンレット部30の一部を挟むように2連のヘッド保持部10a、10bが左右対称に設けられている。なお、前記ヘッド保持部10a、10bの構造は、同一であるので、共通部分は一方についてのみ説明する。
前記機台2上には、2枚の支持板3がそれぞれ3本の支持軸8上に螺合したナット部材12を介して支持されている。前記支持軸8は、三角形状に配置され、前記ナット部材12には図示しない球面座金が内蔵されている。従って、前記支持板3は、前記ナット部材12のそれぞれを調整することで水平方向の傾斜の調整が可能になっている。なお、調整度合は、ナット部材12の近傍に設けたゲージ13によって適宜行なえば良い。
また、支持板3上には、水平方向に回動可能なヘッド保持板11が設けられ、図示しない回転軸に軸支されている。また、ヘッド保持板11の両側には軸9、9が設けられ、前記軸9、9のそれぞれは支持板3上にブラケットを介して固定されたナット部材5が螺合している。従って、前記ナット部材5を調整することでヘッド保持板11は、水平方向の角度が調整可能になっている。この角度は、ナット部材5の近傍に設けられたゲージ6に従って調整すれば良い。
前記ヘッド保持板11は、その上面の長手方向に沿って2本のレール14、14が敷設されている。また、前記ヘッド保持板11上には、ヘッドブロック20が設けられ、該ヘッドブロック20の下面に設けた複数のスライドガイド15が前記レール14、14のそれぞれに摺動可能に嵌合している。従って、前記ヘッドブロック20は、前記レール14に沿って水平動が可能になっている。
また、前記レール14、14間でヘッド保持板11の一端にはモータ16が固定されており、このモータ16のモータ軸には前記レール14と平行にボールネジ17が設けられている。前記ボールネジ17はヘッドブロック20に設けられた図示しないナット部材と螺合しており、前記モータ16を駆動することで前記ヘッドブロック20は、水平動するようになっている。
前記ヘッドブロック20は、その上部に図示しないスピンドルが水平方向に沿って軸支されている。このスピンドルの装置中央側の一端には、研削ホイール21が固定されている。また、前記スピンドルの他端側にはヘッドブロック20を介して従動プーリ25が軸止されている。また、前記ヘッドブロック20上にはモータ26が固定されており、このモータ軸に駆動プーリ23が軸止されている。前記駆動プーリ23と従動プーリ25にはベルト24が掛け渡され、前記モータ26を駆動することで前記研削ホイール21が回転するようになっている。
また、前記研削ホイール21の研削面側にはダイヤモンド砥粒で形成された砥石22が設けられている。前記砥石22は、適宜、研削する基板Wの硬度や材質に応じて適宜配置や材質のものが選択できる。また、前記砥粒22の粗さも仕上げる基板Wの面粗度に応じて、適宜の粒径のものが選択できる。前記ヘッドブロック20は、2連設けられ、それぞれの研削ホイール21aと21bが砥石面を互いに対向するように配置されている。
前記ターンレット部30は、機台2上の長手方向と垂直に設けられた支持枠37上に立設されており、このターンレット部30は、円盤状のターンレット31を有している。前記支持枠37上の上面には2本のレール33、33が設けられており、前記レール33にスライドガイド40を介して支持板41が設けられている。また、この支持板41に立設された支持枠32に前記ターンレット31が回転可能に軸支されている。
前記支持板41は、図示しない適宜の駆動源により、前記レール33に沿って移動するようになっており、この移動に伴ってターンレット部30は、機台2の長手方向と垂直に移動するようになっている。
前記ターンレット31は、その中心が、図示しない回転軸を介して支持枠32に軸支されており、この回転軸の一端はモータ38に接続されている。従ってモータ38を駆動することで前記ターンレッド31は、支持枠32に対して回転するようになっている。
前記ターンレット31は、図4のようにその外周に沿って基板Wとほぼ同径の基板保持孔39が複数設けられている。この基板保持孔39には、基板Wが供給され、嵌合保持されるようになっている。
