JP2014204819A - 即乾ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯したほとんどの洋服等の衣類を素早く乾かすことが可能となり、加えて安価に提供すること。【解決手段】1本の線材のみで構成する即乾ハンガーはステンレス鋼線材または色付き鋼線材その他の線材を折り曲げて一筆書きの加工構成からなり、先行技術文献のような結合部品は全くなく、構成する部品点数は線材1点のみであるので製造コスト的に有利なものとなり、また、ステンレス鋼材・色付き鋼材他の線材は耐久性にも優れており利用者の家計費に大きくプラスになる。そして、手段の最大の特徴は単純が一番を基本に考え出された発明で製造工程が簡素化できる。【選択図】図1
Description
本発明は、線材のみで構成する即乾に適したハンガーに関するものである。
従来の簡易ハンガーにおいてフード付き衣服また厚手のシャツ・トレーナーさらにバスタオル等の洗濯物を干す際、フードと背中部分またお腹部分と背中部分(前と後ろ)が密着しているため簡易ハンガーで干していると乾燥するのに時間が大幅に掛かっていた。
特開2000‐153095号に係る「フードつき洋服のハンガー」は、フードつき洋服を干す時に、フードを持ち上げ乾きを早くするとある。
実用新案登録第3093832号に係る「フード付き衣服用補助ハンガー」は、簡易ハンガーに組み合わせることでフードと背中部に通気性が生まれ素早く乾燥ができるとある。
特開2000‐153095号に係る「フードつき洋服のハンガー」は、フードつき洋服を干す時に、フードを持ち上げ乾きを早くするとある。
実用新案登録第3093832号に係る「フード付き衣服用補助ハンガー」は、簡易ハンガーに組み合わせることでフードと背中部に通気性が生まれ素早く乾燥ができるとある。
このように、特許文献1「フードつき洋服のハンガー」は、フードつきの洋服を干したとき、フードと背中の部分が乾きにくく、厚手の衣類も乾きが遅いところの欠点を解決するためになされた物である。
特許文献2「フード付き衣服用補助ハンガー」は、衣服を乾燥させる際、簡易ハンガーを使うことがあるが、フード付き衣服を干す際フード部と背中部分が密着状態になり乾きが非常に遅くなるが、簡易ハンガーと組み合わせて干す事により乾きを早められるとある。
特許文献1及び特許文献2共にフード付の衣類を干し乾燥する際の時間短縮の発明と考
案であるとありますが、特許文献1は、元のハンガーに針金入りのビニールホースを取り
付けるとあるが、その取り付け部分で洗濯した衣類が引っ掛かり風で引っ張られることで
衣類に傷が付き易くなることが問題であり、さらにフック部分が回転するので隣の洗濯物
と重なり乾きが遅くなる。
特許文献2は、クリーニングから戻った時のプラスチック製簡易ハンガーを使い「フード
付き衣服用補助ハンガー」を組み合すとありますが、プラスチック製簡易ハンガーは屋外
用に作られたハンガーではないので洗濯物を干す際に毎回使っているとプラスチックの劣
化が進む問題がある。
また、簡易ハンガーは多種多様な形があり特許文献2のS字支部及び棒状支部の形状が限
定できないところも問題がある。さらに、洗濯物を干す際と取り込むときに手間が掛かる。
本発明は、フード付の衣類だけではなくワイシャツ・Tシャツ・バスタオル・ズボンまで、干すだけで従来のハンガーで干すよりも乾かす時間を短縮できて、本体以外の後付また取付け部品も全くなく、一本の線材のみで構成し耐久性にも優れていてそして安価に提供すること。
特許文献2「フード付き衣服用補助ハンガー」は、衣服を乾燥させる際、簡易ハンガーを使うことがあるが、フード付き衣服を干す際フード部と背中部分が密着状態になり乾きが非常に遅くなるが、簡易ハンガーと組み合わせて干す事により乾きを早められるとある。
特許文献1及び特許文献2共にフード付の衣類を干し乾燥する際の時間短縮の発明と考
案であるとありますが、特許文献1は、元のハンガーに針金入りのビニールホースを取り
付けるとあるが、その取り付け部分で洗濯した衣類が引っ掛かり風で引っ張られることで
衣類に傷が付き易くなることが問題であり、さらにフック部分が回転するので隣の洗濯物
と重なり乾きが遅くなる。
特許文献2は、クリーニングから戻った時のプラスチック製簡易ハンガーを使い「フード
付き衣服用補助ハンガー」を組み合すとありますが、プラスチック製簡易ハンガーは屋外
用に作られたハンガーではないので洗濯物を干す際に毎回使っているとプラスチックの劣
化が進む問題がある。
また、簡易ハンガーは多種多様な形があり特許文献2のS字支部及び棒状支部の形状が限
定できないところも問題がある。さらに、洗濯物を干す際と取り込むときに手間が掛かる。