また、ターンレット31の基板保持孔39は、図4のハッチ部が基板Wの供給される基板供給部34となっており、この基板保持孔39から180°回転した位置に基板研削部35が設定されている。そして、前記基板研削部35が研削ヘッド21a、21bの間に位置するようになっている。
また、図1乃至図3のようにターンレット31が回転する際に基板保持孔39から基板Wが脱落しないように支持枠32には、前記ターンレット31の円周方向に沿ってカバー36がターンレット31の両面に設けられている。前記ターンレット31が回転する際には、前記カバー36に基板Wが保持されながら回転するので基板Wは、ターンレット31から脱落しない。
本発明の基板の両面研削装置の構成は以上であり、次に本発明の基板の両面研削装置での基板の研削方法について以下に説明する。
図4のように、図示ハッチ部の基板供給部34に適宜の手段で基板Wを供給し、該基板供給部34に位置する基板保持孔39にサファイア等の基板Wを装着保持させる。
上記と同様に先に保持された基板Wがターンレット31の回転により基板研削部35に位置すると、前記ヘッド保持部10a、10bがそれぞれ接近するようにモータ16が駆動される。なお、研削前に前記ベース板3とヘッド保持板11のナット部材12、ナット部材5を調整して研削ホイール21a、21bの角度を調整しておく。
研削ホイール21a、21bをモータ26の駆動により回転させながら、基板研削部35に位置した基板Wを研削ホイール21a、21bの砥石面に挟持させると共に適宜ターンレット31をレール33に沿って揺動運動させることで基板Wを両面から同時に研削する。
このように両面から基板Wを研削することで、歪を発生させずに基板Wを研削することができる。研削が終わると、順次ターンレット31を回転させて基板Wを順次研削し、基板供給部34に研削済みの基板Wが位置すると、基板Wを取り出す。
以上が、本発明の基板の両面研削装置の一実施形態である。なお、本発明は適宜、発明の範囲に応じて変更が可能である。
本発明の実施形態においては、研削ヘッドの角度をナット部材で調整するようにしたが、適宜駆動源を設け、自動で調整可能とすることもできる。
W 基板
1 両面研削装置
2 機台
3 ベース板
4 ナット部材
5 ナット部材
6 ゲージ
7 ゲージ
10a ヘッド保持部
10b ヘッド保持部
11 ヘッド保持板
12 ナット部材
13 ゲージ
14 レール
15 スライドガイド
16 モータ
17 ボールネジ
20 ヘッドブロック
21a 研削ホイール
21b 研削ホイール
22 砥石
23 駆動プーリ
24 ベルト
25 従動プーリ
26 モータ
30 ターンレット部
31 ターンレット
32 支持枠
33 レール
34 基板供給部
35 基板研削部
36 保持カバー
37 支持枠
38 モータ
39 保持孔
40 スライドガイド
41 支持板

Claims (2)

  1. 基板を両面から研削する両面研削装置において、
    それぞれの研削面が対向するように且つ該研削面が鉛直方向となるように設けられると共にその少なくとも一方が水平動することで互いに接近離反動自在な2連の研削ヘッドと、
    円盤状に形成され、その円周方向に複数の基板保持孔が設けられると共に前記研削ヘッドの間に位置する回転自在なターンレットとを備え、
    前記ターンレットは、前記基板保持孔に少なくとも前記基板を供給する供給部と前記基板を前記両研削ヘッドで挟持される研削部とが配され、前記基板を研削するごとに順次回転して前記基板供給部から基板研削部に基板を送り込むようにしたことを特徴とする基板の両面研削装置。
  2. 前記基板はサファイア、シリコンカーバイド、ガリウムナイトライドのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の基板の両面研削装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105171591A (zh) * 2015-08-13 2015-12-23 云南飞隆劳尔设备有限公司 一种上下盘带车刀架的双面研磨机
CN115091356A (zh) * 2022-06-13 2022-09-23 浙江避泰电气科技有限公司 电阻片研磨装置
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