本発明は、フード付の衣類だけではなくワイシャツ・Tシャツ・バスタオル・ズボンまで、干すだけで従来のハンガーで干すよりも乾かす時間を短縮できて、本体以外の後付また取付け部品も全くなく、一本の線材のみで構成し耐久性にも優れていてそして安価に提供すること。
本発明は、ステンレス鋼線材または色付き鋼線材(鋼線に色付きビニール等で被覆された材)その他の線材を使い、一本の線材から一筆書き状態で高い即乾性が可能になる理想の大図式(モデル)形状の即乾ハンガー1である。
本発明は、物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物を水平に設置した最上部の線材のフック部20を、懸下状に左右に跨って折り曲げた吊り掛け用フック部20のそれぞれ先端に衣類用メーンハンガー(第一ハンガー部)19とフード付衣類のフードまたタオル・ニットの帽子さらにベビー服等を掛けられる補助的な補助ハンガー(第二ハンガー部)9の両方を設けた即乾ハンガー1である。
本発明の、補助ハンガー部9は物干し竿その他棒状またはロープ状等から懸下状に左右に跨って折り曲げたフック部20線材の一方は直線状態で伸ばして、他方は傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8のその先に補助ハンガー部9を、本体と平行に位置する形で構成する即乾ハンガー1である。
本発明の、即乾ハンガー1はメーンハンガー部19前方と補助ハンガー部9後方の二つを有する構成でなり、メーンハンガー部19の肩部線材2と胸部線材3が平面視図2において平行になるように構成し、肩部線材2背中側の延長上、下段の両方先端より前方側に突き出した梁線材6を設けることで、後方背中側と前方胸お腹側に風が通る空間を形成する即乾ハンガー1である。
本発明は、簡易ハンガーの本来の単純な平面からなる原型に洗濯物を干したとき胸お腹部分と背中部分(前と後ろ)が密着しているため乾燥するのに時間が大幅に掛かっていたが、風が通り抜けるように梁線材6と補助ハンガー部9を設けることで、フード付の衣類だけではなくワイシャツ・Tシャツ・バスタオル・ズボンまで、単純に干すだけで従来のハンガーで単純に干すよりも乾かす時間を大幅に短縮できる。また本体以外の後付また取付け部品も全くなく一本の線材のみで構成し耐久性にも優れている。
本発明は、ステンレス鋼線材または色付き鋼線材その他の線材の1本からなる完成品で他の結合部品等がなく、結合部等の汚れが全く付かないで使用できるため清掃もほとんど要らない。
本発明は、1本の線材を折り曲げて一筆書きで形成し完成したことで、物が当たって変形しても柔軟性があるので簡単に直せて現状を保つ。
本発明は、洗濯物の乾燥を早めることは当然であるが洗濯物と共にハンガーの落下を抑えられるように、落下防止用の押さえバー5と物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物を水平に設置した最上部の線材のフック部20を、懸下状に左右に跨って折り曲げた吊り掛け用フック部20線材の一方の根元部7は直線状態で下に伸ばして、さらに他方の物干し竿その他棒状からなる長い物に跨り掛かったフック部20線材の半円より先端の線材を物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物の真下に先端が位置するように、傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8を伸ばすことで洗濯物と共に即乾ハンガーの落下も抑えられる特徴を備えた構成からなる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
本発明は、ステンレス鋼線材または色付き鋼線材(鋼線に色付きビニール等で被覆された材)その他の線材を使い、一本の線材から一筆書きで構成した完成品であり高い即乾性が可能になる理想の大図式(モデル)形状の即乾ハンガー1である。
本発明の、物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物を水平に設置した最上部の線材のフック部20を、懸下状に左右に跨って折り曲げたそれぞれの先端に衣類用メーンハンガー部(第一ハンガー部)19前方側とフード付衣類のフードまたタオル・ニットの帽子さらにベビー服等を掛けられる補助的な補助ハンガー部(第二ハンガー部)9後方側の二つを有する構成でなり、メーンハンガー部19の肩部線材2と胸部線材3が平面視図2において平行になるように、肩部線材2背中側の延長上、下段の両方先端より前方側に突き出した梁線材6を設けることで、後方背中側と前方胸お腹側に風が通る空間を形成する即乾ハンガー1である。
本発明は、胸部線材3の真ん中中心に空間を残し線材を上部やや内側に立ち上げ、さらにその線材を胸部線材3と平行に両側左右にUターンして伸ばし梁線材6の手前で上部やや内側5に立ち上げ、胸部線材3と平行にUターンして伸ばして一本につながることで、ズボンのベルト通し4さらにバスタオル等の落下防止の押さえバー5を設けた特徴の即乾ハンガー1である。
本発明の、即乾ハンガー1は乾燥を重視で発明に至ったが利用目的の立場では、洗濯物の乾燥を早めることは当然であるが洗濯物が乾く前にハンガーから外れあるいはハンガー共に落下したときは二度手間になる。そこで、洗濯物の落下を抑えられるように胸部線材3と挟むように押さえバー5を設けた。
さらにハンガーの落下を防ぐため、物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物を水平に設置して、即乾ハンガー1をその長い物につるす場合、第一ハンガーの物干し竿に懸下状に跨るフック部の線材下の根元部7と、第二ハンガーの物干し竿に懸下状に跨るフック部線材に傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8の位置関係は、図3、図4に示すように、懸下状に左右に跨って折り曲げた吊り掛け用フック部20線材の一方の根元部7は直線状態で下に伸ばして、さらに設置の安定度を増ため他方の物干し竿その他棒状からなる長い物に跨り掛かったフック部20線材の半円より先端の線材を物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物の真下に先端が位置するように、傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8を伸ばすことで、前記S字部8先端が前記根元部7の後部に位置するように形成されている。
さらにハンガーの落下を防ぐため、物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物を水平に設置して、即乾ハンガー1をその長い物につるす場合、第一ハンガーの物干し竿に懸下状に跨るフック部の線材下の根元部7と、第二ハンガーの物干し竿に懸下状に跨るフック部線材に傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8の位置関係は、図3、図4に示すように、懸下状に左右に跨って折り曲げた吊り掛け用フック部20線材の一方の根元部7は直線状態で下に伸ばして、さらに設置の安定度を増ため他方の物干し竿その他棒状からなる長い物に跨り掛かったフック部20線材の半円より先端の線材を物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物の真下に先端が位置するように、傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8を伸ばすことで、前記S字部8先端が前記根元部7の後部に位置するように形成されている。
本発明は、物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物に跨り掛かったフック部20線材の半円より先端の線材を物干し竿その他棒状またはロープ状からなる長い物の真下に先端が位置するように、傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字部8のその先に、フード付衣類のフードまたタオル・ニットの帽子さらにベビー服等を掛けられる補助ハンガー部(第二ハンガー部)9をメーンハンガー部(第一ハンガー部)と平面視で平行にまた側面視では肩部線材2より上部で位置する形の離間状を形成し、フード付衣類のフード又は帽子の形に合わせて補助ハンガー部9の原型を容易に変更でき、物が当たって変形しても柔軟性があるので簡単に元に直せて現状を保つ特徴がある即乾ハンガー1である。
本発明の、図1はステンレス鋼線材または色付き鋼線材その他の線材の1本を使用し折
り曲げて一筆書きの構成からなり、結合部等の汚れが全く付かないで使用できるため清掃もほとんど要らない。
り曲げて一筆書きの構成からなり、結合部等の汚れが全く付かないで使用できるため清掃もほとんど要らない。
本発明の、図5はベルト通し部4と押さえ部5を備えた構成でありますが、洗濯バサミを使用することで洗濯物の落下をより防げる即乾ハンガー1である。
本発明は、図6図7より胸側の前が開いた洗濯物を干す場合に胸部線材3の前位置で洗濯バサミを一個使用することで落下をより回避できる。補助ハンガー部9で干す際も同じく洗濯バサミを一個使用することで落下をより防げる特徴がある即乾ハンガー1である。
本発明は、図8よりジーンズのような厚手のズボンを即乾ハンガー1の衣類用メーンハンガー部(第一ハンガー部)19で干す際にズボンの中でメーンハンガー部の両端を腰辺りで止め、ズボン前側のベルト通しに線材から成るベルト通し4を通してからそのベルト通し4を上向きに少し曲げ、さらにズボンの真後側のベルト通しを線材から成る補助フック部10に掛けることで、ズボンに風が通り落下を防げる特徴がある即乾ハンガー1である。
家庭で洗濯物を干す場合、太陽の日差しの当たる時間帯に干すのが一般的であるが洗濯の量が多い家庭などは、部屋の中にも干すときもある。短い時間内に一連の洗濯仕事を済ませるためだが乾きの遅い洗濯物だけは片付かないのが現実であり、この様に一部厚手の洗濯物の乾きを早めるために本発明は有効に利用できる。
1 即乾ハンガー本体。
2 メーンハンガーの肩部線材(後方肩・背中部)
3 メーンハンガーの胸部線材(前方胸・お腹部)
4 メーンハンガーのベルト通し部。
5 メーンハンガーの押さえ部。
6 メーンハンガーの後方背中部と前方胸お腹部の空間確保の梁。
7 物干し竿に懸下状に跨るフック部の線材下の根元部。
8 物干し竿に懸下状に跨るフック部線材に傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字
部。
9 補助ハンガー部(第二ハンガー部)。
10 補助フック部
11 物干し竿その他棒状またはロープ状のもの。
19 メーンハンガー部(第一ハンガー部)。
20 フック部
2 メーンハンガーの肩部線材(後方肩・背中部)
3 メーンハンガーの胸部線材(前方胸・お腹部)
4 メーンハンガーのベルト通し部。
5 メーンハンガーの押さえ部。
6 メーンハンガーの後方背中部と前方胸お腹部の空間確保の梁。
7 物干し竿に懸下状に跨るフック部の線材下の根元部。
8 物干し竿に懸下状に跨るフック部線材に傾斜を付けながら展延状にくねらせたS字
部。
9 補助ハンガー部(第二ハンガー部)。
10 補助フック部
11 物干し竿その他棒状またはロープ状のもの。
19 メーンハンガー部(第一ハンガー部)。
20 フック部
Claims (3)
- 一本の線材を折り曲げ形成した物干し用のハンガーにおいて、懸下状の左右に折り曲げた吊り掛け用のフック部を有し、前記フック部の両先端において一方側端部に第一ハンガー部を設け、他方側端部に第二ハンガー部を設けたことを特徴とするハンガー。
- 請求項1記載のハンガーにおいて、後方の肩部線材より前方側に突き出した梁を設けて、
さらに梁は前方の胸部線材と接触し、背中部と胸お腹部の後ろと前との間に所定の空間を形成することを特徴とするハンガー。 - 本発明は、一本の線材を一筆書き状に折り曲げた特徴とする請求項1又は請求項2記
載のハンガー。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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JP2021122718A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | 智枝 三枝 | 形状可変式物干しハンガー |
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JP2606074Y2 (ja) * | 1993-08-12 | 2000-09-11 | 廣美 峪 | ハンガー |
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JP2000300417A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-10-31 | Atsuhiro Dobashi | フード付き衣類用ハンガー |
JP2006175101A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Naoko Mizuno | 衣服掛けハンガー |
JP2006247314A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Yasuko Murata | 組み立て式ハンガー |
JP2012000321A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Junko Ishiyama | 被服用ハンガー |
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2013
- 2013-04-12 JP JP2013083565A patent/JP5416298B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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